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→‎話題まとめ: 「従姉妹同士ではあるが」ではなく、「従姉妹同士だから」政敵。
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| 地域 = 日本
 
| 地域 = 日本
 
| 属性 = 中立・善
 
| 属性 = 中立・善
| 隠し属性 = 人  
+
| 副属性 = 人  
 
| 性別 = 女性
 
| 性別 = 女性
 
| スリーサイズ =  
 
| スリーサイズ =  
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| 二人称 = 貴方
 
| 二人称 = 貴方
 
| 三人称 = ○○様/彼/彼女
 
| 三人称 = ○○様/彼/彼女
| 異名 =  
+
| 本名 = 藤原香子(ふじわらの かおるこ)
 
| 愛称 =  
 
| 愛称 =  
 
| イメージカラー =  
 
| イメージカラー =  
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:いつの間にかカルデアに召喚されており、カルデアの地下を陰陽術で拡張し、電子情報として保管されていたデータを紙の本に変換し、地下図書館を作り出した。
 
:いつの間にかカルデアに召喚されており、カルデアの地下を陰陽術で拡張し、電子情報として保管されていたデータを紙の本に変換し、地下図書館を作り出した。
 
:同イベントでは魔力を帯びた呪本が散逸してしまい、バレンタインの魔力を吸収したそれらを回収するべく四苦八苦することになる。
 
:同イベントでは魔力を帯びた呪本が散逸してしまい、バレンタインの魔力を吸収したそれらを回収するべく四苦八苦することになる。
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:2部5.5章『[[地獄界曼荼羅 平安京]]』では生前の紫式部が登場。天覧武者の一人として[[チャールズ・バベッジ]]を召喚している。
 
;人物
 
;人物
 
:黒と紫を基調としたドレスを纏い、黒い日傘を持った長い黒髪の美女。大人しい優等生タイプ。物静かで育ちが良く、分別がある。
 
:黒と紫を基調としたドレスを纏い、黒い日傘を持った長い黒髪の美女。大人しい優等生タイプ。物静かで育ちが良く、分別がある。
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:相手を一目見ただけで、その人に似合う本を見つけてくる。内容は恋愛劇や復讐劇など「想い」にまつわる本が比較的多い模様。
 
:相手を一目見ただけで、その人に似合う本を見つけてくる。内容は恋愛劇や復讐劇など「想い」にまつわる本が比較的多い模様。
 
:理由は無論、彼女が「想いを綴る英霊」であるからだ。頼めば、日記や手紙の書き方なども指南してくれるらしい。
 
:理由は無論、彼女が「想いを綴る英霊」であるからだ。頼めば、日記や手紙の書き方なども指南してくれるらしい。
 +
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== 別クラス / バリエーション ==
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===ライダー===
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水着に着替え、ライダークラスになった紫式部。
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詳細は『[[紫式部〔ライダー〕]]』を参照。
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===LSハンター・パープル===
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:[[サーヴァントユニヴァース]]における紫式部。
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:蒼輝銀河で最高の恋愛小説コレクターであり、古書の取扱業者であり、自身も恋愛小説作家。
 +
:[[アマゾネス・ドットコム]]が映画鑑賞や読書をすっ飛ばして感動を脳内に発生させる装置「kindnessフレア」を開発・販売していることに対して憤っている。
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:紫式部同様におとなしくて礼儀正しいが、恋愛小説絡みになると異常な早口になる。
    
== ステータス ==
 
== ステータス ==
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! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
|-
 
|-
| [[キャスター]] || [[主人公 (Grand Order)]] || E || E || D || B || A+ || C || 陣地作成:C+<br>道具作成:C || 歌仙の詩歌:A<br>呪術(詞):D+<br>紫式部日記:B || style="text-align:left"|
+
| [[キャスター]] || [[主人公 (Grand Order)]] || E || E || D || B || A+ || C || 陣地作成:C+<br>道具作成:C || 歌仙の詩歌:A<br>呪術(詞):D+<br>紫式部日記:B→B++ || style="text-align:left"|
 
|}
 
|}
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:怨みと呪殺に紐付いた哀しみの歌を詠むことで、紫式部は対象の運命を悼む。
 
:怨みと呪殺に紐付いた哀しみの歌を詠むことで、紫式部は対象の運命を悼む。
 
:なお、葵の上の死にまつわる一連の逸話は能の演目『葵上』の原典となっている。
 
:なお、葵の上の死にまつわる一連の逸話は能の演目『葵上』の原典となっている。
 
+
:『Grand Order』では「敵全体に強力な〔魔性〕特攻攻撃[Lv]<オーバーチャージで特攻威力アップ>&強化無効状態を付与(1ターン)」という効果のArts宝具。
 
;源氏物語・桐壷・別離(げんじものがたり・きりつぼ・べつり)
 
;源氏物語・桐壷・別離(げんじものがたり・きりつぼ・べつり)
 
:ランク:C<br />種別:詩歌宝具<br />レンジ:1~20<br />最大捕捉:50人
 
:ランク:C<br />種別:詩歌宝具<br />レンジ:1~20<br />最大捕捉:50人
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:『ガリア戦記』の作者としてリスペクトしており、新たな戦記物を書いてもらおうと画策している。
 
:『ガリア戦記』の作者としてリスペクトしており、新たな戦記物を書いてもらおうと画策している。
 
;[[茨木童子]]、[[酒呑童子]]
 
;[[茨木童子]]、[[酒呑童子]]
:面識は不明だが同じ時代に生きた鬼達。あくまでも人と相容れない存在と見ており、「奪われるものが、引き裂かれるものが、命だけならマシというものです」と語っている。
+
:同じ時代に生きた鬼達。茨木童子については生前に鬼を率いて暴れているところを目撃したことがある。
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:あくまでも人と相容れない存在と見ており、「奪われるものが、引き裂かれるものが、命だけならマシというものです」と語っている。
 
;[[俵藤太]]
 
;[[俵藤太]]
 
:自分より前の時代の人物であり、所属している藤原北家の祖先ということもあり非常に緊張して対応している。
 
:自分より前の時代の人物であり、所属している藤原北家の祖先ということもあり非常に緊張して対応している。
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;[[刑部姫]]
 
;[[刑部姫]]
 
:2019年のバレンタインイベントでは、和風の文系サーヴァントの先輩として非常にリスペクトされている。
 
:2019年のバレンタインイベントでは、和風の文系サーヴァントの先輩として非常にリスペクトされている。
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:彼女がスランプの際には「自然体でいれば物語は生まれるもの」と優しいアドバイスを行ったが、天才の言い分だと悲鳴を上げられた。
 
:以降も時折読書会を開いているようである。
 
:以降も時折読書会を開いているようである。
:それでも彼女のキャラクターは把握しているようで、『いみじかりしバレンタイン』で彼女が「ユウガオ」として登場した時には即座にチェンジ要求した。
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:それでも彼女のキャラクターは把握しているようで、『いみじかりしバレンタイン』で彼女が「ユウガオ」として登場した時には即座にチェンジを要求した。
 
;[[葛飾北斎]]
 
;[[葛飾北斎]]
 
:期間限定イベント『惑う鳴鳳荘の考察』にて、映画撮影の小道具として肖像画を発注した。
 
:期間限定イベント『惑う鳴鳳荘の考察』にて、映画撮影の小道具として肖像画を発注した。
 
:こちらもだいぶハードスケジュールだったために二服あった疲労回復薬を善意で提供して(そして副作用の説明をしなかったorできなかった)ために彼女も昏倒してしまい、事件がややこしくなるきっかけとなってしまったのだが。
 
:こちらもだいぶハードスケジュールだったために二服あった疲労回復薬を善意で提供して(そして副作用の説明をしなかったorできなかった)ために彼女も昏倒してしまい、事件がややこしくなるきっかけとなってしまったのだが。
 
;[[武則天]]
 
;[[武則天]]
:幕間で共演。彼女の頼みで書道の指導役を行う。
+
:彼女の幕間の物語で共演。彼女の頼みで書道の指導役を行う。
 
;[[イヴァン雷帝]]、[[イスカンダル]]
 
;[[イヴァン雷帝]]、[[イスカンダル]]
 
:前者の幕間で共演。どちらも『図書館』に関する逸話の持ち主。
 
:前者の幕間で共演。どちらも『図書館』に関する逸話の持ち主。
 
:蔵書の充足化を手伝ってくれるが、図書館に'''「偉大なるアレクサンドリア恐るべきイヴァン可憐なる紫式部図書館」'''という強烈なセンスの名前をつけられて卒倒してしまう。<ref group = "注">その後[[スパルタクス]]の指摘により両者の名前だけは取り消してもらったが、結果として'''「偉大なる恐るべき可憐なる紫式部図書館」'''という更に恥ずかしい名称になってしまった。</ref>
 
:蔵書の充足化を手伝ってくれるが、図書館に'''「偉大なるアレクサンドリア恐るべきイヴァン可憐なる紫式部図書館」'''という強烈なセンスの名前をつけられて卒倒してしまう。<ref group = "注">その後[[スパルタクス]]の指摘により両者の名前だけは取り消してもらったが、結果として'''「偉大なる恐るべき可憐なる紫式部図書館」'''という更に恥ずかしい名称になってしまった。</ref>
 
;[[蘭陵王]]
 
;[[蘭陵王]]
:幕間で共演。転倒しかけた所を助けてもらい、あまりのイケメン振りにときめきかけた。作家の性なのか「この感慨」は何かに使えるかもとネタ帳に書き綴った。
+
:彼の幕間の物語で共演。転倒しかけた所を助けてもらい、あまりのイケメン振りにときめきかけた。作家の性なのか「この感慨」は何かに使えるかもとネタ帳に書き綴った。
 
;[[ロクジョウ]]
 
;[[ロクジョウ]]
 
:期間限定イベント『いみじかりしバレンタイン』で聖杯の力で無意識に生み出してしまった存在。
 
:期間限定イベント『いみじかりしバレンタイン』で聖杯の力で無意識に生み出してしまった存在。
 
:紫式部が半ば被害妄想的にイメージしていた「悪い清少納言」そのものであり、彼女によって源氏物語関係で嫌がらせじみた世界を作られてしまった。名前の元ネタは恐らく『源氏物語』の登場人物である六条御息所。
 
:紫式部が半ば被害妄想的にイメージしていた「悪い清少納言」そのものであり、彼女によって源氏物語関係で嫌がらせじみた世界を作られてしまった。名前の元ネタは恐らく『源氏物語』の登場人物である六条御息所。
 +
;[[渡辺綱]]
 +
:同じ時代の武士。
 +
:彼が検非違使という今でいう警察に所属していたこともあり、後ろ暗いところに手入れに来たのではないかととても緊張して対応していた。
 +
;[[チャールズ・バベッジ]]
 +
:『地獄界曼荼羅』におけるサーヴァント。
 +
:「おじさま」と呼んで慕っており、「夢の果てを見る」という縁から彼からも導きを受けていた。
 +
;[[加藤段蔵]]
 +
:『地獄界曼荼羅』で自宅を訪れた坂田金時の連れの一人。
 +
:彼女のファッションがファッションの上、金時たちと同室で良いと言った事については目を白黒させていた<ref group="注">主人公の性別がどちらであろうが男女混合の組み合わせになるため、平安時代の常識としては埒外である。後に彼女がこっそり部屋を覗き見していた事が判明するが、プレイヤーからは「そういうこと」を期待しての出歯亀を本気で疑われる羽目になった。</ref>。
    
===ちびちゅき!===
 
===ちびちゅき!===
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===生前===
 
===生前===
;安倍晴明
+
;藤原為時
 +
:父親。著名な文化人であり、幼少期は彼の蔵書から学問を身に着けていた模様。
 +
:陰陽術にも興味を持って相談したところ、下記の晴明を紹介して勉強させてもらったとか。
 +
;[[安倍晴明]]
 
:陰陽術の師匠。
 
:陰陽術の師匠。
 
:術そのものはあまり上達しなかったが、「泰山解説祭」については(彼の意図もあったようだが)身につけてしまった。
 
:術そのものはあまり上達しなかったが、「泰山解説祭」については(彼の意図もあったようだが)身につけてしまった。
 
;[[蘆屋道満]]
 
;[[蘆屋道満]]
 
:『FGO material VIII』では何度か面識があったことが明言され、その際に'''法師様'''と呼んでいる。
 
:『FGO material VIII』では何度か面識があったことが明言され、その際に'''法師様'''と呼んでいる。
 +
:後にカルデアで出会った際には「お変わりがないようで」と苦笑交じりに納得していた。
 
;[[源頼光]]
 
;[[源頼光]]
 
:同じ時代に生きた人物であり、面識がある。バーサーカーVer.には「なにか違うような」と首を傾げている。ランサーVer.にはその格好に驚愕している。
 
:同じ時代に生きた人物であり、面識がある。バーサーカーVer.には「なにか違うような」と首を傾げている。ランサーVer.にはその格好に驚愕している。
 
;[[坂田金時]]
 
;[[坂田金時]]
 
:同じく面識があった人物。サングラスを不思議そうに見ている。
 
:同じく面識があった人物。サングラスを不思議そうに見ている。
 +
:『地獄界曼荼羅』では突然自宅を訪れて主人公ら共々泊めてくれと言ってきた事について困惑していた<ref group="注">作中でも言及されるが、深夜の上に金時と式部には一面識もない。状況も相まって夜這いを疑われても文句を言えないレベルである。</ref>が、経緯を聞いて快く泊めてくれた。
 
;[[清少納言]]
 
;[[清少納言]]
 
:同時代のライバルで、『枕草子』の作家。生涯、未亡人を貫いた紫式部とは逆の人生を歩んだ。
 
:同時代のライバルで、『枕草子』の作家。生涯、未亡人を貫いた紫式部とは逆の人生を歩んだ。
:史実でもFateでも『紫式部日記』でボロクソに書いていたようにあまり良い印象は抱いていないようで、『Fate/Grand Order』の期間限定イベント『惑う鳴鳳荘の考察』で映画撮影での清少納言をイメージしたキャラクター「エリス」にもそれが表れている<ref group="注">演者が[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕]]であり、作中の役どころも「芸術的な才能はあるがナチュラルに周囲に毒を吐きまくり、主人公(役者は紫式部自身)に対しても辛辣で、そのたびに叔父のアントニオ(在原業平のイメージでイケオジ、紫式部の好みのタイプ)に窘められる女性」という、典型的な当て馬役である。</ref>。
+
:史実でもFateでも『紫式部日記』でボロクソに書いていた<ref group="注">このことを意識してか、スキル「紫式部日記」の強化後の付加効果が「自身に善特攻と混沌特攻を付与する」という露骨なまでに清少納言をメタった効果になっている。</ref>ようにあまり良い印象は抱いていないようで、『Fate/Grand Order』の期間限定イベント『惑う鳴鳳荘の考察』で映画撮影での清少納言をイメージしたキャラクター「エリス」にもそれが表れている<ref group="注">演者が[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕]]であり、作中の役どころも「芸術的な才能はあるがナチュラルに周囲に毒を吐きまくり、主人公(役者は紫式部自身)に対しても辛辣で、そのたびに叔父のアントニオ(在原業平のイメージでイケオジ、紫式部の好みのタイプ)に窘められる女性」という、典型的な当て馬役である。</ref>。
 
:その一方で作家としての卓越性は認めており、非常に複雑な心情を抱えて独り相撲状態に陥っていた。
 
:その一方で作家としての卓越性は認めており、非常に複雑な心情を抱えて独り相撲状態に陥っていた。
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:なお、活躍した時代が少しずれているため、宮中で互いにそれとは知らずにすれ違ったことはあるが、直接の面識はない。
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:『地獄界曼荼羅』では上記の坂田金時の訪問の際に「草の庵がよろしくと言っていた」と聞いて即座に彼女の事と理解し、意図を察して金時たちを泊めることにした。
 
;在原業平
 
;在原業平
 
:少し前の時代の歌人であり、『伊勢物語』の主人公。
 
:少し前の時代の歌人であり、『伊勢物語』の主人公。
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:中宮彰子に仕えた同僚。
 
:中宮彰子に仕えた同僚。
 
:史実では優れた歌人ではあったもののいろいろと奔放な女性であり、紫式部も『紫式部日記』の中でボロクソに書いている。『Fate/Grand Order』でも、そんな紫式部日記をゲラゲラ笑いながら隠居していた清少納言(こちらもボロクソに書かれている)に見せに行ったようで、やはりいろいろとアレな性格のようである。
 
:史実では優れた歌人ではあったもののいろいろと奔放な女性であり、紫式部も『紫式部日記』の中でボロクソに書いている。『Fate/Grand Order』でも、そんな紫式部日記をゲラゲラ笑いながら隠居していた清少納言(こちらもボロクソに書かれている)に見せに行ったようで、やはりいろいろとアレな性格のようである。
;藤原道長
+
;[[藤原道長]]
 
:生前の上司だが、女性関係のトラブルの酷さから内心嫌っていたようでノーコメントと断言するほど。光源氏のモデルであるという説もある。
 
:生前の上司だが、女性関係のトラブルの酷さから内心嫌っていたようでノーコメントと断言するほど。光源氏のモデルであるという説もある。
 +
:マイルームでの言動からすると、彼の裏帳簿について知っていると思われる。
 
;源(藤原)倫子
 
;源(藤原)倫子
:道長の妻で中宮彰子の母。型月世界の紫式部は中宮彰子以前に彼女に仕えていたことがあり<ref group="注">史実でもその説はあるが裏付ける史料がないので俗説とされている。</ref>、その時に清少納言を見かけた、という事になっている。
+
:道長の妻で中宮彰子の母。型月世界の紫式部は中宮彰子以前に彼女に仕えていたことがあり<ref group="注">史実でもその説はあるが裏付ける史料がないので俗説とされている。但し、自身の父親の藤原為時と倫子の母親が従姉弟の関係にあり、邸宅も東京極大路を挟んで斜め向かいのご近所であるため全く知らない間柄というわけではない。</ref>、その時に清少納言を見かけた、という事になっている。
    
==名台詞==
 
==名台詞==
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==メモ==
 
==メモ==
*「史実上の日本人」としては実装された2019年2月の時点で唯一のキャスタークラス。
+
*基本7クラスとしては最後発となる2019年2月に満を持して実装された「史実上の日本人キャスター」。同条件のサーヴァントは2023年9月時点でも他に[[出雲阿国]]のみ。
 
*宝具演出で描かれる筆文字は書道家・蒼喬氏が担当している<ref group = "出">[https://twitter.com/sokyo1226/status/1093013736187523072 蒼喬Twitter2019年2月6日14:09]</ref>。
 
*宝具演出で描かれる筆文字は書道家・蒼喬氏が担当している<ref group = "出">[https://twitter.com/sokyo1226/status/1093013736187523072 蒼喬Twitter2019年2月6日14:09]</ref>。
 
**これ以前にも『屍山血河舞台 下総国』で[[英霊剣豪]]及び[[佐々木小次郎]]と対峙した時に表示される筆文字、[[秦良玉]]・[[李書文〔アサシン〕]]の宝具演出の筆文字も蒼喬氏が担当していた<ref group = "出">[https://twitter.com/sokyo1226/status/1093178434514079744 蒼喬Twitter2019年2月7日1:03]</ref>。
 
**これ以前にも『屍山血河舞台 下総国』で[[英霊剣豪]]及び[[佐々木小次郎]]と対峙した時に表示される筆文字、[[秦良玉]]・[[李書文〔アサシン〕]]の宝具演出の筆文字も蒼喬氏が担当していた<ref group = "出">[https://twitter.com/sokyo1226/status/1093178434514079744 蒼喬Twitter2019年2月7日1:03]</ref>。
232行目: 264行目:  
;紫式部と清少納言
 
;紫式部と清少納言
 
:作中散々語られているように、紫式部は清少納言に対していいイメージを持っていない。この事の史実的なソースが『紫式部日記』にある「したり顔にいみじう侍りける人」などの評な訳だが、彼女は清少納言を'''実際には全く知らない'''というのが定説である。
 
:作中散々語られているように、紫式部は清少納言に対していいイメージを持っていない。この事の史実的なソースが『紫式部日記』にある「したり顔にいみじう侍りける人」などの評な訳だが、彼女は清少納言を'''実際には全く知らない'''というのが定説である。
:その根拠として、当の『紫式部日記』が大体西暦1008年秋から1010年正月頃のことを記述しているのだが、清少納言は1000年頃には主である中宮定子の逝去とともに宮廷を去っており、これが正確ならば'''二人にはそもそも一面識もない'''。また、『枕草子』の方には紫式部に関する記述が全くない事も、この説を補強している。
+
:その根拠として、当の『紫式部日記』が大体西暦1008年秋から1010年正月頃のことを記述しているのだが、清少納言は1000年頃には主である中宮定子の逝去とともに宮廷を去ったとされており、これが正確ならば'''二人にはそもそも一面識もない'''。また、『枕草子』の方には紫式部に関する記述が全くない事も、この説を補強している。
:更に、清少納言の主人である中宮定子と、紫式部の主人である中宮彰子は(従姉妹同士ではあるが)政治的な対立関係にあり、期間限定イベント『いみじかりしバレンタイン』で僅かに語られたように、清少納言の著した『枕草子』が中宮彰子(というより藤原道長)とそれに類する人々にとっては'''目障り極まりない'''ものであったことは想像に難くない。
+
:ただ、清少納言の主人である中宮定子と、紫式部の主人である中宮彰子は政治的な対立関係にあり、清少納言の著した『枕草子』が中宮彰子(ひいては彼女の父である藤原道長)とそれに連なる人々にとって'''目障り極まりない'''ものであったことは想像に難くない。そのため、面識がなくとも紫式部が清少納言を嫌っているのは、「(実際に付き合った上での)個人的な感情」というより「政治的な立場の違い」である可能性が高いと思われる。
:以上の事情から、面識がなくとも紫式部が清少納言を嫌っているのは、「(実際に付き合った上での)個人的な感情」というより「政治的な立場の違い」である可能性が高いと思われる。恐らくは作中でもこれと同様か近い解釈がされているようで、[[ロクジョウ|紫式部のイメージしていた清少納言]]と[[清少納言|実際の彼女]]は'''見事なくらい正反対の性格'''だった。
+
::なお定子と彰子は従姉妹であるが、当時は(親子関係を除いて)身内と言えど政敵なのは当然であり、親戚だから親しいなどと言う事は特にない。と言うか、藤原氏が要職を占めていた関係上、むしろ'''身内こそが最大の政敵'''と言う事も多かった。実際、定子の父である道隆は早世してしまったが、その嫡子=定子の兄である伊周と彰子の父である道長は熾烈な政争を繰り広げている。
 +
:恐らくは作中でもこれと同様か近い解釈がされているようで、[[ロクジョウ|紫式部のイメージしていた清少納言]]と[[清少納言|実際の彼女]]は'''見事なくらい正反対の性格'''だった。期間限定イベント『いみじかりしバレンタイン』では政治的対立についてわずかに語られ、また『地獄界曼荼羅平安京 轟雷一閃』でも、1008年当時の二人には面識がなかった事が語られている。
 +
;泰山解説祭の応用
 +
:紫式部が持つ『泰山解説祭』はその特異性から、口下手だったり本音や身の内を明かす事がない性格のサーヴァントが原因で起こる''『Fate界隈特有の意思疎通不足によるすれ違いやわだかまり』''を手っ取り早く解消出来る手段として汎用性が高く、FGOにおけるサーヴァントの会話やイベントシナリオ等でそういった場面が出てくると、もっと口に出してという意味で'''「誰か式部さん呼んでこい」'''、'''「香子さん泰山解説祭の出番ですよー」'''というプレイヤーの心情を象徴する単語としても使用されている。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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[[Category:登場人物ま行]]
 
[[Category:登場人物ま行]]
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[[Category:マスター]]
 
[[Category:サーヴァント]]
 
[[Category:サーヴァント]]
 
[[Category:キャスター]]
 
[[Category:キャスター]]
 
[[Category:Fate/Grand Order]]
 
[[Category:Fate/Grand Order]]
 +
[[Category:Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない]]
 
[[category:ちびちゅき!]]
 
[[category:ちびちゅき!]]
 
[[Category:TYPE-MOON エイプリルフール企画]]
 
[[Category:TYPE-MOON エイプリルフール企画]]