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{{サーヴァント概要
 
{{サーヴァント概要
| タイトル = グランドアサシン
+
| タイトル = グランドアサシン→アサシン
 
| 真名 = “山の翁”(ハサン・サッバーハ)
 
| 真名 = “山の翁”(ハサン・サッバーハ)
 
| 外国語表記 = "First Hassan"
 
| 外国語表記 = "First Hassan"
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| 地域 = 中東
 
| 地域 = 中東
 
| 属性 = 秩序・悪
 
| 属性 = 秩序・悪
| 隠し属性 = 人
+
| 副属性 = 人
 
| 性別 = 男性<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order material Ⅴ』" >「“山の翁”」『Fate/Grand Order material Ⅴ』p.28</ref>
 
| 性別 = 男性<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order material Ⅴ』" >「“山の翁”」『Fate/Grand Order material Ⅴ』p.28</ref>
 
| スリーサイズ =  
 
| スリーサイズ =  
 
| 一人称 = 我(または「山の翁」と単語として喋る)
 
| 一人称 = 我(または「山の翁」と単語として喋る)
| 二人称 = (その人物の属性、所属する組織の名前で呼ぶ)/お前<ref group = "注">“山の翁”の手で落命する事が決定した者はこう呼ぶ。もう組織のしがらみも宿命に捕らわれる事もない「“誰か”」として呼びかけている。</ref>
+
| 二人称 = (その人物の属性、所属する組織の名前で呼ぶ)/汝、お前<ref group = "注">“山の翁”の手で落命する事が決定した者はこう呼ぶ。もう組織のしがらみも宿命に捕らわれる事もない「“誰か”」として呼びかけている。</ref>
 
| 三人称 = 男/女/魔術の徒<ref group = "注">[[主人公 (Grand Order)|マスター]]などの魔術師に対して。</ref>
 
| 三人称 = 男/女/魔術の徒<ref group = "注">[[主人公 (Grand Order)|マスター]]などの魔術師に対して。</ref>
 
| イメージカラー =  
 
| イメージカラー =  
 
| サーヴァント階位 =  
 
| サーヴァント階位 =  
| 特技 =  
+
| 特技 = 首狩り
| 好きな物 =  
+
| 好きな物 =
| 苦手な物 =  
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| 苦手な物 = 怠惰、堕落、劣化
 
| 天敵 =  
 
| 天敵 =  
 
| デザイン = Ryota-H
 
| デザイン = Ryota-H
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; 略歴
 
; 略歴
: 『[[Fate/Grand Order]]』第六特異点『神聖円卓領域 キャメロット』で獅子王率いる円卓に対抗する為の戦力を欲した主人公らに、当代のハサンである[[ハサン・サッバーハ〔呪腕のハサン〕|呪腕のハサン]]が引き合わせるという形で姿を現した。
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: 『[[Fate/Grand Order]]』第六特異点『[[神聖円卓領域 キャメロット]]』で獅子王率いる円卓に対抗する為の戦力を欲した主人公らに、当代のハサンである[[ハサン・サッバーハ〔呪腕のハサン〕|呪腕のハサン]]が引き合わせるという形で姿を現した。
 
: 自身が課した試練を潜り抜け、力を貸すにふさわしい相手であることを示した主人公に幾つかの助言を与えた上でアトラス院を訪れてこれまでの特異点にも繋がる人理崩壊の根本的な謎や[[聖槍]]の秘密などについての知識を直接手に入れに行くよう助言し、その課題の完遂を条件に決戦の先陣を切ることを約束する。
 
: 自身が課した試練を潜り抜け、力を貸すにふさわしい相手であることを示した主人公に幾つかの助言を与えた上でアトラス院を訪れてこれまでの特異点にも繋がる人理崩壊の根本的な謎や[[聖槍]]の秘密などについての知識を直接手に入れに行くよう助言し、その課題の完遂を条件に決戦の先陣を切ることを約束する。
 
: 最終盤の聖都攻略戦では交わした約束通り先陣を切り、聖都軍で最も手強い存在である[[ガウェイン]]の足止めを担う。円卓最強である彼を本気の欠片すら見せずに足止めする他、最終的には聖者の数字が発動し能力が3倍近くとなったガウェインすら全く歯牙にもかけず軽くあしらう程の力を見せ、自分の手助けが必要な場面は過ぎ去ったと見ると戦いを中断。敵であるはずのガウェインへ悔いを残さない行動を取るよう忠告を与えつつその場から静かに立ち去る。
 
: 最終盤の聖都攻略戦では交わした約束通り先陣を切り、聖都軍で最も手強い存在である[[ガウェイン]]の足止めを担う。円卓最強である彼を本気の欠片すら見せずに足止めする他、最終的には聖者の数字が発動し能力が3倍近くとなったガウェインすら全く歯牙にもかけず軽くあしらう程の力を見せ、自分の手助けが必要な場面は過ぎ去ったと見ると戦いを中断。敵であるはずのガウェインへ悔いを残さない行動を取るよう忠告を与えつつその場から静かに立ち去る。
 
: その後、右腕を失い瀕死の呪腕のハサンの前に現れ、魔神と化した[[トリスタン]]を一刀の下に切り捨てた。
 
: その後、右腕を失い瀕死の呪腕のハサンの前に現れ、魔神と化した[[トリスタン]]を一刀の下に切り捨てた。
 
: そして「右腕が魔神の腕でないなら呪腕のハサンのはずがない」と言う建て前で、任務を果たした彼を『生きながらも役目を果たした山の翁』として山の翁から解任。彼に生者として崩壊した時代を復興させる使命を与えた事を仄めかしつつ姿を消した。
 
: そして「右腕が魔神の腕でないなら呪腕のハサンのはずがない」と言う建て前で、任務を果たした彼を『生きながらも役目を果たした山の翁』として山の翁から解任。彼に生者として崩壊した時代を復興させる使命を与えた事を仄めかしつつ姿を消した。
: 第七特異点『絶対魔獣戦線 バビロニア』では[[主人公 (Grand Order)|主人公]]の第六章での行いに対する礼として自力で第七特異点に現れ、ジウスドゥラという老人の名と姿で紀元前2655年のウルクの街に紛れ込み、主人公にいくつかの助言を与え導いた。
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: 第七特異点『[[絶対魔獣戦線 バビロニア]]』では[[主人公 (Grand Order)|主人公]]の第六章での行いに対する礼として自力で第七特異点に現れ、ジウスドゥラという老人の名と姿で紀元前2655年のウルクの街に紛れ込み、主人公にいくつかの助言を与え導いた。
 
: その後、第七特異点最終盤にてついに正体を現し、墜落した冥界から脱出するために飛び立とうとする[[ティアマト]]の翼を一撃で斬り落とし飛行手段を封じると同時に、ティアマト自身に死の概念を付加することで不死性を無効化。
 
: その後、第七特異点最終盤にてついに正体を現し、墜落した冥界から脱出するために飛び立とうとする[[ティアマト]]の翼を一撃で斬り落とし飛行手段を封じると同時に、ティアマト自身に死の概念を付加することで不死性を無効化。
 
: 地上へ飛び立つ前に殺さねばならぬティアマトの不死のロジックを破れず、進退窮まっていた主人公達の最後の勝ち筋を拓いて見せた。
 
: 地上へ飛び立つ前に殺さねばならぬティアマトの不死のロジックを破れず、進退窮まっていた主人公達の最後の勝ち筋を拓いて見せた。
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: また、殺す気のない相手に対しては厳格ながらも基本的には寛大であり、多少失敬な事を言ったりしても怒らずに聞き流したりと器も大きい。
 
: また、殺す気のない相手に対しては厳格ながらも基本的には寛大であり、多少失敬な事を言ったりしても怒らずに聞き流したりと器も大きい。
 
: 持っている知識・情報も非常に豊富で、獅子王の正体や目的を始め、第六特異点の砂漠地帯にアトラス院がある事や、そこで主人公らが協力者を得てやっと手に入れた情報も始めから知っていた。果ては[[シャーロック・ホームズ|ホームズ]]でさえまだ判っていなかった[[ソロモン|ロマンの謎や正体]]すらも分かっていたようである。ただし、それらを安易に直接教えるような事はせず、あくまでも主人公達が直接出向いて自分達の目で確かめる事を重視して次にすべき事と場所だけを教えた。
 
: 持っている知識・情報も非常に豊富で、獅子王の正体や目的を始め、第六特異点の砂漠地帯にアトラス院がある事や、そこで主人公らが協力者を得てやっと手に入れた情報も始めから知っていた。果ては[[シャーロック・ホームズ|ホームズ]]でさえまだ判っていなかった[[ソロモン|ロマンの謎や正体]]すらも分かっていたようである。ただし、それらを安易に直接教えるような事はせず、あくまでも主人公達が直接出向いて自分達の目で確かめる事を重視して次にすべき事と場所だけを教えた。
: 基本的には'''他人に考えさせ、行動させ、体験させることで相手を導く'''様な形で他人と接している。それは情報や計画が不足なまま助力を乞いに来た主人公のみならず、決死の覚悟で頭を下げ、最後にはボロボロになりながらも使命を全うして首を差し出してきた呪腕のハサン、自分の罪や使命を周囲に隠していた[[ベティヴィエール (Grand Order)|ベティヴィエール]]、果てはそれまで敵対して剣を交えていたガウェインに対してすら同じであった。
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: 基本的には'''他人に考えさせ、行動させ、体験させることで相手を導く'''様な形で他人と接している。それは情報や計画が不足なまま助力を乞いに来た主人公のみならず、決死の覚悟で頭を下げ、最後にはボロボロになりながらも使命を全うして首を差し出してきた呪腕のハサン、自分の罪や使命を周囲に隠していた[[ベディヴィエール (Grand Order)|ベディヴィエール]]、果てはそれまで敵対して剣を交えていたガウェインに対してすら同じであった。
 
; 能力
 
; 能力
 
: 「暗殺者を暗殺する」という破綻した役割に大義を与えるため、隠し武器・暗器ではなく、正面から戦う大剣を武器に選んでいる。かつて習得した残滓として大剣を選択した現在でも「気配遮断」のスキルをAランクで所持しているが、隠密行動判定を完全に成功させたとしても“これから殺す相手”には自分の存在を感知されてしまう。しかし第六特異点においては、『光輝の大複合神殿』の玉座にありて内部の事象を全て探知できるはずの[[オジマンディアス]]がまるで存在に気付けず、戦慄を感じて振り返った時には既にその首を刎ねられた後だったという、オジマンディアスをして「まさに神域の暗殺」と言わしめる暗殺を容易く行っている。
 
: 「暗殺者を暗殺する」という破綻した役割に大義を与えるため、隠し武器・暗器ではなく、正面から戦う大剣を武器に選んでいる。かつて習得した残滓として大剣を選択した現在でも「気配遮断」のスキルをAランクで所持しているが、隠密行動判定を完全に成功させたとしても“これから殺す相手”には自分の存在を感知されてしまう。しかし第六特異点においては、『光輝の大複合神殿』の玉座にありて内部の事象を全て探知できるはずの[[オジマンディアス]]がまるで存在に気付けず、戦慄を感じて振り返った時には既にその首を刎ねられた後だったという、オジマンディアスをして「まさに神域の暗殺」と言わしめる暗殺を容易く行っている。
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! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
|-
 
|-
| [[アサシン]] || [[主人公 (Grand Order)]] ||B|| A|| B || E || E || A || 対魔力:B<br>気配遮断:A<br>単独行動:B<br>境界にて:A || 戦闘続行:EX<br>天性の肉体:A→C<br>信仰の加護:A+++<br>無冠の武芸:-<br>晩鐘:EX || 実際の基本能力はランクが+1上昇している<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order material Ⅴ』" >「“山の翁”」『Fate/Grand Order material Ⅴ』p.28</ref>。
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| [[アサシン]] || [[主人公 (Grand Order)]] ||B|| A|| B || E || E || A || 対魔力:B<br>気配遮断:A<br>単独行動:B<br>境界にて:A || 戦闘続行:EX<br>天性の肉体:A→C<br>信仰の加護:A+++<br>無冠の武芸:-<br>晩鐘:EX<br>死の淵:EX<br>晩鐘、帰路:EX || 無冠の武芸により、実際の基本能力はランクが+1上昇している<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order material Ⅴ』" >「“山の翁”」『Fate/Grand Order material Ⅴ』p.28</ref>。<br>強化クエストクリアで「戦闘続行」→「死の淵」に変化。<br>強化クエスト2クリアで「晩鐘」→「晩鐘、帰路」に変化
 
|}
 
|}
   71行目: 71行目:  
:幽谷にあるものは死に慣れ、同化しているため、即死耐性と魅了耐性を獲得する。
 
:幽谷にあるものは死に慣れ、同化しているため、即死耐性と魅了耐性を獲得する。
 
:この剣の前に落命する者に「恐怖はあるが痛みは無く、畏れはあるが苦しみは無く、懺悔はあるが後悔は無い」という。
 
:この剣の前に落命する者に「恐怖はあるが痛みは無く、畏れはあるが苦しみは無く、懺悔はあるが後悔は無い」という。
:『Grand Order』では「敵単体に超強力な攻撃&敵単体に高確率で即死効果<ref group = "注" name="オーバーチャージで確率UP">オーバーチャージで確率UP</ref>」という効果のBuster宝具。
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:『Grand Order』では「敵単体に超強力な攻撃[Lv]&高確率で即死効果<オーバーチャージで確率アップ>」という効果のBuster宝具。
    
==真名:“山の翁”==
 
==真名:“山の翁”==
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: メインシナリオでは第六特異点で初登場し、その凄まじい力と圧倒的な存在感を以って主人公達を支援した。第七特異点にて一度限りではあるが、NPCとして使用可能。
 
: メインシナリオでは第六特異点で初登場し、その凄まじい力と圧倒的な存在感を以って主人公達を支援した。第七特異点にて一度限りではあるが、NPCとして使用可能。
 
:その後「“山の翁”ピックアップ召喚」の開催に伴い期間限定サーヴァントとして実装された。
 
:その後「“山の翁”ピックアップ召喚」の開催に伴い期間限定サーヴァントとして実装された。
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; [[Fate/strange Fake]]
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: [[ハサン・サッバーハ〔幽弋のハサン〕|真アサシン]]の過去が描写されたシーンで少しだけ登場している。
    
===その他===
 
===その他===
110行目: 113行目:  
:自分の後輩にあたるハサンの一人。
 
:自分の後輩にあたるハサンの一人。
 
:彼女が言っていた「あの御方」というのが彼の事と思われる。
 
:彼女が言っていた「あの御方」というのが彼の事と思われる。
;[[ハサン・サッバーハ〔煙酔のハサン〕|煙酔のハサン]]、震管のハサン、影剥のハサン
+
;[[ハサン・サッバーハ〔煙酔のハサン〕|煙酔のハサン]]、[[ハサン・サッバーハ〔耀星のハサン〕|耀星のハサン]]、震管のハサン、影剥のハサン
 
:自分の後輩にあたるハサンたち。
 
:自分の後輩にあたるハサンたち。
;[[ハサン・サッバーハ (Fake)]]
+
;[[ハサン・サッバーハ〔幽弋のハサン〕|幽弋のハサン]]
:後輩にあたると思われるハサンの一人。
+
:自分の後輩にあたるハサンの一人。
 +
:正確には暗殺教団と全く別の組織の存在が彷徨いの果てに霊廟に辿り着いたのを剣にかけて「死の先払い」をさせることで自分の影として「ハサンにした」相手。
    
=== Fate/Grand Order ===
 
=== Fate/Grand Order ===
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;[[エレシュキガル]]
 
;[[エレシュキガル]]
 
:宗教は違っても「死」についての信念と責務には善性を感じており、カルデアが再び「死の国」に関わる事があっても彼女が居るなら大丈夫だろう、と信頼している。
 
:宗教は違っても「死」についての信念と責務には善性を感じており、カルデアが再び「死の国」に関わる事があっても彼女が居るなら大丈夫だろう、と信頼している。
 +
:実際に南米異聞帯で彼女はニンキガルとなり、カルデアの強力な助っ人となった。
 
;[[ニトクリス]]
 
;[[ニトクリス]]
 
:宗教は違っても「死者」への礼節と王としての態度は認めているが、エレシュキガルと違ってカルデアが再び「死の国」に関わるなら彼女一人では荷が勝ちすぎるか、と老婆心を持っている。
 
:宗教は違っても「死者」への礼節と王としての態度は認めているが、エレシュキガルと違ってカルデアが再び「死の国」に関わるなら彼女一人では荷が勝ちすぎるか、と老婆心を持っている。
;■■■■■■■
+
:実際に南米異聞帯で彼女はかなり苦戦したものの、最終的には[[ニトクリス〔オルタ〕]]となり[[カマソッソ]]の討伐に貢献した。
:「煙る鏡」と呼び、殺す為に殺し死ぬ為に生きる様を信仰とするなら自分に言う事は何も無い、と見ている。
+
;[[テスカトリポカ]]
:異名を考えると「テスカトリポカ」だろうか。上記二人の「カルデアが再び死の国に関わる事」に何か関係があるのだろうか?
+
:「煙る鏡」と呼び、殺す為に殺し死ぬ為に生きる様を信仰とするなら自分に言う事は何も無い、と見ている。<ref group = "注">実際は名称が伏字となっているが、言及されている特徴からしてテスカトリポカである可能性が非常に高い。</ref>
 +
:自身と同じく冠位のサーヴァント。自身がグランドアサシンを降りたことで、彼が仕方なくグランドアサシンとなることになった。彼からは冠位を襲名したことを「山繋がり」と言われており、また一つ貸しともされている。
 +
:自身としては彼がグランドアサシンになることに意見はないものの、それはそれとして「銃はやめておけ」と言い放っている。
 +
;[[紅閻魔]]
 +
:南米異聞帯において、彼女が[[朱瑞鳥・紅閻魔]]となった際、正気に戻すことに陰ながら助力する。
 +
:その後は彼女に特訓を課して、死の概念を与える権能を付与させている。
 +
;[[ネモ〔サンタ〕]]
 +
:期間限定イベント『雪原のメリークリスマス』で共演。
 +
:彼が行おうとしている「航海」について見抜いており、忠告するとともに躊躇が残る彼に対して最後の後押しをした。
 +
;[[ラーヴァ/ティアマト]]
 +
:彼女が[[ティアマト|ビーストⅡ]]だった際に羽を切断し、死の概念を付与した。
 +
:そのためか彼女からは苦手意識を持たれているものの、それを克服しようとした彼女からはお弁当を作ってプレゼントされたりしている。
 +
:マイルームボイスではその返礼としてか、ペルシア産の香香を彼女に渡すよう主人公に頼んでいる。
 +
;[[ソドムズビースト/ドラコー〔ビースト〕]]
 +
:カルデアへとやってきたビーストⅥ/S。
 +
:『螺旋証明世界 リリムハーロット ~喝采なき薔薇~』にて彼女が"ソラ"へと至ったことに感じ入っており、良き契約者を得たとしている。
 +
:自身も彼女に激励ととれる言葉を送っており、元グランドとビーストという間柄でありながら関係性は良好に見える。
 +
 
 +
=== Fate/Grand Order Arcade ===
 +
;[[マーリン〔プロトタイプ〕]]
 +
:同じグランドサーヴァント仲間。[[背徳果実都市 リリムハーロット|収束特異点]]にて共闘。
 +
:とはいえ、性格の相性は最悪なのか「自分の義務を放り出して遊んでいる妖精もどき」と非常に辛辣。
 +
 
 +
;[[ネモ/ノア]]
 +
:同じグランドサーヴァント仲間。[[背徳果実都市 リリムハーロット|収束特異点]]にて共闘。
 +
:「ノア」の放蕩な性格には若干思うところもあるのか、「ネモ」の時には真面目な彼に引き合いに出して弄っていた。
 +
 
 +
;[[ナイチンゲール]]
 +
:[[背徳果実都市 リリムハーロット|収束特異点]]にて共闘。
 +
:「命に触れるその手は可憐であり、異教徒達が天使と見間違えたのも当然である」と好意的。
 +
 
 +
;[[ロムルス]]
 +
:[[ロムルス=クィリヌス|別霊基]]では同じグランドサーヴァント仲間。
 +
:「七つの丘の祖」と呼んでおり、人間性もある程度知っている模様。
 +
 
 +
;[[ビーストⅥ/S]]
 +
:[[背徳果実都市 リリムハーロット|収束特異点]]にて敵対した相手。
 +
:どこかの時点で面識があったかのような反応をしていたが、詳細は不明。
 +
:物語の中で彼女に投げかけた問い掛けは、後に[[ソドムズビースト/ドラコー〔ビースト〕|『Grand Order』]]にて返答されることになる。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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;「[[ハサン・サッバーハ〔呪腕のハサン〕|呪腕]]のか。悪魔の腕を取り付けてまで何を掴んだ? 己の愚かさか? では──首を出せ。」<br>「[[ハサン・サッバーハ〔静謐のハサン〕|静謐]]のか。毒に浸した肢体で何を護った? 野に咲く花すら護れぬ孤独か? 馬鹿め──首を出せ。」<br>「[[ハサン・サッバーハ〔百貌のハサン〕|百貌]]のか。無数の知恵で何を積み上げた? 百の魂で一の真偽を奪い合う欲望か? 愚か者め――首を出せ。」
 
;「[[ハサン・サッバーハ〔呪腕のハサン〕|呪腕]]のか。悪魔の腕を取り付けてまで何を掴んだ? 己の愚かさか? では──首を出せ。」<br>「[[ハサン・サッバーハ〔静謐のハサン〕|静謐]]のか。毒に浸した肢体で何を護った? 野に咲く花すら護れぬ孤独か? 馬鹿め──首を出せ。」<br>「[[ハサン・サッバーハ〔百貌のハサン〕|百貌]]のか。無数の知恵で何を積み上げた? 百の魂で一の真偽を奪い合う欲望か? 愚か者め――首を出せ。」
 
: マイルーム会話「[[ハサン・サッバーハ〔呪腕のハサン〕|歴代]][[ハサン・サッバーハ〔静謐のハサン〕|のハ]][[ハサン・サッバーハ〔百貌のハサン〕|サン]]」。後任達への余りにも辛口な評価の最後に必ず「首を出せ」と付け加える。とはいえ、後任達への生前や願いを踏まえて言ってるようにも取れる。
 
: マイルーム会話「[[ハサン・サッバーハ〔呪腕のハサン〕|歴代]][[ハサン・サッバーハ〔静謐のハサン〕|のハ]][[ハサン・サッバーハ〔百貌のハサン〕|サン]]」。後任達への余りにも辛口な評価の最後に必ず「首を出せ」と付け加える。とはいえ、後任達への生前や願いを踏まえて言ってるようにも取れる。
 +
; 「煙る鏡よ。御身が暗殺者の冠位に座する事に意見はないが……ふむ。一つ良いかね?――銃は止めておけ。」
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: マイルーム会話「[[テスカトリポカ]]」。テスカトリポカ自身も言及していたが、“山の翁”が資格を返上した事で空席となったグランドアサシンの後釜に彼が収まった事に差し障りはないとしつつも、それはそれとしてテスカトリポカの自他共に認める壊滅的な銃の腕前は流石に看過出来なかった模様。
 
; 「汝は異教徒ではあるが、信じるに足る者のようだ。特に心が良い。何事にも動じぬ精神こそ、我らに必要なものだった。」
 
; 「汝は異教徒ではあるが、信じるに足る者のようだ。特に心が良い。何事にも動じぬ精神こそ、我らに必要なものだった。」
 
: マイルーム会話「絆Lv4」。“山の翁”は狂信者であるが、真に心正しき者は異教徒であろうとも信ずるに値する。
 
: マイルーム会話「絆Lv4」。“山の翁”は狂信者であるが、真に心正しき者は異教徒であろうとも信ずるに値する。
 
; 「良い旅だ、良い思い出だ。良い、実に良い──我が終わりだ。<br> この戦いの終わりに、今度こそ消えたいものだ、我が契約者よ。」
 
; 「良い旅だ、良い思い出だ。良い、実に良い──我が終わりだ。<br> この戦いの終わりに、今度こそ消えたいものだ、我が契約者よ。」
 
: マイルーム会話「絆Lv5」。断罪の為に生き続けなければならなかった“山の翁”は、ここに自らが望む“旅の終わり”を見い出した。
 
: マイルーム会話「絆Lv5」。断罪の為に生き続けなければならなかった“山の翁”は、ここに自らが望む“旅の終わり”を見い出した。
 +
 
==== 本編 ====
 
==== 本編 ====
 
; 「―――魔術の徒よ。<br> そして、人ならざる者たちよ。<br> 汝らの声は届いている。時代を救わんとする意義を、我が剣は認めている。<br> だが———我が廟に踏み入る者は、悉く死なねばならない。<br> 死者として戦い、生をもぎ取るべし。その儀を以て、我が姿を晒す魔を赦す。」
 
; 「―――魔術の徒よ。<br> そして、人ならざる者たちよ。<br> 汝らの声は届いている。時代を救わんとする意義を、我が剣は認めている。<br> だが———我が廟に踏み入る者は、悉く死なねばならない。<br> 死者として戦い、生をもぎ取るべし。その儀を以て、我が姿を晒す魔を赦す。」
224行目: 270行目:  
*「信仰の加護」は'''A+++'''。このスキルはランクが高すぎると人格に異変をきたすと言われているが、彼の場合はそのような節は見られない。影響がないのか、あるいは異変の結果こういった性格になったのか。今のところ詳細は不明である。
 
*「信仰の加護」は'''A+++'''。このスキルはランクが高すぎると人格に異変をきたすと言われているが、彼の場合はそのような節は見られない。影響がないのか、あるいは異変の結果こういった性格になったのか。今のところ詳細は不明である。
 
**また「信仰の加護」を持つ者に共通する、聖杯を望まないサーヴァントの一人。くわえて“山の翁”の場合はイスラム教徒なので、聖杯の存在自体を否定している。
 
**また「信仰の加護」を持つ者に共通する、聖杯を望まないサーヴァントの一人。くわえて“山の翁”の場合はイスラム教徒なので、聖杯の存在自体を否定している。
 +
*その凄まじい剣技や即死にばかり目が行きがちだが、実は「戦闘続行EX」は“山の翁”の保有するスキルの中でも極めて特異なもので、これは例えどれ程の深手を負い、肉体が半分消し飛んだとしても五体満足時と同様の能力を発揮できるという、通常の戦闘続行とは次元の違う、「生きているのか死んでいるのかさえ分からない」とも形容される異常な能力である。
 
*竹箒日記によると、『Grand Order』におけるサーヴァントの中で'''一番初めに戦闘ボイスを作ったキャラ'''で、収録自体は実装の二年ほど前に行われていた<ref group = "出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201612.html 竹箒日記2016/12/14]</ref>。
 
*竹箒日記によると、『Grand Order』におけるサーヴァントの中で'''一番初めに戦闘ボイスを作ったキャラ'''で、収録自体は実装の二年ほど前に行われていた<ref group = "出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201612.html 竹箒日記2016/12/14]</ref>。
 
**『Grand Order』では出演表記が決定されている豪華声優陣の中に、事あるごとに出続けてTYPE-MOONでは定番となりつつある中田譲治氏が長らく表記されなかったが、“山の翁”がスポット参戦する第七章の実装を皮切りに表記に追加された。
 
**『Grand Order』では出演表記が決定されている豪華声優陣の中に、事あるごとに出続けてTYPE-MOONでは定番となりつつある中田譲治氏が長らく表記されなかったが、“山の翁”がスポット参戦する第七章の実装を皮切りに表記に追加された。
230行目: 277行目:  
*『Grand Order』で2017年のバレンタインイベントでお返しにくれる「アル・ブクール」は、作中でも述べられているように魔除けのお香であり、一般的には白檀を中心にした配合である。「山の翁」の伝承から類推されやすいが、''ハシシではない。''
 
*『Grand Order』で2017年のバレンタインイベントでお返しにくれる「アル・ブクール」は、作中でも述べられているように魔除けのお香であり、一般的には白檀を中心にした配合である。「山の翁」の伝承から類推されやすいが、''ハシシではない。''
 
**なお、イスラム圏においてお香は非常にポピュラーな文化であり、客をもてなす際にも食事と並んでコースの一つとされる程である。
 
**なお、イスラム圏においてお香は非常にポピュラーな文化であり、客をもてなす際にも食事と並んでコースの一つとされる程である。
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* 『Grand Order』開発初期では「誰でもよいのでハサンを百体合成すると召喚できる」という特殊召喚枠のSSRサーヴァントとして考えられていたが、あえなく没となった。<ref group = "出">「“山の翁”」『Fate/Grand Order material Ⅴ』p.33</ref>
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** 恐らく「ガチャで出てくるキャラを何体か集めるとレアキャラが貰える」という仕組みがいわゆるコンプガチャに該当するため、景品表示法に違反してしまうと判断されたと思われる。
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*[[ハサン・サッバーハ〔幽弋のハサン〕]]には、「彼の若い頃の姿なのでは?」と言う考察があった。詳細はあちらのページを参照。
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**『strange Fake』8巻で明かされた過去で「暗殺教団と縁もゆかりもなかった存在が廟に迷い込み、彼の剣を受けることでハサンになると同時に生死の狭間の翁の影のような存在になった」と明かされた。
    
== 話題まとめ ==
 
== 話題まとめ ==
 
;黙示録の四騎士
 
;黙示録の四騎士
:『ヨハネの黙示録』第六章に預言された、七つの封印のうち最初の四つが解かれる際に現れるという、四色の馬を駆る騎士。<br>第一の封印が解かれた時には白い馬に跨った騎士が現れる。手に弓を持ち、頭に冠を頂き、勝利と支配を象徴し、疫病を運ぶと言われている。別名〈征服〉の騎士とも呼ばれる。<br>第二の封印が解かれた時には赤い馬に跨った騎士が現れる。手に大剣を携え、戦争を象徴し、人々を殺し合わせる権限を与えられたと言われている。<br>第三の封印が解かれた時には黒い馬に跨った騎士が現れる。手には食物を制限するための秤を持ち、飢餓を象徴すると言われている。<br>第四の封印が解かれた時には<RUBY><RB>蒼褪めた</RB><RT>ペイル</RT></RUBY>馬に跨った騎士が現れる。ハデスや野獣を引きつれ、疫病を象徴すると言われている。<br>四騎士はそれぞれ死をもたらすものの象徴とされるが、とりわけ第四の騎士はタロットカードの死神のモデルとも言われ、その騎手は骸骨の姿で描き表される。
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:『ヨハネの黙示録』第六章に預言された、七つの封印のうち最初の四つが解かれる際に現れるという、四色の馬を駆る騎士。<br>第一の封印が解かれた時には白い馬に跨った騎士が現れる。手に弓を持ち、頭に冠を頂き、勝利と支配を象徴し、疫病を運ぶと言われている。別名〈征服〉の騎士とも呼ばれる。<br>第二の封印が解かれた時には赤い馬に跨った騎士が現れる。手に大剣を携え、戦争を象徴し、人々を殺し合わせる権限を与えられたと言われている。<br>第三の封印が解かれた時には黒い馬に跨った騎士が現れる。手には食物を制限するための秤を持ち、飢餓を象徴すると言われている。<br>第四の封印が解かれた時には[[ペイルライダー|<RUBY><RB>蒼褪めた</RB><RT>ペイル</RT></RUBY>馬に跨った騎士]]が現れる。ハデスや野獣を引きつれ、疫病を象徴すると言われている。<br>四騎士はそれぞれ死をもたらすものの象徴とされるが、とりわけ第四の騎士はタロットカードの死神のモデルとも言われ、その騎手は骸骨の姿で描き表される。
    
==商品情報==
 
==商品情報==
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[[Category:グランドクラス]]
 
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[[Category:Fate/Grand Order Duel -collection figure-]]
 
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[[Category:TYPE-MOON エイプリルフール企画]]
 
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