嶽間沢龍子

『プリズマ☆イリヤ』に登場する、イリヤのクラスメイト。
栗原雀花、森山那奈亀、桂美々と四人組で行動する、髪をお団子にした小柄な少女。

人物: 古武術の一つ、嶽間沢流武術を伝える家で育ったため、威勢が良く荒っぽい男口調で話し、一人称は「俺」。
いつもテンションが高いが、本人は別に強い訳ではなく、事あるごとにすぐ泣く。空気も読めない。
またイベントの度にテンションが上がる発作があり、大暴れしたり、全裸になろうとしたり、退行したりする。この症状は箱を被せると沈静化する。
独特な味覚感覚の持ち主でもあり、パウンドケーキを作る調理実習でハンバーグを作る事に固執し、雀花と那奈亀に殴られ全身をラップで巻かれながらもナツメグやフリスクなどの異物を混入させ、士郎からは「何かの間違いと思いたい」と評されるようなエキセントリックなケーキに仕上げる。
露出癖があり、夏休み前に水着を選びにいった際には迷わずマイクロビキニを選び、「歩く児童ポルノ製造器」という不名誉な称号を得る。結局ベアトップのセパレートタイプの水着を購入したが、マイクロビキニも購入し、ちゃんと海で着用していた。また私服もすごいらしい。
イリヤと同じように兄たちに想いを寄せているらしく、ファーストキスはいずれ兄に奉げる予定だった。

能力: 見様見真似で嶽間沢家の秘伝「嶽間沢流武闘術」を習っているが、才能が全くないため、物凄く弱い。
だが、受身だけは天才的で、自動車に撥ねられても傷一つ負わない。

登場作品と役柄

嶽間沢黎一: 長兄。クールなイケメン。実家の道場で鍛えているため、逞しい。
多分、二度と出てこない。夏は弟と海の家を手伝っている。
嶽間沢凱介: 次兄。ワイルドなイケメン。兄とは違って口調はラフ。
嶽間沢豪兎: 父。背は高くないが、筋肉質で恰幅のいい好漢。実家では道場を開いているが、夏は海の家をやっており、道場よりも儲かるのといい意欲的に働いている。また面接で『特技は人を殴ることです』と言ったバゼットを気に入り、アイスキャンディー売りのバイトとして雇う豪快な男性。
嶽間沢ステラ: 母。海の家では給仕を担当する。

「人は誰しも、自分の人生という物語で、主役を演じてるんだ…」: 夏休みの海の家で家族が全員登場し、しかも紹介テロップまでつくという破格の待遇であったため、「脇役のクセに生意気だぞ！」と同じく脇役の雀花、那奈亀に言われて。
普段のおバカキャラでは考えられないような貫録を見せるが、多分この回で登場した家族全員もう出番はない。