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70 バイト追加 、 2017年6月23日 (金) 22:11
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;略歴
 
;略歴
:『Grand Order』第一部七章において[[エルキドゥ]]に成りすまし、紀元前2655年のウルクに降り立つ。レイシフト直後に魔獣の群れに取り囲まれて危機に陥った主人公たちを助けることで信頼させることに成功。
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:『Grand Order』第七特異点『絶対魔獣前線 バビロニア』において[[エルキドゥ]]に成りすまし、紀元前2655年のウルクに降り立つ。レイシフト直後に魔獣の群れに取り囲まれて危機に陥った主人公たちを助けることで信頼させることに成功。
 
:その後ウルクの防衛の要害である北壁を主人公たちに見せ、王都ウルクに入るためと偽って主人公たちを辺地の森に誘い込んで抹殺を目論むも、その場に馳せ参じた[[マーリン]]と[[メドゥーサ〔ランサー〕|アナ]]に正体を看破されて失敗に終わる。その後は本性を顕にして主人公たちと幾度も敵対。[[ゴルゴーン]]が[[メドゥーサ〔ランサー〕|アナ]]の捨て身の一撃で討たれた後に登場し、[[ティアマト]]の目覚めを妨げた[[マーリン]]を仕留めることに成功。
 
:その後ウルクの防衛の要害である北壁を主人公たちに見せ、王都ウルクに入るためと偽って主人公たちを辺地の森に誘い込んで抹殺を目論むも、その場に馳せ参じた[[マーリン]]と[[メドゥーサ〔ランサー〕|アナ]]に正体を看破されて失敗に終わる。その後は本性を顕にして主人公たちと幾度も敵対。[[ゴルゴーン]]が[[メドゥーサ〔ランサー〕|アナ]]の捨て身の一撃で討たれた後に登場し、[[ティアマト]]の目覚めを妨げた[[マーリン]]を仕留めることに成功。
 
:しかし、ティアマトが一向に目覚めないのと、新人類であるはずのラフムが人類に無意味な虐殺を行っていることに疑念を抱き、ラフムが人類を皆殺しにすることを楽しんでいる姿に痺れを切らす。しかしラフム達によって用済みと宣告された挙句、動力源であり復活の鍵である聖杯を奪われてしまう。ラフムとティアマトの実態に絶望しながら逃げゆくが、消滅の間際であったラフム化した人間に助けられて事なきを得る。
 
:しかし、ティアマトが一向に目覚めないのと、新人類であるはずのラフムが人類に無意味な虐殺を行っていることに疑念を抱き、ラフムが人類を皆殺しにすることを楽しんでいる姿に痺れを切らす。しかしラフム達によって用済みと宣告された挙句、動力源であり復活の鍵である聖杯を奪われてしまう。ラフムとティアマトの実態に絶望しながら逃げゆくが、消滅の間際であったラフム化した人間に助けられて事なきを得る。
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;(……ああ、こんな事なら、最後に、<br>アイツに会いに行けば良かったのにね―――)
 
;(……ああ、こんな事なら、最後に、<br>アイツに会いに行けば良かったのにね―――)
:第七章。ラフム達のリンチで殺されそうになっているキングゥの脳裏に浮かんだのは誰かのことだった。
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:第七特異点にて、ラフム達のリンチで殺されそうになっているキングゥの脳裏に浮かんだのは誰かのことだった。
 
:そして、そんな彼を窮地から救ったのは、自我を保ったラフムであった。
 
:そして、そんな彼を窮地から救ったのは、自我を保ったラフムであった。
    
;「ラフム、残り二千。取るに足らない。」<br>「―――フン。見た事か。心臓さえあれば、おまえたちなんて話にならない。」<br>「こんな量産型に手こずるなんて、旧人類は本当に使えない。それでよく、」<br>「……よくボク相手に大口を叩いたものだ。カルデアのマスターも、アイツも。」<br>「ひとりじゃ何もできないクセに、偉そうに胸を張って。それで、最後まで生き延びた。」<br>「…………ふふ。自分ひとりで何でもできる、か。その時点で、ボクは完全じゃなかったな。」
 
;「ラフム、残り二千。取るに足らない。」<br>「―――フン。見た事か。心臓さえあれば、おまえたちなんて話にならない。」<br>「こんな量産型に手こずるなんて、旧人類は本当に使えない。それでよく、」<br>「……よくボク相手に大口を叩いたものだ。カルデアのマスターも、アイツも。」<br>「ひとりじゃ何もできないクセに、偉そうに胸を張って。それで、最後まで生き延びた。」<br>「…………ふふ。自分ひとりで何でもできる、か。その時点で、ボクは完全じゃなかったな。」
:第七章にて、最終決戦に参戦して。神の泥人形に宿った新たな存在は、ようやく完全が何なのかを知った。
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:第七特異点にて、最終決戦に参戦して。神の泥人形に宿った新たな存在は、ようやく完全が何なのかを知った。
    
;「―――人間の味方なんてするものか。ボクは新しいヒト。ただひとりの新人類、キングゥだ。」<br>「だけど―――」<br>「……母親も生まれも関係なく。……本当に、やりたいと思った事を、か。<br> ……ボクにはそんなものはない。なかったんだ。なかったんだよ、ギル。」<br>「でも―――思えば、一つだけあったんだ。<br> キミに会いたかった。キミと話したかった。<br> この胸に残る多くの思い出の話を、その感想を、友としてキミに伝えたかった。」<br>「でも、それは叶わない。それはボクではなく、エルキドゥという機体の望みだ。」<br>「……そして。ボクの望みは、今も昔も変わらない。」<br>「新人類も旧人類も関係ない。ボクはヒトの世を維持するべく生を受けた。」
 
;「―――人間の味方なんてするものか。ボクは新しいヒト。ただひとりの新人類、キングゥだ。」<br>「だけど―――」<br>「……母親も生まれも関係なく。……本当に、やりたいと思った事を、か。<br> ……ボクにはそんなものはない。なかったんだ。なかったんだよ、ギル。」<br>「でも―――思えば、一つだけあったんだ。<br> キミに会いたかった。キミと話したかった。<br> この胸に残る多くの思い出の話を、その感想を、友としてキミに伝えたかった。」<br>「でも、それは叶わない。それはボクではなく、エルキドゥという機体の望みだ。」<br>「……そして。ボクの望みは、今も昔も変わらない。」<br>「新人類も旧人類も関係ない。ボクはヒトの世を維持するべく生を受けた。」
:第七章より。すべてが偽りだった人形は、生まれて初めての本物を手にした。
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:第七特異点より。すべてが偽りだった人形は、生まれて初めての本物を手にした。
    
;「さようなら、母さん。アナタは選ぶ<ruby><rb>機体</rb><rt>コドモ</RT></RUBY>を間違えた。」<br>「……うん。アイツの言った事は、よく分からない。でも―――」<br>「―――この体が。やるべき事を、覚えている。」<br>「ウルクの大杯よ、力を貸しておくれ。」<br>「ティアマト神の息子、キングゥがここに天の鎖の<ruby><rb>筺</rb><rt>な</RT></RUBY>を<ruby><rb>示</rb><rt>しめ</RT></RUBY>す!」<br>「母の怒りは過去のもの。いま呼び覚ますは星の<ruby><rb>息吹</rb><rt>いぶき</RT></RUBY>―――」<br>「<RUBY><RB>人よ 神を繋ぎ止めよう</RB><RT>エヌマ・エリシュ</RT></RUBY>―――!!!!!」
 
;「さようなら、母さん。アナタは選ぶ<ruby><rb>機体</rb><rt>コドモ</RT></RUBY>を間違えた。」<br>「……うん。アイツの言った事は、よく分からない。でも―――」<br>「―――この体が。やるべき事を、覚えている。」<br>「ウルクの大杯よ、力を貸しておくれ。」<br>「ティアマト神の息子、キングゥがここに天の鎖の<ruby><rb>筺</rb><rt>な</RT></RUBY>を<ruby><rb>示</rb><rt>しめ</RT></RUBY>す!」<br>「母の怒りは過去のもの。いま呼び覚ますは星の<ruby><rb>息吹</rb><rt>いぶき</RT></RUBY>―――」<br>「<RUBY><RB>人よ 神を繋ぎ止めよう</RB><RT>エヌマ・エリシュ</RT></RUBY>―――!!!!!」
:第七章より。母の怒りを過去のものとし、星の息吹を呼び覚ます。天の遺児は自らの意志の赴くままに原初の母に挑む。
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:第七特異点より。母の怒りを過去のものとし、星の息吹を呼び覚ます。天の遺児は自らの意志の赴くままに原初の母に挑む。
    
== メモ ==
 
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