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| 地域 = ハンガリー
 
| 地域 = ハンガリー
 
| 属性 = 混沌・悪
 
| 属性 = 混沌・悪
| 隠し属性 =
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| 副属性 =
 
| 性別 = 女性
 
| 性別 = 女性
 
| スリーサイズ =  
 
| スリーサイズ =  
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| イメージカラー =  
 
| イメージカラー =  
 
| サーヴァント階位 =  
 
| サーヴァント階位 =  
| 特技 =  
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| 特技 = 拷問
| 好きな物 =  
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| 好きな物 = 少女の血
| 苦手な物 =  
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| 苦手な物 = 自分自身
| 天敵 =  
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| 天敵 = [[エリザベート=バートリー|昔の自分]]
 
| デザイン = okojo
 
| デザイン = okojo
 
| 設定作成 = 東出祐一郎
 
| 設定作成 = 東出祐一郎
 
| レア度 = ☆4
 
| レア度 = ☆4
 
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==概要==
 
==概要==
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;略歴
 
;略歴
: 『[[Fate/Grand Order]]』第一特異点『邪竜百年戦争 オルレアン』では[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|ジャンヌ・オルタ]]によって「狂化」を付与されたバーサーク・サーヴァントとして、西暦1431年のフランスに召喚される。
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: 『[[Fate/Grand Order]]』第一特異点『邪竜百年戦争 オルレアン』では[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|ジャンヌ・オルタ]]によって「狂化」を付与された[[バーサーク・サーヴァント]]として、西暦1431年のフランスに召喚される。
 
:同じく吸血鬼仲間であるヴラド三世とコンビで動くシーンが多く、更に二人して召喚主を快く思っていない。そして召喚主の思惑に反し、二人とも戦いの終盤まで生き残っていた。最終戦では過去の自分との戦いに敗れて消滅する。
 
:同じく吸血鬼仲間であるヴラド三世とコンビで動くシーンが多く、更に二人して召喚主を快く思っていない。そして召喚主の思惑に反し、二人とも戦いの終盤まで生き残っていた。最終戦では過去の自分との戦いに敗れて消滅する。
 
:終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅠの座を統括する[[魔神柱|溶鉱炉ナベリウス]]と交戦する。
 
:終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅠの座を統括する[[魔神柱|溶鉱炉ナベリウス]]と交戦する。
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:聖杯にかける願いは「永遠の若さ」。その願いが叶った時、彼女は為政者としての落ち着いた姿を取り戻すかもしれないが、一方で過程にある犠牲者もまた無視される。
 
:聖杯にかける願いは「永遠の若さ」。その願いが叶った時、彼女は為政者としての落ち着いた姿を取り戻すかもしれないが、一方で過程にある犠牲者もまた無視される。
 
;能力
 
;能力
:気配遮断のランクが低く、通常攻撃としては拷問弾<ref>本人曰く「拷問したいなーという想いを込めたエネルギーの塊」</ref>を使っていたが、モーション変更後は鋭い爪での近接攻撃や、アイアンメイデンを操作しての攻撃を行う。
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:気配遮断のランクが低く、通常攻撃としては拷問弾<ref group = "注">本人曰く「拷問したいなーという想いを込めたエネルギーの塊」</ref>を使っていたが、モーション変更後は鋭い爪での近接攻撃や、アイアンメイデンを操作しての攻撃を行う。
 
:尚、拷問弾は上に乗ることが出来、移動手段として使用することが可能らしい。
 
:尚、拷問弾は上に乗ることが出来、移動手段として使用することが可能らしい。
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==別クラス/バリエーション==
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===ライダー===
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水着へと着替え、ライダークラスとなったカーミラ。
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詳細は『[[カーミラ〔ライダー〕]]』を参照。
    
== ステータス ==
 
== ステータス ==
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:しかしこの拷問器具を信仰するものは多く、無垢な少女を恐怖と共に殺害する絶妙な宝具として珍重された。
 
:しかしこの拷問器具を信仰するものは多く、無垢な少女を恐怖と共に殺害する絶妙な宝具として珍重された。
 
:カーミラの頭上を浮遊し、閉じると対象の絶叫と共に血が注がれる。体力回復と攻撃の併用。女性サーヴァントの場合、ダメージが増加する。
 
:カーミラの頭上を浮遊し、閉じると対象の絶叫と共に血が注がれる。体力回復と攻撃の併用。女性サーヴァントの場合、ダメージが増加する。
:ゲーム内では「対女性」の特攻が付いており女性に対してはダメージが増大する。また、ダメージを与えた後はカーミラのHPが回復し、攻撃力アップ効果が付く。
+
:『Grand Order』では「敵単体に超強力な〔女性〕特攻攻撃[Lv]<オーバーチャージで特攻威力アップ>+自身のHPを大回復&攻撃力をアップ(3ターン)」という効果のBuster宝具。
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:強化クエスト2クリアでC+ランクに上昇し、宝具威力倍率と宝具攻撃の女性特攻倍率が上昇する。
    
== 真名:カーミラ ==
 
== 真名:カーミラ ==
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;[[Fate/Grand Order]]
 
;[[Fate/Grand Order]]
 
:『ハロウィン・ストライク! 魔のビルドクライマー/姫路城大決戦』の開催に際してモーションの改修がなされた。
 
:『ハロウィン・ストライク! 魔のビルドクライマー/姫路城大決戦』の開催に際してモーションの改修がなされた。
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:『Fate/Grand Order Arcade』ではビキニ姿の総身霊衣「スイートトラップ・メイデン」が実装されている。
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===Fate関連作品===
 
;[[教えてFGO! 偉人と神話のぐらんどおーだー]]
 
;[[教えてFGO! 偉人と神話のぐらんどおーだー]]
 
:第八話の解説されるゲスト英霊として登場する……のだが、外見は彼女のままで、'''『吸血鬼カーミラ』のキャラクターとして'''紹介される。
 
:第八話の解説されるゲスト英霊として登場する……のだが、外見は彼女のままで、'''『吸血鬼カーミラ』のキャラクターとして'''紹介される。
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:同じ拷問趣味ということで割と仲が良く、イベント故に真名伏せで名乗った「ふーやーちゃん」と言う愛称を用いて普段から呼んでいる。
 
:同じ拷問趣味ということで割と仲が良く、イベント故に真名伏せで名乗った「ふーやーちゃん」と言う愛称を用いて普段から呼んでいる。
 
:カーミラが混沌属性なのに対し秩序属性で正反対だが、秩序属性は取りまとめるのが上手い事から集団行動では少し譲っている。
 
:カーミラが混沌属性なのに対し秩序属性で正反対だが、秩序属性は取りまとめるのが上手い事から集団行動では少し譲っている。
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:後に期間限定イベント『ホーリー・サンバ・ナイト』にて、彼女の姪という扱いで中国代表タッグ「モースト・デンジャラス・チーム」を組んで出場した。
 
;[[土方歳三]]
 
;[[土方歳三]]
 
:共に拷問に一家言あるが、彼女は純然たる趣味で、彼は情報収集の為の手段であることから相容れない。
 
:共に拷問に一家言あるが、彼女は純然たる趣味で、彼は情報収集の為の手段であることから相容れない。
:とはいえ無関心でもないようで、名前を呼びつつ食生活を皮肉半分で忠告するくらいには思い入れはある模様。
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:とはいえ無関心でもないようで、下の名前を呼びつつ食生活を皮肉半分で忠告するくらいには思い入れはある模様。あちらもあちらで、名指しで「別嬪」と呼ぶ程度には興味を持っている(ただのおっぱい星人かも知れないが)。
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:「才能があるのは確かでしょう?」と艶やかに挑発している。
 
;[[エリザベート=バートリー]]
 
;[[エリザベート=バートリー]]
 
:過去の自分。お互いに決して相容れない不倶戴天の敵。…しかし根は彼女とあまり変わってなかったりするが。
 
:過去の自分。お互いに決して相容れない不倶戴天の敵。…しかし根は彼女とあまり変わってなかったりするが。
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:彼女たちに関しては、エリザベートそのものではなく、守護神像の端末なので特に訴える事はない。
 
:彼女たちに関しては、エリザベートそのものではなく、守護神像の端末なので特に訴える事はない。
 
:だが、「何故メカなのか?」という疑問を持っている。
 
:だが、「何故メカなのか?」という疑問を持っている。
 +
;[[九紋竜エリザ]]
 +
:いつものエリザベートよりさらに幼い自分自身。
 +
:悲鳴を上げて胃薬を探し始める様子に本気で心配されていた。
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;[[女王メイヴ]]
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:セレブ体質なところや、欲しい物を堂々と公言し、奪う為に手段を選ばない点に共感を覚えているとか。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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: なお『昔使っていた』という光弾ではあるが、当イベントにおいて戦闘モーションがリニューアルされたことによるタイムリーなメタネタである。
 
: なお『昔使っていた』という光弾ではあるが、当イベントにおいて戦闘モーションがリニューアルされたことによるタイムリーなメタネタである。
   −
;「ええ、去年の時点で悟っているの私。アレと相対したときは心を虚無で満たすの。<br /> そうすれば、たとえ自分の過去がメカになって、守護神像と同一化して巨大メカになったとしても―――<br /> 吐血する程度のストレスで耐えられるわ。」
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;「ええ、去年の時点で悟っているの私。アレと相対したときは心を虚無で満たすの。<br /> そうすれば、たとえ自分の過去がメカになって、守護神像と同一化して巨大メカになったとしても―――<br /> ―――吐血する程度のストレスで耐えられるわ。」
 
: 同上イベントで、テンションが低く大人しい理由について。
 
: 同上イベントで、テンションが低く大人しい理由について。
: サーヴァント界屈指のイロモノキャラとして年々進化していく「<del>'''アレ'''</del>([[エリザベート=バートリー|過去の自分]])」に、カーミラの心が砕けていく。吸血を好む彼女がストレスで血を吐くというのも因果なものである。
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: サーヴァント界屈指のイロモノキャラとして年々進化していく「<ruby><rb>'''[[エリザベート=バートリー|アレ]]'''</rb><rt>過去の自分</rt></ruby>」に、カーミラの心が砕けていく。吸血を好む彼女がストレスで血を吐くというのも因果なものである。
 
: なお、その光景を見たマシュから「'''血を吐いている時点で耐えられてない'''」と突っ込まれた挙句、カウンセリングを推奨される始末。
 
: なお、その光景を見たマシュから「'''血を吐いている時点で耐えられてない'''」と突っ込まれた挙句、カウンセリングを推奨される始末。
   −
;「チェイテ城にもあるにはあったらしいけど、私には使わなかったわね。<br> そんなものを使うくらいなら、死のうと決めていたし。」
+
;「チェイテ城にもあるにはあったらしいけど、私は使わなかったわね。<br> そんなものを使うくらいなら、死のうと決めていたし。」
 
: 同イベントで、隠し通路に関する話題での発言。
 
: 同イベントで、隠し通路に関する話題での発言。
 
: 暗闇に閉じ込められ、皆から忘れられ、一切の光もなく孤独のまま果てる。そんな惨めな末路を迎えてしまったが、彼女は隠し通路を使ってまで生き延びようとする真似を否定していた。
 
: 暗闇に閉じ込められ、皆から忘れられ、一切の光もなく孤独のまま果てる。そんな惨めな末路を迎えてしまったが、彼女は隠し通路を使ってまで生き延びようとする真似を否定していた。
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== メモ ==
 
== メモ ==
*カーミラとはシェリダン・レ・ファニュが1872年に著した怪奇小説のタイトルおよびその作中に登場する女吸血鬼の名前。<br>エリザベート=バートリーはこの女吸血鬼のモデルになったと一部で噂されているが、実際のところ、このサーヴァントとしてのカーミラの設定も小説の内容とは特に関係がなく、ほとんど名前を借りたFate独自設定のような状態。「小説のモデルとなった人物」として英霊となっている[[ヘンリー・ジキル&ハイド|ヘンリー・ジキル]]や[[ファントム・オブ・ジ・オペラ]]などとは違う、[[ヴラド三世 (Apocrypha)|ヴラド三世]]とドラキュラのような関係といえる。
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*カーミラとはシェリダン・レ・ファニュが1872年に著した怪奇小説のタイトルおよびその作中に登場する女吸血鬼の名前。<br>エリザベート=バートリーはこの女吸血鬼のモデルになったと一部で噂されているが、実際のところ、このサーヴァントとしてのカーミラの設定も小説の内容とは特に関係がなく、ほとんど名前を借りたFate独自設定のような状態。「小説のモデルとなった人物」として英霊となっている[[ヘンリー・ジキル&ハイド|ヘンリー・ジキル]]や[[ファントム・オブ・ジ・オペラ]]などとは異なる。例えるなら、「[[ヴラド三世 (Apocrypha)|ヴラド三世]]の真名がドラキュラ」と言うような状態。
 
*ちなみに、この小説「カーミラ」はかの有名な「ドラキュラ」以前に著された本であり、怪奇小説として後世に大きな影響を残したとされているのだが、その内容はなんと「'''良家のお嬢様とそこに居候する美少女吸血鬼の交わりを描く百合小説'''」というものであった。興味のある方はぜひご一読あれ。
 
*ちなみに、この小説「カーミラ」はかの有名な「ドラキュラ」以前に著された本であり、怪奇小説として後世に大きな影響を残したとされているのだが、その内容はなんと「'''良家のお嬢様とそこに居候する美少女吸血鬼の交わりを描く百合小説'''」というものであった。興味のある方はぜひご一読あれ。
**なお、小説に登場するカーミラのキャラクターイメージはどちらかと言えばカーミラよりエリザベートの方に近い。よって『CCC』未体験プレイヤーからは「真名が逆なのでは?」という感想もチラホラ。もっとも、小説のカーミラは槍を振り回したり、破壊音波級の歌を披露する事は無いが……。
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**小説に登場するカーミラは「美少女吸血鬼」であるため、どちらかと言えばカーミラよりエリザベートの方に近い。逆に「エリザベート=バートリー」と言えば、大抵はこちらのような大人の美女を想像するだろう。よって『CCC』未体験プレイヤーを中心に、「真名が逆なのでは?」という感想もチラホラ見受けられる。
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***実際のところ、こうなっている理由は「『CCC』ですでにあちらのエリザベートが出ていたから」と言うのが大きいだろう。逆にこちらが先もしくは同時だった場合、こちらがエリザベート、あちらがカーミラもしくはエリザベート・リリィとなっていた可能性が高い。
 
**後に『教えてFGO! 偉人と神話のぐらんどおーだー』で、カーミラが紹介される回として主人公視点で『吸血鬼カーミラ』を([[ナーサリー・ライム]]によって)追体験する形で内容が描写された。
 
**後に『教えてFGO! 偉人と神話のぐらんどおーだー』で、カーミラが紹介される回として主人公視点で『吸血鬼カーミラ』を([[ナーサリー・ライム]]によって)追体験する形で内容が描写された。
**ちなみに、小説に登場したカーミラはなんと'''太陽の光が通用しない'''という非常に強力な吸血鬼だったりする。ただしその代わりに、聖歌を聞くと身体が動かなくなるという弱点を持っている。
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**小説のカーミラの美しく高貴な人物というイメージや、棺桶や杭といった関連アイテムはドラキュラに引き継がれ後の吸血鬼物の定番となった。一方で太陽光が平気で、讃美歌を苦手とするなどの独自の特徴も持つ。
*過去の自分とは対照的に彼女は頑なに別衣装バージョンなどを一切披露していないが、概念礼装「サマータイム・ミストレス」で水着姿を披露している。
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*概念礼装「サマータイム・ミストレス」で水着姿の披露はあったものの、過去の自分とは対照的に実装キャラとしては別衣装バージョンなどを一切披露してこなかった彼女だが、2019年夏イベント『[[Fate/Grand Orderイベント一覧 (2019)#見参! ラスベガス御前試合 水着剣豪七色勝負!|水着剣豪七色勝負!]]』において満を持しての[[カーミラ〔ライダー〕|登場]]が実現している。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
<references />
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===注釈===
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<references group="注"/>
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===出典===
 +
<references group="出"/>
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== リンク ==
 
== リンク ==
 
*[[登場人物]]
 
*[[登場人物]]
183行目: 207行目:  
[[Category:アサシン]]
 
[[Category:アサシン]]
 
[[Category:Fate/Grand Order]]
 
[[Category:Fate/Grand Order]]
 +
[[Category:Fate/Grand Order Arcade]]
 
[[category:マンガで分かる!Fate/Grand Order]]
 
[[category:マンガで分かる!Fate/Grand Order]]
 
[[Category:教えてFGO! 偉人と神話のぐらんどおーだー]]
 
[[Category:教えてFGO! 偉人と神話のぐらんどおーだー]]
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[[Category:Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない]]
 +
[[Category:TYPE-MOON エイプリルフール企画]]
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