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| 外国語表記 = Orlocke Caesarmund
 
| 別名 =  
 
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| 初登場作品 = [[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]]
 
| 初登場作品 = [[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]]
 
| 声優 =  
 
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| 演者 = 花王おさむ
 
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| 起源 =  
 
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| 魔術回路・質 =  
 
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;人物
 
;人物
:車椅子に乗った白髪の魔術師。禍々しい威圧感を漂わせた不気味な老人。骨と皮ばかりの姿で、少なく見積もっても八十歳は超える高齢だが、それでもあと数十年程度は支障なく生きられると豪語する。ホムンクルスの少年を助手として従え、車椅子を押させている。
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:車椅子に乗った白髪の魔術師。禍々しい威圧感を漂わせた不気味な老人。骨と皮ばかりの姿で、少なく見積もっても八十歳は超える高齢だが、それでもあと数十年程度は支障なく生きられると豪語する。ホムンクルスの少年(シャノン)を助手として従え、車椅子を押させている。
 
:時計塔の重鎮であり、千年を超える長い歴史を持つ家系の出身。純粋な魔術の技量では剥離城に集った魔術師達で最も恐ろしいと言われている。一方で、長い時を経すぎた魔術刻印は既に限界を迎え、老衰による劣化を始めてしまっている。
 
:時計塔の重鎮であり、千年を超える長い歴史を持つ家系の出身。純粋な魔術の技量では剥離城に集った魔術師達で最も恐ろしいと言われている。一方で、長い時を経すぎた魔術刻印は既に限界を迎え、老衰による劣化を始めてしまっている。
 
:いわゆる魔術師然とした価値観を持つ厳格な人物で、現代魔術を嫌い、魔術師としては凡庸なエルメロイⅡ世に対しても辛辣な態度を取る。しかし、下らないことでも学ぶことは重要だと考えるなど、決して偏見だけに囚われているわけではない。エルメロイⅡ世についても、その発想力と独自の視点を彼なりに評価している。また、愛した女性やその女性との息子を想い、魔術師として持つべき冷酷さを忘れてしまう人間味も奥底に秘めている。
 
:いわゆる魔術師然とした価値観を持つ厳格な人物で、現代魔術を嫌い、魔術師としては凡庸なエルメロイⅡ世に対しても辛辣な態度を取る。しかし、下らないことでも学ぶことは重要だと考えるなど、決して偏見だけに囚われているわけではない。エルメロイⅡ世についても、その発想力と独自の視点を彼なりに評価している。また、愛した女性やその女性との息子を想い、魔術師として持つべき冷酷さを忘れてしまう人間味も奥底に秘めている。
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== 登場作品 ==
 
== 登場作品 ==
===Fate===
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===Fateシリーズ===
 
;[[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]]
 
;[[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]]
 
:「剥離城アドラ」の遺産相続に参加した魔術師の1人。
 
:「剥離城アドラ」の遺産相続に参加した魔術師の1人。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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===ロード・エルメロイⅡ世の事件簿===
 
;[[ロード・エルメロイⅡ世]]
 
;[[ロード・エルメロイⅡ世]]
:協力者。当初は軽蔑していたが、同盟を組んで共に事件に臨む。
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:協力者。当初は君主の地位に相応しからぬ腕前、現代魔術というスタイルを軽蔑していたが、その異端の視点に触れ再評価。同盟を組んで事件に臨む。
    
;[[ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト]]
 
;[[ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト]]
 
:犬猿の仲。オルロックは秘蹟の略取によって成り立ってきたエーデルフェルト家の歴史を蔑み、一方のルヴィアもシザームンド家の魔術刻印が「老衰」していることを見抜いて皮肉るという形で、顔合わせから火花を散らす。
 
:犬猿の仲。オルロックは秘蹟の略取によって成り立ってきたエーデルフェルト家の歴史を蔑み、一方のルヴィアもシザームンド家の魔術刻印が「老衰」していることを見抜いて皮肉るという形で、顔合わせから火花を散らす。
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;ゲリュオン・アッシュボーン
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;[[ゲリュオン・アッシュボーン]]
:盟友。剥離城アドラの主であった彼とは生前からの長い付き合いであり、共同研究に励んだこともあった間柄。
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:盟友。剥離城アドラの主であった彼とは生前に長い付き合いがあり、共同研究に励んだこともあった間柄。
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:後継者作りのため、不妊に悩む妻イレーネを旧知であったオルロックに引き合わせ、不義密通を黙認した。
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:更には、遺伝病で侵された妻を「愛情」から醜い怪物に変え、使い魔として生かし続けた。
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:オルロックは、その魔術師としてあまりに純粋な冷酷非道ぶりに耐え切れず彼を殺害。事件の発端を作ることになる。
   −
;[[時任次郎坊清玄|グラニド・アッシュボーン]]
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;[[イレーネ]]
:盟友の息子。ゲリュオンの逝去以前に死亡したとされるが、何か思うところがある模様。
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:盟友の妻。彼女と不義密通を行い、グラニド・アッシュボーンを生んだ。
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;[[グラニド・アッシュボーン]]
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:盟友の息子。父ゲリュオンより早く遺伝病で死去したとされるが、何か思うところがある模様。
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:実際には、ゲリュオンの妻と密通したオルロックの子。
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:グラニドは父を殺害したオルロックを恨んでいたが、オルロックにとって彼は「救いたい相手」の片割れだった。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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===ロード・エルメロイⅡ世の事件簿===
    
== メモ ==
 
== メモ ==
*どう見ても悪役……と思いきや終始一貫して味方をしてくれる意外性あふれる爺さん。Fakeで語られたエルメロイⅡ世の弟子に、「蝶魔術の後継者」と呼ばれるヴェルナー・'''シザームンド'''という同姓のキャラがいるが、「剥離城アドラ」でのエルメロイⅡ世との良好な関係を見るに、自分の後継者を彼に託したのであろうか。
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*どう見ても悪役……と思いきや終始一貫して味方をしてくれる意外性あふれる爺さん。『[[Fate/strange Fake]]』で語られたエルメロイⅡ世の弟子に、「蝶魔術の後継者」と呼ばれる[[ヴェルナー・シザームンド]]という同姓のキャラがいるが、「剥離城アドラ」でのエルメロイⅡ世との良好な関係を見るに、自分の後継者を彼に託したのであろうか。
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*現代の水準を超越した神秘を備える英霊、[[衛宮切嗣|魔術師殺しの]][[バゼット・フラガ・マクレミッツ|専門家]]、異端の[[衛宮士郎|魔術遣い]]などが活躍するFateシリーズにおいて、特段戦闘向きでもないのに、珍しく作中で恐れられる正統派魔術師。例によって例外はあるものの、基本的に英霊が登場しない魔術ミステリとしての『事件簿』を象徴するキャラクターといえるかもしれない。
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*[[ロード・エルメロイⅡ世の冒険]]では、エルメロイ二世の弟子で唯一色位持ちの人物(ヴェルナー・シザームンド)が、元々色位の家系であり、認められるべくして、色位に認められたとあることから、オルロック・シザームンドも色位持ちである可能性が高い。
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== 脚注 ==
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===注釈===
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<references group = "注"/>
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===出典===
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<references group = "出"/>
    
== リンク ==
 
== リンク ==
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