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{{サーヴァント概要
 
{{サーヴァント概要
 
| タイトル = セイバー
 
| タイトル = セイバー
| 真名 = ネロ・クラウディウス<br />
+
| 真名 = ネロ・クラウディウス
(ネロ・クラウディウス・カエサル・アウグストゥス・ゲルマニクス)
+
| 本名 = ネロ・クラウディウス・カエサル・アウグストゥス・ゲルマニクス
 
| 外国語表記 = Nero Claudius  
 
| 外国語表記 = Nero Claudius  
 
| 初登場作品 = [[Fate/EXTRA]]
 
| 初登場作品 = [[Fate/EXTRA]]
 
| 声優 = 丹下桜
 
| 声優 = 丹下桜
| 演者 =
   
| 身長 = 150cm
 
| 身長 = 150cm
 
| 体重 = 42kg
 
| 体重 = 42kg
 
| 誕生日 = 12月15日
 
| 誕生日 = 12月15日
| 血液型 =
   
| 出典 = 史実
 
| 出典 = 史実
 
| 地域 = ローマ
 
| 地域 = ローマ
 
| 属性 = 混沌・善
 
| 属性 = 混沌・善
| 隠し属性 = 人
+
| 副属性 = 人
 
| 性別 = 女性
 
| 性別 = 女性
 
| スリーサイズ = B83/W56/H82
 
| スリーサイズ = B83/W56/H82
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| 二人称 = 貴殿/貴様/○○(呼び捨て)
 
| 二人称 = 貴殿/貴様/○○(呼び捨て)
 
| 三人称 = 貴殿たち/貴様ら/○○(呼び捨て)
 
| 三人称 = 貴殿たち/貴様ら/○○(呼び捨て)
| 異名 =
  −
| 愛称 =
   
| イメージカラー = 薔薇の赤
 
| イメージカラー = 薔薇の赤
| サーヴァント階位 =
   
| 特技 =  
 
| 特技 =  
 
;EXTRA
 
;EXTRA
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; 略歴
 
; 略歴
 
: 『[[Fate/EXTRA]]』ではムーンセルの聖杯戦争において、[[主人公 (EXTRA)|主人公]]によって召喚されるが、主人公がマスターとして不完全であるため、当初はその霊格の全てを再現できない。戦略的な理由から、真名と宝具の正体を明かさぬまま、月の聖杯戦争に挑む。
 
: 『[[Fate/EXTRA]]』ではムーンセルの聖杯戦争において、[[主人公 (EXTRA)|主人公]]によって召喚されるが、主人公がマスターとして不完全であるため、当初はその霊格の全てを再現できない。戦略的な理由から、真名と宝具の正体を明かさぬまま、月の聖杯戦争に挑む。
: 『[[Fate/Grand Order]]』第二特異点『永続狂気帝国 セプテム』では生前の本人として登場。西暦60年のローマを統治している中、突如として出現した連合ローマ帝国から侵攻を受け、窮地に陥っていた時に、[[主人公 (Grand Order)|主人公]]と[[マシュ・キリエライト]]に出会う。
+
: 『[[Fate/Grand Order]]』第二特異点『[[永続狂気帝国 セプテム]]』では生前の本人として登場。西暦60年のローマを統治している中、突如として出現した連合ローマ帝国から侵攻を受け、窮地に陥っていた時に、[[主人公 (Grand Order)|主人公]]と[[マシュ・キリエライト]]に出会う。
 
: 彼らと力を合わせ、歴代の皇帝や[[ロムルス|偉大なる神祖]]と敵対することに悩みながらも本当のローマを取り戻すべく戦う。
 
: 彼らと力を合わせ、歴代の皇帝や[[ロムルス|偉大なる神祖]]と敵対することに悩みながらも本当のローマを取り戻すべく戦う。
: 終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿にローマ軍団とともに召喚され、歴代皇帝の筆頭に立ち、Ⅱの座を統括する[[魔神柱|情報室フラウロス]]と交戦する。
+
: 終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』では冠位時間神殿にローマ軍団とともに召喚され、歴代皇帝の筆頭に立ち、Ⅱの座を統括する[[魔神柱|情報室フラウロス]]と交戦する。
 
; 人物
 
; 人物
 
: あどけなさを残した風貌に赤い舞踏服(ドレス)に身を包んだ、自称・男装の少女剣士。
 
: あどけなさを残した風貌に赤い舞踏服(ドレス)に身を包んだ、自称・男装の少女剣士。
: 自ら万能の天才と称し、大抵のことは無理やり実現化させてしまう。皇帝を名乗り、我が儘で身勝手、常に上から目線で猪突猛進気味と、普通であれば嫌な性格となる要素が満載ながら明るく闊達、あまり細かいところは気にしない大雑把さ、子供のような無邪気さを併せ持った、非常に可愛らしい性格。情熱的な性分であり、主人公と接しているときは「いろいろと自重している」らしい。恋愛関係には生前のこともあって寛大だが、度を超されると拗ねる。
+
: 自ら万能の天才と称し、大抵のことは無理やり実現化させてしまう。皇帝を名乗り、我が儘で身勝手、常に上から目線で猪突猛進気味と、普通であれば嫌な性格となる要素が満載ながら明るく闊達、あまり細かいところは気にしない大雑把さ、子供のような無邪気さを併せ持った、非常に可愛らしい性格<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order material Ⅰ』p.46" >「ネロ・クラウディウス」『Fate/Grand Order material Ⅰ』p.46。</ref>。情熱的な性分であり<ref group ="注">『EXTRA』シリーズでは[[主人公 (EXTRA)|主人公]]と接しているときは「いろいろと自重している」らしい。</ref>、恋愛関係には生前のこともあって寛大だが、度を超されると拗ねる<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order material Ⅰ』p.46" />。
: 芸術家を自称し、独特の美意識を持つ。美少年や美老年が好き。美少女はもっと好き。美しければ何であれ大好き。自分の事を至高の芸術と謳いながら、あらゆる人々の人生も美しいと讃える「暴君」。華々しく散る生命を象徴するような、誰よりも身勝手で、何よりも眩しい少女。
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: 芸術家を自称し、独特の美意識を持つ。美少年や美老年が好き。美少女はもっと好き。美しければ何であれ大好き。自分の事を至高の芸術と謳いながら、あらゆる人々の人生も美しいと讃える「暴君」。華々しく散る生命を象徴するような、誰よりも身勝手で、何よりも眩しい少女<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order material Ⅰ』p.46" />。
 
: 背が低いことを密かに気にしている。子供扱いされるのが嫌いで、「姫」と呼ぶと怒る。湯浴みが好きで、彼女自身のイメージもあってよく薔薇風呂に入っている絵が描かれている。
 
: 背が低いことを密かに気にしている。子供扱いされるのが嫌いで、「姫」と呼ぶと怒る。湯浴みが好きで、彼女自身のイメージもあってよく薔薇風呂に入っている絵が描かれている。
 
: 自身の全てについて自信を持っているため、ギャグなどでは所謂ドヤ顔で描かれることが多い。ドヤ顔で得意げにしつつ、褒めろ構えとこちらをそわそわと伺うその姿はまさに飼い主に構ってほしがるワンコそのものである。
 
: 自身の全てについて自信を持っているため、ギャグなどでは所謂ドヤ顔で描かれることが多い。ドヤ顔で得意げにしつつ、褒めろ構えとこちらをそわそわと伺うその姿はまさに飼い主に構ってほしがるワンコそのものである。
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::ネロが自らの手で、自らのために作り上げた武器。銘には「regnum caelorum et gehenna(レグナム カエロラム エト ジェヘナ / 天国と地獄)」と刻まれている。
 
::ネロが自らの手で、自らのために作り上げた武器。銘には「regnum caelorum et gehenna(レグナム カエロラム エト ジェヘナ / 天国と地獄)」と刻まれている。
 
::彼女のテンションが高まると炎を纏い、必要とあらば色も変える、空気の読める宝剣。
 
::彼女のテンションが高まると炎を纏い、必要とあらば色も変える、空気の読める宝剣。
  −
=== スキル ===
  −
『[[Fate/EXTRA]]』と『[[Fate/EXTRA CCC]]』で使用するスキル。
  −
  −
; 花散る天幕(ロサ・イクトゥス)
  −
: 敵に向かって突進し、すれ違い様に斬りつけ、筋力ダメージを与える。
  −
; 喝采は剣戟の如く(グラディサヌス・プラウセルン)
  −
: 斬り下ろし、斬り上げ、斬り下ろしの三連撃。敵に筋力ダメージ。
  −
; 喝采は万雷の如く(パリテーヌ・プラウセルン)
  −
: 敵に筋力ダメージ。ある条件を満たすと「喝采は剣戟の如く」を上書きする形で取得する。『Fate/EXTRA』のみ使用。
  −
; 燃え盛る聖者の泉(トレ・フォンターネ・アーデント)
  −
: 3ターンの間、ATTACKの攻撃力が上昇。
  −
; 傷を拭う聖者の泉(トレ・フォンターネ・クラーティオ)
  −
: 3ターンの間、BREAKにHP吸収効果を付与。
  −
; 時を縫う聖者の泉(トレ・フォンターネ・テンプスティス)
  −
: 3ターンの間、GUARDに対ATTACKスタン効果を付与。
  −
; 三度、落陽を迎えても(インウィクトゥス・スピリートゥス)
  −
: 自身のHPが尽きた時一度だけ復活する、リレイズ効果を付与。
  −
: 『Grand Order』では保有スキルとなり、同様の効果を持つガッツ状態を自身が5ターン中3回まで発生可能となる。
  −
; 黄金律・皇帝特権
  −
: 保有スキル「皇帝特権」によって取得した自動発動スキル。戦闘終了時のアイテム入手率が上昇。
  −
; 剣術・皇帝特権
  −
: 『CCC』で 保有スキル「皇帝特権」によって追加された自動発動スキル。チェインの威力を強化。
  −
; 童女謳う華の帝政(ラウス・セント・クラウディウス)
  −
: 『招き蕩う黄金劇場』の発動中のみ使用可能のスキル。敵に筋力貫通ダメージを与える。
  −
: 『EXTRA』では「花散る天幕」と同じ動作だったが、『CCC』では相手の懐に飛び込み、十文字に斬り裂くという個別のモーションとなった。
  −
: 『Grand Order』では宝具名として登録され、黄金劇場を展開し敵陣を一閃する技となっている。
  −
; 星馳せる終幕の薔薇(ファクス・カエレスティス)
  −
: 『CCC』で追加。剣で弧を描いた後、炎を纏った突撃を炸裂させる。
  −
: 相手に筋力ダメージ+燃焼の状態異常を付与。
  −
: 『Grand Order』では[[ネロ・クラウディウス〔ブライド〕]]の宝具攻撃として登場する。
      
== 別クラス / バリエーション / コスチューム ==
 
== 別クラス / バリエーション / コスチューム ==
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詳細は「[[ネロ・クラウディウス〔キャスター〕]]」を参照。
 
詳細は「[[ネロ・クラウディウス〔キャスター〕]]」を参照。
 +
 +
『Fate/EXTELLA LINK』ではこの時の衣装が有料DLC「情熱のビキニ」として実装されている。
 +
 
=== セイバー・ヴィーナス ===
 
=== セイバー・ヴィーナス ===
 
『Fate/EXTELLA』で登場した形態。ネロの自称では「セイバー・ヴイナス」とも呼ばれる。
 
『Fate/EXTELLA』で登場した形態。ネロの自称では「セイバー・ヴイナス」とも呼ばれる。
111行目: 78行目:     
両手両足に白金色の防具、背には同じく白金色の翼を身に着けているが、胴体部は極めて露出度の高いビキニアーマー(……もはやビキニの体すら成していないが)となっている。
 
両手両足に白金色の防具、背には同じく白金色の翼を身に着けているが、胴体部は極めて露出度の高いビキニアーマー(……もはやビキニの体すら成していないが)となっている。
 +
 +
=== ネロ・クラウディウス〔デスクトップアーミー〕 ===
 +
メガハウスが販売しているフィギュアシリーズ『デスクトップアーミー』におけるネロ・クラウディウス。<br/>
 +
「Dragoon」に属するD-phone(人型携帯端末)であり、正式な型番名は「TM-731[SB]d[CHALDEA]series」。スマートフォンゲーム『Fate/Grand Order』がプリインストールされている特化型で、TRY-MOVE社によって販売された。<br/>
 +
人格はサーヴァントとしてのネロそのものであり、自我を持った後同じくD-phoneとして自我を持ったエリザの噂を聞きつけ、アイドルとしての対抗意識を燃やしている。<br/>
 +
普段は「ネロ祭」と称してD-phoneの間で芸術活動として黄金劇場をしばしば開催しているとか。
    
== ステータス ==
 
== ステータス ==
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! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
|-
 
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| rowspan="2"|[[セイバー]] || [[主人公 (EXTRA)]] || D || D || A || B || A || B || 対魔力:C || 皇帝特権:EX<br />頭痛持ち:B || style="text-align:left"|初期パラメータはオールE。
+
| rowspan="2"|[[セイバー]] || [[主人公 (EXTRA)]] || D || D || A || B || A || B || 対魔力:C || 皇帝特権:EX<br />頭痛持ち:B || style="text-align:left"|初期ステータスはオールE。
 
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| [[主人公 (Grand Order)]] || D || D || A || B || A || B || 対魔力:C<br />騎乗:B || 頭痛持ち:B<br />皇帝特権:EX<br />三度、落陽を迎えても:A || style="text-align:left"|
+
| [[主人公 (Grand Order)]] || D || D || A || B || A || B || 対魔力:C<br />騎乗:B || 頭痛持ち:B<br />皇帝特権:EX<br />三度、落陽を迎えても:A<br />富の杯:B<br>皇帝特権(喝采):EX || style="text-align:left"|強化クエストクリアで「頭痛持ち」→「富の杯」に変化。<br>強化クエスト2クリアで「皇帝特権」→「皇帝特権(喝采)」に変化。
 
|-
 
|-
 
| セイバー・ヴィーナス || [[主人公 (EXTRA)]] || C || C || B || A+ || EX || EX || ?|| ? || style="text-align:left"|
 
| セイバー・ヴィーナス || [[主人公 (EXTRA)]] || C || C || B || A+ || EX || EX || ?|| ? || style="text-align:left"|
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: ランク:B<br />種別:対陣宝具<br />レンジ:30、60、90<br />最大捕捉:100人、500人、1000人
 
: ランク:B<br />種別:対陣宝具<br />レンジ:30、60、90<br />最大捕捉:100人、500人、1000人
 
: 由来:聴衆に自らの公演を強制的に最後まで聞かせるべく、劇場の出入り口を全て封鎖し閉じ込めたというエピソード。
 
: 由来:聴衆に自らの公演を強制的に最後まで聞かせるべく、劇場の出入り口を全て封鎖し閉じ込めたというエピソード。
: 己の願望を達成させる絶対皇帝圏。生前の彼女が自ら設計しローマに建設した劇場「ドムス・アウレア」を、魔力によって再現したもの。自分の心象風景を具現した異界を一時的に世界に上書きして作り出す、[[固有結界]]とは似て非なる大魔術であり、自身が生前設計した劇場や建造物を魔力で再現し、彼女にとって有利に働く戦場を作り出す。世界を書き換える固有結界とは異なり、世界の上に一から建築するために、長時間展開・維持できる。
+
: 己の願望を達成させる絶対皇帝圏。生前の彼女が自ら設計しローマに建設した劇場「ドムス・アウレア」を、魔力によって再現したもの<ref group = "出" name="『Fate/EXTRA material』『Fate/Grand Order material Ⅰ』">「Fate/EXTRA用語辞典-招き蕩う黄金劇場」『Fate EXTRA material』p.154、「ネロ・クラウディウス」『Fate/Grand Order material Ⅰ』p.45。</ref>。芸術家生命をかけた魔天。自分の心象風景を具現した異界を一時的に世界に上書きして作り出す、[[固有結界]]とは似て非なる大魔術であり、自身が生前設計した劇場や建造物を魔力で再現し、彼女にとって有利に働く戦場を作り出す。世界を書き換える固有結界とは異なり、世界の上に一から建築するために、長時間展開・維持できる<ref group = "出" name="『Fate/EXTRA material』『Fate/Grand Order material Ⅰ』"/>。
: この宝具は彼女の想像力によるもので、それを強化するには、原点となる「黄金劇場」を豪華に作り直し、その姿を彼女の脳裏に刻む必要がある。
+
: この宝具は彼女の想像力によるもので、それを強化するには、原点となる「黄金劇場」を豪華に作り直し、その姿を彼女の脳裏に刻む必要がある。元になる劇場が大規模に成るほどネロが描くイメージもリアルになる。宝具で展開される黄金劇場がその豪華さに合わせて更に絢爛になるという算段<ref group = "出">幕間の物語「黄金の大事業」。</ref>。[[幕間の物語]]「処女航海、再び」でバミューダ・トライアングルの海域にある神秘の眠る孤島での宝探しで火薬のの匂いのする洞窟で見つけた既に誰かに取られた後の、中にペリカンやペンギンの様に見える絵が描かれた宝箱に残っていた取り残し<ref group = "注">[[フランシス・ドレイク]]の幕間の物語でもバミューダ・トライアングルにある島で宝箱を見つけており、敢えて中身を全部持ち帰らずに幾つかの骨董品を残して、内部に「黄金の鹿」の絵を描いている。おそらく同じ島、同じ財宝。火薬の匂いはドレイクの拳銃かカルバリン砲のものだと思われる。</ref>などを資金に、幕間の物語「黄金の大事業」で後援者が平原に追い込んだゴーレムの大軍などを材料に改築した。
: 展開されている間、閉じ込められた敵は弱体化し、建造物をカスタマイズすれば形や機能も変更できる。わかりやすく言えば、建築過程を無視し建造物を投影、その中であれば自分の定めたルールを発動できる。亜種として工芸品を作り上げるための「白銀工房」、料理勝負をするための「灼熱厨房」があるらしい。<del>なんでもアリですね皇帝様は。</del>
+
: 展開されている間、閉じ込められた敵は弱体化し、建造物をカスタマイズすれば形や機能も変更できる。わかりやすく言えば、建築過程を無視し建造物を投影、その中であれば自分の定めたルールを発動できる<ref group = "出" name="『Fate/EXTRA material』『Fate/Grand Order material Ⅰ』"/>。
: また、展開中のみ剣技「童女謳う華の帝政(ラウス・セント・クラウディウス)」が使用可能。『Grand Order』ではこちらの剣技名を宝具名として登録している。
+
:余談ではあるが、黄金劇場に降り立った時、ネロの剣はヴェスビィオスの火山の如く炎を帯び、大火を巻き起こす設定だったが、PSPという携帯ゲーム機の限界か、映像的に実現は難しいので没となった<ref group = "" name="『Fate/EXTRA material』p.154">「Fate/EXTRA用語辞典-招き蕩う黄金劇場」『Fate/EXTRA material』p.154。</ref>。亜種として工芸品を作り上げるための「白銀工房」、料理勝負をするための「灼熱厨房」があるらしく、奈須きのこ氏も「なんでもアリですね皇帝様は」とコメントしている<ref group = "" name="『Fate/EXTRA material』p.154"/>
: 漫画版では空間内の敵の筋力を低下させ、十全な力を発揮させないという効果。
+
: また、展開中のみ剣技「童女謳う華の帝政(ラウス・セント・クラウディウス)」が使用可能。『Grand Order』ではこちらの剣技名を宝具名として登録している<ref group = "出">「ネロ・クラウディウス」『Fate/Grand Order material Ⅰ』p.45。</ref>。
:『Grand Order』では「敵全体に強力な防御力無視攻撃&敵全体の防御力をダウン<ref group = "" name="1ターン">1ターン</ref><ref group = "" name="オーバーチャージで効果UP">オーバーチャージで効果UP</ref>」という効果のArts宝具。
+
: 『EXTRA』ゲーム内では敵に筋力貫通ダメージを与え、筋力、耐久ダウン効果を付与する。
 +
: 『EXTRA』の漫画版では空間内の敵の筋力を低下させ、十全な力を発揮させないという効果。
 +
:『Grand Order』では「敵全体に強力な防御力無視攻撃[Lv]&防御力をダウン(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のArts宝具。
 +
: こちらでは召喚時のランクはB-となっているが、幕間の物語2クリアで従来通りのBランクに上昇し、宝具威力倍率も上昇する。
 
; 掲げ蕩う極光劇場(チャリタス・ドムス・アウローラ)
 
; 掲げ蕩う極光劇場(チャリタス・ドムス・アウローラ)
 
: 種別:対星宝具
 
: 種別:対星宝具
 
: セイバー・ヴィーナスが使用した宝具。「黄金劇場」を展開した後、軍神の剣から多次元魔力放射を行う。
 
: セイバー・ヴィーナスが使用した宝具。「黄金劇場」を展開した後、軍神の剣から多次元魔力放射を行う。
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== 使用技 ==
 +
===[[Fate/EXTRA]]、[[Fate/EXTRA CCC]]===
 +
; 花散る天幕(ロサ・イクトゥス)
 +
: 敵に向かって突進し、すれ違い様に斬りつけ、筋力ダメージを与える。
 +
; 喝采は剣戟の如く(グラディサヌス・プラウセルン)
 +
: 斬り下ろし、斬り上げ、斬り下ろしの三連撃。敵に筋力ダメージ。
 +
:; 喝采は万雷の如く(パリテーヌ・プラウセルン)
 +
:: 敵に筋力ダメージ。「喝采は剣戟の如く」の強化版。
 +
:: アイテム使用回数が通算100回以上で「喝采は剣戟の如く」を上書きする形で取得する。『Fate/EXTRA』でのみ使用。
 +
; 燃え盛る聖者の泉(トレ・フォンターネ・アーデント)
 +
: 3ターンの間、ATTACKの攻撃力が上昇。
 +
; 傷を拭う聖者の泉(トレ・フォンターネ・クラーティオ)
 +
: 3ターンの間、BREAKにHP吸収効果を付与。
 +
; 時を縫う聖者の泉(トレ・フォンターネ・テンプスティス)
 +
: 3ターンの間、GUARDに対ATTACKスタン効果を付与。
 +
; 三度、落陽を迎えても(インウィクトゥス・スピリートゥス)
 +
: 自身のHPが尽きた時一度だけ復活する、リレイズ効果を付与。
 +
: 『Grand Order』では保有スキルとなり、同様の効果を持つガッツ状態を自身が5ターン中3回まで発生可能となる。
 +
; 黄金律・皇帝特権
 +
: 保有スキル「皇帝特権」によって取得した自動発動スキル。戦闘終了時のアイテム入手率が上昇。
 +
; 剣術・皇帝特権
 +
: 『CCC』で 保有スキル「皇帝特権」によって追加された自動発動スキル。チェインの威力を強化。
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; 童女謳う華の帝政(ラウス・セント・クラウディウス)
 +
: 『招き蕩う黄金劇場』の発動中のみ使用可能のスキル。敵に筋力貫通ダメージを与える。
 +
: 『EXTRA』では「花散る天幕」と同じ動作だったが、『CCC』では相手の懐に飛び込み、十文字に斬り裂くという個別のモーションとなった。
 +
: 『Grand Order』では宝具名として登録され、黄金劇場を展開し敵陣を一閃する技となっている。
 +
; 星馳せる終幕の薔薇(ファクス・カエレスティス)
 +
: 『CCC』で追加。剣で弧を描いた後、炎を纏った突撃を炸裂させる。
 +
: 相手に筋力ダメージ+燃焼の状態異常を付与。
 +
:『Grand Order』では[[ネロ・クラウディウス〔ブライド〕]]の宝具攻撃として登場する。
 +
 +
===[[Fate/EXTELLA LINK]]===
 +
; 花散る天幕(ロサ・イクトゥス)
 +
: 前方へ衝撃波を放つ。
 +
; 燃え盛る聖なる泉(フェーヴェンス・アルデオ)
 +
: その場で飛び上がり、剣を地面に叩き付け爆発を起こす。
 +
; 花舞う春風(テンペスタース・プリモ・ヴェーレ)
 +
: 高速でジグザグに移動しながら4連撃を行う。
 +
; 時を縫う聖者の泉(トレ・フォンターネ・テンプスティス)
 +
: 薔薇の棘を召喚する。ヒットした敵をスタン状態にする。
 +
; 傷を拭う聖者の泉(トレ・フォンターネ・クラーティオ)
 +
: 自身を中心に薔薇の竜巻を発生させる。さらに、与えたダメージの一部をHPとして吸収する。
 +
; 炎を纏う聖者の泉(トレ・フォンターネ・アーデント)
 +
: 一定時間、刀身に炎を纏わせ通常攻撃に炎属性を付加。攻撃のヒット数が増加する。
 +
; 喝采は剣戟の如く(グラディサヌス・プラウセルン)
 +
: 3連撃を放ち、連撃に合わせて炎の衝撃波を放つ。
    
== 真名:ネロ・クラウディウス ==
 
== 真名:ネロ・クラウディウス ==
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; [[Fate/EXTELLA]]
 
; [[Fate/EXTELLA]]
 
: メインサーヴァントの一人。ネロ陣営の将。
 
: メインサーヴァントの一人。ネロ陣営の将。
 +
; [[Fate/EXTELLA LINK]]
 +
: プレイアブルキャラクターの一人。初期から使用可能。
 
; 「フェイト/エクストラ」劇場 おしえて!! ブロッサム先生
 
; 「フェイト/エクストラ」劇場 おしえて!! ブロッサム先生
 
: [[TYPE-MOONエース]] VOL.6 付録DVDに収録。
 
: [[TYPE-MOONエース]] VOL.6 付録DVDに収録。
204行目: 229行目:  
;[[Fate/EXTRA Last Encore]]
 
;[[Fate/EXTRA Last Encore]]
 
:主人公と共に戦うサーヴァント。
 
:主人公と共に戦うサーヴァント。
====[[Fate/Grand Order]]====
+
===[[Fate/Grand Order]]===
: ストーリーガチャ限定サーヴァントであり、第二特異点クリア後にガチャに追加される。回復スキル2つと強力なガッツスキルを備える耐久特化の性能。
+
;概要
;:イベント
+
: ストーリーガチャ限定サーヴァントであり、第二特異点クリア後にガチャに追加される。回復スキル2つと強力なガッツスキルを備える耐久特化の性能。
 +
: 期間限定イベント『輝け!グレイルライブ‼』開催に伴い、『[[Fate/Grand Order Waltz in the MOONLIGHT/LOSTROOM]]』における彼女をイメージした同名の曲をモチーフにしたアイドル風の霊衣「覇嵐蛮嬢ラプソディア」が実装された。
 +
;本編
 +
;イベント
 
*『セイバーウォーズ ~リリィのコスモ武者修行』
 
*『セイバーウォーズ ~リリィのコスモ武者修行』
 
:物見雄山気分で墜落した宇宙船を見に来つつリリィの修行に付き合う。
 
:物見雄山気分で墜落した宇宙船を見に来つつリリィの修行に付き合う。
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; [[カプセルさーばんと]]
 
; [[カプセルさーばんと]]
 
: さーばんととして、通常の「赤セイバー」と高コストの神話礼装版「エンペラセイバー」が登場。
 
: さーばんととして、通常の「赤セイバー」と高コストの神話礼装版「エンペラセイバー」が登場。
 +
; [[Fate/Grand Order 英霊食聞録]]
 +
: 第3話に登場。
 +
; [[Fate/Grand Order フロム ロストベルト]]
 +
: 最終話にて、第二特異点のメンバーとして登場。
    
===その他===
 
===その他===
 
; [[コハエース]]
 
; [[コハエース]]
 
: [[アルトリア・ペンドラゴン|青セイバー]]を弄りまくる。頭に「赤」と付いている。
 
: [[アルトリア・ペンドラゴン|青セイバー]]を弄りまくる。頭に「赤」と付いている。
; [[TYPE-MOON エイプリルフール企画‎]]
+
; [[TYPE-MOON エイプリルフール企画]]
 
: 2013年の「路地裏さつき ヒロイン十二宮編」では、虎の宮「動物園」を守るゴールドヒロイン「アイドル皇帝 赤セイバー」として登場。
 
: 2013年の「路地裏さつき ヒロイン十二宮編」では、虎の宮「動物園」を守るゴールドヒロイン「アイドル皇帝 赤セイバー」として登場。
 
: 2014年の「赤生@ちゃんねる」ではメインパーソナリティ。
 
: 2014年の「赤生@ちゃんねる」ではメインパーソナリティ。
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; [[カーニバル・ファンタズム]]
 
; [[カーニバル・ファンタズム]]
 
: 3rd SEASON次回予告にて『EXTRA』勢としてまさかの初登場。…が、最後に「余は出ないがな!」と言ってのけた。
 
: 3rd SEASON次回予告にて『EXTRA』勢としてまさかの初登場。…が、最後に「余は出ないがな!」と言ってのけた。
; [[アーネンエルベの一日|ALL AROUND TYPE-MOON]]
+
; [[ALL AROUND TYPE-MOON]]
: 凜がパソコンの操作中にうっかり召喚してしまう。
+
: コミック版「アーネンエルベ狂詩曲」にて、凜がパソコンの操作中にうっかり召喚してしまう。
 +
 
 +
=== 外部コラボ ===
 
; さんぽけ ~三国志大戦ぽけっと~
 
; さんぽけ ~三国志大戦ぽけっと~
: 『Fate/EXTELLA』とのコラボイベントで出張出演。陣営としては「魏」に属する。
+
: セガ開発のスマホゲーム。『Fate/EXTELLA』とのコラボイベントで出張出演。陣営としては「魏」に属する。
 
; 乖離性ミリオンアーサー
 
; 乖離性ミリオンアーサー
 
: スクウェアエニックス開発のスマホゲーム。『Fate/EXTELLA』とのコラボイベントで出張した。
 
: スクウェアエニックス開発のスマホゲーム。『Fate/EXTELLA』とのコラボイベントで出張した。
 +
; 剣と魔法のログレス いにしえの女神
 +
: マーベラス開発のスマホゲーム。『Fate/EXTELLA』とのコラボイベントで出張した。
 +
; デスクトップアーミー
 +
: メガハウスが販売しているフィギュアシリーズ。『Fate/Grand Order』コラボ第二弾として出張した。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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=== Fate/EXTRA Last Encore ===
 
=== Fate/EXTRA Last Encore ===
; [[主人公 (EXTRA)|岸浪ハクノ]]
+
; [[岸浪ハクノ]]
 
: マスター。上記の「奏者」とは別人であることは理解しつつも、その魂の在り方を認め、共に上を目指してゆく。
 
: マスター。上記の「奏者」とは別人であることは理解しつつも、その魂の在り方を認め、共に上を目指してゆく。
   292行目: 330行目:  
; [[アルキメデス]]
 
; [[アルキメデス]]
 
: 王権を手にしたネロの元に現れたメンテナンス技師。生前よりシラクサの学士の事は知っていたため一定の敬意を持っていたが…
 
: 王権を手にしたネロの元に現れたメンテナンス技師。生前よりシラクサの学士の事は知っていたため一定の敬意を持っていたが…
; [[アルテラ (EXTELLA)‎‎|アルテラ]]
+
; [[アルテラ (EXTELLA)|アルテラ]]
 
: 「肉体」の主人公と第三のレガリアを携え現れた、遊星からの侵入者。
 
: 「肉体」の主人公と第三のレガリアを携え現れた、遊星からの侵入者。
   298行目: 336行目:  
; [[カリギュラ]]
 
; [[カリギュラ]]
 
: 母アグリッピナの兄。ネロに取って伯父にあたる人物だが、バーサーカー状態とはいえ異常と言えるまでに愛情を向けられている。
 
: 母アグリッピナの兄。ネロに取って伯父にあたる人物だが、バーサーカー状態とはいえ異常と言えるまでに愛情を向けられている。
: ちなみに一説には彼と妹には近親相姦の関係性であったとも言われている。
+
: ちなみに一説には彼と妹には近親相姦の関係性であったとも言われている。(その場合、カリギュラはネロの実の父親の可能性が出てくる)
 
:『EXTELLA』では彼との思い出を語る場面があり、幼いネロを膝に乗せて様々な英雄譚を語り聞かせたとのこと。
 
:『EXTELLA』では彼との思い出を語る場面があり、幼いネロを膝に乗せて様々な英雄譚を語り聞かせたとのこと。
 
; [[ブーディカ]]
 
; [[ブーディカ]]
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; [[アレキサンダー]]
 
; [[アレキサンダー]]
 
: 彼自身、話し合いで解決しようと思考しようと心得たが、ただの話し合いで多くの兵の命が消えたのにも関わらず、無用な争いを続ける事を指摘された為、ネロの逆鱗に触れてしまう。彼に「覇王」や「魔王」などと称されても耳に入れず、彼を討伐する事になってしまう。
 
: 彼自身、話し合いで解決しようと思考しようと心得たが、ただの話し合いで多くの兵の命が消えたのにも関わらず、無用な争いを続ける事を指摘された為、ネロの逆鱗に触れてしまう。彼に「覇王」や「魔王」などと称されても耳に入れず、彼を討伐する事になってしまう。
: 彼がカルデアに召喚された後も、未だに根に持っているのか、警戒している。
+
: 彼がカルデアに召喚された後は、記憶こそ失っているが、未だに根に持っている故に、警戒している。
 
; [[ロムルス]]
 
; [[ロムルス]]
: 尊敬する偉大なる神祖。シナリオやキャラクエでも度々彼の名を口に出してはいたが、いざ連合軍の総大将として敬愛する彼が敵だった事を知ってしまった時は流石のネロも非常に動揺していた。一時期は連合軍に下りたいとまで思っていたが、最後にはやはり当代の皇帝として彼と対決する事に。
+
: 尊敬する偉大なる神祖。メインシナリオや自身の幕間の物語でも度々彼の名を口に出してはいたが、いざ連合軍の総大将として敬愛する彼が敵だった事を知ってしまった時は流石のネロも非常に動揺していた。一時期は連合軍に下りたいとまで思っていたが、最後にはやはり当代の皇帝として彼と対決する事に。
 
; [[マリー・アントワネット]]
 
; [[マリー・アントワネット]]
: 彼女のキャラクエにて、ローマ観光にやって来たマリーに「玉座に座ってみたい」とお願いされるが、それを「自分を倒して帝位を奪うつもり」と解釈し、戦う羽目に。
+
: 彼女の幕間の物語にて、ローマ観光にやって来たマリーに「玉座に座ってみたい」とお願いされるが、それを「自分を倒して帝位を奪うつもり」と解釈し、戦う羽目に。
 
: が、戦闘後にはその気品と華やかさ、そして爛熟したローマには希有な清楚さを珍しがり、「ちょっとくらいならこっそり玉座に座ってもいい」と発言。
 
: が、戦闘後にはその気品と華やかさ、そして爛熟したローマには希有な清楚さを珍しがり、「ちょっとくらいならこっそり玉座に座ってもいい」と発言。
 
: 更にはそのまま歓迎の宴を開く程に気に入っていた。
 
: 更にはそのまま歓迎の宴を開く程に気に入っていた。
 
;[[アルトリア・ペンドラゴン〔リリィ〕]]
 
;[[アルトリア・ペンドラゴン〔リリィ〕]]
 
:イベント『セイバーウォーズ』にて共演。愛らしさと可憐さ、そして何よりひたむきに夢を目指す可能性に満ちた姿を大絶賛した。
 
:イベント『セイバーウォーズ』にて共演。愛らしさと可憐さ、そして何よりひたむきに夢を目指す可能性に満ちた姿を大絶賛した。
 +
;[[鈴鹿御前]]
 +
:彼女の幕間の物語にて、自分の歌をボロクソに貶されたため「これがアンチか」と斜め上の勘違いをした上、[[玉藻の前|狐耳]]で嫌な事を思い出したのか、戦う事に。
 +
:なお、出展は同じEXシリーズ同士なのだが、共演作が一つもない上、CCCコラボイベントの際もすれ違いだったので、これが初めての絡みとなった。
 +
;[[酒呑童子]]、[[エウリュアレ (Grand Order)]]
 +
: 期間限定イベント『輝け!グレイルライブ‼』で、アイドルグループ「ヴィルトゥオーサ」を組んでいた相手。
 +
;[[インウィディア]]
 +
:イベントで何度か共演しているドラゴン。
 +
 +
=== Fate/Grand Order フロム ロストベルト ===
 +
; [[オフェリア・ファムルソローネ]]
 +
: 最終話にて、盛大に絡み酒をかまして懐きまくっていた。
 +
: 「キリシュタリアとオフェリアの人理修復」の第二特異点ではいったいどんな展開になったのであろうか。
 +
 +
===ちびちゅき!===
 +
;[[メイ・リデル・アーシェロット]]
 +
:エリザと共に先輩アイドルである彼女とチームを組み、合唱コンクールへの参加を目論んだ。
    
===生前===
 
===生前===
337行目: 391行目:  
: 宮廷魔術師。『EXTELLA』で言及された。
 
: 宮廷魔術師。『EXTELLA』で言及された。
 
: 世界の裏側、特に神秘や魔術に関して伝え、ネロの才ならば魔術師としても大成できると評価した。しかしネロは皇帝としての在り方として世界の表を歩むことを選択し、世界の裏を歩むのを良しとはしなかった。
 
: 世界の裏側、特に神秘や魔術に関して伝え、ネロの才ならば魔術師としても大成できると評価した。しかしネロは皇帝としての在り方として世界の表を歩むことを選択し、世界の裏を歩むのを良しとはしなかった。
 +
; [[ロクスタ]]
 +
: ネロに仕えた毒使い。その前はアグリッピナに仕えていた。
 +
: 上記のようにネロの頭痛の原因はアグリッピナだが、直接の実行犯は彼女であり、幼少期から毒を盛っていたためにネロに仕えるようになった後でも解毒は不可能であった。
 +
 
===その他===
 
===その他===
 
; [[アルトリア・ペンドラゴン|青セイバー]]
 
; [[アルトリア・ペンドラゴン|青セイバー]]
508行目: 566行目:  
:第二話「きかせて!! ブロッサム先生 メリクリ編」より。セイバーの音痴な歌声とともに幕を開ける。ただし、意外と聞き苦しくなく、むしろ笑みさえ浮かばせるのは、見事な歌声と言えるかもしれない。
 
:第二話「きかせて!! ブロッサム先生 メリクリ編」より。セイバーの音痴な歌声とともに幕を開ける。ただし、意外と聞き苦しくなく、むしろ笑みさえ浮かばせるのは、見事な歌声と言えるかもしれない。
 
:さりげなく歌詞も謎だが、Paddleは櫂そのものに限らず漕ぎ進むことも指すので、「進む進む」くらいの意味と解釈すべきなのであろうか。
 
:さりげなく歌詞も謎だが、Paddleは櫂そのものに限らず漕ぎ進むことも指すので、「進む進む」くらいの意味と解釈すべきなのであろうか。
 +
:後にアルトリア・ペンドラゴン(サンタオルタ)も似たような歌を歌っている。
    
;「うん?そこは芸術性の発露だぞ?余とて皇帝である前にひとりの少女。このぐらいの冒険、乙女のいじらしさと思うがよい!」
 
;「うん?そこは芸術性の発露だぞ?余とて皇帝である前にひとりの少女。このぐらいの冒険、乙女のいじらしさと思うがよい!」
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===Fate/Grand Order===
 
===Fate/Grand Order===
 +
 +
====戦闘====
 
;「門を開け! 独唱の幕を開けよ!」<br>「我が才を見よ! 万雷の喝采を聞け! しかして讃えよ! 黄金の劇場を! 『<ruby><rb>童女謳う華の帝政</rb><rt>ラウス・セント・クラウディウス</RT></RUBY>』!」
 
;「門を開け! 独唱の幕を開けよ!」<br>「我が才を見よ! 万雷の喝采を聞け! しかして讃えよ! 黄金の劇場を! 『<ruby><rb>童女謳う華の帝政</rb><rt>ラウス・セント・クラウディウス</RT></RUBY>』!」
 
:宝具発動。黄金の劇場にて、真紅の大剣による燃ゆる一閃を御見舞する。
 
:宝具発動。黄金の劇場にて、真紅の大剣による燃ゆる一閃を御見舞する。
525行目: 586行目:  
:戦闘終了時の台詞の一つ。活躍してようがしてまいが、この台詞。流石と言わざるを得ない。
 
:戦闘終了時の台詞の一つ。活躍してようがしてまいが、この台詞。流石と言わざるを得ない。
    +
====マイルーム====
 
;「よくぞ余を選んだ! 違いの分かる魔術師よな!」
 
;「よくぞ余を選んだ! 違いの分かる魔術師よな!」
 
:召喚時の台詞。『EXTRA』では誰にも選ばれなかったからか、テンションが高い。<del>選びたくともガチャ運に恵まれない魔術師も沢山居るのだが。</del>
 
:召喚時の台詞。『EXTRA』では誰にも選ばれなかったからか、テンションが高い。<del>選びたくともガチャ運に恵まれない魔術師も沢山居るのだが。</del>
532行目: 594行目:  
:初期はどこかそっけないが段々と気に掛ける様は他の英霊も同じなのだが、どことなく『EXTRA』を彷彿とさせる流れである。
 
:初期はどこかそっけないが段々と気に掛ける様は他の英霊も同じなのだが、どことなく『EXTRA』を彷彿とさせる流れである。
    +
====本編====
 
;「我が剣は原初の<ruby><rb>情熱</rb><rt>ほのお</RT></RUBY>にして、剣戟の音は<ruby><rb>宙</rb><rt>ソラ</RT></RUBY>巡る星の如く。」<br>「聞き惚れよ。しかして称え、更に歓べ!余の剣たちよ!」
 
;「我が剣は原初の<ruby><rb>情熱</rb><rt>ほのお</RT></RUBY>にして、剣戟の音は<ruby><rb>宙</rb><rt>ソラ</RT></RUBY>巡る星の如く。」<br>「聞き惚れよ。しかして称え、更に歓べ!余の剣たちよ!」
 
:第二章にてローマ連合の本拠地での兵士の発破。所々に彼女の性格が表れている。
 
:第二章にてローマ連合の本拠地での兵士の発破。所々に彼女の性格が表れている。
539行目: 602行目:  
: だが彼女は「皆が笑っていない」ことを間違いであると断じ、主人公の一言でロムルスと戦う決意を固めた。
 
: だが彼女は「皆が笑っていない」ことを間違いであると断じ、主人公の一言でロムルスと戦う決意を固めた。
 
: この信条はマシュに少なからず影響を与え、後に第六章でもマシュがこの言葉を語っているシーンがある。
 
: この信条はマシュに少なからず影響を与え、後に第六章でもマシュがこの言葉を語っているシーンがある。
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====幕間の物語====
 +
 +
====イベント====
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====その他====
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;「おと、七つの丘の一冠、槍の竜インウィディア よ! 貴様も祝いに来てくれたのだな!」<br>「いつぞやのネロ祭ではやられ役を押しつけてしまった事、許すがよい。」<br>「なに? そんな事よりアニメの話をしてほしい? ネロ皇帝はどれほど活躍するのか、だと?」<br>「うはは、コイツめ、コイツめー! あまりの嬉しさにアゴを撫でまくる余なのであった!」
 +
:『ANIME Japan2016コラボクエスト』でのEXTRAアニメ化を祝いに来たセプテムの言祝ぎへの台詞。
 +
:セプテムの言祝ぎの本名が[[インウィディア]]であると明かされ、更に「七つの丘の一冠」なる存在である事など、サラッととんでもない事を話している。
    
=== コハエース ===
 
=== コハエース ===
610行目: 682行目:  
:同上。温泉でキャス狐やエリザベートと遭遇し未来の希望について語り合う。この約1年後、[[Fate/EXTELLA|その希望は現実のものになった]]。
 
:同上。温泉でキャス狐やエリザベートと遭遇し未来の希望について語り合う。この約1年後、[[Fate/EXTELLA|その希望は現実のものになった]]。
 
:<del>誤字がなければ完璧だったのだが……。</del>
 
:<del>誤字がなければ完璧だったのだが……。</del>
 +
 +
;「聴け! 余のログレスコラボの歌!」<br>「♪うれーしーいぞー 余がローグレースのー、世界でー、シュパッ! とドーーーーン!」
 +
:『剣と魔法のログレス いにしえの女神』とのコラボの際のCM。
 +
:同作品ではコラボの際にCMソングをキャラクターが歌う伝統があるのだが、彼女の場合もご多分に漏れず調子外れの美声を聞かせてくれる。
    
== メモ ==
 
== メモ ==
*通称「赤セイバー」。ただし、 『EXTRA』のゲーム本編内ではこの通称は用いられていない。『「フェイト/エクストラ」劇場』ではこの通称が用いられており、本人もしぶしぶ名乗っている。
+
*通称「赤セイバー」。ただし、『EXTRA』のゲーム本編内ではこの通称は用いられていない。『「フェイト/エクストラ」劇場』ではこの通称が用いられており、本人もしぶしぶ名乗っている。
**『[[カーニバル・ファンタズム]]』でスペシャルゲストとして登場した際は自ら「赤セイバー」を名乗り、キャストクレジットもそう記された。他の呼び名としては「セイバーエクストラ」「赤王様」など。<br>ただし、知っての通り彼女は'''皇帝'''であるため、「赤'''王'''様」と言う呼称はおかしいが、公式でも10周年人気投票の選択肢欄でこの呼称を使ってしまっている。もっとも彼女の持つ称号は、厳密には中国の「皇帝」や日本の「天皇」とは意味が異なるので、細かいことはいいのかもしれない。
+
**『[[カーニバル・ファンタズム]]』でスペシャルゲストとして登場した際は自ら「赤セイバー」を名乗り、キャストクレジットもそう記された。他の呼び名としては「セイバーエクストラ」「赤王様」など。<br>ただし、知っての通り彼女は'''皇帝'''であるため、「赤'''王'''様」と言う呼称はおかしいが、公式でも10周年人気投票の選択肢欄でこの呼称を使ってしまっている。
*『CCC』の新コスチュームは赤ではなく、一方『[[Fate/Apocrypha]]』では「[[モードレッド|“赤”のセイバー]]」なる人物が登場し、さらにややこしいことになってしまった。
+
*『CCC』の新コスチュームは赤ではなく、一方『[[Fate/Apocrypha]]』では「[[モードレッド|赤"の"セイバー]]」なる人物が登場し、さらにややこしいことになってしまった。
 
*彼女が登場するミニゲームが『CCC』公式サイト内にあるのだが、その内容は'''公式が病気'''と評されるアレなもの。<br>「おいしゃさんごっこ」って………大丈夫なのだろうか?
 
*彼女が登場するミニゲームが『CCC』公式サイト内にあるのだが、その内容は'''公式が病気'''と評されるアレなもの。<br>「おいしゃさんごっこ」って………大丈夫なのだろうか?
 
*女主人公に振った肉食系ガールズトークでのオススメはレオ。否定していたのは王としての有り方だけで、曰く美少年には手管を一つずつ教える楽しみがあるのだとか。
 
*女主人公に振った肉食系ガールズトークでのオススメはレオ。否定していたのは王としての有り方だけで、曰く美少年には手管を一つずつ教える楽しみがあるのだとか。
621行目: 697行目:  
*その衣装の最大の特徴は、前面が半透明になったスカート。<br>背面も背中が大きく露出し、お尻が半分見えているという、非常に露出の高いもの。'''「馬鹿者! 透けているのではない、見せているのだ!!」'''とは本人の弁。<br>潔いが、正直痴女と言われても仕方ない一言である。誤解されないように言っておくと彼女が生きた時代のローマは外での肌の露出には寛大であった。なお、大胆なアレンジはされているが、衣装の基本ラインは[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]の鎧下を踏襲したものである。
 
*その衣装の最大の特徴は、前面が半透明になったスカート。<br>背面も背中が大きく露出し、お尻が半分見えているという、非常に露出の高いもの。'''「馬鹿者! 透けているのではない、見せているのだ!!」'''とは本人の弁。<br>潔いが、正直痴女と言われても仕方ない一言である。誤解されないように言っておくと彼女が生きた時代のローマは外での肌の露出には寛大であった。なお、大胆なアレンジはされているが、衣装の基本ラインは[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]の鎧下を踏襲したものである。
 
*スカート姿なのに、この格好を男装と主張する。ついでに主人公も初見は男装、少年と認識していた。<br>ちなみにローマ人の男性はズボンを蛮族の服と軽蔑し、貫頭衣(トゥニカ。チュニックの語源)を着ていた。正式の場ではトゥニカの上にトーガという一枚布を撒きつける。
 
*スカート姿なのに、この格好を男装と主張する。ついでに主人公も初見は男装、少年と認識していた。<br>ちなみにローマ人の男性はズボンを蛮族の服と軽蔑し、貫頭衣(トゥニカ。チュニックの語源)を着ていた。正式の場ではトゥニカの上にトーガという一枚布を撒きつける。
 +
**後に、[[ソドムズビースト/ドラコー〔ビースト〕|別の可能性]]として'''男装らしい男装'''は実現する事となる。
 +
*史実とは違った性別で登場しているが、史実のネロも全く女性らしさに縁が無かった訳ではない。ネロは元々両性愛者であり、[[ネロ・クラウディウス〔ブライド〕|自身が花嫁衣装をまとい]]男性と結婚式を上げたなどの逸話が残っている。
 
*[[アルトリア・ペンドラゴン|騎士王]]のことを「おそらく民を統べる手段として性別を隠したのであろう。あっぱれな心意気だ」と評しているのに対し、「余は皇帝である為に男装をしているのではない。単に、この格好が好きなだけだ!」と自分の男装は趣味の産物であることを明言した。<br>ちなみにゲーム中では触れられていないが、元ネタのネロ帝(男)は花嫁の格好をして男と結婚したという伝説をもつ。気の強い超美人嫁の尻に敷かれていたという話もあり、史実かどうかは議論が分かれる所。
 
*[[アルトリア・ペンドラゴン|騎士王]]のことを「おそらく民を統べる手段として性別を隠したのであろう。あっぱれな心意気だ」と評しているのに対し、「余は皇帝である為に男装をしているのではない。単に、この格好が好きなだけだ!」と自分の男装は趣味の産物であることを明言した。<br>ちなみにゲーム中では触れられていないが、元ネタのネロ帝(男)は花嫁の格好をして男と結婚したという伝説をもつ。気の強い超美人嫁の尻に敷かれていたという話もあり、史実かどうかは議論が分かれる所。
 
*一回戦や三回戦での台詞などからは[[ライダー]]、五回戦決戦前での発言からは[[アサシン]]として召喚される可能性も示唆されている。ちなみに、[[ライダー]]での召喚は「戦車に乗ると尻が痛いから嫌だ」との理由で拒否したらしい。なお、『EXTRA』ではセイバーであるにも関わらず騎乗スキルを所持していなかったが『Grand Order』では追加されている。
 
*一回戦や三回戦での台詞などからは[[ライダー]]、五回戦決戦前での発言からは[[アサシン]]として召喚される可能性も示唆されている。ちなみに、[[ライダー]]での召喚は「戦車に乗ると尻が痛いから嫌だ」との理由で拒否したらしい。なお、『EXTRA』ではセイバーであるにも関わらず騎乗スキルを所持していなかったが『Grand Order』では追加されている。
*アカイア(ギリシャ)の英雄が大好きで、廊下で「[[アタランテ|麗しのアタランテ]]」とすれ違ったと喜んでいた。しかし[[ヘラクレス]]にはライバル心があるようで、生前、彼の偉業を真似て「ライオン裸絞め殺し」に挑戦したとかなんとか……。<br>戦いには勝ったが、気絶させたのみにとどまり、ヘラクレスのように首の骨は折れなかったそうな。なお、市民には不評だったらしい。
+
*アカイア(ギリシャ)の英雄が大好きで、廊下で「[[アタランテ|麗しのアタランテ]]」とすれ違ったと喜んでいた。しかし[[ヘラクレス]]にはライバル心があるようで、生前、彼の偉業を真似て「ライオン裸絞め殺し」に挑戦したとかなんとか……。<br>戦いには勝ったが、気絶させたのみにとどまり、ヘラクレスのように首の骨は折れなかったそうな。なお、市民には不評だったらしい。『Fate/EXTELLA LINK』のローマステージにはこの姿を模したと思われる巨大な石像がある。
*ネロが悪名高い「暴君」とされるのは、キリスト教徒を弾圧したことが大きい。しかし元は多神教だったローマ帝国に一神教が流入し、宗教対立が発生したことが帝国衰退の原因とも言われる。「ローマ皇帝としての」ネロの行いは必ずしも間違ったものとは言いがたい。更に言うと、この当時からキリスト教の布教活動は極めて排他的で、一言で言えば「キリスト教徒でない奴は死ね」という態度なのでそりゃ嫌われても仕方がない。日本でも、戦国時代にキリスト教が弾圧されたのは、宣教師による奴隷貿易や領主より神を優先する教義もあるが、この「他宗派への徹底的な不寛容」も一因として挙げられる。
+
*ネロが悪名高い「暴君」とされるのは、キリスト教徒を弾圧したことが大きい。しかし元は多神教だったローマ帝国に一神教が流入し、宗教対立が発生したことが帝国衰退の原因とも言われる。「ローマ皇帝としての」ネロの行いは必ずしも間違ったものとは言いがたい。日本でも、戦国時代にキリスト教が弾圧されたのは、宣教師による奴隷貿易や領主より神を優先する教義も一因として挙げられる。
 +
**このキリスト教徒の敵対者の側面としての設定は[[ヴラド三世 (EXTRA)|ランサー]]が言及しただけであまり明確に語られた事はないが、現在多くの数が存在する[[ルーラー]]達を代表とする敬虔なキリスト教徒のサーヴァントとは何故かあまり交流する機会がないために、明言はされない物の設定としては残っている可能性が高い。敬虔なキリスト教徒である[[シャルルマーニュ]]も「先輩としては尊敬してるがファンではない」と彼にしては意外とドライな対応をされているのこの辺りが原因かもしれない。
 
*『TYPE-MOONエースVOL.6付録DVD「フェイト/エクストラ」劇場』ではサンタクロースの衣装を着ているが、彼女は「どのような由縁かは知らぬが、サンタとやらがプレゼントを振りまくイベントと聞いた」と語っており、キリスト教由来のイベントとは気付いていない?しかし「メリー」と挨拶はするが「クリスマス」の単語は口にしない。
 
*『TYPE-MOONエースVOL.6付録DVD「フェイト/エクストラ」劇場』ではサンタクロースの衣装を着ているが、彼女は「どのような由縁かは知らぬが、サンタとやらがプレゼントを振りまくイベントと聞いた」と語っており、キリスト教由来のイベントとは気付いていない?しかし「メリー」と挨拶はするが「クリスマス」の単語は口にしない。
 
**『CCC』でも「宮殿ではそなたが引くと思い、慎ましやかな教会にしてみたぞっ! ローマ式ではないのは流すがよい。身近にあったリソースはSE.RA.PHの教会しかなかった故な!」と言いつつ教会(つまりキリスト教式)で結婚式を上げるし、やりたい放題である。
 
**『CCC』でも「宮殿ではそなたが引くと思い、慎ましやかな教会にしてみたぞっ! ローマ式ではないのは流すがよい。身近にあったリソースはSE.RA.PHの教会しかなかった故な!」と言いつつ教会(つまりキリスト教式)で結婚式を上げるし、やりたい放題である。
639行目: 718行目:  
*青セイバー(アルトリア)との容姿についての類似は公認二次創作や公式ネタでも扱われるが、Fes記念本にて「赤セイバーと青セイバーはどうしてそっくりなんですか?血縁関係があるんですか?」という質問に対して<br>「''おま、ぜんぜん違うじゃんかー!喩えるなら武内崇とワダアルコぐらい違う。蕎麦とうどんくらい違う''」と奈須きのこが回答しているのでメタフィクション視点上はともかく、公式設定上は金髪や髪型や凛々しい顔などの記号上の共通点はあっても似ていないと思われる(実際両者を知る[[ガウェイン|セイバー]]はゲーム上で両者の容姿について全く関心を示していない)。
 
*青セイバー(アルトリア)との容姿についての類似は公認二次創作や公式ネタでも扱われるが、Fes記念本にて「赤セイバーと青セイバーはどうしてそっくりなんですか?血縁関係があるんですか?」という質問に対して<br>「''おま、ぜんぜん違うじゃんかー!喩えるなら武内崇とワダアルコぐらい違う。蕎麦とうどんくらい違う''」と奈須きのこが回答しているのでメタフィクション視点上はともかく、公式設定上は金髪や髪型や凛々しい顔などの記号上の共通点はあっても似ていないと思われる(実際両者を知る[[ガウェイン|セイバー]]はゲーム上で両者の容姿について全く関心を示していない)。
 
**ちなみに当のワダアルコ女史はネロとアルトリアを描く時に、髪型などで差異を付けている(ネロにはインテークが存在する、瞳の色がアルトリアは青みが強くネロは緑である等)。<br>また両者が参戦する[[Fate/EXTELLA]]では互いにより違いが現れるよう描いており、記号上の共通点こそあれ、別人であることが分かるくらいの差別化に成功している。
 
**ちなみに当のワダアルコ女史はネロとアルトリアを描く時に、髪型などで差異を付けている(ネロにはインテークが存在する、瞳の色がアルトリアは青みが強くネロは緑である等)。<br>また両者が参戦する[[Fate/EXTELLA]]では互いにより違いが現れるよう描いており、記号上の共通点こそあれ、別人であることが分かるくらいの差別化に成功している。
*出自や魂の改竄におけるステータスの上がり方などから「セイバークラス条件を本当に満たしてるのか?」「皇帝特権で無理やりセイバークラスになっているのではないか?」というファンの声があったが、『Extra material』にて実際にセイバークラスにはステータスが足りておらず'''本来は指揮官系サーヴァント'''であり、皇帝特権でなんとかしてセイバークラスになっていることが明らかになった。<br>もっともさすがの皇帝特権も素養無しでは技能の取得はできず、万能の天才である赤セイバーが大体のことは納めているからこその芸当でもあるので、「セイバークラスに該当出来るだけの潜在能力」と「一時的にでもそれを実用ラインに引き上げられるスキル」があってこその荒業と言えよう。
+
*出自や魂の改竄におけるステータスの上がり方などから「セイバークラス条件を本当に満たしてるのか?」「皇帝特権で無理やりセイバークラスになっているのではないか?」というファンの声があったが、『Extra material』にて実際にセイバークラスにはステータスが足りておらず'''本来は指揮官系サーヴァント'''であり、皇帝特権でなんとかしてセイバークラスになっていることが明らかになった。<br>もっともさすがの皇帝特権も素養無しでは技能の取得はできず、万能の天才である赤セイバーが大体のことは修めているからこその芸当でもあるので、「セイバークラスに該当出来るだけの潜在能力」と「一時的にでもそれを実用ラインに引き上げられるスキル」があってこその荒業と言えよう。
 
**漫画版では、剣を習い始めるとあっという間に上達し、宮殿の衛兵程度では手も足も出ないほどの剣術の才を発揮している。「セイバー」に選ばれるだけの潜在能力は十分にある。
 
**漫画版では、剣を習い始めるとあっという間に上達し、宮殿の衛兵程度では手も足も出ないほどの剣術の才を発揮している。「セイバー」に選ばれるだけの潜在能力は十分にある。
 
*『Grand Order』第二章に登場する彼女は(ゲームシステム上仕方のないことだが)「ただの人間では戦えば死ぬ」とまで言われるサーヴァント戦に'''生身で参加'''し、'''宝具を使用'''し、'''サーヴァントや魔獣をボコる'''。[[佐々木小次郎|ただの農民でありながら第二魔法級の現象を引き起こす彼]]といい[[ギルガメッシュ|冬木大火災にも耐えられると言われるウルク人]]といいTYPE-MOON世界の昔の人は恐ろしい。
 
*『Grand Order』第二章に登場する彼女は(ゲームシステム上仕方のないことだが)「ただの人間では戦えば死ぬ」とまで言われるサーヴァント戦に'''生身で参加'''し、'''宝具を使用'''し、'''サーヴァントや魔獣をボコる'''。[[佐々木小次郎|ただの農民でありながら第二魔法級の現象を引き起こす彼]]といい[[ギルガメッシュ|冬木大火災にも耐えられると言われるウルク人]]といいTYPE-MOON世界の昔の人は恐ろしい。
 
**ちなみに、『Grand Order』第二章の舞台は西暦60年であるため、この時の彼女は22~23歳となる。この8年後の68年に自刃して死去することとなる。
 
**ちなみに、『Grand Order』第二章の舞台は西暦60年であるため、この時の彼女は22~23歳となる。この8年後の68年に自刃して死去することとなる。
 
**ただし、第二章において度々「生きている人間なのに魔力を感じる」「どことなく様子がおかしい」という旨の言及が度々あったものの、その原因については第二章では明かされておらず、更に、第二章クリア後に解禁される[[マリー・アントワネット|特定のキャラクター]]の個別クエストにおいて登場した際は、生きている人間としてはあり得ないサーヴァント並みの魔力を持っていることにDr.ロマンが驚愕している。生身で戦えていたこと自体が今後の伏線の可能性もある。
 
**ただし、第二章において度々「生きている人間なのに魔力を感じる」「どことなく様子がおかしい」という旨の言及が度々あったものの、その原因については第二章では明かされておらず、更に、第二章クリア後に解禁される[[マリー・アントワネット|特定のキャラクター]]の個別クエストにおいて登場した際は、生きている人間としてはあり得ないサーヴァント並みの魔力を持っていることにDr.ロマンが驚愕している。生身で戦えていたこと自体が今後の伏線の可能性もある。
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***コミック版『Fate/Grand Order -mortalis:stella-』の第二特異点でも実際にこれについては言及されており、ネロが人間とは思えない力を発揮する際には決まって頭痛を伴う上に目が白黒反転したり言動が傲慢なものになったりと明らかに不自然になっている。[[ビーストⅥ/S|素質]]について考えると杞憂とは言えず、懸念が深まっている。
 
**もっとも、それが伏線であったとしてもシナリオ上はローマ皇帝として主人公たちを客将にしている彼女が戦闘時には主人公を'''マスター'''と呼んでしまうため、その点にはどうしても不自然さはある。
 
**もっとも、それが伏線であったとしてもシナリオ上はローマ皇帝として主人公たちを客将にしている彼女が戦闘時には主人公を'''マスター'''と呼んでしまうため、その点にはどうしても不自然さはある。
 
*期間限定イベント『ネロ祭』では祭りのトリを飾り、同イベント限定の概念礼装「不夜の薔薇」のイラストにもなっている。
 
*期間限定イベント『ネロ祭』では祭りのトリを飾り、同イベント限定の概念礼装「不夜の薔薇」のイラストにもなっている。
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**ネロ祭開催時(2015年9月)には礼装を飾るサーヴァントは、書籍特典である「旅の始まり」(表紙イラストに載っているシールダー・セイバー・ルーラーの三人ぞろい)のみ。その後は新規鯖である[[オリオン]]なども登場していくことになるのだが、ネロ祭当時は珍しい一枚であった。
 
**ネロ祭開催時(2015年9月)には礼装を飾るサーヴァントは、書籍特典である「旅の始まり」(表紙イラストに載っているシールダー・セイバー・ルーラーの三人ぞろい)のみ。その後は新規鯖である[[オリオン]]なども登場していくことになるのだが、ネロ祭当時は珍しい一枚であった。
 
*ドムス・アウレアの一部は現在も残っており、赤セイバーは数いるサーヴァントの中でも数少ない、現実世界で現存する宝具を持ったサーヴァントである。
 
*ドムス・アウレアの一部は現在も残っており、赤セイバーは数いるサーヴァントの中でも数少ない、現実世界で現存する宝具を持ったサーヴァントである。
*Fate/EXTRAのドラマCD脚本担当である九条ケント‏氏によると、語尾に「ぞ」は禁止。つまり断言は「~だぞ」ではなく「~だ」となるそうだ(ただしギャグシーンでは使っても良い)。ドラマCDでも奈須きのこ氏から注意されたとか。[https://twitter.com/kujoukent/status/487213197523300352]
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*Fate/EXTRAのドラマCD脚本担当である九条ケント‏氏によると、語尾に「ぞ」は禁止。つまり断言は「~だぞ」ではなく「~だ」となるそうだ(ただしギャグシーンでは使っても良い)。ドラマCDでも奈須きのこ氏から注意されたとか<ref group = "出">[https://twitter.com/kujoukent/status/487213197523300352]</ref>。
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*『ANIME Japan2016コラボクエスト』で[[インウィディア]]の事を「七つの丘の一冠」と呼んでいたがどのような意味があるのか、また何故その名をネロが知っていたのかは不明。
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==話題まとめ==
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;ビースト疑惑
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:ファンの考察ではネロ、或いはネロの別側面がビーストに該当するのではないか、と考察されている。
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:ヨハネ黙示録に書かれていることで有名な「獣の数字(666の数)」は一説によると、「ローマ皇帝ネロのギリシャ語表記をヘブライ文字に置き換え、数値化し、その数を合計したものである」とも言われている。なお、この「666の獣」にまたがる「バビロンの妖婦」とはローマのことであり、厳密には彼女個人にあてられた異名ではない。
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:事実作中でも彼女に対して「バビロンの妖婦」「バビロンの大淫婦」「人間だけが持つ業」「堕落の数字を示す獣」などと言われている。
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:またネロに関連する存在として「<ruby><rb>七つの丘</rb><rt>セプテム・モンテス</RT></RUBY>の一角」と称される、[[インウィディア]]と[[アワリティア]]という[[竜種]]たちが期間限定イベントや[[幕間の物語]]で登場しており、[[ネロ・クラウディウス〔ブライド〕]]は自身でも何故かは分からないがアワリティアの事を知っていた。また、彼らの名前はそれぞれインウィディアという名前はラテン語で「嫉妬」を意味して、アワリティアは「強欲」という意味しており、七つの大罪の名を冠している。ちなみに黙示録の獣は'''七つの頭'''を持っているとされる。
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:[[幕間の物語]]「幾たび、終幕を迎えても」では亡霊となったネロが登場しており、魔神柱の様な強力な魔力の集合体と化していた。亡霊は消滅の間際に「六番目の」と発言しており、ネロは亡霊の事を「“私”に戻る事のなかった少女」と呼んでいる。『[[Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ]]』では黙示録の獣が「'''第六の獣'''」として現界している。
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:更に水着に着替えたネロが「夏に夢を:A」というスキルが消失し「七つの冠:C」という不穏なスキルも追加されている。七つの冠とは、「黙示録の獣」と呼ばれる七つの頭を持つ「赤い竜」と、十本の角と七つの頭を持つ「獣」が着けているとされる冠である<ref group = "注">分かりづらいが、この二つの怪物をまとめて「黙示録の獣」と呼ぶ。</ref>。この「黙示録の獣」は、キリスト教を迫害したローマを象徴したものとされており、七つの頭はそれぞれローマ皇帝を表しているとされている。そしてネロは特にキリスト教を迫害した皇帝なので、当然この黙示録の獣の頭の内の一つに数えられている存在である。スキルの効果もクラス相性を(防御面のみ)無効化するという[[ビースト]]や[[ソロモン]]に化けていた[[ゲーティア]]を思い起こさせるものとなっている。かつて[[ビースト (Prototype)|ビースト]]を討伐した[[アーサー・ペンドラゴン|アーサー]]が並行世界をまたにかけて追跡している対の概念を持つビーストのうちの「R」はこの「七つの冠」らしきスキルを保有している模様。何より宝具演出が「海より出現する」黄金劇場ということ。黙示録の獣も海より出現すると言われている。
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:一つ一つは小さくとも、こうも積み上げられると小さいものでも怪しさが…。
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:そして『[[Fate/Grand Order Arcade]]』の第七特異点『[[臨界繁栄都市 バビロン]]』にて、彼女を幼くしたような姿の「[[妖妃ドラコー]]」が[[ビーストⅥ/S]]の幼体として満を持して登場した。
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== 商品情報 ==
 
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== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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[[Category:フェイト/育ステラ]]
 
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[[Category:Fate/Grand Order]]
 
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