ベオウルフ

2016年2月12日 (金) 14:30時点における114.173.172.39 (トーク)による版 (誤字修正)

バーサーカー (Grand Order)

  • 真名:ベオウルフ
  • 身長:186cm / 体重:81kg
  • 出典:ベオウルフ
  • 地域:北欧
  • 属性:混沌・善
  • 性別:男性
  • CV:中井和哉 / イラスト:下越
  • 設定担当:東出祐一郎

Fate/Grand Order』に登場する「狂戦士」のクラスのサーヴァント。全身に傷跡を持つ筋骨隆々とした戦士。

略歴
真名はベオウルフ。巨人グレンデルや悪竜の退治を行った英雄。
人物
戦闘狂であり、殴り合うことを楽しみとしている。しかし、バーサーカーで召喚されたにも関わらず、多少の凶暴性が残っている程度で狂気はその片鱗すら浮かばず、高等な会話とそれによる意思疎通も可能。
これは生前にて老いてなおも理性を保ったままドラゴンスレイヤーを成し遂げた逸話があるため、狂化ランクが『E-』とかなり低いためであり、狂化のメリット及びデメリットはほとんど失われている。
能力
手にした二本の魔剣で戦うが、ベオウルフ自身は徒手空拳で真価を発揮する。そのためか宝具を使うときは二本の魔剣を手放している。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
バーサーカー 主人公 (Grand Order) A A C D A A 狂化:E- ベルセルク:A
直感:B
戦闘続行:B

宝具

源流闘争(グレンデル・バスター)
ランク:A+
種別:対人宝具
発動時に二本の魔剣を手放した後、敵一体に拳を乱打する。

真名:ベオウルフ

ベオウルフ。英文学最古の叙事詩と言われる『ベオウルフ』の主人公である。
叙事詩の舞台となっているのは現在の南スウェーデンからデンマーク近辺。

物語は二部構成であり、第一部はベオウルフが十五人の部下と共に巨人グレンデルを退治に赴く話が、
第二部は五十年後ドラゴンと死闘を繰り広げる老いたベオウルフが描かれている。

関連

ベルセルク
サーヴァントのクラスの一つであるバーサーカーの語源は北欧神話・伝承に登場する、異能の戦士ベルセルクであるが、ベオウルフの名もまたベルセルクが由来であるといわれている。
この英雄の真名そのものがバーサーカーという言葉に影響を受けているというべきか。
ドラゴンの原型
老いたベオウルフが戦ったドラゴンは、財宝を溜め込み、炎を吐き出すというファンタジーに登場するドラゴンの原型とでもいえる存在である。

登場作品と役柄

Fate/Grand Order
バーサーカーのサーヴァントとして参戦。レア度はSR(☆4)。イラストは下越。

人間関係

Fate/Grand Order

ブリュンヒルデ
彼女の体験クエストにて遭遇。
英雄をヴァルハラに誘う存在であるがゆえに露骨に避けようとするが、別の対象に目を付けているのを知ると多少態度を軟化させる。
フィン・マックール
ブリュンヒルデの体験クエストにて共闘。
肉体派と頭脳派で全然違うものの、根っこの部分では英雄性で共感している。

名台詞

メモ

  • TYPE-MOONの作品「魔法使いの夜」の登場人物、ルゥ=ベオウルフの名の元となった人物。
  • 原典では名剣を用いて戦ったが、これらは敵に通じなかったりベオウルフの怪力によって尽く折れたりする。巨人のグレンデルとその母である怪物、ドラゴンを撃破したのは己が力によるもの。故に、宝具はステゴロで敵を滅多打ちにするというものとなっている。
    • 第一部ではグレンデルの片腕をねじ切ったり、老年期になった第二部でもドラゴンの顎を押さえ込むなど、どれほどの怪力の持ち主なのかをうかがわせる。
    • ちなみに名剣の一つであるフルンティングはエミヤの投影法具「赤原猟犬」として登場した。……こちらは士郎とセイバーの奇策で破られたが。
      • 形状からすると、ベオウルフが使用している鎖で連結された二本の剣の片方がフルンティングと思われる。もう片方については不明だが、彼の要素に晩年の逸話が含まれていないことを考えると、竜退治に使用されたネイリングではなく、グレンデルの母を退治したときに使用したヨツンの剣のほうであると思われる。
  • ベオウルフのコンセプトは某映画の登場人物「タイラー・ダーデン」とのこと。
  • 原典は最古の英文学という題材からか、NHKラジオの教育番組「基礎英語」に取り上げられた事もある。

リンク