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2,835 バイト追加 、 2019年7月23日 (火) 03:25
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: とある聖杯戦争で縁のあった人物の疑似サーヴァント。
 
: とある聖杯戦争で縁のあった人物の疑似サーヴァント。
 
: 依代となった人物については混ざったガネーシャのために正しく認識できておらず、生前特にガネーシャとは縁が無かった筈なのに「姉のような、恩人のような」気持ちを感じていることについて首を傾げている。
 
: 依代となった人物については混ざったガネーシャのために正しく認識できておらず、生前特にガネーシャとは縁が無かった筈なのに「姉のような、恩人のような」気持ちを感じていることについて首を傾げている。
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; [[アルジュナ〔オルタ〕]]
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: インド異聞帯に君臨していた絶対神。異聞帯という特殊な事象のなかで変貌を遂げた、もう一人の宿敵アルジュナ。
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: 初邂逅の折にはカルナを含めた一切の視線に反応を示すことがなく、カルナとしても「あのアルジュナに黙殺された」という事実を受け止めることが出来ずに不愉快さを募らせていた。
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: しかし、皮肉なことにアルジュナは殆ど機構のような状態に成り果ててもなお、カルナに対する執心(およびその執心をはじめとした[[クリシュナ (黒)|彼のエゴイズムを司る人格]])を消し去ることは出来なかったため、カルナがその身を挺してカルデア一行を脱出させたことはアルジュナの中にほんの僅かながら残っていた人間性を刺激するきっかけとなったほか、最終局面ではアシュヴァッターマンの霊核を使って復活したカルナ自身が彼と対話し、その不完全さを指摘することによって、絶対たる神としての完全性を突き崩す最後の一打を与えることに成功した。
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: シヴァ神とヴィシュヌ神の力を借り受けたカルナは、執心という確かな人間性を剥き出しにしたアルジュナに全力勝負を挑み、これを辛うじて打ち破る。敗れたアルジュナは悔しさを滲ませながらも、同時に自身の不完全性と矛盾を認め、最期は微笑みながら消滅していった(奇しくもカルナが生前最後の瞬間に微笑んでいたことと対比になっているとも言える)。
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: 彼は異聞帯での生を終えてサーヴァントとして召喚された後も執心を完全に消すことは出来ないようで、カルナに言及する会話では「やはり少しばかり、心の中に掻き立てられるものがありますね」と呟いている。
    
=== Fate/EXTELLA ===
 
=== Fate/EXTELLA ===
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: 正義がそのまま形になったような実直で誠実な性格(少なくともカルナを含めた周囲はそう認識していた)の正しく英雄と言える人物とされ、カルナはそんな彼に自分でも分からない奇妙な執着心を抱いたという。
 
: 正義がそのまま形になったような実直で誠実な性格(少なくともカルナを含めた周囲はそう認識していた)の正しく英雄と言える人物とされ、カルナはそんな彼に自分でも分からない奇妙な執着心を抱いたという。
 
: 異父兄弟であると同時に互いに戦う運命にある宿命のライバルであり、最後は彼と1対1の決闘で戦う事になるが、何としてもアルジュナを勝たせようとする人々や神々の事前の妨害工作のせいで十分に実力を発揮できない状態で戦うことを強いられており、最期は呪いで行動不能になった所をアルジュナの弓矢によって討たれる。しかしカルナ本人はアルジュナが道義に反してまで自分を殺そうとする事に喜びさえ覚えていたという。
 
: 異父兄弟であると同時に互いに戦う運命にある宿命のライバルであり、最後は彼と1対1の決闘で戦う事になるが、何としてもアルジュナを勝たせようとする人々や神々の事前の妨害工作のせいで十分に実力を発揮できない状態で戦うことを強いられており、最期は呪いで行動不能になった所をアルジュナの弓矢によって討たれる。しかしカルナ本人はアルジュナが道義に反してまで自分を殺そうとする事に喜びさえ覚えていたという。
: 尚、生前のアルジュナはカルナが異父兄だと知らぬまま闘っていたという。
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: 尚、生前のアルジュナはカルナが異父兄だと知らぬまま闘っていたとされる。
: 『Fate/Grand Order』では第五章のシナリオで因縁の対決を実現する。
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: 『Fate/Grand Order』では第五特異点にて因縁の対決を実現する。
: 結局また横槍が入ってしまったが、この二度目の不完全な決着、アルジュナに残ったしこりが五章終盤の大きなファクターとなった。
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: この時は結局横槍が入ってしまったが、この二度目の不完全な決着によりアルジュナに残ったしこりが五章終盤の大きなファクターとなる。
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: その後、冠位時間神殿で再邂逅した際は語り合いの末に「競争」という形で横に並び立ち、ともに人理修復に力を貸すこととなった。
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: 同じく『Grand Order』におけるインド異聞帯では彼のifの存在、唯一絶対の神となったアルジュナに対して決戦を挑む。
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: こちらの彼は直接登場してはいないが、カルナは彼に対しての執着や理解といったものを度々口にしており、「不出来かもしれぬ自らを見据える目を、アルジュナは確かに持っていた」「ただのアルジュナこそが自身の倒すべきアルジュナである」「不完全でありながらも完全を目指そうとするアルジュナこそが正しいアルジュナだった」などと言及している。
 
:『Fate/EXTELLA LINK』でも敵対陣営に所属しており、こちらではカルナが大帝側に所属したため彼は主人公側につくことになる。
 
:『Fate/EXTELLA LINK』でも敵対陣営に所属しており、こちらではカルナが大帝側に所属したため彼は主人公側につくことになる。
 
: 第一ルートでは終盤にカルナと対峙。“天声同化”されたカルナが大帝の権力を誇示したために激しい怒りを見せる。カルナは一度アルジュナを追い込むも、勝負の行方は互いの全力を賭した宝具の打ち合いにもつれ込み、双方相討ちとなったことで消滅した。
 
: 第一ルートでは終盤にカルナと対峙。“天声同化”されたカルナが大帝の権力を誇示したために激しい怒りを見せる。カルナは一度アルジュナを追い込むも、勝負の行方は互いの全力を賭した宝具の打ち合いにもつれ込み、双方相討ちとなったことで消滅した。
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