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;略歴
;略歴
:真名はメドゥーサ。ギリシャ神話に名高いゴルゴン三姉妹の末妹で、その名は「支配する女」を意味する。メドゥーサは女神により「形なき島」に追放され、姉の[[ステンノ]]、[[エウリュアレ]]とともに暮らしていた。
:真名はメドゥーサ。ギリシャ神話に名高いゴルゴン三姉妹の末妹で、その名は「支配する女」を意味する。メドゥーサは女神により「形なき島」に追放され、姉の[[ステンノ]]、[[エウリュアレ]]とともに暮らしていた。
:その島で姉を守るために人を殺し、血を吸い続けたことで崩壊し、魔物「ゴルゴン」と成り果て最後はペルセウスによって討伐される。
:その島で姉を守るために人を殺し、血を吸い続けたことで崩壊し、魔物「ゴルゴン」と成り果て最後は[[ライダー (Prototype)|ペルセウス]]によって討伐される。
:その経歴からも分かるように正純な英霊ではなく反英雄、さらに言えば英霊に敵対する魔物に近い存在であるが、「かつて美しかったもの」として英霊としての側面も持つため、冬木の歪んだ聖杯に「英霊メドゥーサ」として招かれた。
:その経歴からも分かるように正純な英霊ではなく反英雄、さらに言えば英霊に敵対する魔物に近い存在であるが、「かつて美しかったもの」として英霊としての側面も持つため、[[冬木市|冬木]]の歪んだ[[聖杯]]に「英霊メドゥーサ」として招かれた。
:[[聖杯戦争|第五次聖杯戦争]]に際して[[間桐桜]]が召喚。触媒はエルトリアの古い神殿で発掘された鏡だが、縁としては弱めで、彼女が呼ばれたのは召喚主である桜との「いずれ怪物に成り果てる運命」という縁から。<br>桜は戦闘を拒否したため、[[間桐慎二]]を代理マスターとして聖杯戦争に参加することになる。
:[[聖杯戦争|第五次聖杯戦争]]に際して[[間桐桜]]が召喚。触媒はエルトリアの古い神殿で発掘された鏡だが、縁としては弱めで、彼女が呼ばれたのは召喚主である桜との「いずれ怪物に成り果てる運命」という縁から。
:桜は戦闘を拒否したため、[[間桐慎二]]を代理マスターとして聖杯戦争に参加することになる。
;人物
;人物
:冷酷かつ非情な女性で、慎二から魂喰いを命令されても平然と実行に移す。だが、本来のマスターである桜の身を第一に案じており、彼女に危害を加えようものならばそれが誰であろうとも容赦はしない。戦いから離れていたり、同じく桜を案じる相手に対しては好意的で、特に[[衛宮士郎]]に対しては、heaven's feelルート及び『[[Fate/hollow ataraxia]]』では優しいお姉さんのような態度で接している。
:冷酷かつ非情な女性で、慎二から魂喰いを命令されても平然と実行に移す。だが、本来のマスターである桜の身を第一に案じており、彼女に危害を加えようものならばそれが誰であろうとも容赦はしない。戦いから離れていたり、同じく桜を案じる相手に対しては好意的で、特に[[衛宮士郎]]に対しては、Heaven's Feelルート(以下HFルート)及び『[[Fate/hollow ataraxia]]』では優しいお姉さんのような態度で接している。
:桜が「この世すべての悪」に汚染され世界を脅かしかねない存在になっても、彼女の命のみを優先しており、サーヴァントととして非情なスタンスを徹底している。
:桜が「この世すべての悪」に汚染され世界を脅かしかねない存在になっても、彼女の命のみを優先しており、サーヴァントととして非情なスタンスを徹底している。
:長身でスタイル抜群の美女であるが、姉達の影響から彼女にとって美しさの基準とは「小さくかわいらしいこと」であるため、自分の長身で大人びたスタイルはコンプレックスとなっている。現世では[[セイバー]]や[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン|イリヤ]]といった小柄な少女にそのコンプレックスを刺激されている。
:長身でスタイル抜群の美女であるが、姉達の影響から彼女にとって美しさの基準とは「小さくかわいらしいこと」であるため、自分の長身で大人びたスタイルはコンプレックスとなっている。現世では[[セイバー]]や[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]といった小柄な少女にそのコンプレックスを刺激されている。
:長い美髪の持ち主だが、シャンプーはボディーシャンプーだったりする。
:長い美髪の持ち主だが、シャンプーはボディーシャンプーだったりする。
:本質的には好感の持てる人物なのだが、これらが判明するのはほぼheaven's feelルートと『hollow』以後。他ルートでは代理マスターの采配で悪女的に立ち回ったあげく、惨殺されるような結末ばかり。
:本質的には好感の持てる人物なのだが、これらが判明するのはほぼHFルートと『hollow』以後。他ルートでは代理マスターの采配で悪女的に立ち回ったあげく、惨殺されるような結末ばかり。
:恋愛対象はバイセクシャルであり、桜に恋愛感情を持っているのは勿論、[[美綴綾子]]にも性的な意味で好意を持つ。また桜からは士郎に好意を抱いてる事が指摘されている。好みのタイプはスタイルの良い処女とのこと。特に綾子にはストーカー行為まで行っており、もし二人きりになったら押し倒してしまうらしい。無論、綾子はその気配に気付いていて逃げ廻っている。
:恋愛対象はバイセクシャルであり、桜に恋愛感情を持っているのは勿論、[[美綴綾子]]にも性的な意味で好意を持つ。また桜からは士郎に好意を抱いてる事が指摘されている。好みのタイプはスタイルの良い処女とのこと。特に綾子にはストーカー行為まで行っており、もし二人きりになったら押し倒してしまうらしい。無論、綾子はその気配に気付いていて逃げ廻っている。
;能力
;能力
:主武装は鎖付きの短剣。機動力を活かしたトリッキーな戦い方が主で、ビル街での戦いではアクロバティックな軽業による空中戦でセイバーを翻弄したが白兵戦能力は余り高くなく、セイバーと平地で戦った際は一瞬で切り伏せられている。
:主武装は鎖付きの短剣。機動力を活かしたトリッキーな戦い方が主で、ビル街での戦いではアクロバティックな軽業による空中戦でセイバーを翻弄した。だが正面きっての白兵戦能力はサーヴァントの中では余り高くなく、セイバーと平地で戦った際は一瞬で切り伏せられている。
:しかしこれは慎二がマスターの時の話であり、桜がマスターに戻ることで[[アサシン (第五次/真アサシン)|真アサシン]]が乱射したダークを室内で全て躱す、さらには真アサシンを怪力で振り回し圧倒する、[[魔眼]]の重圧で抑えることで[[セイバーオルタ]]と渡り合うなど戦闘力は飛躍的に増す。
:しかしこれは慎二がマスターの時の話であり、桜がマスターに戻ることで[[アサシン (第五次/真アサシン)|真アサシン]]が乱射したダークを室内で全て躱す、さらには真アサシンを怪力で振り回し圧倒する、[[魔眼]]の重圧で抑えることで[[セイバーオルタ]]と渡り合うなど、戦闘力は飛躍的に増す。
:「宝石」に位置する高位の「石化の魔眼・キュベレイ」を持つ。魔力C以下は無条件で石化、魔力Bでもセーブ判定次第で石化、魔力A以上ならば全ての能力を一ランク低下させる「重圧」をかける、強力な魔眼。スキルの「対魔力」によっても抵抗できる。
:「宝石」に位置する高位の「石化の魔眼・キュベレイ」を持つ。魔力C以下は無条件で石化、魔力Bでもセーブ判定次第で石化、魔力A以上ならば全ての能力を一ランク低下させる「重圧」をかける、強力な魔眼。スキルの「対魔力」によっても抵抗できる。
:彼女自身でも制御できない魔眼で、見たものを片っ端から石にしてしまうため、使用しない時は[[宝具]]「自己封印・暗黒神殿」を利用した眼帯、あるいは魔眼殺しの眼鏡を使って封印している。
:彼女自身でも制御できない魔眼で、見たものを片っ端から石にしてしまうため、使用しない時は[[宝具]]「自己封印・暗黒神殿」を利用した眼帯、あるいは魔眼殺しの眼鏡を使って封印している。
:自らの血液で魔法陣を形成し、ペガサスを召喚することが可能。空中を自在に飛び回りさらに高い機動力を得られるばかりか、宝具「騎英の手綱」によって強化して強力な突貫攻撃を繰り出すことができる。
:自らの血液で魔法陣を形成し、ペガサスを召喚することが可能。空中を自在に飛び回りさらに高い機動力を得られるばかりか、宝具「騎英の手綱」によって強化して強力な突貫攻撃を繰り出すことができる。
:また、[[キャスター]]ほどではないが[[魔術]]の心得もある。上記の召喚もその一環である他、本編終了後は桜の魔術の師匠にもなっている。
:また、[[キャスター]]ほどではないが[[魔術]]の心得もある。上記の召喚もその一環である他、本編終了後は桜の魔術の師匠にもなっている。
== [[宝具]] ==
== [[宝具]] ==
; 他者封印・鮮血神殿(ブラッドフォート・アンドロメダ)
;他者封印・鮮血神殿(ブラッドフォート・アンドロメダ)
: ランク:B<br>種別:対軍宝具<br>レンジ:10〜40。<br>最大捕捉:500人
:ランク:B
: 由来:ギリシャ神話の王女アンドロメダ。
:種別:対軍宝具
: 形なき島を覆った血の結界。
:レンジ:10〜40。
:内部に入った人間を融解し、血液の形で魔力へと還元して、使用者が吸収する。形はドーム状をしており、巨大な眼球に取り込まれたように見える。ただし、結界外からは敵に察知されないために、そのようには見えないようになっている。土地の霊脈を傷つけるため、同一の場所に連続して施すのは不向き。
:最大捕捉:500人
:死徒や真祖といった吸血鬼とは異なるが、吸血種である彼女が効率よく血を摂取するためのもの、とされる。一般人には非常に有効だが抗魔力を持つ魔術師にはほとんど通用しない。しかしマスターが桜に戻ったあとは威力が段違いになっており、凛や士郎でも長くは持たない。
:由来:ギリシャ神話の王女アンドロメダ。
:形なき島を覆った血の結界。
:内部に入った人間を融解し、血液の形で魔力へと還元して、使用者が吸収する。形はドーム状をしており、内部からは巨大な眼球に取り込まれたように見える。ただし、結界外からは敵に察知されないようにするために、そのようには見えないようになっている。土地の霊脈を傷つけるため、同一の場所に連続して施すのは不向き。
:死徒や真祖といった吸血鬼とは異なるが、吸血種であるライダーが効率よく血を摂取するためのもの、とされる。一般人には非常に有効だが魔術師などの抗魔力を持つ相手には抵抗される場合がある。慎二がマスターの場合には士郎レベルでもほとんど通用しな威力だったが、マスターが桜に戻ったあとは威力が段違いになり、凛や士郎でも長くは持たない。
; 自己封印・暗黒神殿(ブレーカー・ゴルゴーン)
;自己封印・暗黒神殿(ブレーカー・ゴルゴーン)
: ランク:C-<br>種別:対人宝具<br>レンジ:0<br>最大捕捉:1人
:ランク:C-
: 由来:ギリシャ神話の女性型の魔物ゴルゴン。
:種別:対人宝具
: 対象に絶望と歓喜の混ざった悪夢を見せ、その力が外界へ出て行くことを封じる結界。普段の彼女はバイザーとして使用し、自身のキュベレイや魔性を封じている。使用中、視覚は完全に絶たれるため、彼女は視覚以外の聴覚、嗅覚、魔力探査などを用いて外界を認識している。<br>また当然自身以外にも使用可能で、この宝具の見せる夢を媒介に対象から吸精をすることも出来る。
:レンジ:0
:最大捕捉:1人
:由来:ギリシャ神話の女性型の魔物ゴルゴン。
:対象に絶望と歓喜の混ざった悪夢を見せ、その力が外界へ出て行くことを封じる結界。普段のライダーはバイザーとして使用し、自身のキュベレイや魔性を封じている。使用中、視覚は完全に絶たれるため、ライダーは視覚以外の聴覚、嗅覚、魔力探査などを用いて外界を認識している。
:また当然、自身以外にも使用可能で、この宝具の見せる夢を媒介に対象から吸精をすることも出来る。
;騎英の手綱(ベルレフォーン)
;騎英の手綱(ベルレフォーン)
: ランク:A+<br>種別:対軍宝具<br>レンジ:2〜50<br>最大捕捉:300人、
:ランク:A+
: 由来:ギリシャ神話の英雄ベレロポン。
:種別:対軍宝具
:レンジ:2〜50
:最大捕捉:300人、
:由来:ギリシャ神話の英雄ベレロポン。
:あらゆる乗り物を御する黄金の鞭と手綱。単体では全く役に立たないが、高い騎乗スキルと強力な乗り物があることで真価を発揮する。
:あらゆる乗り物を御する黄金の鞭と手綱。単体では全く役に立たないが、高い騎乗スキルと強力な乗り物があることで真価を発揮する。
:制御できる対象は普通の乗り物だけでなく、幻想種であっても、この宝具でいうことを聞かせられるようになる。また、乗ったものの能力を一ランク向上させる効果も持つ。
:制御できる対象は普通の乗り物だけでなく、幻想種であっても、この宝具でいうことを聞かせられるようになる。また、乗ったものの能力を一ランク向上させる効果も持つ。
:彼女は専ら召喚したペガサスに使用。真名解放すれば、限界を取っ払って時速400〜500kmという猛スピードで、流星のごとき光を放った突貫となり、巨大な城壁が高速で突撃してくるようなもの。攻守ともに破格の能力を持つ、と称されている。
:彼女は専ら召喚したペガサスに使用。真名解放すれば、限界を取っ払って時速400〜500kmという猛スピードで、流星のごとき光を放った突貫となる。その威力は巨大な城壁が高速で突撃してくるようなもの。攻守ともに破格の能力を持つ、と称されている。
:Fateルートではマスターの問題から自傷を行って自らの血であらかじめ天馬を召喚してに改めて手綱を付け、空を駆けて加速を付けた後に真名解放する形で使用した。
:Fateルートではマスターの問題から自傷を行って自らの血で天馬を召喚し、改めて手綱を付け、空を駆けて加速を付けた後に真名解放する形で使用した。
:HFルートではマスターが桜に戻った事で天馬の召喚魔法陣の展開・起動と同時に真名解放し静止状態から一気に突撃する形で使用した。
:HFルートではマスターが桜に戻った事で、天馬の召喚魔法陣の展開・起動と同時に真名解放し、静止状態から一気に突撃する形で使用した。
;;天馬
;;天馬
:: ライダーによって召喚される、神代の幻想種。ステータス上は「騎英の手綱」はこの天馬とセットで扱われるが、天馬自体は宝具ではなくライダーにとっては武装の一つに過ぎない。「騎英の手綱」を用いず騎乗することが可能。
:: ライダーによって召喚される、神代の幻想種。ステータス上は「騎英の手綱」はこの天馬とセットで扱われるが、天馬自体は宝具ではなくライダーにとっては武装の一つに過ぎない。「騎英の手綱」を用いずとも騎乗することは可能。
::通常の天馬は魔獣ランクであり、そう強力な幻想種ではない。しかし神代から存在し続けてきたこの天馬は幻獣の域に達しており、護りに関しては既に竜種に達している。セイバーの対魔力を上回る加護と膨大な魔力を放出しながらの滑空は、それだけでも大破壊力を生み出す。
::通常の天馬は魔獣ランクであり、そう強力な幻想種ではない。しかしこの天馬は神代から存在し続けてきた個体で、幻獣の域に達しており、護りに関しては既に竜種に達している。セイバーの対魔力を上回る加護と膨大な魔力を放出しながらの滑空は、それだけでも大破壊力を生み出す。
::天馬自身の意思や性格もあるが描写は少なく、詳細は不明。ライダー曰く「優しすぎて戦いには向いていない」とのことで、「騎英の手綱」を用いるのはその気にさせるためでもあるとのこと。
::天馬自身の意思や性格もあるが描写は少なく、詳細は不明。ライダー曰く「優しすぎて戦いには向いていない」とのことで、「騎英の手綱」を用いるのはその気にさせるためでもあるとのこと。
== ゴルゴンの怪物 ==
== ゴルゴンの怪物 ==
メドゥーサが怪物に成り果てた姿にして、サーヴァント・ライダーの大本(オリジナル)。
姉二人と暮らしていた「形なき島」へやって来る者たちを、姉を守るために殺し続け、その血を吸い続けることで変貌した姿。髪の毛は無数の大蛇のように変貌し、その中心に巨大な赤い一つ目となった「キュべレイ」の魔眼が輝いている。<br>メドゥーサとしての体も、心も、在り方さえも崩れ、[[ステンノ]]、[[エウリュアレ]]も巣の中の邪魔者としか認識出来ずに取り込んでしまうことになる、正真正銘の怪物。
桜に対してやや過保護に接していたのも「いずれ怪物になる運命を持つもの」「被害者のまま加害者になる、おぞましい化け物」という自分が持つこの経験ゆえのことであり、同じ運命を持つ桜を守ろうとした。
島を丸ごと覆う「他者封印・鮮血神殿」の結界を巣とし、犠牲者を増やし怪物を通り越した悪神に成長しつつあったが、当時まだ英雄ですらなく神々に乗せられた若造にすぎなかった[[ライダー (Prototype)|ペルセウス]]により討伐される。<br>戦力差はゴルゴンの怪物にとってペルセウスを「蚊程度」に感じるほどで、彼女が圧倒的に優位であった。だが、ペルセウスが「鏡の盾」の探知機を注視することで石化の魔眼を避け、「羽のサンダル」で必死に攻撃を避け続けたために苛立つ。そこでペルセウスに対して使った「自己封印・暗黒神殿」が「キビシスの袋」により反射され、かつてメデューサであった頃の記憶を悪夢として魅せられて動きが止まってしまう。その隙をつかれ、不死殺しの「ハルペー」で首を断たれ敗れた。
==ライダー(クラスカード)==
『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』で登場。<br>
冬木の聖杯戦争におけるサーヴァントとは異なり、「クラスカード」と呼ばれるカードを媒介に、ただの「力」として使役される存在。ただし、その力は本来のものより劣化している。
;黒化英霊
:クラスカード・ライダーが一時的に実体化した姿。確たる意思はなく、ただ敵を排除するために動く。
:基本的なデザインはサーヴァント・ライダーを踏襲し、黒化の影響によるアレンジを加えたもの。「自己封印・暗黒神殿」の形状が変化し、中央部に眼球のような意匠が追加されている。服装も鱗模様があるものに変わり、全体的に蛇や彼女の反転後であるゴルゴンを想起させる姿になっている。
:穂群原学園高等部の校庭に位置する鏡面界に出現。黒化しても高ランクの対魔力を保有し、初陣で戦闘に不慣れな[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン#魔法少女プリズマ☆イリヤ|イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]を短剣とスピードを武器に攻めたてる。イリヤから反撃を受け、「騎英の手綱」を発動して薙ぎ払おうとするが、その隙を突いた[[美遊・エーデルフェルト]]の「刺し穿つ死棘の槍」による一撃を受け、回収された。
;限定展開
:カレイドステッキが、宝具「騎英の手綱」に変化する。ただし具現化するのは手綱のみで、乗り物は一緒に具現化されないため、単独では使えない。
;夢幻召喚
:英霊○○○と一時的に同化し、ライダーの宝具とスキル、身体能力の会得する。
:通常武装は鎖つきの短剣。素早い動きを得意とする。
;;騎英の手綱(ベルレフォーン)
::宝具。召喚したペガサスに使用し、桁違いの突進力で突貫し、敵を粉砕する。
;;石化の魔眼・キュベレイ
::スキル。宝石級の干渉力を持ち、敵を拘束する魔眼。
::サーヴァント・ライダーの場合はランクA+だったが、クラスカードの場合は劣化している。美遊の場合はランクA、イリヤの場合はランクBで更に右目のみに発現するにとどまっている。
;;自己封印・暗黒神殿(ブレイカー・ゴルゴーン)
::宝具。キュベレイの威力を制御する結界。
::美遊の場合は両目を覆うバイザー状に、イリヤの場合は右目だけを覆う眼帯状になっている。
== 登場作品と役柄 ==
== 登場作品と役柄 ==
:桜のサーヴァントとして召喚され、慎二の指揮下で戦う。
:桜のサーヴァントとして召喚され、慎二の指揮下で戦う。
;[[Fate/hollow ataraxia]]
;[[Fate/hollow ataraxia]]
:衛宮家の居候。骨董品店でアルバイトしながら生活中。読書が趣味。ママチャリでは満足できないので、士郎のスポーツタイプ自転車を狙う。姉二人や生前のエピソードも。
:衛宮家の居候。骨董品店でアルバイトしながら生活中。読書が趣味。ママチャリでは満足できないので、士郎のスポーツタイプ自転車を狙う。
:姉二人や生前のエピソードも。
;[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]
;[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]
:クラスカードの一枚であり、黒化英雄として登場。
:クラスカードの一枚であり、黒化英雄として登場。
;[[フェイト/タイガーころしあむ]]/[[フェイト/タイガーころしあむ アッパー]]
;[[フェイト/タイガーころしあむ]]/[[フェイト/タイガーころしあむ アッパー]]
:[[蒼崎橙子|ある魔術師]]にもらった眼鏡が何者かに盗まれた。犯人を捜すべく、眼鏡の鬼となって町へと出る。……要するに、別視点バージョンの凛ルート。<br>アッパーでは出番はあるものの個別のシナリオモードはなし。
:[[蒼崎橙子|ある魔術師]]にもらった眼鏡が何者かに盗まれた。犯人を捜すべく、眼鏡の鬼となって町へと出る。……要するに、別視点バージョンの凛ルート。
:アッパーでは出番はあるものの個別のシナリオモードはなし。
;[[Fate/unlimited codes]]
;[[Fate/unlimited codes]]
:「妖艶なる黒き蛇」。鎖付き短剣を駆使する。<br>自身のルートでは令呪を使い切りマスター権を放棄した桜を間桐の呪縛から救うべく独自に行動。サーヴァントの魂を自己封印&他者封印の宝具二つによって自らの体内に留め、諸共自壊することで桜を聖杯として完成させないという力技で彼女を救う。
:「妖艶なる黒き蛇」。鎖付き短剣を駆使する。
:自身のルートでは令呪を使い切りマスター権を放棄した桜を間桐の呪縛から救うべく独自に行動。サーヴァントの魂を「自己封印・暗黒神殿」&「他者封印・鮮血神殿」の宝具二つによって自らの体内に留め、諸共自壊することで桜を聖杯として完成させないという力技で彼女を救う。
;[[Fate/Ace Royal]]
;[[Fate/Ace Royal]]
:[[英霊カード]]の一枚として登場。最高の物理攻撃力を持つ英霊。低コストで使用できる「騎英の手綱」を軸として、相手を速攻で潰していくスタイルとなる。「ライダー」で召喚すると「騎英の手綱」の威力が上がる。アーチャー・キャスター・バーサーカーの適性も持つが、そもそも「ライダー」のクラス自体が優秀なので、選べるのなら「ライダー」一択。<br>「他者封印・鮮血神殿」での回復がカギを握るトリッキーなキャラだが、アルトリアやメディアのような相性の悪い相手を素早く片付けると途端に楽になる。何事にも「速さ」が肝要である。
:[[英霊カード]]の一枚として登場。最高の物理攻撃力を持つ英霊。低コストで使用できる「騎英の手綱」を軸として、相手を速攻で潰していくスタイルとなる。「ライダー」で召喚すると「騎英の手綱」の威力が上がる。アーチャー・キャスター・バーサーカーの適性も持つが、そもそも「ライダー」のクラス自体が優秀なので、選べるのなら「ライダー」一択。
:「他者封印・鮮血神殿」での回復がカギを握るトリッキーなキャラだが、アルトリアやメディアのような相性の悪い相手を素早く片付けると途端に楽になる。何事にも「速さ」が肝要である。
;[[氷室の天地 Fate/school life]]
;[[氷室の天地 Fate/school life]]
:本編ではメドゥーサのイメージ映像やカードキャラとして間接的に登場するほか、単行本カバー下のおまけ漫画「[[セイバー|空腹]]・眼鏡・[[キャスター|人妻]]の おなじみ英霊様」で女性英霊の両名と共に出演。
:本編ではメドゥーサのイメージ映像やカードキャラとして間接的に登場するほか、単行本カバー下のおまけ漫画「[[セイバー|空腹]]・眼鏡・[[キャスター|人妻]]の おなじみ英霊様」で女性英霊の両名と共に出演。
:凛と桜の付き添いで来店。[[ウェイバー・ベルベット]]に絡む。危険を感じて途中退店。
:凛と桜の付き添いで来店。[[ウェイバー・ベルベット]]に絡む。危険を感じて途中退店。
;[[コハエース]]
;[[コハエース]]
:作者の趣味で、まだ『stay night』が世に出ていないはずの第1話から毎回のように登場する。<br>嫌々出ている節があり、事ある毎に帰りたがる。<br>ただしサクラが絡むと冷静な態度が一変、擁護する為熱くなりがち。途中からメガネからコンタクトに移行。
:作者の趣味で、まだ『stay night』が世に出ていないはずの第1話から毎回のように登場する。
:嫌々出ている節があり、事ある毎に帰りたがる。ただしサクラが絡むと冷静な態度が一変、擁護する為熱くなりがち。
:途中からメガネからコンタクトに移行。
;[[カプセルさーばんと]]
;[[カプセルさーばんと]]
:さーばんとの一匹。
:さーばんとの一匹。
== 人間関係 ==
== 人間関係 ==
=== 冬木 ===
;[[間桐桜]]
;[[間桐桜]]
:召喚者であり真のマスター。『hollow』の頃になると[[魔術]]の手ほどきもしている。本質的に似ているということもあって姉妹のように仲が良いが、本気で怒った桜はライダーのトラウマになっている。
:召喚者であり真のマスター。『hollow』の頃になると魔術の手ほどきもしている。本質的に似ているということもあって姉妹のように仲が良いが、本気で怒った桜はライダーのトラウマになっている。
;[[間桐慎二]]
;[[間桐慎二]]
:桜の兄。偽臣の書で仮のマスターとして聖杯戦争に参加する。
:桜の兄。偽臣の書で仮のマスターとして聖杯戦争に参加する。
;[[衛宮士郎]]
;[[衛宮士郎]]
:『stay night』ではルート次第で敵対・共闘。『hollow』では家主。アルバイトに勤しみながら彼のスポーツ自転車を狙う。士郎の記憶は消しつつ、時々「つまみ食い」をしている。
:『stay night』ではルート次第で敵対・共闘。『hollow』では家主。アルバイトに勤しみながら彼のスポーツ自転車を狙う。士郎の記憶は消しつつ、時々「つまみ食い」をしている。
;[[セイバー]]
;[[セイバー]]
:基本的には互いにソリの会わない相手。<br>衛宮邸で一緒に暮らすようになってからは、双方とも一応相手を尊重する態度で接しつつ、あまり深く関わらないようにしているものの、小さな喧嘩は絶えない。<br>というか、もし彼女がセイバーの[[Fate/Zero|四次時代]]のバイクに関するエピソードを知ってしまったら、仁義無き乗り物バトル勃発の危険性があるのだが。
:基本的には互いにソリの会わない相手。
:衛宮邸で一緒に暮らすようになってからは、双方とも一応相手を尊重する態度で接しつつ、あまり深く関わらないようにしているものの、小さな喧嘩は絶えない。
;[[キャスター]]
;[[キャスター]]
:神に運命を弄ばれた者同士……のはずだが、仲はあまり良くない。ライダーは陰湿なキャスターが癇に障るし、キャスターは大柄なライダーに苛々するようで、互いに皮肉の応酬が繰り広げられる。
:神に運命を弄ばれた者同士……のはずだが、仲はあまり良くない。ライダーは陰湿なキャスターが癇に障るし、キャスターは大柄なライダーに苛々するようで、互いに皮肉の応酬が繰り広げられる。
=== 生前 ===
;[[ステンノ]]、[[エウリュアレ]]
:二人の姉。完全な不老不死であるため、見た目はライダーよりも幼い。彼女の長身コンプレックスの原因の一端。
;[[ライダー (Prototype)|ペルセウス]]
:生前に自分を殺した相手。<br>当然快く思っている筈もなく、彼女が慎二を嫌っている理由の一つは、「慎二が彼に似ているから」である。
=== その他 ===
;[[琥珀]]
;[[琥珀]]
:傍迷惑な相手。『[[コハエース]]』では彼女の無茶ぶりに散々振り回される。
:傍迷惑な相手。『[[コハエース]]』では彼女の無茶ぶりに散々振り回される。
;[[ウェイバー・ベルベット]]
;[[ウェイバー・ベルベット]]
:『[[アーネンエルベの一日]]』ではタダ飯をたかりつつ翡翠の殺人料理から庇ってやったりと不思議な絡み方をしていたが、『コハエース』ではだいぶ接し方が優しい。でもサーヴァントの方には顔パンチ入れる。
:『[[アーネンエルベの一日]]』ではタダ飯をたかりつつ翡翠の殺人料理から庇ってやったりと不思議な絡み方をしていたが、『コハエース』ではだいぶ接し方が優しい。でもサーヴァントの方には顔パンチ入れる。
== 名台詞 ==
== 名台詞 ==
=== Fate/stay night ===
=== Fate/stay night ===
;「腹立たしい事ですが、兵は上官を選べない。<br> ここは不満を口にするより長所を探す方が前向きでしょう。<br> ...まぁ、そんなものがあれば、の話ですが。」
;「腹立たしい事ですが、兵は上官を選べない。ここは不満を口にするより長所を探す方が前向きでしょう。……まぁ、そんなものがあれば、の話ですが。」
;「何気無い仕草ですら、癇に障ります。」
;「何気無い仕草ですら、癇に障ります。」
:アニメ版DVD特典『ライダーの慎二観察日記』より。
:初っ端からこの調子で、もはや慎二をマスターとして見なしていません。
:初っ端からこの調子で、もはや慎二をマスターとして見なしていません。
;「ふふっ。凛、腰が入っていませんよ、腰が。」
;「ふふっ。凛、腰が入っていませんよ、腰が。」
:慎二に顔パンをおみまいした凛へ心の中でアドバイス。遠くから眺め微笑む姿はどこか妖艶である。
:同上。慎二に顔パンをおみまいした凛へ心の中でアドバイス。遠くから眺め微笑む姿はどこか妖艶である。
;「マズイッ、トドメは私が。」
;「マズイッ、トドメは私が。」
: アニメ版DVD特典『ライダーの慎二観察日記』より。
:同上。追い詰められる慎二をみて零れた一言。ライダーさん、心の声がだだ漏れですよ。
=== Fate/hollow ataraxia ===
=== Fate/hollow ataraxia ===
;「サクラは、すごいですよ」
;「サクラは、すごいですよ」
:桜と二人でプールに行く士郎への忠告にて。<br>Fate屈指の巨乳キャラであるライダーをしてここまで言わしめる桜のバスト。士郎曰く宝具だとか。
:桜と二人でプールに行く士郎への忠告にて。
:Fate屈指の巨乳キャラであるライダーをしてここまで言わしめる桜のバスト。士郎曰く宝具だとか。
;「ところでアヤコ、最近はバランスのいい食生活を送っていますか?貴女はあまり肉を摂らないようですが、それでは血液に脂が乗らない。口あたりはいいのですが、あまりコクがないのもどうかと思います」
;「ところでアヤコ、最近はバランスのいい食生活を送っていますか?貴女はあまり肉を摂らないようですが、それでは血液に脂が乗らない。口あたりはいいのですが、あまりコクがないのもどうかと思います」
=== フェイト/タイガーころしあむ ===
=== フェイト/タイガーころしあむ ===
;「ですが!しかし!それよりももっと許せない悪があるとするならば!<br> それは貴方のような自己中心的男性優位思想ですッッ!!<br> 『眼鏡を外した方が可愛いから僕の前では外しておけ』…?横に美人がいた方が僕の見栄えが良くなるんだよ!…という考えですよね!?<br> あくまで女性は男性の道具。物を見たり考えたりする事はどうでもいいから添え物として美しければ良い!…という傲慢な考えですよね。<br> いいですかシンジ!誰にも、人間を、モノ呼ばわりする権利はないのです!!<br> その腐った認識、すべて貴方に返します!!」
;「ですが!しかし!それよりももっと許せない悪があるとするならば!<br> それは貴方のような自己中心的男性優位思想ですッッ!!<br> 『眼鏡を外した方が可愛いから僕の前では外しておけ』…?横に美人がいた方が僕の見栄えが良くなるんだよ!…という考えですよね!?<br> あくまで女性は男性の道具。物を見たり考えたりする事はどうでもいいから添え物として美しければ良い!…という傲慢な考えですよね。<br> いいですかシンジ!誰にも、人間を、モノ呼ばわりする権利はないのです!!<br> その腐った認識、すべて貴方に返します!!」
:自身のルートにて、眼鏡萌えを否定した慎二に対して。<br>[[氷室の天地 Fate/school life|シナリオライター]]の魂の叫びが暴走している台詞(ちなみに、文面はある漫画のパロディである)。
:自身のルートにて、眼鏡萌えを否定した慎二に対して。
:シナリオライター・磨伸映一郎の魂の叫びが暴走している台詞(ちなみに、文面はある漫画のパロディである)。
;「はい……ワカメ狩りの時間ですね」
;「はい……ワカメ狩りの時間ですね」
;「大抵の無礼は許します……いえ、許しませんよ。」
;「大抵の無礼は許します……いえ、許しませんよ。」
:ギルガメッシュルートにて、慎二を下郎と言ったギルガメッシュに対して。<br>この台詞の他にも慎二を<b>「ワカメです。それも安物の。」</b>、戦いに敗れた慎二に対し<b>「顔が悪いですね。」</b>など、出番こそ少ないが名言は多い。
:ギルガメッシュルートにて、慎二を下郎と言ったギルガメッシュに対して。
:この台詞の他にも慎二を「ワカメです。それも安物の。」、戦いに敗れた慎二に対し「顔が悪いですね。」など、出番こそ少ないが名言は多い。
;「相変わらず健啖ですねセイバー。常に食事をとる呪いにでもかかっているかのようですね。」
;「相変わらず健啖ですねセイバー。常に食事をとる呪いにでもかかっているかのようですね。」