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| 地域 = 中東
 
| 地域 = 中東
 
| 属性 = 秩序・悪
 
| 属性 = 秩序・悪
| 隠し属性 = 人
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| 副属性 = 人
 
| 性別 = 男性<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order material Ⅴ』" >「“山の翁”」『Fate/Grand Order material Ⅴ』p.28</ref>
 
| 性別 = 男性<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order material Ⅴ』" >「“山の翁”」『Fate/Grand Order material Ⅴ』p.28</ref>
 
| スリーサイズ =  
 
| スリーサイズ =  
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! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
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| [[アサシン]] || [[主人公 (Grand Order)]] ||B|| A|| B || E || E || A || 対魔力:B<br>気配遮断:A<br>単独行動:B<br>境界にて:A || 戦闘続行:EX<br>天性の肉体:A→C<br>信仰の加護:A+++<br>無冠の武芸:-<br>晩鐘:EX<br>死の淵:EX || 無冠の武芸により、実際の基本能力はランクが+1上昇している<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order material Ⅴ』" >「“山の翁”」『Fate/Grand Order material Ⅴ』p.28</ref>。<br>強化クエストクリアで「戦闘続行」→「死の淵」に変化。
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| [[アサシン]] || [[主人公 (Grand Order)]] ||B|| A|| B || E || E || A || 対魔力:B<br>気配遮断:A<br>単独行動:B<br>境界にて:A || 戦闘続行:EX<br>天性の肉体:A→C<br>信仰の加護:A+++<br>無冠の武芸:-<br>晩鐘:EX<br>死の淵:EX<br>晩鐘、帰路:EX || 無冠の武芸により、実際の基本能力はランクが+1上昇している<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order material Ⅴ』" >「“山の翁”」『Fate/Grand Order material Ⅴ』p.28</ref>。<br>強化クエストクリアで「戦闘続行」→「死の淵」に変化。<br>強化クエスト2クリアで「晩鐘」→「晩鐘、帰路」に変化
 
|}
 
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:幽谷にあるものは死に慣れ、同化しているため、即死耐性と魅了耐性を獲得する。
 
:幽谷にあるものは死に慣れ、同化しているため、即死耐性と魅了耐性を獲得する。
 
:この剣の前に落命する者に「恐怖はあるが痛みは無く、畏れはあるが苦しみは無く、懺悔はあるが後悔は無い」という。
 
:この剣の前に落命する者に「恐怖はあるが痛みは無く、畏れはあるが苦しみは無く、懺悔はあるが後悔は無い」という。
:『Grand Order』では「敵単体に超強力な攻撃&敵単体に高確率で即死効果<ref group = "注" name="オーバーチャージで確率UP">オーバーチャージで確率UP</ref>」という効果のBuster宝具。
+
:『Grand Order』では「敵単体に超強力な攻撃[Lv]&高確率で即死効果<オーバーチャージで確率アップ>」という効果のBuster宝具。
    
==真名:“山の翁”==
 
==真名:“山の翁”==
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:自分の後輩にあたるハサンの一人。
 
:自分の後輩にあたるハサンの一人。
 
:彼女が言っていた「あの御方」というのが彼の事と思われる。
 
:彼女が言っていた「あの御方」というのが彼の事と思われる。
;[[ハサン・サッバーハ〔煙酔のハサン〕|煙酔のハサン]]、震管のハサン、影剥のハサン
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;[[ハサン・サッバーハ〔煙酔のハサン〕|煙酔のハサン]]、[[ハサン・サッバーハ〔耀星のハサン〕|耀星のハサン]]、震管のハサン、影剥のハサン
 
:自分の後輩にあたるハサンたち。
 
:自分の後輩にあたるハサンたち。
 
;[[ハサン・サッバーハ〔幽弋のハサン〕|幽弋のハサン]]
 
;[[ハサン・サッバーハ〔幽弋のハサン〕|幽弋のハサン]]
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;[[エレシュキガル]]
 
;[[エレシュキガル]]
 
:宗教は違っても「死」についての信念と責務には善性を感じており、カルデアが再び「死の国」に関わる事があっても彼女が居るなら大丈夫だろう、と信頼している。
 
:宗教は違っても「死」についての信念と責務には善性を感じており、カルデアが再び「死の国」に関わる事があっても彼女が居るなら大丈夫だろう、と信頼している。
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:実際に南米異聞帯で彼女はニンキガルとなり、カルデアの強力な助っ人となった。
 
;[[ニトクリス]]
 
;[[ニトクリス]]
 
:宗教は違っても「死者」への礼節と王としての態度は認めているが、エレシュキガルと違ってカルデアが再び「死の国」に関わるなら彼女一人では荷が勝ちすぎるか、と老婆心を持っている。
 
:宗教は違っても「死者」への礼節と王としての態度は認めているが、エレシュキガルと違ってカルデアが再び「死の国」に関わるなら彼女一人では荷が勝ちすぎるか、と老婆心を持っている。
;■■■■■■■
+
:実際に南米異聞帯で彼女はかなり苦戦したものの、最終的には[[ニトクリス〔オルタ〕]]となり[[カマソッソ]]の討伐に貢献した。
:「煙る鏡」と呼び、殺す為に殺し死ぬ為に生きる様を信仰とするなら自分に言う事は何も無い、と見ている。
+
;[[テスカトリポカ]]
:異名を考えると「テスカトリポカ」だろうか。上記二人の「カルデアが再び死の国に関わる事」に何か関係があるのだろうか?
+
:「煙る鏡」と呼び、殺す為に殺し死ぬ為に生きる様を信仰とするなら自分に言う事は何も無い、と見ている。<ref group = "注">実際は名称が伏字となっているが、言及されている特徴からしてテスカトリポカである可能性が非常に高い。</ref>
 +
:自身と同じく冠位のサーヴァント。自身がグランドアサシンを降りたことで、彼が仕方なくグランドアサシンとなることになった。彼からは冠位を襲名したことを「山繋がり」と言われており、また一つ貸しともされている。
 +
:自身としては彼がグランドアサシンになることに意見はないものの、それはそれとして「銃はやめておけ」と言い放っている。
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;[[紅閻魔]]
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:南米異聞帯において、彼女が朱瑞鳥・紅閻魔となった際、正気に戻すことに陰ながら助力する。
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:その後は彼女に特訓を課して、死の概念を与える権能を付与させている。
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;[[ネモ〔サンタ〕]]
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:期間限定イベント『雪原のメリークリスマス』で共演。
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:彼が行おうとしている「航海」について見抜いており、忠告するとともに躊躇が残る彼に対して最後の後押しをした。
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;[[ラーヴァ/ティアマト]]
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:彼女が[[ティアマト|ビーストⅡ]]だった際に羽を切断し、死の概念を付与した。
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:そのためか彼女からは苦手意識を持たれているものの、それを克服しようとした彼女からはお弁当を作ってプレゼントされたりしている。
 +
:マイルームボイスではその返礼としてか、ペルシア産の香香を彼女に渡すよう主人公に頼んでいる。
 +
;[[ソドムズビースト/ドラコー〔ビースト〕]]
 +
:カルデアへとやってきたビーストⅥ/S。
 +
:『螺旋証明世界 リリムハーロット ~喝采なき薔薇~』にて彼女が"ソラ"へと至ったことに感じ入っており、良き契約者を得たとしている。
 +
:自身も彼女に激励ととれる言葉を送っており、元グランドとビーストという間柄でありながら関係性は良好に見える。
    
=== Fate/Grand Order Arcade ===
 
=== Fate/Grand Order Arcade ===
153行目: 170行目:  
:「命に触れるその手は可憐であり、異教徒達が天使と見間違えたのも当然である」と好意的。
 
:「命に触れるその手は可憐であり、異教徒達が天使と見間違えたのも当然である」と好意的。
   −
;[[ロムルス=クィリヌス]]
+
;[[ロムルス]]
:同じグランドサーヴァント仲間。
+
:[[ロムルス=クィリヌス|別霊基]]では同じグランドサーヴァント仲間。
 
:「七つの丘の祖」と呼んでおり、人間性もある程度知っている模様。
 
:「七つの丘の祖」と呼んでおり、人間性もある程度知っている模様。
   160行目: 177行目:  
:収束特異点にて敵対した相手。
 
:収束特異点にて敵対した相手。
 
:どこかの時点で面識があったかのような反応をしていたが、詳細は不明。
 
:どこかの時点で面識があったかのような反応をしていたが、詳細は不明。
 +
:物語の中で彼女に投げかけた問い掛けは、後に[[ソドムズビースト/ドラコー〔ビースト〕|『Grand Order』]]にて返答されることになる。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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;「[[ハサン・サッバーハ〔呪腕のハサン〕|呪腕]]のか。悪魔の腕を取り付けてまで何を掴んだ? 己の愚かさか? では──首を出せ。」<br>「[[ハサン・サッバーハ〔静謐のハサン〕|静謐]]のか。毒に浸した肢体で何を護った? 野に咲く花すら護れぬ孤独か? 馬鹿め──首を出せ。」<br>「[[ハサン・サッバーハ〔百貌のハサン〕|百貌]]のか。無数の知恵で何を積み上げた? 百の魂で一の真偽を奪い合う欲望か? 愚か者め――首を出せ。」
 
;「[[ハサン・サッバーハ〔呪腕のハサン〕|呪腕]]のか。悪魔の腕を取り付けてまで何を掴んだ? 己の愚かさか? では──首を出せ。」<br>「[[ハサン・サッバーハ〔静謐のハサン〕|静謐]]のか。毒に浸した肢体で何を護った? 野に咲く花すら護れぬ孤独か? 馬鹿め──首を出せ。」<br>「[[ハサン・サッバーハ〔百貌のハサン〕|百貌]]のか。無数の知恵で何を積み上げた? 百の魂で一の真偽を奪い合う欲望か? 愚か者め――首を出せ。」
 
: マイルーム会話「[[ハサン・サッバーハ〔呪腕のハサン〕|歴代]][[ハサン・サッバーハ〔静謐のハサン〕|のハ]][[ハサン・サッバーハ〔百貌のハサン〕|サン]]」。後任達への余りにも辛口な評価の最後に必ず「首を出せ」と付け加える。とはいえ、後任達への生前や願いを踏まえて言ってるようにも取れる。
 
: マイルーム会話「[[ハサン・サッバーハ〔呪腕のハサン〕|歴代]][[ハサン・サッバーハ〔静謐のハサン〕|のハ]][[ハサン・サッバーハ〔百貌のハサン〕|サン]]」。後任達への余りにも辛口な評価の最後に必ず「首を出せ」と付け加える。とはいえ、後任達への生前や願いを踏まえて言ってるようにも取れる。
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; 「煙る鏡よ。御身が暗殺者の冠位に座する事に意見はないが……ふむ。一つ良いかね?――銃は止めておけ。」
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: マイルーム会話「[[テスカトリポカ]]」。テスカトリポカ自身も言及していたが、“山の翁”が資格を返上した事で空席となったグランドアサシンの後釜に彼が収まった事に差し障りはないとしつつも、それはそれとしてテスカトリポカの自他共に認める壊滅的な銃の腕前は流石に看過出来なかった模様。
 
; 「汝は異教徒ではあるが、信じるに足る者のようだ。特に心が良い。何事にも動じぬ精神こそ、我らに必要なものだった。」
 
; 「汝は異教徒ではあるが、信じるに足る者のようだ。特に心が良い。何事にも動じぬ精神こそ、我らに必要なものだった。」
 
: マイルーム会話「絆Lv4」。“山の翁”は狂信者であるが、真に心正しき者は異教徒であろうとも信ずるに値する。
 
: マイルーム会話「絆Lv4」。“山の翁”は狂信者であるが、真に心正しき者は異教徒であろうとも信ずるに値する。
 
; 「良い旅だ、良い思い出だ。良い、実に良い──我が終わりだ。<br> この戦いの終わりに、今度こそ消えたいものだ、我が契約者よ。」
 
; 「良い旅だ、良い思い出だ。良い、実に良い──我が終わりだ。<br> この戦いの終わりに、今度こそ消えたいものだ、我が契約者よ。」
 
: マイルーム会話「絆Lv5」。断罪の為に生き続けなければならなかった“山の翁”は、ここに自らが望む“旅の終わり”を見い出した。
 
: マイルーム会話「絆Lv5」。断罪の為に生き続けなければならなかった“山の翁”は、ここに自らが望む“旅の終わり”を見い出した。
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==== 本編 ====
 
==== 本編 ====
 
; 「―――魔術の徒よ。<br> そして、人ならざる者たちよ。<br> 汝らの声は届いている。時代を救わんとする意義を、我が剣は認めている。<br> だが———我が廟に踏み入る者は、悉く死なねばならない。<br> 死者として戦い、生をもぎ取るべし。その儀を以て、我が姿を晒す魔を赦す。」
 
; 「―――魔術の徒よ。<br> そして、人ならざる者たちよ。<br> 汝らの声は届いている。時代を救わんとする意義を、我が剣は認めている。<br> だが———我が廟に踏み入る者は、悉く死なねばならない。<br> 死者として戦い、生をもぎ取るべし。その儀を以て、我が姿を晒す魔を赦す。」
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*『Grand Order』で2017年のバレンタインイベントでお返しにくれる「アル・ブクール」は、作中でも述べられているように魔除けのお香であり、一般的には白檀を中心にした配合である。「山の翁」の伝承から類推されやすいが、''ハシシではない。''
 
*『Grand Order』で2017年のバレンタインイベントでお返しにくれる「アル・ブクール」は、作中でも述べられているように魔除けのお香であり、一般的には白檀を中心にした配合である。「山の翁」の伝承から類推されやすいが、''ハシシではない。''
 
**なお、イスラム圏においてお香は非常にポピュラーな文化であり、客をもてなす際にも食事と並んでコースの一つとされる程である。
 
**なお、イスラム圏においてお香は非常にポピュラーな文化であり、客をもてなす際にも食事と並んでコースの一つとされる程である。
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* 『Grand Order』開発初期では「誰でもよいのでハサンを百体合成すると召喚できる」という特殊召喚枠のSSRサーヴァントとして考えられていたが、あえなく没となった。<ref group = "出">「“山の翁”」『Fate/Grand Order material Ⅴ』p.33</ref>
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** 恐らく「ガチャで出てくるキャラを何体か集めるとレアキャラが貰える」という仕組みがいわゆるコンプガチャに該当するため、景品表示法に違反してしまうと判断されたと思われる。
 
*[[ハサン・サッバーハ〔幽弋のハサン〕]]には、「彼の若い頃の姿なのでは?」と言う考察があった。詳細はあちらのページを参照。
 
*[[ハサン・サッバーハ〔幽弋のハサン〕]]には、「彼の若い頃の姿なのでは?」と言う考察があった。詳細はあちらのページを参照。
 
**『strange Fake』8巻で明かされた過去で「暗殺教団と縁もゆかりもなかった存在が廟に迷い込み、彼の剣を受けることでハサンになると同時に生死の狭間の翁の影のような存在になった」と明かされた。
 
**『strange Fake』8巻で明かされた過去で「暗殺教団と縁もゆかりもなかった存在が廟に迷い込み、彼の剣を受けることでハサンになると同時に生死の狭間の翁の影のような存在になった」と明かされた。
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