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| | 地域 = インド | | | 地域 = インド |
| | 属性 = 秩序・善/悪<ref group = "注">善悪両方の属性を持ち、[善]属性限定効果のスキル・[悪]属性限定効果のスキルが無条件で適用される。</ref> | | | 属性 = 秩序・善/悪<ref group = "注">善悪両方の属性を持ち、[善]属性限定効果のスキル・[悪]属性限定効果のスキルが無条件で適用される。</ref> |
− | | 隠し属性 = 天 | + | | 副属性 = 天 |
| | 性別 = 男性 | | | 性別 = 男性 |
| | スリーサイズ = | | | スリーサイズ = |
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| : 正しき世界への到達を目指してユガを廻すことに専念するため、傍らに蔓延っていた[[蘆屋道満|アルターエゴ・リンボ]]の口添えを受けて[[スカンジナビア・ペペロンチーノ]]から[[アシュヴァッターマン]]を剥奪・クリシュナの呪いを付与して屈服させ制御下に置いたほか、[[哪吒〔バーサーカー〕|哪吒]]、[[アスクレピオス]]、[[ウィリアム・テル]]といったサーヴァントを召喚したうえで神性の一部を付与し、「<ruby><rb>神将</rb><rt>ローカパーラ</rt></ruby>」として動かしている。またリンボらによってもたらされた[[空想樹]]の力を利用し、それまでは数百年周期だったユガの周期を僅か十日にまで短縮させており、初期は緩やかだったユガの循環が次第に短い間隔で発生するようになっていった。 | | : 正しき世界への到達を目指してユガを廻すことに専念するため、傍らに蔓延っていた[[蘆屋道満|アルターエゴ・リンボ]]の口添えを受けて[[スカンジナビア・ペペロンチーノ]]から[[アシュヴァッターマン]]を剥奪・クリシュナの呪いを付与して屈服させ制御下に置いたほか、[[哪吒〔バーサーカー〕|哪吒]]、[[アスクレピオス]]、[[ウィリアム・テル]]といったサーヴァントを召喚したうえで神性の一部を付与し、「<ruby><rb>神将</rb><rt>ローカパーラ</rt></ruby>」として動かしている。またリンボらによってもたらされた[[空想樹]]の力を利用し、それまでは数百年周期だったユガの周期を僅か十日にまで短縮させており、初期は緩やかだったユガの循環が次第に短い間隔で発生するようになっていった。 |
| : 主人公一行が異聞帯に到着して最初のカリ・ユガを迎えた際、ヴィマーナに乗って姿を現すも特に興味を示さず、因縁の宿敵であるはずの[[カルナ]]にすらも碌に視線を合わせる事はなく「不出来で無価値、不要な邪悪」と見なしたのみだった。ユガが廻り、次に主人公らの前に姿を見せた際も最初こそ興味を見せていたものの、やがて失望し立ち去っている。 | | : 主人公一行が異聞帯に到着して最初のカリ・ユガを迎えた際、ヴィマーナに乗って姿を現すも特に興味を示さず、因縁の宿敵であるはずの[[カルナ]]にすらも碌に視線を合わせる事はなく「不出来で無価値、不要な邪悪」と見なしたのみだった。ユガが廻り、次に主人公らの前に姿を見せた際も最初こそ興味を見せていたものの、やがて失望し立ち去っている。 |
− | : しかしながらその後カルデア側の決死の作戦決行によって少しずつ完全性が揺らいでいったこと、そして最終盤に復活したカルナから自身の正体・自らに残る人間性について指摘され、己の完全性を疑ったことで、ついにその神性は零落。空想樹スパイラルからの莫大な魔力供給を受け、カルナに対する執心を剥き出しにしながら全力で戦いを挑むも一歩及ばなかった。 | + | : しかしながらその後カルデア側の決死の作戦決行によって少しずつ完全性が揺らいでいったこと、そして最終盤に復活したカルナから自身の正体・自らに残る人間性について指摘され、己の完全性を疑ったことで、ついにその神性は零落。空想樹スパイラルからの莫大な魔力供給を受け、カルナに対する執心を剥き出しにしながら全力で戦いを挑むも惜敗。 |
| : 最期は己の不完全さとその身に宿していた矛盾を認め、一人ごちて微笑みながら静かに消滅した。 | | : 最期は己の不完全さとその身に宿していた矛盾を認め、一人ごちて微笑みながら静かに消滅した。 |
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| : マスターに対しても当初はほぼ無言で仕えるのみだが、再臨が進むと徐々に言葉を発するようになる。サーヴァントとして召喚された彼が許さないのはマスターに敵対する邪悪なもののみであるが、マスターが邪悪であると分かれば当然これも容赦なく断罪しようとする。この点については本人も直接忠告している。 | | : マスターに対しても当初はほぼ無言で仕えるのみだが、再臨が進むと徐々に言葉を発するようになる。サーヴァントとして召喚された彼が許さないのはマスターに敵対する邪悪なもののみであるが、マスターが邪悪であると分かれば当然これも容赦なく断罪しようとする。この点については本人も直接忠告している。 |
| : 辛うじて人間性を取り戻した彼は汎人類史のアルジュナよりやや素朴な印象の青年となるが、これはアーチャー・アルジュナが「マスターに相応しい存在であろうと気を張っている」一方でアルジュナ・オルタにはそれが欠けているためである。すなわち、彼から垣間見えるものは、「気を張っていない状態の」アルジュナが本来持ち合わせている穏やかな性格、純朴性であると言える。 | | : 辛うじて人間性を取り戻した彼は汎人類史のアルジュナよりやや素朴な印象の青年となるが、これはアーチャー・アルジュナが「マスターに相応しい存在であろうと気を張っている」一方でアルジュナ・オルタにはそれが欠けているためである。すなわち、彼から垣間見えるものは、「気を張っていない状態の」アルジュナが本来持ち合わせている穏やかな性格、純朴性であると言える。 |
− | :: また、アーチャーのアルジュナはアルジュナ・オルタに対して「英雄としての理想像」を見ているが、アルジュナ・オルタはアーチャーのアルジュナに対して「誇り高き英雄」としての憧憬を抱いており、言わば互いが互いに欠けているものを見出しているような、比較的良好な関係にある。
| + | : また、アーチャーのアルジュナはアルジュナ・オルタに対して「英雄としての理想像」を見ているが、アルジュナ・オルタはアーチャーのアルジュナに対して「誇り高き英雄」としての憧憬を抱いており、言わば互いが互いに欠けているものを見出しているような、比較的良好な関係にある。 |
| : 彼自身は自覚していないものの、天から授かったものでなく自ら勝ち得たものこそを尊び、その喜びこそを慈しむような人間味がある。美しいものを美しいと感じるのではなく、「美しくあろうとするもの」を素晴らしいと思う感性の持ち主。 | | : 彼自身は自覚していないものの、天から授かったものでなく自ら勝ち得たものこそを尊び、その喜びこそを慈しむような人間味がある。美しいものを美しいと感じるのではなく、「美しくあろうとするもの」を素晴らしいと思う感性の持ち主。 |
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| : されど、彼は異聞帯という特殊な環境下だからこそ発生し得た可能性(ありえざるifの存在)である。汎人類史においてはアルジュナがこのような選択・結末を辿ることは終ぞなく、故にアルジュナ・オルタも誕生することはない。 | | : されど、彼は異聞帯という特殊な環境下だからこそ発生し得た可能性(ありえざるifの存在)である。汎人類史においてはアルジュナがこのような選択・結末を辿ることは終ぞなく、故にアルジュナ・オルタも誕生することはない。 |
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| : 流石に天下無双のアルジュナといえども、サーヴァントとして召喚された状態では、この剣の力を完全に発揮して振るう事はできない。 | | : 流石に天下無双のアルジュナといえども、サーヴァントとして召喚された状態では、この剣の力を完全に発揮して振るう事はできない。 |
| : だが凝縮・限定された破壊を発生させるという点では『破壊神の手翳』と同じであり、アルジュナは使い心地をそれほど悪くないと考えているようだ。 | | : だが凝縮・限定された破壊を発生させるという点では『破壊神の手翳』と同じであり、アルジュナは使い心地をそれほど悪くないと考えているようだ。 |
− | : この廻剣は通常時にアルジュナ・オルタの背後の肩あたりで浮いている<ref group = "出">[https://twitter.com/pakosun/status/1144896936438374401 pakoTwitte2019年6月29日18:14]</ref>。弓にも変形して矢を放つこともできる。 | + | : この廻剣は通常時にアルジュナ・オルタの背後の肩あたりで浮いている<ref group = "出">[https://twitter.com/pakosun/status/1144896936438374401 pako Twitter 2019年6月29日 18:14]</ref>。弓にも変形して矢を放つこともできる。 |
− | : 『Grand Order』では「敵全体のBuster攻撃耐性をダウン<ref group = "注" name="3ターン">3ターン</ref><ref group = "注" name="オーバーチャージで効果UP">オーバーチャージで効果UP</ref>&敵全体に強力な攻撃」という効果のBuster宝具。 | + | : 『Grand Order』では「敵全体のBuster攻撃耐性をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&強力な攻撃[Lv]」という効果のBuster宝具。 |
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| == 真名:アルジュナ〔オルタ〕 == | | == 真名:アルジュナ〔オルタ〕 == |
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| ; [[Fate/Grand Order]] | | ; [[Fate/Grand Order]] |
| : Lostbelt No.4『創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ』配信後、期間限定で実装されたインド異聞帯の絶対神。 | | : Lostbelt No.4『創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ』配信後、期間限定で実装されたインド異聞帯の絶対神。 |
| + | : ホワイトデー2022開催に伴い、眼鏡と学生服の生徒会長姿の霊衣「生徒会長たるアルジュナ」が実装された。 |
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| ===Fate関連作品=== | | ===Fate関連作品=== |
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| : 異父兄であり宿敵。インド異聞帯においては、終ぞ消すことの出来なかった彼への執心が「神たるアルジュナ」の完全性を崩す最後の決定打となる。 | | : 異父兄であり宿敵。インド異聞帯においては、終ぞ消すことの出来なかった彼への執心が「神たるアルジュナ」の完全性を崩す最後の決定打となる。 |
| : 彼の威光を美しく思うと同時に脅威にも感じてしまっており、これは自身に僅かながらも残っていた人間性の部分が彼を無視することを許さなかった結果であった。 | | : 彼の威光を美しく思うと同時に脅威にも感じてしまっており、これは自身に僅かながらも残っていた人間性の部分が彼を無視することを許さなかった結果であった。 |
− | : サーヴァント・アルジュナ・オルタとして召喚された後もなお、彼に対してどこか掻き立てられるものをほんの僅かに感じている。 | + | : サーヴァントとしてカルデアに召喚された後もなお、彼に対してどこか掻き立てられるものをほんの僅かに感じているが、それとは別にあちらが「スーパーカルナ」なので、自分も対抗して「スーパーアルジュナ」と名乗るべきだったか……と考えることもあるらしい。 |
− | : それとは別にあちらが「スーパーカルナ」なので、自分も対抗して「スーパーアルジュナ」と名乗るべきだったか……と考えることもあるらしい。 | + | :ホワイトデー2022ではメガネ型魔術礼装の影響もあり共闘場面が見られる傍ら、最終決戦での自分を当て擦っている様な台詞<ref group="注">「黒き最後の神」は言わずもがなアルジュナ・オルタの異名、同時に「ザ・ファイナル・ダーク・ゴッド」は北米版における第2部4章の英語版表記そのもの。</ref>にはなにか言いたげであり、例えカルナに悪気は無いにしても礼装がなければガチ切れ待ったなし状態であった。 |
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| ; [[スカンジナビア・ペペロンチーノ]] | | ; [[スカンジナビア・ペペロンチーノ]] |
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| ; [[カルナ〔サンタ〕]] | | ; [[カルナ〔サンタ〕]] |
− | : 「クリスマス2020」で共闘。人間時代の記憶はほとんど曖昧な状態だが、それでも言葉では言い表せない「何か」を確かに感じている。 | + | : クリスマス2020で共闘。人間時代の記憶はほとんど曖昧な状態だが、それでも言葉では言い表せない「何か」を確かに感じている。 |
| : 拳同士を軽くぶつけ合う挨拶を交わした際は「未知の情報、未知の感覚」であるとして、自身の記憶領域にしっかりと刻み込んだ。 | | : 拳同士を軽くぶつけ合う挨拶を交わした際は「未知の情報、未知の感覚」であるとして、自身の記憶領域にしっかりと刻み込んだ。 |
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− | ; [[ジーク (Grand Order)]] | + | ; [[ジーク (Grand Order)|ジーク]] |
− | : 「クリスマス2020」で共闘。彼とは味覚が鈍いという共通点がある。 | + | : クリスマス2020で共闘。彼とは味覚が鈍いという共通点がある。 |
| : 元は目的のために生み出された存在であるという点から「彼と俺たちは似ているのかもしれない」と内心で感じており、熱い料理を吹き冷ましてから食べるように教えたりしている。 | | : 元は目的のために生み出された存在であるという点から「彼と俺たちは似ているのかもしれない」と内心で感じており、熱い料理を吹き冷ましてから食べるように教えたりしている。 |
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| ; [[ヴリトラ]] | | ; [[ヴリトラ]] |
− | : 「クリスマス2020」にて騒動を引き起こした邪竜。あちらからは「(アルジュナと)同じ顔の神っぽいヤツ」と認識されている。 | + | : クリスマス2020にて騒動を引き起こした邪竜。あちらからは「(アルジュナと)同じ顔の神っぽいヤツ」と認識されている。 |
| : 彼女の本質を見定めるべくしてアルジュナより派遣されたアルジュナ・オルタだったが、かくして超越の視点を以て、彼女が「先に進むための必要悪」という一側面を司っていると看破し、「邪悪にあらず」との裁定を下した。 | | : 彼女の本質を見定めるべくしてアルジュナより派遣されたアルジュナ・オルタだったが、かくして超越の視点を以て、彼女が「先に進むための必要悪」という一側面を司っていると看破し、「邪悪にあらず」との裁定を下した。 |
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| : 「人として足掻き、苦しみながらも立ち上がる英雄」である彼を「真のアルジュナ」とまで呼び、主人公には彼を導いてくれるよう頼んでいる一方で、彼からはその姿に「英雄としての理想像」を見出されている。 | | : 「人として足掻き、苦しみながらも立ち上がる英雄」である彼を「真のアルジュナ」とまで呼び、主人公には彼を導いてくれるよう頼んでいる一方で、彼からはその姿に「英雄としての理想像」を見出されている。 |
| : ややこしくなるのを避けるためにあまり遭遇しないようにはしているが、両者の関係は比較的良好なものとなっている。 | | : ややこしくなるのを避けるためにあまり遭遇しないようにはしているが、両者の関係は比較的良好なものとなっている。 |
− | : 「クリスマス2020」では「超越の視点で善悪を見抜く眼力」を信頼されていると同時に「失った記憶を呼び起こさせるような刺激をもう一人の自分に与えてやりたい」というアルジュナ自身の思惑もあって、彼からヴリトラ対策の代役を任される。 | + | : クリスマス2020では「超越の視点で善悪を見抜く眼力」を信頼されていると同時に「失った記憶を呼び起こさせるような刺激をもう一人の自分に与えてやりたい」というアルジュナ自身の思惑もあって、彼からヴリトラ対策の代役を任される。 |
| + | |
| + | ; [[ビーマ]] |
| + | : 汎人類史におけるアルジュナの兄。怪力無双の英雄で、風神ヴァーユを父に持つ。 |
| + | : 『マハーバーラタ』においては宿敵[[ドゥリーヨダナ]]を打ち倒している。 |
| + | : カルデアに召喚された際にアルジュナ・オルタを目の当たりにした際には、生前のアルジュナの生真面目さと責任感の強さを理解していたものの、それを極限にまで突き詰めたと言える成れの果ての姿に「どうしてそこまで背負い込んだ……」と慨嘆している。 |
| | | |
| ; [[クリシュナ (黒)]] | | ; [[クリシュナ (黒)]] |
| : 自身のエゴイズムを司る裏人格。彼の残滓が最終的にアルジュナの人間性を呼び戻すきっかけとなる。 | | : 自身のエゴイズムを司る裏人格。彼の残滓が最終的にアルジュナの人間性を呼び戻すきっかけとなる。 |
| : すなわち「蟻の一穴」であり、そしてアルジュナの中で輝き続ける「魂の灯火」である。 | | : すなわち「蟻の一穴」であり、そしてアルジュナの中で輝き続ける「魂の灯火」である。 |
| + | |
| + | ; [[アーシャ]] |
| + | : インド異聞帯の住人の一人であり、自分が「消して」しまったとある家族の最後の一人。 |
| + | : ゲーム本編では交流はなかったが、『フロムロストベルト』では異聞帯崩壊の最期に彼女と少しだけ会話し、長い長い時間の果てで忘れていた「祈る」という行為を思い出すこととなった。 |
| | | |
| ===生前=== | | ===生前=== |
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| : 維持神ヴィシュヌの第八化身にして、アルジュナの友人。神性を統合する過程でアルジュナが最初に取り込んだ神性が彼ではないかと推測されている。 | | : 維持神ヴィシュヌの第八化身にして、アルジュナの友人。神性を統合する過程でアルジュナが最初に取り込んだ神性が彼ではないかと推測されている。 |
| : 『マハーバーラタ』ではクリシュナがアシュヴァッターマンに呪いを掛ける場面があり、異聞帯でアシュヴァッターマンに付与されていた呪いもこれが由来。 | | : 『マハーバーラタ』ではクリシュナがアシュヴァッターマンに呪いを掛ける場面があり、異聞帯でアシュヴァッターマンに付与されていた呪いもこれが由来。 |
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− | ; ビーマ
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− | : アルジュナの兄。怪力無双の英雄で、風神ヴァーユを父に持つ。
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− | : 『マハーバーラタ』においては宿敵ドゥリーヨダナを打ち倒している。
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| ; イーラーヴァット、アビマニュ | | ; イーラーヴァット、アビマニュ |
| : アルジュナの息子たち。クルクシェートラ戦争にて戦死した。 | | : アルジュナの息子たち。クルクシェートラ戦争にて戦死した。 |
| + | : そのうちアビマニュはカルナ、アシュヴァッターマンを含めた7人の英雄に取り囲まれて攻撃されるという凄惨死を迎えており、この逸話がインドスポーツ『カバディ』の元になったとされている。 |
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| ; カルキ | | ; カルキ |
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| ; 「星の灯火は消え、諸人は運命を裁かれる。我は神の力を継ぎ、その役割を果たす。世界は廻り、悪は滅する!『<ruby><rb>帰滅を裁定せし廻剣</rb><rt>マハー・プララヤ</rt></ruby>』! ───還るべき場所に、還るがいい……。」<br/> 「滅亡と創世は是、表裏一体。万物は流転し、死は生へと裏返る。されど人の世に邪悪なるもの、不要なり。『<ruby><rb>帰滅を裁定せし廻剣</rb><rt>マハー・プララヤ</rt></ruby>』! ───人よ、生きるべし……。」 | | ; 「星の灯火は消え、諸人は運命を裁かれる。我は神の力を継ぎ、その役割を果たす。世界は廻り、悪は滅する!『<ruby><rb>帰滅を裁定せし廻剣</rb><rt>マハー・プララヤ</rt></ruby>』! ───還るべき場所に、還るがいい……。」<br/> 「滅亡と創世は是、表裏一体。万物は流転し、死は生へと裏返る。されど人の世に邪悪なるもの、不要なり。『<ruby><rb>帰滅を裁定せし廻剣</rb><rt>マハー・プララヤ</rt></ruby>』! ───人よ、生きるべし……。」 |
| : 宝具解放(第三再臨後)。マスターに敵対する「邪悪なもの」に対して一切の容赦はない。必滅の剣はこのとき、人が生きる世界を救うために廻る。 | | : 宝具解放(第三再臨後)。マスターに敵対する「邪悪なもの」に対して一切の容赦はない。必滅の剣はこのとき、人が生きる世界を救うために廻る。 |
| + | |
| + | ; 「万物を学ぶことで真に大切なものを知る。人は死ぬまで学び続けるもの。育み、分け合い、授かり、施せ……!『<ruby><rb>帰滅を裁定せし廻剣</rb><rt>マハー・プララヤ</rt></ruby>』! ──人よ、学ぶべし……。」 |
| + | : 霊衣「生徒会長たるアルジュナ」時の宝具解放。眼鏡装着時には眼鏡を光らせながらなどネタ満載だが、一度悪を滅ぼそうとして失敗し、その果てに「万物を学び続け、善悪を考え続ける」という真理に到達したと考えると感慨深いものがある。 |
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| ====マイルーム==== | | ====マイルーム==== |
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| **強い影響を受けていると思われるカルキは「黒い肌をしていて白馬に乗った姿」で末法の世に現れるとされているのでアルジュナの使役するヴィマーナも白いのかもしれない。 | | **強い影響を受けていると思われるカルキは「黒い肌をしていて白馬に乗った姿」で末法の世に現れるとされているのでアルジュナの使役するヴィマーナも白いのかもしれない。 |
| **絆礼装の背景にはこのヴィマーナが映り込んでいるほか、イベント「救え!アマゾネス・ドットコム」では「<ruby><rb>神の乗り物</rb><rt>ヴィマーナ</rt></ruby>で配達代行を行っているサーヴァントがいる」との情報が[[ペンテシレイア|アマゾネスCEO]]の発言から得られるため、サーヴァントとして召喚された後も使用できている可能性がある。 | | **絆礼装の背景にはこのヴィマーナが映り込んでいるほか、イベント「救え!アマゾネス・ドットコム」では「<ruby><rb>神の乗り物</rb><rt>ヴィマーナ</rt></ruby>で配達代行を行っているサーヴァントがいる」との情報が[[ペンテシレイア|アマゾネスCEO]]の発言から得られるため、サーヴァントとして召喚された後も使用できている可能性がある。 |
| + | **ちなみに原典の空飛ぶ乗り物「ヴィマーナ(ヴィマナ)」は、船以外に宮殿や寺院など元々は大勢の人間を乗せる事を前提にしているためか様々な形状があり、アルジュナ・オルタの騎乗していたものはこの宮殿などに近い大きさと外観をしている。 |
| *メインシナリオの戦闘においては超統合神性という完全性の再現、および一切の邪悪を裁くものとして「弱体無効・攻撃耐性・攻撃バフ」が常時付与されており、いずれも解除不可能という状態で出現する。<br/>初戦は無敵貫通まで引っ提げてきており、こちらからは([[アンリマユ|例外に等しいある手段]]を除いて)ダメージすら一切与えられないという無敵要塞ぶりを発揮するが、実際には一度しか攻撃してこないだけまだ大人しい方である。<br/>問題はそれ以降であり、'''アルジュナの攻撃バフの数値が高すぎてダメージカットも防御力アップも大した効果がない'''、'''相性有利なはずの[[フォーリナー]]ですらクリティカルで即死する'''といった事が頻発するようなものになっており、そこに2戦目ではリンボからの連戦、3戦目は固定NPCかつHP3本分という長期戦を強いられる上に'''HPゲージを2本割るとフルチャージと同時に無敵貫通が付与され、避けようのない全体宝具が確定で飛んでくる'''<ref group = "注">当時、無敵貫通を無効化できない状況でその攻撃を防御できる[[アルトリア・キャスター]]は未実装だった。</ref>などといった設定もあり、ストーリークエスト最難関の座を英霊剣豪や前章から奪い去るほどの極めて高い難易度になっている。<br/>弱体効果による妨害も一切通用しないため、延命策は回避・無敵・ガッツとターゲット集中を駆使する以外になく、身を削るような試行錯誤をしたプレイヤーも多かったことだろう。 | | *メインシナリオの戦闘においては超統合神性という完全性の再現、および一切の邪悪を裁くものとして「弱体無効・攻撃耐性・攻撃バフ」が常時付与されており、いずれも解除不可能という状態で出現する。<br/>初戦は無敵貫通まで引っ提げてきており、こちらからは([[アンリマユ|例外に等しいある手段]]を除いて)ダメージすら一切与えられないという無敵要塞ぶりを発揮するが、実際には一度しか攻撃してこないだけまだ大人しい方である。<br/>問題はそれ以降であり、'''アルジュナの攻撃バフの数値が高すぎてダメージカットも防御力アップも大した効果がない'''、'''相性有利なはずの[[フォーリナー]]ですらクリティカルで即死する'''といった事が頻発するようなものになっており、そこに2戦目ではリンボからの連戦、3戦目は固定NPCかつHP3本分という長期戦を強いられる上に'''HPゲージを2本割るとフルチャージと同時に無敵貫通が付与され、避けようのない全体宝具が確定で飛んでくる'''<ref group = "注">当時、無敵貫通を無効化できない状況でその攻撃を防御できる[[アルトリア・キャスター]]は未実装だった。</ref>などといった設定もあり、ストーリークエスト最難関の座を英霊剣豪や前章から奪い去るほどの極めて高い難易度になっている。<br/>弱体効果による妨害も一切通用しないため、延命策は回避・無敵・ガッツとターゲット集中を駆使する以外になく、身を削るような試行錯誤をしたプレイヤーも多かったことだろう。 |
| **第2部4章19節におけるアルジュナとの最後の戦闘ではボイスが全て差し替えられており、ここでしか聴くことの出来ない専用ボイスが多数収録されている。また、エネミー名もそれまでの「神たるアルジュナ」ではなく「アルジュナ」名義になっている。 | | **第2部4章19節におけるアルジュナとの最後の戦闘ではボイスが全て差し替えられており、ここでしか聴くことの出来ない専用ボイスが多数収録されている。また、エネミー名もそれまでの「神たるアルジュナ」ではなく「アルジュナ」名義になっている。 |
− | **[[カイニス]]の幕間の物語では彼のおぼろげな発言を元にパンを作ることになるのだが、そのあまりの難易度に[[ゴルドルフ・ムジーク]]は'''「スーパーカルナなしでアルジュナと戦うようなもの」'''ととんでもない比喩をしていたが、その直後に'''比喩ではなく本当にスーパーカルナ抜きで彼と戦わされる。'''さすがに上記の無茶苦茶なバフや無敵貫通はなくなっているため<del>割と拍子抜けするほど</del>楽に戦えるのだが、トラウマを刺激されたプレイヤー達は悲鳴を上げることになった。 | + | **[[カイニス]]の幕間の物語では彼のおぼろげな発言を元にパンを作ることになるのだが、そのあまりの難易度に[[ゴルドルフ・ムジーク]]は'''「スーパーカルナなしでアルジュナと戦うようなもの」'''ととんでもない比喩をしていたが、その直後に'''比喩ではなく本当にスーパーカルナ抜きで彼と戦わされる。'''さすがに上記の無茶苦茶なバフや無敵貫通はなくなっているため<del>非常に拍子抜けするほど</del>楽に戦えるのだが、トラウマを刺激されたプレイヤー達は悲鳴を上げることになった。 |
| *[[カルナ]]は彼の正体を「何らかの原因でアルジュナの性質が『反転』した結果、表出した裏人格『“黒”』が主体となり、理想の世界を創るための力を得るために神性を貪欲なまでに獲得し続けた存在」と見ているが、これは「本来のアルジュナは『正義のための非道』は実行できない」と考えているためである。しかしながらアルジュナの幕間「問い掛け続けることにこそ」での出来事で、アルジュナが「あの矢を放ったのは俺だ」と悪性を認めている描写があるほか、バレンタインイベントでも「卑怯な矢」と言及するなど、他ならぬアルジュナ自身が成した事を「悪」だと認識している描写があるため、必ずしもカルナが考えている通りであるとは限らない。このため今のところ「本当に反転していた(=“黒”が主体)」のか、「そうでなかった(=“アルジュナ”が主体)」のかは読み手ごとに解釈が分かれる部分がある。 | | *[[カルナ]]は彼の正体を「何らかの原因でアルジュナの性質が『反転』した結果、表出した裏人格『“黒”』が主体となり、理想の世界を創るための力を得るために神性を貪欲なまでに獲得し続けた存在」と見ているが、これは「本来のアルジュナは『正義のための非道』は実行できない」と考えているためである。しかしながらアルジュナの幕間「問い掛け続けることにこそ」での出来事で、アルジュナが「あの矢を放ったのは俺だ」と悪性を認めている描写があるほか、バレンタインイベントでも「卑怯な矢」と言及するなど、他ならぬアルジュナ自身が成した事を「悪」だと認識している描写があるため、必ずしもカルナが考えている通りであるとは限らない。このため今のところ「本当に反転していた(=“黒”が主体)」のか、「そうでなかった(=“アルジュナ”が主体)」のかは読み手ごとに解釈が分かれる部分がある。 |
− | **ただいずれにせよ、この「アルジュナ」という青年は『Grand Order』第1部5章で[[ナイチンゲール]]が指摘していた通り「他者が思うほど誠実ではないが、自分が思うほど邪悪でもない」人物であることは言うまでもない。カルナのマイルーム会話では「元々潔癖性の男だったがそれをさらに磨き上げた結果か」と評されている。 | + | **ただいずれにせよ、この「アルジュナ」という青年は『Grand Order』第5特異点で[[ナイチンゲール]]が指摘していた通り「他者が思うほど誠実ではないが、自分が思うほど邪悪でもない」人物であることは言うまでもない。カルナのマイルーム会話では「元々潔癖性の男だったがそれをさらに磨き上げた結果か」と評されている。 |
| **“黒”についても、オリジナル側のマテリアルでは「心に抱え込んでいるもう一つの人格(誰かを憎み、嘲り、奸計を謀る邪悪)」とされているが、オルタ側のマテリアルでは「アルジュナのエゴイズム(誰かに勝ちたい、優れた者でありたい、何かを憎み、怒りたいという程度のもの)を司る人格」すなわち「人間性を司る灯火」となっており、違う視点からの解釈に基づくものとなっている。アルジュナの思考回路がどのようなものかをよく表している部分とも言える。 | | **“黒”についても、オリジナル側のマテリアルでは「心に抱え込んでいるもう一つの人格(誰かを憎み、嘲り、奸計を謀る邪悪)」とされているが、オルタ側のマテリアルでは「アルジュナのエゴイズム(誰かに勝ちたい、優れた者でありたい、何かを憎み、怒りたいという程度のもの)を司る人格」すなわち「人間性を司る灯火」となっており、違う視点からの解釈に基づくものとなっている。アルジュナの思考回路がどのようなものかをよく表している部分とも言える。 |
| *イラストを担当したpako氏は「(第2部の)4章はあんな幸せそうなアルジュナを俺は初めて見たのでもう十分燃え尽きました。尽きてねぇ」とコメントしている<ref group = "出">[https://twitter.com/pakosun/status/1142406470765465600 pakoTwitter2019年6月22日21:18]</ref>。 | | *イラストを担当したpako氏は「(第2部の)4章はあんな幸せそうなアルジュナを俺は初めて見たのでもう十分燃え尽きました。尽きてねぇ」とコメントしている<ref group = "出">[https://twitter.com/pakosun/status/1142406470765465600 pakoTwitter2019年6月22日21:18]</ref>。 |