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;;刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)
 
;;刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)
 
::宝具。心臓穿ちの魔槍。真名解放すると「槍を放つ」よりも先に「心臓を穿つ」という結果が作られるという、因果を逆転させる必殺必中の槍。宝具ランクはB。
 
::宝具。心臓穿ちの魔槍。真名解放すると「槍を放つ」よりも先に「心臓を穿つ」という結果が作られるという、因果を逆転させる必殺必中の槍。宝具ランクはB。
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==真名:クー・フーリン==
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クー・フーリン。アイルランド神話『アルスター伝説』に登場する大英雄。太陽神ルーとアルスターの王コノールの妹デヒテラの子。幼名はセタンタ。
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幼い頃、豪商クランの番犬をあやまって殺してしまったことで、自分がこの犬の子を育て忠実な番犬にし、それまでは自分がクランの家を守ると誓った。以来彼は「クランの猛犬(クー・フーリン)」と呼ばれるようになった。
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成人すると「赤枝の騎士団」に入団し、影の国の女王スカサハの下で数々の魔術と体術を会得し、魔槍ゲイ・ボルクを授かった。また、この時期に出会った同じくスカサハの弟子である剣士フェルグスと親友になった。
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故郷アルスターに攻め入った、コノートの女王メイヴ率いる大軍を一人で撃退し、メイヴを捕らえたが女であることを理由に彼女を釈放。しかし、この一件で復讐者と化したメイヴの策で、様々な誓約を負わされてしまう。それでも、国を守るため自らの破滅を覚悟し誓約を受け入れた。その後、メイヴの策略で誓約を次々に破らされ、親友のフェルグスとも戦わされ、ついにはゲイ・ボルクを腹に受けてしまう。それでも、柱に自分の体を縛りつけ最期まで倒れることなく戦い続けた。
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この最期は後に「四枝(アトゴウラ)の川瀬」と呼ばれ、赤枝の騎士にとって不退転の証となるルーンとなった。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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===生前===
 
===生前===
 
;スカサハ
 
;スカサハ
:かつての師であり、彼女から武術や魔術を学び、ゲイボルクも授かった。また、女性としても好みだった。
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:影の国の女王。かつての師であり、彼女から武術や魔術を学び、ゲイボルクも授かった。また、女性としても好みだった。
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;フェルグス
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:コノートの騎士。共にスカサハの下で修行した親友。
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;メイヴ
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:自国アルスターに攻め入ったコノートの女王。彼女に課せられた様々な誓約がランサーを死に至らしめた。
    
===その他===
 
===その他===
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