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| | タイトル = アーチャー | | | タイトル = アーチャー |
| | 真名 = ナポレオン | | | 真名 = ナポレオン |
− | | 外国語表記 = | + | | 依代 = |
| + | | 読み = |
| + | | 外国語表記 = Napoleon |
| | 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]] | | | 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]] |
| | 声優 = 日野聡 | | | 声優 = 日野聡 |
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| | 身長 = 189cm<ref group = "注">ライダーでの召喚時には身長が縮むとのこと。</ref> | | | 身長 = 189cm<ref group = "注">ライダーでの召喚時には身長が縮むとのこと。</ref> |
| | 体重 = 92kg | | | 体重 = 92kg |
| + | | 誕生日 = |
| + | | 血液型 = |
| | 出典 = ナポレオン伝説 | | | 出典 = ナポレオン伝説 |
| | 地域 = 欧州 | | | 地域 = 欧州 |
| | 属性 = 中立・善 | | | 属性 = 中立・善 |
− | | 隠し属性 = 星 | + | | 副属性 = 星 |
| | 性別 = 男性 | | | 性別 = 男性 |
| | スリーサイズ = | | | スリーサイズ = |
− | | 一人称 = | + | | 一人称 = オレ |
− | | 二人称 = | + | | 二人称 = オマエ/アンタ/○○(呼び捨て) |
− | | 三人称 = | + | | 三人称 = アイツ/奴/彼/彼女/○○(呼び捨て) |
| + | | 異名 = 快男児 |
| + | | 愛称 = |
| | イメージカラー = | | | イメージカラー = |
− | | サーヴァント階位 = | + | | サーヴァント階位 = |
| | 特技 = | | | 特技 = |
− | | 好きな物 = | + | | 好きな物 = 世界のあらゆるもの全て、イリアス |
− | | 苦手な物 = | + | | 苦手な物 = パグ |
| | 天敵 = | | | 天敵 = |
| + | | 弱点 = |
| | デザイン = Ryota-H | | | デザイン = Ryota-H |
− | | 設定作成 = | + | | 設定作成 = 桜井光 |
| | レア度 = ☆5 | | | レア度 = ☆5 |
| }} | | }} |
| + | |
| == 概要 == | | == 概要 == |
| 「[[アーチャー|弓兵]]」の[[サーヴァント]]。 | | 「[[アーチャー|弓兵]]」の[[サーヴァント]]。 |
| | | |
| ; 略歴 | | ; 略歴 |
| + | : 『[[無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング]]』で登場。 |
| : [[人理継続保障機関フィニス・カルデア|カルデア]]の一行が北欧異聞帯に来る前に人理の英霊として現界し、お手製のスキー板で滑りつつ目と耳で情報を集めたり、集落で大扉を開けようとした一匹を大砲で狙撃したり<ref group = "注">これが原因で御使いは二度と儀式を失敗しないための対策として、数を大量に用意しており、主人公達にそれが押し寄せた。</ref>、[[スカサハ=スカディ]]の城に単騎で突撃したりしていた(この時オフェリアに一目惚れした)。 | | : [[人理継続保障機関フィニス・カルデア|カルデア]]の一行が北欧異聞帯に来る前に人理の英霊として現界し、お手製のスキー板で滑りつつ目と耳で情報を集めたり、集落で大扉を開けようとした一匹を大砲で狙撃したり<ref group = "注">これが原因で御使いは二度と儀式を失敗しないための対策として、数を大量に用意しており、主人公達にそれが押し寄せた。</ref>、[[スカサハ=スカディ]]の城に単騎で突撃したりしていた(この時オフェリアに一目惚れした)。 |
| : 集落の大人を巨人の生贄にしようとする御使いと[[主人公 (Grand Order)|主人公]]達が戦っていた所に現れて加勢し、宝具を一斉使用しようとした御使いを砲撃した。 | | : 集落の大人を巨人の生贄にしようとする御使いと[[主人公 (Grand Order)|主人公]]達が戦っていた所に現れて加勢し、宝具を一斉使用しようとした御使いを砲撃した。 |
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| : 外観としては片手持ちの変形型大砲。「スフィンクスを破壊した」という砲撃伝説に伴い、神秘への特攻を有している。 | | : 外観としては片手持ちの変形型大砲。「スフィンクスを破壊した」という砲撃伝説に伴い、神秘への特攻を有している。 |
| :『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』では現界に際して今回限りの条件付きの隠し玉として<ruby><rb>過剰出力</rb><rt>オーバーロード</RT></RUBY>を行う事を可能としており、霊基と霊核、全てを引き換えにすることで[[スルト]]の頭部を破壊する程の大技が使える。 | | :『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』では現界に際して今回限りの条件付きの隠し玉として<ruby><rb>過剰出力</rb><rt>オーバーロード</RT></RUBY>を行う事を可能としており、霊基と霊核、全てを引き換えにすることで[[スルト]]の頭部を破壊する程の大技が使える。 |
− | :『Fate/Grand Order』では「自身に防御無視状態を付与<ref group = "注" name="1ターン">1ターン</ref>&敵全体に強力な〔神性〕特攻攻撃<ref group = "注" name="オーバーチャージで効果UP">オーバーチャージで効果UP</ref>」という効果のBuster宝具。 | + | :『Fate/Grand Order』では「自身に防御無視状態を付与(1ターン)+敵全体に強力な〔神性〕特攻攻撃[Lv]<オーバーチャージで特攻威力アップ>」という効果のBuster宝具。 |
| + | :幕間の物語クリアでA+ランクに上昇し、宝具威力倍率の上昇に加え「スターを大量獲得」という効果が追加される。 |
| ; グランダルメの宝具(仮名) | | ; グランダルメの宝具(仮名) |
| : <ruby><rb>大陸軍</rb><rt>グランダルメ</rt></ruby>を率いて暴れ回った逸話から来ている宝具。 | | : <ruby><rb>大陸軍</rb><rt>グランダルメ</rt></ruby>を率いて暴れ回った逸話から来ている宝具。 |
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| ; [[Fate/Grand Order]] | | ; [[Fate/Grand Order]] |
| : Lostbelt No.2『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』配信前に実装されたキーキャラクターの一人。 | | : Lostbelt No.2『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』配信前に実装されたキーキャラクターの一人。 |
| + | |
| + | ===その他=== |
| + | ; [[ちびちゅき!]] |
| + | : 所属不明。意図せず胸開きセーターを着てしまった。(なお製作者は[[玉藻の前|彼女]]) |
| | | |
| ==人間関係 == | | ==人間関係 == |
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141行目: |
| :最初に求婚して断られなかったことで「婚約者」を名乗って積極的にアプローチをかけている。 | | :最初に求婚して断られなかったことで「婚約者」を名乗って積極的にアプローチをかけている。 |
| :実のところ、彼女の「助けてほしい」「ここから連れ出してほしい」という願いに応える形で行動しており、彼の行動には彼女を救うためのものも多く含まれていた。 | | :実のところ、彼女の「助けてほしい」「ここから連れ出してほしい」という願いに応える形で行動しており、彼の行動には彼女を救うためのものも多く含まれていた。 |
| + | : 自身の幕間でも記憶こそなかったが、主人公とマシュから彼女と異聞帯の話を聞いた時は妻の名と同じくらいに心に疼くものを感じていた。 |
| + | |
| + | ;[[スカサハ=スカディ]] |
| + | :北欧異聞帯の王。 |
| + | : 自身の幕間ではオフェリアを巡る一件で彼女から避けられており、打開策のため主人公とマシュに手伝いを頼む。 |
| | | |
| ;[[スルト]] | | ;[[スルト]] |
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161行目: |
| :期間限定イベント『雀のお宿の活動日誌〜閻魔亭繁盛記〜』で吞み仲間として共演。 | | :期間限定イベント『雀のお宿の活動日誌〜閻魔亭繁盛記〜』で吞み仲間として共演。 |
| :一緒に酒を吞む傍ら、サーヴァントとして最高のクラスは何かとか、三騎士と四騎士について討論していたとか。 | | :一緒に酒を吞む傍ら、サーヴァントとして最高のクラスは何かとか、三騎士と四騎士について討論していたとか。 |
| + | |
| + | ;[[シュヴァリエ・デオン]] |
| + | :[[巌窟王 エドモン・ダンテス]]の幕間の物語『夢の終わり、或いは恩讐の果て』にてマリー主催のお茶会で同席していた。 |
| + | :彼?の背筋の良さを褒めていたが、スキンシップ込みだったためにセクハラ扱いされかかってしまった。 |
| + | |
| + | ;[[宇津見エリセ (Grand Order)]] |
| + | :[[シバの女王]]の幕間の物語『三匹のジンのレポート』にて、シバの女王のリボ払いの勧誘に乗りそうになった彼女に助け舟を出し、美術品の干渉についても意見を提供した。 |
| + | |
| + | ;[[曲亭馬琴]] |
| + | :『藤丸立香はわからない』では八犬士たちのリードが絡まってしまった散歩中の彼女と遭遇し、<del>パグがいないことを確認してから</del>リードを解こうとするも八犬士たちに吠えられて苦戦。 |
| + | :終いには吠え続ける犬士たちに完全に怯えてしまい、リードも通りがかった[[主人公 (Grand Order)|主人公]]が解くという結果に終わってしまった。 |
| | | |
| ===生前=== | | ===生前=== |
149行目: |
179行目: |
| | | |
| ;タレーラン | | ;タレーラン |
− | :ナポレオンと同世代の政治家。 | + | :フランスの政治家・外交官。ナポレオンの政府に参加していたが、後に喧嘩別れする形になる。外交の天才として名高いが、同時に陰謀家・変節漢でもあった。 |
| :オフェリアが「ナポレオンの婚約者」であるというのを否定した時に、小難しい理屈を垂れると彼みたいになる、と引き合いに出している。 | | :オフェリアが「ナポレオンの婚約者」であるというのを否定した時に、小難しい理屈を垂れると彼みたいになる、と引き合いに出している。 |
| | | |
163行目: |
193行目: |
| :監獄から救わなかったため、憎悪の対象にされていると思い、ガチのドンパチを避けるために対面を後にしようとした。 | | :監獄から救わなかったため、憎悪の対象にされていると思い、ガチのドンパチを避けるために対面を後にしようとした。 |
| :だが主人公から「今の巌窟王はナポレオンに襲いかかるような事はしない」と言われて驚いていた。 | | :だが主人公から「今の巌窟王はナポレオンに襲いかかるような事はしない」と言われて驚いていた。 |
| + | :彼の幕間の物語でもマリー主催のお茶会に同席するくらいには親交がある模様。 |
| | | |
| ;ホレーショ・ネルソン | | ;ホレーショ・ネルソン |
185行目: |
216行目: |
| ;ナポレオンⅢ世 | | ;ナポレオンⅢ世 |
| :甥でフランス第二帝政時の皇帝。クリミア戦争に彼が介入した事で、ウィーン体制は崩壊する。 | | :甥でフランス第二帝政時の皇帝。クリミア戦争に彼が介入した事で、ウィーン体制は崩壊する。 |
| + | === その他 === |
| + | ;[[カール大帝]] |
| + | :北イタリア併合の為にアルプス越えを行った者同士。 |
| + | : 奇しくも後に彼の『物語として語られた側面』を元手とする、ナポレオンとよく似た道程を持つ英霊[[シャルルマーニュ]]が実装される。 |
| | | |
| ==名台詞== | | ==名台詞== |
197行目: |
232行目: |
| | | |
| ;「ハハハハ!」<br>「<ruby><rb>Oui!</rb><rt>ウィ</rt></ruby>」<br>「<ruby><rb>D'accord!</rb><rt>ダコール</rt></ruby>」 | | ;「ハハハハ!」<br>「<ruby><rb>Oui!</rb><rt>ウィ</rt></ruby>」<br>「<ruby><rb>D'accord!</rb><rt>ダコール</rt></ruby>」 |
− | :コマンドカード選択時の台詞。D'accordは「了解」という意味。 | + | :コマンドカード選択時の台詞。D'accordは「了解」という意味のフランス語で、後に実装された同じフランス系の英霊である[[ブラダマンテ]]も使用している。 |
| | | |
| ;「勝利は前進するってな!」<br>「人よ願え! お前たちに不可能は無い! 何故ならば―――オレがいる」<br>「『<ruby><rb>凱旋を高らかに告げる虹弓</rb><rt>アルク・ドゥ・トリオンフ・ドゥ・レトワール</rt></ruby>』!」 | | ;「勝利は前進するってな!」<br>「人よ願え! お前たちに不可能は無い! 何故ならば―――オレがいる」<br>「『<ruby><rb>凱旋を高らかに告げる虹弓</rb><rt>アルク・ドゥ・トリオンフ・ドゥ・レトワール</rt></ruby>』!」 |
254行目: |
289行目: |
| :彼が幾度となく発する台詞。アルファベット表記するとおそらく「Oulala」。 | | :彼が幾度となく発する台詞。アルファベット表記するとおそらく「Oulala」。 |
| :掛け声のように使われているが、「ヤバい」や「あーあ…」のようなどっちかと言うとマイナスイメージな意味の言葉である。 | | :掛け声のように使われているが、「ヤバい」や「あーあ…」のようなどっちかと言うとマイナスイメージな意味の言葉である。 |
− |
| |
− | ;「―――不可能だって?」<br>「そう言ったか。ああ、言ったよな。そいつはオレに火を点ける言葉だぜ、オーララ!」<br>「知ってるか! 新兵とマシュ! それに小さな<ruby><rb>お嬢さん</rb><rt>マドモワゼル</RT></RUBY>とおっさん!」<br>「人が不可能を語る時、そこにはささやかな願いが込められるもんだ。」<br>「もしかしたら。きっと。もしも。ってな。」<br>「……生前のナポレオン・ボナパルトがどうかは分からん。何せオレとは背丈も違うと来るからな。」<br>「当時、人々は想った。願った。おあの皇帝ナポレオンならば勝てるのではないか?」<br>「別の時にはこんな風に想った。もはや、あの皇帝は市民の幸福の邪魔なのでは?」<br>「結果、どうなったか分かるか。」<br>「<ruby><rb>どちらも叶えた</rb><rt>・・・・・・</RT></RUBY>! <ruby><rb>痺</rb><rt>しび</RT></RUBY>れるねえ!」<br>「願いに応えて勝利して、願いに応えて失墜した。それが結果だ。」<br>「それがオレだ。」<br>「人理が刻んだ―――期待に応える英雄、英霊さ! ―――英霊ナポレオンは! 願いに! 応える男だ!」<br>「―――勝利砲・射線よし、射角よし、射高よし。<br> ―――勝利砲・砲弾装填!」<br>「絶対の窮地。行き詰まり。そいつは別段、今だけじゃあなかろうさ―――」<br>「ずっとそうだったろう? たとえば此処だ。」<br>「この<ruby><rb>異聞帯</rb><rt>ロストベルト</RT></RUBY>には、後がない。希望がない。」<br>「誰しもが願いを抱けない。人も、神も、巨人種さえもそうだ。」<br>「明日を夢見ない。未来に何も願わない。想わない。<br> ならば……ああ、誰かが教えてやらねばなるまいさ! 希望を! 願いを!<br> いや、いいや! ――――――それは、オレがやるしかあるまいよ!」<br>「ゆえに今、オレは! 此処に! 勝利の虹を撃ち放つ!<br> とっておきの隠し球だ―――受け取れ! 怪物!!」<br><font size=5>『<ruby><rb>凱旋を高らかに告げる虹弓</rb><rt>アルク・ドゥ・トリオンフ・ドゥ・レトワール</rt></ruby>』!</font>
| |
− | :宝具『太陽を越えて耀け、炎の剣』を放つ[[スルト]]に対して、一度限りの隠し玉を使う。
| |
− |
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− | ;「オレは此処までだ。ここから先はオマエがやれ。」<br>「オマエが進め。」<br>「そうだ、進め。踏み出していけ。迷ってもいい。悩んでもいい。だが止まるな、進め。」<br>「前でも、右でも、左でも。思うがままに進め。」<br>「後ろに進んでもいいさ。ただ、止まるな。退くな。戻るな。」<br>「生きているのなら進め。生者の進む先が、人理の行く先だ。」<br>「可能性はいつだってゼロじゃあない、何だってできるさ。」<br>「世界を焼き尽くす光帯を打ち砕いたんだろう? 世界を焼き尽くす魔剣だって、こうして止まる。」<br>「それがオレたちだ。オレたちの歴史だ。最後にはなんとかしちまうのが<ruby><rb>人間</rb><rt>・・</RT></RUBY>だ。」<br>「……とは、いえだ。途中でイヤなものを山ほど見るのも人間だが。」<br>「そんなクソみたいなものを見て、バカみたいに笑うのが、歩兵の神髄ってヤツでなぁ……。」
| |
− | :隠し玉を使い、消滅する間際にカルデアのマスターに残した言葉。
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− |
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− | ;「胸を張れ、オフェリア。オマエは、ただ、あるがままで美しい。」<br>「で、棒立ちでもなんでもいい。その美しさのまま、前でも後でも横でもいいから倒れこめ! そこから動け!」<br>「高みに座すのもいいが、たまには下界の空気でも吸ってみろ。<br> ―――意外に、気持ちがいいもんだぜ、<ruby><rb>お嬢さん</rb><rt>マドモワゼル</rt></ruby>。」
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− | :[[スルト]]に操られているオフェリアに対しての台詞。最後に皇帝からのアドバイスが与えられる。
| |
| | | |
| ==メモ== | | ==メモ== |
268行目: |
294行目: |
| **とはいえ当時のフランスでは「見た目が格好良く、立派であれば将軍としても有能」というジンクスがあり、貧相な見た目のナポレオンは当初あまり兵士受けが良くなかったらしいことを、ルシヨン大佐などが述べている。 | | **とはいえ当時のフランスでは「見た目が格好良く、立派であれば将軍としても有能」というジンクスがあり、貧相な見た目のナポレオンは当初あまり兵士受けが良くなかったらしいことを、ルシヨン大佐などが述べている。 |
| **アーチャーとして召喚されたナポレオンの屈強な立ち絵からも見て取れるように身長は189cmとなっている。ライダーで召喚される際は身長が縮む(=「生前における」身長になる)そうだ。 | | **アーチャーとして召喚されたナポレオンの屈強な立ち絵からも見て取れるように身長は189cmとなっている。ライダーで召喚される際は身長が縮む(=「生前における」身長になる)そうだ。 |
| + | ***実際、[[宇津見エリセ〔アヴェンジャー〕]]曰く「自分が知っているナポレオンはライダークラスで、もっと背が低く痩せていた」とのことなので、『[[Fate/Requiem]]』ではそちらの姿で召喚されているようである。 |
| **これは出典が『ナポレオン伝説』となっていることから、人々によって作られた偶像、幻想と史実との差分による補正がかかっているため。類似例に[[シャルルマーニュ]]と[[カール大帝]]などがいる。 | | **これは出典が『ナポレオン伝説』となっていることから、人々によって作られた偶像、幻想と史実との差分による補正がかかっているため。類似例に[[シャルルマーニュ]]と[[カール大帝]]などがいる。 |
| **真名表記がフルネームではないのは、[[ナイチンゲール|かの婦長]]同様その補正に加えて、略表記の方が'''フルネームより通りが良い'''というのも影響している可能性がある(残ったのがファーストネームかラストネームか、という違いはあるが)。 | | **真名表記がフルネームではないのは、[[ナイチンゲール|かの婦長]]同様その補正に加えて、略表記の方が'''フルネームより通りが良い'''というのも影響している可能性がある(残ったのがファーストネームかラストネームか、という違いはあるが)。 |
− | **史実のナポレオンはここまでの快男児ではなく、偉大な軍人ではある一方、個人的な欲求や感情、偏見によって多くの人間を振り回して破滅させていった、悪く言えば器が小さい男である。そもそも各国がフランスの獲得した領土を認めて一度停戦を提案した時、個人的野心からこれを跳ね除けてさらなる領土拡大を求めた事が、結果的にナポレオンの破滅に繋がった。 | + | **史実のナポレオンはここまでの快男児ではなく、偉大な軍人ではある一方、個人的な欲求や感情、偏見によって多くの人間を振り回して破滅させていった、悪く言えば器が小さい男である。そもそも各国がフランスの獲得した領土を認めて一度停戦を提案した時、個人的野心からこれを跳ね除けてさらなる領土拡大を求めた事が、結果的にナポレオンの破滅に繋がっている。またナポレオン台頭以前、人権レベルまでは至らずとも極めて画期的であった有色人種の権利などについても白紙に戻しており、[[アレクサンドル・デュマ・ペール]]の父親であるデュマ将軍の冷遇に繋がった。これは小柄で貧相な自分とは全く異なる黒人たちへのコンプレックスや、前線兵士の信頼を集めていた美丈夫であるデュマ将軍への嫉妬もあったといわれている。 |
| *『[[Fate/strange Fake]]』では[[フラット・エスカルドス|フラット]]が「肖像画で彼を召喚できるのか」というスカポンタンな質問に対して、[[ロード・エルメロイⅡ世|エルメロイⅡ世]]に叱言を飛ばされる場面がある。 | | *『[[Fate/strange Fake]]』では[[フラット・エスカルドス|フラット]]が「肖像画で彼を召喚できるのか」というスカポンタンな質問に対して、[[ロード・エルメロイⅡ世|エルメロイⅡ世]]に叱言を飛ばされる場面がある。 |
| **因みに、最も有名な肖像画『ベルナール峠からアルプスを越えるボナパルト』の作者の名は奇しくも「'''[[ジャック・ザ・リッパー (Fake)|ジャック]]'''=ルイ・ダヴィッド」である。 | | **因みに、最も有名な肖像画『ベルナール峠からアルプスを越えるボナパルト』の作者の名は奇しくも「'''[[ジャック・ザ・リッパー (Fake)|ジャック]]'''=ルイ・ダヴィッド」である。 |
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| ;ロシアの冬将軍 | | ;ロシアの冬将軍 |
| :北方の極寒が大陸軍を苦しめ、ナポレオンが敗北を喫する原因となった。さらにフランス第一帝政が潰えた一因でもある。 | | :北方の極寒が大陸軍を苦しめ、ナポレオンが敗北を喫する原因となった。さらにフランス第一帝政が潰えた一因でもある。 |
− | :冬の厳しい寒さを表す言葉となっている冬将軍だが、その語源はナポレオンのロシア遠征失敗をイギリスの風刺画家が伝えた時に、「GENERAL FROST Shaveing Little BONEY(冬将軍に敗北した)」と表現したのが始まりと言われる。この冬将軍にはヒトラーも敗北したのは周知の通りである。ところが、13世紀に侵攻してきたモンゴル帝国には冬将軍が通用せず、モスクワ<ref group = "注">当時のモスクワは大きい村に毛が生えた程度の規模でしかないが、モスクワが武力で陥落したのは後にも先にもこの時だけである。</ref>やキエフなどが占領されていたりする。何故通用しなかったのか?何と、彼らは'''真冬'''に侵攻してきたのである。いかに冬将軍であっても、最初から冬に備えた装備をした軍隊には無力なのかもしれない。 | + | :冬の厳しい寒さを表す言葉となっている冬将軍だが、その語源はナポレオンのロシア遠征失敗をイギリスの風刺画家が伝えた時に、「GENERAL FROST Shaveing Little BONEY(冬将軍に敗北した)」と表現したのが始まりと言われる。この冬将軍にはヒトラーも敗北したのは周知の通りである。<br>ところが、13世紀に侵攻してきたモンゴル帝国は常に冬将軍と渡り合ってきた軍隊で、モスクワ<ref group = "注">当時のモスクワは大きい村に毛が生えた程度の規模でしかないが、モスクワが武力で陥落したのは後にも先にもこの時だけである。</ref>やキエフを'''真冬'''に占領した。 |
| :『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』ではロシアで<ruby><rb>復讐</rb><rt>ヴァンジャンス</rt></ruby>を遂げたかったとぼやいている。それはそれとして北欧異聞帯も酷い環境が人を蝕んでしまう領域なので、<ruby><rb>大陸軍</rb><rt>グランダルメ</rt></ruby>の無念を晴らすには充分だとか。 | | :『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』ではロシアで<ruby><rb>復讐</rb><rt>ヴァンジャンス</rt></ruby>を遂げたかったとぼやいている。それはそれとして北欧異聞帯も酷い環境が人を蝕んでしまう領域なので、<ruby><rb>大陸軍</rb><rt>グランダルメ</rt></ruby>の無念を晴らすには充分だとか。 |
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| [[Category:サーヴァント]] | | [[Category:サーヴァント]] |
| [[Category:Fate/Grand Order]] | | [[Category:Fate/Grand Order]] |
| + | [[Category:Fate/Grand Order フロム ロストベルト]] |
| + | [[Category:Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない]] |
| + | [[Category:ちびちゅき!]] |
| [[Category:コハエース]] | | [[Category:コハエース]] |
| [[Category:TYPE-MOON エイプリルフール企画]] | | [[Category:TYPE-MOON エイプリルフール企画]] |