差分

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| 地域 = マケドニア
 
| 地域 = マケドニア
 
| 属性 = 中立・善
 
| 属性 = 中立・善
| 隠し属性 = 人
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| 副属性 = 人
 
| 性別 = 男性
 
| 性別 = 男性
 
| スリーサイズ =  
 
| スリーサイズ =  
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: 最初に彼が『英霊の座』にいる軍勢に一斉号令をかける必要があるため、維持は簡単でも展開そのものに多大な魔力を喰う。しかし、一度発動してしまえば近衛兵団はライダー曰く「向こうから押しかけてくる」ほか結界の維持は彼ら全員の魔力を使って行われるため、展開中の魔力消費は少なく済む。規模の割に燃費は良い。軍勢の総数が減るに従って負担が増し、過半数を失えば強制的に結界は崩壊する。
 
: 最初に彼が『英霊の座』にいる軍勢に一斉号令をかける必要があるため、維持は簡単でも展開そのものに多大な魔力を喰う。しかし、一度発動してしまえば近衛兵団はライダー曰く「向こうから押しかけてくる」ほか結界の維持は彼ら全員の魔力を使って行われるため、展開中の魔力消費は少なく済む。規模の割に燃費は良い。軍勢の総数が減るに従って負担が増し、過半数を失えば強制的に結界は崩壊する。
 
: 世界からの干渉があるため固有結界の中にしか軍勢の総数を一気に召喚・展開することはできないが、一騎程度であれば結界外への派遣や固有結界を展開せずに召喚・現界が可能。劇中では伝令役としてミトリネスが結界の外に現れ、英霊馬ブケファラスは固有結界発動無しでキュプリオトの剣の一振りで召喚されている。
 
: 世界からの干渉があるため固有結界の中にしか軍勢の総数を一気に召喚・展開することはできないが、一騎程度であれば結界外への派遣や固有結界を展開せずに召喚・現界が可能。劇中では伝令役としてミトリネスが結界の外に現れ、英霊馬ブケファラスは固有結界発動無しでキュプリオトの剣の一振りで召喚されている。
:この宝具はセイバーを心から震わせ、ギルガメッシュを不快させた。セイバーは生前築けなかった臣下との絆、ギルガメッシュは自身の宝物庫に入れれない「絆」という財宝を見せつけられたからである。
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:この宝具はセイバーを心から震わせ、ギルガメッシュを不快にさせた。セイバーは生前築けなかった臣下との絆、ギルガメッシュは自身の宝物庫に入れることができない「絆」という財宝を見せつけられたからである。
 
: なお、ドラマCD版では軍勢の声に虚淵氏や奈須氏が参加している。
 
: なお、ドラマCD版では軍勢の声に虚淵氏や奈須氏が参加している。
:『Grand Order』では「敵全体に強力な攻撃&敵全体の防御力をダウン<ref group = "注" name="3ターン">3ターン</ref><ref group = "注" name="オーバーチャージで効果UP">オーバーチャージで効果UP</ref>」という効果のBuster宝具。
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:『Grand Order』では「敵全体に強力な攻撃[Lv]&防御力をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のBuster宝具。
:強化後は「敵全体に強力な攻撃&敵全体の防御力をダウン<ref group = "注" name="3ターン">3ターン</ref><ref group = "注" name="オーバーチャージで効果UP">オーバーチャージで効果UP</ref>&敵全体のクリティカル発生率をダウン<ref group = "注" name="3ターン" /><ref group = "注" name="オーバーチャージで効果UP" />」という効果のBuster宝具。
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:幕間の物語2クリアでランクはそのままに強化され、宝具威力倍率の上昇に加え「敵全体のクリティカル発生率をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>」という効果が追加される。
 
=== 王の軍勢で召還される英霊たち===
 
=== 王の軍勢で召還される英霊たち===
 
; ブケファラス
 
; ブケファラス
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:『Fate/Zero』CDドラマのブックレットに森井しづき氏により描かれたのが外見の初出であり、以後のメディア展開でもデザインは引き継がれた。『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 case.魔眼蒐集列車』アニメ化に伴いリファインされた設定が作られ、名前と顔が一致した。
 
:『Fate/Zero』CDドラマのブックレットに森井しづき氏により描かれたのが外見の初出であり、以後のメディア展開でもデザインは引き継がれた。『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 case.魔眼蒐集列車』アニメ化に伴いリファインされた設定が作られ、名前と顔が一致した。
 
:ウェイバー・ベルベットの成長した姿、ロード・エルメロイⅡ世と風貌や雰囲気が似ており、実際にイスカンダルやフェイカーからそのように言及されてもいる。見分けるポイントは前髪の分け目の位置。
 
:ウェイバー・ベルベットの成長した姿、ロード・エルメロイⅡ世と風貌や雰囲気が似ており、実際にイスカンダルやフェイカーからそのように言及されてもいる。見分けるポイントは前髪の分け目の位置。
;[[プトレマイオス一世|プトレマイオス]]
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;[[プトレマイオス]]
 
:ミエザの学舎時代からイスカンダルの友人であった将軍。イスカンダルの死後はエジプトを支配し、プトレマイオス朝を打ち立てた。子孫に[[クレオパトラ]]7世がいる。
 
:ミエザの学舎時代からイスカンダルの友人であった将軍。イスカンダルの死後はエジプトを支配し、プトレマイオス朝を打ち立てた。子孫に[[クレオパトラ]]7世がいる。
 
:生前ファラオとなったことを反映してか、ひときわ豪奢な甲冑を身に着けた浅黒い肌の青年の姿をしている。
 
:生前ファラオとなったことを反映してか、ひときわ豪奢な甲冑を身に着けた浅黒い肌の青年の姿をしている。
 
:エウメネス同様『Fate/Zero』CDドラマのブックレットが外見の初出だが、『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 case.魔眼蒐集列車』アニメ化に伴い外見が大きくリファインされ、髪や甲冑が黄金から銀へ変わった。
 
:エウメネス同様『Fate/Zero』CDドラマのブックレットが外見の初出だが、『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 case.魔眼蒐集列車』アニメ化に伴い外見が大きくリファインされ、髪や甲冑が黄金から銀へ変わった。
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:後に『Grand Order』にて、サーヴァントの一人として登場。
 
;ヘファイスティオン
 
;ヘファイスティオン
 
:イスカンダルの幼馴染にして第一の腹心。サーヴァントとして召喚された場合にはイスカンダルの一部スキルと宝具を借り受ける固有スキル「彼もまたイスカンダルなのだから」(真)を保有する。
 
:イスカンダルの幼馴染にして第一の腹心。サーヴァントとして召喚された場合にはイスカンダルの一部スキルと宝具を借り受ける固有スキル「彼もまたイスカンダルなのだから」(真)を保有する。
238行目: 239行目:     
;[[ニトクリス]]
 
;[[ニトクリス]]
:同じファラオとして彼女の悩みを理解し、彼女のキャラクエでは道を指し示す。
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:同じファラオとして彼女の悩みを理解し、彼女の幕間の物語では道を指し示す。
    
;[[源頼光]]
 
;[[源頼光]]
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:上記ヘファイスティオンの双子の妹であり、イスカンダルの影武者。
 
:上記ヘファイスティオンの双子の妹であり、イスカンダルの影武者。
 
:イスカンダルとしても思う所があるのか自分の人生を歩むように言っていたらしいが、聞く耳持たなかったとか。
 
:イスカンダルとしても思う所があるのか自分の人生を歩むように言っていたらしいが、聞く耳持たなかったとか。
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;[[エルゴ|アレクサンドロス四世]]
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:息子だが、面識はない。
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;[[プトレマイオス]]
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:臣下にして盟友。
    
=== その他 ===
 
=== その他 ===
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**ちなみにどの程度ありふれているのかというと、イスカンダル(アレクサンドロスIII世)の父方の伯父、母方の叔父、彼の死後産まれた息子、甥(異母妹の子)がみなアレクサンドロスである。
 
**ちなみにどの程度ありふれているのかというと、イスカンダル(アレクサンドロスIII世)の父方の伯父、母方の叔父、彼の死後産まれた息子、甥(異母妹の子)がみなアレクサンドロスである。
 
**なお「アレクサンドロス」という名は女神ヘラの別名「戦士たちの庇護者」の意味を持ち、神話の中ではトロイア(イリオス)の王子[[パリス]]の本来の名前として知られる。イスカンダルの母、オリュンピアスの故国エペイロスの王家は(アキレウスの子)ネオプトレモスとトロイアの王女を祖とすることを主張しており、特にアリュバス王の時代には自らの王子や王女に「アレクサンドロス」「ポリュクセネー」などトロイア戦争時のプリアモス王の息子や娘にちなんだ命名をするほどだったという。王女ポリュクセネーはマケドニア王家への輿入れに際して「ミュルタレ」と改名し、やがて王子の誕生と同時期に夫フィリッポスⅡ世がオリュンピア大祭の戦車競技で優勝したことの記念として「オリュンピアス」と名を改めた。彼女の弟アレクサンドロスⅠ世は、のちにフィリッポスⅡ世とオリュンピアスの娘クレオパトラ(イスカンダルの妹)と結婚し、マケドニアの後ろ盾を得てエペイロス王に即位するがその数年後、イタリア遠征の最中に死亡(病死とも暗殺とも言われる)。偉大すぎる甥にして義兄と区別するために「西に行った方のアレクサンドロス」などと呼ばれたりもする気の毒な人物である。
 
**なお「アレクサンドロス」という名は女神ヘラの別名「戦士たちの庇護者」の意味を持ち、神話の中ではトロイア(イリオス)の王子[[パリス]]の本来の名前として知られる。イスカンダルの母、オリュンピアスの故国エペイロスの王家は(アキレウスの子)ネオプトレモスとトロイアの王女を祖とすることを主張しており、特にアリュバス王の時代には自らの王子や王女に「アレクサンドロス」「ポリュクセネー」などトロイア戦争時のプリアモス王の息子や娘にちなんだ命名をするほどだったという。王女ポリュクセネーはマケドニア王家への輿入れに際して「ミュルタレ」と改名し、やがて王子の誕生と同時期に夫フィリッポスⅡ世がオリュンピア大祭の戦車競技で優勝したことの記念として「オリュンピアス」と名を改めた。彼女の弟アレクサンドロスⅠ世は、のちにフィリッポスⅡ世とオリュンピアスの娘クレオパトラ(イスカンダルの妹)と結婚し、マケドニアの後ろ盾を得てエペイロス王に即位するがその数年後、イタリア遠征の最中に死亡(病死とも暗殺とも言われる)。偉大すぎる甥にして義兄と区別するために「西に行った方のアレクサンドロス」などと呼ばれたりもする気の毒な人物である。
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***現状、ゲーム中におけるパリスとの接点は無いが、「自身の名のルーツ」かつ「敬愛する祖先の仇」にあたる彼への思いや如何に。
 
*遠征中にフリギア王都ゴルディオンに立ち寄り、「神殿の柱に供物を紐でつないだ複雑で頑丈な結び目があり、それを解いた者は全アジアの王となる」という言い伝えを聞く。数百年間、誰も解けなかった結び目だが、彼は剣で絶つことで「解いた」。後にアジアを征服し尽くしたことで「ゴルディアスの結び目」は最も有名な逸話となり、難題を大胆に解決するという意味の故事成語にもなった。<br>供物は荷車または牛車だったと言われており、戦車として解釈したのがFateの「神威の車輪」である。
 
*遠征中にフリギア王都ゴルディオンに立ち寄り、「神殿の柱に供物を紐でつないだ複雑で頑丈な結び目があり、それを解いた者は全アジアの王となる」という言い伝えを聞く。数百年間、誰も解けなかった結び目だが、彼は剣で絶つことで「解いた」。後にアジアを征服し尽くしたことで「ゴルディアスの結び目」は最も有名な逸話となり、難題を大胆に解決するという意味の故事成語にもなった。<br>供物は荷車または牛車だったと言われており、戦車として解釈したのがFateの「神威の車輪」である。
 
*父方のマケドニア王家は[[ヘラクレス]]を先祖とし、母方のエペイロス王家は[[アキレウス]]を先祖としていた。<br>さらに上述のゴルディアスの結び目を解いた際にゼウスのシンボルである雷が鳴ったことからゼウスの子孫と語られるようになり、本人もそう信じていたとされる。「神性」スキルを持つのはこのためである。
 
*父方のマケドニア王家は[[ヘラクレス]]を先祖とし、母方のエペイロス王家は[[アキレウス]]を先祖としていた。<br>さらに上述のゴルディアスの結び目を解いた際にゼウスのシンボルである雷が鳴ったことからゼウスの子孫と語られるようになり、本人もそう信じていたとされる。「神性」スキルを持つのはこのためである。
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