差分

758 バイト追加 、 2016年11月6日 (日) 20:38
編集の要約なし
18行目: 18行目:  
; 能力
 
; 能力
 
: はっきり言って、『サーヴァント』として考えるには何もかもが規格外過ぎる。最強クラスのサーヴァント2人が手も足も出ずにしてやられたと言えば、その実力が如何にとんでも無いものかが分かるだろう。
 
: はっきり言って、『サーヴァント』として考えるには何もかもが規格外過ぎる。最強クラスのサーヴァント2人が手も足も出ずにしてやられたと言えば、その実力が如何にとんでも無いものかが分かるだろう。
: 「山の翁」としての気配遮断・暗殺能力も図抜けており、魔力を探知してサーヴァントの存在を割り出すカルデアのモニターからはその存在を確認することは不可能。その気になれば、砂嵐やスフィンクスによって守られた[[オジマンディアス]]の神殿に誰にも気取られる事なく侵入し、そのまま神殿最奥部の玉座に座る彼の首を刎ねる事も可能であり、その腕前は、最強のサーヴァントの一角を占める百戦錬磨の猛者である彼をして「首を刎ねられるまで気づかなかった」と言わしめるほど。その上、神殿内での彼は実質不死身であるにも関わらず、落とされた首が繋がるまでに相当な日にちが掛かった。
+
: 「山の翁」の名に違わずアサシン特有の高い気配遮断能力や暗殺能力を持っている。しかしこの人物の持つ能力いずれも他のサーヴァントとは比べ物にならない位高い。生身の身体では勿論の事、魔力を探知してサーヴァントの存在を割り出すことが出来るカルデアのモニターを用いても気配遮断をしている間はその姿や存在を捉えることは出来ず、自分の攻撃を防御されてしまってもなお攻撃を防がれたターゲットを(一時的であるとは言え)殺す事が出来るなど、端的に言えば[[Fate/EXTRA]]で猛威を振るった[[李書文|アサシン[EXTRA]]]の圏境や一撃必殺性を更に強化したような恐ろしい能力となっている。
 +
: その気になれば、砂嵐やスフィンクスの群れによって守られた[[オジマンディアス]]の神殿に誰にも気取られる事なく侵入してそのまま神殿最奥部の玉座に座る彼の首を刎ねる事も可能であり、その暗殺能力の高さは、最強のサーヴァントの一角を占める百戦錬磨の猛者である彼をして「首を刎ねられるまで気づかなかった」と言わしめるほど。その上、神殿内での彼は実質不死身であるにも関わらず、落とされた首が繋がるまでに相当な日にちが掛かった。
 
: 正面から堂々と戦う際にはセイバーのように剣を用いて戦いつつ、外套を使って攻撃を受け流す。円卓の騎士屈指の技量を持つ[[ガウェイン]]は自身のギフトが猛烈な砂嵐で無効化されている状態でこのハサンと正面から斬り合ったが、1時間経っても全く衰える事のないその太刀筋の前には付け入る隙が無く、何とか太刀筋に慣れるので精一杯という有様だった。その後ハサンが砂嵐が止めた事でギフトの力を取り戻して渾身の一撃を放っても、それすらいとも簡単に受け流している。そこまで一方的な戦いぶりを示していながらもまだ全然本気を出していない為、その実力は全く底が見えない。ガウェイン自身はこのハサンが獅子王に匹敵する位強大な存在だと戦った後に悟り、その気になればキャメロットを築く前に自分達に手を掛けたり獅子王を倒すことも可能だったと考えている。
 
: 正面から堂々と戦う際にはセイバーのように剣を用いて戦いつつ、外套を使って攻撃を受け流す。円卓の騎士屈指の技量を持つ[[ガウェイン]]は自身のギフトが猛烈な砂嵐で無効化されている状態でこのハサンと正面から斬り合ったが、1時間経っても全く衰える事のないその太刀筋の前には付け入る隙が無く、何とか太刀筋に慣れるので精一杯という有様だった。その後ハサンが砂嵐が止めた事でギフトの力を取り戻して渾身の一撃を放っても、それすらいとも簡単に受け流している。そこまで一方的な戦いぶりを示していながらもまだ全然本気を出していない為、その実力は全く底が見えない。ガウェイン自身はこのハサンが獅子王に匹敵する位強大な存在だと戦った後に悟り、その気になればキャメロットを築く前に自分達に手を掛けたり獅子王を倒すことも可能だったと考えている。
: 他にも、キャメロットの城壁の弓兵を尽く無力化しつつ[[ガウェイン]]のギフトを無効化するような大規模な竜巻を魔力を使わずに発生させたり、静謐のハサンに取り憑いて試練として強制的に戦わせたりと、明らかにサーヴァントの範疇を越えている異能も使いこなす。
+
: 他にも、聖都の城壁の弓兵を尽く無力化しつつ[[ガウェイン]]のギフトを無効化するような大規模な竜巻を魔力を使わずに発生させたり、静謐のハサンに取り憑いて試練として強制的に戦わせたりと、明らかにサーヴァントの範疇を越えている異能も使いこなす。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
40行目: 41行目:  
:[[シャーロック・ホームズ]]と同じく素性や過去の経歴が全く読めない彼に対して強い不信感と警戒心を抱いているらしく、彼に会話を見聞きさせない為にカルデアからの通信を遮断した。
 
:[[シャーロック・ホームズ]]と同じく素性や過去の経歴が全く読めない彼に対して強い不信感と警戒心を抱いているらしく、彼に会話を見聞きさせない為にカルデアからの通信を遮断した。
 
;[[オジマンディアス]]
 
;[[オジマンディアス]]
:彼の神殿へ気づかれる事無く潜入し、首を刎ねた。神殿の力で[[オジマンディアス]]は死なずに済んだが、首が元に戻るまでは相当な日数がかかった。当の本人からもかなり警戒されており、主人公一行にすぐに表立って支援しようとしなかった理由の一つにこの強大なハサンの存在がある程で、既に向こうの協力を取り付けている事を知っていたら主人公一行の実力を試すまでもなくすぐにでも力を貸すつもりであったらしい。
+
:彼の神殿へ気づかれる事無く潜入し、首を刎ねた。神殿の力で[[オジマンディアス]]は死なずに済んだが、首が元に戻るまでは相当な日数がかかった。当の本人からもかなり警戒されていて、主人公一行にすぐに表立って支援しようとしなかった理由の一つにこの強大なハサンの存在がある程であり、既に向こうの協力を取り付けている事を知っていたら主人公一行の実力を試すまでもなくすぐにでも力を貸すつもりであったと述べている。
 
;[[ガウェイン]]
 
;[[ガウェイン]]
:主人公達を聖都入りに手を貸すため、連合軍の前に出陣してガラティーンを放とうとする彼の前に立ちはだかって真っ向勝負を挑む。敵対する円卓の騎士の中でも最強の存在とされる彼を相手に終始圧倒し続けるが、彼が自分の手で殺さねばならない存在でないと判断すると彼に自身との間にある途方も無い実力差を見せつけた上で攻撃を止め、彼に後悔しないよう王城へ向かうように忠告をして立ち去った。
+
:主人公達を聖都入りに手を貸すため、連合軍の前に出陣してガラティーンを放とうとする彼の前に立ちはだかって真っ向勝負を挑む。獅子王側に付いた円卓の騎士の中でも最強の存在とされる彼を相手に終始圧倒し続けるが、彼が自分の手で殺さねばならない存在でないと判断すると彼に自身との間にある途方も無い実力差を見せつけた上で攻撃を止め、彼に後悔しないよう王城へ向かうように忠告をして立ち去った。
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
; 「———魔術の徒よ。<br> そして、人ならざる者たちよ。<br> 汝らの声は届いている。時代を救わんとする意義を、我が剣は認めている。<br> だが———我が廟に踏み入る者は、悉く死なねばならない。<br> 死者として戦い、生をもぎ取るべし。その儀を以て、我が姿を晒す魔を赦す」
 
; 「———魔術の徒よ。<br> そして、人ならざる者たちよ。<br> 汝らの声は届いている。時代を救わんとする意義を、我が剣は認めている。<br> だが———我が廟に踏み入る者は、悉く死なねばならない。<br> 死者として戦い、生をもぎ取るべし。その儀を以て、我が姿を晒す魔を赦す」
57行目: 58行目:  
; 「———良い。」
 
; 「———良い。」
 
; 「好きに呼ぶがよい。<br> 我が名はもとより無名。拘りも、取り決めもない。」
 
; 「好きに呼ぶがよい。<br> 我が名はもとより無名。拘りも、取り決めもない。」
: 骸骨の偉い人だのキングハサンだのと呼ばれたことに対しての返答。あれこれあだ名をつけられても特に気にしていない様子で、本人の器の大きさが窺える。
+
: 骸骨の偉い人だのキングハサンだのと珍妙な呼ばれ方をしたことに対してのコメント。あれこれあだ名をつけられても特に気にしていない様子で、本人の器の大きさが窺える。
    
; 「呪腕よ。<br> 一時の同胞とはいえ、己が運命を明かさなかったのか。<br> やはり貴様は何も変わってはおらぬ。諦観も早すぎる。<br> ……面を挙げよ、呪腕。既に恥を晒した貴様に、上積みは赦されぬ。<br> この者たちと共に責務を果たせ。<br> それが成った時、貴様の首を断ち切ってやろう。」
 
; 「呪腕よ。<br> 一時の同胞とはいえ、己が運命を明かさなかったのか。<br> やはり貴様は何も変わってはおらぬ。諦観も早すぎる。<br> ……面を挙げよ、呪腕。既に恥を晒した貴様に、上積みは赦されぬ。<br> この者たちと共に責務を果たせ。<br> それが成った時、貴様の首を断ち切ってやろう。」
: 呪腕のハサンが主人公達に己が死ぬという事を告げずに来たことを知って放たれた台詞。主人公達が自分の命を惜しんで援助を頼みに行くのを躊躇うことを恐れ、自分が殺される事を隠してやってきた呪腕のハサンの行いを非難している。
+
: 呪腕のハサンが主人公達に己が死ぬという事を告げずに来たことを知って放たれた台詞。仲間である主人公達が自分の命を惜しんで援助を頼みに行くのを躊躇うことを恐れる余り、わざと自分が殺される事を隠してやってきた呪腕のハサンの行いを咎めている。
 
: 本来呪腕のハサンは当代のハサンとしてキングハサンに首を刎ねられる筈であったが、結果的に主人公達と共にこの時代の修復を成し遂げるまで延期されることとなった。
 
: 本来呪腕のハサンは当代のハサンとしてキングハサンに首を刎ねられる筈であったが、結果的に主人公達と共にこの時代の修復を成し遂げるまで延期されることとなった。
   77行目: 78行目:  
*「キングハサン」というのは話の中で主人公やマシュの呼ぶ渾名であり、テロップにおける名前の表記は「”山の翁”」になっている。他、ハサン達は「初代様」、[[玄奘三蔵]]は「骸骨の偉い人」と呼称している。
 
*「キングハサン」というのは話の中で主人公やマシュの呼ぶ渾名であり、テロップにおける名前の表記は「”山の翁”」になっている。他、ハサン達は「初代様」、[[玄奘三蔵]]は「骸骨の偉い人」と呼称している。
 
**最も前述の通り本人は自身の呼び名に関しては頓着しておらず、どう呼ばれても大して気にはしてはいない。
 
**最も前述の通り本人は自身の呼び名に関しては頓着しておらず、どう呼ばれても大して気にはしてはいない。
*そのあまりにもデタラメな強さと「ずっと在り続けている」という点から、最高のサーヴァントである七騎のうちの一人「'''グランドアサシン'''」であることがほぼ確実視されている。
+
*そのあまりにもデタラメな強さと「ずっと在り続けている」という点から、最高のサーヴァントである七騎「'''グランドサーヴァント'''」の一人であることがほぼ確実視されている。
**なお、その点を指摘されかかった際には台詞の項の通り、「無粋」と話を途中で遮った。さらにその際カルデアからの通信(それも映像+音声のみを選択して)を斬った。「切った」のではなく文字通り「斬った」………本当に化物である。
+
**なお、その点を指摘されかかった際には台詞の項の通り、「無粋」と話を途中で遮った。さらにその際カルデアからの通信(それも映像+音声のみを選択して)を斬った。物理的に斬れないはずのものを剣で文字通り「斬った」のである………ここまで来るともはや超能力者か化け物の類である。
    
==リンク==
 
==リンク==
匿名利用者