レオニダス一世

2016年3月17日 (木) 16:54時点におけるカイマン (トーク | 投稿記録)による版 (名台詞に追加)

ランサー

  • 真名:レオニダス一世
  • 身長:188cm / 体重:110kg
  • 出典:史実(テルモピュライの戦い)
  • 地域:スパルタ
  • 属性:秩序・中庸
  • 性別:男性
  • CV:三木眞一郎 / イラスト:縞うどん
  • 設定担当:東出祐一郎(ソース)

Fate/Grand Order』に登場する「槍兵」のサーヴァント

略歴
スパルタ教育という言葉の語源となった国・スパルタの王。テルモピュライの戦いにおいて、わずか300人のスパルタ兵を率い、命を賭して10万ものペルシャ軍を食い止めた守護の英雄。
第二章にて、AD.60のローマに登場。レフ・ライノールにより連合ローマ帝国側の刺客として召喚され、主人公ネロの軍勢と対決する。敗北後には、守るものなき戦いでは自分の真価は発揮できぬと悟りながら消滅していった。
人物
筋骨隆々の外見の割には理知的に見える男性。丁寧だがどこか暑苦しい口調で、「冷静」「計算」と度々口にする。
自分くらいしかまともに計算ができる者がいなかったようで、脳筋揃いのスパルタを統率するのにはかなり苦労したらしい。
……が、言動の端々からは彼もやはり脳筋気味だと伺え、マスターに筋トレを薦めてきたりもする。当人は頭脳派を自称しているために認めないが。
戦闘に入ると「スイッチ」が入ってしまうようでまともに喋らなくなりバーサーカーさながらの叫び声ばかりになる。
能力
拠点防衛に秀でたサーヴァント。
手にした槍を振るって戦う他、宝具として自身と共にある300人のスパルタ兵精鋭部隊を率いる。
『Grand Order』でもその防御力は健在で、スキルや宝具を組み合わせると文字通り味方の壁になってくれる。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
ランサー 主人公 (Grand Order) B A D C C B 対魔力:C 殿の矜持:A
戦闘続行:A

宝具

炎門の守護者(テルモピュライ・エノモタイア)
ランク:B
種別:対軍宝具
由来:十万人のペルシャ軍に対してわずか三百人で立ち向かったとされるデルモピュライの戦い。
生前、テルモピュライの戦いで戦った三百人の兵士が召喚され、レオニダスと共に敵の苛烈な攻撃を耐え抜き、1ターンごとに散っていく。
さしずめ彼らは味方を守る壁として、そして必ず味方が反撃を行うと信じているために耐えているということか。
『Grand Order』では、自身の防御力を高め、敵のターゲットを自分に引き付ける効果となっている。

真名:レオニダス一世

登場作品と役柄

Fate/Grand Order
ランサーのサーヴァントとして登場。レア度はUC(☆2)。イラストレーターは縞うどん。
メインシナリオでは第二章に敵として登場。
初期状態ではフルフェイスの兜で顔が見えないが、霊基再臨が進むと兜が外れ、素顔があらわになる。

人間関係

名台詞

「サーヴァント、ランサー! スパルタ王、レオニダス! ここに推参!」
召喚時の台詞。一々暑苦しい。
「私が王に、いや優れた指揮者になった理由? 簡単ですよ。
 スパルタには私以外に計算が出来る男が居なかったからですよ…」
絆レベル4。Fate内においてスパルタは基本的に「脳筋」を産み出す土壌と化している為、なんというか分かりやすい理由である。
「では我がマスターよ! 共に筋肉を邁進しましょう。まずは! 裸で豹と戦うのです」
絆レベル5。やっぱり彼は脳筋だと分かるが、明らかに最初にやるレベルの課題ではない
「冷静に! …冷静に行くぞ!!」
戦闘開始。皆に促しているつもりか、あるいは自己暗示のつもりなのだろうが、
彼自身が暑苦しい為、ほとんど冷静にはなれていない。
「これが……スパルタだぁあ!!」
宝具選択時。暑苦しい……。
「『炎門の守護者テルモピュライ・エノモタイア』ァァ!!」
宝具発動。テルモピュライの戦いでともに戦った三百の兵、ここにて召喚する。
「計算違いか…申し訳ございませごぶぁぁ…」
消滅時。途中まではまだ良かっただが、突然噴き出すのでやけに印象に残ってしまう。
「……亡霊……思念集合体……つまり、理系……!」
いや、そのりくつはおかしい。キャラクエスト「レオニダス・ブートキャンプ」にて発覚したレオニダスの苦手なもの。
筋肉が通じなそうで、自分よりも計算が早そうという理由で苦手らしい。お前は何を言ってるんだ
「……宝具で召喚された三百人は、レオニダスと共に敵の苛烈な攻撃を耐え抜き、1ターン毎に散っていく。その間、必ず味方が反撃してくれると信じているが故に」
正確には名言ではなく、ある時修正された絆レベル5でのマテリアルより。守護の英雄の矜持がうかがえる。
「うおおおおお――――!
 うぉおおおおお――――――!」
「うぉおおおおおお!
 死ねぇ! 死ねぇ――――――え!」
空の境界 / the Garden of Order にて。
普段の彼からおよそ考えられない台詞を叫び暴れるレオニダス。
マシュからは「盾持ちの英霊に悪い人はいない」とフォローされるが、他のサーヴァントと同様に変質して悪に堕ちてしまったのかと思いきや……?
「うおおおお、幽霊こわい―――――!
 こわい――――! こわい――――!」
「不覚、同士たちを助けようと来てみればこの地獄!
 怖くて部屋から一歩も出られないとは!」
「私、物理が相手なら竜すらワンちゃんに見える男ですが!
 幽霊だけは! 諸事情からダメなのです!」
「なのに払っても払っても幽霊が! 計算を!」
上記の続き。ただ幽霊が苦手なだけで全く変質していない、いたいけなレオニダス王だった。

メモ 

  • 外見的には型月英霊にありがちな変化球もなく実に正統派。近年彼ら300人の戦いを描いたハリウッド映画『300』が話題となったが、まさにそれそのものな兜と武装である。
    • 絆台詞の「裸で豹と戦うのです」も恐らくこの映画の彼が元ネタである(正確には映画では狼であるし、レオニダス一世がこのようなことを行ったという史実的確証は無い)。実際スパルタ成人(13歳)の儀において短剣一本渡されて国を追い出され、一年生き延びるまで帰国は許されないという伝承がある。史実は神話より奇なり。
  • スパルタと聞けば先に登場したほがらか抱擁系マゾヒストの真名と関係ありそうだが、関係ない。そもそも時代が違う。

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