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:『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』で登場。冬木の聖杯戦争におけるサーヴァントとは異なり、「クラスカード」と呼ばれるカードを媒介に、ただの「力」として使役される存在。ただし、その力は本来のものより劣化している。
 
:『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』で登場。冬木の聖杯戦争におけるサーヴァントとは異なり、「クラスカード」と呼ばれるカードを媒介に、ただの「力」として使役される存在。ただし、その力は本来のものより劣化している。
 
:詳細は「[[クラスカード]]」を参照。
 
:詳細は「[[クラスカード]]」を参照。
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=== 島津セタンタ ===
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:『Fate/Grand Order』のイベント「ぐだぐだ本能寺」に登場するクー・フーリン。
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:召喚時に島津義弘の因子が加えられていると見られ、更にサーヴァントの霊核に感染する特殊な粒子によってステータスの弱体化、記憶の改竄、霊核の摩耗、「残念になる」などの悪影響が及んでいる。
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: 継戦能力を活用して釣り野伏を仕掛けてくる他、某異世界ファンタジー漫画ネタか「心臓おいてけやぁ!」などと弾けている。
      
== ランサー (EXTRA) ==
 
== ランサー (EXTRA) ==
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: クー・フーリンや亡命する前のフェルグスなどが所属していたアルスターの騎士団。ただし、騎士団とはいうものの、不忠さえなければ好き勝手余所にケンカを売っていた自由奔放な集団であったという。
 
: クー・フーリンや亡命する前のフェルグスなどが所属していたアルスターの騎士団。ただし、騎士団とはいうものの、不忠さえなければ好き勝手余所にケンカを売っていた自由奔放な集団であったという。
 
; フェルディアとフェルグス
 
; フェルディアとフェルグス
: どちらもアルスターの敵国コノートの騎士であり、クー・フーリンの親友として伝承に残っているが、しばしば混同視されることが多い。フェルグスはカラドボルグの所有者として知られるが、フェルディアが所有者という説もある。実際、hollowでランサーが語ったフェルディアの部分がEXTRAの解説文ではフェルグスに置き換えられている等公式でも二人の扱いは曖昧なものであったが、後に『Grand Order』にてフェルグスがサーヴァントとしてカラドボルグを携え登場。
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: どちらもアルスターの敵国コノートの騎士であり、クー・フーリンの親友として伝承に残っているが、しばしば混同視されることが多い。フェルグスはカラドボルグの所有者として知られるが、フェルディアが所有者という説もある。実際、『hollow』でランサーが語ったフェルディアの部分が『EXTRA』の解説文ではフェルグスに置き換えられている等公式でも二人の扱いは曖昧なものであったが、後に『Grand Order』にてフェルグスがサーヴァントとしてカラドボルグを携え登場。
: 彼のプロフィールから、Fateの世界観においてはフェルディアとフェルグスははっきりと分けられる存在らしいことが判明した。
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: 彼のプロフィールから、『Fate』の世界観においてはフェルディアとフェルグスははっきりと分けられる存在らしいことが判明した。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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; [[Fate/unlimited codes]]
 
; [[Fate/unlimited codes]]
 
: 「疾風の蒼き槍兵」。原作同様の槍を振るう。自身のシナリオではキャスターの「破戒すべき全ての符」を使うことで言峰に反旗を翻す。
 
: 「疾風の蒼き槍兵」。原作同様の槍を振るう。自身のシナリオではキャスターの「破戒すべき全ての符」を使うことで言峰に反旗を翻す。
: リーチの長さ・機動力・攻撃の出の速さを兼ね備えた、恐ろしいほどの高性能キャラ。ギルガメッシュと共に「二強」としてキャラランク頂点に君臨している。
   
; [[Fate/EXTRA]]
 
; [[Fate/EXTRA]]
 
: 凛のサーヴァントとして、存分に呪いの朱槍を振るう。
 
: 凛のサーヴァントとして、存分に呪いの朱槍を振るう。
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: 空間の歪みの中で、言峰のサーヴァントとして登場。
 
: 空間の歪みの中で、言峰のサーヴァントとして登場。
 
; [[Fate/Ace Royal]]
 
; [[Fate/Ace Royal]]
: [[英霊カード]]の一枚として登場。【先制】を封じる「矢よけの加護」、ダウン状態にならない「戦闘続行」によって非常に防御力が高い。また全ステータスの合計値が'''全英霊中最高'''で、何とヘラクレスより上。クラス適性もアサシン以外の全てのクラスに適性を持ち、どのクラスにしても弱くない。更に「刺し穿つ死棘の槍」によって相手にダメージを与えれば、大抵の相手は一撃で即死する。
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: [[英霊カード]]の一枚として登場。
 
; [[ちびちゅき!]]
 
; [[ちびちゅき!]]
 
: 他の皆が自由気ままに過ごしている裏で、相変わらずカレンに酷使されている。
 
: 他の皆が自由気ままに過ごしている裏で、相変わらずカレンに酷使されている。
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; [[Fate/Grand Order]]
 
; [[Fate/Grand Order]]
 
: ランサー(イラスト:武内崇氏)、キャスター(イラスト:また氏)の2つのクラスで参戦。レア度は共にR(☆3)。
 
: ランサー(イラスト:武内崇氏)、キャスター(イラスト:また氏)の2つのクラスで参戦。レア度は共にR(☆3)。
: 前述の通りストーリーではキャスタークラスで登場。序章でのナビゲーターとして主人公らを導く。序章の終了時にはクリアボーナスとして確定で入手できる。
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: 前述の通りメインシナリオではキャスタークラスで登場。序章でのナビゲーターとして主人公らを導く。序章の終了時にはクリアボーナスとして確定で入手できる。
: 共通して持っている「矢避けの加護」が非常に優秀で、特に「戦闘続行」で更なる保険をかけられるランサーは(いい意味で)「レア度詐欺」とされるほどの使い勝手を誇る。
      
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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;「おぅ、見てくれ。このダイオウグソクムシの姿揚げ、フウセンウナギ添え。真っ黒になるまでこんがりと揚げた精力のつく一品!」
 
;「おぅ、見てくれ。このダイオウグソクムシの姿揚げ、フウセンウナギ添え。真っ黒になるまでこんがりと揚げた精力のつく一品!」
:hollowドラマCD『怪物という名の食卓』にて。アーチャー、ギルガメッシュとの料理勝負でランサーが作ったものは、深海からとってきた甲殻類「ダイオウグソクムシ」を何の下味もせず、ただ油で揚げただけというどこぞのお笑い芸人がよくやる一品。当然、判定役のキャスターからは見ただけで罵倒され、皿を貸し出したライダーからはクリーニング代込みで高額なレンタル料を請求された。
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:『hollow』ドラマCD『怪物という名の食卓』にて。アーチャー、ギルガメッシュとの料理勝負でランサーが作ったものは、深海からとってきた甲殻類「ダイオウグソクムシ」を何の下味もせず、ただ油で揚げただけというどこぞのお笑い芸人がよくやる一品。当然、判定役のキャスターからは見ただけで罵倒され、皿を貸し出したライダーからはクリーニング代込みで高額なレンタル料を請求された。
    
;「細けえこたあいいんだよ!」
 
;「細けえこたあいいんだよ!」
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== メモ ==
 
== メモ ==
*殺すことに長けた宝具持ちなのに、Fateで宝具を使って絶命に追い込めた相手はいなかったりする。
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*殺すことに長けた宝具持ちなのに、『Fate』で宝具を使って絶命に追い込めた相手はいなかったりする。
 
**というか、幾度も放った中でまともに心臓に命中したのが確認できるのは『stay night』の士郎、『hollow』のバゼットと『EXTRA』のラニ=VIIIの三名のみ。<br/>士郎は死ぬ前に凛によって心臓を再生され、ラニは心臓をぶち抜かれても致命傷にならず、バゼットは殺しはしたが結局は復活と、結局倒せていない。
 
**というか、幾度も放った中でまともに心臓に命中したのが確認できるのは『stay night』の士郎、『hollow』のバゼットと『EXTRA』のラニ=VIIIの三名のみ。<br/>士郎は死ぬ前に凛によって心臓を再生され、ラニは心臓をぶち抜かれても致命傷にならず、バゼットは殺しはしたが結局は復活と、結局倒せていない。
 
**本来の伝承では、ゲイ・ボルクには「心の臓を喰らうもの」もしくは「雷の投擲」という呼び名がある。
 
**本来の伝承では、ゲイ・ボルクには「心の臓を喰らうもの」もしくは「雷の投擲」という呼び名がある。
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**原典においてもその生命力・タフネスは突出している。最期の時は半身が麻痺した状態でゲイ・ボルクで心臓を貫かれながらも、溢れた自らの内臓を水で清めてから腹の中に戻し、石柱に自らを括り付けて立ったまま息絶えたとされる。<br>「戦闘続行:A」のスキルはここに由来すると思われる。
 
**原典においてもその生命力・タフネスは突出している。最期の時は半身が麻痺した状態でゲイ・ボルクで心臓を貫かれながらも、溢れた自らの内臓を水で清めてから腹の中に戻し、石柱に自らを括り付けて立ったまま息絶えたとされる。<br>「戦闘続行:A」のスキルはここに由来すると思われる。
 
*伝承では恋多き男として伝えられているかなりの女好きであり、実際『hollow』ではナンパの常習犯となっている。<br>『Grand Order』では四人の女がいたと打ち明けており、その面々は「[[スカサハ|槍の師匠]]と姫さんと死の女神と敵国の女王」となっている。
 
*伝承では恋多き男として伝えられているかなりの女好きであり、実際『hollow』ではナンパの常習犯となっている。<br>『Grand Order』では四人の女がいたと打ち明けており、その面々は「[[スカサハ|槍の師匠]]と姫さんと死の女神と敵国の女王」となっている。
**…とは言え、TPOを弁えない求愛は御免蒙るらしく、伝承の一つ「クアルンゲの牛捕り」のエピソードでは、女神モリガンから告白されるも戦いの真っ最中であったために「恋愛をしている暇はない」「女の手助けは受けない」とにべも無く一蹴。結果彼女から敵の如く付け回され襲撃を受ける羽目に。<br>もっとも、それらの襲撃を悉く返り討ちにした後手ずからモリガンの傷を手当てしたため、以後ちゃっかり彼女の加護を授かるあたりは色男の面目躍如というべきだろうか。
   
**その一方で[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]や[[メディア|キャスター]]、バゼットやスカサハをおちょくってる場面があり、その度に怒りを買って痛い目に遭う事が多い。
 
**その一方で[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]や[[メディア|キャスター]]、バゼットやスカサハをおちょくってる場面があり、その度に怒りを買って痛い目に遭う事が多い。
 
*伝承で竜や魔物と戦った逸話が豊富にあるからか、ライダーなどの魔物としての属性を持つサーヴァントには有利に闘えると説明されている。
 
*伝承で竜や魔物と戦った逸話が豊富にあるからか、ライダーなどの魔物としての属性を持つサーヴァントには有利に闘えると説明されている。
*宝具の性質上、巨大な図体を誇る怪物や異様なまでタフネスさを誇る相手とは相性が良いとされ、「約束された勝利の剣」に耐えられる程にタフな相手でも仕留められる点から[[死徒|死徒二十七祖]]を相手にしても圧勝出来るメンバーに数えられている。
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*宝具の性質上、巨大な図体を誇る怪物や異様なまでタフネスさを誇る相手とは相性が良いとされ、「約束された勝利の剣」に耐えられる程にタフな相手でも仕留められる点から[[死徒|死徒二十七祖]]を相手にしても戦闘を安心して見守れるメンバーに数えられている。
 
*『hollow』では女性陣を差し置いて着替え最多。アロハ、ギャルソン、Tシャツ、花屋のエプロンと実に多彩。
 
*『hollow』では女性陣を差し置いて着替え最多。アロハ、ギャルソン、Tシャツ、花屋のエプロンと実に多彩。
 
*禁戒(ゲッシュ)の中に「犬を食べない」というものがあるが、ホットドッグすらアウトらしい。<br>無論、ホットドッグに犬の肉など使われておらず、食べたところでゲッシュを破るわけではないのだが……<br>ちなみに、伝承ではゲッシュである「犬を食べない」と「目下の者から勧められた食事を断らない」の二つの矛盾により受けた呪いが死につながっている。
 
*禁戒(ゲッシュ)の中に「犬を食べない」というものがあるが、ホットドッグすらアウトらしい。<br>無論、ホットドッグに犬の肉など使われておらず、食べたところでゲッシュを破るわけではないのだが……<br>ちなみに、伝承ではゲッシュである「犬を食べない」と「目下の者から勧められた食事を断らない」の二つの矛盾により受けた呪いが死につながっている。
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*[[ヘラクレス|バーサーカー]]の正体であるかの大英雄に匹敵するほど芸達者で、魔術師、狂戦士のクラスでの召喚もありえた他、剣士、弓兵、騎乗兵等に適する逸話も持ち合わせている。とはいえ、「やはり彼にはランサーが似合っていよう」とは用語辞典での奈須きのこの言。
 
*[[ヘラクレス|バーサーカー]]の正体であるかの大英雄に匹敵するほど芸達者で、魔術師、狂戦士のクラスでの召喚もありえた他、剣士、弓兵、騎乗兵等に適する逸話も持ち合わせている。とはいえ、「やはり彼にはランサーが似合っていよう」とは用語辞典での奈須きのこの言。
 
**ただ、生前の剣の師だったフェルグス・マック・ロイ曰く、「剣の才能はあまりなかったからすぐに槍に鞍替えした」らしい。彼が要求する水準が高すぎるのか、まともな剣とは言い難いカラドボルグを使う彼のセンスがおかしいのか、本当に剣の才能がなかったのかは不明である。
 
**ただ、生前の剣の師だったフェルグス・マック・ロイ曰く、「剣の才能はあまりなかったからすぐに槍に鞍替えした」らしい。彼が要求する水準が高すぎるのか、まともな剣とは言い難いカラドボルグを使う彼のセンスがおかしいのか、本当に剣の才能がなかったのかは不明である。
**[[Fate/Grand Order]]では「[[クラス (キャスター)|魔術師]]」としての姿を見せた。が、やっぱりランサーの方が強い扱いの様だ。
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**[[Fate/Grand Order]]』では「[[クラス (キャスター)|魔術師]]」としての姿を見せた。が、やっぱりランサーの方が強い扱いの様だ。
 
*聖杯戦争の開催地が知名度が低い日本だった為に能力が劣化してしまったが、もし知名度が高い欧州が舞台だったのならヘラクレスやアーサー王に並ぶ存在になったとの事。<br>更に彼の母国アイルランドならパラメーターの上昇と、城、戦車(チャリオット)の宝具に、スキル(不眠の加護)が追加されるという。<br>舞台がアイルランドならセイバーを凌ぐ力を発揮しただろうが、逆に彼女の母国イングランドで闘えば彼女に譲ると発言されており、国境の境目で闘えばクルクル力関係が逆転する程に知名度補正の影響があると説明されている。
 
*聖杯戦争の開催地が知名度が低い日本だった為に能力が劣化してしまったが、もし知名度が高い欧州が舞台だったのならヘラクレスやアーサー王に並ぶ存在になったとの事。<br>更に彼の母国アイルランドならパラメーターの上昇と、城、戦車(チャリオット)の宝具に、スキル(不眠の加護)が追加されるという。<br>舞台がアイルランドならセイバーを凌ぐ力を発揮しただろうが、逆に彼女の母国イングランドで闘えば彼女に譲ると発言されており、国境の境目で闘えばクルクル力関係が逆転する程に知名度補正の影響があると説明されている。
 
**この戦車は伝承によると、灰色のマハ、黒色のセングレンという二匹の名馬が引いている。この宝具を備えるのであれば、「[[クラス (ライダー)|騎乗兵]]」として現界していた可能性もある。<br>ただし、この戦車にはレーグという御者がいて、彼がこのチャリオット専任の部下だったらしい。用語辞典等でも「騎乗兵」のクラス適正について触れられたことはない。ランサーが全く戦車を扱えないなどということは考えられないが、どの程度の適正を備えているかは公式の発言がないため不明瞭である。
 
**この戦車は伝承によると、灰色のマハ、黒色のセングレンという二匹の名馬が引いている。この宝具を備えるのであれば、「[[クラス (ライダー)|騎乗兵]]」として現界していた可能性もある。<br>ただし、この戦車にはレーグという御者がいて、彼がこのチャリオット専任の部下だったらしい。用語辞典等でも「騎乗兵」のクラス適正について触れられたことはない。ランサーが全く戦車を扱えないなどということは考えられないが、どの程度の適正を備えているかは公式の発言がないため不明瞭である。
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*ルーンそのものはケルト圏ではなく北欧圏の文字である(ケルトの場合はオガム文字)。何故ケルトの英雄が北欧のルーンを持っているのかについては、『Grand Order』にて彼の師匠スカサハより語られた。理由は単純明快、「刻んですぐに効果が出るルーンの方が戦うのに都合が良かったから」らしい(曰く「オガム文字は効きが悪い」だそうだ)。なお、ケルト圏では長らく文字というものがなかったらしく、そういう意味では「文字が肝となる魔術」を使うというのはかなり異質に映る。
 
*ルーンそのものはケルト圏ではなく北欧圏の文字である(ケルトの場合はオガム文字)。何故ケルトの英雄が北欧のルーンを持っているのかについては、『Grand Order』にて彼の師匠スカサハより語られた。理由は単純明快、「刻んですぐに効果が出るルーンの方が戦うのに都合が良かったから」らしい(曰く「オガム文字は効きが悪い」だそうだ)。なお、ケルト圏では長らく文字というものがなかったらしく、そういう意味では「文字が肝となる魔術」を使うというのはかなり異質に映る。
 
*幸運値はどうしようもないほどに低いがバクチやゲームは結構好きで、特にバックギャモンには一家言あるとのこと。
 
*幸運値はどうしようもないほどに低いがバクチやゲームは結構好きで、特にバックギャモンには一家言あるとのこと。
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*『Grand Order』のイベント、「ぐだぐだ本能寺 ぐだぐだ茶器集め 上級」のボスとしてランサーが登場した際の名義は「島津セタンタ」。<br />「セイバーウォーズ ~リリィのコスモ武者修行~ 【チャレンジ!】宇宙生物襲来!IX」のボスとして登場した際の名義は「キャスニット」。<br />「空の境界/the Garden of Order 七階 四号室」のボスとしてキャスターが登場した際の名義は「人違いリン」。
    
== 話題まとめ ==
 
== 話題まとめ ==
;アイルランドとイギリス
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:セイバーとは同じイギリス出身であり仲が良いように見えるが、文化的背景を考えるとかなり剣呑である。
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:クーフーリンが所属するアルスター神話はケルト系であり、主な地域は北アイルランドであるが、これは元々いたケルト系住民が後に入ってきたアングロサクソン系民族に押し込められる形でこうなった。当然両者の文化は異なる。
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:また、後にイギリス国教会が成立し、プロテスタントが主流となるまでの過程でカトリック系の住人もアイルランドに入ってきたため、宗教的背景も大きく異なるようになってしまった。
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:これに対しセイバーの出典であるアーサー王物語は、ケルトを支配しながらも共存していたローマ系国家ブリテンがサクソン人を撃退する物語である。本来はケルト側に近いウェールズの伝承ではあるが、後にイングランドは支配民族の入れ替わりと融和が繰り返され、伝承もキリスト教や諸々の伝承を取り込みイングランド(現代へと続くアングロサクソン+プロテスタント)へ同化していった。
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:ランサーに代表されるケルト系の物語は対イギリスの物語としてアイルランドの文化的支柱になり、中でもクーフーリンは「アイルランド文化の象徴」としての側面まで持つようになる。
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:現代でもこの対立は尾を引いており、北アイルランドでのIRAによる爆弾テロなどがニュースでも知られている。
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:先に挙げたように、民族抗争の側面もあるサッカーの試合などでアイルランドの象徴をイギリス代表呼ばわりしたら、'''良くてもぶん殴られるし、最悪の場合本当に殺されかねない。'''そういう意味ではFateシリーズは非常に危険ともいえる。
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:ただし、クーフーリンが活躍したとされるアルスター地域は、現在大半がイギリス領北アイルランドとなっている。地域区分的にランサーをイギリス代表に含めるのは、あながち間違いではないのかもしれないが......。
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== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
 
*<amazon>B0080PSNQ0</amazon><amazon>B0088BX6QI</amazon>
 
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