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| 初登場作品 = [[Fate/stay night]]
 
| 初登場作品 = [[Fate/stay night]]
 
| 声優 = 関智一<br />遠藤綾(幼年期)
 
| 声優 = 関智一<br />遠藤綾(幼年期)
 +
| 演者 = 丘山晴己
 
| 身長 = 182cm
 
| 身長 = 182cm
 
| 体重 = 68kg
 
| 体重 = 68kg
 
| 出典 = シュメール文明、ギルガメシュ叙事詩
 
| 出典 = シュメール文明、ギルガメシュ叙事詩
 
| 地域 = バビロニア、ウルク  
 
| 地域 = バビロニア、ウルク  
| スリーサイズ = B94/W73/H93
+
| スリーサイズ = B94/W73/H93
 
| 一人称 = 我(オレ)
 
| 一人称 = 我(オレ)
 
| 二人称 = 雑種/お前/貴様/○○(呼び捨て)
 
| 二人称 = 雑種/お前/貴様/○○(呼び捨て)
 
| 三人称 = お前たち/貴様ら/○○(呼び捨て)
 
| 三人称 = お前たち/貴様ら/○○(呼び捨て)
 +
| 異名 = 英雄王
 
| 属性 = 混沌・善
 
| 属性 = 混沌・善
| 隠し属性 = 天
+
| 副属性 = 天
 
| 性別 = 男性
 
| 性別 = 男性
 
| イメージカラー = 金
 
| イメージカラー = 金
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; EXTRA、EXTELLA
 
; EXTRA、EXTELLA
 
: 黄金律
 
: 黄金律
| 好きなもの = 自分、権力
+
| 好きな物 = 自分、権力、財宝
| 苦手なもの = 自分、蛇
+
| 苦手な物 = 自分、蛇、自己の限界に挑まない人
 
| 天敵 =  
 
| 天敵 =  
 
; stay night
 
; stay night
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; Zero、EXTRA、EXTELLA
 
; Zero、EXTRA、EXTELLA
 
: なし
 
: なし
 +
; Grand Order
 +
: [[イシュタル]]
 
| デザイン = 武内崇
 
| デザイン = 武内崇
 
| 設定作成 = 奈須きのこ
 
| 設定作成 = 奈須きのこ
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; 略歴
 
; 略歴
: 『Fate/Zero』では「この世で最初に脱皮した蛇の抜け殻の化石」を触媒に[[遠坂時臣]]によって召喚された。[[聖杯]]そのものに興味はなく、自身の財を奪おうとする者を潰すための参加。時臣が見せる臣下の礼は認めていたが、采配は気に喰わなかったようで、ついでに報いてやるか程度の情しか感じていなかった。むしろ、彼の弟子であり、己の歪な本性に苦悩し続ける[[言峰綺礼]]の方に興味を抱き、後に時臣を殺害した綺礼と主従ではなく同盟に近い形で契約を結ぶ。
+
: 『Fate/Zero』では「この世で最初に脱皮した蛇の抜け殻の化石」を触媒に[[遠坂時臣]]によって召喚された。[[聖杯]]そのものは彼に言わせれば元々が自分の財の1つに過ぎず、しかも欠陥品であったがために執着はなく、むしろ自身の財を奪おうとする者を潰すための参加。時臣が見せる臣下の礼は認めていたが、采配は気に喰わなかったようで、ついでに報いてやるか程度の情しか感じていなかった。むしろ、彼の弟子であり、己の歪な本性に苦悩し続ける[[言峰綺礼]]の方に興味を抱き、後に時臣を殺害した綺礼と主従ではなく同盟に近い形で契約を結ぶ。
 
: 元々他の英霊など相手にもしていなかったが、聖杯問答で[[アルトリア・ペンドラゴン|騎士王]]、[[イスカンダル|征服王]]と問答を行い、かつての朋友であるエルキドゥを連想させるセイバーに邪な思いを抱くと共に、ライダーの王道にも関心を持つ。
 
: 元々他の英霊など相手にもしていなかったが、聖杯問答で[[アルトリア・ペンドラゴン|騎士王]]、[[イスカンダル|征服王]]と問答を行い、かつての朋友であるエルキドゥを連想させるセイバーに邪な思いを抱くと共に、ライダーの王道にも関心を持つ。
 
: 最終日、ライダーを全力で相手するに相応しい敵と認め、「王の軍勢」を「天地乖離す開闢の星」で粉砕。直後、「王の財宝」の連射を耐え抜いて眼前に迫った彼に称賛を贈り、自らの手で直接葬った。聖杯降臨の場では辿り着いたセイバーを圧倒した上で求婚したが拒絶され、予期せぬ攻撃により「この世全ての悪」に汚染された聖杯の中身を浴びてしまう。しかし、魂の強さからそれを呑み干して受肉、以来10年に渡って現界し続けていた。
 
: 最終日、ライダーを全力で相手するに相応しい敵と認め、「王の軍勢」を「天地乖離す開闢の星」で粉砕。直後、「王の財宝」の連射を耐え抜いて眼前に迫った彼に称賛を贈り、自らの手で直接葬った。聖杯降臨の場では辿り着いたセイバーを圧倒した上で求婚したが拒絶され、予期せぬ攻撃により「この世全ての悪」に汚染された聖杯の中身を浴びてしまう。しかし、魂の強さからそれを呑み干して受肉、以来10年に渡って現界し続けていた。
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:
 
:
 
; 人物
 
; 人物
: 金の鎧を纏い、全てを見下した態度をとる金髪と赤目の男。酷薄にして無情。人の意見を聞き届けず、己の基準のみを絶対とする暴君。
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: 金の鎧を纏い、全てを見下した態度をとる金髪と赤目の男。酷薄にして時として無情。人の意見を聞き届けず、己の基準のみを絶対とする暴君。
: 傲岸不遜で唯我独尊、おまけに傍若無人。自らを「唯一無二の王」と称してはばからない。その性格とそれに見合うだけの実力を有するがゆえに常時の慢心と油断を生み、「慢心王」とも評される。
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: 傲岸不遜で唯我独尊、おまけに傍若無人。自らを「唯一無二の王」と称してはばからない。ただし完全に無情ではなく、彼なりに情はある。
 
: 好戦的かつ残忍な人物で、自身の我欲で周囲にどれだけ被害を与えても頓着することはない、サーヴァント屈指の危険人物。興味のない相手の言葉は軽く無視し、気に障った者(敵意を持って攻撃してきたり、暴言を吐いた場合)はそれが聖人であろうが自身のマスターであろうが、一切の容赦なく命を奪う。そもそも彼にとって命とは、「今すぐ死ぬ」か「いずれ死ぬ」ものであり、たとえ賢者であろうと彼が「今すぐ死ぬべき命」と認めれば抹殺する。
 
: 好戦的かつ残忍な人物で、自身の我欲で周囲にどれだけ被害を与えても頓着することはない、サーヴァント屈指の危険人物。興味のない相手の言葉は軽く無視し、気に障った者(敵意を持って攻撃してきたり、暴言を吐いた場合)はそれが聖人であろうが自身のマスターであろうが、一切の容赦なく命を奪う。そもそも彼にとって命とは、「今すぐ死ぬ」か「いずれ死ぬ」ものであり、たとえ賢者であろうと彼が「今すぐ死ぬべき命」と認めれば抹殺する。
: ただし堂々と物を言う人は嫌いではないらしく、興味がある者、認めた者が相手の場合は耳を傾ける他、それに「価値がある」と認めれば、彼の自尊心をよっぽど傷つけない限りは軽口や恥知らずな願いであっても笑って許す度量を持つ。子供にも意外と好かれていたりする。そもそも基本的に人間そのものに価値は無いとしている。代わりに人間が作るもの、成果には価値があるとしている。
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: ただし堂々と物を言う人は嫌いではないらしく、興味がある者、認めた者が相手の場合は耳を傾ける他、それに「価値がある」と認めれば、彼の自尊心をよっぽど傷つけない限りは軽口や恥知らずな願いであっても笑って許す度量を持つ。意外にも子供に好かれていたりもする。とはいえ、'''「逆らえば殺す。どれだけ執着したものであろうと、従わぬのなら殺す。それがこの英霊の本心、ギルガメッシュという男の真実」'''と作中で語られている通り、どんなに気に入られ寛大に接してくれていたとしても根底にあるのは冷酷な思考である。少年時代や賢王など色々な側面を見せるギルガメッシュではあるがこの本質が変わることはない。言峰に捧げられた生贄の子供達を、魔力供給源として受け入れてもいる(ただし子供達を殺すまではしない等、彼なりに気遣ってはいる)。聖人君子である少年時代も「好きな女性が自分好みじゃなくなった場合はあっさり切り捨てる」という考えであり、他人じゃ変えられない非情さが根っこにあると士郎に言われている<ref group = "注" >本人曰く愛情が冷めるのではなく、新しく生まれた憎しみが今まで培った愛情を超えただけ、愛情の目盛りは消えないが、永遠に増えることもなくなるとのこと。</ref>(ただし、士郎のこの評価には彼個人の好き嫌いが混じっている)。賢王についてはマーリン曰く「普段より何割か話の分かる綺麗なギルガメッシュ」、イシュタルからは「スイッチを切り替えているだけで本質そのものは変っていない」と言う評価。
: かつてこの世の全てを統べ、全ての宝を所有した最古の王ゆえの超絶な我欲の持ち主であり、聖杯戦争に参加した理由も「自分の宝(この世=自分の庭に存在する宝はすべからく自分のモノ)である聖杯を勝手に奪い合うなど許さない」という理由であり、願望器としての聖杯そのものには全く興味がない。
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: 傲慢不遜な性格ではあるが、どんな相手であろうとも自分のために働いてくれた存在(=臣下と見なした相手)には必ず報酬を渡す気前の良さもある。曰く、「タダ働きは王の沽券に関わる」とのこと。
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:基本的に人間そのものに価値は無く、代わりに人間が作るもの、成果には価値があるとしている。
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: かつてこの世の全てを統べ、全ての宝を所有した最古の王ゆえの超絶な我欲の持ち主。聖杯戦争に参加した理由も「自分の宝(この世=自分の庭に存在する宝はすべからく自分のモノ)である聖杯を勝手に奪い合うなど許さない」という理由であり、願望器としての聖杯そのものには全く興味がない。
 
: 裁定者である彼にとって人間とは自身の「愉しみ」と語っており、言峰やセイバーといった、聖杯戦争の参加者にこそ興味を持ち、第四次聖杯戦争でセイバーに興味を持ち求婚した。
 
: 裁定者である彼にとって人間とは自身の「愉しみ」と語っており、言峰やセイバーといった、聖杯戦争の参加者にこそ興味を持ち、第四次聖杯戦争でセイバーに興味を持ち求婚した。
 
; 能力
 
; 能力
: 能力・強みを一言で言うならば「金に飽かせた最強装備」。別名「チート」。世界の全てを手中に収めた彼はあらゆる[[宝具]]の「原典」の所有者であり、それらを「王の財宝」から自由に呼び出し扱う。
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: 戦闘に関する特徴を一言で言うならば「金に飽かせた最強装備」。別名「チート」「サーヴァントキラー」。世界の全てを手中に収めた彼はあらゆる[[宝具]]の「原典」の所有者であり、それらを「王の財宝」から自由に呼び出し扱う。
: 一撃一撃が必殺の威力を持つ原典宝具を、遠距離からさながら絨毯爆撃のように雨あられと惜しみなく撃ち込む戦法を好み、その火力は平均的なサーヴァントの五倍以上とされる。また全ての原典を持つが故にあらゆる相手の弱点を狙うことができるため、通常のサーヴァントでは勝ち目がほとんど存在しない。
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: 一撃一撃が必殺の威力を持つ原典宝具を、遠距離からさながら絨毯爆撃のように雨あられと惜しみなく撃ち込む戦法を好み、その火力は平均的なサーヴァントの五倍以上とされ、魂の容量は三倍以上。また全ての原典を持つが故にあらゆるサーヴァントは英霊である以上ギルガメッシュには勝利出来ないとされている。
 +
:これは英霊にはそれぞれ苦手となる事柄が存在しその因縁こそが彼らにとっての最大の弱点であるため、仮に「英雄を殺した宝具を全て持つ者」がいたとしたらその者には英霊では決して勝てないという理論からである。
 
: 第四次聖杯戦争の時点で、真面目に戦えば聖杯戦争を一夜で終わらせられる力を持ち敵無しの存在とされている。だがその性格ゆえに全力を出すこと自体極めて稀であるため、格下と見下す相手から思わぬ反撃を受けて敗北することが多い。とはいえ相手の実力を見極める眼力・洞察力は戦闘と同様恐ろしいほどに優れており、力を認めた相手にはそれ相応の慎重さで対応する。
 
: 第四次聖杯戦争の時点で、真面目に戦えば聖杯戦争を一夜で終わらせられる力を持ち敵無しの存在とされている。だがその性格ゆえに全力を出すこと自体極めて稀であるため、格下と見下す相手から思わぬ反撃を受けて敗北することが多い。とはいえ相手の実力を見極める眼力・洞察力は戦闘と同様恐ろしいほどに優れており、力を認めた相手にはそれ相応の慎重さで対応する。
: 様々な宝具の原典を所持し扱うが、本人自身の宝具は「王の財宝」と「天地乖離す開闢の星」のみである。他の宝具に関しては所持者であるが、伝説の担い手ではないがゆえに、担い手のように極限まで極め使いこなせるわけではない。
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: 様々な宝具の原典を所持し扱うが、本人自身の宝具は「王の財宝」と「天地乖離す開闢の星」のみである。他の宝具に関しては所持者であるが、伝説の担い手ではないがゆえに、担い手のように極限まで極め使いこなせるわけではない。<br/>そのため、身体能力が遥かに劣る士郎が、無限の剣製によって武器を用意する速さと技量を想定以上に発揮したことで打ちのめされてしまう。このことから[[衛宮士郎]]&[[エミヤ|アーチャー]]は天敵中の天敵。とはいえ相手の力量を正しく把握することに長けている以上、そもそも技量が高いと知っている相手に接近戦を持ち込むことはない。
: また手数が互角、武器の用意が速い、技量が上回ってる等条件を揃えられると身体能力が遥かに劣る士郎にも一方的に打ちのめされてしまう。そのため[[衛宮士郎]]&[[エミヤ|アーチャー]]は天敵中の天敵。ステータス自体は低くないため、士郎がマスターのときのセイバーくらいであれば接近戦でも宝具の切り替えによる手数の多さから圧倒出来る。
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:前述の武器を用意する速さだが、ギルガメッシュが別段遅いというわけではなく、無限の剣製を発動していないときは寧ろ士郎を物量で圧倒する。士郎がマスターのときのセイバーくらいであれば接近戦でも宝具の切り替えによる手数の多さから圧倒出来る。
 
: ちなみに彼にとっては「強さを競うなど凡夫の愚行。元より強さなど計るものではなく、王か、それ以外かの話であろう」と最強の座などよりも「王」としての在り方の方が遥かに重要らしく、自身の力や同ランクの他の英霊達との序列に特別固執はしていない。
 
: ちなみに彼にとっては「強さを競うなど凡夫の愚行。元より強さなど計るものではなく、王か、それ以外かの話であろう」と最強の座などよりも「王」としての在り方の方が遥かに重要らしく、自身の力や同ランクの他の英霊達との序列に特別固執はしていない。
: また最高位の魔術師が持つ千里眼も持っており、見ようと思えば様々な平行世界の可能性や未来までをも見ることが出来るが、英霊の記憶や知識は召喚される世界に合わせてアジャストされるように座が調整するため、複数の記憶で混乱することはない。仮に未来を見通す千里眼を使って自分が[[聖杯の泥]]に飲まれた世界の可能性を見ても、「そんな世界はありえんな」と一蹴するらしい。
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: また最高位の魔術師が持つ千里眼も持っており、見ようと思えば様々な平行世界の可能性や未来までをも見ることが出来るが、英霊の記憶や知識は召喚される世界に合わせてアジャストされるように座が調整するため、複数の記憶で混乱することはない。加えて、仮に未来を見通す千里眼を使って自分が[[聖杯の泥]]に飲まれた世界の可能性を見ても、「そんな世界はありえんな」と一蹴するらしい。
: 『EXTELLA』ではSE.RA.PH内の表と裏の境界が揺らいだことにより勝手に出現した。自らの手で現界するスキル「単独顕現」は[[ビースト|人類悪]]しか持ち得ないものだが、この事態は『EX』世界であるが故にギリギリ成し得たのである。
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: 『EXTELLA』ではSE.RA.PH内の表と裏の境界が揺らいだ隙を突くことで自力で月の表へと現界した。自らの手で現界するスキル「単独顕現」は[[ビースト|人類悪]]しか持ち得ないものだが、上記のムーンセルの状況と霊子世界であるが故に成し得た荒業である。
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:なお、『stay night』時点では知名度においてアーサーやヘラクレスに劣る、最古であるが故に無名の英雄<ref group = "出" >Fate/stay night Status</ref>とされている。作中では「ギルガメッシュなんて英雄、こっちじゃ知ってるヤツはそういないぞ」と士郎が言っていることから、日本(少なくとも当時の士郎の周囲)での知名度はそこまで高いものではなかった様子。ただし、彼を召喚した瞬間に「我々の勝利だ」と狂喜した時臣などを見るに、魔術師の間ではそれなりの知名度があったとも解釈できる。
    
== 別クラス / バリエーション ==
 
== 別クラス / バリエーション ==
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詳細は「[[女帝ギルガメッシュ]]」を参照。
 
詳細は「[[女帝ギルガメッシュ]]」を参照。
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===若旦那===
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『[[Fate/Samurai Remnant]]』にて登場した逸れのサーヴァントの一人「逸れの[[ルーラー]]」。浅草において、巴比倫弐屋(ばびろにや)という屋号で縮緬問屋を営む。
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詳細は「[[若旦那]]」を参照。
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=== アルターエゴ ===
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『[[Fate/strange Fake]]』にて消滅寸前だったギルガメッシュが複数の要因により組み替えられ、誕生した[[アルターエゴ]]の[[サーヴァント]]。<br>ギルガメッシュのイフの姿。
 +
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詳細は「[[ギルガメッシュ〔アルターエゴ〕]]」を参照。
    
== ステータス ==
 
== ステータス ==
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| [[ティーネ・チェルク]] || B || B || B || A || A || EX || 対魔力:C<br />単独行動:A || 黄金律:A<br />神性:B(A+) || style="text-align:left"|
 
| [[ティーネ・チェルク]] || B || B || B || A || A || EX || 対魔力:C<br />単独行動:A || 黄金律:A<br />神性:B(A+) || style="text-align:left"|
 
|-
 
|-
| [[主人公 (Grand Order)]] || B || C || C || B || A || EX || 対魔力:E<br />単独行動:A+<br />神性:B || カリスマ:A+<br />黄金律:A<br />コレクター:EX<br />バビロンの蔵:EX || style="text-align:left"|幕間の物語クリアで「コレクター」→「バビロンの蔵」に変化。
+
| [[主人公 (Grand Order)]] || B || C || C || B || A || EX || 対魔力:E<br />単独行動:A+<br />神性:B || カリスマ:A+<br />黄金律:A<br />コレクター:EX<br />バビロンの蔵:EX<br>すべてを見たもの:EX || style="text-align:left"|幕間の物語クリアで「コレクター」→「バビロンの蔵」に変化。<br>強化クエストクリアで「カリスマ」→「すべてを見たもの」に変化。
 
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| [[主人公 (EXTRA)]] || B || B || B || A || A || EX || rowspan="2"|単独行動:EX || rowspan="2"|黄金律:A<br />神性:B(A+)<br />コレクター:EX || style="text-align:left"|
 
| [[主人公 (EXTRA)]] || B || B || B || A || A || EX || rowspan="2"|単独行動:EX || rowspan="2"|黄金律:A<br />神性:B(A+)<br />コレクター:EX || style="text-align:left"|
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: ギルガメッシュが「エア」「乖離剣」と呼ぶ、無銘にして究極の剣から放たれる空間切断。厳密には宝具なのはエアの方でエヌマ・エリシュは最大出力時の名称。
 
: ギルガメッシュが「エア」「乖離剣」と呼ぶ、無銘にして究極の剣から放たれる空間切断。厳密には宝具なのはエアの方でエヌマ・エリシュは最大出力時の名称。
 
: エアの回転する三つの円筒が風を巻き込むことで生み出される、圧縮され鬩ぎ合う暴風の断層が擬似的な時空断層となって絶大な破壊力を持つ。混沌とした世界から天地を分けた究極の一撃。空間切断の特性故に対界宝具に分類される“世界を切り裂いた”剣。宝具のカテゴリーにおける頂点の一つとされる。
 
: エアの回転する三つの円筒が風を巻き込むことで生み出される、圧縮され鬩ぎ合う暴風の断層が擬似的な時空断層となって絶大な破壊力を持つ。混沌とした世界から天地を分けた究極の一撃。空間切断の特性故に対界宝具に分類される“世界を切り裂いた”剣。宝具のカテゴリーにおける頂点の一つとされる。
: ダメージ計算は筋力×20、ランダムで魔力の数値もプラスされる。最大ダメージは4000程だが「王の財宝」内の宝具によるバックアップを受ければ、破壊力は更に上昇する。防ぐ方法は対粛清アーマークラスか、同等の破壊力を持って相殺するしかない。その威力は最強の聖剣である神造兵装「約束された勝利の剣」と同等かソレ以上。互いに相殺されながらもなお上回り、セイバーを瀕死の状態にした。
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: ダメージ計算はSTR(筋力)×20、ランダムでMGI(魔力)の数値もSTRにプラスされる。最大ダメージは4000程だが「王の財宝」内の宝具によるバックアップを受ければ、破壊力は更に上昇する。防ぐ方法は対粛正アーマークラスか、同等の破壊力を持って相殺するしかない。その威力は最強の聖剣である神造兵装「約束された勝利の剣」と同等かソレ以上。互いに相殺されながらもなお上回り、セイバーを瀕死の状態にした。
 
: ただ、発動前に発生する吹き荒れる魔力によって、「王の財宝」からの宝具射出攻撃が不可能となる欠点がある。また発動には土地からのバックアップを受けているマスターでも無視できない程の莫大な魔力を必要とする上に、発動後に生じる隙は非常に大きく、セイバーには発動後の隙を突かれて破られている。   
 
: ただ、発動前に発生する吹き荒れる魔力によって、「王の財宝」からの宝具射出攻撃が不可能となる欠点がある。また発動には土地からのバックアップを受けているマスターでも無視できない程の莫大な魔力を必要とする上に、発動後に生じる隙は非常に大きく、セイバーには発動後の隙を突かれて破られている。   
 
: 『stay night』では主にFateルートでの「約束された勝利の剣」との撃ち合いに使用した。
 
: 『stay night』では主にFateルートでの「約束された勝利の剣」との撃ち合いに使用した。
 
: 『hollow』においては暴風で街の一区画を覆い尽しており、無限の残骸を落下させるかのように「無」へと戻した。またCCCの時と同様国造り(というよりこちらが先)の権能の説明があり、描写も紅い風のものではなく天の理であることが分かる。現世と隔絶した空間によりその全ての力を出し切っている。
 
: 『hollow』においては暴風で街の一区画を覆い尽しており、無限の残骸を落下させるかのように「無」へと戻した。またCCCの時と同様国造り(というよりこちらが先)の権能の説明があり、描写も紅い風のものではなく天の理であることが分かる。現世と隔絶した空間によりその全ての力を出し切っている。
 
: 『Zero』でのライダーとの決戦では固有結界「王の軍勢」を空間ごと切り裂いた。まず大地が断裂し、その亀裂が時間とともに大地から天にまで延び拡がっていき、切り裂かれた空間を拠り所としていた兵、馬、大地、空といった万物を砂時計の終わりのように崩落させ渦巻く虚無の奈落へと呑み込み消し飛ばした。
 
: 『Zero』でのライダーとの決戦では固有結界「王の軍勢」を空間ごと切り裂いた。まず大地が断裂し、その亀裂が時間とともに大地から天にまで延び拡がっていき、切り裂かれた空間を拠り所としていた兵、馬、大地、空といった万物を砂時計の終わりのように崩落させ渦巻く虚無の奈落へと呑み込み消し飛ばした。
: 『CCC』においては地面に突き刺す事で三層の巨大な力場によって時空流を生み出し、空間そのものを変動させる神代の「[[権能]]」<ref group = "注">『EXTELLA』のローディング画面では「本来は国造りの権能。神の名を冠した乖離剣エアから放たれる、かつて混沌とした世界の天地を分けた一撃。」と紹介されており、星造りの神の名を冠していながら、その権能は星造りではなく国造りレベルらしい。</ref>に相当する力を発揮する。その威力は、最早一個の生命程度に用いるようなものではなく、世界を相手に使用される領域にあるとされている。紅い風の断層の「天地乖離す開闢の星」とはまた異なった描写になっており、本人曰く「地の理ではなく天の理」との事。
+
: 『CCC』においては地面に突き刺す事で三層の巨大な力場によって時空流を生み出し、空間そのものを変動させる神代の「[[権能]]」<ref group = "注">『EXTELLA』のローディング画面では「本来は国造りの権能。神の名を冠した乖離剣エアから放たれる、かつて混沌とした世界の天地を分けた一撃。」と紹介されており、その本質は星造りではなく国造りである模様。</ref>に相当する力を発揮する。その威力は、最早一個の生命程度に用いるようなものではなく、世界を相手に使用される領域にあるとされている。紅い風の断層の「天地乖離す開闢の星」とはまた異なった描写になっており、本人曰く「地の理ではなく天の理」との事。
: 『CCC』ゲーム内での性能も、「規格外の宝具」の名にふさわしく99999ダメージ(固定)+即死効果というとんでもない威力を誇り、たとえ相手が無敵状態であっても問答無用で即死させる。ただ使用条件が「戦闘開始から5ターン以上経過」と「相手のHPが30%以下」<ref group = "注">正確には「相手のHPが一度でも30%以下に減る」</ref>の2つあり、サーヴァント戦以外で目にすることはわざと時間をかけない限りほとんどない。「ギルガメッシュ本人が認めた相手にしか使おうとしない」という部分の再現なのかもしれない。しかし、一回でも条件を満たせば、相手がどんなに全回復しようと発動可能なため、どんな相手にも通用する文字通り「一撃必殺」である。
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: 『CCC』ゲーム内での性能も、「規格外の宝具」の名にふさわしく99999ダメージ(固定)+即死効果というとんでもない威力を誇り、たとえ相手が無敵状態であっても問答無用で即死させる。ただ使用条件が「戦闘開始から5ターン以上経過」と「相手のHPが30%以下」<ref group = "注">正確には「相手のHPが一度でも30%以下に減ったことがある」</ref>の2つあり、サーヴァント戦以外で目にすることはわざと時間をかけない限りほとんどない。「ギルガメッシュ本人が認めた相手にしか使おうとしない」という部分の再現なのかもしれない。しかし、一回でも条件を満たせば、相手がどんなに全回復しようと発動可能なため、どんな相手にも通用する文字通り「一撃必殺」である。
 
:『Grand Order』の実装初期ではセイバーとの撃ち合い時のようなモーションで放ち、後のモーション変更でCCCのような三層の巨大な力場を渦巻かせそれを振り下ろすものへと更新された。
 
:『Grand Order』の実装初期ではセイバーとの撃ち合い時のようなモーションで放ち、後のモーション変更でCCCのような三層の巨大な力場を渦巻かせそれを振り下ろすものへと更新された。
:『Grand Order』では「敵全体に強力な〔サーヴァント〕特攻攻撃〔特別な星の力を持つサーヴァントには特攻無効〕<ref group = "注" name="オーバーチャージで特攻効果UP">オーバーチャージで特攻効果UP</ref>」という効果のBuster宝具。
+
:『Grand Order』では「敵全体に強力な〔サーヴァント〕特攻攻撃[特別な星の力を持つサーヴァントには特攻無効][Lv]<オーバーチャージで特攻威力アップ>」という効果のBuster宝具。
:強化後はランクがA++からEXに戻り、ダメージ倍率が上昇し「自身に宝具威力アップ状態を付与<ref group = "注" name="1ターン">1ターン</ref>&敵全体に強力な〔サーヴァント〕特攻攻撃〔特別な星の力を持つサーヴァントには特攻無効〕<ref group = "注" name="オーバーチャージで特攻効果UP" />」という効果のBuster宝具に変化した。
+
:強化後はランクがA++からEXに戻り、宝具威力倍率が上昇し「自身の宝具威力をアップ(1ターン)」という効果が追加される。
 
; 王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)
 
; 王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)
 
: ランク:E~A++<br />種別:対人宝具<br />レンジ:−
 
: ランク:E~A++<br />種別:対人宝具<br />レンジ:−
 
: 様々な財宝の原典を納めることでその収納した財宝を上回る神秘となったバビロニアの宝物庫と、それに繋がる鍵剣(王律鍵バヴ=イル)。持ち主の蔵と空間を繋げる能力を持つ。ただし接続される蔵と中身は所有者の財の量に準ずるため、何もない人が使っても何の意味もない。 絶え間なく変化する鍵の金型と今もなお増え続ける財宝の目録を瞬時に読み取る智慧を持つギルガメッシュだからこそ使用することができる宝具<ref group = "出">『Grand Order』概念礼装「王律鍵」のフレーバーテキストより。</ref>。
 
: 様々な財宝の原典を納めることでその収納した財宝を上回る神秘となったバビロニアの宝物庫と、それに繋がる鍵剣(王律鍵バヴ=イル)。持ち主の蔵と空間を繋げる能力を持つ。ただし接続される蔵と中身は所有者の財の量に準ずるため、何もない人が使っても何の意味もない。 絶え間なく変化する鍵の金型と今もなお増え続ける財宝の目録を瞬時に読み取る智慧を持つギルガメッシュだからこそ使用することができる宝具<ref group = "出">『Grand Order』概念礼装「王律鍵」のフレーバーテキストより。</ref>。
 
: 彼は生前自分の蔵に「宝具の原典」を含めた大量の財宝を収めており、「王の財宝」の効果により空間を繋げて自在に取り出したり、射出することが出来る。同時展開は一桁から数百本まで可能で連射も出来る。ただし、同時に複数展開して射出するにはそれなりの魔力を要する他、スキル「単独行動」の解説にもあるように、個々の宝物を本格的に使用する場合には、マスターのバックアップが無ければ真価を発揮できない。
 
: 彼は生前自分の蔵に「宝具の原典」を含めた大量の財宝を収めており、「王の財宝」の効果により空間を繋げて自在に取り出したり、射出することが出来る。同時展開は一桁から数百本まで可能で連射も出来る。ただし、同時に複数展開して射出するにはそれなりの魔力を要する他、スキル「単独行動」の解説にもあるように、個々の宝物を本格的に使用する場合には、マスターのバックアップが無ければ真価を発揮できない。
 +
:とはいえ、宝具の燃費が悪いという訳でもなく、complete materialのギルガメッシュの戦術の項目の記述に「破壊力に比べ、極めて魔力の効率がいい。個々の宝具は弾丸であり、実際に使用する魔力は王の財宝の起動分だけだからだ。」と書いてある通り、寧ろ燃費効率自体はかなり良好な模様。
 
:『stay night』では主に自身の背後に宝具を展開しているが『Zero』のバーサーカー戦では更に前面に盾を出して防御したり、自分だけでなく敵の周囲を円環状に囲む形での展開も行っている。『CCC』でのGUARD成功及び6手完封で王の財宝を使用する際には「敵の側面に展開しつつ攻撃」「敵の足下に展開しての奇襲」「敵頭上から大量の武具をばら撒き落とす」と、様々な展開方法が可能であるらしき演出がされている。『Fake』では360℃で逃げ場無しの竜巻に例えられる形で掃射することまで可能。
 
:『stay night』では主に自身の背後に宝具を展開しているが『Zero』のバーサーカー戦では更に前面に盾を出して防御したり、自分だけでなく敵の周囲を円環状に囲む形での展開も行っている。『CCC』でのGUARD成功及び6手完封で王の財宝を使用する際には「敵の側面に展開しつつ攻撃」「敵の足下に展開しての奇襲」「敵頭上から大量の武具をばら撒き落とす」と、様々な展開方法が可能であるらしき演出がされている。『Fake』では360℃で逃げ場無しの竜巻に例えられる形で掃射することまで可能。
: 強力な能力だが一度接近されてしまうと連射することが出来ず、直接本人が武器を握って敵に立ち向かわなければならない。宝具と相手の相性を見極めて乗り切ることも十分可能ではあるが、彼自身の技量が余り高くないため、手数や火力が大幅に低下してしまうという大きな弱点がある。また、有利な宝具を出すまでも無いという慢心を誘い易い格下の相手が、万一想定外の力を発揮して懐に潜り込んだ場合には、途端に脆さを露呈する。また「鍵と蔵」であるため「鍵をかけ直される」と宝物を取り出せなくなり、致命的な隙を晒してしまう。
+
: 強力な能力だが弱点もいくつかある。まず、一度接近されてしまうと連射することが出来ず、ギルガメッシュ本人が直接武器を握って敵に立ち向かわなければならない。宝具と相手の相性を見極めて乗り切ることも十分可能ではあるが、彼自身の技量が余り高くないため、手数や火力が大幅に低下してしまう。有利な宝具を出すまでも無いと慢心していた格下の相手が、想定外の力を発揮して懐に潜り込んで来たような場合には、直接戦闘に切り替えようとしても対応が間に合わず、隙を見せてしまうこともある。<br>さらに、あくまで「鍵と蔵」のセットから成る宝具であるため、何らかの手段で「他人に鍵をかけ直される」と蔵そのものがロックされてしまい、ギルガメッシュには中の宝物を取り出せなくなる。こうなると、ギルガメッシュはほとんどの戦闘手段を宝物に依っているためほぼ丸腰状態となり、致命的な隙を晒してしまう。
 
: 「王の財宝」の本体である鍵剣は本編ではFateルートで士郎が「手のひらに収まる程度の、鍵のような短剣」を目撃しているのみでCGや武器項目に登場したことがなく正確なビジュアルは不明。アニメ『Fate/zero』では乖離剣を取り出す時にビジュアルが登場したのだが、手の平に収まるサイズではなくなっている。
 
: 「王の財宝」の本体である鍵剣は本編ではFateルートで士郎が「手のひらに収まる程度の、鍵のような短剣」を目撃しているのみでCGや武器項目に登場したことがなく正確なビジュアルは不明。アニメ『Fate/zero』では乖離剣を取り出す時にビジュアルが登場したのだが、手の平に収まるサイズではなくなっている。
 +
:宝具が出てくる空間は金色の円盤状という印象が強いが、原作ではとくに色の設定などは記述されておらず1枚絵も無色透明(空間が歪んだところに光が反射されてる)で背景色によって色が変わっている。さらに言えば基本的にギルガメッシュは最終決戦で戦うため寧ろ赤色の印象が強く(最終決戦の時は空が赤いため)、deen版のfateや格闘ゲームでは赤色である。劇場版UBWから金色になり、それ以降全て金色で統一されている。
 
:『CCC』にて、この蔵の正体が人類の知恵の原典にしてあらゆる技術の雛形であることが判明。ゆえにこの宝物庫には、人類が生み出すものであれば全て、遥か遠い超未来に人類が生み出すものまでも全て保有している、という過去未来の時間軸すら超越した途方もない代物であることが明かされる。
 
:『CCC』にて、この蔵の正体が人類の知恵の原典にしてあらゆる技術の雛形であることが判明。ゆえにこの宝物庫には、人類が生み出すものであれば全て、遥か遠い超未来に人類が生み出すものまでも全て保有している、という過去未来の時間軸すら超越した途方もない代物であることが明かされる。
 
: それは比喩でなく文字通り人類が生み出すものであれば「何でも」であり、この宝物庫に存在しないものは基本的には「新人類が生み出す全く別の概念」によるもの、または「別天体の知的生命体の文明技術」によってできたものだけであるとされている。そのため、財宝の総量は既に彼自身にも良く分からなくなっている。
 
: それは比喩でなく文字通り人類が生み出すものであれば「何でも」であり、この宝物庫に存在しないものは基本的には「新人類が生み出す全く別の概念」によるもの、または「別天体の知的生命体の文明技術」によってできたものだけであるとされている。そのため、財宝の総量は既に彼自身にも良く分からなくなっている。
: ただしそのコレクションにもやはり限界はあり、セイバーの持つ『約束された勝利の剣』、『全て遠き理想郷』、カルナの持つ鎧『日輪よ、具足となれ』、槍『日輪よ、死に随え』などの宝具に関しては収蔵されておらず、またバーサーカーの『十二の試練』のような逸話から昇華された身体能力系の宝具も存在しないという。
+
: ただしそのコレクションにもやはり限界はあり、セイバーの持つ『約束された勝利の剣』『全て遠き理想郷』などのように収蔵されていない物も存在する他、バーサーカーの『十二の試練』のような逸話から昇華されたタイプの宝具も存在しないという。
: またカルナの槍のような、「何の宝具が原典に当たるかわからない」宝具は、例え収蔵されていたとしても取り出すことが出来ない。
+
: また、カルナの槍や鎧のように「何が原典に当たるかわからない」宝具は、例え収蔵されていたとしても取り出すことが出来ない。
 
: 『CCC』では攻撃スキルの一つとして登場。相手に魔力依存のダメージを与えつつ2手分のスタン効果を付加する。
 
: 『CCC』では攻撃スキルの一つとして登場。相手に魔力依存のダメージを与えつつ2手分のスタン効果を付加する。
 
: 『Grand Order』では通常攻撃として使用し、[[アステリオス]]の斧や[[レオニダス一世]]の槍を始めとした、同作に登場する他サーヴァントの武器を射出しているのが確認できる。
 
: 『Grand Order』では通常攻撃として使用し、[[アステリオス]]の斧や[[レオニダス一世]]の槍を始めとした、同作に登場する他サーヴァントの武器を射出しているのが確認できる。
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=== 「王の財宝」内にある宝具 ===
 
=== 「王の財宝」内にある宝具 ===
彼が所蔵している物の多くは「宝具の原典」である。以下にあげる宝具の中には、その「原典」としての名称・能力ではなく、派生品・後の伝承について述べているものもあるが、基本的に彼が所蔵しているのはその元になったもの、と考えられる。
+
彼が所蔵している物の多くは「宝具の原典」である。以下にあげる宝具の中には、その「原典」としての名称・能力ではなく、派生品・後の伝承について述べているものもあるが、基本的に彼が所蔵しているのはその元になったもの、と考えられる。またギルガメッシュ本人が了承を得た上で宝具の貸与や譲渡を行う場合もある。中にはジャージの原典などガラクタ同然の財宝もある事から、全てが人間やサーヴァントにとって有用な財宝がある訳ではない。
    
; 乖離剣エア
 
; 乖離剣エア
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:
 
:
 
;黄金の鎧
 
;黄金の鎧
:
+
:生身の頭を手で守りはしたが、無抵抗の状態でセイバーの斬撃の数々を防ぎきってみせた。
 
:
 
:
 
; 原罪(メロダック)
 
; 原罪(メロダック)
197行目: 217行目:  
: 正確にはヴァジュラとは武器の総称(「剣」や「槍」等と同様)なので、数あるヴァジュラのうちの一つと思われる。
 
: 正確にはヴァジュラとは武器の総称(「剣」や「槍」等と同様)なので、数あるヴァジュラのうちの一つと思われる。
 
:
 
:
; ダインスレイヴ
+
; ダインスレフ
 
: ニーベルンゲンの魔剣。
 
: ニーベルンゲンの魔剣。
 
: 北欧の英雄・[[シグルド]]を殺した一族に伝わるもので、元々は[[ファヴニール]]竜が収集していたもの。強力な「報復」の呪いを持つ。
 
: 北欧の英雄・[[シグルド]]を殺した一族に伝わるもので、元々は[[ファヴニール]]竜が収集していたもの。強力な「報復」の呪いを持つ。
228行目: 248行目:  
: 「Fate/Zero アニメビジュアルガイドII」の解説によれば、ヴィマーナに関する科学技術書「ヴィマニカ・シャストラ」には、ジグザグ飛行、翼を広げての高速機動、ヴィマーナ同士の激突を防ぐ緊急回避能力の他、光学迷彩、ステルス機能、通信傍受、はてはレーザー光線や生物兵器の使用までも可能という記述があり、劇中ではまだその性能の全てを発揮していなかった可能性もあると述べられている。『Fake』では搭乗者を守る機能として数十の迎撃宝具が搭載されている事が判明した。
 
: 「Fate/Zero アニメビジュアルガイドII」の解説によれば、ヴィマーナに関する科学技術書「ヴィマニカ・シャストラ」には、ジグザグ飛行、翼を広げての高速機動、ヴィマーナ同士の激突を防ぐ緊急回避能力の他、光学迷彩、ステルス機能、通信傍受、はてはレーザー光線や生物兵器の使用までも可能という記述があり、劇中ではまだその性能の全てを発揮していなかった可能性もあると述べられている。『Fake』では搭乗者を守る機能として数十の迎撃宝具が搭載されている事が判明した。
 
:
 
:
; 神代の酒
+
; 神酒アムリタ(神代の酒)
: 黄金の容器に入った酒。『Fate/Zero』における聖杯問答で供した他、『EXTELLA』ではEMゲージ全回復アイテムとして登場。
+
: 黄金の容器に入った神酒。れっきとした宝具であり『Fate/Zero』における聖杯問答で供した他、『EXTELLA』ではEMゲージ全回復アイテムとして登場。
 +
: また[[Fate/EXTRA CCC]]でも主人公に提供しようとした。おそらくは彼なりの慈悲で不死、もしくは消滅しない手立てとして出そうとしたのが解る。
 +
: サーヴァントの身には意味もない事だが不死を与える力を持つ。
 
:
 
:
;黄金の杯
+
;聖杯ナルタモンガ(黄金の聖杯)
:これを巡って幾つもの国が争い滅んだほどの逸品の酒器。『Fate/Zero』における聖杯問答で供した。
+
:古代ギリシャに伝わるとされる伝説の黄金の聖杯。ナルタモンガは不思議な力を持ち、勇者たちの宴会に現れ、自然に酒が満ち、自らの魔力によって宙に浮き、最高の勇者の口元に移動する。
 +
:これを巡って幾つもの国が争い滅んだほどの逸品の酒器であり、また聖杯。だがこれには願望機としての力は一切ない。聖杯を求めるサーヴァントの前にわざわざ願望機としての機能のない聖杯を出した。
 +
:『Fate/Zero』における聖杯問答で供した。これを出したのは、ある種のギルガメッシュなりの英雄達への慈悲と敬意を讃えてのものと思われる。
 
:
 
:
 
; 飛行用宝具
 
; 飛行用宝具
261行目: 285行目:  
: 『Fate/strange Fake』に登場。金色の輪に嵌められた歪んだレンズ。
 
: 『Fate/strange Fake』に登場。金色の輪に嵌められた歪んだレンズ。
 
: 遥か遠方の光景を映し出すことが出来る。
 
: 遥か遠方の光景を映し出すことが出来る。
:
+
; 本音を曝け出す鏡
 +
: 『Fate/strange Fake』に登場。日本の銅鏡に近い小さな鏡。
 +
: 映し出された人間に対し、噓偽りなく自分の本音を語らせる力を持つ。
 +
: 英雄王の本来の姿の時はあまり使いたがらない。
 +
 
 
;ウルクの大杯
 
;ウルクの大杯
 
:『Fate/Grand Order』第七特異点に登場。
 
:『Fate/Grand Order』第七特異点に登場。
: 膨大な魔力の籠もった杯であり、望みを叶える願望器・聖杯。当初はソロモンの配置した聖杯だと思われていたが、直後にそれ以前からギルガメッシュが所持していたものだと判明する。
+
: 膨大な魔力の籠もった杯であり、望みを叶える願望器・聖杯。なお彼に言わせれば全ての聖杯の所有権は元々は自分にあるのだと言う。
 +
: 冬木の聖杯すらも所持していたと言う事が作中で本人により語られている。ギルガメッシュ本人によれば
 +
: 『願望機で宝物には違いないが、欠陥品なので回収する気すら失せた。それでも他の連中が自分の宝を勝手に奪い合っているのは我慢がならない』と言う理由で参戦。
 +
: 当初はソロモンの配置した聖杯だと思われていたが、直後にそれ以前からギルガメッシュが所持していたものだと判明する。
 
: 作中では女神達が「この世界を思うままに作り替える為に大杯を狙っているのでは」と牛若丸は考察していた。
 
: 作中では女神達が「この世界を思うままに作り替える為に大杯を狙っているのでは」と牛若丸は考察していた。
 
: 本章後半では、[[ゲーティア|魔術王]]から与えられた第七の聖杯を抉り取られ虫の息と化した[[キングゥ]]にギルガメッシュが自ら与える。それを心臓(動力)とした彼は数千単位の[[ラフム]]を撃ち落とし[[ティアマト]]を約一時間拘束する等、第七の聖杯を心臓としていた時以上の桁違いの強さを見せ付けた。
 
: 本章後半では、[[ゲーティア|魔術王]]から与えられた第七の聖杯を抉り取られ虫の息と化した[[キングゥ]]にギルガメッシュが自ら与える。それを心臓(動力)とした彼は数千単位の[[ラフム]]を撃ち落とし[[ティアマト]]を約一時間拘束する等、第七の聖杯を心臓としていた時以上の桁違いの強さを見せ付けた。
295行目: 326行目:  
: 世界と神々とを統べる窮極の王権を保障するが、資格が無い者が触れても一切応えないという。
 
: 世界と神々とを統べる窮極の王権を保障するが、資格が無い者が触れても一切応えないという。
 
: これについては他の宝具のように逸話によって納められた「原型」ではなく、乖離剣エアや天の鎖同様、実物を手に入れて直接収蔵したと思われる。
 
: これについては他の宝具のように逸話によって納められた「原型」ではなく、乖離剣エアや天の鎖同様、実物を手に入れて直接収蔵したと思われる。
 +
: 大宝物には違いないのだがギルガメッシュは肝心な時にグガランナを出せなかったイシュタルに対して粘土板に『私は駄目な女神です』と書いて罰として持たせた。
 +
: 1度手に入れてしまえば興味は失せるのか、大宝物の使い道は割りに雑に扱う一面も見せている。
 
:
 
:
 
;浴場宝具
 
;浴場宝具
302行目: 335行目:  
;反魂の香
 
;反魂の香
 
:『Fate/hollow ataraxia』で、残骸を呼び集めるのに使った。
 
:『Fate/hollow ataraxia』で、残骸を呼び集めるのに使った。
 +
:
 +
;理性を集める瓶
 +
:『Fate/Grand Order』で使用された瓶。子ギルがアストルフォに提供していた。
 +
:なお、シャルルマーニュ伝説に登場したものとは効果が微妙に異なり、「周囲の人間の理性を七割ほど奪って充填する」という傍迷惑な効果になっている。
 
:
 
:
 
;振ると一定空間を凍らせる剣
 
;振ると一定空間を凍らせる剣
328行目: 365行目:  
:
 
:
 
;知恵の木の実
 
;知恵の木の実
:
  −
  −
== 使用スキル・必殺技 ==
  −
;[[Fate/unlimited codes]]
  −
:; スタイルチェンジ
  −
:: バビロンモードとエアモードを切り替える。魔力ゲージを消費する。
  −
:; 乖離剣・全(ニンツ)
  −
:: 乖離剣を振り下ろす。月、乱へと派生可能。
  −
:; 乖離剣・月(スィン)
  −
:: 乖離剣で下段を薙ぎ払う。
  −
:; 乖離剣・乱(エヌルタ)
  −
:: 飛びかかって乖離剣で攻撃を加える中段攻撃。
  −
:; 乖離剣・知(エア)
  −
:: 一歩踏み込み、乖離剣で薙ぎ払う。
  −
:; 乖離剣・義(シャマシュ)
  −
:: 一歩踏み込み、乖離剣で斬り上げる。
  −
:; 乖離剣・天(アンシャル)
  −
:: 一歩踏み込み、乖離剣で薙ぎ払う。魔力ゲージを消費する。
  −
:; 冥府の門(エイルラガル)
  −
:: 王の財宝から武器を射出する飛び道具。
  −
:; 天の鎖(エルキドゥ)
  −
:: 天の鎖を放って攻撃する。同名で性能の異なる技が2種類ある。
  −
:; 王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)展開
  −
:: 魔力開放。展開時のみの専用技が使用可能になる。
  −
:; 王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)
  −
:: 超必殺技。王の財宝から無数の武器を撃ち出す飛び道具。
  −
:; 天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)
  −
:: 超必殺技。乖離剣エアを振るい、巨大な竜巻状の飛び道具を放つ。
  −
:: アルトリアの「約束された勝利の剣」とぶつかると一方的に打ち勝てる特殊効果がある。
  −
:; 天地波涛す終局の刻(ウト=ナビシュテム)
  −
:: 聖杯超必殺技。連続コマンド入力による連撃。天の鎖で引き寄せて連続斬りを加え、鎖で拘束した相手に王の財宝の一斉射を浴びせる。
  −
:: 対戦相手が神性の高いサーヴァントである場合、フィニッシュの演出が天地乖離す開闢の星に変化する。
     −
;[[Fate/EXTRA CCC]]
+
== 使用技 ==
:; 風を放つ
+
===[[Fate/unlimited codes]]===
:: 宝剣で斬りつけ、筋力ダメージを与える。
+
; 乖離剣・全(ニンツ)
:; 嵐を払う
+
: 乖離剣を振り下ろす。月、乱へと派生可能。
:: 宝斧の縦の叩きつけ、横振りの二連撃で敵に筋力ダメージを与える。
+
; 乖離剣・月(スィン)
:; 黄金律
+
: 乖離剣で下段を薙ぎ払う。
:: 自動発動スキル。戦闘終了時のサクラメントの入手量が10%上昇する。
+
; 乖離剣・乱(エヌルタ)
:; エヌルタの灰油
+
: 飛びかかって乖離剣で攻撃を加える中段攻撃。
:: 3ターンの間、自身の筋力を強化する。
+
; 乖離剣・知(エア)
:; 王律権ダムキナ
+
: 一歩踏み込み、乖離剣で薙ぎ払う。
:: 3ターンの間、ターン終了時にMPを最大MPの10%回復する。
+
; 乖離剣・義(シャマシュ)
:; コレクター
+
: 一歩踏み込み、乖離剣で斬り上げる。
:: 自動発動スキル。戦闘終了時のアイテム入手率が上昇する。
+
; 乖離剣・天(アンシャル)
:; 天の鎖(エルキドゥ)
+
: 一歩踏み込み、乖離剣で薙ぎ払う。魔力ゲージを消費する。
:: 天の鎖で攻撃し、敵に魔力ダメージと麻痺を与える。
+
; 冥府の門(エイルラガル)
:; 王律権キシャル
+
: 王の財宝から武器を射出する飛び道具。
:: 使用した手から4手の間、被ダメージを半減する。
+
; 天地波涛す終局の刻(ウト=ナビシュテム)
:; 王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)
+
: 聖杯超必殺技。連続コマンド入力による連撃。天の鎖で引き寄せて連続斬りを加え、鎖で拘束した相手に王の財宝の一斉射を浴びせる。
:: 王の財宝から宝具を射出して攻撃する。
+
: 対戦相手が神性の高いサーヴァントである場合、フィニッシュの演出が天地乖離す開闢の星に変化する。
:: 魔力ダメージと二手のスタンを与える。
  −
:; 乖離剣・エア
  −
:: 乖離権エアから赤い暴風を放つ。GUARD貫通効果がある……と書いてあるが貫通効果が何故か機能していない。
  −
:: HP30%未満でなければ使えない使用制限がある。
     −
;[[Fate/EXTELLA LINK]]
+
===[[Fate/EXTRA CCC]]===
:; 王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)
+
; 風を放つ
:: 宝物庫から大量の武器を召喚し、前方に射出する。
+
: 宝剣で斬りつけ、筋力ダメージを与える。
:; ニヌルタの鬨
+
; 嵐を払う
:: ドリル状のランスを高速回転させて突き刺す。巻き込んだ敵を上空に突き上げ吹き飛ばす。ガードブレイク性能が高い。
+
: 宝斧の縦の叩きつけ、横振りの二連撃で敵に筋力ダメージを与える。
:; 天の鎖・変容
+
; エヌルタの灰油
:: 「天の鎖」を直線状に射出して攻撃する遠距離攻撃。スタン効果は無い。
+
: 3ターンの間、自身の筋力を強化する。
:; 天の鎖(エルキドゥ)
+
; 王律権ダムキナ
:: 前方に「天の鎖」を射出する。ヒットした敵を鎖で縛りつけ、スタン状態にする。
+
: 3ターンの間、ターン終了時にMPを最大MPの10%回復する。
:; 見えているわ、たわけ!
+
; 王律権キシャル
:: 前方に配置したゲートを回転させ、ガトリングガンの様に宝物庫の武器を射出する。
+
: 使用した手から4手の間、被ダメージを半減する。
:; 全てを見たもの
  −
:: 一定時間ガード体勢を取り攻撃に備える。ガード中に攻撃を受けると、攻撃を無効にしつつ王の財宝で強力なカウンター攻撃を放つ。
  −
:; アヌの籠目
  −
:: 前方の空間を円環状に取り囲み、召喚した武器を一斉掃射し、爆発を起こす。
     −
;[[トラぶる花札道中記]]
+
===[[Fate/EXTELLA LINK]]===
:; 王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)
+
; ニヌルタの鬨
:: チーム「神父と愉快な仲間たち」で使用。第1ターンのみ発動でき、自分の手札のカス札1~2枚を、山札にあるコウ札と取り替える。
+
: ドリル状のランスを高速回転させて突き刺す。巻き込んだ敵を上空に突き上げ吹き飛ばす。ガードブレイク性能が高い。
:; 天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)
+
; 天の鎖・変容
:: チーム「神父と愉快な仲間たち」で使用。発動ターンで上がると、相手に与えるダメージが10文増える。
+
: 「天の鎖」を直線状に射出して攻撃する遠距離攻撃。スタン効果は無い。
:; 天翔る王の御座(ヴィマーナ)
+
; 見えているわ、たわけ!
:: チーム「優雅なる愉悦倶楽部」で使用。第1ターンのみ発動でき、発動したラウンドに限り、自分・相手ともに与えるダメージが2倍になる。
+
: 前方に配置したゲートを回転させ、ガトリングガンの様に宝物庫の武器を射出する。
 +
; 全てを見たもの
 +
: 一定時間ガード体勢を取り攻撃に備える。ガード中に攻撃を受けると、攻撃を無効にしつつ王の財宝で強力なカウンター攻撃を放つ。
 +
; アヌの籠目
 +
: 前方の空間を円環状に取り囲み、召喚した武器を一斉掃射し、爆発を起こす。
    
== 真名:ギルガメッシュ ==
 
== 真名:ギルガメッシュ ==
415行目: 416行目:  
:ギルガメッシュの異名。英雄の王ではなく、「英雄たちの王」という意味で用いられる。
 
:ギルガメッシュの異名。英雄の王ではなく、「英雄たちの王」という意味で用いられる。
 
:世界各国の神話と英雄は、ギルガメッシュ伝承を模倣し派生したもの。あらゆる神話や英雄のモデルにされてきたと言っても過言ではない。
 
:世界各国の神話と英雄は、ギルガメッシュ伝承を模倣し派生したもの。あらゆる神話や英雄のモデルにされてきたと言っても過言ではない。
:ギルガメッシュは英雄たちが持つ宝具の原型――各神話ごとにアレンジされるよりも前の、大本の宝具を所持していることになる。逆説として、原典であるギルガメッシュが所持していなければ、発展系である後代の英雄たちの元にその宝は伝わらないからからである。
+
:それは、ギルガメッシュが英雄たちが持つ宝具の原型――各神話ごとにアレンジされるよりも前の、大本の宝具を所持していることを意味する。逆説として、原典であるギルガメッシュが所持していなければ、発展系である後代の英雄たちの元にその宝は伝わらないからである。
 
:ギルガメッシュが集めた財宝を収めた蔵には、英雄たちの命を助けた聖剣も、英雄たちの命を奪った魔剣も貯蔵されている。それだけでなく、英雄の弱点となりうる“伝説”さえも所持しているという。
 
:ギルガメッシュが集めた財宝を収めた蔵には、英雄たちの命を助けた聖剣も、英雄たちの命を奪った魔剣も貯蔵されている。それだけでなく、英雄の弱点となりうる“伝説”さえも所持しているという。
 
:英霊にして、対英霊戦における絶対強者。“全ての英雄たちの王”の名をいただくのは、天地においてギルガメッシュただ一人。<br />彼が英雄王――「英雄たちの王」と呼ばれる由縁はここにある。故に、「人類最古の英雄王」という肩書きの意味を、言葉の通り汲み取ってはならない。
 
:英霊にして、対英霊戦における絶対強者。“全ての英雄たちの王”の名をいただくのは、天地においてギルガメッシュただ一人。<br />彼が英雄王――「英雄たちの王」と呼ばれる由縁はここにある。故に、「人類最古の英雄王」という肩書きの意味を、言葉の通り汲み取ってはならない。
    
=== 過去 ===
 
=== 過去 ===
先々代の王ルガルバンダと古代の女神リマトとの間に生を受ける。<br>
+
先々代の王ルガルバンダと古代の女神リマトとの間に生を受け、3分の2が神、残りの3分の1が人間で出来ていた。<br>
 
青年になったギルガメッシュの横暴さは増していき、“本来の使命”を果たしていないと見なされ、それを戒めるために一つの生命が地上に送り込まれた。その名はエルキドゥ。ギルガメッシュと同じ、神の血を与えられた神造の人である。<br>
 
青年になったギルガメッシュの横暴さは増していき、“本来の使命”を果たしていないと見なされ、それを戒めるために一つの生命が地上に送り込まれた。その名はエルキドゥ。ギルガメッシュと同じ、神の血を与えられた神造の人である。<br>
 
両者激闘の末、どちらともなく倒れ込み相手の武勇を認め、無二の友人となった。対等の者がいなかったギルガメッシュにとって、初めて“友”と呼べる存在ができた瞬間である。<br>
 
両者激闘の末、どちらともなく倒れ込み相手の武勇を認め、無二の友人となった。対等の者がいなかったギルガメッシュにとって、初めて“友”と呼べる存在ができた瞬間である。<br>
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:神と人とを分かつまいと作られた『'''天の楔'''』。ギルガメッシュに与えられた本来の使命であり、神々に望まれた彼の在り方。
 
:神と人とを分かつまいと作られた『'''天の楔'''』。ギルガメッシュに与えられた本来の使命であり、神々に望まれた彼の在り方。
   −
:霊長類の時代の始まり、人が人として思うままに振る舞い始めた狂乱期の幕開けの時代に、王としてデザインされた一つの生命。これまでの支配者だった神の血と、これからの支配者である人の血。二つの特性を現す、全く違う生き物。
+
:霊長類の時代が始まり、人が人として思うままに振る舞い始めた狂乱期の幕開けの時代に、王としてデザインされた一つの生命。これまでの支配者だった神の血と、これからの支配者である人の血。二つの特性を現す、全く違う生き物。<br>
 
+
:前提として神は「元からあったものが神になったもの」と、「神として生まれ変わったもの」の2種類に大別される。前者を「古代の神」、後者を「現代の神」と分けられており、古代メソポタミアの神は前者、自然現象が意思と人格を持った古代の神にあたる。<br>
:古代メソポタミアの神々(自然現象に発生する意志と人格=古代の神)は、人が持つ圧倒的な世界の変革力による「古代の神が不要になる未来」が訪れることを恐れ、人間側でありながら神の陣営に属する新しい統治者を欲しがった。神々が言うに、ソレは「楔」。天と地を繋ぎ止めるものとして、神と人の決壊を防ぐべく打ち込まれた防衛措置。
+
:生命には自分たちが住む地盤を、住みやすい環境に整える本能──生存力とよばれるものがあるのだが、古代の神は其れが欠けていた。どれほどの強大なエネルギーを持っていようとも、あくまで'''ただそこにあるだけのもの'''でしかなく、獲得した人格、独創性、認識力は人間と大差ない。神々が如何に全能の知性を持っていようと、出せる結論やかたちどる人格は一つだけ。
 +
:その点、神々にとって人間達の持つ世界の変革力は脅威だった。ひとりひとりでは小さいが、とにかく数が多く、平均値が高い。大権能を持つ個こそいないものの、他の生命体より高い水準の知性を持ち、それがすべての人間に備わっている。
 +
:人間の欲望は限りなく、とめどなく、惜しまれることもなく、世界は人間の欲望のまま変貌していく。'''このまま人間が繁殖すれば星のルールが変わり、自然現象に意思が不要になる時が訪れる。'''神々はその未来を恐れた。
 +
:結果、人間側でありながら神の陣営に属する新しい統治者を欲しがった。神々が言うに、ソレは「楔」。天と地を繋ぎ止めるものとして、神と人の決壊を防ぐべく打ち込まれた防衛措置。
 
:まっとうな生の営みによって生まれたわけではなく、初めから神の代弁者として君臨し、人間をいさめるために設計されたモノ。神造の発明品。それがギルガメッシュである。
 
:まっとうな生の営みによって生まれたわけではなく、初めから神の代弁者として君臨し、人間をいさめるために設計されたモノ。神造の発明品。それがギルガメッシュである。
    
:『'''星の抑止力'''』によって生み出されたその本質は、人類の歴史の観測者にして裁定者という、いわばムーンセルと同種の存在であるという。
 
:『'''星の抑止力'''』によって生み出されたその本質は、人類の歴史の観測者にして裁定者という、いわばムーンセルと同種の存在であるという。
 
+
<br>
 
:人と神、どちらの視点も持つが、最終的には神側に落ち着く超越者を作ったこと。自然崇拝から人が離れていくことを恐れた神々がとった対策は正しかった。
 
:人と神、どちらの視点も持つが、最終的には神側に落ち着く超越者を作ったこと。自然崇拝から人が離れていくことを恐れた神々がとった対策は正しかった。
 
:最大の誤算は、作られた彼が、神の思惑通りに動かなかったことである。
 
:最大の誤算は、作られた彼が、神の思惑通りに動かなかったことである。
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:ギルガメッシュが孤立を選り好んだ理由。それは、彼が自身に定めた王道が、一人で進まなければならない道だったからである。
 
:ギルガメッシュが孤立を選り好んだ理由。それは、彼が自身に定めた王道が、一人で進まなければならない道だったからである。
:ギルガメッシュにとっての守護とは「見据えること」。人間が築く結果が生む“輝かしい過程”に、人間以上である彼が関わってはならず、王が手にできるのは結果のみである。その様を、エルキドゥは「裁定者にして収穫者」と例えた。
+
:ギルガメッシュにとっての守護とは「見据えること」。その為に神を廃し人を憎むのであれば、王は孤立した者でなければならない。人々の未来が好ましく思えば思うほど、彼は何者にも関われなくなる。
 +
:人間が築く結果が生む“輝かしい過程”に、人間以上である彼が関わってはならず、王が手にできるのは結果のみである。その様を、エルキドゥは「裁定者にして収穫者」と例えた。
    
:エルキドゥから見たギルガメッシュは、神の子として作られていながらその神々に逆らい続けた英雄であり、初めから魂と自由意志を持つ“本当の生命”で“真に価値のある星”だった。エルキドゥはギルガメッシュに憧れ、憎んだのである。
 
:エルキドゥから見たギルガメッシュは、神の子として作られていながらその神々に逆らい続けた英雄であり、初めから魂と自由意志を持つ“本当の生命”で“真に価値のある星”だった。エルキドゥはギルガメッシュに憧れ、憎んだのである。
 
:そんな彼と違い、自身を道具であると卑下するエルキドゥに、彼は“友”という唯一の価値を与えた。未来永劫、彼自身が孤独であることを代償にして。
 
:そんな彼と違い、自身を道具であると卑下するエルキドゥに、彼は“友”という唯一の価値を与えた。未来永劫、彼自身が孤独であることを代償にして。
 +
:弱きを知りながら、弱きを省みる事はなく、強きを知りながら、強きを認める事はなかった。理解者などいらない。孤高であり続ける。それがギルガメッシュの最大の誠意だった。エンキドゥはその矜恃に永遠の疵を付けてしまった事を、死してなおも悔恨を抱いている。
    
;王の帰還
 
;王の帰還
 
:不老不死の旅を終えかくしてウルクに戻ったが、長旅にかまけ放浪した王に民たちは呆れて他の都市に移り住んでおり、唯一残ったシドゥリも「一言文句を言わないと気がすまなかった」と恨み節を展開。新たな目的を探していたギルガメッシュは城塞都市を考案し、廃墟同然となってしまったウルクを立て直す事に成功した。
 
:不老不死の旅を終えかくしてウルクに戻ったが、長旅にかまけ放浪した王に民たちは呆れて他の都市に移り住んでおり、唯一残ったシドゥリも「一言文句を言わないと気がすまなかった」と恨み節を展開。新たな目的を探していたギルガメッシュは城塞都市を考案し、廃墟同然となってしまったウルクを立て直す事に成功した。
 
+
:<br>この“帰国後のギルガメッシュ”は『Grand Order』にて初めて描かれたが、特異点になったウルクを治めながら魔術師としての姿を取っており、他の世界線での彼も同じ状態であるかは定かではない。『Grand Order』第七特異点の真相からすると、統治具合や迎えた最期についてもそれ特有のものである可能性がある。
:この“帰国後のギルガメッシュ”は『Grand Order』にて初めて描かれたが、特異点になったウルクを治めながら魔術師としての姿を取っており、他の世界線での彼も同じ状態であるかは定かではない。『Grand Order』第七特異点の真相からすると、統治具合や迎えた最期についてもそれ特有のものである可能性がある。
      
=== 伝承との違い ===
 
=== 伝承との違い ===
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===Fateシリーズ===
 
===Fateシリーズ===
 
; [[Fate/stay night]]
 
; [[Fate/stay night]]
: 3ルート中、2ルートでラスボス(の1人)を務める。
+
: 3ルート中、2ルートでラスボス(の1人)を務める。残りの1ルートではあっけなく退場する。
 
; [[Fate/hollow ataraxia]]
 
; [[Fate/hollow ataraxia]]
 
: この四日間を茶番と評して普段は子供の姿で過ごしている。<del>たまにこちらの姿で登場する時はほぼギャグキャラ。</del>
 
: この四日間を茶番と評して普段は子供の姿で過ごしている。<del>たまにこちらの姿で登場する時はほぼギャグキャラ。</del>
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: 主人公のサーヴァントとして登場。漫画版『EXTRA』のおまけでも登場し、いつも通り女体化したはくのんの目覚まし時計を宝具で叩き潰して怯えられた。セイバー曰く「気が合ったから連れてきた」。
 
: 主人公のサーヴァントとして登場。漫画版『EXTRA』のおまけでも登場し、いつも通り女体化したはくのんの目覚まし時計を宝具で叩き潰して怯えられた。セイバー曰く「気が合ったから連れてきた」。
 
; [[Fate/EXTELLA]]
 
; [[Fate/EXTELLA]]
: 一万四千年ぶりの見世物を前に、月の裏側との境界を破り自ら現界。(肉体の)主人公に肩入れしアルテラ陣営の副官に収まる。今回はかなりご機嫌の様子
+
: 一万四千年ぶりの見世物を前に、月の裏側との境界を破り自ら現界。(肉体の)主人公に肩入れしアルテラ陣営の副官に収まる。今回はかなりご機嫌の様子。
 
; [[Fate/EXTELLA LINK]]
 
; [[Fate/EXTELLA LINK]]
 
: 謎の機械と一体化した状態で主人公達の前に立ちふさがる……が、実際には[[カール大帝|黒幕]]に敗北し、エネルギー抽出プラントにされている状態であった。
 
: 謎の機械と一体化した状態で主人公達の前に立ちふさがる……が、実際には[[カール大帝|黒幕]]に敗北し、エネルギー抽出プラントにされている状態であった。
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: 初出の300万ダウンロード記念の際には、大量のアイテムや☆4ランクの英霊一騎など、ユーザーに向けてものすごい大盤振る舞いをぶちかました。
 
: 初出の300万ダウンロード記念の際には、大量のアイテムや☆4ランクの英霊一騎など、ユーザーに向けてものすごい大盤振る舞いをぶちかました。
 
: 長らくイベントストーリー以外での音沙汰はなく、第七特異点でも[[ギルガメッシュ〔キャスター〕|キャスターの彼]]がずっと出演していたが、ラスボス戦で初めてアーチャーとしての彼がメインストーリーに登場し、サポートNPCとして使用可能。性能はガチャで引き当てるアーチャー版ギルガメッシュと同等だが、立ち絵・グラフィック・台詞と言った演出要素がほぼ完全に'''この戦闘専用'''となっている。ひと欠片も慢心の無い完全本気モードのギルガメッシュとの共闘が楽しめるが、同時に彼を最後まで生き残らせることは、到達時のプレイヤーにとって二度とないチャレンジ要素といえる。
 
: 長らくイベントストーリー以外での音沙汰はなく、第七特異点でも[[ギルガメッシュ〔キャスター〕|キャスターの彼]]がずっと出演していたが、ラスボス戦で初めてアーチャーとしての彼がメインストーリーに登場し、サポートNPCとして使用可能。性能はガチャで引き当てるアーチャー版ギルガメッシュと同等だが、立ち絵・グラフィック・台詞と言った演出要素がほぼ完全に'''この戦闘専用'''となっている。ひと欠片も慢心の無い完全本気モードのギルガメッシュとの共闘が楽しめるが、同時に彼を最後まで生き残らせることは、到達時のプレイヤーにとって二度とないチャレンジ要素といえる。
 +
: また、FGOで実装されているサーヴァントの中では'''アルトリアに続いて二度のモーション改修が行われている'''。特に2019年のリニューアル版グラフィックは、まさにこの『英雄王ギルガメッシュ』のためにあると言っても過言ではない。
 +
: 『[[Fate/Grand Order Arcade]]』では黒いレザージャケット姿の総身霊衣「バトルインニューヨーク」が実装されている。
 
:;イベント
 
:;イベント
 
:'''ぐだぐだ本能寺'''
 
:'''ぐだぐだ本能寺'''
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:: バトルキャラ、モーション並びに宝具演出が一新された。
 
:: バトルキャラ、モーション並びに宝具演出が一新された。
 
::シナリオではエルメロイ二世から話の通じないサーヴァントとして優先排除すべきと断じられ、主人公と同盟を組んだ[[ランスロット|バーサーカー]]陣営に聖杯問答中に倒された。
 
::シナリオではエルメロイ二世から話の通じないサーヴァントとして優先排除すべきと断じられ、主人公と同盟を組んだ[[ランスロット|バーサーカー]]陣営に聖杯問答中に倒された。
 +
;[[Fate/Samurai Remnant]]
 +
: 浅草にて縮緬問屋「巴比倫弐屋 ( ばびろにや ) 」を営んでいる逸れのサーヴァントの一人として登場。終始真名を明かさずに若旦那を名乗る。
 +
: クラスはルーラー。傲慢不遜な性格は変わらずであるが、一応真っ当に商売をしている模様。
 +
: 遊びに来た子供らに対して自ら作った飴細工を振る舞う(ただし自分を模した飴細工であるため、主人公である[[宮本伊織]]たちには引かれていたが)などの様子も見せ、子供に好かれていているのも相変わらず。
 +
: 自身の異傅では、伊織と彼のサーヴァントの[[ヤマトタケル|セイバー]]を従者見習いとして扱い様々なお使いを課してくる。またストーリーを進めると彼の店でアイテムの売買ができるようになり、伊織の彫った仏像も売却できるようになる。なお、仏像を売却する際は出来栄えによってコメントを貰える。
 +
:さらに、なんと「盈月の儀を放棄して自身の臣下となった伊織とセイバーと共に諸国を巡る旅に出る」という専用エンディングも用意されている(ただし通常のクリア判定とは異なり、流れるスタッフロールも簡素なものとなっている)。
    
===Fate関連作品===
 
===Fate関連作品===
554行目: 567行目:  
: 大河に乗せられ、王はこの世の快楽の全てを知らねばならぬ、と、庶民の幸せを知るため町へと繰り出す。
 
: 大河に乗せられ、王はこの世の快楽の全てを知らねばならぬ、と、庶民の幸せを知るため町へと繰り出す。
 
; [[Fate/unlimited codes]]
 
; [[Fate/unlimited codes]]
: 「最古の英雄王」。遠距離戦・バビロンと、近距離戦・エアorバビロン内の宝具とスタイルを切り替える。
+
: 「最古の英雄王」。遠距離戦・バビロンと、近距離戦・エアorバビロン内の宝具とスタイルを切り替える。多彩で強力な技を持ち、キャラランクは最上位である二強とされる。だがモード切り替えを主軸とするためやる事が多く、操作は非常に忙しない。英雄王は、自分を使いこなすマスターに相応の努力を求めるのだ。
 
; [[Fate/Ace Royal]]
 
; [[Fate/Ace Royal]]
 
: [[英霊カード]]の一枚。
 
: [[英霊カード]]の一枚。
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; [[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]
 
; [[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]
 
: 幾度となく求婚。アンソロジーなどでは彼女のストーカー扱いされることも。彼女の生き方に執着しているのだが、『CCC』にて実は見た目も好みだったことが判明した。
 
: 幾度となく求婚。アンソロジーなどでは彼女のストーカー扱いされることも。彼女の生き方に執着しているのだが、『CCC』にて実は見た目も好みだったことが判明した。
: 『unlimited codes』ではセイバーを打倒した際に興味を失い、手に入ってしまえばセイバーに執着しなくなることが明らかになっている。
+
: 『unlimited codes』および『Grand Order』ではセイバーを打倒した際に興味を失い、手に入ってしまえばセイバーに執着しなくなることが明らかになっている。
 
: Fateルートで彼女に告げた通り「手に入らぬからこそ、美しいものもある」ということなのだろう。
 
: Fateルートで彼女に告げた通り「手に入らぬからこそ、美しいものもある」ということなのだろう。
 
; [[間桐慎二]]
 
; [[間桐慎二]]
: UBWルートで契約したマスター。本人は歯牙にもかけておらず、暴言を吐いても怒ることすらせず、いざという時には当然の様に見捨てた。
+
: UBWルートで契約したマスター。本人は歯牙にもかけておらず、暴言を吐いても怒ることすらせず、いざという時には当然の様に見捨てた。一方、慎二の道化ぶりは面白がっており、多少の無礼な態度には目を瞑り、基本的に「雑種」である人間の名前を正確に覚えることがない彼にしては珍しく「シンジ」とちゃんと名前で呼んでいた。
 
;[[間桐桜]]
 
;[[間桐桜]]
 
: HFルートでは彼女を待ち受ける地獄を察し、今のうちに死ぬように忠告した。
 
: HFルートでは彼女を待ち受ける地獄を察し、今のうちに死ぬように忠告した。
: 後に暴走した彼女を見かねると共に自らの所有物である街の人間を食い荒らすために始末しようとするが、予想を上回るほどに力を蓄えた桜に返り討ちに遭い、喰われてしまった。
+
: 後に暴走した彼女を見かねると共に、自らの所有物である街の人間を食い荒らすために始末しようとするが、予想を上回るほどの力を蓄えた桜に返り討ちに遭い喰われてしまった。
 
; [[カレン・オルテンシア]]
 
; [[カレン・オルテンシア]]
 
: 繰り返される四日間でのマスター。人使いが荒いので苦手にしている。
 
: 繰り返される四日間でのマスター。人使いが荒いので苦手にしている。
597行目: 610行目:  
: セイバーが暴君に反転した姿。
 
: セイバーが暴君に反転した姿。
 
: 『unlimited codes』では「理想を捨てた貴様になど用はない!」「下らん!雑念に堕ちたな!セイバー」と嫌悪を見せている。
 
: 『unlimited codes』では「理想を捨てた貴様になど用はない!」「下らん!雑念に堕ちたな!セイバー」と嫌悪を見せている。
: 『カーニバル・ファンタズム』では暴君でマイペースな彼女に心を奪われ、凛に「こういうのが好みか」と白い目を向けられていた。
+
:逆に 『カーニバル・ファンタズム』では暴君でマイペースな彼女に心を奪われ、凛に「こういうのが好みか」と白い目を向けられていた。
 
; [[衛宮士郎]]、[[エミヤ|アーチャー]]
 
; [[衛宮士郎]]、[[エミヤ|アーチャー]]
:<ruby>贋作者<rb></rb><rt>フェイカー</rt></ruby>と蔑み目の敵にしている。
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:<ruby>贋作者<rb></rb><rt>フェイカー</rt></ruby>と蔑み目の敵にしている。がアーチャーに関してはその理念を評価する等、決して見下しているわけではない。
 
; [[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]
 
; [[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]
 
: 人間とホムンクルスの間に生まれた彼女は彼の嫌う「雑種」であるためか、人形と蔑み極めて冷淡な見方をしている。
 
: 人間とホムンクルスの間に生まれた彼女は彼の嫌う「雑種」であるためか、人形と蔑み極めて冷淡な見方をしている。
605行目: 618行目:  
: 自分と同じ半神半人ということもあり、大英雄として高く評価している。
 
: 自分と同じ半神半人ということもあり、大英雄として高く評価している。
 
; [[クー・フーリン|ランサー]]
 
; [[クー・フーリン|ランサー]]
: 気に食わない相手で、犬と蔑み見下している。ギルガメッシュに言わせれば「王としての在り方が我と正反対」であるそうな。
+
: 気に食わない相手で、犬と蔑み見下している。ギルガメッシュに言わせれば「'''王としての在り方が我と正反対'''」であるそうな。
 
; [[セラ]]、[[リーゼリット]]
 
; [[セラ]]、[[リーゼリット]]
 
: 己の意志で主を守るという在り方を認めつつも、それが報われることは無いと断じ、誅滅する。
 
: 己の意志で主を守るという在り方を認めつつも、それが報われることは無いと断じ、誅滅する。
613行目: 626行目:  
: 召喚者であり、第四次聖杯戦争のマスター。ギルガメッシュを「王の中の王」と認め、臣下の礼を取る。尤もその本心は最終的に英雄王を自害させるつもりであった為、後に造反された。
 
: 召喚者であり、第四次聖杯戦争のマスター。ギルガメッシュを「王の中の王」と認め、臣下の礼を取る。尤もその本心は最終的に英雄王を自害させるつもりであった為、後に造反された。
 
; [[イスカンダル|ライダー]]
 
; [[イスカンダル|ライダー]]
: 第四次聖杯戦争中、唯一「王」と認め、全力で戦うに相応しいと認めた相手。
+
: 第四次聖杯戦争中、'''唯一「王」と認め'''、全力で戦うに相応しいと認めた相手。
 +
:『Grand Order』ではその在り方を「国に乗る政治家」と評している。
 
; [[ランスロット|バーサーカー]]
 
; [[ランスロット|バーサーカー]]
 
: 敵対するサーヴァント。マスター同士の因縁からマッチアップすることが比較的多い。
 
: 敵対するサーヴァント。マスター同士の因縁からマッチアップすることが比較的多い。
620行目: 634行目:  
=== EXTRA CCC ===
 
=== EXTRA CCC ===
 
; [[主人公 (EXTRA)]]
 
; [[主人公 (EXTRA)]]
: 契約したマスター。最初はただの気紛れで契約していたため、「契約を切りたい」と言う旨の発言をするとすぐに殺してしまう(この辺については最後の最後で彼が明かしてくれる)。
+
: 契約したマスター。最初はただの気紛れで契約していたため、''「契約を切りたい」と言う旨の発言をするとすぐに殺してしまう''(この辺については最後の最後で彼が明かしてくれる)。
 
; [[遠坂凛 (EXTRA)]]
 
; [[遠坂凛 (EXTRA)]]
: 彼女の金の亡者ぶりやその搾取側の思想、何より彼女の実力を評価し、「組めば面白そうだ」と発言している。テンプレのようなツンデレ言動を見た際には「イシュタルめの転生体か?」とコメントしている。
+
: 彼女の金の亡者ぶりやその搾取側の思想、何より彼女の実力を評価し、「組めば面白そうだ」と発言している。テンプレのようなツンデレ言動を見た際には「'''[[イシュタル]]めの転生体か?'''」とコメントしている。
 
; [[ラニ=Ⅷ]]
 
; [[ラニ=Ⅷ]]
 
: 彼女の魔術師としての実力を認め、凛と同じく彼女も「自分のマスターを支えるにふさわしい者」と評価している。
 
: 彼女の魔術師としての実力を認め、凛と同じく彼女も「自分のマスターを支えるにふさわしい者」と評価している。
633行目: 647行目:  
; [[BB]]
 
; [[BB]]
 
: お互いに天敵同士。喋れなくされたり、洗脳されたり、影に飲み込まれたりと何度も何度も苦汁を飲まされた上に、[[間桐桜|いつかどこかで後ろからドロリと飲み込まれたことがあるような、ないような直感]]から「お前には慢心も背中も見せない」と珍しく最大の警戒をしている。
 
: お互いに天敵同士。喋れなくされたり、洗脳されたり、影に飲み込まれたりと何度も何度も苦汁を飲まされた上に、[[間桐桜|いつかどこかで後ろからドロリと飲み込まれたことがあるような、ないような直感]]から「お前には慢心も背中も見せない」と珍しく最大の警戒をしている。
: 一方彼女の方も、彼が主人公の令呪を全て使わせたことを始め、何度も主人公を危険に晒したり殺そうとしてた事を根に持っているためパートナーサーヴァントの中でも彼には極端に辛辣な態度を取る。
+
: 一方彼女の方も、彼が主人公の令呪を全て使わせたことを始め、何度も危険に晒したり殺そうとしてた事を根に持っているためパートナーサーヴァントの中でも彼には極端に辛辣な態度を取る。
 
; [[パッションリップ]]
 
; [[パッションリップ]]
 
: アルターエゴの一体。基本「金髪貧乳党」の彼だが、そのありえないサイズの胸を見て動揺し、「好みではないが、あそこまで大きいと一度味わってみたい」と評した。また彼女の「愛」を「綺麗なだけのものに何の価値があろうか」と認めている。
 
: アルターエゴの一体。基本「金髪貧乳党」の彼だが、そのありえないサイズの胸を見て動揺し、「好みではないが、あそこまで大きいと一度味わってみたい」と評した。また彼女の「愛」を「綺麗なだけのものに何の価値があろうか」と認めている。
670行目: 684行目:  
;[[フランソワ・プレラーティ|真キャスター]]
 
;[[フランソワ・プレラーティ|真キャスター]]
 
:エルキドゥの幻覚を見せられたことから激怒し、「魔物」「道化にすらなれない三流」と嫌悪感を露にする。
 
:エルキドゥの幻覚を見せられたことから激怒し、「魔物」「道化にすらなれない三流」と嫌悪感を露にする。
 +
;[[ペイルライダー|偽ライダー]]
 +
:同じく神の力によって創り出された存在。ギルガメッシュからは『我の目すら欺く賊。死の呪い』とその本質と危険性を見抜かれている。
 +
:ジェスター・カルトゥーレからは「星の従僕」として呼ばれる。星の抑止力としてギルガメッシュ、[[エルキドゥ]]と共に創られた存在。
 +
:エルキドゥ、[[イシュタル]]らと扱いが違い、最初から賊だの呪い呼ばわりして嫌いつつも警戒されている。本質的に決して相容れない運命にある宿敵のうちの1人。
 +
:マスターである[[繰丘椿]]を怯えさせている存在で一時は衝突寸前の危機に陥ったが、そこはエルキドゥの機転により回避されている。
 +
:ギルガメッシュ自身は市外からその存在をエルキドゥと同じく市内のどこかにいる(ギルガメッシュと言えど、その時点で市内のどこに隠れているかまでは完全に把握は出来なかった)
 +
:宿敵たるライダーの存在を感知していたが、何よりエルキドゥが無用な破壊と殺戮を好まなかったことが戦闘を仕掛けなかった理由として非常に大きい。
 +
:もし、彼等3名が出会い戦闘になっていたなら人の想像の及ばない凄まじい戦闘になり周囲への被害は極めて甚大かつ深刻なものになると思われる。
 
;ギルガメッシュを召喚した魔術師
 
;ギルガメッシュを召喚した魔術師
 
:緩やかに衰退しつつある家系の魔術師であり、再起を掛けて偽りの聖杯戦争の参加を決意する。妻子を手にかけて退路を断ち、先祖が全てをかけて手に入れた『蔵の鍵』を触媒にギルガメッシュを召喚した。
 
:緩やかに衰退しつつある家系の魔術師であり、再起を掛けて偽りの聖杯戦争の参加を決意する。妻子を手にかけて退路を断ち、先祖が全てをかけて手に入れた『蔵の鍵』を触媒にギルガメッシュを召喚した。
: だが召喚直後にティーネに右手を切り飛ばされた上に、攻撃しようとしたところを返り討ちにあい、絶命する。しかも、その『蔵の鍵』は持ち主にとってガラクタでさえなかったという散々な結果であった。しかし、後にそのガラクタですらなかった物が、ギルガメッシュ自身さえ予想だにしなかった致命的な惨事を齎すことに。
+
: だが召喚直後にティーネに右手を切り飛ばされた上に、攻撃しようとしたところを返り討ちにあい、絶命する。しかも、その『蔵の鍵』は持ち主にとってガラクタでさえなかったという散々な結果であった。しかし、後にそのガラクタですらなかった物が、ギルガメッシュ自身さえ予想だにしなかった、'''[[フィリア|宝物庫の鍵を施錠される]]'''という致命的な惨事を齎すことに。
    
;[[リチャードⅠ世|セイバー]]
 
;[[リチャードⅠ世|セイバー]]
680行目: 702行目:  
===Fate/Grand Order===
 
===Fate/Grand Order===
 
;[[主人公 (Grand Order)]]
 
;[[主人公 (Grand Order)]]
:実力の評価としては「半人前以下」だが、見所はあると考えているのかかなり積極的に世話を焼いてくる。
+
:実力の評価としては「半人前以下」だが、絆Lvが上がると見所はあると考えているのか、かなり積極的に世話を焼いてくる。
    
;[[オジマンディアス]]
 
;[[オジマンディアス]]
 
: カルデアで召喚されてからはお互いに気が合っている模様。
 
: カルデアで召喚されてからはお互いに気が合っている模様。
 
: だが、それは彼ら自身特有の「説明するまでもない主語を省いた会話」によって「自分が一番、あいつが二番」という認識をお互いに抱いていてその事を互いに気付いていないためのようで、そのことを理解している[[ニトクリス]]からははらはらと見守られている。
 
: だが、それは彼ら自身特有の「説明するまでもない主語を省いた会話」によって「自分が一番、あいつが二番」という認識をお互いに抱いていてその事を互いに気付いていないためのようで、そのことを理解している[[ニトクリス]]からははらはらと見守られている。
 +
:ただそれを別にしても、お互いに少なくとも自分と肩を並べるに足る「王たる存在」とは認めているようである。
 +
 +
;[[イヴァン雷帝]]
 +
:異聞の歴史において、自身と同じように裁定者として世界に君臨した王。
 +
:その巨大な体躯をグガランナにも匹敵すると賞賛する傍ら、その形で国を治められていたのか疑問に思っている。
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;[[始皇帝]]
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:同じく異聞の歴史において、自身と同じように裁定者として世界に君臨した王。「世界の全てを背負った人の究極」として最大限に認めている。
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:世界を閉ざす在り方には思う所があるようだが、一概に否定はせず、「現れるのが二千年早かった」と評している。
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:概念礼装のイラストなどでは上記のオジマンディアスとのコンビに始皇帝を加え、3人で車を乗り回したりしているシーンが見られる。
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;[[アルトリア・ペンドラゴン〔リリィ〕]]
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:ただでさえ好みのアルトリアがさらに彼好みになった為理性が崩壊。彼女の後見を務めていたマーリンに対し「初めて他人に嫉妬した」らしいが、彼女を生み出したので「全力で許す!」とのこと。
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;[[スペース・イシュタル]]
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:期間限定イベント『バトル・イン・ニューヨーク2019』にて、イベントを彼女に乗っ取られてふて腐れたが、最終的には打ち倒した。
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:なお、彼としては彼女の言動をまったく信じず、「カルデアのイシュタルが変な電波を受信しておかしくなった」としか思っていなかった。
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:元がイシュタルである上に自分のイベントをぶち壊しにした張本人なので基本的に嫌っているが、名前に「スペース」がついている所だけは好印象。
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;[[ニコラ・テスラ]]
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:期間限定イベント『バトル・イン・ニューヨーク2022』にて、予算青天井で警備責任者に任命していた。
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;[[レオナルド・ダ・ヴィンチ〔ライダー〕]]
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:期間限定イベント『水怪クライシス』にて、ヴィマーナを見せてほしいと可愛らしく頼まれ、断っていた模様。
 +
:幸い、子供のおねだりと思われたのか口での拒絶に留まったようである。が……
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;[[ジェームズ・モリアーティ]]
 +
:期間限定イベント『水怪クライシス』にて、ヴィマーナを見せてほしいと可愛らしく頼まれ、断っていた模様。
 +
:こちらの場合は悪意を嗅ぎ取ったのか本気で嫌だったのか、乖離剣を抜いてぶっ放す暴挙に出た。
    
=== 生前 ===
 
=== 生前 ===
691行目: 742行目:  
: 彼と共に過ごした時間や思い出は最高の「宝」となっている。
 
: 彼と共に過ごした時間や思い出は最高の「宝」となっている。
 
: その一方でだいぶ執着もあるようで、友達を作ったり誰かと手を組もうとするたびに「相応しいか試す」と理由をつけて無理難題を押し付け、追い払ってきたとか<ref group="注">ただし、「友達を奪われたくない」というわかりやすい感情ではないようである。</ref>。
 
: その一方でだいぶ執着もあるようで、友達を作ったり誰かと手を組もうとするたびに「相応しいか試す」と理由をつけて無理難題を押し付け、追い払ってきたとか<ref group="注">ただし、「友達を奪われたくない」というわかりやすい感情ではないようである。</ref>。
 +
: 一方、時おり放つ直球かつ見境のない言動にはさすがのギルガメッシュも引き気味だったようで、カルデアでエルキドゥもいると知った時に最初に出た言葉は、マスターである主人公の身の心配であった。
 
; [[イシュタル]]
 
; [[イシュタル]]
: 執拗に求婚を迫ってきた豊穣の女神。古今東西で英雄王が最も憎み嫌う存在。
+
: 執拗に求婚を迫ってきた豊穣の女神。古今東西で英雄王が最も憎み嫌う存在。それに反してイシュタル側はまだ未練があるかのような発言をしている。
 
: 彼女を振ったことで怒りを買い、結果的にエルキドゥの死を招いたため、彼女のような男を誑かす女性を最も嫌うようになった。
 
: 彼女を振ったことで怒りを買い、結果的にエルキドゥの死を招いたため、彼女のような男を誑かす女性を最も嫌うようになった。
 
: その憎悪振りは尋常ではなかったらしく、『CCC』においてはアルターエゴの中に内包された女神の中にイシュタルが居た場合、容赦なく開幕からエアを抜き放つと言い切ったほど。この段階ではまだ主人公のことを認めておらず、嘘を嫌う彼の気性から考えれば異例の発言と言える。
 
: その憎悪振りは尋常ではなかったらしく、『CCC』においてはアルターエゴの中に内包された女神の中にイシュタルが居た場合、容赦なく開幕からエアを抜き放つと言い切ったほど。この段階ではまだ主人公のことを認めておらず、嘘を嫌う彼の気性から考えれば異例の発言と言える。
: 『Grand Order』第七特異点や『FGO material』では「飛蝗の群と砂嵐、子供のかんしゃくが混ざったような存在」と評していたが、第七特異点では不老不死の旅から帰還して精神的に成長したのと、彼女がギルと相性の良い人間の少女を器とした疑似サーヴァントとして現界したために性質が3割がた変わってるのも相まってか、喧嘩仲という間柄に収まっている。
+
: 『Grand Order』第七特異点や『FGO material』では「飛蝗の群と砂嵐、子供のかんしゃくが混ざったような存在」と評していたが、第七特異点では不老不死の旅から帰還して精神的に成長したのと、彼女が[[遠坂凛|ギルと相性の良い人間の少女]]を器とした疑似サーヴァントとして現界したために性質が3割がた変わってるのも相まってか、喧嘩仲という間柄に収まっている。彼曰く私怨を差し引いても『駄女神』と言う評価。
 +
:カルデアでサーヴァントとして再会した時も、クラスが自分と同じアーチャーであると知った時点で「侮辱の極み」として即沸騰したが、バビロニアの時と同じくイシュタルの性質が変わっている事を知って落ち着きを取り戻している。
 +
;[[エレシュキガル]]
 +
:イシュタルの姉かつ同じ少女を依代にした冥界の女神。
 +
:陰気な彼女が召喚されたことと器の少女との縁に驚きつつも好意的。
 
; [[シドゥリ]]
 
; [[シドゥリ]]
 
: 冥界から帰還したギルガメッシュを王としての無責任ぶりから叱責し、再建後には祭祀長として彼を支えた女性。
 
: 冥界から帰還したギルガメッシュを王としての無責任ぶりから叱責し、再建後には祭祀長として彼を支えた女性。
701行目: 757行目:  
; ナピュシテム
 
; ナピュシテム
 
: 神の列に加わり不老不死の力を得た賢人。その在り方を嫌ったギルガメッシュに不老不死の霊薬について教えた。
 
: 神の列に加わり不老不死の力を得た賢人。その在り方を嫌ったギルガメッシュに不老不死の霊薬について教えた。
; フワワ
+
; [[フワワ]]
 
: フンババとも呼ばれる、森を守る怪物。かつてエルキドゥと共に打ち倒した存在。
 
: フンババとも呼ばれる、森を守る怪物。かつてエルキドゥと共に打ち倒した存在。
 
: 彼女に対してはあまり悪感情は持っていなかったようで、最期には友が送ったのと同じ花の冠を手向けた。
 
: 彼女に対してはあまり悪感情は持っていなかったようで、最期には友が送ったのと同じ花の冠を手向けた。
: 彼女については相当なトラウマになっているようで、気配を感じただけですくみ上がるどころか、'''本人に相対すると完全体セルやフリーザ最終形態と相対したベジータみたいになる'''と那須きのこ本人からお墨付きをもらった<ref group="注">『ドラゴンボール』を知らない人向けに解説すると'''「イキりまくった挙げ句に相手に桁が違う実力を見せつけられ、逆に煽り返されたり完全に戦意喪失して泣き出したりする」'''という意味である。</ref>。
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: 彼女については相当なトラウマになっているようで、気配を感じただけですくみ上がるどころか、'''本人に相対すると完全体セルやフリーザ最終形態と相対したベジータみたいになる'''と奈須きのこ本人からお墨付きをもらった<ref group="注">『ドラゴンボール』を知らない人向けに解説すると'''「イキりまくった挙げ句に相手に桁が違う実力を見せつけられ、逆に煽り返されたり完全に戦意喪失して泣き出したりする」'''という意味である。</ref>。
 +
;ルガルバンダ
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:原典にてギルガメッシュの父とされる人物。彼もまた半神であり、《英雄王》の名を持つ。名前は『小さな王』を意味する。
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:ギルガメッシュに比べると穏やかな一面が目立ち、戦争の続く都市を武力ではなく交渉で収めたり、神鳥に自らの良質な麦を分け与えて感謝され、力を与えられるなど。『心優しい王様』として描かれている。
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:彼もまたイシュタルに深く関わっているが、息子とは打って変わって聡明な女神として描かれている。
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:助けた神鳥から雷の如き俊足と疲れぬ手を与えられ、その速さから風の悪魔『風魔』と謡われた。
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;エンメルカル
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:ギルガメッシュの祖父にあたる人物でルガルバンダの父。戦争続きで築き上げたウルクを巨大国家にした《初代英雄王》。粘土板に文字を書き起こして初めて文字を生み出した文武両道な人物として知られる。名前の意味は『大王』。
 +
:現地ではエンメルカル、ルガルバンダ、ギルガメッシュと並んで《三王》と呼び敬われており、セットで扱われている。
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:嵐に乗って移動し、青い斧を振り回し、魔法を使って戦ったという。
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;リマト・ニンスン
 +
:ギルガメッシュの母にして神。夢解きと知恵の女神。ギルガメッシュに知恵を与えた賢母として知られる。
 +
:斧を女のように抱く夢を見たと相談した幼小期のギルガメッシュに対して「悪夢にして吉夢」であると教え、それが後にエルキドゥであると判明してからは彼を養子に迎えている。守護神たる太陽神シャマシュの神官長も務めている。
 +
;ウトゥ
 +
:ギルガメッシュの守護神にあたる太陽の神。神官たるニンスンに乞われて彼に様々な知恵と加護を与え手助けをした。
 +
:原典では'''『太陽神シャマシュ』'''という名でイシュタル、エレシュキガルとは兄妹(うちイシュタルとは双子)にあたる。
    
=== その他 ===
 
=== その他 ===
723行目: 794行目:     
;「侮るな。あの程度の呪い、飲み干せなくて何が英雄か。<br> この世全ての悪? は、我を染めたければその三倍は持ってこいというのだ。<br> よいかセイバー。英雄とはな、己が視界に入る全ての人間を背負うもの。<br> ───この世の全てなぞ、とうの昔に背負っている」
 
;「侮るな。あの程度の呪い、飲み干せなくて何が英雄か。<br> この世全ての悪? は、我を染めたければその三倍は持ってこいというのだ。<br> よいかセイバー。英雄とはな、己が視界に入る全ての人間を背負うもの。<br> ───この世の全てなぞ、とうの昔に背負っている」
:その器、もはや計測不能のデカさである。
+
:英雄王の気概を示す啖呵。この言葉にセイバーも息を飲むしかなかった。
    
;「───憎らしい女だ。最後まで、この我に刃向かうか<br> だが許そう。手には入らぬからこそ、美しいものもある<br> ではな騎士王───いや、中々に愉しかったぞ」
 
;「───憎らしい女だ。最後まで、この我に刃向かうか<br> だが許そう。手には入らぬからこそ、美しいものもある<br> ではな騎士王───いや、中々に愉しかったぞ」
 
:Fateルートでの退場シーン。敗北しながらも、王の威厳を感じさせる死に様である。
 
:Fateルートでの退場シーン。敗北しながらも、王の威厳を感じさせる死に様である。
: だが、この後、ルートを進むごとに死に際の威厳が落ちて行くと誰が想像しただろうか。
+
: だがこの後、'''ルートを進むごとに死に際の威厳が落ちて行くと誰が想像しただろうか…'''
    
;「死に絶えるのならそれでよい。自らの罪で消え去るのなら、生きる価値などあるまい。<br> 我が欲しいものは雑種ではない。地獄の中ですら生き延びられるモノにこそ、支配される価値がある。<br> その点で言えば前回のは落第だったな。あの程度の火で死に絶えるなど、今の人間は弱すぎる 」
 
;「死に絶えるのならそれでよい。自らの罪で消え去るのなら、生きる価値などあるまい。<br> 我が欲しいものは雑種ではない。地獄の中ですら生き延びられるモノにこそ、支配される価値がある。<br> その点で言えば前回のは落第だったな。あの程度の火で死に絶えるなど、今の人間は弱すぎる 」
 
:UBWルートにて聖杯を使い現代の人類一掃の目論みを明かした際に語った現代人の評価。この言い方からすると、古代ウルク人は冬木大火災にも耐えられるということになる。そんな超人たちと比べられては、現代人としてはたまったものではない。なお士郎はその点でいえば合格のはずだが、天敵ゆえか認めていない模様。
 
:UBWルートにて聖杯を使い現代の人類一掃の目論みを明かした際に語った現代人の評価。この言い方からすると、古代ウルク人は冬木大火災にも耐えられるということになる。そんな超人たちと比べられては、現代人としてはたまったものではない。なお士郎はその点でいえば合格のはずだが、天敵ゆえか認めていない模様。
   −
;「問題はない。依り代となるマスターならば、ここにもう一人いるではないか?」<br>「聖杯が欲しいのだろう?ならばくれてやろう。大事なものなら、二度と手放さないことだ。」<br>「醜いな。まっ、ゲテモノの方が味が良い。何よりお前ならば、相応しい泥を吐き出すだろう慎二?」
+
;「問題はない。依り代となるマスターならば、ここにもう一人いるではないか?」<br>「聖杯が欲しいのだろう?ならばくれてやろう。大事なものなら、二度と手放さないことだ」<br>「醜いな。ま、ゲテモノの方が味が良い。何よりお前ならば、相応しい泥を吐き出すだろう慎二?」
 
:当初は凛を器にするつもりだったが、ランサーの介入で逃げられてしまう。ならばと魔術師の血筋だけの慎二を聖杯の器にするべく、えぐり取ったイリヤの心臓を身体に埋め込む。
 
:当初は凛を器にするつもりだったが、ランサーの介入で逃げられてしまう。ならばと魔術師の血筋だけの慎二を聖杯の器にするべく、えぐり取ったイリヤの心臓を身体に埋め込む。
 
:元々言峰と同じく歯牙にもかけていなかった慎二をギルガメッシュはあっさりと始末する。おそらく言峰が健在でも同じことをしただろう。
 
:元々言峰と同じく歯牙にもかけていなかった慎二をギルガメッシュはあっさりと始末する。おそらく言峰が健在でも同じことをしただろう。
   −
; 「正義の味方?誰も傷つかない世界だと?おかしなことを。<br> 誰も傷つかず幸福を保つ世界はない。人間とは犠牲がなくては生を謳歌できぬ獣の名だ。平等という綺麗事は、闇を直視できぬ弱者の戯言にすぎぬ。<br> ────雑種。お前の理想とやらは、醜さを覆い隠すだけの言い訳に過ぎぬ。
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; 「正義の味方?誰も傷つかない世界だと?おかしなことを。<br> 誰も傷つかず幸福を保つ世界はない。人間とは犠牲がなくては生を謳歌できぬ獣の名だ。平等という綺麗事は、闇を直視できぬ弱者の戯言にすぎぬ。<br> ────雑種。お前の理想とやらは、醜さを覆い隠すだけの言い訳に過ぎぬ
 
: UBWルートにて士郎の理想を真っ向から否定した際の英雄王の台詞。
 
: UBWルートにて士郎の理想を真っ向から否定した際の英雄王の台詞。
 
: 『臭い物に蓋』とはよく言ったものである。
 
: 『臭い物に蓋』とはよく言ったものである。
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;「舐めるな。魔術師の手の内など看破できなくて何が英霊か。お前に働く魔術など、それこそ手に取るように判る」
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:UBWルートにて「全投影連続層写」の魔力(具現化させていない投影品)の数を言い当てられたことに驚愕する士郎に向けて言った台詞。千の財宝を所有する英雄王は、視ただけで士郎の魔術を把握したとのこと。
    
;「おのれ────おのれ、おのれおのれおのれおのれおのれおのれ……!!!」
 
;「おのれ────おのれ、おのれおのれおのれおのれおのれおのれ……!!!」
 
: 士郎の無限の剣製に圧倒される様。頼りの財宝は贋作者と蔑んだ敵に次々に砕かれ、完全に冷静さを失っている。
 
: 士郎の無限の剣製に圧倒される様。頼りの財宝は贋作者と蔑んだ敵に次々に砕かれ、完全に冷静さを失っている。
: その上不用意にエアを使おうとして、腕ごと奪われるという始末。
+
: その上不用意にエアを使おうとして、腕ごと奪われるという始末。アニメ版ではもはやエアを使わないと勝てないと悟って出そうとしたが、本気を出さないと公言しておきながらそれを出すのは敗北を認めたということなので、一瞬ためらった隙を突かれて腕を斬り飛ばされた。
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;「く!今は貴様が強い!」<br>「魔力切れとはつまらぬ幕引きだったな」<br>「お前の勝ちだ!満足して死んでいけ…贋作者!」
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: 腕ごとエアを失ったギルガメッシュの敗北宣言。「試合に勝って、勝負に負けた」という流れで、魔力切れによって士郎自身もギルガメッシュにとどめを刺すだけの力を失い、まだ剣を飛ばすだけの力を残したギルガメッシュは負けを認める代わりに士郎の命は貰おうとした。が、その瞬間に……
 +
 
 +
;「あの出来損ないめ!同じサーヴァントでは、核にならぬとさえ分からぬのか!」
 +
: 聖杯から現れようとした[[アンリマユ|ソレ]]は慎二という核を失い、最も高い魔力を持つギルガメッシュを核に取り込んでふたたび現れようとするが、元々が同じサーヴァントであるギルガメッシュは核にならず、諸共に閉じられようとする孔に引きずり込まれていく。
 +
: 本人が言うように、聖杯の中にいるのは殺す目的と生まれ出たい意志以外は知性も理性もない出来損ないのサーヴァントであるために、只強力な魔力というだけでギルガメッシュを選んだ。最初に慎二を引きはがした時もギルガメッシュを狙い、その時はエアによってあしらわれていたが、士郎との戦いで消耗した上に唐突に現れたためにギルガメッシュも逃げることが出来なかった。
    
;「たわけ、死ぬつもりなど毛頭ないわ…………!!<br> 踏み留まれ、下郎、我がその場に戻るまでな!!」
 
;「たわけ、死ぬつもりなど毛頭ないわ…………!!<br> 踏み留まれ、下郎、我がその場に戻るまでな!!」
754行目: 835行目:     
;「───ぬ?」<br>「───貴様、よもやそこま、ガ────!!!???」
 
;「───ぬ?」<br>「───貴様、よもやそこま、ガ────!!!???」
: HFルートにおける最後。暴走して街の人間を食い散らかす桜を路地裏で襲うが、実際は誘い込まれていたのは彼の方であり咀嚼されながら食い殺されてしまった。
+
: HFルートにおける最期。暴走して街の人間を食い散らかす桜を路地裏で襲うが、実際は誘い込まれていたのは彼の方であり咀嚼されながら食い殺されてしまった。既に桜は聖杯の中身と同調し、ギルガメッシュの手にも負えないところまで到達していた。
 
: 更に彼が桜を傷つけたせいで、彼女の暴走が加速していくこととなり、その夜だけで更に多くの人間を食い殺す。加えて、アーチャーの魂が本来の器であるイリヤに取り込まれたために桜の中には残ったライダーとアサシン以外のサーヴァント四人分の魂があったためにまだ保つ方だったのだが、英霊二、三人分の魂を持つギルガメッシュが取り込まれたことで桜の器が満たされてしまう。
 
: 更に彼が桜を傷つけたせいで、彼女の暴走が加速していくこととなり、その夜だけで更に多くの人間を食い殺す。加えて、アーチャーの魂が本来の器であるイリヤに取り込まれたために桜の中には残ったライダーとアサシン以外のサーヴァント四人分の魂があったためにまだ保つ方だったのだが、英霊二、三人分の魂を持つギルガメッシュが取り込まれたことで桜の器が満たされてしまう。
 
: なお、ゲーム版では普通に焦ったような口調であるが、劇場版では「ほう……よもやそこまで…」と半分呆れたような賞賛したような口調であった。
 
: なお、ゲーム版では普通に焦ったような口調であるが、劇場版では「ほう……よもやそこまで…」と半分呆れたような賞賛したような口調であった。
 +
 +
;「我を跪かせようとは!」
 +
;「貴様!」
 +
: 劇場版にて。王の財宝で全身を串刺しにされても、尚生きている桜を直接介錯しようとしたところで左足を食われ、桜は再生する。
 +
: 王のプライドを傷つけられたギルガメッシュは更に多くの宝具を展開して確実に桜の息の根を止めようとするが、もはやギルガメッシュの手にも負えない次元にまでソレは桜と同調し、更に宝具も汚染されてあらぬ方向へかわされる。
 +
: ギルガメッシュがもっと早く、桜を殺していれば最悪の事態は回避されていたであろう。皮肉にも、事の成り行きを見守っていた王の姿勢がギルガメッシュ自身も食われる結末を招いてしまった。
    
;「魔術師どもも学ばぬな。所詮人間では、お前達の純粋さに報いられん」
 
;「魔術師どもも学ばぬな。所詮人間では、お前達の純粋さに報いられん」
:TVアニメ版『UBW』第14話で対峙した[[セラ]]と[[リーゼリット]]に対して。神によって造られ神罰で命を落とした生前の友を彼女達に重ねたのだろうか。また、全身を串刺しにされてなお主君への忠義を果たさんとするセラの意思を確認すると、自ら手に取った剣で介錯するなどホムンクルスである彼女らには彼なりの慈悲を見せている。
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:TVアニメ版『UBW』第14話で対峙した[[セラ]]と[[リーゼリット]]に対して。神によって造られ神罰で命を落とした[[エルキドゥ|生前の友]]を彼女達に重ねたのだろうか。また、全身を串刺しにされてなお主君への忠義を果たさんとするセラの意思を確認すると、自ら手に取った剣で介錯するなどホムンクルスである彼女らには彼なりの慈悲を見せている。
   −
;「貴様の人生、逸話を宝具として昇華した物だろう。その宝具だけは我の手にはない………これは我も分が悪いか。」
+
;「貴様の人生、逸話を宝具として昇華した物だろう。その宝具だけは我の手にはない………これは我も分が悪いか」
;「業腹だが、その男には最上級の武具しか通じぬらしい。」
+
;「業腹だが、その男には最上級の武具しか通じぬらしい」
 
:TVアニメ版『UBW』第15話。対峙したバーサーカーの武勇への賞賛。「分が悪い」というのは、生前集めた財宝の中でも最高の物でしか傷つけられない上に12回殺さなければ倒せない分析。
 
:TVアニメ版『UBW』第15話。対峙したバーサーカーの武勇への賞賛。「分が悪い」というのは、生前集めた財宝の中でも最高の物でしか傷つけられない上に12回殺さなければ倒せない分析。
:宝具能力では有利だが、実際にバーサーカーが攻撃に専念したならば宝具の嵐を強行突破できるので、正面から戦えば自分が絶対に勝てないことを認めている。
+
:宝具能力では有利だが、実際にバーサーカーが攻撃に専念したならば宝具の嵐を強行突破できていたようで、正面から戦えば自分が絶対に勝てないことを認めている。
    
;「呆れた男よ、最後の最後で己が神話を乗り越えたか」
 
;「呆れた男よ、最後の最後で己が神話を乗り越えたか」
778行目: 865行目:  
:世話のかかる友を持って[[エルキドゥ]]も大変だ。
 
:世話のかかる友を持って[[エルキドゥ]]も大変だ。
   −
;「はっはっは。騒々しいぞ雑種ども。まわりのオケラどもに迷惑であろう。<br>それはともかく、ジロウ、一匹と言わず十匹二十匹持っていくがよい。ミミ、恐れる事はない。怒らぬから引いてみよ。イマヒサ、当たり前のコトを言っても我の気は引けんぞ。しかしその嗜好は良し、これでガリガリさんを買ってくるがよい。カンタ、ジャンプは我が読み終わるまで待て。コウタ、アレは狂犬故な、注意してぶつけてやれ」
+
;「はっはっは。騒々しいぞ雑種ども。まわりのオケラどもに迷惑であろう。<br>それはともかく、ジロウ、一匹と言わず十匹二十匹持っていくがよい。[[桂美々|ミミ]]、恐れる事はない。怒らぬから引いてみよ。イマヒサ、当たり前のコトを言っても我の気は引けんぞ。しかしその嗜好は良し、これでガリガリさんを買ってくるがよい。カンタ、ジャンプは我が読み終わるまで待て。コウタ、アレは狂犬故な、注意してぶつけてやれ」
 
:港でランサー、アーチャーと釣り対決中。子供の名前を1人1人覚えているのみならず、誰が何を言ったか各々丁寧に対応している。自らを慕う子供達に英雄王はご満悦のようで、士郎は思わず「……誰?」と呆気にとられた。ところで、最後の「コウタ」は三枝さんちの彼だろうか。
 
:港でランサー、アーチャーと釣り対決中。子供の名前を1人1人覚えているのみならず、誰が何を言ったか各々丁寧に対応している。自らを慕う子供達に英雄王はご満悦のようで、士郎は思わず「……誰?」と呆気にとられた。ところで、最後の「コウタ」は三枝さんちの彼だろうか。
   784行目: 871行目:  
: 終盤、無限の残骸どもを相手にした時に。後に『CCC』において、主人公の危機を救う際に同じ言葉を発している。油断と慢心を捨てた一生に一度の本気。
 
: 終盤、無限の残骸どもを相手にした時に。後に『CCC』において、主人公の危機を救う際に同じ言葉を発している。油断と慢心を捨てた一生に一度の本気。
 
;「黄泉路を開く。存分に謳え亡者ども。<br>なに、退屈はさせん。<ruby>我<rb></rb><rt>オレ</rt></ruby>とてこのような気紛れは一生に一度あるかないかでな。財の出し惜しみはせぬ、夜明けまで命を賭して持ちこたえよ……!」
 
;「黄泉路を開く。存分に謳え亡者ども。<br>なに、退屈はさせん。<ruby>我<rb></rb><rt>オレ</rt></ruby>とてこのような気紛れは一生に一度あるかないかでな。財の出し惜しみはせぬ、夜明けまで命を賭して持ちこたえよ……!」
:そして、完全本気モードの大暴れ。相変わらずとんでもなく上から目線の我様発言だが、今回ばかりは正真正銘、まごうかたなくその言葉に相応しい神威を見せつける。
+
:そして、完全本気モードの大暴れ。相変わらずとんでもなく上から目線の我様発言だが、今回ばかりは正真正銘、まごうことなくその言葉に相応しい神威を見せつける。
    
===トラぶる花札道中記===
 
===トラぶる花札道中記===
;「コトミネー。この青いの、自分でもわかっていないルールを偉そうにしゃべってたのだぞー」<br>「その尊大さに我もビックリ」
+
;「コトミネー。この青いの、自分でもわかっていないルールを偉そうにしゃべってたのだぞー」<br>「その尊大さに<ruby>我<rt>われ</rt></ruby>もビックリ」
 
:一人称が'''われ'''なのは間違いではなくそういう仕様。
 
:一人称が'''われ'''なのは間違いではなくそういう仕様。
   795行目: 882行目:  
;「何が予定通りか。――が、契約者の失策を立て直すのも我の務めだ。気が乗らぬが手を組むか雑兵!」
 
;「何が予定通りか。――が、契約者の失策を立て直すのも我の務めだ。気が乗らぬが手を組むか雑兵!」
 
:先程までのアホの子のような言動が嘘のように格好良く対応する。
 
:先程までのアホの子のような言動が嘘のように格好良く対応する。
 +
    
;「眩しすぎるほど運命合コン圏!なんだランサーあの愛くるしい子供は!?神か!?」
 
;「眩しすぎるほど運命合コン圏!なんだランサーあの愛くるしい子供は!?神か!?」
 
:新生・聖女と愉快な仲間たち編で子ギルと遭遇した際の台詞。同性だとか以前に過去の自分なのだが……。
 
:新生・聖女と愉快な仲間たち編で子ギルと遭遇した際の台詞。同性だとか以前に過去の自分なのだが……。
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 +
;「....お、鬼だ!!ここに鬼が居るぞ!!」
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:カレン編での最初のステージを突破したときのセリフ。
    
;「ぬ。たわけめ、侮るな下郎!我的には可愛ければオールオッケー。真の英雄に男も女もないと知れ!」
 
;「ぬ。たわけめ、侮るな下郎!我的には可愛ければオールオッケー。真の英雄に男も女もないと知れ!」
809行目: 900行目:  
: 同上。虎聖杯を前にし王としての矜持を語り虎聖杯を破壊する。この後EDにおいて、関連作品で唯一無二の、'''セイバーがギルガメッシュと和やかに会話を交わす'''という超レアなシーンが見られる。<br>カッコいいとこみせたご褒美だろうか。
 
: 同上。虎聖杯を前にし王としての矜持を語り虎聖杯を破壊する。この後EDにおいて、関連作品で唯一無二の、'''セイバーがギルガメッシュと和やかに会話を交わす'''という超レアなシーンが見られる。<br>カッコいいとこみせたご褒美だろうか。
   −
;「ん?どうした、セイバー?ガ?ガッシュ?……そうか!!「ギルガメッシュ貴方が好き!!」と、言いたいのだなっ!?」
+
;「ん?どうした、セイバー?ガ?ガメッシュ?……そうか!!「ギルガメッシュ貴方が好き!!」と、言いたいのだなっ!?」
 
:「セイバー」シナリオにて。毎度のことながらポジティブ思想すぎる。
 
:「セイバー」シナリオにて。毎度のことながらポジティブ思想すぎる。
   836行目: 927行目:  
; 「───だがそれにしても、十年にして追い求めた宝にしては、この趣向、いささかばかり物足りぬな<br> フフ、もはや抗う力もない、か。……ああ成る程、セイバー、お前が光り輝いて見えたのは、我に刃向かっていたからこそ、なのか<br> まあ良いわ。女、飽きがくるまでもうしばらくは愛でてやる。それまでは存分に、この世の苦痛と快楽を満喫するが良い」
 
; 「───だがそれにしても、十年にして追い求めた宝にしては、この趣向、いささかばかり物足りぬな<br> フフ、もはや抗う力もない、か。……ああ成る程、セイバー、お前が光り輝いて見えたのは、我に刃向かっていたからこそ、なのか<br> まあ良いわ。女、飽きがくるまでもうしばらくは愛でてやる。それまでは存分に、この世の苦痛と快楽を満喫するが良い」
 
: ギルガメッシュルートにてセイバーを破り服従させることに成功するも、即座に価値がないと切り捨てる。
 
: ギルガメッシュルートにてセイバーを破り服従させることに成功するも、即座に価値がないと切り捨てる。
 +
;「人の幻想とやらが、原初の地獄に敵うかどうか試してみるがいい」
 +
:VSセイバー・(PS2版)の登場台詞。アーケード最終戦時のみの台詞。
 +
;「下らん、雑念に堕ちたなセイバー!」
 +
:VSセイバーオルタの登場台詞。暴君に堕ちたセイバーに怒りを見せる。
 +
;「ん?やらんぞ」
 +
:VS凛時の登場台詞。凛「お金の匂いがするわ…」
 +
;「理想を失った貴様になど用はない。自ら生み出した暗黒の穴に飲まれて果てよ」
 +
:VSセイバーオルタ勝利台詞。理想を持ったセイバーに価値を見出だしていたようだ。
 +
;「我に逆らうマスターなぞ目障りなだけだ。言峰、もはや貴様は用済みだ」
 +
:VS言峰綺礼の勝利台詞。例え、良好な関係を築いていようと逆らう者は躊躇なく殺す…ギルガメッシュの在り方を指す言葉。
 +
;「猟犬にしては楽しめたぞ。自由を良しとしたその生涯通り、潔く逝くがいい」
 +
:VSランサーの勝利台詞。原作では描かれなかったギルガメッシュとランサーの戦い。
 +
;「偽物が作り上げた贋作など見るのも汚らわしい。クズめ。他人の真似事だけで出来上がった偽物は疾くゴミになるがいい」
 +
:VSアーチャーの勝利台詞。贋作を許さない強い意思を感じる。
 +
;「カバめ!」
 +
:投げを使用するときの台詞。基本的に「馬鹿め!」なのだが、たまに「カバめ!」と言う。他にもセイバー時には「収穫の時だ」「男子を足蹴に…!!」等色々な台詞がある。(ちなみに、相手がセイバーの時のみ投げ・投げ抜けが専用の動作になる)
    
=== Fate/Zero ===
 
=== Fate/Zero ===
847行目: 954行目:     
;「法だ」<br>「我が王として敷いた、我の法だ」
 
;「法だ」<br>「我が王として敷いた、我の法だ」
:セイバー、ライダーを交えた聖杯問答にて。自らの財と主張する聖杯、それを狙う者を裁く事に対する<ruby><rb>道理</rb><rt>りゆう</rt></ruby>。
+
: セイバー、ライダーを交えた聖杯問答にて。自らの財と主張する聖杯、それを狙う者を裁く事に対する<ruby><rb>道理</rb><rt>りゆう</rt></ruby>。
:これを聞いたライダーは彼の王道の完璧さを認めざるを得なかった。
+
: これを聞いたライダーは彼の王道の完璧さを認めざるを得なかった。
    
;「決めたぞ。──ライダー、貴様はこの我が手ずから殺す」
 
;「決めたぞ。──ライダー、貴様はこの我が手ずから殺す」
856行目: 963行目:  
;「──自ら王を名乗り──皆から王と讃えられて──そんな輩が、“悔やむ”だと?<br> ハッ! これが笑わずにいられるか? 傑作だ! セイバー、おまえは極上の道化だな!」
 
;「──自ら王を名乗り──皆から王と讃えられて──そんな輩が、“悔やむ”だと?<br> ハッ! これが笑わずにいられるか? 傑作だ! セイバー、おまえは極上の道化だな!」
 
:聖杯問答においてセイバーが語った心意を聞いた時、嘲笑を込めて笑いながら言った言葉。彼女の王としての存在は、自分やライダーの描くそれとはかけ離れたものだった。
 
:聖杯問答においてセイバーが語った心意を聞いた時、嘲笑を込めて笑いながら言った言葉。彼女の王としての存在は、自分やライダーの描くそれとはかけ離れたものだった。
:ライダーが「眉間に皺を寄せ、いつになく不機嫌そうな風情でセイバーを見据え」たのに対し、ギルガメッシュは「もはや抑えが効かぬとばかりに笑い転げ」ることに<ref group = "注">アニメ版とドラマCD版では演技の質が若干異なっており、アニメ版では馬鹿にするような「嘲笑」であったが、ドラマCD版ではまさに抑えが効かぬとばかりの「爆笑」であり、以降のセイバーとライダーの会話の間もずっと背景で笑い声が響き渡っていた。</ref>。
+
:ライダーが「眉間に皺を寄せ、いつになく不機嫌そうな風情でセイバーを見据え」たのに対し、ギルガメッシュは「もはや抑えが効かぬとばかりに笑い転げ」ることに<ref group = "注">アニメ版とドラマCD版では演技の質が若干異なっており、アニメ版では馬鹿にするような「嘲笑」であったが、ドラマCD版ではまさに抑えが効かぬとばかりの「爆笑」であり、以降のセイバーとライダーの会話の間もずっと背景で笑い声が響き渡っていた(漫画版も同様)。</ref>。
    
;「愉悦というのはな、言うならば魂の<ruby><rb>容</rb><rt>かたち</rt></ruby>だ。"有る"か"無い"かではなく、"識る"か"識れない"かを問うべきものだ」<br>「求めるところを、為すがいい。それこそが娯楽の本道だ。そして娯楽は愉悦を導き、愉悦は幸福のありかを指し示す」
 
;「愉悦というのはな、言うならば魂の<ruby><rb>容</rb><rt>かたち</rt></ruby>だ。"有る"か"無い"かではなく、"識る"か"識れない"かを問うべきものだ」<br>「求めるところを、為すがいい。それこそが娯楽の本道だ。そして娯楽は愉悦を導き、愉悦は幸福のありかを指し示す」
 
: 自らの在り方に悩み娯楽そのものを否定する言峰に対し、愉悦の何たるかを語る。
 
: 自らの在り方に悩み娯楽そのものを否定する言峰に対し、愉悦の何たるかを語る。
 +
 +
; 「我が至宝たるエアをここで抜けと!? 弁えよ時臣!!」<br>「王に対してその妄言、刎頸にも値するぞ!!」
 +
: キャスターが展開する大海魔を倒すため、時臣に乖離剣を使用するべきと進言され激怒する。このとき、すでに海魔に撃った宝物を四つも「汚れた」として捨てており、さらに強者でもない相手に自身の最高の宝具まで使えと言われたのでは、この激怒もやむなしである。この場面といい、バーサーカーに宝物を逆利用されたときといい、『Zero』ではやたら所有物絡みで怒る場面が多い。
    
; 「ヒトの領分を超えた悲願に手を伸ばす愚か者……その破滅を愛してやれるのは天上天下にただ一人、このギルガメッシュをおいて他にない。<br> 儚くも眩しき者よ。我が腕に抱かれるがいい。それが我の決定だ」
 
; 「ヒトの領分を超えた悲願に手を伸ばす愚か者……その破滅を愛してやれるのは天上天下にただ一人、このギルガメッシュをおいて他にない。<br> 儚くも眩しき者よ。我が腕に抱かれるがいい。それが我の決定だ」
877行目: 987行目:  
: ライダーとの誓いを守り、身一つで対峙したウェイバーに対して。
 
: ライダーとの誓いを守り、身一つで対峙したウェイバーに対して。
 
: 手にかけるだけの理由はない、と解説されてはいるが、それだけではこの言葉は出てこまい。彼なりの王の哲学を感じる。
 
: 手にかけるだけの理由はない、と解説されてはいるが、それだけではこの言葉は出てこまい。彼なりの王の哲学を感じる。
: なお、仮にウェイバーにまだ令呪の気配が残っていたなら殺すつもりだったらしい。ウェイバーがライダーのマスターかどうか問われ、「違う。ボクは――あの人の臣下だ」と返した際、小説版でもアニメ版の第23話でも、ギルガメッシュがウェイバーを見て令呪の有無を確認する描写がある。
+
: なお、仮に''ウェイバーにまだ令呪の気配が残っていたなら殺すつもりだった''らしい。ウェイバーがライダーのマスターかどうか問われ、「違う。ボクは――あの人の臣下だ」と返した際、小説版でもアニメ版の第23話でも、ギルガメッシュがウェイバーを見て令呪の有無を確認する描写がある。
    
=== Fate/EXTRA CCC ===
 
=== Fate/EXTRA CCC ===
908行目: 1,018行目:  
; 「我に慢心を捨てろときたか! つくづく厚顔なマスターよな!」<br>「貴様には地の理では生温い。天の理を示してやる。さあ! 死に物狂いで耐えるがよい、不敬!<br> 死して拝せよ! 『<ruby><rb>天地乖離す開闢の星</rb><rt>エヌマ・エリシュ</rt></ruby>』!」
 
; 「我に慢心を捨てろときたか! つくづく厚顔なマスターよな!」<br>「貴様には地の理では生温い。天の理を示してやる。さあ! 死に物狂いで耐えるがよい、不敬!<br> 死して拝せよ! 『<ruby><rb>天地乖離す開闢の星</rb><rt>エヌマ・エリシュ</rt></ruby>』!」
 
: 宝具使用時セリフの一つ。最古の英雄王は高笑いと共に、最強最古の宝剣を解放する。
 
: 宝具使用時セリフの一つ。最古の英雄王は高笑いと共に、最強最古の宝剣を解放する。
: 『Fate/Zero』では時臣に宝具使用を懇願された時にすげなくあしらい、つまらない相手に使わせようとすることに「刎頚に値する」と激怒していたが、『CCC』ではたとえ雑魚が相手であっても、愉快げにこのセリフを言いながらノリノリで「天地乖離す開闢の星」を使ってくれる。両者の違いは実は頼み方、時臣も真面目に頼み込んだりせず「英雄王のかっこいいところ、見たいー」みたいにおだてれば海魔相手でも余裕でつかってくれたらしい、ようはキャラの違い。
+
: 前述の通り『Zero』では乖離剣を使えと言われて激怒したが、『CCC』ではたとえ雑魚が相手であっても、愉快げにこのセリフを言いながらノリノリで使ってくれる。
    
;「興が乗ったぞ、下がっていろマスター。<br> 原初を語る。元素は混ざり、固まり…万象織りなす星を生む!<br> フハハハハハハ! 死して拝せよ! 『<ruby><rb>天地乖離す開闢の星</rb><rt>エヌマ・エリシュ</rt></ruby>』!」
 
;「興が乗ったぞ、下がっていろマスター。<br> 原初を語る。元素は混ざり、固まり…万象織りなす星を生む!<br> フハハハハハハ! 死して拝せよ! 『<ruby><rb>天地乖離す開闢の星</rb><rt>エヌマ・エリシュ</rt></ruby>』!」
932行目: 1,042行目:  
;「すまぬ。我は貧乏という概念がよく分からぬのだ。<br> なにせ、使い切れぬほどの財がある故。よって貴様の哀しみを癒す術を知らぬ。<br> ………許せ、ハサンよ。あと近寄るな。貧しさが移りそうだ」<br>「知らぬか? サーヴァント界で最も不遇な者。<br> その名をハサンと言うのだ。まぁ、貴様の財政事情とかけているのだが。<br> ───ハサンなだけに、破産。<br> よし笑え。笑う門には福来たる、とは貴様の国の格言であろう!」
 
;「すまぬ。我は貧乏という概念がよく分からぬのだ。<br> なにせ、使い切れぬほどの財がある故。よって貴様の哀しみを癒す術を知らぬ。<br> ………許せ、ハサンよ。あと近寄るな。貧しさが移りそうだ」<br>「知らぬか? サーヴァント界で最も不遇な者。<br> その名をハサンと言うのだ。まぁ、貴様の財政事情とかけているのだが。<br> ───ハサンなだけに、破産。<br> よし笑え。笑う門には福来たる、とは貴様の国の格言であろう!」
 
: 世知辛過ぎるAUOジョーク。確かに過去作品において登場した[[呪腕のハサン|二人の]][[百の貌のハサン|ハサン]]は本編での散り様といい派生作品での扱いといい不遇極まりないのだが……それにしてもあんまりな評価である。これでは、聖杯戦争に復讐したいという[[アサシン (Fake)|某美しき暗殺者]]の気持ちもむべなるかな。
 
: 世知辛過ぎるAUOジョーク。確かに過去作品において登場した[[呪腕のハサン|二人の]][[百の貌のハサン|ハサン]]は本編での散り様といい派生作品での扱いといい不遇極まりないのだが……それにしてもあんまりな評価である。これでは、聖杯戦争に復讐したいという[[アサシン (Fake)|某美しき暗殺者]]の気持ちもむべなるかな。
: しかし『[[Fate/strange Fake|Fake]]』や『Grand Order』等、近年のFateシリーズにおいては山の翁に連なる暗殺者たちの活躍機会がだんだん増えていっており、当のギルガメッシュ本人も[[“山の翁”|初代ハサン]]に[[ティアマト|窮地を救われている]]など決して不遇とは言い難い。
+
: とはいえ『[[Fate/strange Fake|Fake]]』や『Grand Order』等、以降のFateシリーズにおいては山の翁に連なる暗殺者たちの活躍機会がだんだん増えていっており、当のギルガメッシュ本人も[[“山の翁”|初代ハサン]]に[[ティアマト|窮地を救われている]]など決して不遇な存在とは言い難くなっている。
: ……件の初代から後輩ハサンへの当たりがかなりキツいので下っ端根性が拭えないという意味では不遇かもしれないが。
+
: ……件の初代から後輩ハサンへの当たりがかなりキツいので下っ端根性が拭えないという意味ではまだ不遇かもしれないが。
    
; 「躾がなっていないぞ店主。我らの会話に横やりを入れるなぞ、まさに狂犬といったところよな。<br> ところよな?…………どうした。笑ってもよいのだぞものども。<br> 横やり、だ!![[クー・フーリン|ランサー]]と槍をかけたAUOジョークだとなぜ分からぬ、たわけども!」
 
; 「躾がなっていないぞ店主。我らの会話に横やりを入れるなぞ、まさに狂犬といったところよな。<br> ところよな?…………どうした。笑ってもよいのだぞものども。<br> 横やり、だ!![[クー・フーリン|ランサー]]と槍をかけたAUOジョークだとなぜ分からぬ、たわけども!」
 
: 主人公、ランサー、そして言峰を沈黙させた渾身のAUOジョーク。
 
: 主人公、ランサー、そして言峰を沈黙させた渾身のAUOジョーク。
: 彼を完璧な王としてデザインした神々も、ユーモアセンスだけは与えられなかった様子。わざわざ「横やり」を強調して言っているが、初プレイで気づいた人がどれくらい居たことやら。
+
: 彼を完璧な王としてデザインした神々も、ユーモアセンスだけは与えられなかった様子。わざわざ「横やり」を強調して言っているが、初プレイでジョークだったと気づいた人がどれくらい居たことやら。
    
;「……恐ろしき罰よ。我ですら背筋が凍ったわ。いや、待てよ。<br> あれはヤツの嗜好の品であったな……もしや本気で褒美のつもりなのか?」
 
;「……恐ろしき罰よ。我ですら背筋が凍ったわ。いや、待てよ。<br> あれはヤツの嗜好の品であったな……もしや本気で褒美のつもりなのか?」
:言峰がランサーに令呪で命じた内容にはギルガメッシュも怖気づいた。本気で褒美のつもりなら枚数や時間の制限などしないと思うが、真相は不明である。
+
:言峰がランサーに令呪で命じた内容にはギルガメッシュも怖気づいた。''本気で褒美のつもりなら枚数や時間の制限などしない''と思うが、真相は不明である。
    
; 「よいか。この世のすべての生命は先達者の手で作られたモノだ。自然発生するのは魂のみ。<br> それこそが我や貴様が持つ、ただ一つの“己”だろうよ。体が作り物であろうと、始まりが何者の写し身であろうとな。<br> 目覚め、抗った瞬間に、お前は唯一の独立性を確立した。それを作られた、などと思う事はない」
 
; 「よいか。この世のすべての生命は先達者の手で作られたモノだ。自然発生するのは魂のみ。<br> それこそが我や貴様が持つ、ただ一つの“己”だろうよ。体が作り物であろうと、始まりが何者の写し身であろうとな。<br> 目覚め、抗った瞬間に、お前は唯一の独立性を確立した。それを作られた、などと思う事はない」
1,008行目: 1,118行目:  
;「驕ったなアルキメデス。至高の王ではあるまいに、獲物を前に舌なめずりとは、驚嘆に値する小物ぶりだ。<br> それとも万象を己が手で操った気でいたか?であれば貴様はまさに一流。一流のド阿呆よ。」
 
;「驕ったなアルキメデス。至高の王ではあるまいに、獲物を前に舌なめずりとは、驚嘆に値する小物ぶりだ。<br> それとも万象を己が手で操った気でいたか?であれば貴様はまさに一流。一流のド阿呆よ。」
 
:未明篇7章より。アルテラとマスターの絶体絶命のピンチの前に最高のタイミングで参上。アルキメデスの計画が瓦解する様があまりに痛快だったのか、最後の台詞の発音も'''「ドアホーーォよぉお!」'''と煽り度MAX。愉悦を存分に堪能した英雄王だった。
 
:未明篇7章より。アルテラとマスターの絶体絶命のピンチの前に最高のタイミングで参上。アルキメデスの計画が瓦解する様があまりに痛快だったのか、最後の台詞の発音も'''「ドアホーーォよぉお!」'''と煽り度MAX。愉悦を存分に堪能した英雄王だった。
:ちなみにギルガメッシュ役の関智一氏が演じた他作品のキャラも「獲物を前に舌なめずり、三流のすることだな」とほぼ同じ事を言っており、そこいらは声優ネタも仕組まれていると覚しい。
+
:ちなみにギルガメッシュ役の関智一氏が演じた他作品のキャラも「獲物を前に舌なめずり、三流のすることだな」とほぼ同じ事を言っていたりする…。
    
; 「千体…チィ、千体か!えぇい、業腹だが褒めねばなるまい!」<br />「加減を知らぬのか!たわけ!後で我の元にこい!ねぎらってくれる!!」
 
; 「千体…チィ、千体か!えぇい、業腹だが褒めねばなるまい!」<br />「加減を知らぬのか!たわけ!後で我の元にこい!ねぎらってくれる!!」
1,016行目: 1,126行目:  
;「ふははははははははは! さぞ驚いたであろう!」<br />「では良いぞ、許す! 疾く! 我を! 助けよーーーーーー!」
 
;「ふははははははははは! さぞ驚いたであろう!」<br />「では良いぞ、許す! 疾く! 我を! 助けよーーーーーー!」
 
:謎の金ピカの機械と一体化させられ魔力を使った動力炉にされていたギルガメッシュ。激しく光を放ちながら登場し、あっけに取られる主人公達を前にこの王様発言。
 
:謎の金ピカの機械と一体化させられ魔力を使った動力炉にされていたギルガメッシュ。激しく光を放ちながら登場し、あっけに取られる主人公達を前にこの王様発言。
:『Fate/hollow ataraxia』を思い出す状況であるが、堂々と助けを求めている分こちらの方が若干切羽詰まっているのだろうか。
+
:『Fate/hollow ataraxia』を思い出す状況であるが、堂々と助けを求めている分こちらの方が若干切羽詰まっていたのだろうか。
    
;「セイバー、我に構ってもらえず拗ねているのか?<br />愛いやつよな。よい、存分に構ってやろう!」
 
;「セイバー、我に構ってもらえず拗ねているのか?<br />愛いやつよな。よい、存分に構ってやろう!」
 
;「待てセイバー。<br />誰がその不愉快なエピソードを話していいと言った。<br />ええい、やめぬか!」
 
;「待てセイバー。<br />誰がその不愉快なエピソードを話していいと言った。<br />ええい、やめぬか!」
 
:ベースキャンプにてギルガメッシュを連れてアルトリアと会話をすると発生。
 
:ベースキャンプにてギルガメッシュを連れてアルトリアと会話をすると発生。
:アルトリアが主人公が英雄王を連れていることに驚愕し、英雄王もアルトリアをからかおうとするが、
+
:アルトリアが主人公が英雄王を連れていることに驚愕し、英雄王もアルトリアをからかおうとするが、アルトリアは仕返しと言わんばかりに英雄王の秘密を暴露しようとする。
:アルトリアは仕返しと言わんばかりに英雄王の秘密を暴露しようとする。
   
:あの英雄王が狼狽えるような話とは一体なんだったのか…。
 
:あの英雄王が狼狽えるような話とは一体なんだったのか…。
   1,064行目: 1,173行目:  
;「おまえにそこまで言わせるマスターとはどのような<RUBY><RB>人間</RB><RT>雑種</RT></RUBY>だ? その価値があるかどうか、我が見立ててやろう」
 
;「おまえにそこまで言わせるマスターとはどのような<RUBY><RB>人間</RB><RT>雑種</RT></RUBY>だ? その価値があるかどうか、我が見立ててやろう」
 
:エルキドゥが「マスター」のために撤退すると言い出したことに些か機嫌を損ねて。つまらない存在が友を使役するのであればその場で始末する――とでも言わんばかりの言葉だったが、エルキドゥはやんわりと笑って「それは無理」と答える。
 
:エルキドゥが「マスター」のために撤退すると言い出したことに些か機嫌を損ねて。つまらない存在が友を使役するのであればその場で始末する――とでも言わんばかりの言葉だったが、エルキドゥはやんわりと笑って「それは無理」と答える。
:さすがの英雄王も、神でも人でもない、動物が友のマスターとは見抜けなかった。
+
:さすがの英雄王も、神でも人でもない、動物が友のマスターとは見抜けなかったのである…。
    
;「そんなもの、好きにさせればよかろう。本来ならばその程度の些事は自分で乗り越えよと言う所だが、ここに呼びつけたのは我だからな。落下傘ぐらいは貸してやろう」<br>「受肉でもして本格的に生を謳歌するのでもあれば話は別だがな。その時には生きるに値せん雑種共を間引く事も考えようが、今の我には関係ない話だ」
 
;「そんなもの、好きにさせればよかろう。本来ならばその程度の些事は自分で乗り越えよと言う所だが、ここに呼びつけたのは我だからな。落下傘ぐらいは貸してやろう」<br>「受肉でもして本格的に生を謳歌するのでもあれば話は別だがな。その時には生きるに値せん雑種共を間引く事も考えようが、今の我には関係ない話だ」
1,072行目: 1,181行目:  
;「よくわからんが……人ではないと言うのは分かる、大方魔物か怪異の類だろうよ」
 
;「よくわからんが……人ではないと言うのは分かる、大方魔物か怪異の類だろうよ」
 
:ティーネにジェスターが何者なのかと問われて。
 
:ティーネにジェスターが何者なのかと問われて。
:台詞から分かる通り、ギルガメッシュは死徒をよく知らない。その理由については『Fake』で扱うにはスケールが大きすぎるネタだと成田氏は語っている。
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:台詞から分かる通り、ギルガメッシュは死徒をよく知らない。その理由については「'''『Fake』で扱うにはスケールが大きすぎるネタだ'''」と成田氏は語っている。
 
:推測される理由については後述。
 
:推測される理由については後述。
    
;「うつけが! 道化とはその在り方だけで人を愉悦に落とし込むものだ!」<br/>「自ら道化を名乗り、己が道化であることを不敬の免罪符にしようとはな! 貴様はもはや三流ですらない、道化と名乗ることも罷り成らん! 己の奇行に酔うだけの愚物に過ぎん!」
 
;「うつけが! 道化とはその在り方だけで人を愉悦に落とし込むものだ!」<br/>「自ら道化を名乗り、己が道化であることを不敬の免罪符にしようとはな! 貴様はもはや三流ですらない、道化と名乗ることも罷り成らん! 己の奇行に酔うだけの愚物に過ぎん!」
 
:真キャスターがエルキドゥに化けるという蛮行を働き、「道化の悪ふざけだよ」と言ってのけたことに対する返答。
 
:真キャスターがエルキドゥに化けるという蛮行を働き、「道化の悪ふざけだよ」と言ってのけたことに対する返答。
:怒るポイントが若干ずれている気がするが、いつものことである。そして、[[間桐慎二|かつて道化と呼んだ相手]]を知ってか知らずか思い出させる考え方である。
+
:怒るポイントが若干ずれている気がするが、いつものことである。というか、[[間桐慎二|かつて道化と呼んだ相手]]を知ってか知らずか思い出させる考え方である。
    
;「フッ……奴らはまだ我の名を聞くに値せん。再び我の面前に立つならば、その栄誉を称えて我が名を伝えてやるとしよう」
 
;「フッ……奴らはまだ我の名を聞くに値せん。再び我の面前に立つならば、その栄誉を称えて我が名を伝えてやるとしよう」
1,093行目: 1,202行目:  
:なお変更後のモーションは『EXTRA CCC』の宝具「天地乖離す開闢の星」に似ているが、完全再現と言うわけではなく「乖離剣エア」との折半のような感じになっている。
 
:なお変更後のモーションは『EXTRA CCC』の宝具「天地乖離す開闢の星」に似ているが、完全再現と言うわけではなく「乖離剣エア」との折半のような感じになっている。
 
:……ちょっとだけ本気を出したというところだろうか。
 
:……ちょっとだけ本気を出したというところだろうか。
 +
:『バトル・イン・ニューヨーク2019』開催に合わせて二度目のモーション改修が行われた。新規ボイスも追加され、宝具演出&バトルモーション共に一新された。
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; 「出番だ。起きよ、エア!」 <br> 「原子は混ざり、固まり、万象織り成す星を生む。死して拝せよ!『天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)』!!」
 +
:二度目のモーション改修により、宝具演出を『EXTRA CCC』の宝具 「天地乖離す開闢の星」 に寄せ、これぞ全英雄の頂点とも言えるモーションとなった。
 +
 +
;「疲れたのなら休む。我は過労死などせん!」
 +
:スキル使用時(二度目のモーション改修後)。第七特異点での反省か、戦闘中でも玉座に腰掛け休憩している。
 +
 +
; 「よく戦った。貴様を勇者と認める!」
 +
:宝具カード選択時(二度目のモーション改修後)。自身に恐れることなく挑んできた相手を讃え、乖離剣を振るう。
 +
 +
====マイルーム====
 +
;「ふはははは! この<ruby>我<rb></rb><rt>オレ</rt></ruby>を喚ぶとは、運を使い果たしたな雑種!」
 +
: 召喚されて、開口一番に吐く台詞。多くのマスターは彼と出会うために、<ruby><rb>運</rb><rt>リアルラック</RT></RUBY>以上に<ruby><rb>金</rb><rt>リアルマネー</RT></RUBY>を大幅にすり減らしたという……。
 +
;「貴様の誕生日だと? たわけめ、そういうことは七日ほど前に言っておけ!」
 +
: プレイヤーの誕生日の台詞。ただしこちらは「絆Lv.4以上」という条件下で聞けるものであり、それ未満では「知らんな」と言うだけである。
 +
;「凡骨ながらよく戦うな、雑種。うむ……珍しいこともあるものだ。貴様との戦いならば、少しばかり本気になってやってもいいか……」<br>「ふっ。凡夫にしてはよくやったものよ。その必死さに免じ、人類最古の宝物を見せてやろう。……言うまでもないが、貴様にだけ、特別にだぞ?」
 +
: 台詞の一部。それぞれ「絆Lv.5」「4段階目の霊基再臨時」で聞くことができる。自らの生き方を決して曲げず、どれだけの英霊と契約しても、生き様ひとつ否定せずすべてを受け入れ、かといって自分への貢物も欠かさない主人公を、多少なりとも認める。
 +
: 前述の誕生日台詞ともども、実にわかりやすい英雄王である。
 +
;「可憐すぎて胸が苦しい……。我は今初めて他人に嫉妬したわ。おのれマーリン! だが絶対に許す!!」
 +
:[[アルトリア・ペンドラゴン〔リリィ〕]]所持時。'''お前は何を言っているんだ。'''相変わらず自分に正直なAUOである。
 +
 +
==== 本編 ====
 +
; 「何を回りくどいことをしているのか!」
 +
: アニメ版バビロニア20話にて。異常なまでの強さを誇る11体のラフム、冥界から地上へ出ようとするティアマトへ、無数の黄金の剣が降り注ぐ。
 +
 +
;「仕方あるまい。この<ruby>我<rb></rb><rt>オレ</rt></ruby>が手を貸そう。」<br>「サーヴァント、アーチャー。 <br>英雄王ギルガメッシュ、喧しいので来てやったわ。」
 +
:第七特異点『絶対魔獣戦線 バビロニア』、ティアマトとの最終決戦にて。 天上から強者の威光を放ち、創世の神を見下ろす人類最古の英雄王。自力で冥界へやってくるほどのその反則級の能力に[[ロマニ・アーキマン]]と[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]]も驚愕していた。
 +
:アニメ版では「仕方あるまい」が省かれていた。
 +
 +
; 「最後に我と共に戦う栄誉、真に赦す! 神殺しの英雄譚、見事果たして見せるがいい!」
 +
: 同上。この時代の“賢王”が死した直後、往年の“英雄王”として反則的な復活をした際の台詞。
 +
: "本気"のギルガメッシュと共に戦うという名実ともに最高の誉を受け、人理の救済者は伝説に挑む。
   −
=====第七特異点=====
   
;「世界の行く末を賭けた戦い。これを決戦と言う」
 
;「世界の行く末を賭けた戦い。これを決戦と言う」
 
:第七章最終戦、戦闘開始時。回帰を齎そうとする「第二の獣」とソレに抗う人間たち。幕は切って落とされた。
 
:第七章最終戦、戦闘開始時。回帰を齎そうとする「第二の獣」とソレに抗う人間たち。幕は切って落とされた。
1,105行目: 1,245行目:     
;「深淵に堕ちるがいい。誰も起こす者はおらぬ」
 
;「深淵に堕ちるがいい。誰も起こす者はおらぬ」
:第七章最終戦、戦闘終了時に生存していた場合。果てまで堕ちた彼女を、英雄王はただ見届けるのであった。幼年期の終わりをそう告げるように───。
+
:第七章最終戦、戦闘勝利時のセリフ。果てまで堕ちた彼女を、英雄王はただ見届けるのであった。幼年期の終わりをそう告げるように───。
 
+
:なおこれは彼を前衛に出して立って生存している状態でティアマトを倒す必要があるため、バトルの難易度からしてこれを聞くのは結構難しい。
====マイルーム====
  −
;「ふはははは! この<ruby>我<rb></rb><rt>オレ</rt></ruby>を喚ぶとは、運を使い果たしたな雑種!」
  −
: 召喚されて、開口一番に吐く台詞。多くのマスターは彼と出会うために、<ruby><rb>運</rb><rt>リアルラック</RT></RUBY>以上に<ruby><rb>金</rb><rt>リアルマネー</RT></RUBY>を大幅にすり減らしたという……。
  −
 
  −
====本編====
  −
; 「最後に我と共に戦う栄誉、真に赦す! 神殺しの英雄譚、見事果たして見せるがいい!」
  −
: 第七章、最終決戦より。この時代の“賢王”が死した直後、往年の“英雄王”として反則的な復活をした際の台詞。
  −
: "本気"のギルガメッシュと共に戦うという名実ともに最高の誉を受け、人理の救済者は伝説に挑む。
      
====イベント====
 
====イベント====
1,134行目: 1,266行目:  
:期間限定イベント『バトル・イン・ニューヨーク2018』にて。あの、傲岸不遜を絵に描いて色塗って額縁つけたような英雄王が謝罪を口にするという驚天動地のシーン。
 
:期間限定イベント『バトル・イン・ニューヨーク2018』にて。あの、傲岸不遜を絵に描いて色塗って額縁つけたような英雄王が謝罪を口にするという驚天動地のシーン。
 
:まあ、話の流れからしてどう見ても煽ってるだけなので、単に新芸身に付けただけという気がしなくもないが。
 
:まあ、話の流れからしてどう見ても煽ってるだけなので、単に新芸身に付けただけという気がしなくもないが。
 +
 +
;「チッ此度の現界はここまでか…!このまま地上にKISSしてグッバイ!」
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:退場前の台詞。アンケートで「ゼーガペイン」とのコラボと願ったユーザーに対し、汚染された聖杯(運営)が願いを叶えたとも言われる。
    
;「サーヴァントの技を競い合うオリンピック? 第4回ネロ祭だと? たわけめ!<br>同じ会場を四度も使うなど言語道断! コロッセウムなど時代遅れよ!」<br>「<ruby>我<rb></rb><rt>オレ</rt></ruby>ならば最新鋭の会場を用意する! そう―――たとえばここ。<br>ニューヨークはマンハッタンにある、現代最高峰のショーステージ……<br>娯楽の頂点! マディソン・スクエア・ガーデンをなぁ!」
 
;「サーヴァントの技を競い合うオリンピック? 第4回ネロ祭だと? たわけめ!<br>同じ会場を四度も使うなど言語道断! コロッセウムなど時代遅れよ!」<br>「<ruby>我<rb></rb><rt>オレ</rt></ruby>ならば最新鋭の会場を用意する! そう―――たとえばここ。<br>ニューヨークはマンハッタンにある、現代最高峰のショーステージ……<br>娯楽の頂点! マディソン・スクエア・ガーデンをなぁ!」
:同上。横から人の企画をかっさらって、ドヤ顔全開の英雄王。
+
:同上。横から[[ネロ・クラウディウス|他人]]の企画をかっさらって、ドヤ顔全開の英雄王。
 
:『[[Fate/Zero|Zero]]』の頃は「偽物ばかりの醜悪な世界」とか言ってたくせに、『[[衛宮さんちの今日のごはん]]』といい、最近の彼は現代社会に馴染み過ぎである。
 
:『[[Fate/Zero|Zero]]』の頃は「偽物ばかりの醜悪な世界」とか言ってたくせに、『[[衛宮さんちの今日のごはん]]』といい、最近の彼は現代社会に馴染み過ぎである。
   1,142行目: 1,277行目:  
:同上。実はネロ祭成功のために色々やっていた[[ガイウス・ユリウス・カエサル|カエサル]]。礼装「ショウ・タイム」のセイントグラフはこの時の様子である模様。あの英雄王が直接剣を交えていない相手を称賛する<ref group = "注">実際に剣を交えた相手であれば、[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]、[[イスカンダル]]、[[ヘラクレス|バーサーカー]](アニメ版第二作)がいるが、剣を交えていない相手を称賛したのは[[ウェイバー・ベルベット]]のみ。</ref>という極めて珍しいシーンでもある。
 
:同上。実はネロ祭成功のために色々やっていた[[ガイウス・ユリウス・カエサル|カエサル]]。礼装「ショウ・タイム」のセイントグラフはこの時の様子である模様。あの英雄王が直接剣を交えていない相手を称賛する<ref group = "注">実際に剣を交えた相手であれば、[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]、[[イスカンダル]]、[[ヘラクレス|バーサーカー]](アニメ版第二作)がいるが、剣を交えていない相手を称賛したのは[[ウェイバー・ベルベット]]のみ。</ref>という極めて珍しいシーンでもある。
 
:ただし「九偉人」というのは騎士道の体現者に贈られた称号(そのため、[[アーサー・ペンドラゴン|アーサー]][[アルトリア・ペンドラゴン|王]]や[[シャルルマーニュ|シャルル]][[カール大帝|マーニュ]]も含まれる)なので、ぶっちゃけ'''弁舌や商才は全く関係ない。'''<del>つーか、そんな商才があるなら借金なんてする必要ないんじゃ……。</del>
 
:ただし「九偉人」というのは騎士道の体現者に贈られた称号(そのため、[[アーサー・ペンドラゴン|アーサー]][[アルトリア・ペンドラゴン|王]]や[[シャルルマーニュ|シャルル]][[カール大帝|マーニュ]]も含まれる)なので、ぶっちゃけ'''弁舌や商才は全く関係ない。'''<del>つーか、そんな商才があるなら借金なんてする必要ないんじゃ……。</del>
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;「また、地上の<ruby>会場<rb></rb><rt>ガーデン</rt></ruby>には今回も豪華景品を多数用意した。<br>ドルセントめは『今回はよくない星回りなのでぇ……』と出資から降りた故、受付は代わりの者が対応している。<br>何事もそつなくこなす者だが、慣れない仕事なのも事実。あまり交換所でははしゃがないように。」
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:期間限定イベント『バトル・イン・ニューヨーク2019』にて。あの、傲岸不遜を絵に描いて(以下略)な英雄王が、他人に対して気遣いを見せるという、前年の謝罪以上に驚天動地のシーン。
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:これだけなら相手が[[シドゥリ|臣下]]だからという事もあり得るが、他にもツッコまれてビームを乱射する[[スペース・イシュタル|イシュタル]]に「カルデアに苦情が来たらどうするつもりだ!」と文句を言うなど、今回の彼はやけに対応が丸い。
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 +
;「チンキューなる軍師は<ruby>我<rb></rb><rt>オレ</rt></ruby>にこう助言した。"王者であれば、自分にかなう者はいるかと三回唱えよ"と。」
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:同上。
 +
:……えーと王様、それは'''後ろからバッサリ'''フラグなのですが……。
 +
:で、後で実際慢心してこれを実行しようとし、後ろからバッサリどころか'''上からドッカン'''を喰らうことになる。
 +
 +
;「いやいや待て待て、<ruby>我<rb></rb><rt>オレ</rt></ruby>だけの責任ではない! 貴様もノリノリだったではないか!<br>刑事責任は我らふたりで折半! という事でどうか!」
 +
:同上。
 +
:スペース(を自称していると思っていた)・イシュタルを倒し、さっさと元に戻れと促した所、本当に霊基消滅されて慌てふためく英雄王。何か知らんが、今回の彼は本当にお人好しキャラが全開になっている。
    
====その他====
 
====その他====
1,195行目: 1,343行目:  
== メモ ==
 
== メモ ==
 
*『stay night』ではクラスが被るため、エミヤは「アーチャー」、ギルガメッシュは真名そのままで「ギルガメッシュ」と呼び分けられている。ギルガメッシュの呼ばれ方は他にも複数あり、「ギル」「金ぴか」「AUO(英雄王のもじり)」などとも呼ばれる。
 
*『stay night』ではクラスが被るため、エミヤは「アーチャー」、ギルガメッシュは真名そのままで「ギルガメッシュ」と呼び分けられている。ギルガメッシュの呼ばれ方は他にも複数あり、「ギル」「金ぴか」「AUO(英雄王のもじり)」などとも呼ばれる。
*基本的に戦闘行為そのものが眼中にないのか不意打ちすることが多く、アーチャーと衛宮士郎との戦闘を覗き見て戦闘終了後に弱ったアーチャーの止めだけを刺すなども行っている。ちなみに、アーチャーにほぼ同じシチュエーションで(完全に)止めを刺されるなど意趣返しされている。<br>ただ、Fateルートの場合は堂々とした王として対峙しており、『Zero』では堂々たる最強宝具同士の激突を征し、手ずから倒す相手と認めたライダーを仕留めているなど、やる気にさえなれば真っ向勝負で強さと威厳を見せる。
+
*ギルガメッシュの称号『英雄王』は、英雄達の原典、英雄達の前を行く者という意味合い。英雄たちはギルガメッシュに頭があがらないが、英雄以外にはあっさり倒されたりする。
 +
*基本的に戦闘行為そのものが眼中にないのか不意打ちすることが多く、アーチャーと衛宮士郎との戦闘を覗き見て戦闘終了後に弱ったアーチャーの止めだけを刺すなども行っている(なお、遠坂はアーチャーを脅威に感じての行動だと分析している)。ちなみに、アーチャーにほぼ同じシチュエーションで(完全に)止めを刺されるなど意趣返しされている。<br>ただ、Fateルートの場合は堂々とした王として対峙しており、『Zero』では堂々たる最強宝具同士の激突を征し、手ずから倒す相手と認めたライダーを仕留めているなど、やる気にさえなれば真っ向勝負で強さと威厳を見せる。
 
*アニメ『Fate/stay night』では女性スタッフ人気が高かったとされている(なお、男性スタッフ人気は[[葛木宗一郎]]であった)。セイバー役の川澄氏や凛役の植田氏も、主役の士郎を差し置いてギルガメッシュが一番好きと語っている。その理由は「態度に実力が伴っているから」。また、キャラクターデザインの武内氏はFateシリーズで一番好きなシーンに「セイバーの頬を撫でるギルガメッシュ」を挙げており、そのシーンが本作で初めて映像化された際には、イメージしていたドンピシャだったと大絶賛を送った。
 
*アニメ『Fate/stay night』では女性スタッフ人気が高かったとされている(なお、男性スタッフ人気は[[葛木宗一郎]]であった)。セイバー役の川澄氏や凛役の植田氏も、主役の士郎を差し置いてギルガメッシュが一番好きと語っている。その理由は「態度に実力が伴っているから」。また、キャラクターデザインの武内氏はFateシリーズで一番好きなシーンに「セイバーの頬を撫でるギルガメッシュ」を挙げており、そのシーンが本作で初めて映像化された際には、イメージしていたドンピシャだったと大絶賛を送った。
 
*『CCC』では難易度「チート」とされているが、これは『ストーリーの位置づけ』を意味している面が強い。ゲーム的には最終的に間違いなく最強クラスの実力を取り戻すのだが、初期ステータスは長い間のブランクが祟り「リハビリが必要なほどに」弱体化しており、敵のEXターンを許せば[[エリザベート=バートリー|格下相手]]でもあっさり敗れるなど他のサーヴァントと大差無い状態に。<br>むしろ他と比べてスキルが力押し一辺倒な上に消費MPが多いため、序盤から調子に乗っているとえらい目にあいかねない。
 
*『CCC』では難易度「チート」とされているが、これは『ストーリーの位置づけ』を意味している面が強い。ゲーム的には最終的に間違いなく最強クラスの実力を取り戻すのだが、初期ステータスは長い間のブランクが祟り「リハビリが必要なほどに」弱体化しており、敵のEXターンを許せば[[エリザベート=バートリー|格下相手]]でもあっさり敗れるなど他のサーヴァントと大差無い状態に。<br>むしろ他と比べてスキルが力押し一辺倒な上に消費MPが多いため、序盤から調子に乗っているとえらい目にあいかねない。
1,220行目: 1,369行目:  
*Fate/Grand Orderにてキャスタークラスのギルガメッシュが登場したが、この時の彼は冥界への旅から帰還した後であることを踏まえると見かけの若々しさに反して凄まじい高齢者であったりする。<br>詳しい年齢は不明だが、シュメール王名表によれば126年間在位したとされているため、少なくとも100歳は優に越えている。見た目があまり変わっていないのは半神の肉体故なのか若返りの薬を使ったのか、定かではない。
 
*Fate/Grand Orderにてキャスタークラスのギルガメッシュが登場したが、この時の彼は冥界への旅から帰還した後であることを踏まえると見かけの若々しさに反して凄まじい高齢者であったりする。<br>詳しい年齢は不明だが、シュメール王名表によれば126年間在位したとされているため、少なくとも100歳は優に越えている。見た目があまり変わっていないのは半神の肉体故なのか若返りの薬を使ったのか、定かではない。
 
*『Fate』シリーズを代表する冷酷無情、唯我独尊な裏切りキャラとして知られる彼だが、サーヴァントとしては意外に真っ当で、基本的にマスターとはなんだかんだで良好な関係を築いている。彼に見限られたのは、最初から道化(及び捨て駒)扱いでマスターとは見做していなかった[[間桐慎二|慎二]]と、正式な契約を結ぶ前だった『Fake』の召喚者、後は選択肢次第の『CCC』の主人公を除けば[[遠坂時臣]]'''ただ一人'''である。どんだけ相性が悪かったのか……。更に、時臣に対しても自分から裏切ったわけではなく、彼が最終的に自分を切り捨てようとしていたことを知ったためであるので、厳密にいえば「裏切り者」というわけではない。
 
*『Fate』シリーズを代表する冷酷無情、唯我独尊な裏切りキャラとして知られる彼だが、サーヴァントとしては意外に真っ当で、基本的にマスターとはなんだかんだで良好な関係を築いている。彼に見限られたのは、最初から道化(及び捨て駒)扱いでマスターとは見做していなかった[[間桐慎二|慎二]]と、正式な契約を結ぶ前だった『Fake』の召喚者、後は選択肢次第の『CCC』の主人公を除けば[[遠坂時臣]]'''ただ一人'''である。どんだけ相性が悪かったのか……。更に、時臣に対しても自分から裏切ったわけではなく、彼が最終的に自分を切り捨てようとしていたことを知ったためであるので、厳密にいえば「裏切り者」というわけではない。
 +
**前述の通り『Zero』では時臣に乖離剣を使用すべきと進言され激怒する場面があるが、奈須きのこ曰く'''「時臣も『英雄王のかっこいいところが見たい』と持ち上げたりしておけば、乖離剣を使ってくれただろう」'''、とのことである。つまり、氏に言わせると『CCC』や『Grand Order』とのノリの違いは'''頼み方'''。
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*もしキャスターとアーチャーのギルガメッシュがカルデアの廊下ですれ違うことがあれば、互いの「ああ、貴様はいま、その事柄を優先しているのか」という愚かさに「フッ」と鼻で笑って、互いに干渉はしないらしい。<ref group = "出">週刊ファミ通 2020年8月13日号 『FGO』一問一答 p108</ref>
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*アニメ『バビロニア』第5話では、関智一氏の「間抜け」という一言の演技に、収録環境がざわついたという逸話がある。<ref group = "注">具体的にいうと[https://twitter.com/FGOAP_ep7/status/1190644737482600449 このシーン]である。必聴。</ref>
    
;宝具や能力関連
 
;宝具や能力関連
1,230行目: 1,382行目:  
**『CCC』ではこの鎧姿で迷宮を駆け回ることになるため、パーツが擦れあう音がなかなかにやかましい。が、中盤になって衣装変更機能が追加され、甲冑以外の衣装にするとどうしてか甲冑の音が恋しくなるというプレイヤーもいるらしい。ちなみに、『Fate/EXTRA material』にてあまりの煩さにマジギレするザビ男の絵が掲載されている。
 
**『CCC』ではこの鎧姿で迷宮を駆け回ることになるため、パーツが擦れあう音がなかなかにやかましい。が、中盤になって衣装変更機能が追加され、甲冑以外の衣装にするとどうしてか甲冑の音が恋しくなるというプレイヤーもいるらしい。ちなみに、『Fate/EXTRA material』にてあまりの煩さにマジギレするザビ男の絵が掲載されている。
 
*本人の宝具に「天の鎖」も挙げられる場合があるが、ステータス画面に記されていない点や作中一度も真名解放していない点などから「所有物の中でもお気に入り」ではあるが、'''彼自身'''の宝具ではない、という見解が一般的。
 
*本人の宝具に「天の鎖」も挙げられる場合があるが、ステータス画面に記されていない点や作中一度も真名解放していない点などから「所有物の中でもお気に入り」ではあるが、'''彼自身'''の宝具ではない、という見解が一般的。
**「天の鎖」は劇中の[[ヘラクレス|バーサーカー]]等からも窺えるように捕えた瞬間無力化出来るものではなく、抵抗する余力があれば脱出も可能。しかし、高い神性を持つ存在が捕えられた場合は自力で断ち切るのは非常に困難。令呪のバックアップをもってしても脱出は出来ず、外界からの援助も至難の業。<br>『プリズマ☆イリヤ』では宝具に巻きつけて絡め取ったり、対象を鎖で雁字搦めにし黒ひげ危機一髪のように攻撃する事や、敵の攻撃を避ける為に移動に使う、離れた場所にいる味方を引き寄せる等、様々な場面で応用をきかせる万能宝具として描写されている。<br>本編『stay night』でも、巨大な肉の塊となった聖杯を運搬出来る程度の強度や、汎用性は発揮している。
+
**「天の鎖」は劇中の[[ヘラクレス|バーサーカー]]等から瞬間無力化出来るものではなく、抵抗する余力があれば脱出も可能と'''勘違いしている人が多い'''が、原作の説明によると『本来、ヘラクレスレベルの神性であれば拘束で留まらず張力で引きちぎって殺している』レベルの硬度であり、あのシーンは拘束のためではなくギルガメッシュはヘラクレスを殺す目的で天の鎖を使用している。単純な拘束になってしまっているのは彼自身の膂力が神性による影響を上回ったからである。令呪のバックアップをもってしても脱出は出来ず、外界からの援助も至難の業。<br>『プリズマ☆イリヤ』では宝具に巻きつけて絡め取ったり、対象を鎖で雁字搦めにし黒ひげ危機一髪のように攻撃する事や、敵の攻撃を避ける為に移動に使う、離れた場所にいる味方を引き寄せる等、様々な場面で応用をきかせる万能宝具として描写されている。<br>本編『stay night』でも、巨大な肉の塊となった聖杯を運搬出来る程度の強度や、汎用性は発揮している。
 
**ただし、「複合神性」を持つ[[メルトリリス]](レベル999)には撤退を余儀なくされ、神性Aの[[カルナ]]には苦戦。冬木でも令呪で縛られたランサーに半日梃子摺った上に手傷を負わされたこともあり、神性の高い相手に対してとりあえず出せば漏れなく対処出来るという程の万能性は無い。
 
**ただし、「複合神性」を持つ[[メルトリリス]](レベル999)には撤退を余儀なくされ、神性Aの[[カルナ]]には苦戦。冬木でも令呪で縛られたランサーに半日梃子摺った上に手傷を負わされたこともあり、神性の高い相手に対してとりあえず出せば漏れなく対処出来るという程の万能性は無い。
 
*『Fake』ではギルガメッシュが使っている物とは別の「サバイバルナイフほどの大きさで宝石を飾られた鍵」が登場しギルガメッシュ召喚の触媒となったが、本人によると造らせてみたものの彼の宝物庫に手を出すような不埒者がいないとして使わずに捨て置いた鍵(つまり宝物庫の防犯用の鍵と思われる)とのこと。
 
*『Fake』ではギルガメッシュが使っている物とは別の「サバイバルナイフほどの大きさで宝石を飾られた鍵」が登場しギルガメッシュ召喚の触媒となったが、本人によると造らせてみたものの彼の宝物庫に手を出すような不埒者がいないとして使わずに捨て置いた鍵(つまり宝物庫の防犯用の鍵と思われる)とのこと。
1,257行目: 1,409行目:     
== 話題まとめ ==
 
== 話題まとめ ==
 +
; vsアルトリアオルタ
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: 黒セイバーは「星の輝き」=主人公補正を失っているので、ギルガメッシュ相手だと奇蹟は起きず、純粋な実力勝負になる。生前ならどちらも魔術生成量が破格なので、純粋な火力勝負になり、万能さと狡猾さ(INT)でギルガメッシュが有利。サーヴァントとしてなら、黒セイバーは『マスターの魔術師としての性能』が高いとギルガメッシュに勝つが、ギルはマスターの『人間としての魅力』が高いと黒セイバーに勝つ。これは、ギルガメッシュは契約者が一流だろうと三流だろうと、自分の力だけで戦おうとしてしまうからとのこと。
 
; vsアルクェイド
 
; vsアルクェイド
: 平均的なサーヴァントは平常時の[[アルクェイド・ブリュンスタッド|アルクェイド]]とは戦いにおいて不利であるとされるが、ギルガメッシュだけはサーヴァント3体分の火力を誇る宝具のおかげで、stay nightの全サーヴァント中単独でアルクェイドを上回るただ一人の存在である事が明言されている。加えて、アルクェイドの出力が「相手自身の戦闘力を上回る程度」であるため、本体自身の戦力よりオプション(宝具)の火力のほうが強力である彼にはどうしようもなく相性が悪い点も幸いか。
+
: 平均的なサーヴァントは平常時の[[アルクェイド・ブリュンスタッド|アルクェイド]]とは戦いにおいて不利であるとされるが、ギルガメッシュだけはサーヴァント5体分+αの火力を誇る宝具のおかげで、stay nightの全サーヴァント中単独でアルクェイドを上回る存在である事が明言されていた。これについてはアルクェイドの出力について「相手自身の戦闘力を上回る程度」と言う制限があったため、本体自身の戦力よりオプション(宝具)の火力のほうが強力である彼には相性が悪いという点も大きい。
: なお、この二人(+真祖)は、'''「ガイアが力を強めていく人類を脅威に思い、対抗策として生み出したモノ」'''という共通点を持つ。真祖の中で、アルクェイドは十二世紀頃にデザインされた傑作なので、ギルガメッシュは3800年程年上の先輩ないし叔父に近い存在である。
      
; キャラクター造形
 
; キャラクター造形
1,268行目: 1,421行目:     
; Fateの裏の顔
 
; Fateの裏の顔
: 現在発表されているFateシリーズ、その[[並行世界]]のほぼ全てに参戦している。『stay night』『hollow』『Zero』、『Fake』、『Grand Order』に加え、『プリズマ☆イリヤ』シリーズではツヴァイ以降に登場、『EXTRA』シリーズでは『CCC』以降で主人公のサーヴァントとして参戦を果たしており、『Prototype』シリーズでも自身の元ネタが参戦しているため、『Fate』シリーズで全く登場しない世界線は『Apocrypha』だけである。
+
: 現在発表されているFateシリーズ、その[[並行世界]]のほぼ全てに参戦している。『stay night』『hollow』『Zero』、『Fake』、『Grand Order』に加え、『プリズマ☆イリヤ』シリーズではツヴァイ以降に登場、『EXTRA』シリーズでは『CCC』以降で主人公のサーヴァントとして参戦を果たしており、『Prototype』シリーズでも自身の元ネタが参戦しているため、『Fate』シリーズで全く登場しない世界線は『Apocrypha』だけである。アニメ版『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』にも台詞はなく一瞬映った程度だったが登場はした。
 
: [[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]がFateの表の顔ならば、ギルガメッシュは裏の顔と言えるだろう。
 
: [[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]がFateの表の顔ならば、ギルガメッシュは裏の顔と言えるだろう。
   1,284行目: 1,437行目:  
: いつものその1。上述の通り「ドルアーガの塔」の主人公へのオマージュとはいえ、この時点ですでに金に飽かした悪趣味が全開。
 
: いつものその1。上述の通り「ドルアーガの塔」の主人公へのオマージュとはいえ、この時点ですでに金に飽かした悪趣味が全開。
 
; 背徳のライダージャケット
 
; 背徳のライダージャケット
: いつものその2。UBWルート初出から13年を経てEXTELLAで遂に命名。例の「ジャージにしか見えないライダースーツ」であり、色々な意味で英雄王を象徴してしまいかねない一着。
+
: いつものその2。UBWルート初出から13年を経てEXTELLAで遂に命名。例の「ジャージにしか見えないライダースーツ」または「改造した学ラン」であり、色々な意味で英雄王を象徴してしまいかねない一着。本人はいたく気に入っており、敵を追い詰めておきながら汚れるのを嫌って撤退したり、[[間桐慎二|馴れ馴れしい道化]]に触られた際にはわざわざ殺菌するほど。『カーニバル・ファンタズム』では本来の用途としてこの服でレースに乱入、回想でのプライベートにおける冬木教会内でもこの服を着ている。
 
; 原初の神話霊装
 
; 原初の神話霊装
: おなじみのその3。『hollow』初出、命名は『CCC』。勝負服だけあり、発表当時では唯一と言ってもいいマトモな衣装。
+
: おなじみのその3。『hollow』初出、命名は『CCC』。裸の上半身に刺青のような模様が浮かんだ全力全開のネイキッドスタイル。<del>服を着ていないのに服装というのはおかしいが</del>勝負服だけあり、発表当時では唯一と言ってもいいマトモな衣装。
 
; 『stay night』私服
 
; 『stay night』私服
: Fateルートにおける白いコートと黄金の耳飾り。彼の私服センス/Zeroの原典だが、どちらかというとライダースーツの方が有名である。
+
: Fateルートにおけるファー付きの白いコートと黄金の耳飾り。彼の私服センス/Zeroの原典であり、同時に一応当時や後年にて一部のファンから「まだマシな部類」とされるものだが、どちらかというとライダースの方が有名である。次回作の『hollow』でも日常パート、『カーニバル・ファンタズム』でアーネンエルベに来店した際にも着ている。
 +
:原作者曰く、この服は勝負メイクであり、セイバーと合うために気合い入れている時の服装である。SNルートでライダースを着ていないのはこのため。
 
; 『hollow』私服
 
; 『hollow』私服
: 私服の中でもとりわけブッ飛んだ代物。有り体に言えば'''「腹を露出したゲイファッション風のよく分からない服」'''。それを目の当たりにした士郎から地の文で'''ヘンタイ'''と言いかけた他、'''「服装におかしいところはなく、全体がおかしい」'''とあんまりな評価を下した。そのあまりにもツッコミどころ満載な服装は武内氏が'''『stay night』ですでに没にしていた'''のだが『hollow』で何故か復活させたという。ギルガメッシュもメタ発言で言及しているが、「断じて恥ずべき物ではない」と上機嫌に言った<del>もう一回影に飲まれて来い</del>。
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: 私服の中でもとりわけブッ飛んだ代物。有り体に言えば'''「腹を露出したゲイファッション風のよく分からない服」'''。それを目の当たりにした士郎から地の文で'''ヘンタイ'''と言いかけた他、'''「服装におかしいところはなく、全体がおかしい」'''と<del>的を射た</del>あんまりな評価を下した。そのあまりにもツッコミどころ満載な服装は武内氏が'''『stay night』ですでに没にしていた'''のだが『hollow』で何故か復活させたという。ギルガメッシュもメタ発言で言及しているが、「断じて恥ずべき物ではない」と上機嫌に言った<del>もう一回影に飲まれて来い</del>。
 
; 『Zero』私服
 
; 『Zero』私服
: ヘビ皮のパンツに寝間着のようなシャツとゴテゴテした黄金のアクセサリー。『Zero material』ではデザイン担当から'''「ぼっちゃんヤンキーにしか見えない」''' との言われよう。
+
: ヘビ皮のパンツに寝間着のようなシャツとゴテゴテした黄金のアクセサリー。『Zero material』ではデザイン担当から'''「ぼっちゃんヤンキーにしか見えない」''' との言われよう。小説版『Zero』では外出時に上にファー付きのレザージャケットを羽織っていたようだが、挿絵等がなく映像化もされていないため、どのようなデザインかは不明。
 
; 愉悦の現代衣装
 
; 愉悦の現代衣装
 
: 『CCC』初出の「ヒョウ柄」スーツ。大阪のおばちゃんのお気に入りとして知られる。本人は上機嫌で主人公も指摘しなかったが、ペカペカした非常に安っぽいスーツにしか見えないプレイヤーが続出。「夜の帝王」というより'''「お笑い芸人のステージ衣装」'''の方が近い位で、そのガラの悪さはザビ子と並ぶともはや何かの事案にしか見えない。
 
: 『CCC』初出の「ヒョウ柄」スーツ。大阪のおばちゃんのお気に入りとして知られる。本人は上機嫌で主人公も指摘しなかったが、ペカペカした非常に安っぽいスーツにしか見えないプレイヤーが続出。「夜の帝王」というより'''「お笑い芸人のステージ衣装」'''の方が近い位で、そのガラの悪さはザビ子と並ぶともはや何かの事案にしか見えない。
 
; わくわくすいまー
 
; わくわくすいまー
: 『Fate/hollow ataraxia』の子ギル衣装の水着アレンジ。現代衣装の中では<del>唯一</del>一番まともに見える。
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: 『Fate/hollow ataraxia』の子ギル衣装の水着アレンジ。現代衣装の中では<del>唯一と言っていい程</del>一番まともに見える。
 
; 『Fake』私服
 
; 『Fake』私服
: 挿絵ではまともに見えるが、全体の雰囲気は「ラスベガスで身に余る大金を手に入れた若者が調子に乗ったような」代物とされる。未成年の女子を横においていい服ではない。
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: 挿絵ではまともに見えるが、全体の雰囲気は「ラスベガスで身に余る大金を手に入れた若者が調子に乗ったような」代物とされる。未成年の女子を横においていい服ではない。なお、この表現はその未成年の女子ことマスターである[[ティーネ・チェルク|ティーネ]]が評したもの。<del>意外に容赦ない毒舌っぷりである</del>
 
; 冷徹無血の看守長
 
; 冷徹無血の看守長
 
: 『EXTELLA』のDLC、VITA版の予約特典。[[女王メイヴ|どこぞのビッチ]]といい、この手の王様サーヴァントの間では獄卒ごっこが流行っているのだろうか?
 
: 『EXTELLA』のDLC、VITA版の予約特典。[[女王メイヴ|どこぞのビッチ]]といい、この手の王様サーヴァントの間では獄卒ごっこが流行っているのだろうか?
 
; A・U・Oキャストオフ
 
; A・U・Oキャストオフ
: 衣装バージョンではないのだが、逸話をここに紹介する。キャストオフイベントを作る際、当初は「水着のモデリングを流用し、カメラワークの調整でそれっぽく見せよう」という計画だった―が、'''何故か全裸モデルが既に作られていた'''ためめでたく遠慮のないカメラワークで全裸を披露する事に。つまりこの時のためだけに予め労力が割かれていた一シーンである。<br>これを目の当たりにしたエリザベートと主人公の反応は言わずもがな。
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: 衣装バージョンではないのだが、逸話をここに紹介する。キャストオフイベントを作る際、当初は「水着のモデリングを流用し、カメラワークの調整でそれっぽく見せよう」という計画だったが、'''何故か全裸モデルが既に作られていた'''ためめでたく遠慮のないカメラワークで全裸を披露する事に。つまりこの時のためだけに予め労力が割かれていた一シーンである。<br>これを目の当たりにしたエリザベートと主人公の反応は言わずもがな。
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;ハーネス王
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:『Fate/stay night Heaven's Feel』フィナーレ用書き下ろし衣装。
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: 裏地が桜柄のスタイリッシュなゴールドブラウンのスーツ…の下に'''ハーネスを装着'''。ハーネスそのものは海外ブランドでも使用されているちゃんとした装飾具の一種なのだが、如何せんギルガメッシュが着用しているというだけでただの面白衣装にしか見えない。
    
この他、比較的マトモ(に贅を尽くした)な『宴のローブ』、すいまーから一転して悪趣味な水着『賛美せよ魅惑の肉美』などが存在する。
 
この他、比較的マトモ(に贅を尽くした)な『宴のローブ』、すいまーから一転して悪趣味な水着『賛美せよ魅惑の肉美』などが存在する。
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例外として、[[ギルガメッシュ〔キャスター〕|キャスタークラスの自分]]の霊衣である'''マトモどころか普通にオシャレ'''な『エスタブリッシュメント』がある。
    
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
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== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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