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==アヤカ・サジョウ==
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{{登場人物概要
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| 外国語表記 =  
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| 別名 =  
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| 声優 = 花澤香菜
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| 初登場作品 = [[Fate/strange Fake]]
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| 性別 = 女性
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==概要==
    
『[[Fate/strange Fake]]』に登場する金髪碧眼と落ち着いたデザインの眼鏡をかけた女性。
 
『[[Fate/strange Fake]]』に登場する金髪碧眼と落ち着いたデザインの眼鏡をかけた女性。
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; 人物
 
; 人物
 
: 年の頃は20歳手前だが、童顔で大人しそうな顔つきをしていることもあってか実際の年齢よりも若く見られる。元は艷やかな黒髪だったが、派手なブロンドに染め上げている他、両手・両肩・背に故郷でフィリアから押し付けられた令呪がある。
 
: 年の頃は20歳手前だが、童顔で大人しそうな顔つきをしていることもあってか実際の年齢よりも若く見られる。元は艷やかな黒髪だったが、派手なブロンドに染め上げている他、両手・両肩・背に故郷でフィリアから押し付けられた令呪がある。
: 逃避を重ねた生活を送るうちに罪の意識と罰への恐怖からかやさぐれた雰囲気とぶっきらぼうな口調をしており、世の中に対する諦念と理不尽な状況に対する怒りを抱いており、[[リチャード|セイバー]]に対しても拒絶の意を示している。
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: 逃避を重ねた生活を送るうちに罪の意識と罰への恐怖からかやさぐれた雰囲気とぶっきらぼうな口調をしており、世の中に対する諦念と理不尽な状況に対する怒りを抱いており、[[リチャードⅠ世|セイバー]]に対しても拒絶の意を示している。
 
:「赤ずきんをかぶった少女」の幻影に苦しんでおり、エレベーターを目にするとソレが背後に立つ為、乗ることも極度に恐れている。
 
:「赤ずきんをかぶった少女」の幻影に苦しんでおり、エレベーターを目にするとソレが背後に立つ為、乗ることも極度に恐れている。
: 沙条綾香とは、髪の色以外はそっくりな別人であることが判明したが、両者の関係性は現在のところ不明。
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: 沙条綾香とは、髪の色以外はそっくりな別人であり、その正体は自意識を持って復活したエルメロイの先代至上礼装であった「[[玄木坂の赤ずきん]]」が隣室の大学生「A」と融合し、沙条綾香の姿を取ったもの。金髪は「赤ずきん」の元々のものである。
 
; 能力
 
; 能力
: サーヴァントを維持するだけの魔力は持っているようだが、魔術師としての知識や技術は皆無に等しく、魔術と魔法の区別もついていない。また、正式なマスターでないためか、サーヴァントのステータスを認識することもできず、英霊と普通の人間の区別をすることができない。
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: 魔術師としての知識や技術は皆無に等しく、魔術と魔法の区別もついていない。また、正式なマスターでないためか、サーヴァントのステータスを認識することもできず、英霊と普通の人間の区別をすることができない。
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: その反面、サーヴァントを維持する魔力タンクとしては非常に優秀なようで、宝具を連射するセイバーへの魔力供給も問題なくこなしている。
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: この魔力タンクとしての能力は、無尽蔵の魔力を生み出す三位一体の魔力炉としてのエルメロイの先代至上礼装に由来している。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
=== Fate/strange Fake ===
 
=== Fate/strange Fake ===
; [[セイバー (Fake)|セイバー]]
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; [[リチャードⅠ世|セイバー]]
: オペラハウスでの危地を救った英霊。彼からの「汝が俺のマスターか」という問いを強く否定するが……。
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: オペラハウスでの危地を救った英霊。彼からの「汝が俺のマスターか」という問いを強く否定するものの、英霊同士の交戦に巻き込まれ否応無しに護衛を受けるうち、徐々に心を開いていく。
 
; 赤いずきんを被った少女
 
; 赤いずきんを被った少女
 
: エレベーターのある場所などでアヤカの目の前に現れる謎の少女。おそらく人間ではない。
 
: エレベーターのある場所などでアヤカの目の前に現れる謎の少女。おそらく人間ではない。
 
: どうやらアヤカはこの少女から逃げるためにアメリカまでやってきたようだが、関係などは不明である。
 
: どうやらアヤカはこの少女から逃げるためにアメリカまでやってきたようだが、関係などは不明である。
 +
: Fateシリーズで「赤ずきん」「エレベーター」といえば、『[[Fate/hollow ataraxia]]』の冒頭で[[玄木坂の赤ずきん‎|美綴綾子が語っていた怪談]]を思わせるが……。
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: 実際、自分の正体は「赤ずきん」そのものであり、エレベーターで見かけた姿は「かつてエレベーターの鏡に映って見えた自分の姿」であった。
 
; [[銀狼の合成獣]]
 
; [[銀狼の合成獣]]
 
: ランサーのマスターであると気づかぬまま、同盟の席でモフるのに夢中になる。
 
: ランサーのマスターであると気づかぬまま、同盟の席でモフるのに夢中になる。
 
: 不思議なことに、人間そのものを警戒している彼も彼女には非常に懐いている。
 
: 不思議なことに、人間そのものを警戒している彼も彼女には非常に懐いている。
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; [[ギルガメッシュ|アーチャー]]
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: その金色の姿を聖杯戦争以前にどこかで見た事があるらしい。
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: 関連する言葉が「教会」「地下」なので、[[言峰綺礼|非常に不吉な想像]]しかできないのだが……。
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; [[言峰綺礼]]
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: 上記の「不吉な想像」通り、かつて教会で出会い、金色の英雄が彼にそうしたように自分の末路に興味を持って導かれた相手。
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: 小説版では確定していなかったが、漫画版で確定した。
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; [[フィリア]]
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: アインツベルン城で自分に令呪を与え、スノーフィルドに送り出した相手。
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: 実は彼女の手によって記憶の阻害を受けており、彼女の意識が消失する際に「赤ずきん」にまつわる記憶を復元させられた。
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; [[後藤劾以]]、[[角隈]]
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: [[エルメロイ教室]]との顔合わせで[[遠坂凛]]に追及された際に思い出した「冬木の知り合い」であり、「自分がアヤカ・サジョウだと教えてくれた人達」。
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: 「アヤカ・サジョウ」が誕生してから自分の名前もわからず冬木をさ迷っていた際に遭遇したようである。
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; 「A」
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: 「玄木坂の赤ずきん」の怪談の主役となっている大学生。
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: 物語中では彼女と融合する形で記憶と人間性を受け継ぎ、彼女の願いを受けて綾香の外見となり「アヤカ・サジョウ」となった。
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: 彼女は沙条綾香の名前を知らなかったため、「アヤカ・サジョウ」を名乗るようになったのは上記の顛末からである。
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; [[繰丘椿]]
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: 自分の記憶を取り戻して正体を知った後、エレベーターの形の閉鎖空間で泣き崩れていたところを訪れた少女。
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: 実はライダーのマスターであるのだがその事には気づかず、自嘲気味に「大人になってしまった赤ずきん」だと自己紹介した。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
=== Fate/strange Fake ===
 
=== Fate/strange Fake ===
; 「私はもう……<ruby><rb>お前達の</rb><RT>’’’’</rt></ruby>思い通りにはならない」<br />「私に……干渉しないでくれ」
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; 「私はもう……<ruby><rb>お前達の</rb><RT>・・・・</rt></ruby>思い通りにはならない」<br />「私に……干渉しないでくれ」
 
: オペラハウスで目の前に現れた英霊に「俺のマスターか」と問われ、彼女は「断じて違う」と強い否定を返す。
 
: オペラハウスで目の前に現れた英霊に「俺のマスターか」と問われ、彼女は「断じて違う」と強い否定を返す。
 
: 何故自分の召喚した英霊を拒絶するのか、「お前達」とは誰のことなのか、なぜ今までの彼女と全く口調が違うのか。大きな謎を示して、偽りにして真なる、奇妙な聖杯戦争は幕を開ける――。
 
: 何故自分の召喚した英霊を拒絶するのか、「お前達」とは誰のことなのか、なぜ今までの彼女と全く口調が違うのか。大きな謎を示して、偽りにして真なる、奇妙な聖杯戦争は幕を開ける――。
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***ちなみにこの設定は氷室の天地の第10巻のひむ天版綾香の発言や、氷室の天地マテリアルで語られたものと非常に似ている、まさかその綾香本人とは…?
 
***ちなみにこの設定は氷室の天地の第10巻のひむ天版綾香の発言や、氷室の天地マテリアルで語られたものと非常に似ている、まさかその綾香本人とは…?
 
*彼女と第三の主人公である[[シグマ]]はエイプリルフール版での「プレイヤー」の役割が分担されている。彼女の場合、セイバーの関係者となったこと、セイバーの宝具が複数のサーヴァントを限定的に同行させる能力によって複数のサーヴァントを力を借り、冬木の怪談のA氏であること。
 
*彼女と第三の主人公である[[シグマ]]はエイプリルフール版での「プレイヤー」の役割が分担されている。彼女の場合、セイバーの関係者となったこと、セイバーの宝具が複数のサーヴァントを限定的に同行させる能力によって複数のサーヴァントを力を借り、冬木の怪談のA氏であること。
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== 脚注 ==
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===注釈===
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<references group = "注"/>
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===出典===
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<references group = "出"/>
    
== リンク ==
 
== リンク ==
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