坂上田村麻呂
- 読み:さかのうえのたむらまろ
『Fate/EXTRA CCC FoxTail』に登場する人物。大刀を手にした甲冑姿の男性。
- 略歴
- 帝から命を受け、神通力を使い狼藉を働く鈴鹿御前を退治するために鈴鹿山へ向かい、彼女と戦う。
- 決闘の中で彼女が勘違いをしていたことが判明、また互いに一目惚れしたこともあり戦いは中断。
- 紆余曲折の末にコンビを組み、悪路の高丸、大嶽丸といった悪鬼を数多く討伐した。
- その後、愛する鈴鹿御前が齢二十五で落命すると、彼女を助けに冥府まで赴いたという。
- 人物
- 詳細不明だが、鈴鹿御前が「ぶっちゃけ一目惚れ」した容姿の持ち主。
- 彼女の回想からすると、話し口調はあまり堅くない模様。
- 能力
- 鈴鹿御前の回想では、手にした大刀で戦う姿が描かれている。
- その実力は、神通力を扱う彼女も認めるほど。
登場作品と役柄
- Fate/EXTRA CCC FoxTail
- セイバーの回想シーンに登場。
人間関係
- 鈴鹿御前
- 帝の命により討伐に向かった相手。
- 決闘の末に和解。相思相愛の関係になり、共に悪鬼を討伐していった。
名台詞
- 「――さっきから気になってたんだがなっ
オレの名は坂上田村麻呂だっつーの」 - 鈴鹿御前との決闘中、「大嶽丸」だと思い込んで名前を間違え続ける彼女に痺れを切らして放った一言。
- 流石の鈴鹿もこれには「デジマ!?」と驚き、その隙を突かれて勝負は決した。
メモ
- 鈴鹿御前の現マスターである坂神一人は、彼と似た姓を持っている。これについての彼との関係性は現段階では不明。
- この鬼の首を斬った童子切安綱の最初の所有者が坂上田村麻呂だったりする。「酒呑童子絵巻」 では鈴鹿御前との剣合わせの時に使った血吸という太刀が、後に伊勢神宮を経て源頼光に渡ったとある。
- 坂上田村麻呂の娘の春子は桓武天皇の妃として葛井親王を産み、その血筋は清和源氏とその分流へ受け継がれていった。源頼光や牛若丸の祖先の一人となる。
- 三男の系統が清和源氏の本拠地の警衛をしたりと両者の関係は深く、弓の名手で浦部坂上季猛は頼光に使え四天王に数えられた。
- いわゆる、征夷大将軍の役職を授けられた最初の人物と思われがちだが、初めてこの役職を与えられたのは田村麻呂の上官であった大伴弟麻呂である。