ここでは『Fate/Grand Order』におけるビーストⅢ/Rについて説明する。
『Fate/EXTRA CCC』での殺生院キアラについては「殺生院キアラ」を参照。
ビーストⅢ | |
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真名 | ヘブンズホール/須弥霊掌快楽天魔性菩薩 |
性別 | 女性 |
身長 | 半由旬~??? |
体重 | 無 |
出典 | Fate/Grand Order |
地域 | 新生快楽都市SE.RA.PH |
属性 | 混沌・善 |
一人称 | 私(わたくし) |
二人称 | 貴方/○○○さん(名前にさん付け)[注 1] |
三人称 | あの方/皆様 |
声優 | 田中理恵 |
デザイン | ワダアルコ |
設定作成 | 奈須きのこ |
初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要
『Fate/Grand Order』におけるキアラ……が、悍ましい化け物に憑りつかれた果てに生まれてしまった存在。
七つの人類悪の一つ、『快楽』の理を持つ第三の獣のうち、『愛欲』を担う片割れビーストⅢ/R。
- 略歴
- 『Grand Order』世界の殺生院キアラ
- ビーストⅢ/Rとして
- 人物
- セラフィックス職員となった当初のキアラは紛れのない聖人であり、自身の人格を書き換えたゼパルからも「偽りなく聖女」「救世主の器を持ってさえいた」と評されていた。この魔神の干渉がなかったら慎ましやかだが幸福な人生を送り、竹箒日記に「ゼパルさえ現れなければセラフィックスの職員たちの荒れた心はキアラに癒やされていた」[出 1]と記されるように、セラフィックスのような小さなコミュニティにおいて最後まで人々に敬われるに足る人物であることは確かだっただろう。
- しかしゼパルの手により自由意思を剥奪された上善性を封じ込められ、ムーンセルのキアラと同期させられたことでそれと同様の魔性と化してしまい、全てが暗転してしまう[注 5]。その後の彼女は狂乱状態に陥ったセラフィックスの人々をみて悦に入ったり、SE.RA.PHで召喚されるサーヴァントのマスターを死体がすり切れるほど膨大な数の悪夢を見せる形で酷使するような悍ましい性格へと変貌する[注 6]。
- 彼女は「人間を愛する」と心の底から語り、救いたいとも述べていたが、変貌したキアラにとっての「人間」とは自分だけであり、それ以外の人間は人の形をした獣か虫に過ぎない、と認識する自己愛の怪物になってしまった。
- 彼女は誰よりも"人間"を愛し、そのために他の全ての命を利用する。だが本来なら救世主にもなれる資質の全てを自分への愛だけで使い潰し、有り余る慈愛も、心を癒す言葉も、美しく見える真心も、全て自分のためだけに使っている。変貌後はその外見が未だ聖母のようだと周囲が誤認したに過ぎない。
- ビーストとなった動機も、ゼパルが持っていた時間神殿での戦いの記憶が彼女には夢のように映ったため。「自分も星の数ような英霊たちに責められ殺されたい」と願ったが、人の身はおろか魔神の身となってもその願いが叶えられない…という常軌を逸した物。
- 一方で善性を封じられた影響なのか、CCCにおけるキアラと比較すると他者に対する言動に悪意が目立ち、かなり往生際が悪い。他、学生時代から年上扱いされていたことを気にしていたらしく、年増呼ばわりされるとムキになる。
- 能力
- ビーストとして未だ蛹である為自由に動けないという制限、加えてSE.RA.PHに依存していたことから、単独個体の強さに関しては『EXTRA CCC』のキアラには及ばなかった。
- しかし、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚…五感全てを誘惑し、一つでもその色香に惑えばたちまち相手を妄信的な信徒にする魅了スキル『万色悠滞』や魔性菩薩化するスキル『五蘊黒縄』を有する他、ビーストとしてのスキル『獣の権能』『ロゴスイーター』によって知性体を問答無用で溶かすため、欲望ある生命の悉くに勝ち目はない。
- 実際に初戦では主人公に協力したサーヴァントを瞬く間に全滅させ、その後の会議でロビンフッドやBBからは「サーヴァントが100騎いても太刀打ちできない」「現状ではビーストⅢを倒すことは困難」と評されていた。
- SE.RA.PHのいくつもの防衛機構の一つであるセンチネルに植えつけられたキアラの因子KPをすべて消去して、ようやくキアラの全能に翳りができる。KPを消去された彼女の姿は、魔性菩薩としての姿から翳りが出た部分を魔神柱の部品で埋め合わせたようなものとなっている。
別クラス / バリエーション
アルターエゴ
詳細は「殺生院キアラ〔アルターエゴ〕」を参照。
ステータス
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ビーストⅢ | - | C | EX | B | EX | A | EX | 獣の権能:A 単独顕現:B ロゴスイーター:EX ネガ・セイヴァー:A |
万色悠滞:EX カルマ・ファージ:EX |
FGOマテリアルではロゴスイーターはAランク |
宝具
- スカーヴァティー・ヘブンズホール
- 際限ない物量の魔神柱を体内に飼育するこのビーストは、現実にできた“
天の孔 ”と言われている。 - この第三魔法の亜種の具現はブラックホールのように超重力で相手を引き寄せはするものの、その本質は廃棄孔であるとされる。
『人間が善き行いをする時、持っていては都合の悪いもの』。“天の孔”はこの身勝手な人間の悪性情報―――『この世全ての欲』を受け止め、広がり続ける。 - 紛れもなく醜悪な淀みだが、社会においてこの孔はなくてはならない機構であり、知性活動が行われるかぎり規模を拡大していく。人間にとってあってはならない、おぞましい欲望を溜め込みながら。
- 『Grand Order』では「敵全体に攻撃&敵全体に宝具封印状態を付与[注 7]&敵全体にスキル封印状態を付与[注 7]&自身のHP回復」という効果の宝具。
真名:ビーストⅢ/R
- 随喜自在第三外法快楽天を名乗る新しい天(かみ)。
その正体は『快楽』を優先する自己愛の塊であり、その過程で他人の人生を利用・食い物にし、破滅させる人畜災害。
- 愛は良いものであり、欲も良いものである。だが『愛を快楽に』してはいけない。
- 本来、愛と欲は切り離して考えるべきもの。しかし人を愛し、人を悦ばせようとした救世主の魂が第三魔法に至った時、殺生院キアラは人ならざるものに変生した。
- 地上のすべての動物を快楽によって救い、またその快楽の受け皿になって最高の救済を求め。七十億の命をただ自分一人のために使い、絶頂を迎えようとしたもの。その先の目的も、満足する果ても知らず、ただ快楽のみで“人間”を救おうとしたもの。
- 以上の本性をもって彼女のクラスは決定された。快楽天なぞ偽りの名。
- 其は個人が到達した、人類を最も端的(最短)に救う大災害。
- その名もビーストⅢ/ラプチャー。七つの人類悪の一人、『愛欲』の理を持つ獣である。
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- Fate/Grand Order
- ビーストクラスのラスボス登場から、間髪入れずアルターエゴクラスとしてプレイアブル化という衝撃の登場を果たした。
人間関係
Fate/Grand Order
- 魔神ゼパル
- セラフィックスを活動拠点に定めた彼によって取り憑かれた上に善性を封じ込められてしまうが、その結果、セラフィックスの職員は正気を失ったのみならず、ゼパルも逆に彼女に乗っ取られるという結果を招いた。
- 小指先しかない意識はその状態で解放されれば消滅するという事実に発狂し、魔神としての誇りをかなぐり捨て彼女への隷属を望んだが、キアラはゼパルをいとも簡単に捨てていった。
- この魔神は悲惨な末路を迎えたものの、その発端となった行為によりセラフィックスもまた最悪な方向に動き出した(しかも結局『Grand Order』世界のキアラもビーストとしての資格を得てしまったせいで世界から完全に消滅せざるを得なかったという憂き目を見た)ため、BBによる「因果応報」の評を否定することは出来ない。
- マーブル・マッキントッシュ
- セラフィックスでの同僚。
- 生前の関係は不明だが、どこかの時点から彼女の皮を被り、彼女のフリをして行動していた。
- アーノルド・ベックマン
- セラフィックスでの同僚。
- 事件発生時は(おそらくセラピーを通じて)彼を背後から操ってコミュニティのリーダーに仕立て上げ、集団のカルト化を裏から押し進めていた。
- 合流後は沈んでいた彼を励ましたら調子づかせてしまったり、癇癪を起こした彼に暴力を振るわれたりと、共に惨劇へと沈んでゆくことになる。
- トラパイン
- セラフィックスでの同僚。
- キアラ最大の誤算というか、見落とし。
- パッションリップ (Grand Order)、メルトリリス (Grand Order)
- 『Fate/EXTRA CCC』では彼女たちを取り込んでいたが、『Fate/Grand Order』の『深海電脳楽土 SE.RA.PH』においてはムーンセルのキアラの中に取り込まれたリップやメルトをサルベージし、センチネルにした。
- マーブルの皮を被って主人公達の仲間になった際は、アルターエゴということで強く怯えており、仲間になった後も警戒心は解けなかった……というフリをしていた。
- キングプロテア (Grand Order)
- 『Fate/Grand Order』の『深海電脳楽土 SE.RA.PH』においてはムーンセルを再現した際、BBの手によって廃棄されていた彼女まで再現してしまった。
- BB同様に持て余しており、「あれはちょっと」と完全になかったことにしていた模様。
- BB/GO
- リップやメルト同様、月世界のキアラの中に取り込まれていた彼女をサルベージし、聖杯戦争の管理を任せた。
- だが当然ながら彼女には嫌われていたため、自身の討伐を目標とするムーンセルから送り込まれたBBと手を組まれ、知らぬ間に代替されていた。
- エミヤ〔オルタ〕
- 彼のプロフィールにていずこかの世界のキアラが彼を失墜させた原因であることを示唆されており『深海電脳楽土 SE.RA.PH』ではさらにそのことについて踏み込んでいる。
- 一度は不意打ちで仕留め、そのまま傀儡にして主人公一行と力尽きるまで戦わせたが、最終的には満身創痍で再起した彼に土壇場で一杯喰わされ、共に海の藻屑と消えながらも断末魔を上げて悶え苦しむ自身を嘲笑われる。
- 主人公 (Grand Order)
- ビースト時、メルトリリスの認識上に於ける1周目の戦いで彼女を庇った所を殺害する。この時はメルトリリスの添え物扱いで大して意識していなかった。
- ガウェイン
- マーブルに擬態していた際、助けてもらった人。その点については感謝しているが「マダム」呼ばわりには傷ついた。
- パッションリップ救出戦直後、夜中の教会で彼を一人呼び出して殺害。一人だけ怪しいロールをとっていたエミヤ〔オルタ〕にその嫌疑がかけられることとなった。
- ハンス・クリスチャン・アンデルセン
- 苦手意識からか何か思う所でもあったのか、SE.RA.PHの聖杯戦争には彼だけは召喚されないようにブロックしていたとのこと。
- ビーストⅢ/L(カーマ/マーラ)
- 彼女の対となるもう一人のビーストⅢ。
- 自己愛の塊、「全ての愛を受け入れる者」であるビーストⅢ/Rに対し、ビーストⅢ/Lは他者愛の塊、「全てに愛を与える者」であるため、RとLが並び立つことは叶わないとのこと。
その他
- 殺生院キアラ
- 『EXTRA CCC』での自分自身。
- 辿った人生が全く異なるせいか価値観もまるで異なっており、『Grand Order』世界のキアラからすれば彼方は「おぞましいもの」扱い。
名台詞
Fate/Grand Order
戦闘
- 「和光同塵、真如波羅蜜。慈悲です、戯れといたしましょう」
- 殺生院キアラ時の戦闘開始の台詞。
- 「眼には色を、耳には言葉を」
「口には蜜を、鼻には香を」
「そして肌には昂ぶる熱を。んっふふ……ははははうふふふ」 - 殺生院キアラ時のロゴスイーター使用の台詞。上から一回目、二回目、三回目。
- 「うふふふふ」
- 被ダメージ時の台詞。殺生院キアラ、魔性菩薩の両方とも同じ。
- 「堕ち行く先は殺生院、
顎 の如き天上楽土。一寸の虫にも五分の魂と申します。ふふ、ふふふ。もはや何人 も私からは逃れられません」 - 魔性菩薩時の戦闘開始の台詞。
- 「あら、どうしましたか?」
「可愛らしいこと」
「可愛がってあげましょう」 - 魔性菩薩時の攻撃時の台詞。
- 「どこまで逃げても掌の上」
- 魔性菩薩時のスキル使用時の台詞。
- 「それでは皆々様、済度の日取りでございます。──天上解脱、なさいませ」
「万色悠滞、蓮の華に御還りなさい。」 - 魔性菩薩時の宝具使用時の台詞。
マテリアル
- 『目を開ければ、そこは無限に続く肌色の平原。
魔性菩薩の手のひらの上。
果てしなく遠い地平線の彼方でキアラは微笑む。
“人類とはみな未熟な獣。
欲を食べ、欲に溺れ、
欲に溶ける泡沫の実なのです―――”
その獣性を菩薩の如く受け止める女神であれば、
誰が、どうやって、この巨大な愛を、
無限の愛を拒めよう。
大悟も解脱もその指一つで随喜自在。
行き着く先は殺生院、顎の如き天上楽土』 - マテリアルに記述された文章。
イベント
- 「―――それは、羨ましかったのです。
だってずるい。
あんな、あんな―――
あんな素晴らしい光景が他にあったでしょうか?
ゼパル様が持っていた記憶―――
時間神殿での戦いが、私 にはもう夢のようで。
ゼパル様が。ゲーティアが。
いえ、あの時にあった全てが、とても―――
とても、気持ちよさそうで。
いつしかこう願うようになりました。
私 もあんな風に責められたい。
星の数のような英霊たちに殺されたい―――」 - キアラが人類悪になった、余りにも常軌を逸した理由。
- 人の身、魔神の身では叶わないからビーストになったという理解しがたい行動は、主人公を絶句させるには十分なものだった。
- もはや聖母としてのキアラはどこにもなかった。
- 「この世に人は私だけ。
私以外の人間はすべてケダモノ。
私はそのように育てられました。
そのような世界で生きたのです。
私を悪と断じたのはごく少数の希少種だけ。
ですが、そういうヒトに限って―――
あのように、人間社会から逸脱した罪人とされました。
私のような悪を処断しようと努めた者を、
自分たちの利益にならないからと排斥する―――
そのようなケダモノ達が人間だとでも?
それでは無銘の英雄たちが、あまりにも報われません」 - パッションリップから悍ましい自己愛の怪物と糾弾されるも、それを肯定した。
- 彼女の世界において、人間はキアラ自身だけであり、他の人間を人間とみなさない。そして、自分のような悪を処断しようとした無名の英雄を排斥した人々たちをケダモノと嘲笑った。
- だがその時、その言葉を聞き流すわけにはいかないと死に果てたはずの男が立ち上がった。自分ではなく、無銘の英雄を排斥した人々――彼が本当に守ろうとしていた者たちを虚仮にしたのだから。
- 「いや、いやです、こんなのいや!やり直し!やり直しを求めます!だって、だって―――だって本当に、私」
「まだ満足して無いのにぃぃぃいいい! 」 - 自分の快楽を最優先するが故に反撃を許して絶頂を阻止され、海底に沈んでいく際の断末魔。
こうして、愛欲を司る獣は再び恋によってその目論見を破られたのだった。
- (……でも、愉しかったのは紛れもなく
何が違ったのでしょう―――
私と彼女。快楽に沈んだ私 と、
快楽の湖面から翔んだ、あの―――
……ああ、そうですね
その疑問こそ、私に与えられた罰ならば……
彼女のように、アルターエゴになってみる顛末も、
有り得るのかもしれませんね―――) - 今際の際。自己愛で人類悪に変生した女は、恋に羽ばたいた少女の一撃と、死に体の男の一射によって海底に沈んだ。
- 彼女は今際の際になって浮かんだ疑問の答えを得ようと、アルターエゴになってみるのも一興かと考えるが……?
- 「なっ……! なにをもって、そんな根拠のない事を仰るのです!?」
「私が年上だなんて、それは見た目だけで判断した偏見というものです!」
「世の中には二十代のように見える十代がいましてよ!? その逆だってあると私は主張しますっ!」 - 受け入れようとした主人公から「年上おことわり!」と跳ねつけられて。口の悪いサーヴァント以外には、常に悠然として他者を弄んできたキアラにしては、珍しく感情を露わにして反論してくる。
- 学生時代のトラウマを刺激されたためか、ビーストではなくまともな人間だったころの名残が垣間見える発言。
まあ25歳なんて微妙なお年頃で年増呼ばわりされたらそりゃ傷つくわなぁ……
メモ
- 『Grand Order』公式ひいてはゲーム中において、初めて主人公 (Grand Order)を殺害した"ルート"の存在が言及された人物。何があっても決して死亡する事は無いと思われていた主人公の死の可能性はプレイヤー達に大きな衝撃を与えた。
- メルトリリスが捨て身の行動で時間を巻き戻し「無かった事」になったという事項も付属していたとは言え、今後のシナリオにおける主人公の生存性/運命力に陰りが出来たのは間違いないだろう。
- その通称と肩書きから、プレイヤーからは「快楽天ビースト」(実在するR18雑誌名)等と言われている。
- ビーストⅢ/R時に使用されるスキル、「貪瞋癡の三毒」とは、仏教において克服すべき煩悩である貪欲(とんよく。むさぼり(必要以上に)求める心)、瞋恚(しんに。怒りの心)、愚痴(ぐち。真理に対する無知の心)の三つを指す。
- セラフィックス事件はBBによって虚数事項として処理され「無かったこと」となっている。それに伴いセラフィックスの職員は事件が終わった後全員生存しているらしい描写があるが、竹箒日記に曰く「ゼパルとキアラ、テメーらは駄目だ」とのことなので、キアラだけは消滅したままの可能性が高い[出 4]。
- 前述されている通りFGOの世界におけるキアラは救世主の資質を持った善性の人物であり、ゼパルに歪められ別次元の自分自身に上書きされて消滅した挙句復活も叶わなかったとすればもう不憫と言う他ない。あくまで消滅したのは「ビーストとなったキアラ」であり実は生きているという解釈も出来なくはないが、ベースとなってしまったのがFGO世界の彼女な以上可能性としては限りなく0に近いだろう。
- 『EXTRA CCC』のキアラが2032年に20代後半、こちらのキアラが2017年に25歳であるとすると、15年前後のズレがあることになる。産まれた年が違う、CCCキアラの年齢が実際はもっと上、あちらの肉体の死亡から聖杯戦争参加までに時間差があった等の理由が考えられるが、明言はされていない。
- 当初はあくまで敵としてのみの登場だったが、そうなってしまうとラスボス戦が「巨大ゴースト」となる可能性が非常に高くなる。『EXTRA CCC』とコラボしている大型イベントである以上、ラスボスはちゃんと「キャラ」として戦いたいが、かといって「キャラ」を作るとサーヴァントとして作るのと同じコストがかかってしまうため、結果「キャラとして作るのならサーヴァントとして」という形で本格的な実装が行われた[出 5]。
脚注
注釈
- ↑ マスターには「マスター」「貴方さま」。
- ↑ だが本人はこの事について全く気にしておらず、その境遇を不幸とは感じていなかった模様
- ↑ この時、SE.RA.PH内の魔神柱の反応も虚数空間から溢れ出すほどに増大しており、時を待たず爆発増殖して海域一帯が魔神柱の雨で埋め尽くされかねない危機的状況であった。魔神柱を殲滅することは当然現実的ではなく、1秒の間に44本魔神柱を殺さないと間に合わないとされている。…ちなみにこのペースは冠位時間神殿のレイドイベントにおいて最速スコアを記録した『管制塔バルバトスが討伐される速度』とほぼ同等だったりする。
- ↑ ただしメルトリリスのみならずパッションリップとBBのリソースを取り込んでも、ビーストⅢ/Rに変生したキアラの霊基には届かない程度でしかない。
- ↑ セラフィックスの教会に残された映像データに「他人を信じられない。自分だけが愛おしい。 良識も道徳も、腐った食べ物のように気持ち悪い」とキアラの変調が描かれていた。
- ↑ 残酷な夢に関しても70回を越えたあたりから数えるのをやめたと語っている。
- ↑ 7.0 7.1 1ターン
出典
- ↑ 竹箒日記2017/5/12
- ↑ ワニマガジン社Twitter2017年5月10日18:39
- ↑ ワニマガジン社Twitter2017年5月13日0:01
- ↑ 竹箒日記2017/5/12
- ↑ 「TYPE-MOONエース Vol.12」 Fate/EXTELLA 奈須きのこ インタビュー P45