シラノ・ド・ベルジュラック | |
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本名 | サヴィニアン・ド・シラノ・ド・ベルジュラック |
性別 | 男性 |
出典 | 史実 |
一人称 | 俺 |
デザイン | けーしん |
初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要編集
『Fate/Grand Order』に登場する幻霊。
- 略歴
- 戯曲『シラノ・ド・ベルジュラック』の元となった文筆家にして騎士。
- 『シャルルマーニュのモンジョワ・騎士道!』では、不完全な形で召喚されるも聖杯を手にし「俺が納得のいく『シラノ・ド・ベルジュラック』の幸福な結末が欲しい」と願った結果、演劇特異点を発生させてしまう。
- そして最初は自分一人で戯曲『シラノ・ド・ベルジュラック』の公演を行っていたものの、やがて召喚されたはぐれのサーヴァントたちを演劇に引き込む。しかしそれでも、公演数のみを重ねていくばかりだった。
- だが主人公やカルデアのサーヴァントたちがレイシフトしてきたことにより、自分を戯曲の主人公である「シラノ」と偽った上で、彼らを役者にして劇を成功させようと試みる。
- しかしまたも失敗し、今度は全員がハッピーエンドになるという展開で公演を行うも、自分が納得しなかったことにより聖杯に邪魔をされて失敗。
- 失敗する中で主人公たちに自分が本当は戯曲の主人公ではなく実在した「シラノ」だということ、また特異点は自身の願いにより発生したものだと明かしていき、遂には「特異点を発生させたのも解決できないのも自分のせい」だとして、自暴自棄になって姿を隠してしまう。
- 後にトーマス・エジソンにより発見されてカルデアのサーヴァントたちの正体を知らされ、もう一度演劇を行う事になるも妙案は浮かばず苦悩する羽目に。
- だがシャルルマーニュに「聖杯に力を合わせて抵抗する」と言われたことと、ブラダマンテに「ヒロインのロクサーヌには幸福になってほしい」と言われたことから脚本を浮かばせ、最終公演へと臨む。
- 最終公演で現れた聖杯の怪物はシャルルマーニュらによって撃退され、ドン・キホーテからの言葉により騎士道精神で自らを奮い立たせて最後の展開を演じる。
- そうして無事に公演を終え、満足したことで「騎士道万歳!」と叫び、カーテンコールを待たずして退去していった。
- 人物
- 鼻の大きな、騎士の風貌をした男。
- 責任感が強いお調子者だが、肝心なところで勇気を出せない一面も持つ。
- 『シャルルマーニュのモンジョワ・騎士道!』では幻霊であり不完全なため、影だけの姿で召喚されている。
- しかしその言動や身振り手振りはコミカルで、その感情は容易に感じ取れる。
- 戯曲の「シラノ」よりも史実の自分の方が知名度では劣っていると感じており、それがコンプレックスにもなっている。
- 本人曰く、サーヴァントで召喚されればセイバーで間違いなしらしい。
- 能力
- 幻霊であるため戦闘能力は無い。
- しかし潜伏能力は高く、エジソンの光にやられるまでは誰にも発見できなかったほど。
- 生前は文筆家であったためか、『シャルルマーニュのモンジョワ・騎士道!』における戯曲『シラノ・ド・ベルジュラック』の公演の際には脚本を担当していた。
登場作品と役柄編集
Fateシリーズ編集
- Fate/Grand Order
- 期間限定イベント『シャルルマーニュのモンジョワ・騎士道!』にて、NPCとして登場。
人間関係編集
Fate/Grand Order編集
- シャルルマーニュ
- カルデアのサーヴァントの一人。
- 正体を明かした後の彼からは「空想の存在」としてアドバイスをされることとなる。
- ドン・キホーテ
- カルデアのサーヴァントの一人。
- 彼からは騎士道精神の在り方を説かれ、それが後に自身を奮い立たせる材料となる。
- ブラダマンテ
- カルデアのサーヴァントの一人。
- 彼女から「ロクサーヌには幸せになってほしい」との意見を貰ったことで、最終公演の脚本を書きあげる足掛かりとした。
- トーマス・エジソン
- カルデアのサーヴァントの一人。
- 自身が隠れた際は彼の光で目を眩まされて表に出てくる羽目になる。
- また、劇場の権利を知らない間に彼のものにされていたために非常に驚いていた。
- 楊貴妃
- 演劇特異点に召喚されたはぐれのサーヴァント。
- 彼女を八回ほどロクサーヌ役で劇に登用しており、ある程度の付き合いができたためか自身を慮るような行動をとられている。
- また、カルデアに「自身が納得できないと劇の結末を強制的に変えられる」事実を黙っていた際にも、彼女からそれでいいのかと心配されていた。
名台詞編集
メモ編集
話題まとめ編集
- 日月両世界旅行記
- 17世紀にシラノ・ド・ベルジュラックが書いたとされる冒険記。
- 月世界と太陽世界を巡り、そこで暮らす住民たちと神学・哲学論争を繰り広げてゆく。
- なおタイトルが似ているが19世紀のジュール・ヴェルヌのSF小説「月世界旅行」とは完全に別の作品である。
- 17世紀当時の最先端の科学技術が盛り込まれているとはいえ、月世界や太陽世界の描写は現代科学とはまったく相容れず、どちらかというと「ガリヴァー旅行記」のような風刺メインの空想小説に近い。
脚注編集
注釈編集
出典編集