イシュタル
アーチャー (Grand Order)
- 真名:イシュタル
- 身長:159cm / 体重:57kg
- 出典:古代メソポタミア神話
- 地域:メソポタミア
- 属性:秩序・善
- 性別:女性
- CV:植田佳奈
- キャラクターデザイン:森井しづき
- 略歴
- 人物
- 扇情的な服装と、身の丈の倍もある弓を掲げた女性。
- 今回は波長の合う人物を依代とした疑似サーヴァントとして召喚されたため、本来の姿ではない。元の姿はもっとグラマラスのようだが、これはこれで気に入っているようだ。
- 女神らしく人間を見守るのが役割と語るが、「人間は生き延びるか、滅亡するのかしら?」と笑いながら見守るというニュアンスである。
- 普段は女王然とした姿勢を取っているが、人間であれ神々であれ、気に入った相手は全力でモーションをかけている。
- マスターである主人公に対しては当初から気にかけており、誕生日において何をプレゼントすれば喜ぶのかを思案しているなど、世話焼きな一面がある。
- 元から浪費、大損、ケアレスミスを苦手としており、疑似サーヴァントになってからは自己嫌悪に陥るほどまでに拍車が掛かっている。
- その一方で、自分の意に染まらない者には悪魔の如き残忍さを見せている。
- 能力
- 巨大な弓であり飛行船である『天舟マアンナ』を主武装とする。
- ただ、疑似サーヴァントになった影響と、依代となった人物の強い意向か、本来なら自由自在でほとんど万能な神気がなぜか宝石にしか蓄積できない、人の域を超えている他者を惹き付ける力が束縛効果が外されて実質カリスマスキルと同等と、元の姿に比べて制限されている。
ステータス
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アーチャー | 主人公 (Grand Order) | B | B | B | EX | A | A++ | 対魔力:A 単独行動:A 女神の神核:B |
美の顕現:EX→B 輝ける大王冠:A 魔力放出(宝石):A+ |
宝具
- 山脈震撼す明星の薪(アンガルタ・キガルシュ)
- ランク:A++
種別:対山宝具 - シュメル神話においてイシュタルが行った最も「破壊的で」「残忍な」行為、神々の王でさえ恐れ、敬った霊峰エビフ山を"ただ気にくわないから"と蹂躙し、死滅させた逸話を宝具にしたもの。
- メソポタミア神話によると、イシュタルはエビフ山に分け入り、一歩ごとにその神威を増し、最後には山脈の頂を鷲づかみにし、その地脈の心臓部に槍を突き刺し、エビフ山を崩壊させたという。
- この逸話を元に、宝具使用の際は金星にワープ、管理者権限で金星の概念を手中に収め、概念惑星としてマアンナの弾倉に詰めて放つ、という神をも恐れぬ行為をやってのける。
- またの名をジュベル・ハムリン・ブレイカー。
- マアンナ
- メソポタミア世界を駆ける神の舟であり、地球と金星を結ぶ星間転移門(ゲート)。
- 疑似サーヴァントであるため、基本、ワープ機能は封じられている。
- メソポタミアの神と言いながら、イメージは金星から地球を攻めに飛来したインベーダーのそれである。
真名:イシュタル
イシュタル。金星の女神であり、人に繫栄をもたらす豊穣の女神であり、戦いと破壊を司る女神でもあり、『天の牡牛』という恐るべき神獣をウルク市へ送り込んだ、とにかく傍迷惑な女神。
真名であるイシュタルはアッカド神名。シュメル神名ではイナンナといい、名としてはこちらの方が古い。
登場作品と役柄
- Fate/EXTRA CCC
- 回想シーンやギルガメッシュのセリフ中に名前のみ登場。
- Fate/Grand Order
- アーチャーの疑似サーヴァントとして参戦。レア度は最高位のSSR(☆5)。イラストレーターは森井しづき。
人間関係
生前
- ギルガメッシュ
- 求婚するもあっさりと断られる。それを侮辱と感じたイシュタルは報復として父であるアヌ神に泣きつき、"最強の神獣"天の牡牛を地上に放ったことでエルキドゥが死亡する原因を作った。
- そのこともあってか、ギルガメッシュからは筆舌に尽くしがたいレベルで嫌われており、イシュタルも「私を袖にした、最高に趣味が悪くてワガママな金ぴか」と嫌っている。
- また、ギルガメッシュがグランドオーダーに手を貸していることに関してはこの異変を起こした元凶の正体より驚いているらしい。
- エルキドゥ
- 彼とギルガメッシュが天の牡牛を討伐したことに怒ったイシュタルの「人の身で神の獣を殺したことは罪であるため、両名どちらかの死を求める」という願いが神々に聞き届けられたことで衰弱死する。
Fate/Grand Order
- 遠坂凛
- 依代であると思われる人物。
- 目が赤色であることを除けば容姿が酷似しており、マテリアルでの「金星の(赤い)悪魔」というワード、宝石に魔力を込めて放つ攻撃方法などが彼女を想起させる。
- エミヤ
- 守護者である彼を見て説教しに行こうとしている。
- 彼の方からは依代との関係故か「ついに狂ったか」と評されている。
その他
- 遠坂凛 (EXTRA)
- ギルガメッシュ曰く転生体かの如く性格の似た人物。
- 沙条愛歌
- ギルガメッシュ (Prototype)曰く同系列の存在。
名台詞
- 「無名の英霊まで居るんだぁ……ふぅん? 人間らしい全体浄化の仕組みだけど、酷いものね。
ちょっと私、一言叱りつけてくるわ。カッコつけるのも大概にしろって」 - エミヤ所属時の台詞。イシュタル自身は彼に対して何も関連はないが、彼の境遇に思うところがあったのだろうか。
- 「アイツが人に力を貸すなんて驚きね……この異変を起こした元凶の正体より驚きよ。
何の事かって? 決まってるでしょ。私を袖にした、最高に趣味が悪くてワガママな金ピカの事よ!」 - で、因縁の相手である
金ピカギルガメッシュ所属時の台詞。 - 「私を楽しませなさい、とは言わないわ。人間にそこまで求めてないしね。
せめて、飽きさせないよう踊りなさい。それなら、ちょっとだけ付き合ってあげるから」 - マイルーム会話「絆Lv1」。当初はマスターに対して期待している素振りを見せておらず、同時に神としての威厳を見せている。……この時点では。
- 「踊りなさい、とは言ったけど…まさかここまで行動的だったなんて。
砂漠に行ったり、溶岩地帯に行ったり、果ては訳の分からない固有結界。ごめんなさい!舐めてました。アナタ、ウルクの民と同じくらい冒険的よ?」 - マイルーム会話「絆Lv2」。そのマスターが人理修復はもちろん、それと全く関連のない騒動を自分の意志で解決した、ウルクの民の如き行動力に驚き、なんと謝ってしまう。
メモ
- 憑依体と思われる凛に比べ、身長は同じだが体重は10kg増加している。