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| 外国語表記 = ''Arcueid Brunestud''
 
| 外国語表記 = ''Arcueid Brunestud''
 
| 初登場作品 = [[月姫]]
 
| 初登場作品 = [[月姫]]
| 声優 = 柚木涼香(MELTY BLOOD)<br />生天目仁美(真月譚 月姫)
+
| 声優 = 柚木涼香(MELTY BLOOD)<br />生天目仁美(真月譚 月姫)<br /> 長谷川育美(リメイク版)
 
| 誕生日 = 12月25日生(自称)
 
| 誕生日 = 12月25日生(自称)
 
| 血液型 = 不明
 
| 血液型 = 不明
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;略歴
 
;略歴
 
:十二世紀頃、真祖たちによって人工的に抽出され、「最強の真祖」としてデザインされて生み出される。誕生した後、最高の性能を発揮できる段階になるまで眠りに付くことになるが、その際に[[キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ|魔導元帥ゼルレッチ]]と出会い、その縁で彼が後見人になっている。
 
:十二世紀頃、真祖たちによって人工的に抽出され、「最強の真祖」としてデザインされて生み出される。誕生した後、最高の性能を発揮できる段階になるまで眠りに付くことになるが、その際に[[キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ|魔導元帥ゼルレッチ]]と出会い、その縁で彼が後見人になっている。
:その性能からアルクェイドが[[朱い月のブリュンスタッド|朱い月]]の器となり朱い月が復活することを恐れた真祖たちにより、堕ちた真祖に対する執行者として運用され、記憶や感情などはほとんどが執行後に毎回リセットされていた。
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:堕ちた真祖に対する執行者として運用され、その性能からアルクェイドが[[朱い月のブリュンスタッド|朱い月]]の器となり朱い月が復活することを恐れた真祖たちにより、記憶や感情などはほとんどが執行後に毎回リセットされていた。
 
:堕ちた真祖を根絶した後は、[[死徒]]も狩り出すようになり、この頃からは真祖たちもアルクェイドに執行者としてのもの以外の知識なども学ばせることを検討し始めた。しかし、吸血衝動が芽生え始め、同時期に[[ミハイル・ロア・バルダムヨォン|初代ロア]]の奸策に嵌って彼の血を吸ってしまい、暴走。
 
:堕ちた真祖を根絶した後は、[[死徒]]も狩り出すようになり、この頃からは真祖たちもアルクェイドに執行者としてのもの以外の知識なども学ばせることを検討し始めた。しかし、吸血衝動が芽生え始め、同時期に[[ミハイル・ロア・バルダムヨォン|初代ロア]]の奸策に嵌って彼の血を吸ってしまい、暴走。
 
:その場にいた全ての真祖を根絶してしまう。以後、ロアを終生の敵と定め、彼の転生に併せて目覚め、滅ぼすことを目的として行動。それ以外の時間は居城「千年城ブリュンスタッド」で自らを拘束して眠りについている。
 
:その場にいた全ての真祖を根絶してしまう。以後、ロアを終生の敵と定め、彼の転生に併せて目覚め、滅ぼすことを目的として行動。それ以外の時間は居城「千年城ブリュンスタッド」で自らを拘束して眠りについている。
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;人物
 
;人物
 
:基本的に無邪気で天真爛漫。感情の起伏が激しく、わがままとも取れる行動をとる。
 
:基本的に無邪気で天真爛漫。感情の起伏が激しく、わがままとも取れる行動をとる。
:だが、それは社会経験が乏しいためで本人に悪いことをしたつもりはない。自由奔放な猫のように、明るくしなやかな女性。
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:だが、それは社会経験が乏しいためで本人に悪意はない。自由奔放な猫のように、明るくしなやかな女性。
 
:しかし、本来は感情を排した状態で「運用」されていた。感情が生まれたのは、志貴に殺された影響で彼女のシステムが孕んだバグのようなものと形容される。
 
:しかし、本来は感情を排した状態で「運用」されていた。感情が生まれたのは、志貴に殺された影響で彼女のシステムが孕んだバグのようなものと形容される。
 
:深層意識に「朱い月」と呼ばれる行動理念が存在するが、現在はあくまでアルクェイドの人格の影、生まれたままの人格を維持する空白に過ぎない。
 
:深層意識に「朱い月」と呼ばれる行動理念が存在するが、現在はあくまでアルクェイドの人格の影、生まれたままの人格を維持する空白に過ぎない。
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=== 真祖アルクェイド ===
 
=== 真祖アルクェイド ===
真祖の姫。アルクェイドの真形。最高純度の真祖・星の触覚としての側面を表わしたもの。星の頭脳体。夢見る石。最高純度の真祖、その素体と解説される。普段のアルクェイドとは別の行動理念が表に出たアルクェイド。英語表記で「ARCHETYPE:EARTH」と表記される。通称「姫アルク」。
+
真祖の姫。アルクェイドの真形。最高純度の真祖・星の触覚としての側面を表わしたもの。星の頭脳体。夢見る石。最高純度の真祖、その素体と解説される。普段のアルクェイドとは別の行動理念が表に出たアルクェイド。性別は「アニマ」。英語表記で「ARCHETYPE:EARTH」と表記される。通称「姫アルク」。
    
アルクェイドの別人格、というわけではなく本質は同じであるが、権限は通常のアルクェイドより上であり、シエルに「上位機種」「埋葬機関が全員でかかる相手」とも言われる。本質は同じであると言われているように、星の内海より出た観光夢気分で世界を滅ぼそうとした。能力的には北極と南極の氷を溶かしたり、大陸でピンボールをしたり、地球の自転を止めて創世の地獄にすることも可能なようである。この為、シエルから「アーパーなものは、アーパーなまま」と酷評される。
 
アルクェイドの別人格、というわけではなく本質は同じであるが、権限は通常のアルクェイドより上であり、シエルに「上位機種」「埋葬機関が全員でかかる相手」とも言われる。本質は同じであると言われているように、星の内海より出た観光夢気分で世界を滅ぼそうとした。能力的には北極と南極の氷を溶かしたり、大陸でピンボールをしたり、地球の自転を止めて創世の地獄にすることも可能なようである。この為、シエルから「アーパーなものは、アーパーなまま」と酷評される。
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[[リーズバイフェ・ストリンドヴァリ]]には[[アリストテレス|アルテミット・ワン]]と呼ばれる。
 
[[リーズバイフェ・ストリンドヴァリ]]には[[アリストテレス|アルテミット・ワン]]と呼ばれる。
   −
この状態であれば神代回帰は適用され、「神代回帰・質:B / 神代回帰:A++ / 神代回帰・編成 / 擬神化される自然現象」となる。いずれもA+++やEXではなく、理屈の上では彼女以上の力を持つ精霊種が神代には僅かであれど存在したことが何とも恐ろしい。
+
この状態であれば神代回帰は適用され、「神代回帰・質:B / 神代回帰・量:A++ / 神代回帰・編成:擬神化される自然現象」となる。
    
=== 白き月姫ファンタズムーン ===
 
=== 白き月姫ファンタズムーン ===
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=== バーサーカー ===
 
=== バーサーカー ===
 
{{サーヴァント概要
 
{{サーヴァント概要
 +
| タイトル = バーサーカー
 
| 真名 = アルクェイド・ブリュンスタッド
 
| 真名 = アルクェイド・ブリュンスタッド
 
| 初登場作品 = [[Fate/EXTRA]]
 
| 初登場作品 = [[Fate/EXTRA]]
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:いわゆるラニルートにて登場。凛ルートには登場しない。衣装はいつもの格好で、髪は暴走アルクェイドに近い。魔眼がうまく機能していないためか、左右で瞳の色が違う虹彩異色(ヘテロクロミア)となっている。
 
:いわゆるラニルートにて登場。凛ルートには登場しない。衣装はいつもの格好で、髪は暴走アルクェイドに近い。魔眼がうまく機能していないためか、左右で瞳の色が違う虹彩異色(ヘテロクロミア)となっている。
 
; 人物
 
; 人物
:もし正当のマスターによって召喚されたならば、クラスはバーサーカーではなくファニーヴァンプ。
+
:本来のクラスはバーサーカーではなくファニーヴァンプ。
 
:血を吸うブラッド・ドリンカー、体力を奪うライフ・イーター、電子マネーを消費させるファイナンス・クライシスとして無邪気かつ天真爛漫に振る舞う。その様はまさに男を滅ぼす毒婦(ヴァンプ)。
 
:血を吸うブラッド・ドリンカー、体力を奪うライフ・イーター、電子マネーを消費させるファイナンス・クライシスとして無邪気かつ天真爛漫に振る舞う。その様はまさに男を滅ぼす毒婦(ヴァンプ)。
 
:[[玉藻の前|狐耳のキャスター]]とは同類なので気が合うらしい。
 
:[[玉藻の前|狐耳のキャスター]]とは同類なので気が合うらしい。
:ちなみに、彼女の正当マスターは「[[遠野志貴|学生服姿の少年]]」なのだとか。
+
:ちなみに、彼女の本当のマスターは「[[遠野志貴|学生服の少年]]」なのだとか。
 
; 能力
 
; 能力
 
:その正体である真祖は、星の触覚、地震や台風といった自然現象の擬人化であり、ムーンセルの創作といわれる。が、マスターが彼女を「神」と勘違いしているため、その能力の殆どが使用できない状態になっている。(但しこれは彼が無知だからというよりも、彼がある理由から、人間の意志や思惑等々不純物の絡んでいない「本物の神」に拘泥していた為、原始の自然崇拝における神という概念にかなり近しい彼女に対しそう「思い込もうとした」事による)
 
:その正体である真祖は、星の触覚、地震や台風といった自然現象の擬人化であり、ムーンセルの創作といわれる。が、マスターが彼女を「神」と勘違いしているため、その能力の殆どが使用できない状態になっている。(但しこれは彼が無知だからというよりも、彼がある理由から、人間の意志や思惑等々不純物の絡んでいない「本物の神」に拘泥していた為、原始の自然崇拝における神という概念にかなり近しい彼女に対しそう「思い込もうとした」事による)
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:尚、本来の力を発揮されたら、パートナーサーヴァントは勝ち目が極めて薄いと評している([[玉藻の前|キャスター]]は「今の自分だとヤバイかも…」とのこと)。
 
:尚、本来の力を発揮されたら、パートナーサーヴァントは勝ち目が極めて薄いと評している([[玉藻の前|キャスター]]は「今の自分だとヤバイかも…」とのこと)。
   −
;スキル
+
=== ムーンキャンサー ===
:[[Fate/EXTRA]]に登場するスキル。
+
[[Fate/Grand Order]]』に登場するアルクェイド。<br>こちらでは真祖アルクェイドの英語表記「[[アーキタイプ:アース]]」の名義で[[ムーンキャンサー]]のサーヴァントとなっている。詳細はそちらの項を参照。
 
  −
;デア・モーント
  −
:3ターンの間、ターン終了時に回復する。
  −
 
  −
;レール・ツェペリン
  −
:3ターンの間、BREAKにスタン効果を付与する。
  −
 
  −
;グナーデン・ストース
  −
:筋力ダメージと3ターンの間、麻痺を与える。
      
== ステータス ==
 
== ステータス ==
149行目: 141行目:  
:厳密には英霊の象徴であるアイテムとしての宝具ではなく、彼女の真祖としての特性である空想具現化。月と地球の関係性を利用した世界設定とも。
 
:厳密には英霊の象徴であるアイテムとしての宝具ではなく、彼女の真祖としての特性である空想具現化。月と地球の関係性を利用した世界設定とも。
 
:月の頭脳体から起こり、長い年月を経て地球の触覚となったこの化身は、月の分身でありながら地球の権能を兼ね備えている。
 
:月の頭脳体から起こり、長い年月を経て地球の触覚となったこの化身は、月の分身でありながら地球の権能を兼ね備えている。
:時の基本ルールと、地球の基本ルールを同時に体現し、これらが同列する時の齟齬を攻撃手段として使用できる。その一つが周囲の環境を地球側へ寄せる[[権能]]、テラフォーミング・アトラクション。月の法則に則ったムーンセルでは多大な重力負荷を引き起こし、ムーンセルのルールで再現されているサーヴァントやマスターは、六倍の重力下に置かれる。
+
:月の基本ルールと、地球の基本ルールを同時に体現し、これらが同列する時の齟齬を攻撃手段として使用できる。その一つが周囲の環境を地球側へ寄せる[[権能]]、テラフォーミング・アトラクション。月の法則に則ったムーンセルでは多大な重力負荷を引き起こし、ムーンセルのルールで再現されているサーヴァントやマスターは、六倍の重力下に置かれる。
 
:月の重力は地球の六分の一にすぎない。それは電脳世界でも変わらず<ref group = "注">ムーンセルの情報は全てムーンセル中枢の質量へ引き寄せられる。これを電脳空間における引力と考える。</ref>、ムーンセル内に存在するものは全て月の法則に拠っている。
 
:月の重力は地球の六分の一にすぎない。それは電脳世界でも変わらず<ref group = "注">ムーンセルの情報は全てムーンセル中枢の質量へ引き寄せられる。これを電脳空間における引力と考える。</ref>、ムーンセル内に存在するものは全て月の法則に拠っている。
 
:この素体はその概念を体現し、地球側であるアルクェイドの前に現れるもの全てを六分の一の能力に下げてしまう。これはどれほど高い対魔力を持っていても防げない、世界そのものの決まり。戦いの場が地球だった場合、敵対対象より一段階上の能力を獲得する[[権能]]となる。
 
:この素体はその概念を体現し、地球側であるアルクェイドの前に現れるもの全てを六分の一の能力に下げてしまう。これはどれほど高い対魔力を持っていても防げない、世界そのものの決まり。戦いの場が地球だった場合、敵対対象より一段階上の能力を獲得する[[権能]]となる。
 
:概念の話なので分かりづらいが、地球側から見れば相手が六分の一になり、月側から見れば相手が六倍になっただけ、と見ようによってはどちらにもとれる権能ではあるが、これは明確に「相手の能力を六分の一にする」もの。
 
:概念の話なので分かりづらいが、地球側から見れば相手が六分の一になり、月側から見れば相手が六倍になっただけ、と見ようによってはどちらにもとれる権能ではあるが、これは明確に「相手の能力を六分の一にする」もの。
 
:自身をブーストできるのは地球の時、相手にペナルティを科すのは月の時と考えると分かり易い。
 
:自身をブーストできるのは地球の時、相手にペナルティを科すのは月の時と考えると分かり易い。
 +
:『EXTRA』ゲーム内では敵に筋力ダメージを与える。さらに使用後は『月』のマークが画面に表示され、敵の筋力と耐久が一定時間ダウンする。
 
:宝具名の出自はメルティブラッドの暴走アルクェイドの最大攻撃。
 
:宝具名の出自はメルティブラッドの暴走アルクェイドの最大攻撃。
:ゲーム的には、高い物理ダメージと、状態異常『月』が付属する。『月』状態のサーヴァントは筋力と耐久が下がってしまう。3ターンの間継続する。
+
 
 +
== 使用技 ==
 +
===[[MELTY BLOOD]]===
 +
無印では通常アルクェイドと暴走アルクェイドの技は共通。
 +
; 邪魔よ!(アルトシューレ)
 +
: 以下の3つの連続攻撃。連続入力で三段階まで技が続く。
 +
:; ほら!(ツーエスト)
 +
:: 爪で横に薙ぎ払う。一段目。
 +
::; そこ!(ツヴァイマール)
 +
::: ほら!(ツーエスト)からの連続技。続けて薙ぎ払う二段目の技。
 +
:::; 終わり!(ツーレスト)
 +
:::: そこ!(ツヴァイマール)からの連続技。締めの一撃。
 +
; ちょっと本気だすわよ!(シュナイデン・エンデ)
 +
: 邪魔よ!(アルトシューレ)のEX版。三連撃をセットで繰り出す。
 +
; うるさい!(アルトネーゲル)
 +
: ジャンプして爪で切り付ける一連の技。以下の三段からなる技。
 +
:; 飛べ!(アインハイス)
 +
:: 飛び上がりながら爪で切り付け、相手を浮かせる。一段目。
 +
::; 消えろ!(ツヴァイカルト)
 +
::: 飛べ!(アインハイス)からの連続技。浮いた相手を横に切り裂く。
 +
:::; おしまい!(ドライライゼ)
 +
:::: 消えろ!(ツヴァイカルト)からの連続技。さらに下から切り上げる。
 +
; これで終わりよ!(シュテルベン・エンデ)
 +
: うるさい!(アルトネーゲル)のEX版。飛び上がりながら二連続で相手を切り裂く。
 +
; 遅いっ!(ヴァイス・カッツェ)
 +
: 姿が消えるほどの高速で移動する移動技。前方移動と後方移動ができる。
 +
; せーのっ!(シュヴァイゼン)
 +
: 肘打ちで突進する。当たった相手を以下の技で追撃可能。
 +
:; まだまだ(デュルスティヒ)
 +
:: せーのっ!(シュヴァイゼン)からの連続技。相手の後ろに回り、空中にかち上げる。
 +
::; お待たせっ(シュネルエーゲル)
 +
::: まだまだ(デュルスティヒ)からの連続技。空中に吹き飛んだ相手をさらに上方へ吹き飛ばす。
 +
:::; 落ちろ!(グリュンデッヒ)
 +
:::: お待たせっ(シュネルエーゲル)からの連続技。空中の相手に先回りし、上から下に叩き落とす。
 +
; 空想具現化(マーブルファンタズム)
 +
: アークドライブ。無数の鎖を空想具現化で作り出して相手を締め上げる。
 +
:; メルティブラッド
 +
:: 空想具現化の追加入力技。鎖で拘束した敵を爪の一撃で粉砕する。
 +
 
 +
===[[MELTY BLOOD Re・ACT]]、[[MELTY BLOOD Act Cadenza|Act Cadenza]]、[[MELTY BLOOD Actress Again|Actress Again]]===
 +
==== 通常アルクェイド ====
 +
; 邪魔よ!
 +
: 爪で横に薙ぎ払う。連続入力で以下の技に派生。
 +
:; そこ!
 +
:: 邪魔よ!からの連続技。さらに薙ぎ払う二段目の技。
 +
::; 終わり!
 +
::: そこ!からの連続技。三段目の締め。下段判定。
 +
::; 沈め!
 +
::: そこ!からの連続技。三段目の締め。通常は上段、溜めで中段判定。
 +
; ちょっと本気出すわよ……!
 +
: 邪魔よ!のEX版。三連撃をセットで繰り出す。
 +
; うるさい!(飛べっ!)
 +
: 飛び上がりながら爪で切り付ける。
 +
:; うるさい!(消えろ!)
 +
:: うるさい!(飛べっ!)からの連続技。浮いた相手を横に切り裂く。
 +
; せーのっ!
 +
: 肘打ちで突進する。無印版と異なり追加入力はないが、EX版ヒット時に空中に打ち上げての追撃が発生する。
 +
; なにやってるの……!
 +
: 爪で相手を切り裂く。追加入力で追撃を出せる。
 +
; 無駄よ!
 +
: 斜め後ろに飛び上がりながら爪で薙ぎ払う。空中可。
 +
; どうだっ!
 +
: 爪を振り上げ、衝撃波を放つ。
 +
; こっちこっち!
 +
: 姿が消えるほどの高速で移動する移動技。空中可。
 +
; 覚悟はいい?
 +
: こっちこっち!のEX版。高速移動から相手を掴んで投げ飛ばす。
 +
; 空想具現化(マーブルファンタズム)
 +
: アークドライブ。無数の鎖を空想具現化で作り出して相手を締め上げる。
 +
:; メルティブラッド
 +
:: アナザーアークドライブ。鎖で拘束した敵を爪の一撃で粉砕する。
 +
; 少しばかり戯れようか?
 +
: ラストアーク。後方に真祖アルクェイド(姫アルク)の幻影が浮かび、地面からの光のエネルギーで攻撃する。
 +
: 志貴に使用した場合のみ、光のエネルギーではなく瞬間的に18回斬り付ける特殊演出になる。
 +
 
 +
==== 暴走アルクェイド ====
 +
; アルトネーゲル
 +
: 爪を振り上げて赤い衝撃波の壁を発生させる。
 +
; アルトシューレ
 +
: リング状の赤い衝撃波を放つ飛び道具。空中可。
 +
; ヴァイス・カッツェ
 +
: 姿が消えるほどの高速で移動する移動技。空中可。
 +
; ブリッツ・カッツェ
 +
: ヴァイス・カッツェの瞬間移動に攻撃判定が付いた突進技。
 +
; カルスト・イェーガー
 +
: ヴァイス・カッツェ、ブリッツ・カッツェのEX版。高速移動から相手を掴んで投げ飛ばす。
 +
; フォル・モーント
 +
: 眼からビームを放つ。空中可。
 +
; バッケンローダー
 +
: 爪を振り上げて地を這う衝撃波を放つ飛び道具。
 +
; ハイスヴァッサー
 +
: 爪を振り前方に衝撃波を発生させる。
 +
; フォーアツァイト・エヒトシューレ
 +
: EX専用技。アルトシューレより巨大なリング状の衝撃波を飛ばす飛び道具。
 +
; レールツェッペリン
 +
: EX専用技。相手を掴み、画面端まで運んで叩き付ける。
 +
; ラージェ・メルダー
 +
: EX専用技。突進してすれ違いざまに相手を切り裂く。
 +
; ブルート・ディ・シュヴェスタァ
 +
: アークドライブ、アナザーアークドライブ。巨大な月を具現化させて落とす。画面全体にガード不能攻撃。
 +
; グナーデン・シュトース
 +
: ラストアーク。具現化した鎖で拘束した敵を爪の一撃で粉砕する。
 +
 
 +
==== 真祖アルクェイド ====
 +
; なみ / なだれ
 +
: 地面から水柱を発生させる。EX版は地を這う大波を発生させる「なだれ」。
 +
; とり / おおとり
 +
: 空中に飛び上がり、横回転しながら薙ぎ払う対空技。EX版は「おおとり」。
 +
; かぜ / おおかぜ
 +
: 前方に風を発生させ、追加入力、あるいは時間経過で弾けて攻撃判定が発生する。空中可。EX版は周囲に巨大な竜巻を発生させる「おおかぜ」。
 +
; ひかり / かがやき
 +
: 周囲に光の弾を出現させ、前方に撃ち出す飛び道具。EX版は「かがやき」。
 +
; といき / いぶき
 +
: 地面から光の柱を発生させる。空中でのみ使用可能。EX版は「いぶき」。
 +
; すいせい / めてお
 +
: 肘打ちで突進する。追加入力で瞬間移動からの技が発生する。EX版は自動で一連の攻撃を加える「めてお」。
 +
; そら
 +
: ゲージを消費し、一定時間空中に浮遊する。
 +
; 受けるがよい!
 +
: EX専用技。相手を蹴り飛ばす。蹴られた敵は画面端に激突し数回往復して落ちる。
 +
; きおく
 +
: アークドライブ、アナザーアークドライブ。相手を捕らえ、手元まで引き寄せて至近距離からのビームで吹き飛ばす。
 +
; おわり
 +
: ラストアーク。相手を光の玉で包み込み、炸裂させる。
 +
 
 +
===[[Fate/EXTRA]]===
 +
; デア・モーント
 +
: 3ターンの間、ターン終了時にHP回復効果を付与する。
 +
; レール・ツェペリン
 +
: 3ターンの間、BREAKにスタン効果を付与する。
 +
; グナーデン・ストース
 +
: 筋力ダメージ+3ターンの間、麻痺を与える。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
161行目: 285行目:  
;[[月姫]]
 
;[[月姫]]
 
:ヒロインの一人。
 
:ヒロインの一人。
 +
; [[月姫 -A piece of blue glass moon-]]
 +
: 同人版に引き続き、ヒロインの一人として登場。
 
;[[歌月十夜]]
 
;[[歌月十夜]]
 
:志貴の傍でのほほんと暮らしている。寝てばかりで出番は少なめ。
 
:志貴の傍でのほほんと暮らしている。寝てばかりで出番は少なめ。
176行目: 302行目:  
:サーヴァント・バーサーカーとしてゲスト参戦。いわゆるラニルート限定の四回戦の敵(凛ルートには登場しない)。
 
:サーヴァント・バーサーカーとしてゲスト参戦。いわゆるラニルート限定の四回戦の敵(凛ルートには登場しない)。
 
:能力的に色々と制限がかけられている。本来、EXTRAのサーヴァントはムーンセルが用意した、人類史に存在する英雄を「一時的に誇張・再現したもの」のはずだが……?
 
:能力的に色々と制限がかけられている。本来、EXTRAのサーヴァントはムーンセルが用意した、人類史に存在する英雄を「一時的に誇張・再現したもの」のはずだが……?
 +
;[[Fate/Grand Order]]
 +
:7周年記念サーヴァントとして実装。クラスは[[ムーンキャンサー]]。召喚時は姫アルクの衣装だが、第2、第3再臨時には新規の衣装となる。これらの姿は「月姫」のとあるルートの3年後の姿らしい。
 +
 
===Fate関連作品===
 
===Fate関連作品===
 
;[[フェイト/タイガーころしあむ アッパー]]
 
;[[フェイト/タイガーころしあむ アッパー]]
238行目: 367行目:     
;[[メディア]]
 
;[[メディア]]
:ファンタズムーンが杖を気に入り、強奪。キャスター的にも電波過ぎて相手したくない。
+
:ファンタズムーンが杖を気に入り、強奪。メディア的にも電波過ぎて相手したくない。
    
;[[マジカルルビー|マジカルアンバー]]
 
;[[マジカルルビー|マジカルアンバー]]
251行目: 380行目:  
;「私を殺した責任、とってもらうからね」
 
;「私を殺した責任、とってもらうからね」
 
:自分を解体した志貴と再会した時にいった言葉。
 
:自分を解体した志貴と再会した時にいった言葉。
 +
:メインヒロインであるアルクェイドの象徴とも言える台詞であり、月姫という作品を代表する台詞として非常に知名度が高い。
   −
;「好きだから吸わない」
+
;「好きだから、吸わない」
 
:自分の血を吸えばずっと一緒にいられるじゃないかという志貴の提案を断わり、「俺の血を吸うのは嫌なのか?」という問いに対して。優しくも切ない、月姫名シーンの一つ。
 
:自分の血を吸えばずっと一緒にいられるじゃないかという志貴の提案を断わり、「俺の血を吸うのは嫌なのか?」という問いに対して。優しくも切ない、月姫名シーンの一つ。
   301行目: 431行目:  
;「ショウジキナイワー」
 
;「ショウジキナイワー」
 
:『CCC』で別れ際、ガトーに送った言葉。でもガトー自身は全くへこたれていない。
 
:『CCC』で別れ際、ガトーに送った言葉。でもガトー自身は全くへこたれていない。
 +
 +
=== MELTY BLOOD 路地裏ナイトメア ===
 +
;'''「ずいぶんか弱きものと見くびられたものだな」'''
 +
;'''「世界は融通無碍 量子のまにまに」'''
 +
;'''「人理に従うものでも人情に流れるものでも」'''
 +
;'''「ない」'''
 +
;'''「計算などせぬ」'''
 +
;'''「何にも止められもせぬ」'''
 +
;'''「ただその有様を変えるのみ」'''
 +
:「ARCHETYPE:EARTH」にして「世界」の代弁者たる真祖アルクエイドの裁定。
 +
:その裁定はシオンの提示した「万人に万人の無限の可能性」に対してシアリスの放った「世界はもう(全ての可能性の未来に対する)計算量の負担を需要出来ない」という言葉に対しての反論。
 +
:非常に興味深い点としては「人理」という言葉が出てきた点と「計算量の負担を需要出来ない」事を否定したという点。
 +
:『[[Fate/Grand Order]]』においては「平行世界における編纂事象・剪定事象」というものが語られ、それは即ち上記のシアリスの語ったように人理の変化によって起こりうるあらゆる全ての世界を受容してしまえば世界がパンクしてしまうから平行世界の剪定が行われる、というはずなのだが…?
 +
:あるいは真祖アルクェイドが片鱗を見せたように、「世界」にとってその許容量は途方もなく高いか、我々の知らない平行世界による違う視点が見えていることを暗示しているのかもしれない。
    
== メモ ==
 
== メモ ==
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**マナやエーテルが濃かった太古においては、物理法則が存在せず神秘の力が遥かに強大だったので、単なる人や魔術であっても人々の信仰が集えばその対象にマナが集中し、星の触覚たる精霊が信仰を集めて昇格した神霊もより強大な存在となり得た。が、アルクェイドが誕生した現代、特に「マナが枯渇したEXTRAの世界」では地上の法則が全く異なる。「人々の信仰のままに力を振るった神霊」と言うのは既に絶滅した存在に過ぎず、現代の物理法則の体現者であるアルクェイドにとっては、情報世界におけるそれらの再現は虚ろな影の類に見える、という話。
 
**マナやエーテルが濃かった太古においては、物理法則が存在せず神秘の力が遥かに強大だったので、単なる人や魔術であっても人々の信仰が集えばその対象にマナが集中し、星の触覚たる精霊が信仰を集めて昇格した神霊もより強大な存在となり得た。が、アルクェイドが誕生した現代、特に「マナが枯渇したEXTRAの世界」では地上の法則が全く異なる。「人々の信仰のままに力を振るった神霊」と言うのは既に絶滅した存在に過ぎず、現代の物理法則の体現者であるアルクェイドにとっては、情報世界におけるそれらの再現は虚ろな影の類に見える、という話。
 
**NPCの「CCC世界で『権能』に相当するムーンセルと一体となったBBは、宇宙の法則すら変えられる力を持つ」という発言や、ギルガメッシュの「神代には大権能を行使出来る超抜種も存在した」といった発言等も鑑みると、「ムーンセルに存在するような規模の太古の神々は神代ならともかく近代の地上に降霊し得る存在ではなく、受肉して存在出来るアルクェイドは中世以降の地球では疑う余地なく最新にして最強の精霊種である」といったところか。
 
**NPCの「CCC世界で『権能』に相当するムーンセルと一体となったBBは、宇宙の法則すら変えられる力を持つ」という発言や、ギルガメッシュの「神代には大権能を行使出来る超抜種も存在した」といった発言等も鑑みると、「ムーンセルに存在するような規模の太古の神々は神代ならともかく近代の地上に降霊し得る存在ではなく、受肉して存在出来るアルクェイドは中世以降の地球では疑う余地なく最新にして最強の精霊種である」といったところか。
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**なお、'''ガトーの項目ではアルクェイドのことが「原始の女」「原初の神性」と紹介されている'''<ref group="出">『Fate EXTRA material』p171</ref>。地球原産の神性よりも遥かに遅れて生まれたはずの彼女がなぜ'''「原初の神性」'''なのか、それ以前の問題にそもそも'''真祖であり星の触覚である存在がなぜ「神性」とされているのか'''。現時点では不明である。
 
*『Fate/EXTRA』では敗北後、空間に大穴を開けて何処かへと去っていく。アルクの規格外っぷりを表した演出であるが、何処に消えたのかが謎として語られることもあった。
 
*『Fate/EXTRA』では敗北後、空間に大穴を開けて何処かへと去っていく。アルクの規格外っぷりを表した演出であるが、何処に消えたのかが謎として語られることもあった。
 
**しかし後年、アルクは他のサーヴァントのようなムーンセルのデータではなく、ガトーが地球から連れてきた同行者だという事が明らかになった。つまり、穴を開けた後は単に地球に帰っただけと思われる。
 
**しかし後年、アルクは他のサーヴァントのようなムーンセルのデータではなく、ガトーが地球から連れてきた同行者だという事が明らかになった。つまり、穴を開けた後は単に地球に帰っただけと思われる。
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== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
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== 脚注 ==
 
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[[Category:バーサーカー]]
 
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[[Category:月姫]]
 
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[[Category:真月譚 月姫]]
 
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