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| {{登場人物概要 | | {{登場人物概要 |
− | | 読み =
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| | 外国語表記 = Lord El-Melloi II | | | 外国語表記 = Lord El-Melloi II |
− | | 初登場作品 = [[アーネンエルベの一日]] | + | | 本名 = ウェイバー・ベルベット |
| + | | 初登場作品 = [[ALL AROUND TYPE-MOON|アーネンエルベの一日]] |
| | 声優 = 浪川大輔 | | | 声優 = 浪川大輔 |
− | | 演者 =
| |
| | 身長 = 186cm | | | 身長 = 186cm |
| | 体重 = 68kg | | | 体重 = 68kg |
− | | 年齢 =
| |
| | 誕生日 = 10月3日 | | | 誕生日 = 10月3日 |
| | 血液型 = B型 | | | 血液型 = B型 |
− | | スリーサイズ =
| |
| | 性別 = 男性 | | | 性別 = 男性 |
− | | イメージカラー =
| |
− | | 序列 =
| |
− | | 所属 =
| |
− | | 特技 =
| |
− | | 好きな物 =
| |
− | | 苦手な物 =
| |
− | | 天敵 =
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− | | マスター階梯 =
| |
− | | 魔術系統 =
| |
− | | 魔術回路・質 =
| |
− | | 魔術回路・量 =
| |
− | | 魔術回路・編成 =
| |
− | | デザイン =
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| }} | | }} |
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| : 単行本6巻特典の『MINIMUM material』では[[沙条綾香]]の魔術の師であることが明かされている。 | | : 単行本6巻特典の『MINIMUM material』では[[沙条綾香]]の魔術の師であることが明かされている。 |
| ===その他=== | | ===その他=== |
− | ; [[TYPE-MOON エイプリルフール企画|TMitter2015]] | + | ; [[TYPE-MOON エイプリルフール企画|TMitter2015]] |
| : 闇のカプさばの調査を依頼され、日本へと向かう。 | | : 闇のカプさばの調査を依頼され、日本へと向かう。 |
| : だが、何故か登場人物のうちで唯一カプさばについて何も知らない。 | | : だが、何故か登場人物のうちで唯一カプさばについて何も知らない。 |
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| : ウェイバーと共演。イスカンダルの大戦略Tシャツを買い取ろうとしたりと、かなり残念な成長を遂げている。 | | : ウェイバーと共演。イスカンダルの大戦略Tシャツを買い取ろうとしたりと、かなり残念な成長を遂げている。 |
| : [[アレキサンダー]]と師弟関係を築いており、ウェイバーとイスカンダルを見て自分たちの別の在り方に思いを馳せる場面もある。 | | : [[アレキサンダー]]と師弟関係を築いており、ウェイバーとイスカンダルを見て自分たちの別の在り方に思いを馳せる場面もある。 |
− | ; [[アーネンエルベの一日]] | + | ; [[ALL AROUND TYPE-MOON|ALL AROUND TYPE-MOON ~アーネンエルベの一日~]] |
| : 謎の観光客として登場。自己紹介はCDの終盤にて(ただし実際は本名のウェイバー・ベルベットを名乗っている)。 | | : 謎の観光客として登場。自己紹介はCDの終盤にて(ただし実際は本名のウェイバー・ベルベットを名乗っている)。 |
| : 開店から閉店までテーブルについていたのに注文はいっこうに取りに来ず、[[メドゥーサ|五次のライダー]]をはじめ様々な女性陣に絡まれた挙句、精神的・経済的な意味で深刻な被害を蒙る。 | | : 開店から閉店までテーブルについていたのに注文はいっこうに取りに来ず、[[メドゥーサ|五次のライダー]]をはじめ様々な女性陣に絡まれた挙句、精神的・経済的な意味で深刻な被害を蒙る。 |
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| ; [[ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト]] | | ; [[ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト]] |
− | : 剥離城アドラでの事件におけるひと悶着を経てなぜか<RUBY><RB>指導役</RB><RT>チューター</RT></RUBY>として指名される。 | + | : 剥離城アドラでの事件におけるひと悶着を経てなぜか<ruby><rb>指導役</rb><rt>チューター</rt></ruby>として指名される。 |
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| ; [[フラット・エスカルドス]] | | ; [[フラット・エスカルドス]] |
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| : とある霊園より見出した少女。内弟子として公私にわたるサポートをしているが、師匠の私生活がだらしないことには呆れ気味。 | | : とある霊園より見出した少女。内弟子として公私にわたるサポートをしているが、師匠の私生活がだらしないことには呆れ気味。 |
| : 普段は灰色のフードを目深にかぶって顔を隠すように言いつけている。 | | : 普段は灰色のフードを目深にかぶって顔を隠すように言いつけている。 |
| + | |
| + | ;[[イヴェット・L・レーマン]] |
| + | :魔眼の大家であるレーマン家の息女。中立主義のメルアステア派から差し向けられたスパイであることを公言しており、大っぴらに愛人志望などと触れ回るため教育者としては頭が痛い。 |
| + | :時にはⅡ世の自宅アパートへ押しかけるなどの行動に出ることもあるが、抜け駆け防止の探知網を張り巡らせている他の学生たちに阻まれて大騒ぎになり、全員まとめて追い散らされるのが常であるらしい。 |
| | | |
| ;[[カウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニア|カウレス・フォルヴェッジ/カウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニア]] | | ;[[カウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニア|カウレス・フォルヴェッジ/カウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニア]] |
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| : 『Fate/Apocrypha』に登場した「赤」のメンバーの親族。 | | : 『Fate/Apocrypha』に登場した「赤」のメンバーの親族。 |
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− | ;イヴェット・L・レーマン | + | ;[[メアリ・リル・ファーゴ]] |
− | :魔眼の大家であるレーマン家の息女。中立主義のメルアステア派から差し向けられたスパイであることを公言しており、大っぴらに愛人志望などと触れ回るため教育者としては頭が痛い。 | + | :元教え子。『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』の時点では教室には所属していない。 |
− | :時にはⅡ世の自宅アパートへ押しかけるなどの行動に出ることもあるが、抜け駆け防止の探知網を張り巡らせている他の学生たちに阻まれて大騒ぎになり、全員まとめて追い散らされるのが常であるらしい。 | + | :「天体ですら永遠ではない」と彼女に教えた事が、彼女の人生にとっての決定的な転機となった。 |
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| ===魔術協会関係者=== | | ===魔術協会関係者=== |
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| ; [[オルロック・シザームンド]] | | ; [[オルロック・シザームンド]] |
− | : <RUBY><RB>蝶魔術</RB><RT>パビリオ・マギア</RT></RUBY>の大家たる老魔術師。剥離城アドラにて最期を看取る。 | + | : <ruby><rb>蝶魔術</rb><rt>パビリオ・マギア</rt></ruby>の大家たる老魔術師。剥離城アドラにて最期を看取る。 |
| : 後年には彼の後継者らしき魔術師の指導にも携わっている。 | | : 後年には彼の後継者らしき魔術師の指導にも携わっている。 |
| | | |
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| :エルメロイⅡ世にしてみれば切望していた第五次聖杯戦争への時計塔からの参戦枠を横から奪った人物ではあるが、向こうからは何故か妙に気に入られており、たびたびノーリッジの研究室に押しかけてきては戦利品の自慢などをしていくようになった。 | | :エルメロイⅡ世にしてみれば切望していた第五次聖杯戦争への時計塔からの参戦枠を横から奪った人物ではあるが、向こうからは何故か妙に気に入られており、たびたびノーリッジの研究室に押しかけてきては戦利品の自慢などをしていくようになった。 |
| | | |
− | ;メルヴィン・ウェインズ | + | ;[[メルヴィン・ウェインズ]] |
| :三大貴族の一角、トランベリオの分家の出である調律師。時計塔における古くからの友人で、かつて第四次聖杯戦争に参戦するため日本へと旅立つウェイバーに飛行機のチケットを用立てたのも彼であるらしい。ウェイバーがロード・エルメロイⅡ世の名で世に知られるようになって以降もなお、頑として本来の名前を呼び続ける数少ない人物。 | | :三大貴族の一角、トランベリオの分家の出である調律師。時計塔における古くからの友人で、かつて第四次聖杯戦争に参戦するため日本へと旅立つウェイバーに飛行機のチケットを用立てたのも彼であるらしい。ウェイバーがロード・エルメロイⅡ世の名で世に知られるようになって以降もなお、頑として本来の名前を呼び続ける数少ない人物。 |
| :ただし自称『親友』ではあるが必ずしも『味方』ではなく、ウェイバーの難儀するさまを傍から堪能したがる悪質な愉快犯の面も持つ。 | | :ただし自称『親友』ではあるが必ずしも『味方』ではなく、ウェイバーの難儀するさまを傍から堪能したがる悪質な愉快犯の面も持つ。 |
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| :ハートレスの召喚したサーヴァント。 | | :ハートレスの召喚したサーヴァント。 |
| :かつて仕えていた敬愛する王を召喚しサーヴァントとして使役したこと、憎むべきディアドコイの面々と同じように王の軍勢に加わりたがっていることからロード・エルメロイⅡ世をとことん毛嫌いし、敵視している。 | | :かつて仕えていた敬愛する王を召喚しサーヴァントとして使役したこと、憎むべきディアドコイの面々と同じように王の軍勢に加わりたがっていることからロード・エルメロイⅡ世をとことん毛嫌いし、敵視している。 |
| + | |
| + | ;[[バルザーン]] |
| + | :アニメ版『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』第一話にて、まだロードを襲名する前にバビロンで出会った魔術師。 |
| + | :トラブルに巻き込まれた際彼がイスカンダルの遺跡を発掘しようとしていたと知り、完膚なきまでに叩きのめすことを決意した。 |
| + | |
| + | ;グルドア・ダヴェナント |
| + | :アニメ版『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』第三話で関わりを持った動物科の魔術師。 |
| + | :行きつけの喫茶店を臨時休業に追い込まれたことを皮切りに調査を進め、最終的には彼の魔術と失態を暴き、法政科に拘束させた。 |
| | | |
| ===その他=== | | ===その他=== |
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| : 第四次聖杯戦争で対峙したことのある剣の英霊。第四次当時、対大海魔の共同戦線を張った際などは普通に会話することもあったが、現在ではいわゆる「セイバー顔」を見たとたん悲鳴を上げるレベルに怖がっている。 | | : 第四次聖杯戦争で対峙したことのある剣の英霊。第四次当時、対大海魔の共同戦線を張った際などは普通に会話することもあったが、現在ではいわゆる「セイバー顔」を見たとたん悲鳴を上げるレベルに怖がっている。 |
| : ウェイバーが最後に彼女の顔を見たのは、モンスターバイクで神威の車輪に追いすがり、正面から「約束された勝利の剣」をぶっ放してきたという状況なので無理もないのかもしれないが。 | | : ウェイバーが最後に彼女の顔を見たのは、モンスターバイクで神威の車輪に追いすがり、正面から「約束された勝利の剣」をぶっ放してきたという状況なので無理もないのかもしれないが。 |
| + | : また、ケイネスの末路についても詳しい話は知らなかったので、「師匠を殺したサーヴァント」としても悪印象を抱いている模様。 |
| | | |
| ; [[ウェイバー・ベルベット]] | | ; [[ウェイバー・ベルベット]] |
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| : 聖杯戦争を共に駆け抜けた友との思い出はいつまでも色褪せない。 | | : 聖杯戦争を共に駆け抜けた友との思い出はいつまでも色褪せない。 |
| | | |
− | ; 《失礼、<RUBY><RB>お互い</RB><RT>’’’</RT></RUBY>サーヴァントには苦労させられるな》 | + | ; 《失礼、<ruby><rb>お互い</rb><rt>’’’</rt></ruby>サーヴァントには苦労させられるな》 |
| : ベルフェバン老の代理に獅子劫と連絡を取っていたら何故か戦闘時でもないのに実体化している赤いサーヴァントに電話越しで恫喝された。 | | : ベルフェバン老の代理に獅子劫と連絡を取っていたら何故か戦闘時でもないのに実体化している赤いサーヴァントに電話越しで恫喝された。 |
| : 自分がサーヴァントの勝手を許していることが魔術協会に知られたらと気が気でない獅子劫は不自然な強調部分に気付かずスルーしたが、確実に何かの点で同類扱いされていることを彼はまだ知らない。 | | : 自分がサーヴァントの勝手を許していることが魔術協会に知られたらと気が気でない獅子劫は不自然な強調部分に気付かずスルーしたが、確実に何かの点で同類扱いされていることを彼はまだ知らない。 |
| | | |
| ===ロード・エルメロイⅡ世の事件簿=== | | ===ロード・エルメロイⅡ世の事件簿=== |
− | ; 「だいたい、何かを救って得られる満足感など、脳の誤認でしかない。<br> 誰かを助けても自分が救われるわけじゃないし、自分が助けたと思っても本当に相手が救われたかどうかなんてしれたものじゃない。<br> 誤解で勘違いですれ違いで思い違いで、ひたすら滑稽なだけの繰り返しが、私たちが生きている世界だよ」<br>「それでも、私たちはその誤認の世界で生きている」<br>「誤認こそが我々だ。誤解こそが我々の世界だ。<br> 私たちが触れられるのは多種多様な事実であって、たったひとつの真実じゃない。<bR> どれだけの賢者がどれだけの歳月を捧げても、そこに辿り着いたりはしない。<br> いや、本来の魔術師とはそれを拒否し続ける生物なのかもしれないが」<br>「それを忘れて、無闇に真実だけを求めようとするならば――レディ、それこそ本当に<RUBY><RB>最悪</RB><RT>’’</RT></RUBY>なのだと覚えておきたまえ」 | + | ; 「だいたい、何かを救って得られる満足感など、脳の誤認でしかない。<br> 誰かを助けても自分が救われるわけじゃないし、自分が助けたと思っても本当に相手が救われたかどうかなんてしれたものじゃない。<br> 誤解で勘違いですれ違いで思い違いで、ひたすら滑稽なだけの繰り返しが、私たちが生きている世界だよ」<br>「それでも、私たちはその誤認の世界で生きている」<br>「誤認こそが我々だ。誤解こそが我々の世界だ。<br> 私たちが触れられるのは多種多様な事実であって、たったひとつの真実じゃない。<bR> どれだけの賢者がどれだけの歳月を捧げても、そこに辿り着いたりはしない。<br> いや、本来の魔術師とはそれを拒否し続ける生物なのかもしれないが」<br>「それを忘れて、無闇に真実だけを求めようとするならば――レディ、それこそ本当に<ruby><rb>最悪</rb><rt>’’</rt></ruby>なのだと覚えておきたまえ」 |
| : 死んだ野良猫を埋葬した際、グレイからの質問に答えた言葉。自虐と諦観とツンデレが同居するあまりに、自らも属するはずの魔術師という生き方さえも否定してしまっている、このスピンオフにおけるロード・エルメロイⅡ世という人物を象徴するような台詞。 | | : 死んだ野良猫を埋葬した際、グレイからの質問に答えた言葉。自虐と諦観とツンデレが同居するあまりに、自らも属するはずの魔術師という生き方さえも否定してしまっている、このスピンオフにおけるロード・エルメロイⅡ世という人物を象徴するような台詞。 |
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| : [[ハイネ・イスタリ]]から「ロード・エルメロイ」と呼びかけられて。<br>『Apocrypha』1巻でのベルフェバンとのやり取りと同じような台詞なのだが相手に他意がないからか、もしくは親しくはないからか、随分と丁寧な仕様になっている。 | | : [[ハイネ・イスタリ]]から「ロード・エルメロイ」と呼びかけられて。<br>『Apocrypha』1巻でのベルフェバンとのやり取りと同じような台詞なのだが相手に他意がないからか、もしくは親しくはないからか、随分と丁寧な仕様になっている。 |
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− | ; 「ケイネス師を殺したのは私じゃない。とある<RUBY><RB>剣の英霊</RB><RT>セイバー</RT></RUBY>とそのマスターだ。<br> 私はケイネス師の死に様を見てもいない。――だけどね、後から知ったとき、やはり悲しかったよ」<br>「あれほどの才が無為に失われたことも、あの人の見ていた景色を結局私には一度も共有できなかったことも、ただただ悲しかった。<br> それだけだ、気の利いた物言いが出来なくてすまないな」 | + | ; 「ケイネス師を殺したのは私じゃない。とある<ruby><rb>剣の英霊</rb><rt>セイバー</rt></ruby>とそのマスターだ。<br> 私はケイネス師の死に様を見てもいない。――だけどね、後から知ったとき、やはり悲しかったよ」<br>「あれほどの才が無為に失われたことも、あの人の見ていた景色を結局私には一度も共有できなかったことも、ただただ悲しかった。<br> それだけだ、気の利いた物言いが出来なくてすまないな」 |
| : ルヴィアから「ケイネスが死んだときどう思ったか」と問われて。実際、死に様どころか第四次聖杯戦争が大惨事のうちに幕を下ろした翌朝ですらケイネス一行の安否を把握していなかったわけなのだが。<br>かつては青臭い劣等感と敵愾心ばかりを抱いていた師への、その年齢を超えた今となってようやく認めることのできた尊敬と哀惜。 | | : ルヴィアから「ケイネスが死んだときどう思ったか」と問われて。実際、死に様どころか第四次聖杯戦争が大惨事のうちに幕を下ろした翌朝ですらケイネス一行の安否を把握していなかったわけなのだが。<br>かつては青臭い劣等感と敵愾心ばかりを抱いていた師への、その年齢を超えた今となってようやく認めることのできた尊敬と哀惜。 |
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− | ; 「<RUBY><RB>ボク</RB><RT>’’</RT></RUBY>は、もう十分な栄誉を受けたんだよ」<br>「その栄誉は後払いでもらったものだ」<br>「だから、<RUBY><RB>ボク</RB><RT>’’</RT></RUBY>はその栄誉にふさわしい人物にならねばならない。<br> 順序が逆になってしまったけれど、あなたの見る目は間違えてなかったのだと証明しなければならない」<br>「……生きろ、だとさ」<br>「見届けて、生き存えて、語り継げだと。本当に我が儘で滅茶苦茶だろうが。<br> そもそもあいつのせいで死にかかったってのに、ギリギリでそんなものを押しつけてくるなというんだ。<br> 後の<RUBY><RB>私</RB><RT>’</RT></RUBY>がどれだけ困ったと思っている。それこそ一晩中文句を言っても言い足りないぞ、あの馬鹿」<br>「私は自分のしたいことも、自分のできることも分かっている」<br>「どうだ、幸せな人生だろう。それをお前なんかに指図されてたまるか」 | + | ; 「<ruby><rb>ボク</rb><rt>’’</rt></ruby>は、もう十分な栄誉を受けたんだよ」<br>「その栄誉は後払いでもらったものだ」<br>「だから、<ruby><rb>ボク</rb><rt>’’</rt></ruby>はその栄誉にふさわしい人物にならねばならない。<br> 順序が逆になってしまったけれど、あなたの見る目は間違えてなかったのだと証明しなければならない」<br>「……生きろ、だとさ」<br>「見届けて、生き存えて、語り継げだと。本当に我が儘で滅茶苦茶だろうが。<br> そもそもあいつのせいで死にかかったってのに、ギリギリでそんなものを押しつけてくるなというんだ。<br> 後の<ruby><rb>私</rb><rt>’</rt></ruby>がどれだけ困ったと思っている。それこそ一晩中文句を言っても言い足りないぞ、あの馬鹿」<br>「私は自分のしたいことも、自分のできることも分かっている」<br>「どうだ、幸せな人生だろう。それをお前なんかに指図されてたまるか」 |
| : アッシュボーンの怪物の<歌>を受け、精神世界に捕らわれたエルメロイⅡ世は人の心を抉り、蝕んで死に至らしめる呪いに対し「勘違いだ」と告げる。<br>彼の魂に刻みつけられた唯一の王からの言葉は、数多くの魔術師たちをも毒牙に掛けた呪いすらも跳ね除けた。 | | : アッシュボーンの怪物の<歌>を受け、精神世界に捕らわれたエルメロイⅡ世は人の心を抉り、蝕んで死に至らしめる呪いに対し「勘違いだ」と告げる。<br>彼の魂に刻みつけられた唯一の王からの言葉は、数多くの魔術師たちをも毒牙に掛けた呪いすらも跳ね除けた。 |
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| ; 「一つだけ注意しておこうミスター」<br>「聖杯戦争を、なめない方がいい」 | | ; 「一つだけ注意しておこうミスター」<br>「聖杯戦争を、なめない方がいい」 |
| : 第五次聖杯戦争への協会参加枠を持っていったアトラム・ガリアスタへの忠告。あまりに月並みな言い方であったせいか、その忠告は完全に空振りしてしまったが… | | : 第五次聖杯戦争への協会参加枠を持っていったアトラム・ガリアスタへの忠告。あまりに月並みな言い方であったせいか、その忠告は完全に空振りしてしまったが… |
| + | |
| + | ;「君がいないと死ぬ」 |
| + | :自身が危険な地へと赴く際、グレイに向けて度々口にする台詞。聞き手によってはまるで殺し文句の様だが、本人はこれを素で言っている。二世はライネスや他の人物にも似た様な事をしている節があるので、イスカンダルの「天然の人たらし」の性質は彼にも受け継がれているのかもしれない。 |
| | | |
| ===氷室の天地 Fate/school life=== | | ===氷室の天地 Fate/school life=== |
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| **とはいえ、上記の条件を満たすためには、どのような形にせよ必ず「イスカンダルの触媒が手違いでウェイバーの手に渡り」、「ケイネスがその実力にも拘らず敗退(死亡)し」、「ウェイバーはイスカンダルに振り回されながらも友情を育み、最終的に彼が敗北する様な聖杯戦争から生還する」というレアカードが揃わないといけないため、この件に関する世界の意向はかなり強固である。そして主にケイネスにとって理不尽である。 | | **とはいえ、上記の条件を満たすためには、どのような形にせよ必ず「イスカンダルの触媒が手違いでウェイバーの手に渡り」、「ケイネスがその実力にも拘らず敗退(死亡)し」、「ウェイバーはイスカンダルに振り回されながらも友情を育み、最終的に彼が敗北する様な聖杯戦争から生還する」というレアカードが揃わないといけないため、この件に関する世界の意向はかなり強固である。そして主にケイネスにとって理不尽である。 |
| **経緯は不明だがなんと聖杯戦争がない魔法使いの夜、月姫系の世界ですら存在することが示唆されている。魔法使いの夜、月姫寄りの世界である「2015年の時計塔」<ref group = "出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201508.html 竹箒日記2015/8/14 ]</ref>にて、「エルメロイは没落した(と橙子が回想している)」「新生代最大の出世頭と言われるエルメロイ二世が現代魔術の学部長に納まった」という描写が存在するためである。 | | **経緯は不明だがなんと聖杯戦争がない魔法使いの夜、月姫系の世界ですら存在することが示唆されている。魔法使いの夜、月姫寄りの世界である「2015年の時計塔」<ref group = "出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201508.html 竹箒日記2015/8/14 ]</ref>にて、「エルメロイは没落した(と橙子が回想している)」「新生代最大の出世頭と言われるエルメロイ二世が現代魔術の学部長に納まった」という描写が存在するためである。 |
− | *実はCVの浪川大輔氏が演じたのは[[ウェイバー・ベルベット|ウェイバー]]ではなくこちらが先である。初出は『[[アーネンエルベの一日]]』であり、ただの一般人だと思われていた観光客の正体がエルメロイⅡ世であった、というCV初出を利用した叙述トリックが仕掛けられている。更に、作中では「ウェイバー・ベルベット」を名乗っており、それまで仄めかされてはいたが、断言はされていなかった「ロード・エルメロイⅡ世=ウェイバー・ベルベット」が初めて公式で明確にされた作品となっている。 | + | *実はCVの浪川大輔氏が演じたのは[[ウェイバー・ベルベット|ウェイバー]]ではなくこちらが先である。初出は『[[ALL AROUND TYPE-MOON|アーネンエルベの一日]]』であり、ただの一般人だと思われていた観光客の正体がエルメロイⅡ世であった、というCV初出を利用した叙述トリックが仕掛けられている。更に、作中では「ウェイバー・ベルベット」を名乗っており、それまで仄めかされてはいたが、断言はされていなかった「ロード・エルメロイⅡ世=ウェイバー・ベルベット」が初めて公式で明確にされた作品となっている。 |
| + | **「ロード・エルメロイⅡ世」の名前自体の初出は、コミックマーケット70のTYPE-MOONブースで発売された『Character material』。この本の中で、ロード・エルメロイⅡ世は『stay night』の10年後に行われる冬木の大聖杯を解体する際に起こった争いに関与してくるキャラクターとして語られていた。その後『Fate/Zero material』にてウェイバーの後の姿であると文章で明言された。 |
| **因みに、彼が作中で来日した理由についてははっきりと語られてはいないが、「八月中旬」、「セールスじみた雑務」、「始まってしまえば三日ほどで終わる」というワードから考えると、'''某臨海副都心で行われる某大規模イベント'''への参加と思われる(しかも出展側)。個人としての参加なのか、時計塔を代表してのものなのか、興味の尽きない所である。 | | **因みに、彼が作中で来日した理由についてははっきりと語られてはいないが、「八月中旬」、「セールスじみた雑務」、「始まってしまえば三日ほどで終わる」というワードから考えると、'''某臨海副都心で行われる某大規模イベント'''への参加と思われる(しかも出展側)。個人としての参加なのか、時計塔を代表してのものなのか、興味の尽きない所である。 |
| *『事件簿』1巻にて宿泊した部屋の名前は「Mihael」。守護天使占いでは真っ先に「結婚の天使」と出るが、同時に「世代・性別を超えた強い絆」を意味する。「危険・対立の予知による防止」「豊穣、生産性の指揮天使」「人助けの父」といった特性を持つ天使。余談だが、この天使に守護されている人の適職は保育士、児童相談員、教員など、子供に愛情を注ぐ仕事。 | | *『事件簿』1巻にて宿泊した部屋の名前は「Mihael」。守護天使占いでは真っ先に「結婚の天使」と出るが、同時に「世代・性別を超えた強い絆」を意味する。「危険・対立の予知による防止」「豊穣、生産性の指揮天使」「人助けの父」といった特性を持つ天使。余談だが、この天使に守護されている人の適職は保育士、児童相談員、教員など、子供に愛情を注ぐ仕事。 |
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