差分

750 バイト追加 、 2021年11月21日 (日) 16:40
126行目: 126行目:  
**六角家と戦争していた際、包囲されていて進退窮まった際に敵軍に余裕を装うために水を盛大に部下に振舞い、退路を断つために残った水を水瓶ごとすべて叩き割って突撃して包囲を突破した逸話に由来している。
 
**六角家と戦争していた際、包囲されていて進退窮まった際に敵軍に余裕を装うために水を盛大に部下に振舞い、退路を断つために残った水を水瓶ごとすべて叩き割って突撃して包囲を突破した逸話に由来している。
   −
*スキル「石灯籠斬り」とは、柴田勝家が所有していた大脇差'''『にっかり青江』'''のことである。
+
*スキル「石灯籠斬り」とは、柴田勝家が所有していた大脇差'''『にっかり青江』'''のことである。備中青江派(中青江)の作で「<ruby>珥加理<rb>一</rb><rt>にっかり</rt></ruby>刀」「にかり青江」とも呼ばれており、元は2尺5寸の太刀だったが磨りあげにより今の大脇差サイズになった。
**この刀には、道中に化物が出るという噂を耳にしたとある武士がこの脇差を携えて現地へ赴いてみると、真夜中にも関わらず子供を抱いた白い着物の女が立っている。女は子供をお武家様に抱いてほしいと懇願しさし出すが、その瞬間腕の中の子がニヤリと笑ったため、これが噂に聞く幽霊だと気づき即座に切り捨て、さらに「にっかり」と笑うその女も躊躇なく切り捨てた。翌朝、武士がその場所を確認をした所、古びた石灯籠が真っ二つになっていたという逸話が残されている。
+
**この刀には、道中に化物が出るという噂を耳にしたとある武士がこの脇差を携えて現地へ赴いてみると、真夜中にも関わらず子供を抱いた白い着物の女が立っている。女は子供をお武家様に抱いてほしいと懇願しさし出すが、その瞬間腕の中の子がニヤリと笑ったため、これが噂に聞く幽霊だと気づき即座に切り捨て、さらに「にっかり」と笑うその女も躊躇なく切り捨てた。翌朝、かの武士が再びその場所を確認しに行った所、古びた石灯籠が真っ二つになっていたという逸話が残されている。
 +
**この武士から柴田勝家に所有が移った後息子の勝敏に家督と共に譲られるも、天正11(1583)年、賤ヶ岳の戦いで柴田父子を討った丹波長秀が所持し、茎に「羽柴五郎左衛門尉長□」と銘が入れられた。その後は豊臣秀吉に献上され息子秀頼の代で京極高次に渡り、'''『京極にすぎたるものが三つある にっかり茶壺に多賀越中』'''と歌われる程大事にされた。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
3,419

回編集