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| 地域 = フランス
 
| 地域 = フランス
 
| 属性 = 混沌・善
 
| 属性 = 混沌・善
| 隠し属性 = 地
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| 副属性 = 地
 
| 性別 = <del>男性</del> 秘密
 
| 性別 = <del>男性</del> 秘密
 
| スリーサイズ = B71/W59/H73
 
| スリーサイズ = B71/W59/H73
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| 特技 = 火事場の馬鹿力
 
| 特技 = 火事場の馬鹿力
 
| 好きな物 = この世全て
 
| 好きな物 = この世全て
| 苦手な物 = 潤んだ瞳で訴えかける系の生物
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| 苦手な物 = 潤んだ瞳で訴えかける系の生物(Apo)<br/>なし(FGO)
 
| 天敵 = なし
 
| 天敵 = なし
 
| デザイン = 近衛乙嗣  
 
| デザイン = 近衛乙嗣  
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| レア度 = ☆4
 
| レア度 = ☆4
 
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
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: 空中庭園での最終決戦では魔導書とヒポグリフの力を完全開放し、満身創痍になりながらも空中庭園の迎撃術式を全て破壊。さらに[[アキレウス|赤のライダー]]から渡された宝具『蒼天囲みし小世界』で赤のランサーの『日輪よ、死に随え』を防ぎ、ジークの危機を救う。全ての戦いが終わった後はカウレスとレティシアを連れて脱出した。
 
: 空中庭園での最終決戦では魔導書とヒポグリフの力を完全開放し、満身創痍になりながらも空中庭園の迎撃術式を全て破壊。さらに[[アキレウス|赤のライダー]]から渡された宝具『蒼天囲みし小世界』で赤のランサーの『日輪よ、死に随え』を防ぎ、ジークの危機を救う。全ての戦いが終わった後はカウレスとレティシアを連れて脱出した。
 
: 聖杯大戦終結後も世界の裏側へ消えたジークとのラインは維持されたままで現界し続けており、生きる目標を見つけるべく世界を巡ろうと考えている。
 
: 聖杯大戦終結後も世界の裏側へ消えたジークとのラインは維持されたままで現界し続けており、生きる目標を見つけるべく世界を巡ろうと考えている。
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: 『[[Fate/Grand Order]]』亜種特異点Ⅱ『[[伝承地底世界 アガルタ]]』ではカルデアのサーヴァントとして登場。[[シュヴァリエ・デオン]]と共にレイシフトに密航する。
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: 2部6.5章『[[死想顕現界域 トラオム]]』では王道界域のサーヴァントとして登場。
 
; 人物
 
; 人物
 
: 純真無垢で明朗快活、美少女と見紛う、派手に着飾った中性的な美少年。
 
: 純真無垢で明朗快活、美少女と見紛う、派手に着飾った中性的な美少年。
 
: 非常に前向きな性格で、かつて多くの失敗や敗北を重ねたにも関らず、それらを「挫折」とは考えない。常人なら絶望するはずの樹木にされた経験も彼にとってはいい思い出である。
 
: 非常に前向きな性格で、かつて多くの失敗や敗北を重ねたにも関らず、それらを「挫折」とは考えない。常人なら絶望するはずの樹木にされた経験も彼にとってはいい思い出である。
: しかし「理性が蒸発している」と例えられるほどのお調子者で、どこに転がしても完全なる能天気。また、トンでもない大ポカをやらかすことがあり、ホムンクルスとの会話でうっかりアーチャーの真名を漏らしたり、自身の宝具の名前を忘れてしまうなど、非常にうっかりした性格をしている。
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: しかし「理性が蒸発している」と例えられるほどのお調子者で、どこに転がしても完全なる能天気。また、トンでもない大ポカをやらかすことがあり、ホムンクルスとの会話でうっかりアーチャーの真名を漏らしたり、自身の宝具の名前を忘れてしまうなど、非常にポンコツな性格をしている。
: 自身にとって「その行為が心地よい」ものであれば全く問題はないが、その場での判断で勝手に動いてしまうものの、幸運の高さで大抵は上手くいく。理性が蒸発しているというのも相まって、ともすれば堕落、悪に変転する可能性もゼロではないが、そもそもアストルフォ自身の頭から根本的に「悪事を為す」というプログラムそのものが抜けているため、善良である。むしろ助けを求めるものは決して見捨てず、ホムンクルスの一体を担ぎ上げて助けたり、体躯も筋力も圧倒的に上回る[[スパルタクス|赤のバーサーカー]]に一歩も怯まない純正の英雄。マスターに対しては善良であればひたすら懷き、簡単に命をかけてしまう程に忠実であるが、逆にやたらと邪悪だった場合は最悪自害を選びかねない。
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: 自身にとって「その行為が心地よい」ものであれば全く問題はなく、その場での判断で勝手に動いてしまうものの、幸運の高さで大抵は上手くいく。理性が蒸発しているというのも相まって、ともすれば堕落、悪に変転する可能性もゼロではないが、そもそもアストルフォ自身の頭から根本的に「悪事を為す」というプログラムそのものが抜けているため、基本善良である。むしろ助けを求めるものは決して見捨てず、ホムンクルスの一体を担ぎ上げて助けたり、体躯も筋力も圧倒的に上回る[[スパルタクス|赤のバーサーカー]]に一歩も怯まない純正の英雄。マスターに対しては善良であればひたすら懷き、簡単に命をかけてしまう程に忠実であるが、逆にやたらと邪悪だった場合は最悪自害を選びかねない。
 
: 彼が女性のような格好をしているのは、かつて戦友であり、「狂えるオルランド」と呼ばれたローランを静めるため、と主張している。
 
: 彼が女性のような格好をしているのは、かつて戦友であり、「狂えるオルランド」と呼ばれたローランを静めるため、と主張している。
 
: 聖杯に懸ける望みは無く、二度目の生を愉しむために受肉しようか程度の動機から聖杯大戦に参加した。しかしジークと出会ったことで、彼を助けたいという願いを抱くようになる。
 
: 聖杯に懸ける望みは無く、二度目の生を愉しむために受肉しようか程度の動機から聖杯大戦に参加した。しかしジークと出会ったことで、彼を助けたいという願いを抱くようになる。
 
; 能力
 
; 能力
: 世界中を飛び回って様々な伝説を打ちたてた英雄である彼は角笛、本、幻馬(ヒポグリフ)、黄金の馬上槍など多種多様な宝具、魔術礼装を所有している。彼の戦力はそういった装備に依存するため、真名が知られても比較的問題がない部類に入るとされる。
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: 世界中を飛び回って様々な伝説を打ちたてた英雄である彼は角笛、本、幻馬(ヒポグリフ)、黄金の馬上槍など多種多様な宝具、魔術礼装を所有している。彼の戦力はそういった多数の装備に依存するため、真名が知られても比較的問題がない部類に入るとされる。
 
: ヒポグリフに騎乗せずとも電光石火の速さで戦場を駆け、魔術をメインの攻撃手段とする者や肉体のタフさが売りの相手には宝具を用いて有利に立ち回れるが、逆に言えば宝具に特化した能力のために、セイバーのようなステータスの高いサーヴァントには簡単に押さえ込まれてしまう。
 
: ヒポグリフに騎乗せずとも電光石火の速さで戦場を駆け、魔術をメインの攻撃手段とする者や肉体のタフさが売りの相手には宝具を用いて有利に立ち回れるが、逆に言えば宝具に特化した能力のために、セイバーのようなステータスの高いサーヴァントには簡単に押さえ込まれてしまう。
: 細身の剣を持っていたが、ジークに譲渡してしまっている。また、ジークの件でホムンクルスが魔力供給用の電池として使い捨てられている状態を憂うようになり、宝具の真名を解放するなど魔力消費が激しい行動を「やりたくないこと」として自ら制限をかけてしまっていた。ジークと再契約後は宝具の力を存分に発揮するが、その宝具は一流の魔術師ですら五分も持たないほどに魔力を消耗するものだった。
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: 細身の剣を持っていたが、ジークに譲渡している。また、ジークの件でホムンクルスが魔力供給用の電池として使い捨てられている状態を憂うようになり、宝具の真名を解放するなど魔力消費が激しい行動を「やりたくないこと」として自ら制限をかけてしまっていた。ジークと再契約後は宝具の力を存分に発揮するが、その宝具は一流の魔術師ですら五分も持たないほどに魔力を消耗するものだった。
    
== バリエーション / コスチューム ==
 
== バリエーション / コスチューム ==
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| [[ジーク]] || ? || ? || ? || ? || ? || ? || ? || ? || style="text-align:left"|
 
| [[ジーク]] || ? || ? || ? || ? || ? || ? || ? || ? || style="text-align:left"|
 
|-
 
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| [[主人公 (Grand Order)]] || D || D || B || C || A+ || C || 対魔力:A<br />騎乗:A+<br />単独行動:B || 怪力:C-<br />触れれば転倒!:D<br />理性蒸発:D || style="text-align:left"|
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| [[主人公 (Grand Order)]] || D || D || B || C || A+ || C || 対魔力:A<br />騎乗:A+<br />単独行動:B || 怪力:C-<br />触れれば転倒!:D<br />理性蒸発:D→D+ || style="text-align:left"|幕間の物語クリアで「理性蒸発」がD+ランクに上昇
 
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| [[主人公 (EXTRA)]] || D || D || B || C || A+ || C || 対魔力:A<br />騎乗:A+<br />単独行動:B || 理性蒸発:D<br />怪力:C-<br />触れれば転倒!:D || style="text-align:left"|
 
| [[主人公 (EXTRA)]] || D || D || B || C || A+ || C || 対魔力:A<br />騎乗:A+<br />単独行動:B || 理性蒸発:D<br />怪力:C-<br />触れれば転倒!:D || style="text-align:left"|
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: ランク:D<br />種別:対人宝具<br />レンジ:2~4<br />最大捕捉:1人<br />由来:カタイの王子・アルガリアが愛用した装飾も見事な黄金の馬上槍(ランス)。
 
: ランク:D<br />種別:対人宝具<br />レンジ:2~4<br />最大捕捉:1人<br />由来:カタイの王子・アルガリアが愛用した装飾も見事な黄金の馬上槍(ランス)。
 
: ランスとしての攻撃力は備えているが殺傷することを前提にした武器ではなく、真名を解放することで触れたものを転倒させることができる。
 
: ランスとしての攻撃力は備えているが殺傷することを前提にした武器ではなく、真名を解放することで触れたものを転倒させることができる。
: 宝具としてサーヴァントに使用すると、肉体のどこに触れようとも、膝から下が一時的に強制的に霊体化し、立ち上がれなくなる。膝から下部分の魔力供給を強制的にカットし、一時的に肉体の構成を不可能な状態にしてしまう。この効果は魔力で形成された鎧の上からでも適用され、この「転倒」状態から復帰するためにはLUC判定が必要。肉体の損傷ではないため治癒魔術や再生能力を用いても効果が失われるまで脚部の異常を回復できない。ただし1ターンごとにLUC判定に上方修正があるため、成功確率は上がっていく。
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: 宝具としてサーヴァントに使用すると、肉体のどこに触れようとも、膝から下が一時的に強制的に霊体化し、立ち上がれなくなる。膝から下部分の魔力供給を強制的にカットし、一時的に肉体の構成を不可能な状態にしてしまう。この効果は魔力で形成された鎧の上からでも適用され、この「転倒」状態から復帰するためにはLUC判定が必要。肉体の損傷ではないため治癒魔術や再生能力を用いても効果が失われるまで脚部の異常を回復できない。ただし1ターンごとにLUC判定に上方修正があり、復帰成功確率が上がっていく。
 
: 赤のバーサーカーのような驚異的なタフネスを持つ敵には非常に有効な宝具で、どのような英霊でも脚部を奪われれば戦力の大幅な低下は免れない。
 
: 赤のバーサーカーのような驚異的なタフネスを持つ敵には非常に有効な宝具で、どのような英霊でも脚部を奪われれば戦力の大幅な低下は免れない。
:『Grand Order』では「敵単体に確率でスタン付与<ref group = "注" name="1ターン">1ターン</ref>」という効果のDランクの保有スキル。
+
: 『EXTELLA LINK』ではヒットした敵をスタン状態にするアクティブスキルとして使用する。
 +
: 『Grand Order』では「敵単体に確率[Lv]でスタン状態を付与(1ターン)」という効果のDランクの保有スキル。
 
; 破却宣言(キャッサー・デ・ロジェスティラ)
 
; 破却宣言(キャッサー・デ・ロジェスティラ)
 
: ランク:C<br />種別:対人宝具<br />レンジ:-<br />最大捕捉:1人<br />由来:さる魔女から譲り受けた、全ての魔術を打ち破る手段が記載されている書物。
 
: ランク:C<br />種別:対人宝具<br />レンジ:-<br />最大捕捉:1人<br />由来:さる魔女から譲り受けた、全ての魔術を打ち破る手段が記載されている書物。
 
: あらゆる魔術を打破する手段が書いてある魔道書。ただ所有しているだけであらゆる魔術を打ち破ることが可能で、Aランクの対魔力を獲得することができる。また、ステータスの一部が落書きされて読み取れなくなっているのも、この宝具の効果。ステータス確認も一種の魔術のようなものであるため、少しだけなら干渉できるとのこと。
 
: あらゆる魔術を打破する手段が書いてある魔道書。ただ所有しているだけであらゆる魔術を打ち破ることが可能で、Aランクの対魔力を獲得することができる。また、ステータスの一部が落書きされて読み取れなくなっているのも、この宝具の効果。ステータス確認も一種の魔術のようなものであるため、少しだけなら干渉できるとのこと。
: さらに真名を開放させるか、本を読むことであらゆる魔術を打破する可能性を引きずり出す。真名発動することでページが千切れ、舞い散る紙片が使用者を包み込み、通常時を遥かに超える対魔術防御能力を与える。通常時はキャンセルできない[[固有結界]]かそれに極めて近い大魔術すら打破する可能性を掴めるという。また[[セミラミス|赤のアサシン]]の空中庭園から放たれたAランクすら上回る対軍級の光弾も苦もなく打ち消している。しかし、打ち消す容量には限界があるのか、後半は効果が切れておりプレートを破壊し終えた際には相当なダメージを受けている。
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: さらに真名を開放させるか、本を読むことであらゆる魔術を打破する可能性を引きずり出す。真名発動することでページが千切れ、舞い散る紙片が使用者を包み込み、通常時を遥かに超える対魔術防御能力を与える。通常時はキャンセルできない[[固有結界]]かそれに極めて近い大魔術すら打破する可能性を掴めるというほどで、[[セミラミス|赤のアサシン]]の空中庭園から放たれたAランクすら上回る対軍級の光弾も苦もなく打ち消している。しかし、打ち消す容量には限界があるのか、後半は効果が切れておりプレートを破壊し終えた際には相当なダメージを受けていた。
: ただし、アストルフォはこの宝具の真名を普段は忘れている。狂気の道標である月が隠れる新月の晩であれば、理性の復元により真名を思い出しこの宝具の真の力を発動できるようになる。また月そのものの上であるムーンセルでの召喚となる『Fate/EXTELLA LINK』ではアクティブスキルとして使用可能。
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: ただし、アストルフォはこの宝具の真名を普段は忘れている。狂気の道標である月が隠れる新月の晩であれば、理性の復元により真名を思い出しこの宝具の真の力を発動できるようになる。
 
:; 魔術万能攻略書(ルナ・ブレイクマニュアル)
 
:; 魔術万能攻略書(ルナ・ブレイクマニュアル)
 
:: ランク:C<br />種別:対人宝具<br />レンジ:-<br />最大捕捉:1人
 
:: ランク:C<br />種別:対人宝具<br />レンジ:-<br />最大捕捉:1人
 
:: アストルフォが真名を忘却した「破却宣言」に自分で適当につけた仮の名称。この状態でもAランクの「対魔力」スキルを得られ、サーヴァントのパラメーター欄に落書きして隠蔽するという桁外れの真似ができる。
 
:: アストルフォが真名を忘却した「破却宣言」に自分で適当につけた仮の名称。この状態でもAランクの「対魔力」スキルを得られ、サーヴァントのパラメーター欄に落書きして隠蔽するという桁外れの真似ができる。
 +
:: 『EXTELLA LINK』ではカウンター効果を持つアクティブスキルとして使用可能。
 
; この世ならざる幻馬(ヒポグリフ)
 
; この世ならざる幻馬(ヒポグリフ)
:ランク:B+<br />種別:対軍宝具<br />レンジ:2~50<br />最大捕捉:100人<br />由来:生前アストルフォが駆ったと云われる、グリフォンと雌馬の間に生まれる上半身は鷲、下半身は馬という本来「有り得ない」魔獣・ヒポグリフ。
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:ランク:B+<br />種別:対軍宝具<br />レンジ:2~50<br />最大捕捉:100人<br />由来:生前アストルフォが駆ったと云われる、グリフォンと雌馬の間に生まれる上半身は鷲、下半身は馬という本来「有り得ない」<ref group="注">何故「有り得ない」かと言うと、本来の伝承ではグリフォンは馬を見つけると雄雌問わず'''殺して喰らってしまう'''とされている為。</ref>魔獣・ヒポグリフ。
 
: 神代の獣であるグリフォンよりランクは劣るが、その突進による粉砕攻撃はAランクの物理攻撃に相当する。かなりの速度で飛行することが可能らしく、最低限でもジャンボジェット機を追い抜くぐらいは造作もない(ライダーによれば「びゅーんって感じ」)。
 
: 神代の獣であるグリフォンよりランクは劣るが、その突進による粉砕攻撃はAランクの物理攻撃に相当する。かなりの速度で飛行することが可能らしく、最低限でもジャンボジェット機を追い抜くぐらいは造作もない(ライダーによれば「びゅーんって感じ」)。
 
: その真の能力は「次元跳躍」である。ヒポグリフは元来「在り得ざる存在」という意味が込められた幻獣で、それ故に存在そのものが不安定な本当の意味での「幻獣」であるため、真名をもってその力を誇示すればするほどに非実在の存在としての認識が強まり、この次元から昇華されて存在が抹消され異なる次元へと跳躍する。そこで完全に消滅する寸前に、現実の存在である「乗り手」が元の世界に引っ張り上げることで、一瞬だけ消滅し、また出現するという状況を引き起こすことができる。そしてこの世界から消滅している瞬間だけはあらゆる観測から逃れ、攻撃を無効化することが可能となる。
 
: その真の能力は「次元跳躍」である。ヒポグリフは元来「在り得ざる存在」という意味が込められた幻獣で、それ故に存在そのものが不安定な本当の意味での「幻獣」であるため、真名をもってその力を誇示すればするほどに非実在の存在としての認識が強まり、この次元から昇華されて存在が抹消され異なる次元へと跳躍する。そこで完全に消滅する寸前に、現実の存在である「乗り手」が元の世界に引っ張り上げることで、一瞬だけ消滅し、また出現するという状況を引き起こすことができる。そしてこの世界から消滅している瞬間だけはあらゆる観測から逃れ、攻撃を無効化することが可能となる。
 
: 跳躍する次元は魂だけが向かうことの出来る幻想種たちがいる世界。宝具として召喚されたヒポグリフは、垣間見ることはできても決して到達することのできない世界の裏側である。
 
: 跳躍する次元は魂だけが向かうことの出来る幻想種たちがいる世界。宝具として召喚されたヒポグリフは、垣間見ることはできても決して到達することのできない世界の裏側である。
 
: 飛ぶだけなら魔力消費は大したことはないらしいが、能力を開放するとAランク宝具の全力開放に匹敵する魔力を消費し続けるほど燃費が悪い。
 
: 飛ぶだけなら魔力消費は大したことはないらしいが、能力を開放するとAランク宝具の全力開放に匹敵する魔力を消費し続けるほど燃費が悪い。
: 頭もかなり良く、抽象的な思考を人並みにこなせる程。
+
: 頭もかなり良く、抽象的な思考を人並みにこなせる程。絆礼装のテキストでは何やら哲学的な内容を発しているが、如何せん鳴き声なので主人には全く伝わっていない。
:『Grand Order』では「敵全体に強力な防御力無視攻撃&自身に回避状態を付与<ref group = "注" name="3回">3回</ref>&スターを獲得<ref group = "注" name="オーバーチャージで効果UP">オーバーチャージで効果UP</ref>」という効果のQuick宝具。
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:『Grand Order』では「敵全体に強力な防御力無視攻撃[Lv]+自身に回避状態を付与(3回)+スターを獲得<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のQuick宝具。
 +
:強化クエストクリアでB++ランクに上昇し、宝具威力倍率とスター獲得個数が上昇する。
 
; 恐慌呼び起こせし魔笛(ラ・ブラック・ルナ)
 
; 恐慌呼び起こせし魔笛(ラ・ブラック・ルナ)
 
: ランク:C<br />種別:対軍宝具<br />レンジ:1~50<br />最大捕捉:100人<br />由来:音色を聞いた妖鳥が恐怖で逃げ出すという角笛。
 
: ランク:C<br />種別:対軍宝具<br />レンジ:1~50<br />最大捕捉:100人<br />由来:音色を聞いた妖鳥が恐怖で逃げ出すという角笛。
 
: 大きく吸い込んだ息を角笛に向けて吐き出す事で、龍の咆哮・巨鳥の雄たけび、神馬の嘶きに比肩するほどの魔音を発生させる純粋な音波による広域破壊兵器。威力はさほどではなく、竜翼兵や竜牙兵などの雑兵相手ならば100体以上を一瞬で消し飛ばすほどの効果を発揮できるもののサーヴァントを相手にするには心もとない。
 
: 大きく吸い込んだ息を角笛に向けて吐き出す事で、龍の咆哮・巨鳥の雄たけび、神馬の嘶きに比肩するほどの魔音を発生させる純粋な音波による広域破壊兵器。威力はさほどではなく、竜翼兵や竜牙兵などの雑兵相手ならば100体以上を一瞬で消し飛ばすほどの効果を発揮できるもののサーヴァントを相手にするには心もとない。
:対象のHPがダメージ以下だった場合、塵になって四散する。
+
:対象のHPがそのダメージを下回る場合、塵になって四散する。
: この宝具の真の恐ろしさは度を超えた音の衝撃による混乱であり、慣れた者が吹けば聴覚を奪うことで敵サーヴァントをほんのわずかとはいえ不利にすることも可能である。
+
: この宝具の真の恐ろしさは度を超えた音の衝撃による広範囲への混乱であり、慣れた者が吹けば聴覚を奪うことで敵サーヴァントをほんのわずかとはいえ不利にすることも可能である。
 +
: 『EXTELLA LINK』では音波で攻撃し、敵の移動速度を一定時間低下させるアクティブスキルとなっている。
 
: 通常は腰に下げられるサイズだが、使用時はアストルフォを囲うほどの大きさとなる。
 
: 通常は腰に下げられるサイズだが、使用時はアストルフォを囲うほどの大きさとなる。
 
: 企画段階では音色を聞いた者に恐怖を与え逃げださせる効果で、魔術に抵抗のある英霊ならば留まることができるが通常の魔術師が耐えることは難しいというものだった。
 
: 企画段階では音色を聞いた者に恐怖を与え逃げださせる効果で、魔術に抵抗のある英霊ならば留まることができるが通常の魔術師が耐えることは難しいというものだった。
125行目: 132行目:  
; ぱわーあっぷ!
 
; ぱわーあっぷ!
 
: 一定時間、攻撃力が上昇する。さらに、移動速度が速くなる。
 
: 一定時間、攻撃力が上昇する。さらに、移動速度が速くなる。
; 触れれば転倒!(トラップ・オブ・アルガリア)
  −
: 「黄金の馬上槍」で薙ぎ払う。ヒットした敵の足を霊体化し、スタン状態にする。
  −
; 魔術万能攻略書(ルナ・ブレイクマニュアル)
  −
: 一定時間「魔術万能攻略書」の紙片に包まれ攻撃に備える。発動中に攻撃を受けると、攻撃を無効にしつつ強力なカウンター攻撃を放つ。
  −
; 恐慌呼び起こせし魔笛(ラ・ブラック・ルナ)
  −
: 魔笛を巨大化させ吹き鳴らし、魔音の音波で攻撃する。ヒットした敵の移動速度を一定時間低下させる。
  −
; この世ならざる幻馬(ヒポグリフ)
  −
: 宝具。エリア全体に大ダメージ。
      
== 真名:アストルフォ ==
 
== 真名:アストルフォ ==
155行目: 154行目:  
: 『ほぼ週間 サンタオルタさん』第二夜でサプライズ的な登場を果たす。ヒポグリフに乗って高度2000mでサンタオルタと邂逅してマリー達による攻撃を誘導するが、当然戦闘には参加しない。
 
: 『ほぼ週間 サンタオルタさん』第二夜でサプライズ的な登場を果たす。ヒポグリフに乗って高度2000mでサンタオルタと邂逅してマリー達による攻撃を誘導するが、当然戦闘には参加しない。
 
: その後オルタに「オルレアンを救わなかったなまけ者」としてぞんざいな扱いを受けつつも、一応ちゃんと将来的な参戦を匂わせる発言を残していった。
 
: その後オルタに「オルレアンを救わなかったなまけ者」としてぞんざいな扱いを受けつつも、一応ちゃんと将来的な参戦を匂わせる発言を残していった。
 +
:それから2016年ホワイトデー『カルデアボーイズコレクション』にて待望の実装。亜種特異点Ⅱ『[[伝承地底世界 アガルタ]]』にて本格参戦する。
 
; [[マンガで分かる!Fate/Grand Order]]
 
; [[マンガで分かる!Fate/Grand Order]]
 
: 男性版主人公に変態的な感情を向けられており、彼に出番がある際にはたいていセットで登場している。
 
: 男性版主人公に変態的な感情を向けられており、彼に出番がある際にはたいていセットで登場している。
191行目: 191行目:     
; [[モードレッド|赤のセイバー]]
 
; [[モードレッド|赤のセイバー]]
: 相性のかなり悪い相手。必殺のアルガリアは「直感」によって脅威を見抜かれてしまい、技量やステータスにもかなりの差がある。赤雷という飛び道具と魔力放出によるほとんど飛行に近い跳躍によってヒポグリフも不用意には使えず、戦えば確実な死のビジョンが見えるほど。
+
: 相性のかなり悪い相手。必勝のアルガリアは「直感」によって脅威を見抜かれてしまい、技量やステータスにもかなりの差がある。赤雷という飛び道具と魔力放出によるほとんど飛行に近い跳躍によってヒポグリフも不用意には使えず、戦えば確実な死のビジョンが見えるほど。
: 性格的な相性もノリが近いためか会話自体はスムーズなのだが、彼女がセイバーを侮辱し、戦場では当然の事とはいえジークを一度殺しているため、明確な敵愾心を抱いている。しかしながらセレニケを殺害して(結果論だが)窮地を救ったり、[[天草四郎時貞|シロウ・コトミネ]]に対抗するために共闘することになったりもしているため、色々と複雑な関係。
+
: 性格的な相性もノリが近いためか会話自体はスムーズなのだが、彼女が黒のセイバーを侮辱し、戦場では当然の事とはいえジークを一度殺しているため、明確な敵愾心を抱いている。しかしながらセレニケを殺害して(結果論だが)窮地を救ったり、[[天草四郎時貞|シロウ・コトミネ]]に対抗するために共闘することになったりもしているため、色々と複雑な関係。
    
;[[アキレウス|赤のライダー]]
 
;[[アキレウス|赤のライダー]]
219行目: 219行目:  
; [[シュヴァリエ・デオン]]
 
; [[シュヴァリエ・デオン]]
 
: 同国の士であり、性別不明つながりであり、亜種特異点Ⅱでコンビを組んだ相手。
 
: 同国の士であり、性別不明つながりであり、亜種特異点Ⅱでコンビを組んだ相手。
: 真面目キャラなのが面白いのか、わりと弄って楽しんでいた。
+
: 真面目キャラなのがわりと面白いのか、弄って楽しんでいた。
 
; [[ペンテシレイア]]
 
; [[ペンテシレイア]]
 
: 亜種特異点Ⅱで敵対した相手の一人。
 
: 亜種特異点Ⅱで敵対した相手の一人。
 
: ゲーム本編ではあまり絡みはなかったが、漫画版ではアガルタで最初に遭遇した陣営が彼女達であり、そのリーダーである彼女の足止めを買って出た。
 
: ゲーム本編ではあまり絡みはなかったが、漫画版ではアガルタで最初に遭遇した陣営が彼女達であり、そのリーダーである彼女の足止めを買って出た。
 
: その強さとブチ切れた時の殺意の激しさ、それでいて場合によっては素直に謝罪する様子に「自分以上に行動が読めない」とドン引きしている。
 
: その強さとブチ切れた時の殺意の激しさ、それでいて場合によっては素直に謝罪する様子に「自分以上に行動が読めない」とドン引きしている。
 +
; [[ヘラクレス・メガロス]]
 +
: 亜種特異点Ⅱで敵対した相手の一人。
 +
: 本来なら『触れれば転倒!』の効果などで翻弄しやすい相手なのだが、力技で押し通して相性ごと粉砕してくる有様にドン引き気味。
 +
: [[アストルフォ〔セイバー〕|セイバーの彼]]なら持っている『僥倖の拘引網』がない間の悪さもあって絶望的に不利な戦いを強いられている。
 
; [[アルトリア・ペンドラゴン〔サンタオルタ〕]]
 
; [[アルトリア・ペンドラゴン〔サンタオルタ〕]]
 
: 2015年のクリスマスイベントで先行登場した際に共演。
 
: 2015年のクリスマスイベントで先行登場した際に共演。
229行目: 233行目:  
; [[スカサハ]]
 
; [[スカサハ]]
 
: 完全にアマゾネスの同類と見なしているようで、アガルタで成長前のフェルグスが「女性は守るもの」と言っていたことに全力でツッコんでいた。
 
: 完全にアマゾネスの同類と見なしているようで、アガルタで成長前のフェルグスが「女性は守るもの」と言っていたことに全力でツッコんでいた。
 +
; [[ミス・クレーン]]
 +
: 彼女の作った服で一緒にコスプレ撮影会をやっているようで、彼女からも若干危険な目を向けられている。
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; [[ドン・キホーテ]]
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: 『[[死想顕現界域 トラオム]]』にて、ローラン共々彼の正体を知った上で仕えていた相手。
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; [[源為朝]]
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: 『[[死想顕現界域 トラオム]]』にて、復讐界域との決戦時にマッチアップし、見事相討ちを取った相手。
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: カルデアでも彼が完全に生まれつきのロボな事に驚愕していた。
    
=== マンガで分かる!Fate/Grand Order ===
 
=== マンガで分かる!Fate/Grand Order ===
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*設定上は必須条件だったはずの騎乗槍(ランス)を使用する初のライダーでもある。
 
*設定上は必須条件だったはずの騎乗槍(ランス)を使用する初のライダーでもある。
 
*男女の性差を全く気にしておらず、ジークが望めば喜んで相手をするとされている。同性マスターに対して恋愛感情を抱いているサーヴァントとしては『Fate/stay night』の[[メドゥーサ|ライダー]]、『Fate/EXTRA』にて女性主人公選択時の[[ネロ・クラウディウス|赤セイバー]]、[[玉藻の前|キャス狐]]ら先達がいるが、男性サーヴァントで明言されているのは彼が初となる。
 
*男女の性差を全く気にしておらず、ジークが望めば喜んで相手をするとされている。同性マスターに対して恋愛感情を抱いているサーヴァントとしては『Fate/stay night』の[[メドゥーサ|ライダー]]、『Fate/EXTRA』にて女性主人公選択時の[[ネロ・クラウディウス|赤セイバー]]、[[玉藻の前|キャス狐]]ら先達がいるが、男性サーヴァントで明言されているのは彼が初となる。
*『Apocrypha』3巻の口絵で彼のステータスが公開されたが、そこかしこに彼の手(というか宝具)によるものと思われる落書きがなされており、性別欄が塗りつぶされ、「この世ならざる幻馬」の説明の後半部分がぼやけて見えないようになっている。因みにこの表記、[[ジーク|マスター]]や[[ジャンヌ・ダルク|ルーラー]]にもこう見えているらしい。
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*『Fate/GrandOrder』では、戦闘時に性別判定がなく、依存する効果を受けないと言う設定になっている。魅了や特攻などの効果を受けないメリットになる一方で、サポートを受けられないデメリットともなる。
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**と、言う性別不明設定は、[[シュヴァリエ・デオン]]や[[エルキドゥ]]、[[始皇帝]]など彼に限った話ではない。だが、それらのキャラクターが肉体的にも性別不明なのに対して、アストルフォだけは'''肉体的にはれっきとした男性'''と言う違いがある。にも関わらず、[[玉藻の前〔ランサー〕]]の男性特攻宝具……つまり金的にも特攻を受けない。ちなみに温泉イベントではちゃんと、男湯のみに入れる扱いにされた。
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*『Apocrypha』3巻の口絵で彼のステータスが公開されたが、そこかしこに彼の手(というか宝具)によるものと思われる落書きがなされており、性別欄が塗りつぶされ、「この世ならざる幻馬」の説明の後半部分がぼやけて見えないようになっている。宝具解説にある通り『破却宣言』の効果によるものであり、[[ジーク|マスター]]や[[ジャンヌ・ダルク|ルーラー]]にもこう見えているようだ。
 
*伝承において月へ行くために使った戦車は所持していない。尤もこの戦車は聖ヨハネの所有物で、彼の協力が無ければ使えないため、「アストルフォの宝具」扱いにならないのも道理だろう。
 
*伝承において月へ行くために使った戦車は所持していない。尤もこの戦車は聖ヨハネの所有物で、彼の協力が無ければ使えないため、「アストルフォの宝具」扱いにならないのも道理だろう。
*能力値は幸運が突出するのみで比較的低水準であり、宝具に関しても特筆して強力と言う訳ではない。自身も言うように「弱いサーヴァント」の部類に入り、一対一の戦いで勝利を掴むのは難しい。かといって性格的には到底謀略に向いておらず、通常の聖杯戦争においては開始時点で詰んでいるレベルの厳しい戦いを強いられる。<br>しかしながら、軍団戦でのサポート役として見た場合、「命中すれば抵抗出来ない致命的な状態異常宝具」「高速飛行乗騎と騎乗A+による高い移動力」「雑魚散らし用の対軍宝具」「対魔力Aと幸運A+で致命的状況に陥りにくい」「理性蒸発により臆する事がない」と、チートと言っても良いレベルの高い能力を誇る。<br>他の英霊の補助として運用する事でその真価を発揮する、「聖杯大戦向けのサーヴァント」の一騎と言えるだろう。『Fate/EXTELLA LINK』はまさにそういった絶好の条件での戦いであった。
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*能力値は幸運が突出するのみで比較的低水準であり、宝具に関しても特筆して強力と言う訳ではない。自身も言うように「弱いサーヴァント」の部類に入り、一対一の戦いで勝利を掴むのは難しい。かといって性格的には到底謀略に向いておらず、通常の聖杯戦争においては開始時点で詰んでいるレベルの厳しい戦いを強いられる。<br>しかしながら、軍団戦でのサポート役として見た場合、「命中すれば抵抗出来ない致命的な状態異常宝具」「高速飛行乗騎と騎乗A+による高い移動力」「雑魚散らし用として優秀な対軍宝具」「対魔力Aと幸運A+で致命的状況に陥りにくい」「理性蒸発により臆する事がない」と、チートと言っても良いレベルの高い能力を誇る。<br>他の英霊の補助として運用する事でその真価を発揮する、「聖杯大戦向けのサーヴァント」の一騎と言えるだろう。ムーンセル上での理性復帰を抜きにしても『Fate/EXTELLA LINK』はまさにそういった絶好の条件での戦いであった。
 
*『Fate/Apocrypha material』によればアストルフォが「蒼天囲みし小世界」を使用できたのは、赤のライダーが他人に宝具を貸した逸話があることと、アストルフォ自身も他人と宝具を貸し借りした逸話を数多く持っていたことで、双方宝具をやり取りすることができるだけの条件が揃っていたからという理由がある。
 
*『Fate/Apocrypha material』によればアストルフォが「蒼天囲みし小世界」を使用できたのは、赤のライダーが他人に宝具を貸した逸話があることと、アストルフォ自身も他人と宝具を貸し借りした逸話を数多く持っていたことで、双方宝具をやり取りすることができるだけの条件が揃っていたからという理由がある。
 
*東出祐一郎氏によると『Fate/Apocrypha』第25話で現界したままのアストルフォが真っ昼間からヒポグリフで飛ぶので、早速ここの管理を任された[[魔術協会]]の誰かの胃が死ぬとのこと<ref group = "出">[https://twitter.com/Higashide_Yu/status/947125580360597504 東出祐一郎Twitter2017年12月30日7:21]</ref>。
 
*東出祐一郎氏によると『Fate/Apocrypha』第25話で現界したままのアストルフォが真っ昼間からヒポグリフで飛ぶので、早速ここの管理を任された[[魔術協会]]の誰かの胃が死ぬとのこと<ref group = "出">[https://twitter.com/Higashide_Yu/status/947125580360597504 東出祐一郎Twitter2017年12月30日7:21]</ref>。
*[[セミラミス]]の宝具『虚栄の空中庭園』が崩壊し脱出する際、当たった瓦礫で物理が傷つかないサーヴァントのはずのアストルフォが傷ついたのは、瓦礫が神秘マシマシだったため<ref group = "出">[https://twitter.com/higashide_yu/status/947123474417332224 東出祐一郎Twitter2017年12月30日7:13]</ref>
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*[[セミラミス]]の宝具『虚栄の空中庭園』が崩壊し脱出する際、当たった瓦礫で物理的に傷つかないサーヴァントのはずのアストルフォが傷ついたのは、瓦礫が神秘マシマシだったため<ref group = "出">[https://twitter.com/higashide_yu/status/947123474417332224 東出祐一郎Twitter2017年12月30日7:13]</ref>。宝具の残骸というだけあって…ということなのだろうか。
*『[[Fate/EXTELLA LINK]]』でシャルルマーニュ十二勇士の伝説はすべて虚構であるとされ、アストルフォ自体はカール大帝の精鋭として実在していたと語られている。よって、アストルフォの持つ宝具は全て後付けで、生前には一つも持っていない事になる。
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*『[[Fate/EXTELLA LINK]]』でシャルルマーニュ十二勇士の伝説はすべて虚構であるとされ、アストルフォ自体はカール大帝の精鋭として実在していたと語られている。
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*実は長らく[[Fate/Grand Order]]において特定サーヴァント所持時のマイルーム会話が存在しなかった。([[アストルフォ〔セイバー〕|セイバーの方]]には存在した)が、第2部6.5章『[[死想顕現界域 トラオム]]』の開催に伴い[[シャルルマーニュ]]と[[ローラン]]が実装されたことでついに両者に対するマイルーム会話が聴けるようになった。
    
== 話題まとめ ==
 
== 話題まとめ ==
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: TYPE-MOON世界だと、ここで言う「月」が天体の月なのか、異界の地をそう呼んでいるだけなのか解釈の別れるところではある。平行世界によっては月に[[Fate/EXTRA|異星文明由来の地球観測機]]が仕込まれていたりすることもあることだし。
 
: TYPE-MOON世界だと、ここで言う「月」が天体の月なのか、異界の地をそう呼んでいるだけなのか解釈の別れるところではある。平行世界によっては月に[[Fate/EXTRA|異星文明由来の地球観測機]]が仕込まれていたりすることもあることだし。
 
:人物の項にある「理性が蒸発している」というのは比喩ではない。彼は月でついでに自分の理性が入った瓶を聖ヨハネに渡されてそれを吸い込んでいる。オルランドゥの瓶には満タンの理性、アストルフォの瓶には半分の理性が入っていた。月から戻ってきたとき彼は理知的でこの上なく聡明な性格になっていた。以前の彼は本当に、理性が半分失われていたのである(全て失うとオルランドのように狂人となる)。そしてしばらくすると元に戻った。つまり再び'''理性が蒸発した'''。
 
:人物の項にある「理性が蒸発している」というのは比喩ではない。彼は月でついでに自分の理性が入った瓶を聖ヨハネに渡されてそれを吸い込んでいる。オルランドゥの瓶には満タンの理性、アストルフォの瓶には半分の理性が入っていた。月から戻ってきたとき彼は理知的でこの上なく聡明な性格になっていた。以前の彼は本当に、理性が半分失われていたのである(全て失うとオルランドのように狂人となる)。そしてしばらくすると元に戻った。つまり再び'''理性が蒸発した'''。
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:なおこの理性であるが、上記のローランの逸話の際にも言及されているが'''鼻から注入する。'''Fate/Grand Orderのセイバー版のアストルフォの幕間の物語『新月にて、浮かれ浮かれてなんやかんや』でも返すべき理性を抜き取る際にこよりでクシャミをさせて取り出していた。
    
== 商品情報 ==
 
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[[Category:Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない]]
 
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