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;「余に、眠れというのだな……」<br>「我が行軍は永劫に続く。踏み砕くは神の獣―――『<ruby><rb>我が旅路に従え獣</rb><rt>ズヴェーリ・クレースニーホッド</rt></ruby>』!」
 
;「余に、眠れというのだな……」<br>「我が行軍は永劫に続く。踏み砕くは神の獣―――『<ruby><rb>我が旅路に従え獣</rb><rt>ズヴェーリ・クレースニーホッド</rt></ruby>』!」
 
:宝具発動。諦観に満ちた静かさと、怒り狂う凶暴さ。矛盾を抱えし<ruby><rb>皇帝</rb><rt>ツァーリ</rt></ruby>の心は眠り、巨象の怪物が全てを踏み潰す。
 
:宝具発動。諦観に満ちた静かさと、怒り狂う凶暴さ。矛盾を抱えし<ruby><rb>皇帝</rb><rt>ツァーリ</rt></ruby>の心は眠り、巨象の怪物が全てを踏み潰す。
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====本編====
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;――穏やかな日常を記す。
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;咲いた花は可憐で、嫋やかで、
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;そして力強かった。
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;ならば、お前も花だ。
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;この宮殿に強く咲く花。
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;そう言いたかった。そう言ったかもしれない。
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;勇気が足りず、言い出せなかったかもしれない。
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それでも、余は花を慈しんでいた。
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;……ああ、なのに。
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;花の名前が思い出せない。
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とある舞踏会場で見初め、妻とし、不意に狂気に陥る夫と陰謀渦巻く宮殿の中にあって、美しく咲き続けた最愛の妻「アナスタシア」に対して。
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:日頃から抱いていた妻への愛情と、素直に愛を示せない気恥ずかしさを表した、雷帝と恐れられる男の「人間」らしいセリフ。しかし――
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;悪い夢を見ている気がする。
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;これほど麗らかな光景に、どうしてそんなものを感じるのだろう――
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:本当は、どこかで気付いていたのだろう事を表すセリフ。目覚めの時は近い。
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;;;;;;
    
====イベント====
 
====イベント====
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