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それを耐え難く感じた彼らは自らの技術体系によってユスティーツァを超えるホムンクルスを作ろうと努力したものの挫折し、あるものは城を捨て、あるものは命を絶ち、アインツベルンにはホムンクルスのみが残された。<br>
 
それを耐え難く感じた彼らは自らの技術体系によってユスティーツァを超えるホムンクルスを作ろうと努力したものの挫折し、あるものは城を捨て、あるものは命を絶ち、アインツベルンにはホムンクルスのみが残された。<br>
 
その創造主に捨てられたホムンクルスたちが創造主の目指した理想と目的のために稼働させ続けている工房こそがアインツベルンである。
 
その創造主に捨てられたホムンクルスたちが創造主の目指した理想と目的のために稼働させ続けている工房こそがアインツベルンである。
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===アインツベルン城===
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常冬の城で寒く、基本的に明かりが落とされる事のない不夜城。<br>
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建造物その物は俯瞰すれば凹字型になっており、中央のへっこみ部分が中庭に当たる。対霊加工は完璧で、半端な幽霊では進入出来ない。出来るとしたらそれは霊格の高い、名のあるモノのみ。<br>
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中庭は一番寒い所で、管理担当はセラ。無断で入ると彼女に怒られるが、イリヤと一緒であればその限りではない。<br>
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 元々アインツベルンは冬山の城なだけに花を育てる伝統は無いのだが、それでもイリヤの希望をセラが汲み取って花壇が作られた。セラの手による花壇作成の記念碑があり、イリヤ曰く「ガラじゃなーい」。<br>
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 イリヤ御一行がこの城にやって来たばかりの頃は荒れていたが、その段階でも咲いていた花は残っていたらしく、士郎は十年前はかなりの数の花が咲いていたのではないかと予想している。後にその荒れた中庭はセラとリズの働きにより整えられる。<br>
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『Fate/hollow ataraxia』においてイリヤは他人に誇れるほど雅ではないと自信なさげであったが、少なくとも一般人の視点から見れば充分美しい庭園になっていたと思う。二年後くらいには今以上に花いっぱいの庭園になるのを目指してセラが頑張っているようだ。<br>
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その外観とは裏腹に防犯用に作られた地下牢直通の落とし穴があったりもする。<br>
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『Fate/hollow ataraxia』では三階はイリヤ曰く凛が散らかしたままの面白い状態、士郎及び一般人の感性で述べるなら危険な状態で放置されているらしい。
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地下にワインセラーがあるが利用していない。本国の城の方であれば蒸留所もある。ただし、飲む為の酒ではなくて魔術的な用途を目的とした物であり、詰まる所魔術の実験材料の工房である。温泉もある。
    
==人物==
 
==人物==
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