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== アーノルド・ベックマン ==
 
== アーノルド・ベックマン ==
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:セラフィックス所長の秘書。事務官をしている。
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:セラフィックス所長の秘書。事務官をしていた一般職員。
    
; 略歴
 
; 略歴
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; 人物
 
; 人物
 
:傲慢で自尊心が強く、立場や地位、学歴などが下だと見なした者にはあからさまに見下した態度を取るか、名前すら覚えない。
 
:傲慢で自尊心が強く、立場や地位、学歴などが下だと見なした者にはあからさまに見下した態度を取るか、名前すら覚えない。
:少しでも思い通りにならない事があるとすぐに怒りに任せて他人に暴力や暴言をぶちまけたり物に当たり散らしたりしている典型的な小人物。
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:その上少しでも思い通りにならない事があるとすぐに怒りに任せて他人に暴力や暴言をぶちまけたり物に当たり散らしたりするほど乱暴で器量が狭く、更に自分の勝手な都合や権力欲などに任せて他人を殺すような選択も平気で取るような危険な一面もある。
:非常事態にも拘らず自分の責任問題や保身を真っ先に口に出し、前述したように主人公をかばって落下した[[メルトリリス]]を「いずれ処理しなければならなかった怪物」「どうでもいい」と侮辱する形で吐き捨てたり、指示通りに動かなければ生還後に主人公の評価を地に落とすような報告をすると脅しをかけている。
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:非常事態にも拘らず自分の責任問題や保身を真っ先に口に出し、前述したように主人公をかばって落下した[[メルトリリス]]を「いずれ処理しなければならなかった怪物」「どうでもいい」と侮辱する形で吐き捨てたり、指示通りに動かなければ生還後に主人公の評価を地に落とすような報告をすると脅しをかけるなど、どこまでも自己中心的な上に立場や権力を悪用して他人を振り回す小人物。
 
:現状のセラフィックスを纏めている現状を鼻にかけている所もかなり目立ち、自分を助けに来た主人公達に対してもセラフィックス内での自分の身分を理由に「自分達を助ける義務がある者、身分が下の者」と見下しながら一方的に「リーダー」を自称し、慇懃無礼かつ高圧的な態度で接する<ref>しかも、これでも当の本人からしたらカルデアのマスターとして丁寧に接していたつもりだったらしい。</ref>。
 
:現状のセラフィックスを纏めている現状を鼻にかけている所もかなり目立ち、自分を助けに来た主人公達に対してもセラフィックス内での自分の身分を理由に「自分達を助ける義務がある者、身分が下の者」と見下しながら一方的に「リーダー」を自称し、慇懃無礼かつ高圧的な態度で接する<ref>しかも、これでも当の本人からしたらカルデアのマスターとして丁寧に接していたつもりだったらしい。</ref>。
:また自分の現状の立ち位置に心酔して自分を過大評価している節があり、「自分は天体室に行く義務がある」とよく口に出すが、実際には天体室の存在を知らなかったなど、セラフィックスの魔術的な部分には何一つ関与していなかった。
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:また自分の現状の立ち位置に心酔して自分を過大評価している節があり、「自分は天体室に行く義務がある」と偉そうに口に出すが、実際には天体室の位置どころか存在すら知らなかった上、セラフィックスの魔術的な部分にも何一つ関与していないなど、所詮は粋がっているだけの一般職員に過ぎなかった。
 
;能力
 
;能力
:戦闘能力はないに等しい。一人では通信機や毒薬を取りに教会から管制室に行く事すらできないので、他者をこき使って行く始末。
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:戦闘能力はないに等しい。一人では通信機や毒薬を取りに教会から管制室に行く事すらできないので、他人にやらせないと本当に何もできない。
 
:セラフィックスが海底に到達する時間の計算なども自分が出したように得意げに報告するが、それすらも[[殺生院キアラ (Grand Order)|マーブル・マッキントッシュ]]が行っていたものであった為、作中で自分の手でしていた事は皆無。ひたすら他人に命令して自分の手柄のように語るだけである。
 
:セラフィックスが海底に到達する時間の計算なども自分が出したように得意げに報告するが、それすらも[[殺生院キアラ (Grand Order)|マーブル・マッキントッシュ]]が行っていたものであった為、作中で自分の手でしていた事は皆無。ひたすら他人に命令して自分の手柄のように語るだけである。
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; [[主人公 (Grand Order)]]  
 
; [[主人公 (Grand Order)]]  
 
: セラフィックスにカルデアからの救援として現れたマスター。
 
: セラフィックスにカルデアからの救援として現れたマスター。
: アーノルド自身にとっては自分達の命を救う義務がある人物であり、自分達が助かるために必要不可欠な人物だが、同時に自分より地位が下の人間であると判断したため自分の指揮下に置こうとし、上から目線で命令する。
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: アーノルド自身にとっては自分達の命を救う義務がある人物であり、自分達が助かるために必要不可欠な人物だが、同時に自分より地位などが劣っている人間であると映ったため自分の指揮下に置こうとし、突然上から目線で命令し始める。
: 主人公の方は立場を考慮していたが、メルトリリスが落下した件で彼女を見捨てまで自分たちのもとに戻るように指図した際は通信を一方的に切った。
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: 主人公の方は最初こそ立場や状況を考慮して多少の事は大目に見て静かに話を聞いていたが、タイムリミットが迫っている中でメルトリリスが落下した時にこちらの意志を完全に無視・否定して自分の勝手な都合や言い分でしつこく命令してきた時には一歩も譲らず、最終的には何を言っても聞く耳を持たずに延々と話し続ける彼の通信を一方的に切断して彼の命令を拒絶した。
    
; [[殺生院キアラ (Grand Order)|マーブル・マッキントッシュ]]
 
; [[殺生院キアラ (Grand Order)|マーブル・マッキントッシュ]]
 
: 自分と同じセラフィックスの生き残り。彼は彼女を(名門のロックフェラー大学出身である事を知らずに)一方的に格下と見なしていたためか、カルデアに救援を求めて飛び出していったトラパイン女史共々名前すら全く覚えていなかった。
 
: 自分と同じセラフィックスの生き残り。彼は彼女を(名門のロックフェラー大学出身である事を知らずに)一方的に格下と見なしていたためか、カルデアに救援を求めて飛び出していったトラパイン女史共々名前すら全く覚えていなかった。
: 作中でも散々暴言を吐きながらこき使ったり、主人公がメルトリリスを助けに行くと意思表示を示した際には八つ当たりで暴力を振るったりしている。
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: 作中でも散々暴言を吐きながらこき使ったり、主人公がメルトリリスを助けに行くと意思表示を示した際には八つ当たりで暴力を振るったりと人間性が疑われるような酷い扱いをしている。
    
; [[メルトリリス]]、[[パッションリップ]]
 
; [[メルトリリス]]、[[パッションリップ]]
: 自分達を陥れた張本人の仲間(だと思っている)の[[アルターエゴ]]
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: 自分達を陥れた張本人の仲間(だと思っている)の[[アルターエゴ]]であり、「いずれ始末しなければならなかった怪物」。
: 最初から敵愾心や警戒心を剥き出しにしており、主人公達がやってくる前から生存者を駆り出して彼女を攻撃し、自分達を助けに来た主人公と同行している様子を見ても攻撃的な感情は止まず、ひたすら嫌悪感を示し続けた。
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: 最初から敵愾心や警戒心を剥き出しにしており、主人公達がやってくる前から生存者を駆り出して彼女達を攻撃していた。
: 彼女達も、アーノルドの主人公に対する無礼な態度や小物ぶりに反発している。
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: 自分達を助けに来た主人公と同行している様子を見ても攻撃的な感情は止まず、ただ一人場違いなまでの嫌悪感や排斥感情を露骨に示し続けていた。
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: 彼女達の方も、取るに足らない人物であるアーノルドが勝手にリーダーを名乗ったり主人公に無礼極まりない態度で接し出した事には激しく反発している。
    
; [[トリスタン]]
 
; [[トリスタン]]
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== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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;「バカな発言はそこまでにしなさい。<br> アルターエゴが下層に落ちた? 助けに行く?<br> いいじゃないか、手間が省けた!<br> 最後には処理しなければならない怪物だったからね!<br> そんなことはどうでもいい。どうもいいんだ。<br> いいから私の判断に従いなさい。<br> 少し考えれば分かるだろう? 君がどれほど功績をあげようと、外に出た時に報告するのは私なんだ。<br> ここまで死ぬ思いで戦ってきたのに、たった一度のミスで役立たずのレッテルを貼られたくはないだろう?<br> 今の発言は私も聞かなかったことにしてあげよう。いいね、君は今すぐ―――」
 
;「バカな発言はそこまでにしなさい。<br> アルターエゴが下層に落ちた? 助けに行く?<br> いいじゃないか、手間が省けた!<br> 最後には処理しなければならない怪物だったからね!<br> そんなことはどうでもいい。どうもいいんだ。<br> いいから私の判断に従いなさい。<br> 少し考えれば分かるだろう? 君がどれほど功績をあげようと、外に出た時に報告するのは私なんだ。<br> ここまで死ぬ思いで戦ってきたのに、たった一度のミスで役立たずのレッテルを貼られたくはないだろう?<br> 今の発言は私も聞かなかったことにしてあげよう。いいね、君は今すぐ―――」
:[[メルトリリス]]がセラフィックスの最下層に転落した時、彼女を救出しようとする主人公に対して。作中でも彼の小人物ぶりが<del>嫌というほど</del>見られるが、この台詞はそういった一面がこれでもかと炸裂している。
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:[[メルトリリス]]がセラフィックスの最下層に転落した時、彼女を救出しようとする主人公に対して。ある意味、彼の人となりがこの上なくはっきりと表に出た発言。
:主人公はアーノルドを無視する形で通信を一方的に切断し、[[メルトリリス]]を助けに行く準備に取り掛かったのであった。
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:自分が助かる為なら仲間を切り捨てる選択を平気で取り、更にこの期に及んでも自分の立場や権力を主張したり他人を貶めるような事を繰り返すアーノルドに付き合いきれなくなったのか、とうとう主人公は彼の話を無視する形で通信を一方的に切断し、[[メルトリリス]]を助けに行ってしまった。
:そもそも主人公は本編やイベントでも利益とは無関係な事でも自分が必要だと感じたから解決し、自分が苦しくても他人の手を差し伸べて助けている。
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:基本的に誰の意見や主張も無視する事はそうそうしない主人公であるが、そんな主人公でも身勝手かつしつこすぎる彼の主張は最後まで聞く事すらせずに無視した。
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:そもそも主人公はどんな時でも直接的な利益に関係しないようなトラブルでも必要性を感じたら遠回りしてでも体を張って解決しに行き、また自分が苦しくても他人の手を差し伸べて助ける事を諦めない人物である。そしてこの場にいた仲間たちを含む、今まで力を貸してくれたサーヴァントやスタッフ達もそんな主人公の人間性や価値観を信頼した上で、特異点内での最終的な判断を全て一任してきた。そんな主人公からしたら、仲間達の気持ちや意志を理解する努力一つすらせずに自分の都合や主張を繰り返し、そのためには権力や立場、攻撃的な言動に物を言わせて他人を無理矢理言う事を聞かせる事しかしない自称「リーダー」の話など、(ましてやこんな緊迫した状況では)最後まで聞く余裕も価値も全く無かったのだろう。
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== メモ ==
 
== メモ ==
 
*序盤の早い段階で名字である「ベックマン」が出たこともあり、「黒幕では」と疑う人間が続出。尤も、彼もキアラによって踊らされた駒に過ぎず、割と大した活躍もなく終わってしまった。
 
*序盤の早い段階で名字である「ベックマン」が出たこともあり、「黒幕では」と疑う人間が続出。尤も、彼もキアラによって踊らされた駒に過ぎず、割と大した活躍もなく終わってしまった。
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