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[[巌窟王 エドモン・ダンテス]]によれば「[[ルーラー]]」クラスと対極に位置するエクストラクラスであるらしい。
 
[[巌窟王 エドモン・ダンテス]]によれば「[[ルーラー]]」クラスと対極に位置するエクストラクラスであるらしい。
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<br>これまで登場したのは以下13人。
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<br>これまで登場したのは以下23人。
 
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|[[平景清]]||[[Fate/Grand Order]]
 
|[[平景清]]||[[Fate/Grand Order]]
 
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|[[カーマ〔アヴェンジャー〕]]||[[Fate/Grand Order]]
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|[[謎の蘭丸X]]||[[Fate/Grand Order]]
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| [[宇津見エリセ〔アヴェンジャー〕]] || [[Fate/Grand Order]]
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| [[ニトクリス〔オルタ〕]] || [[Fate/Grand Order]]
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| [[クロエ・フォン・アインツベルン〔アヴェンジャー〕]] || [[Fate/Grand Order]]
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| [[源頼光/丑御前]] || [[Fate/Grand Order]]
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| [[ブリトマート〔オルタ〕]] || [[Fate/Grand Order]]
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| [[マリー・アントワネット〔オルタ〕]] || [[Fate/Grand Order]]
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| [[テオドリック〔オルタ〕]] || [[Fate/Grand Order]]
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| [[ラ・ベート・デュ・ジェヴォーダン]] || [[Fate/Grand Order]]
 
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== メモ ==
 
== メモ ==
*上記のサーヴァントの他に[[ウォッチャー (Fake)]]、[[ブーディカ]]、[[ケツァル・コアトル]]、[[茶々]]、[[アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ]]がこのクラスの適性を持つとされる。
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*上記のサーヴァントの他に[[ウォッチャー (Fake)]]、[[ブーディカ]]、[[ケツァル・コアトル]]、[[茶々]]、[[アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ]]、[[カイニス]]がこのクラスの適性を持つとされる。
 
**『[[Fate/strange Fake]]』に登場する[[ウォッチャー (Fake)]]は、影法師の中でも船長を名乗る老人がこの事を言及しており、老人が正式なサーヴァントとして召喚された場合はこのクラスとなる模様。
 
**『[[Fate/strange Fake]]』に登場する[[ウォッチャー (Fake)]]は、影法師の中でも船長を名乗る老人がこの事を言及しており、老人が正式なサーヴァントとして召喚された場合はこのクラスとなる模様。
 
**[[ケツァル・コアトル]]の適性は[[ゴルゴーン]]によって言及されており、彼女に復讐者の素質があると言われている。
 
**[[ケツァル・コアトル]]の適性は[[ゴルゴーン]]によって言及されており、彼女に復讐者の素質があると言われている。
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**[[アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ]]は幕間の物語にて、アヴェンジャークラスでの召喚の可能性が示唆されている。
 
**[[アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ]]は幕間の物語にて、アヴェンジャークラスでの召喚の可能性が示唆されている。
 
**セイバーである[[ディオスクロイ]]は二人で一人のサーヴァントであり一種のダブルクラスとも言えるが、カストロの方にアヴェンジャーの側面が示唆されている。
 
**セイバーである[[ディオスクロイ]]は二人で一人のサーヴァントであり一種のダブルクラスとも言えるが、カストロの方にアヴェンジャーの側面が示唆されている。
*アヴェンジャーはクラスそのものが異質といっていいほど極めて特殊なクラスである。
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**[[カイニス]]は海神に対してアヴェンジャーのクラス適性を有するほどに怒りを持っていると言われている。
*そもそも、このクラスに選ばれる基準が明確ではない。クラス名の訳である「復讐者」に倣えば復讐を行った、行おうとした存在に宛がわれると見るのが自然だが、元祖アヴェンジャーたるアンリマユは生前は悪として祭り上げられ虐待はされど、自分からは何もしていない。さらに形無き島にやってくる英雄候補生を返り討ちにし続けたゴルゴーンや、群れの為に人間そのものよりも家畜を襲い続けたロボ、実際には誰も殺していないサリエリも同様である。
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*アヴェンジャーのクラスに選ばれる基準は、明確にされていない。「復讐者」に倣えば復讐を行った、行おうとした存在に宛がわれると見るのが自然だが、元祖アヴェンジャーたるアンリマユからして、悪として祭り上げられ虐待はされど、自分からは何もしていない。むしろ、[[ニトクリス〔アサシン〕]]や[[クリームヒルト]]など、実際に復讐を行った者はバーサーカーやアサシンとして召喚される事が多い。エドモン・ダンテスが復讐の当事者である「モンテ・クリスト伯」として召喚されていないなど、'''復讐者はアヴェンジャーになれない'''とすら思わせる設定が多い。
**ただそれぞれの理由や動機などはいずれも明らかに復讐としての合理を逸したものであり、'''行き場をなくした憎悪や復讐心'''という精神的要因から選ばれるものではないかと思われる。故に決してそれが[[巌窟王 エドモン・ダンテス|人の性]]や[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|フランス]]など正しく憎むべき当事者に向けられることがなかった場合、それは非当事者すら巻き込んだ終わりなきもの(言うならば'''やられたけども憎いから倍で返す''')となってしまう。
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**こうした事実とジャンヌ・オルタが自身の霊基をアヴェンジャーとして確立するまでの経緯を踏まえ、「実際に復讐を行ったかどうか」「当人が復讐を望んでいるか」ではなく、「後世において、'''復讐する権利がある・復讐を望んでいるに違いないと思われている'''」ことが適正条件ではないか、と言う説が現在の主流である。自己の行いや心がけよりも、他人の認識の方が影響が大きい、と言う特殊なクラスで、あり方としては'''「無辜の怪物」スキルにも近い'''だろう。それこそ、本当に無辜の怪物スキルを付与されているサリエリは、その典型である。
**ジャンヌ・オルタが自身の霊基をアヴェンジャーとして確立するまでの経緯を考えると、「実際に復讐を行ったかどうか」よりも「後世において、'''復讐する権利がある・復讐を望んでいるに違いないと思われているか'''」が選ばれる理由になっている節がある。
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**また、「avenge」という言葉は「他人の仇を討つ」場合や「正当性のある報復」などに用いられ、個人的な動機による復讐を指す「revenge」とは微妙にニュアンスを異にする。この点においても、自身ではなく他者の視点が重要視されている事が推測出来る。
*「avenge」という言葉は「他人の仇を討つ」場合や「正当性のある報復」などに用いられる。個人的な動機による復讐を指す「revenge」とは微妙にニュアンスを異にする。
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***こうした事情もあり、「生前の英雄本来の人格として召喚されたアヴェンジャー」は基本的に存在しない。「復讐心を後付で付加された」「霊基を弄って(弄られて)アヴェンジャーになった」「生前の人格と英霊の自分を別人視している」「そもそも正常な英霊ではない」などなど。
**どちらかというと私怨や個人的な復讐を行った者は「バーサーカー」や「アサシン」で召喚されている者が多い。
   
*両儀式によると「人間が人間に復讐する理由は、好きな相手に裏切られたがゆえの恨みであり、どうでもいい相手になら何をされても無視する」とのこと。
 
*両儀式によると「人間が人間に復讐する理由は、好きな相手に裏切られたがゆえの恨みであり、どうでもいい相手になら何をされても無視する」とのこと。
 
*『Fate/Grand Order』では、イベントや特定のシナリオ限定の登場であれば他にもアヴェンジャークラスで登場したサーヴァントはいる。
 
*『Fate/Grand Order』では、イベントや特定のシナリオ限定の登場であれば他にもアヴェンジャークラスで登場したサーヴァントはいる。
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