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「[[魔術]]」とは異なる神秘。[[魔術|魔術師]]達が目指す最終到達地点である「根源の渦」から引き出された力の発現。
 
「[[魔術]]」とは異なる神秘。[[魔術|魔術師]]達が目指す最終到達地点である「根源の渦」から引き出された力の発現。
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その時代の文明の力では、いかに資金や時間を注ぎ込もうとも絶対に実現不可能な「結果」をもたらすものを指して魔法と呼ぶ。<br />対して魔術は、一見ありえない奇跡に見えても、「結果」という一点においては、別の方法で代用ができる。<br />例えば魔術を用いて何もない虚空に火炎を出現させ、敵を攻撃して燃やすことは、一見してありえない奇跡に見えるが、「火で燃やす」という「結果」を問うなら、火打ち石でもマッチでもライターでも、火炎放射器でも代用ができる。<br />魔術では再現できない[[直死の魔眼]]ですら、過程ではない、もたらされる「結果」を問えば、単純に「死」であるため、魔法の域にはない。
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その時代の文明の力では、いかに資金や時間を注ぎ込もうとも絶対に実現不可能な「結果」をもたらすものを指して魔法と呼ぶ。<br>対して魔術は、一見ありえない奇跡に見えても、「結果」という一点においては、別の方法で代用ができる。<br>例えば魔術を用いて何もない虚空に火炎を出現させ、敵を攻撃して燃やすことは、一見してありえない奇跡に見えるが、「火で燃やす」という「結果」を問うなら、火打ち石でもマッチでもライターでも、火炎放射器でも代用ができる。<br>魔術では再現できない[[直死の魔眼]]ですら、過程ではない、もたらされる「結果」を問えば、単純に「死」であるため、魔法の域にはない。
    
人類が未熟な時代には数多くの魔法があったが、それらは文明の発達にともなって、殆どが魔術へと格下げされた。
 
人類が未熟な時代には数多くの魔法があったが、それらは文明の発達にともなって、殆どが魔術へと格下げされた。
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=== 第一魔法 ===
 
=== 第一魔法 ===
 
;使い手
 
;使い手
:不明。既に世界から消滅。<br />ロンドン魔術協会のロードの一角、最強の「貴い魔術回路(ブルーブラッド)」を擁する[[バルトメロイ・ローレライ|バルトメロイ]]が、他のロードすら見下す中、唯一敬意を払う対象。
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:不明。既に世界から消滅。
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:ロンドン魔術協会のロードの一角、最強の「貴い魔術回路(ブルーブラッド)」を擁する[[バルトメロイ・ローレライ|バルトメロイ]]が、他のロードすら見下す中、唯一敬意を払う対象。
    
;内容
 
;内容
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:[[キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ]]
 
:[[キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ]]
 
;内容
 
;内容
:多世界解釈――ある時の選択でAではなくBを選んでいたら、世界は別の道筋を歩む。そういった、数限りなく存在する平行世界(パラレルワールド)を行き来するというもの。ただし並行世界の“移動”ではなく“運営”であるため、後述のような並行世界に関係するあらゆる事象を引き起こせると思われる。<br />ゼルレッチ自身は[[魔術礼装]]として自身の名を冠する「宝石剣ゼルレッチ」という限定的ながら第二魔法を行使する(隣り合う世界の壁に穴を開ける程度)剣を持ち、弟子の家系・遠坂にはその製法に関する記録の断片が伝わっている。また、第二魔法の応用で「他世界の自分自身が持つスキルのみをダウンロードする」という機能を持つ「[[マジカルルビー|カレイドステッキ]]」なる魔術礼装が、遠坂に所蔵されている。<br />他に、純粋な剣技として「全く同時に太刀を振るう」を目指した結果、多重次元屈折現象(キシュア・ゼルレッチ)と呼ばれる「現象を複数の平行世界からひとつの世界に取り出す」第二魔法の領域に届いた[[アサシン|例]]もある。
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:多世界解釈――ある時の選択でAではなくBを選んでいたら、世界は別の道筋を歩む。そういった、数限りなく存在する平行世界(パラレルワールド)を行き来するというもの。
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:ただし、並行世界の「移動」ではなく「運営」であるため、応用も含めて並行世界に関係するあらゆる事象を引き起こせると思われる。
 
:;時間旅行、記録の改竄、事象の改変などもこの魔法に含まれる可能性が高い。詳しくは下記「話題まとめ」参照。
 
:;時間旅行、記録の改竄、事象の改変などもこの魔法に含まれる可能性が高い。詳しくは下記「話題まとめ」参照。
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;応用
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:現在のところ、最も触れられる機会の多い魔法であり、第二魔法そのものではないものの、その応用や一部再現とされるものも多く登場している。
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:ゼルレッチ自身は[[魔術礼装]]として自身の名を冠する「宝石剣ゼルレッチ」という限定的ながら第二魔法を行使する剣(隣り合う世界の壁に穴を開ける程度)を持ち、弟子の家系・遠坂にはその製法に関する記録の断片が伝わっている。また、第二魔法の応用で「他世界の自分自身が持つスキルのみをダウンロードする」という機能を持つ「[[マジカルルビー|カレイドステッキ]]」なる魔術礼装が、遠坂に所蔵されている。
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:他に、純粋な剣技として「全く同時に太刀を振るう」を目指した結果、多重次元屈折現象(キシュア・ゼルレッチ)と呼ばれる「現象を複数の平行世界からひとつの世界に取り出す」第二魔法の領域に届いた[[アサシン|例]]もある。
    
=== 第三魔法『魂の物質化』『天の杯(ヘヴンズ・フィール)』 ===
 
=== 第三魔法『魂の物質化』『天の杯(ヘヴンズ・フィール)』 ===
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:不明(アインツベルンの関係者)
 
:不明(アインツベルンの関係者)
 
;内容
 
;内容
:もとはアインツベルンが到達したが、現在は失われたとされている(使い手それ自体がどうなったかも含めて不明な点が多い)<br />物質界において唯一永劫不滅でありながら、肉体という枷に引きずられる魂を、それ単体で存続できるよう固定化する。精神体のまま魂単体で自然界に干渉できるという、高次元の存在を作る業。魂そのものを生き物にして、次の段階に向かう生命体として確立する。<br />端的に言えば、真の不老不死。<br />ちなみに、[[ミハイル・ロア・バルダムヨォン|ロア]]や[[タタリ/ワラキアの夜|ズェピア]]が行っているのは、魂の「情報化」であってコピーの類。
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:もとはアインツベルンが到達したが、現在は失われたとされている(使い手それ自体がどうなったかも含めて不明な点が多い)
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:物質界において唯一永劫不滅でありながら、肉体という枷に引きずられる魂を、それ単体で存続できるよう固定化する。精神体のまま魂単体で自然界に干渉できるという、高次元の存在を作る業。魂そのものを生き物にして、次の段階に向かう生命体として確立する。
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:端的に言えば、真の不老不死。
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;応用
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:アインツベルンには、魂を数秒だけ物質化させるという第三魔法に近い魔術を帯びた[[魔術礼装|限定礼装]]「天のドレス」が伝わっている。
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:また、人間ではなく千年クラスの歴史を持つ幻想種――例えば人狼である[[ルゥ=ベオウルフ]]は通常の物質的肉体を有してはおらず、存在自体が「魂の物質化をしているようなもの」と表現されている。
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:なおちなみに、[[ミハイル・ロア・バルダムヨォン|ロア]]や[[タタリ/ワラキアの夜|ズェピア]]が行っているのは魂の「情報化」であってコピーの類であり、不老不死を目指す手法ではあっても第三魔法とは関係が無い。
    
=== 第四魔法 ===
 
=== 第四魔法 ===
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;内容
 
;内容
 
:蒼崎の三代前の当主が道を開いたとされるもの。
 
:蒼崎の三代前の当主が道を開いたとされるもの。
魔法使いの夜での描写によれば、時間旅行を可能とする魔法のようである。
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:『魔法使いの夜』での描写によれば、時間旅行を可能とする魔法のようである。しかし全貌は未だ明らかにされておらず、時間旅行はこの魔法の本質ではなく、あくまで副産物に過ぎないようでもある。
しかしそれはこの魔法の本質ではなく、あくまで副産物に過ぎないようである。
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:この魔法で時間旅行を行う場合、あくまで「何かを過去や未来に飛ばす」だけで、あるものをなかったことにすることはできない。たとえば「ある生物が死んだ時間」を過去・未来に飛ばすことでその生物を生き返らせる(正確に言えば、死を回避する)ことも可能だが、それは問題を解決しているとは言えず、あくまで負債をどこかに押し付けているに過ぎない。むしろ時間旅行そのものにかかるコストを考えれば、トータルでは人類・世界の負債を増やしているとさえ言える。
この魔法で時間旅行を行う場合、あくまで「何かを過去や未来に飛ばす」だけで、あるものをなかったことにすることはできない。たとえば「ある生物が死んだ時間」を過去・未来に飛ばすことでその生物を生き返らせる(正確に言えば、死を回避する)ことも可能だが、それは問題を解決しているとは言えず、あくまで負債をどこかに押し付けているに過ぎない。むしろ時間旅行そのものにかかるコストを考えれば、トータルでは人類・世界の負債を増やしているとさえ言える。
      
=== 第六魔法 ===
 
=== 第六魔法 ===
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;内容
 
;内容
:不明。かつてアトラスの錬金術師、[[タタリ/ワラキアの夜|ズェピア・エルトナム・オべローン]]が人類滅亡を阻止するために挑み、敗れたモノ。<br />Program No.6、第六法などとも呼ばれる。<br />これの使い手が現れるとき、世界に根本的な改変がもたらされるとか。
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:不明。かつてアトラスの錬金術師、[[タタリ/ワラキアの夜|ズェピア・エルトナム・オべローン]]が人類滅亡を阻止するために挑み、敗れたモノ。
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:Program No.6、第六法などとも呼ばれる。
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:これの使い手が現れるとき、世界に根本的な改変がもたらされるとか。
    
== 魔法級 ==
 
== 魔法級 ==
勘違いされやすいが、「その時代の文明の力では、いかに資金や時間を注ぎ込もうとも絶対に実現不可能なもの」が魔法であるわけだが、「実現不可能なもの」が現代では五つ(もしくは第六法も含めて六つ)しかない、わけではない。<br />「現代の文明の力では実現不可能なもの」は、五つと言わず、それこそ幾つもある。<br />だが、その無数の「実現不可能なもの」中にあって、さらにそれを「可能にした奇跡」が魔法であり、今現在五つしかない、のである。<br />五つの魔法には該当しないが、その奇跡を指して「魔法の域」と言わしめる現象は他にも存在する。
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勘違いされやすいが、「その時代の文明の力では、いかに資金や時間を注ぎ込もうとも絶対に実現不可能なもの」が魔法であるわけだが、「実現不可能なもの」が現代では五つ(もしくは第六法も含めて六つ)しかない、わけではない。<br>「現代の文明の力では実現不可能なもの」は、五つと言わず、それこそ幾つもある。<br>だが、その無数の「実現不可能なもの」中にあって、さらにそれを「可能にした奇跡」が魔法であり、今現在五つしかない、のである。<br>五つの魔法には該当しないが、その奇跡を指して「魔法の域」と言わしめる現象は他にも存在する。
*「Fate/complete material III」に記されている「魔法級の効果」は以下。
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**[[アサシン]]の「燕返し」
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「Fate/complete material III」に記されている「魔法級の効果」は以下。
**[[宝具]]「全て遠き理想郷」
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*[[アサシン]]の「燕返し」
**[[キャスター]]の[[魔術]](柳洞寺限定)
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*[[固有結界]]
**幻想種(千年クラスの幻獣・聖獣) 例:ルゥ=ベオウルフ
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*[[宝具]]「全て遠き理想郷」
**[[サーヴァント]]の空間転移
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*[[キャスター]]の[[魔術]](柳洞寺限定)
**[[キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ|ゼルレッチ]]の宝箱
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*幻想種(千年クラスの幻獣・聖獣) 例:[[ライダー]]のペガサス
この他にも「魔法の域」や「魔法一歩手前」などの表現で言い表されるものは存在する。
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*[[サーヴァント]]の空間転移
*とはいえ、「燕返し」のように5つの魔法に関して「魔法の域」とする描写もある。<br>矛盾を起こさぬよう解釈するのなら、その使い手が存在した時代の文明では実現可能だったが、現代に至るまでに文明から関連技術が失われ再現不可能になったということであろうか。
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*[[キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ|ゼルレッチ]]の宝箱
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以上はあくまで「complete material III」で記されたものというだけで、この他にも「魔法の域」や「魔法一歩手前」などの表現で言い表されるものは存在する。<br>例えば、第二魔法の一部再現である「燕返し」と「ゼルレッチの宝箱」が該当するのであれば、同じく第二魔法を限定的に行使する[[魔術礼装]]「[[マジカルルビー|カレイドステッキ]]」と「宝石剣」、そして第三魔法を一時的に再現する「天のドレス」をここに挙げてもよいだろう。<br>また、「complete material III」の出版より後に登場した、『[[魔法使いの夜]]』の人狼[[ルゥ=ベオウルフ]]もまた、千年クラスの幻獣である。
    
== メモ ==
 
== メモ ==
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== 話題まとめ ==
 
== 話題まとめ ==
 
;残りの魔法
 
;残りの魔法
:『[[Fate/hollow ataraxia]]』において、魔術師[[バゼット・フラガ・マクレミッツ|バゼット]]の口より、「死者の蘇生には時間旅行、平行世界の運営、無の否定、いずれかの魔法が絡む」という言葉が述べられた。<br />『hollow』発売当時、ここにあげられたうちの『平行世界の運営』は、第二魔法であると既に公開されており、第三魔法が『魂の物質化』であることも明らかになっていた。『時間旅行』と『無の否定』が、まだ明らかではなかった残る第一、第四、第五のいずれに該当するのかが話題となる。
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:『[[Fate/hollow ataraxia]]』において、魔術師[[バゼット・フラガ・マクレミッツ|バゼット]]の口より、「死者の蘇生には時間旅行、平行世界の運営、無の否定、いずれかの魔法が絡む」という言葉が述べられた。<br>『hollow』発売当時、ここにあげられたうちの『平行世界の運営』は、第二魔法であると既に公開されており、第三魔法が『魂の物質化』であることも明らかになっていた。『時間旅行』と『無の否定』が、まだ明らかではなかった残る第一、第四、第五のいずれに該当するのかが話題となる。
 
*確定ではないが、第一魔法は、用語辞典で見られる「エーテル塊」の項目で記述されている「無を生み出す」という一文と、バゼットの言から『無の否定』だという説が有力視されている。使い手は死去したが、魔法の痕跡は未だ世界に留まっている。
 
*確定ではないが、第一魔法は、用語辞典で見られる「エーテル塊」の項目で記述されている「無を生み出す」という一文と、バゼットの言から『無の否定』だという説が有力視されている。使い手は死去したが、魔法の痕跡は未だ世界に留まっている。
*『時間旅行』に関しては、MELTY BLOOD、Fate/EXTRA等に青子が時間に関するいくつかの台詞を残しているところから、第五魔法に該当することが有力視されていた。<br />その後、『[[魔法使いの夜]]』にて、青子が魔法を使うシーンが公開される。しかし、この作品で『魔法・青』の全貌は明らかにはならず、いくつかの疑問が残ったままの結果となっている。<br />『魔法・青』が「時間」に関わる魔法であることは確かだが、特に[[蒼崎橙子]]からは「『時間旅行』は『平行世界の運営』に含まれる」との言葉がある。『時間旅行』が魔法である、というのも、あくまでバゼットの知識から出た言葉でしかないので、どちらが正しいのか、あるいはどちらも正しくないのか、現状では定かではない。
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*『時間旅行』に関しては、MELTY BLOOD、Fate/EXTRA等に青子が時間に関するいくつかの台詞を残しているところから、第五魔法に該当することが有力視されていた。<br>その後、『[[魔法使いの夜]]』にて、青子が魔法を使うシーンが公開される。しかし、この作品で『魔法・青』の全貌は明らかにはならず、いくつかの疑問が残ったままの結果となっている。<br>『魔法・青』が「時間」に関わる魔法であることは確かだが、特に[[蒼崎橙子]]からは「『時間旅行』は『平行世界の運営』に含まれる」との言葉がある。『時間旅行』が魔法である、というのも、あくまでバゼットの知識から出た言葉でしかないので、どちらが正しいのか、あるいはどちらも正しくないのか、現状では定かではない。
*『[[魔法使いの夜]]』本編の描写は、何かを過去や未来へ移動させる所謂『時間旅行』と言うより、対象の時間その物を切り取って未来へ先送りしたり、早回し(前借り?)したりと、時間その物を融通する(移動=旅行させる)様な表現になっている。<br />つまり上記はどちらも正しい可能性も有る。
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*『[[魔法使いの夜]]』本編の描写は、何かを過去や未来へ移動させる所謂『時間旅行』と言うより、対象の時間その物を切り取って未来へ先送りしたり、早回し(前借り?)したりと、時間その物を融通する(移動=旅行させる)様な表現になっている。<br>つまり上記はどちらも正しい可能性も有る。
    
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