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:科学技術にも理解があるようで、魔術工房には科学設備がいくつも導入されており、第五次聖杯戦争当時(2004年頃)にはまだ珍しかったタブレットなども使われている。
 
:科学技術にも理解があるようで、魔術工房には科学設備がいくつも導入されており、第五次聖杯戦争当時(2004年頃)にはまだ珍しかったタブレットなども使われている。
 
:より現代的かつ効率のよいシステムにすべく本人が全霊をかけて設計した錬成工房は、本来なら三日三晩の詠唱を含め一ヶ月かかるマナの結晶の精製を、6人の子供を生贄に一瞬で行った。しかし神代の魔術師であるキャスターから見れば非効率に過ぎる「三流のすること」「命の無駄遣い」「収支の合わない工房」な仕掛けであり、アトラムから見れば何も無い場所から無詠唱でアトラムの作った結晶より大きな結晶を生み出して見せ、設備の停止を求められてしまった。
 
:より現代的かつ効率のよいシステムにすべく本人が全霊をかけて設計した錬成工房は、本来なら三日三晩の詠唱を含め一ヶ月かかるマナの結晶の精製を、6人の子供を生贄に一瞬で行った。しかし神代の魔術師であるキャスターから見れば非効率に過ぎる「三流のすること」「命の無駄遣い」「収支の合わない工房」な仕掛けであり、アトラムから見れば何も無い場所から無詠唱でアトラムの作った結晶より大きな結晶を生み出して見せ、設備の停止を求められてしまった。
:魔術師としてのレベルは、ケイネスとアルバが100、凛が20~30、士郎が10~20として、アトラムは20程度とのこと。
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:魔術師としてのレベルは、ケイネスやアルバが100、凛が20~30、士郎が10~20として、アトラムは20程度とのこと。
    
== アトラム・ガリアスタ (EXTRA)==
 
== アトラム・ガリアスタ (EXTRA)==
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*マナの塊を精製するという魔術を自慢しているが、『[[Fate/Labyrinth]]』では力をかなり制限された状態の[[沙条愛歌]]が特に道具や生贄を使わずにやってのけている。もっともこの時の愛歌の能力は本人の言によれば「色位の下の方」、つまり「最高位の魔術師の中では下の方」というもの。必ずしもアトラムの能力が低いというわけではないのかもしれない。
 
*マナの塊を精製するという魔術を自慢しているが、『[[Fate/Labyrinth]]』では力をかなり制限された状態の[[沙条愛歌]]が特に道具や生贄を使わずにやってのけている。もっともこの時の愛歌の能力は本人の言によれば「色位の下の方」、つまり「最高位の魔術師の中では下の方」というもの。必ずしもアトラムの能力が低いというわけではないのかもしれない。
 
**その後一問一答においてケイネスやアルバと比較した際に「ぶっちぎりで弱い」と明言されており、前述のように魔術師のレベルとしては作中の士郎や凛と大して変わらない数値を与えられているため、少なくとも一流どころと比較すると大きく劣る模様。
 
**その後一問一答においてケイネスやアルバと比較した際に「ぶっちぎりで弱い」と明言されており、前述のように魔術師のレベルとしては作中の士郎や凛と大して変わらない数値を与えられているため、少なくとも一流どころと比較すると大きく劣る模様。
**目の付け所自体は悪くなかったようで、『[[Fate/strange Fake]]』では彼が組んだシステムは[[スクラディオ・ファミリー]]の手に渡って効率を改善され、最終的に'''25,000人弱'''の人間を生け贄に使った結果、[[アルケイデス|神代の英雄]]を数ヶ月連続で全力稼働させられる程の膨大な量の魔力結晶を作る事に成功した。
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**目の付け所自体は悪くなかったようで、『[[Fate/strange Fake]]』では彼が組んだシステムは[[スクラディオ・ファミリー]]の手に渡って効率を改善され、最終的に'''25,000人弱'''の人間を生け贄に使った結果、魔力消費が極めて激しい[[アルケイデス|神代の英雄]]を数ヶ月連続で全力稼働させられる程の膨大な量の魔力結晶を作る事に成功した。
 
***この時の説明によると、この魔力結晶は魔力を蓄えた電池のようなものであり、魔術を行使する際に、その魔力を外部から加えるという形で利用するものであるとのこと。通常の使い方では魔術師やサーヴァントの体内魔力を底上げしたり、急回復させたりするようなことはできないらしい。
 
***この時の説明によると、この魔力結晶は魔力を蓄えた電池のようなものであり、魔術を行使する際に、その魔力を外部から加えるという形で利用するものであるとのこと。通常の使い方では魔術師やサーヴァントの体内魔力を底上げしたり、急回復させたりするようなことはできないらしい。
 
*アニメに突然登場した一話限りのチョイ役……と思いきや、『[[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]]』への出演や『[[Fate/Grand Order]]』のカード柄に登場するという予想外の優遇ぶりに驚いた人間も多かった。
 
*アニメに突然登場した一話限りのチョイ役……と思いきや、『[[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]]』への出演や『[[Fate/Grand Order]]』のカード柄に登場するという予想外の優遇ぶりに驚いた人間も多かった。
 
**『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』の作者である三田によると、アトラムの台詞は全面的に奈須きのこ氏の監修のもとに執筆しており、(橙子は一発でOKだったのに対し)実に細やかな直しが大量に入っていた事をTwitterで明かした。
 
**『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』の作者である三田によると、アトラムの台詞は全面的に奈須きのこ氏の監修のもとに執筆しており、(橙子は一発でOKだったのに対し)実に細やかな直しが大量に入っていた事をTwitterで明かした。
 
*後に『[[Fate/Grand Order]]』に登場した[[イアソン]]に外見の印象から内面まで非常に似ている。これでは[[メディア|キャスター]]の印象が最悪なのも当然である。
 
*後に『[[Fate/Grand Order]]』に登場した[[イアソン]]に外見の印象から内面まで非常に似ている。これでは[[メディア|キャスター]]の印象が最悪なのも当然である。
*『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』では、彼は本来第五次聖杯戦争に臨むため[[ジークフリート|竜血を受けた菩提樹の葉]]を触媒に用いるつもりだったと語られている。しかし、肝心の触媒は別の魔術に使用されて焼失してしまっていたのでその計画が実行される事は無かった。尤も、召喚に成功した所で両者の理念や性格は到底相容れるものではないため、[[ゴルド・ムジーク・ユグドミレニア|ゴルド]]と同じようにすぐに関係が決裂してしまっていた事だろう。
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*『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』では、彼は本来第五次聖杯戦争に臨むため[[ジークフリート|竜血を受けた菩提樹の葉]]を触媒に用いるつもりだったと語られている。しかし、肝心の触媒は別の魔術に使用されて焼失してしまっていたのでその計画が実行される事は無かった。尤も、アトラムが[[ジークフリート]]を召喚して彼のマスターとなったとしても、両者の理念や性格は到底相容れるものではないため、[[ゴルド・ムジーク・ユグドミレニア|ゴルド]]と同じようにすぐに関係が決裂してしまっていた事だろう。
 
*[[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト|遊び半分で参加した前回のエルメロイ]]を引き合いに出して真剣に勝ちに行くと称してはいたものの、両者の参加動機はどちらも「家柄に箔を付ける」という意味で完全に一致しており、最終的にはサーヴァントとの関係がこじれた事が切っ掛けで自滅同然の末路を辿った所も同じである。
 
*[[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト|遊び半分で参加した前回のエルメロイ]]を引き合いに出して真剣に勝ちに行くと称してはいたものの、両者の参加動機はどちらも「家柄に箔を付ける」という意味で完全に一致しており、最終的にはサーヴァントとの関係がこじれた事が切っ掛けで自滅同然の末路を辿った所も同じである。
**ただ、生粋の騎士である[[ディルムッド・オディナ|第四次のランサー]]と典型的な魔術師の[[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト|ケイネス]]は価値観が異なることに加えて、四次ランサーが婚約者であるソラウを黒子で魅了してしまったことがランサー陣営の関係の悪化に繋がったのに対し、アトラムは上記のように宝具が自分の望んだものでなかった事に加え、魔術師としての格の違いを見せつけられてプライドが傷つけられたことが切っ掛けであると、関係が決裂した原因そのものはは大きく違う。それでも、両方とも悲惨極まりない結末に終わった事には何ら変わりないのだが。
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**ただ、生粋の騎士である[[ディルムッド・オディナ|第四次のランサー]]と典型的な魔術師の[[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト|ケイネス]]は互いの価値観が理解できなかった事に加えて、四次ランサーが婚約者であるソラウを黒子で魅了してしまったことがランサー陣営の関係の悪化に繋がったのに対し、アトラムは上記のように宝具が自分の望んだものでなかった事に加え、魔術師としての格の違いを見せつけられてプライドが傷つけられたことが切っ掛けであると、関係が決裂した原因そのものはは大きく違う。それでも、両方とも悲惨極まりない結末に終わった事には何ら変わりないのだが。
*『EXTELLA』において設定のみではあるが登場していた彼だが、彼のパートナーは何故か[[玉藻の前|お狐様]]であったという……。相性も性格もあまり噛み合わなそうな両者だが、名仲人と称されるムーンセルはいかにしてこの二名をくっつけるに至ったのだろうか?
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*『EXTELLA』において設定のみではあるが登場していた彼だが、彼のパートナーは何故か[[玉藻の前|お狐様]]であったという……。相性も性格も噛み合わなかった両者だが、名仲人と言われるムーンセルはいかにしてこの二名をくっつけるに至ったのだろうか?
 
** 尤も、後にそのお狐様は[[主人公 (EXTRA)|理想のパートナー]]に出逢って消滅の危機から救われた事で[[主人公 (EXTRA)|その相手]]と結ばれる事になり、逆にその時に彼女を身代わりにして逃げ出そうとしたアトラムは因果応報とも言える悲惨な最期を遂げることとなる。<br>まるで[[葛木宗一郎]]と出会えた[[メディア|若奥様]]、そんな彼女を殺そうとしたら自分だけが死ぬ羽目となった第五次聖杯戦争の彼自身、という状況の再現である。
 
** 尤も、後にそのお狐様は[[主人公 (EXTRA)|理想のパートナー]]に出逢って消滅の危機から救われた事で[[主人公 (EXTRA)|その相手]]と結ばれる事になり、逆にその時に彼女を身代わりにして逃げ出そうとしたアトラムは因果応報とも言える悲惨な最期を遂げることとなる。<br>まるで[[葛木宗一郎]]と出会えた[[メディア|若奥様]]、そんな彼女を殺そうとしたら自分だけが死ぬ羽目となった第五次聖杯戦争の彼自身、という状況の再現である。
  
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