セイバー | |
---|---|
真名 | アルテラ |
外国語表記 | Altera |
性別 | 女性 |
身長 | 160cm |
体重 | 48kg |
特技 | 文明破壊 |
好きな物 | 潔癖なもの、誇り高いもの |
苦手な物 | 汚いもの、話の長い男 |
天敵 | ネロ、ヴェルバー01 |
属性 | 混沌・善 |
声優 | 能登麻美子 |
イメージカラー | ダークプラチナ |
初登場作品 | Fate/EXTELLA |
セイバー・マルス | |
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真名 | 巨神アルテラ |
性別 | 女性 |
身長 | 16m~1024m |
体重 | 50t~ |
特技 | 巨大化 |
好きな物 | 可愛らしいもの、小さいもの |
苦手な物 | 細かな作業、恐怖の眼差し |
天敵 | 主人公、ヴェルバー03 |
イメージカラー | ライトブラック |
初登場作品 | Fate/EXTELLA |
概要
『Fate/EXTELLA』におけるアルテラ。
- 略歴
- ネロと玉藻の前の争いが終結した時に現れた第三勢力の主将であるセイバーのサーヴァント。
- その実態は後述の巨神アルテラがムーンセルの中を破壊しつくさないように保有してるスキル「使い魔作成:EX」によって調整して作り出していたアバターであり、地上のアルテラを参考にしたものである。
- このアバターを作り出すのに相当容量を割いたらしく、作成前には身長32mだった巨神アルテラのサイズは16mへと縮んでいる。
- 人物
- パーソナリティとしては後述する巨神アルテラの『赤』の人格が強く出ている。しかし、根本としては同一人物である。
- 巨神アルテラが受け取った地上のアルテラの人生によると戦利品の財宝や金貨の山の中で寝るのが好きだったらしく、その影響を受けた巨神アルテラは自らの篭る石室をそのように仕立てるほど。
巨神アルテラ
- 略歴
- アルテラという存在の大元。ヒトの十倍というのが身長の標準サイズとなっている。捕食遊星ヴェルバーの尖兵で、破壊のコンセプトでデザインされたアンチセル。搭載されていた星舟に刻まれていたシリアルナンバーはヴェルバー02。
- 一万四千年前にヴェルバーによって、彼女を搭載した星舟が直接物理的に投下されてムーンセルに食い込んだため、ムーンセルからの排除が不可能となった。それと同時にムーンセルへの侵攻、同時に地球の地上にマテリアルボディを作り出してのセファールによる蹂躙を並行的に実行したが、セファールが地上で聖剣によって討たれたことで生じた間隙を突く形で、星舟が食い込んでいた領域を未明領域として遮断する形で封印した。
- その一万四千年前後、ムーンセルの聖杯戦争が終結する頃合いにおいて目覚めた。実は本人は動こうと思えばいつでも未明領域から出ることはできたが、そうするとアルテラとしての人格が失われ完全に全てを破壊し尽くすセファールへと変貌してしまうため、動く気は無かった。
- 人物
- 基本人格は内向的で、強気、受動的。文明の破壊が目的ではあるが、遊星からの尖兵には向かない『穏やかな』女性人格をしている。清楚(つつましく、清らか)で、寛容(穏やかで忍耐があり)で、無垢(少女らしさ、残酷さ)で構成されている。
- 穏やかで理知的な性格たが、慎ましさからくる寡黙さも、生真面目に相手の様子を伺う視線も人間から見れば巨人の冷徹な態度にしか見えず、結果として没交渉となり、恐怖の対象としてあがめられた。
- 三重人格だが、状況によって対応を切り替えていると言った方が正しい。敵対者には『赤』。主人公と接している時には『青』と『緑』である。
- 元々はアンチセルとしての破壊に疑問は抱いてはいなかったが、一万四千年前のセファールが討たれたこと、そこから生じたバックアップがアッティラとして地上を駆け抜けて生きてきた情報を受け取ったことで自らのデザインされた行動原理である破壊行為に疑念を覚えるようになった。地上に生きたアルテラとムーンセルの中で活動するために作り出したアルテラの記憶は巨神アルテラにとっては夢を見ているように感じている。
セファール
ヴェルバーの尖兵としてのスキル「遊星の紋章」が発動してしまったアルテラの最終形態である巨人。
詳細は「セファール」を参照。
ステータス
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
セイバー | 主人公 (EXTRA) | B | A | A | B | A | A+ | 対魔力:B 騎乗:A 神性:B |
軍略:B 天性の肉体:D 星の紋章:EX |
宝具
- 軍神の剣(フォトン・レイ)
- ランク:A
種別:対軍宝具
レンジ:1~30
最大捕捉:200人
由来:献上され、愛剣としたマルスの剣。 - 「神の懲罰」、「神の鞭」と畏怖された武勇と恐怖が、軍神マルスの剣を得たとの逸話と合わさって生まれたと思われる世界を焼く大宝具。
- 長剣の剣状をしていながらどこか未来的な意匠を思わせる三色の光で構成された「刀身」は、地上に於ける「あらゆる存在」を破壊し得るという。
- 「刀身」を鞭のようにしならせる他、真名解放を行うことで「刀身」は虹の如き魔力光を放ち、流星の如き突進を持って敵陣を広範に渡って殲滅する。
- 真の力を解放した時、ランクと種別が上昇する。第二章で聖杯を取り込んだ際には対城宝具級の一撃を放っている。
- また彼女の持つ剣は、かつてセファールが地球を蹂躙した際に、当時一番強い神であった戦神を破り、その戦利品として得た本物の「神の剣」。謂わば神造兵器のプロトタイプとも言える武具、或いは概念がこの軍神の剣である。戦利品としたことの影響は強く、現在のアルテラは鉄の棒であっても持てば軍神の剣に変わるほど深く結びついている。
- 取り込まれた神剣は因子としてバックアップにも受け継がれ、彼女の自我を構成する柱の一つとなった。これが英霊としての彼女の軍神好きの嗜好の正体であり、手にした物が何でも軍神の剣になってしまうという性質の原因でもある。
- 涙の星、軍神の剣(ティアードロップ・フォトン・レイ)
- ランク:A++
種別:対城宝具
レンジ:1~99
最大捕捉:900人 - 軍神の剣の真の力。
- 空中に魔法陣を展開、マルスと接続し、その力の一端である旭光を魔法陣より敵に照射する。
- 真名解放と同時にアルテラの指定した地点に対して、遥か上空から突き立てられる光の柱──衛星軌道上に仮想顕現した軍神マルスが振るう光の巨剣。太古の、戦闘の概念がカタチとなったモノ。真なる軍神の剣で広範囲を殲滅する衛星兵器と言うべき代物で、軍神の剣は攻撃座標を指定するためのポインターに過ぎない。直上から攻撃を行うという性質から拠点攻撃に適している。ロムルスによると、魔力そのものはアルテラのものを使用しているが、威力そのものはある意味で複合されており、軍神マルスが単身で振るうよりも細やか。
- 権能クラスの攻撃だが、その実態はかつてセファールによって蹂躙されたマルスの源流となった戦神などの神々が今もなおアルテラという存在に怒りを抱き続け、その怒りを放っているというもの。その攻撃は、ティアードロップ(落涙)の如く降り注ぐ。神の権能であるだけに破壊力・規模共に破格だが、神の光を制御する為の消耗と負荷は相応に大きく無闇に何度も使える宝具ではない。
真名:アルテラ
- 五世紀に、匈奴の裔たるフンヌの一族によって発見―――サハラ砂漠にある数千年前の文明の遺跡から発掘された存在。フンヌにしてフンヌならざる暴風の王。
- 匈奴(フンヌ)の末裔、フン族の戦士にして大帝国を成した大王。純然たる「戦闘王」。
サーヴァントしての真名はアルテラだが、英雄としての本名はアッティラ・ザ・フン。東西ローマ帝国を滅ぼし、西アジアからロシア・東欧・ガリアにまで及ぶ広大な版図を制した大帝国を成した。
- 制御不能なまでに拡大していくフンヌの領土の実情など気にも止めずにただ破壊や蹂躙、侵略することにのみ徹し、戦場の武勲とは対照的に統治には成功せず、自身の死の後に帝国は急速に瓦解し消え果てた。
しかし、畏怖と恐怖を示す「アッティラ」の名は、近代、現代に至るまで人々に記憶されている。
- 彼女の正体はかつて地球を蹂躙した巨人、セファールが討たれ砂漠で力尽きた遺体が遺跡と化すほどに朽ちた後、遺体の中から発見されたセファールの頭脳体のバックアップ。
- 外見上は人間と同じ姿をしていた彼女はフン族達によって育てられ、セファールとしての記憶を失って「アッティラ」として己を人間と誤認したまま地上を駆け抜け生きた結果、人理に記録され英霊と化した。
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- Fate/EXTELLA
- メインサーヴァントの一人。アルテラ陣営の将。
- Fate/Grand Order
- 明言されていないが、期間限定イベント『マンガで分かる合衆国開拓史』終盤にて、「巨神アルテラ」がポール・バニヤンを救う為に介入していた。
その他
- さんぽけ ~三国志大戦ぽけっと~
- 『Fate/EXTELLA』とのコラボイベントで出張出演。陣営としては「蜀」に属する。
- さすがに彼女のファッションは常識的な歴史モノ世界ではいろいろ問題だったようで、最初に遭遇した董卓兵と劉備双方から「盗賊に身ぐるみ剥がされた」と誤解された(後に異民族ということで納得してもらえたが)。
人間関係
Fate/EXTELLA
- 主人公 (EXTRA)
- 一万四千年も続いた孤独の中で初めて巨神アルテラ本人を偏見無しで見てくれた人間。周りにはアンチセルの使命として破壊をすると嘯いてるが、分裂してしまったためにいつ消滅してもおかしくない「肉体」の主人公を元に戻すために戦う。
- ネロ・クラウディウス、玉藻の前
- 主人公と本来契約しているサーヴァント達。本来の契約であるために表には出さないが、嫉妬している。
- アルキメデス
- 同じヴェルバーの尖兵として接触してきたが、不快で嫌っている。
- エリザベート・バートリー
- ヴェルバーの尖兵となった後に様々な方面から接触して問いかけを出してくる相手。結果的には彼女の干渉が大きく作用してヴェルバーからの解放のきっかけとなった。
- ギルガメッシュ
- 勝手に現界して襲い掛かってきたトップ・サーヴァント。陣営の副官として居座るが、それとは別に神々との約定として一度だけ助力すると宣言している。
- イスカンダル
- アルテラを排除するためにムーンセルによって召喚されたトップ・サーヴァントの一人。打ち負かした後、陣営の一員として取り込む。後、その鮮烈な生き様と戦いぶりはアルテラの心を揺さぶる一助となった。
- ジャンヌ・ダルク
- アルテラを排除するためにムーンセルによって召喚されたトップ・サーヴァントの一人。打ち負かした後、陣営の一員として取り込むが、彼女もアルテラの本質が悪ではないと知り、善き方向へ導こうとする。
生前
- ヴェルバー01、ヴェルバー03
- アンチセルとしての兄妹たち。アルテラはシンプルに力による蹂躙だが、他の2名は蹂躙の手段が異なるらしい。現在判明している二人目は魂の汚染が主要手段だと判明している。
その他
- 劉備
- 『さんぽけ ~三国志大戦ぽけっと~』とのコラボイベントにて共演。同じ陣営に属する。
- 彼女曰く、「勝手についてきて、自分を導こうとする者」。
- 何かと文明を破壊しようと剣を振り回す彼女に若干引きつつも、手のかかる妹のように接し、危機に対しては率先して守ろうとする。
- 最後の方では彼女の側からも離れ難く感じている模様。
- 董卓
- 『さんぽけ ~三国志大戦ぽけっと~』とのコラボイベントにて共演。玉璽(レガリア)を巡って敵対する相手。
- 「異民族は知らない言葉で断末魔を上げるから面白い」という言葉に対して珍しく激昂。「この外道」と言いかけた。
名台詞
Fate/EXTELLA
セイバー
- 「
軍神 と接続する。発射まで、二秒。『涙の星、軍神の剣 』!」 - 「
火神現象 。マルスとの接続開始。発射まで、二秒。軍神よ我を呪え。宙 穿つは涙の星。『涙の星、軍神の剣 』!」 - 宝具開放、軍神の放つ権能の光が全てを消し飛ばす。
- 「……逃げられた、とでも思ったか?」
「残念だったな。お前は虜だ。石室の中でも、外でも。」 - 未明編にてアバターとしてのアルテラとの初めての対峙の際の台詞。
巨神 と違って硬質な印象を受ける。
- 「英雄王。確かに、私は破壊の化身だ。多くを残してみせた英霊とは違う。剣を振るう目的はただひとつ、破壊のみ。だが――それでも、私には。かつて、この姿で地上を駆けた記憶がある。一万四千年前の巨人ではなく、小さき
人間 として。ただ壊すための戦いではなく、確かに意義を残した筈の戦いだ。……その過程を汚すことは、できない。」
「お前の言うとおり、この私はただの英霊もどきに過ぎないのだろう。けれど……。今の私は英霊アルテラだ。そう呼んだものが居る以上、私はこの姿のまま、破壊の大王として剣を執る。」 - 未明編にて英雄王から白き巨人にはならぬのか?と問われて。
- 彼女にはその選択肢はなかった、遊星の尖兵としての在り方は変わらない。破壊の機械としての在り方も変わらないだろう。けれどそこには悩みを持つひとりの
英霊 としての在り方がたしかに存在するから。 - その事に気付かされた「肉体」の主人公はここに来て初めて彼女の虜ではなく、マスターとして寄り添うことを決める。
- 「……違う、ぞ。違う、違うんだ。あの女の言葉は、正しいが正しくない。私は、レガリアのオマケだなんて思ったことはない。むしろレガリアがオマケだ。……だって。」
「……おまえは、私の虜 なのだから。」 - 未明編にて石室においてエリザベートから「肉体」の主人公はレガリアのおまけと言われた直後の台詞。
- 余程気にしていたのか、
巨神 はともかく『赤』の性格がメインである英霊 では珍しい態度で否定をする。
- 「この夢は……いつ覚めるのか」
- 未明編にてステージ開始時に必ず口にする言葉。
- けだるい時間。早くこんな退屈な夢から覚めたい。そんな言葉に思えるが本当の意味は最期に語られる。
- 「眠れ!夢、見るままに!」
- 未明編にてセファールと化してしまった
本体 を打ち倒す際の台詞。 - セファールを打ち倒す、それは自身の終わりを意味する。それでも構わなかった、最も壊したくない
岸波白野 を守ることが出来るのだから。 - それは確かに、1万4千年前に自身を打ち倒した聖剣の一撃に匹敵する世界を救う一撃だった。
- 「恐ろしくて仕方がなかった……いつ、この夢が覚めてしまうのか。」
- 未明編にて戦場で常に発していた言葉の真意。
- 彼女は夢から醒めることを望んでいるのではなく恐れていた。肉体の主人公と過ごす一時が、『幸せな夢』が、いつ覚めてしまうのだろうと。
- 「旅はここで終わり。いままで暗い夜を待ち続けたけど、それに足るぐらい、輝かしいものを見ました。」
「私を私のまま受け止めてくれて、ありがとう。……さようなら、私のマスター。夜が続いても、あなたに道が続きますように。」 - 未明編にて最期の言葉。
- この言葉を最期にアルテラは消滅した、しかし世界を救った少女のそんな末路を彼は/彼女は、認める筈がなかった。
メモ
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