差分

9,646 バイト追加 、 2019年12月10日 (火) 20:04
→‎宝具: 内容の補足
40行目: 40行目:  
: 続編『Fate/EXTRA CCC』では、空間の歪みの中で言峰のサーヴァントとして登場。
 
: 続編『Fate/EXTRA CCC』では、空間の歪みの中で言峰のサーヴァントとして登場。
 
; 人物
 
; 人物
: 青い装束と紅の槍を手にした戦士。『Fate/EXTRA』では未来的な衣装にアレンジされている。
+
: 青い装束と紅の槍を手にした騎士。『Fate/EXTRA』では未来的な衣装にアレンジされている。
 
: 例え相手が親友であろうと、敵陣に回ったならば星の巡りの悪さを共に笑いながら命のやり取りをし、例え相手が親の敵であろうと、味方であるのならば誓約の限り守り通すというケルトの戦士特有の考え方に従って生きている。
 
: 例え相手が親友であろうと、敵陣に回ったならば星の巡りの悪さを共に笑いながら命のやり取りをし、例え相手が親の敵であろうと、味方であるのならば誓約の限り守り通すというケルトの戦士特有の考え方に従って生きている。
 
: 戦いにおいて非常に冷徹で、背後からの不意打ちも厭わず、命令とあらば「口封じ」として一般人でも殺害する非情な人物だが、その反面さっぱりした気質で奔放ながらも面倒見がよく兄貴肌。
 
: 戦いにおいて非常に冷徹で、背後からの不意打ちも厭わず、命令とあらば「口封じ」として一般人でも殺害する非情な人物だが、その反面さっぱりした気質で奔放ながらも面倒見がよく兄貴肌。
48行目: 48行目:  
:『Fate/EXTRA』によるとムーンセル調べでは、「兄貴になってほしい英霊」ナンバーワンに選ばれたらしい。
 
:『Fate/EXTRA』によるとムーンセル調べでは、「兄貴になってほしい英霊」ナンバーワンに選ばれたらしい。
 
; 能力
 
; 能力
: 高い白兵戦の技術とサーヴァント中でも最速とされる敏捷性を持ち、神速の如き槍さばきは猛者でも躱しづらい。
+
:「派手さはないが、堅実に勝利を納められるサーヴァント」として作中では語られている。
: 卓越した技量の持ち主でその槍さばき故に、[[エミヤ|アーチャー]]は「これほどの槍手は世界に三人といまい」と評価している。また、その敏捷性は「『槍兵』のクラスに選ばれる英雄の中でも選りすぐり」と評されている。
+
: 高い白兵戦の技術とサーヴァント中でも最速とされる敏捷性を持ち、『槍兵』のクラスでも選りすぐりとされる脚を持つ。神速の如き槍さばきは猛者でも躱しづらく、本気を出した際の槍と足捌きは千里眼Cを持ってしても全く視認出来ない速度であり、[[エミヤ|アーチャー]]は視覚ではなく心眼(真)Bに頼ることでなんとか対処した。
 +
: 卓越した技量の持ち主でその槍さばき故に、[[エミヤ|アーチャー]]は「これほどの槍手は世界に三人といまい」と評価している。また、槍投げの技術も「自分より優れているのは世界で二人、条件付きで三人」と本人は語る。
 
: 武器戦闘を好むため滅多に使わないが、原初の18のルーン[[魔術]]も修得している。
 
: 武器戦闘を好むため滅多に使わないが、原初の18のルーン[[魔術]]も修得している。
: 作中では探索のベルカナと炎のアンサス、『hollow』ではアトゴウラの四文字のルーンを披露した。探知される事無く唐突に現れるのもルーンの一つだという。また、全ルーンを使用する事で発動させた結界は上級宝具すら防ぐ代物。他にも、[[メドゥーサ|ライダー]]の石化の魔眼を防いだり、宝具の能力を1ランク上げる事で[[ヘラクレス|バーサーカー]]の「十二の試練」を突破する事も可能だとか。
+
: 作中では探索のベルカナと炎のアンサス、『hollow』ではアトゴウラの四文字のルーンを披露した。探知される事無く唐突に現れるのもルーンの一つだという。また、全ルーンを使用する事で発動させた結界は上級宝具すら防ぐ代物。他にも、[[メドゥーサ|ライダー]]の石化の魔眼を防いだり、宝具のランクを上げる事で「十二の試練」の突破が可能。キャスター時には筋力をAにしたり、千里眼を獲得したりしている。
: 高ランクの「戦闘続行」スキルを有しており、Fateルートでは[[ギルガメッシュ]]相手に半日にも及ぶ戦いを繰り広げ、UBWルートでは[[言峰綺礼|言峰]]に[[令呪]]で自害を命じられて心臓を串刺しにしてしまってなお即死せず、背後から言峰を殺害し、炎のルーンであるアンサスでアインツベルン城を焼き落とすという執念を見せた。
+
:大抵のサーヴァントはAランクの攻撃手段があろうと、[[ヘラクレス|バーサーカー]]相手に勝機はない(数回殺せたところで話にならないため)とされているが、ルーンと宝具の合わせ技により戦況はかなり不利だが、いくらか"勝ち目がある"とされている。
 +
: 高ランクの「戦闘続行」スキルを有しており、Fateルートでは[[ギルガメッシュ]]相手に半日にも及ぶ戦いを繰り広げ、UBWルートでは[[言峰綺礼|言峰]]に[[令呪]]で自害を命じられて心臓を串刺しにしてしまってなお即死せず、背後から言峰を殺害し、炎のルーンであるアンサスでアインツベルン城を焼き落とすという執念を見せた。こと'''生き残る'''だけなら、サーヴァントの中でも最高とされ、「卓越した敏捷性と豊富な戦闘経験を持つクー・フーリンが守りに徹すれば鉄壁」だと[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]は称賛している。
 
: 『Fate/EXTRA』ではゲームの仕様上ゆえか、宝具は「刺し穿つ死棘の槍」のみ。耐久値が[[遠坂凛#遠坂凛 (EXTRA)|凛]]によってブーストされている代わりに、スキルの「戦闘続行」がAからCへ一時的にランクダウンしている。
 
: 『Fate/EXTRA』ではゲームの仕様上ゆえか、宝具は「刺し穿つ死棘の槍」のみ。耐久値が[[遠坂凛#遠坂凛 (EXTRA)|凛]]によってブーストされている代わりに、スキルの「戦闘続行」がAからCへ一時的にランクダウンしている。
  −
===スキル===
  −
『[[Fate/EXTRA]]』と『[[Fate/EXTRA CCC]]』で使用するスキル。
  −
  −
; 槍術・初の槌
  −
: 突進しての突き攻撃、敵にダメージを与え、麻痺状態にする。
  −
; 槍術・中つ槍
  −
: 突進しての突き攻撃、敵にダメージを与える。
  −
; 赤枝の車輪
  −
: ガードにMP吸収付与する。
  −
; 四枝の浅瀬
  −
: 蘇生、筋力上昇、耐久上昇を付与する。
      
== 別クラス / バリエーション ==
 
== 別クラス / バリエーション ==
 
=== ランサー (クラスカード) ===
 
=== ランサー (クラスカード) ===
:『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』で登場。冬木の聖杯戦争におけるサーヴァントとは異なり、「クラスカード」と呼ばれるカードを媒介に、ただの「力」として使役される存在。ただし、その力は本来のものより劣化している。
+
『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』で登場。冬木の聖杯戦争におけるサーヴァントとは異なり、「クラスカード」と呼ばれるカードを媒介に、ただの「力」として使役される存在。ただし、その力は本来のものより劣化している。
:詳細は「[[クラスカード]]」を参照。
+
 
 +
詳細は「[[クラスカード]]」を参照。
    
===クー・フーリン (Prototype)===
 
===クー・フーリン (Prototype)===
98行目: 89行目:  
! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
|-
 
|-
| rowspan="4"|[[ランサー]] || [[言峰綺礼]] || B || C || A || C || E || B ||対魔力:C || 戦闘続行:A<br />神性:B<br />ルーン:B<br />矢避けの加護:B || style="text-align:left"|
+
| rowspan="4"|[[ランサー]] || [[言峰綺礼]] || B || C || A || C || E || B ||対魔力:C || 戦闘続行:A<br />仕切り直し:C<br />神性:B<br />ルーン:B<br />矢避けの加護:B || style="text-align:left"|
 
|-
 
|-
 
| [[遠坂凛#遠坂凛 (EXTRA)|遠坂凛 (EXTRA)]] || B || A || A || C || D || B ||対魔力:C || 戦闘続行:A→C<br />仕切り直し:C<br />神性:B || style="text-align:left"|耐久値がブーストされたため<br />戦闘続行のランクが下がっている。
 
| [[遠坂凛#遠坂凛 (EXTRA)|遠坂凛 (EXTRA)]] || B || A || A || C || D || B ||対魔力:C || 戦闘続行:A→C<br />仕切り直し:C<br />神性:B || style="text-align:left"|耐久値がブーストされたため<br />戦闘続行のランクが下がっている。
112行目: 103行目:  
: ランサーのクラスで召喚された際に付与される宝具。
 
: ランサーのクラスで召喚された際に付与される宝具。
 
: 彼が編み出した対人用の刺突技。命中補正+100。体内殲滅の特性を持ち、命中時にダメージを敵体力数値分上乗せする。
 
: 彼が編み出した対人用の刺突技。命中補正+100。体内殲滅の特性を持ち、命中時にダメージを敵体力数値分上乗せする。
: 槍の持つ因果逆転の呪いにより、真名解放すると「心臓に槍が命中した」という結果をつくってから「槍を放つ」という原因をもたらし、必殺必中の一撃を可能とする。心臓を穿つため、仮に「約束された勝利の剣」に耐える者でも確実に相手を死に至らしめることができる。それでいて、魔力消費も少なく、一対一ならば六連戦しても魔力を補充しなくてよいことから、対人戦において非常に効率がよく、巨大な図体を誇る怪物や異様なまでタフネスさを誇る相手とも相性が良いとされる。
+
: 槍の持つ因果逆転の呪いにより、真名解放すると「心臓に槍が命中した」という結果をつくってから「槍を放つ」という原因をもたらし、必殺必中の一撃を可能とする。心臓を穿つため、仮に「約束された勝利の剣」に耐える者でも確実に相手を死に至らしめることができる。それでいて、アルトリアが「あの程度の魔力消費ならマスターのバックアップなしで7回使用しても問題ない」と語っている通り魔力消費も非常に少ない。一対一ならば六連戦しても魔力を補充しなくてよいことから、対人戦において非常に効率がよく、巨大な図体を誇る怪物や異様なまでタフネスさを誇る相手とも相性が良いとされる。またHPの絶対値分を減らすという性質からHPお化けのアルクェイドであっても心臓に当たれば即死する。
 
: この宝具の存在故にクー・フーリンは[[死徒|死徒二十七祖]]を相手にしても戦闘を安心して見守れるメンバーに数えられている。
 
: この宝具の存在故にクー・フーリンは[[死徒|死徒二十七祖]]を相手にしても戦闘を安心して見守れるメンバーに数えられている。
: ちなみに、発動したと同時に「心臓を貫いたという結果」が成立しているため、仮に放った直後で彼が死んだとしても、槍はひとりでに動いて相手の心臓を貫く。芸達者なアーチャーですら、発動体勢になったら発動されないよう必死に下がるしかないという。
+
: ちなみに、発動したと同時に「心臓を貫いたという結果」が成立しているため、仮に放った直後で彼が死んだとしても、槍はひとりでに動いて相手の心臓を貫く。
: 回避に必要なのは敏捷性ではなく幸運の高さだが、その回避難易度は幸運のランクが上位になってようやく稀に外れる程とされる。幸運Bかつ「直感」のスキルを持つ[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]の場合でも、心臓からややズレた場所に命中して致命傷を免れた程度だった。
+
:宝具の発動条件はかなり緩く、槍が届く距離の戦闘でタイミングさえ合ってれば必ず発動する(心臓があることが前提)。発動を防ぐには槍の間合いに入らないようにするしかなく、芸達者なアーチャーですら、クー・フーリンがゲイボルクの構えをとったら発動されないよう必死に下がるしかないという。
 +
:回避に必要なのは敏捷性ではなく幸運の高さであり、幸運が低ければ例え敏捷EXがあっても意味をなさないと原作者は語っている。その回避難易度は幸運のランクが上位になってようやく稀に外れる程とされる。幸運Bかつ「直感」のスキルを持つ[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]の場合でも、心臓からややズレた場所に命中して致命傷を免れた程度だった。
 
: なお、因果操作の判定を回避しても、槍を完全に避けなければ負傷と回復阻害の呪いを残される。因果を逆転させる「原因の槍」であるため、余程の幸運が無ければこの世にこの槍が存在する限り、これによる傷を癒す事は出来ない。セイバーが初戦で受けた傷は、その後士郎と会話している最中に大して戦闘に支障が無い程には傷が癒えているが、一晩では完全に癒えておらず、三日後に[[佐々木小次郎|アサシン]]と戦う時点まで傷を負ったままだった。
 
: なお、因果操作の判定を回避しても、槍を完全に避けなければ負傷と回復阻害の呪いを残される。因果を逆転させる「原因の槍」であるため、余程の幸運が無ければこの世にこの槍が存在する限り、これによる傷を癒す事は出来ない。セイバーが初戦で受けた傷は、その後士郎と会話している最中に大して戦闘に支障が無い程には傷が癒えているが、一晩では完全に癒えておらず、三日後に[[佐々木小次郎|アサシン]]と戦う時点まで傷を負ったままだった。
 
: また、同じゲイ・ボルク同士をぶつけると、全く同じ軌道のため相殺するという現象が起きる。[[権能]]の一歩手前とされる。
 
: また、同じゲイ・ボルク同士をぶつけると、全く同じ軌道のため相殺するという現象が起きる。[[権能]]の一歩手前とされる。
 
:なお「心臓を貫いたという結果」を作ってから「槍を放つ」という原因をもたらすという因果逆転の宝具であるためか、そもそも心臓が無い生物や機械のような相手にはこの因果逆転の呪いは成立しない。
 
:なお「心臓を貫いたという結果」を作ってから「槍を放つ」という原因をもたらすという因果逆転の宝具であるためか、そもそも心臓が無い生物や機械のような相手にはこの因果逆転の呪いは成立しない。
 +
:ランクはBだがルーンを使用すればAランクにすることが出来るため、「Aランク以上でなければ攻撃が通らない」といったタイプの敵が相手でも問題なく使用出来る。
 
:『Grand Order』では「敵単体に超強力な攻撃&敵単体の防御力をダウン<ref group = "注">3ターン、オーバーチャージで効果UP</ref>&中確率で即死効果<ref group = "注">オーバーチャージで効果UP</ref>」という効果のQuick宝具。
 
:『Grand Order』では「敵単体に超強力な攻撃&敵単体の防御力をダウン<ref group = "注">3ターン、オーバーチャージで効果UP</ref>&中確率で即死効果<ref group = "注">オーバーチャージで効果UP</ref>」という効果のQuick宝具。
 
: 強化後はランクがB+に上昇。ダメージ倍率と即死成功率が上がり、攻撃発動前に「自身に必中状態を付与<ref group = "注">1ターン</ref>」という効果が追加される。
 
: 強化後はランクがB+に上昇。ダメージ倍率と即死成功率が上がり、攻撃発動前に「自身に必中状態を付与<ref group = "注">1ターン</ref>」という効果が追加される。
124行目: 117行目:  
: ランク:B+<br />種別:対軍宝具<br />レンジ:5~40<br />最大捕捉:50人<br />由来:クー・フーリンが師匠スカサハから授かった魔槍ゲイ・ボルク。
 
: ランク:B+<br />種別:対軍宝具<br />レンジ:5~40<br />最大捕捉:50人<br />由来:クー・フーリンが師匠スカサハから授かった魔槍ゲイ・ボルク。
 
: ランサーのクラスで召喚された際に付与される宝具。
 
: ランサーのクラスで召喚された際に付与される宝具。
: 魔槍ゲイ・ボルクの本来の使用方法。ランサーが全身の力と全魔力を使い、魔槍の呪いを最大限発揮させた上で相手に投擲する特殊使用宝具。  
+
:生涯一度たりとも敗北しなかった英雄の持つ破滅の槍。
: 速度はマッハ2。「刺し穿つ死棘の槍」が命中を重視したものならば、こちらは威力を重視している。一人一人を刺し貫いていくのではなく、炸裂弾のように一撃で一軍を吹き飛ばす。
+
:魔槍ゲイ・ボルクの本来の使用方法。ランサーが全身の力と全魔力を使い、魔槍の呪いを最大限発揮させた上で相手に投擲する特殊使用宝具。
 +
: 速度はマッハ2。飛距離約40㎞、必中性能込みなら地球の裏側に相手がいたとしても飛んでいく。「刺し穿つ死棘の槍」が命中を重視したものならば、こちらは威力を重視している。一人一人を刺し貫いていくのではなく、炸裂弾のように一撃で一軍を吹き飛ばす。
 
: 必中効果は健在であるものの概念的な特性や運命干渉などが無いため必ず心臓に当たるわけではなくなっており、あくまで単純威力系の宝具に分類されるが、何度かわされようと標的を捕捉し続ける特性は維持している。
 
: 必中効果は健在であるものの概念的な特性や運命干渉などが無いため必ず心臓に当たるわけではなくなっており、あくまで単純威力系の宝具に分類されるが、何度かわされようと標的を捕捉し続ける特性は維持している。
 +
:作中の説明では「ランサーの全魔力で打ち出されたソレは躱す事も出来ず、防ぐ事も出来ない、狙えば必ず心臓を穿つ槍。故に必殺。」とされている。
 
:ダメージ、形状、共にケルトの光神ルーが持つ『轟く五星(ブリューナク)』に迫るが、「幾たび躱されようと相手を貫く」という能力から北欧の主神オーディンの『大神宣言(グングニル)』寄りの宝具と言える。
 
:ダメージ、形状、共にケルトの光神ルーが持つ『轟く五星(ブリューナク)』に迫るが、「幾たび躱されようと相手を貫く」という能力から北欧の主神オーディンの『大神宣言(グングニル)』寄りの宝具と言える。
:「熾天覆う七つの円環」と衝突した際は一度静止したにも関わらず最終的にはその結界を完全破壊し、標的であるアーチャーの片腕をズタズタにした。
+
:「熾天覆う七つの円環」と衝突した際は一度静止したにも関わらず最終的にはその結界を完全破壊し、標的であるアーチャーの片腕をズタズタにする。「熾天覆う七つの円環」は投擲武器に対して無敵の概念が発動し、本来は投げ槍であれば一枚羽にも届かず終わるのが必然なのだがゲイ・ボルクは苦もなく六枚の花弁を貫通してみせた。
 
: アーチャー曰く、その威力はオリジナルである「[[宝具索引#その他の宝具リスト|大神宣言]]」を超えているとのこと(詳しくは話題まとめの項へ)。また「Fate/side material」によると槍は分裂しながら敵に襲いかかるとされているが、英霊化の影響で生前より更に分裂数が増加され強化されたという。
 
: アーチャー曰く、その威力はオリジナルである「[[宝具索引#その他の宝具リスト|大神宣言]]」を超えているとのこと(詳しくは話題まとめの項へ)。また「Fate/side material」によると槍は分裂しながら敵に襲いかかるとされているが、英霊化の影響で生前より更に分裂数が増加され強化されたという。
 +
 +
== 使用スキル・必殺技 ==
 +
;[[Fate/unlimited codes]]
 +
:; レッド・ブランチ・スリサズ
 +
:: 連続突きを繰り出す。
 +
::; レッド・ブランチ・アルジズ
 +
::: スリサズからの追加技。槍を振り上げて攻撃する。
 +
::; レッド・ブランチ・ソウイル
 +
::: アルジズからの追加技。槍を振り下ろして攻撃する。
 +
:; レッド・ブランチ・エイワズ
 +
:: 頭上で槍を回転させて攻撃する。
 +
:; レッド・ブランチ・エワズ
 +
:: 前方にスライディングし、追加のボタン入力で以下の4種類の技に派生する。
 +
::; レッド・ブランチ・イス
 +
::: エワズからの派生技。その場で急停止する。
 +
::; レッド・ブランチ・カノ
 +
::: エワズからの派生技。蹴り上げて相手を浮かせる。
 +
::; レッド・ブランチ・ティール
 +
::: エワズからの派生技。地面に突き刺した槍を支えにしてサマーソルトを繰り出す。
 +
::; レッド・ブランチ・ハガル
 +
::: エワズからの派生技。突きを繰り出す。
 +
:; レッド・ブランチ・ウルズ
 +
:: 空中からの突進突き。
 +
:; 戦闘続行
 +
:: 魔力開放。通常より少ない魔力ゲージ消費で喰らい抜けが可能になる。
 +
:; 刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)
 +
:: 超必殺技。心臓狙いの突きを繰り出す。地上版は下段判定。空中使用可。
 +
:: バゼットのフラガラックのカウンターで消されず、相討ちになる特性がある。
 +
:; 突き穿つ死翔の槍(ゲイ・ボルク)
 +
:: 超必殺技。空中から斜め下に槍を投げる飛び道具。
 +
:: バゼットのフラガラックのカウンターで消されず、相討ちになる特性がある。
 +
:; 四枝の浅瀬(アトゴウラ)
 +
:: 超必殺技。一定時間魔力ゲージが溜まりやすくなる。
 +
:; 突き穿つ死翔の槍(ゲイ・ボルク)
 +
:: 聖杯超必殺技。初撃の蹴り上げがヒットすると、ジャンプからの渾身の槍投げを放つ近接技。
 +
 +
;[[Fate/EXTRA]]、[[Fate/EXTRA CCC]]
 +
:; 槍術・初の槌
 +
:: 突進しての突き攻撃。敵に筋力ダメージを与え、麻痺状態にする。
 +
:; 槍術・中つ槍
 +
:: 突進しての突き攻撃。敵に筋力ダメージを与える。
 +
:; 赤枝の車輪
 +
:: 3ターンの間、自身のGUARDにMP吸収効果を付与する。
 +
:; 四枝の浅瀬(アトゴウラ)
 +
:: 自身の筋力と耐久を上昇させ、倒された際に一度だけ復活する状態を付与する。
 +
 +
;[[Fate/EXTELLA LINK]]
 +
:; 魔槍投擲
 +
:: 前方に槍を投擲する。
 +
:; 槍術・地の牙
 +
:: 縦横無尽に高速移動しながら広範囲に連続攻撃。
 +
:; 槍術・空の爪
 +
:: 槍を地面に突き立て飛び上がり、空中から強力な叩き付け攻撃を行う。
 +
:; 四枝の浅瀬(アトゴウラ)
 +
:: 一定時間、攻撃力を大幅に上昇させる。ただし、防御力が低下してしまう。
 +
:; 槍術・茨の戒め
 +
:: 前方に突進し、高速な突きを放つ。突きの衝撃波で、ヒットした敵をスタン状態にする。
 +
:; 縮地
 +
:: 姿を消して前方へ瞬間移動を行う。ロックオン状態で使用すると、ターゲットの近くへ瞬間移動する。移動後、周囲の敵を一瞬のけぞらせ攻撃の隙を作る。
 +
:; 刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)
 +
:: 突き上げた槍が心臓を狙いジグザグに折れ曲がりながら伸びる。
 +
 +
;[[トラぶる花札道中記]]
 +
:; 刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)
 +
:: チーム「神父と愉快な仲間たち」で使用。相手の役札をランダムに1枚奪う。
 +
:; 突き穿つ死翔の槍(ゲイ・ボルク)
 +
:: チーム「新生・聖女と愉快な仲間たち」で使用。敵チーム1人につき1~2文の役「突き穿つ死翔の槍」を成立させる。
    
== 真名:クー・フーリン ==
 
== 真名:クー・フーリン ==
216行目: 278行目:  
; [[佐々木小次郎|アサシン]]
 
; [[佐々木小次郎|アサシン]]
 
: 「1対1でもやり合いたくない相手」と高く評価している。
 
: 「1対1でもやり合いたくない相手」と高く評価している。
 +
; [[呪腕のハサン|真アサシン]]
 +
: キャスターとアサシンが消えた後、遭遇した相手。直接的な戦闘力で勝負すればランサーが負ける道理は無く、本来は初撃だけで仕留められたのだが、「殺さず」の誓約により急所から攻撃を反らしたこと、アサシンに痛覚がなかったことから逃げられてしまう。その後、[[アンリマユ|最悪の存在]]が介入したことで形勢が不利になりその隙を着かれ敗北した。
 +
: 劇場版第一章では第四次聖杯戦争で切嗣が利用した倉庫街のクレーンで遭遇し、そこから町中を移動しながら柳洞寺に追い込むが実際には誘い込まれ、本編通り敗北して最悪の末路を迎えた。
 
; [[藤村大河]]
 
; [[藤村大河]]
 
: 『hollow ataraxia』では、港の釣り場で魚を酒と交換する仲。
 
: 『hollow ataraxia』では、港の釣り場で魚を酒と交換する仲。
253行目: 318行目:  
; [[神槍 李書文]]
 
; [[神槍 李書文]]
 
: 毎回ぐだぐだイベントに駆り出されるのが嫌になったのか、『ぐだぐだ帝都聖杯奇譚』後半戦ではランサー役を彼に押し付けてしまった。
 
: 毎回ぐだぐだイベントに駆り出されるのが嫌になったのか、『ぐだぐだ帝都聖杯奇譚』後半戦ではランサー役を彼に押し付けてしまった。
 +
; [[森長可]]
 +
: 期間限定イベント『ぐだぐだファイナル本能寺』で共演。凄まじく喧嘩早くすぐに手が出る彼とケルト的に意気投合した。
    
=== 生前 ===
 
=== 生前 ===
 
; エメル
 
; エメル
: 生前のランサーの妻。未登場だが言及されており彼からは「姫さん」と呼ばれている。
+
: ランサーの妻。未登場だが言及されており、彼からは「姫さん」と呼ばれている。
: ルスカ領主フォルガルの娘だったが祭りの時にランサーに一目ぼれされ後日プロポーズをしに訪れたランサーを「国一番の騎士あれどまともな武功を得てない人のとこに結婚できるか」などといった理由で断ったことでランサーが影の国へと赴くきっかけとなった。
+
: ルスカ領主フォルガルの娘で、祭りの時にランサーが一目ぼれする。後日プロポーズをしに訪れたランサーを「国一番の騎士あれどまともな武功を得てない人のとこに結婚できるか」などといった理由で断ったことでランサーが影の国へと赴くきっかけとなった。
: 結婚後はランサーがしょっちゅう旅に出ては浮気をすることあれど最終的には彼女の元へ戻ってくるので正妻の余裕も相まって夫婦仲は非常に良好であったが、ランサーが旅先で出会った海神マクナーンの妻に手を出し一月帰らなかった時は激昂し武装した侍女を50人ほど引き連れ浮気現場に突撃しランサーを震え上がらせるなど、結婚当時の伝承も含め非常に勇ましい姫であったことが語られている。
+
: 結婚後のランサーはよく旅に出ては浮気をしていたが、最終的には彼女の元へ戻ってくるので正妻の余裕も相まって夫婦仲は良好であった。しかし、ランサーが旅先で出会った海神マクナーンの妻に手を出し一月帰らなかった時は激昂し、武装した侍女を50人ほど引き連れ浮気現場に突撃しランサーを震え上がらせるなど、結婚当時の伝承も含め勇ましい姫であったことが語られている。
: ただ彼との間に子どもができないことに対して苦悩していたらしく、顔も知らず、ただ「いるかもしれない」というアイフェの子どものことを気にかけていて、不幸な偶然が重なりランサーが王の命令によって「謎の少年=コンラ」を撃破するために出陣した際涙ながらに引き留めたという(ランサーいわく自分が戦いに出るのを姫さんが引き留めたのは最後の戦いと、この時のみらしい)
+
: ただ彼との間に子どもができないことに対して苦悩していたらしく、顔も知らず、ただ「いるかもしれない」というアイフェの子どものことを気にかけていた。不幸な偶然が重なりランサーが王の命令によって「謎の少年(コンラ)」を撃破するために出陣した際には涙ながらに引き留めたという(ランサー曰く、自分が戦いに出るのを姫さんが引き留めたのは最後の戦いと、この時のみらしい)
 
; [[スカサハ]]
 
; [[スカサハ]]
: 影の国の女王。かつての師であり、彼女から武術や魔術を学び、ゲイボルクも授かった。また、女性としても好みで愛した女。
+
: 影の国の女王。かつての師であり、彼女から武術や魔術を学び、ゲイボルクも授かった。また、女性としても好んだ愛する女。
 
: 彼女を尊敬しているが、「このままでいいのか」と心配している。バレたら八つ裂きにされるから内緒だけど。
 
: 彼女を尊敬しているが、「このままでいいのか」と心配している。バレたら八つ裂きにされるから内緒だけど。
 
; [[フェルグス・マック・ロイ]]
 
; [[フェルグス・マック・ロイ]]
 
: 叔父。育ての親であり剣の師でもある。元はアルスターの騎士であったが、追放されコノートに亡命。ランサーとは互いに勝ち負けを繰り返す誓約を交わした。
 
: 叔父。育ての親であり剣の師でもある。元はアルスターの騎士であったが、追放されコノートに亡命。ランサーとは互いに勝ち負けを繰り返す誓約を交わした。
 
; フェルディア
 
; フェルディア
: コノート最強の騎士。共にスカサハの下で修行した親友でありクーフーリンにとっての兄貴。登場はしていないがfate/hollow ataraxiaにてクーフーリンの口から最も多く語られた人物。
+
: コノート最強の騎士。女王メイヴ最強の切り札。共にスカサハの下で修行した親友でありクーフーリンにとっての兄貴。登場はしていないがFate/hollow ataraxiaではクーフーリンの口から最も多くのことを語られた人物。
:『フェルディアは影の国に修行に来たときには既にコノートの戦士であった。もともとクーフーリンとは歳が近かったこともありゲイボルクの伝授をかけて競い合ってたライバル的存在だったが、いつのまにか意気投合し兄弟の誓いを交わす仲になる。
+
:フェルディアは影の国にいるときには既にコノートの戦士であった。歳が近くゲイボルクの伝授をかけて競い合ってたこともあり、もともとはクーフーリンとライバル関係だったのだが、いつのまにか意気投合し兄弟の誓いを交わす仲になる。同じ日に影の国から旅立つことになり、影の国を出た瞬間にお互い同時に「オレの国に来る気はないか?」と全く同じことを口にしたことから、「こりゃ引き抜きは無理だ」と二人して大笑いしたのが修行時代での最後の思い出となる。
:同じ日に影の国から旅立ち、城を出た瞬間「オレの国に来る気はないか?」と全く同時にお互い口にし、「こりゃ引き抜きは無理だ」と二人して笑ったとのこと。
+
:最も戦いたくなかった人物でありながら、クーリーの牛争いで最後の相手として立ち塞がる。実力は伯仲しており4日間の戦闘の末追いつめられたクーフーリンはゲイボルクを以てフェルディアの心臓を貫く。(Fate/hollow ataraxiaより)
:最も戦いたくなかった人物でありながら、クーリーの牛争いで最後の相手として立ち塞がる。実力は伯仲しており4日間の戦闘の末追いつめられたクーフーリンはゲイボルクを以てフェルディアの心臓を貫く。』(fate/hollow ataraxiaより)
  −
:全身を硬化する能力を持つ。
   
; [[女王メイヴ|メイヴ]]
 
; [[女王メイヴ|メイヴ]]
 
: アルスターに攻め入ったコノートの女王。彼女に課せられた様々な誓約がランサーを死に至らしめた。
 
: アルスターに攻め入ったコノートの女王。彼女に課せられた様々な誓約がランサーを死に至らしめた。
276行目: 341行目:  
; アイフェ
 
; アイフェ
 
: 影の国の隣国の領主。影の国に攻め入った彼女を一騎打ちで負かすも惚れ込んで妻にした。
 
: 影の国の隣国の領主。影の国に攻め入った彼女を一騎打ちで負かすも惚れ込んで妻にした。
:「もし子を成したらコンラと名付けてアルスターに寄越して、その時は3つの誓いを付けさせてな。」(fate/hollow ataraxiaより)
+
:「もし子を成したのならコンラと名付けてアルスターに寄越してくれと。その時は三つの誓いも付けさせてな。」(Fate/hollow ataraxiaより)
:3つの誓い『名を訊ねられても答えるな』『決して進む道を変えるな』『戦いを挑まれたら断るな』(クーフーリン曰く「俺の息子としちゃあ最低限の条件だな」)
+
:三つの誓い『名を訊ねられても答えるな』『決して進む道を変えるな』『戦いを挑まれたら断るな』(クーフーリン曰く「オレの息子としちゃあ最低限の条件だな」)
 
; コンラ
 
; コンラ
: アイフェとの間に生まれた息子であり、スカサハの弟子。ゲッシュによって名乗らなかったため正体を知らずに戦う。
+
: アイフェとの間に生まれた息子であり、スカサハの弟子。ゲッシュによって名乗らなかったため正体を知らずに戦う。結果、全てを知ったのは槍が我が子の命を奪った後であった。なお、彼を使いに送り込んだ事に関しては「悪趣味にも程がある」とスカサハに漏らしている。
: 結果、全てを知ったのは槍が我が子の命を奪った後であった。
  −
: なお、彼を使いに送り込んだ事に関しては「悪趣味にも程がある」とスカサハに漏らしている。
   
:7歳という若さでありながらクーフーリンと互角に渡り合った。
 
:7歳という若さでありながらクーフーリンと互角に渡り合った。
 
:クーフーリンが生前2回しか使用しなかったゲイボルクの二人目の犠牲者。
 
:クーフーリンが生前2回しか使用しなかったゲイボルクの二人目の犠牲者。
366行目: 429行目:  
=== Fate/unlimited codes ===
 
=== Fate/unlimited codes ===
 
;「別にぃ? 今のオレに望みがあるとしたら、この場でテメェの首を取ることだけさね」<br>「さあ、赤枝の騎士を舐めてかかったツケ、揃って返してもらおうか!」
 
;「別にぃ? 今のオレに望みがあるとしたら、この場でテメェの首を取ることだけさね」<br>「さあ、赤枝の騎士を舐めてかかったツケ、揃って返してもらおうか!」
:ランサーシナリオでの言峰戦での台詞。途中でキャスターと遭遇した事で「破戒すべき全ての符」を使い、まんまと言峰を出し抜いてバゼットの仇討ちに挑む。
+
:ランサーシナリオでの言峰戦での台詞。途中でキャスターと遭遇した事で「破戒すべき全ての符」をあえて受け、まんまと言峰を出し抜いてバゼットの仇討ちに挑む。
 
:ここでの「赤枝の騎士」は、自分自身のみならず騙し討ちされたバゼットとのダブルミーニングと思われる。
 
:ここでの「赤枝の騎士」は、自分自身のみならず騙し討ちされたバゼットとのダブルミーニングと思われる。
   415行目: 478行目:     
;「んじゃまぁ、ぶちかますかねぇ!」<br>「紅い棘は茨の如くってな」  
 
;「んじゃまぁ、ぶちかますかねぇ!」<br>「紅い棘は茨の如くってな」  
:スキル使用時の台詞。モーションリニューアル後、アトゴウラのルーン
+
:スキル使用時の台詞。
 +
:モーション改修後は不退転を示すアトゴウラのルーンを刻むようになった。
    
;「呪いの朱槍をご所望かい?」<br>「その心臓貰い受ける! 『<ruby><rb>刺し穿つ死棘の槍</rb><rt>ゲイ・ボルク</RT></RUBY>』!」
 
;「呪いの朱槍をご所望かい?」<br>「その心臓貰い受ける! 『<ruby><rb>刺し穿つ死棘の槍</rb><rt>ゲイ・ボルク</RT></RUBY>』!」
: 宝具選択&発動。赤い魔槍が敵の心臓を貫く。
+
: 宝具選択&発動。因果逆転の呪いを帯びた赤い魔槍が敵の心臓を貫く。
: 何故か、「朱槍」の部分の読みは「しゅそう」ではなく「しゅやり」となっている。
+
: 何故か「朱槍」の部分の読みが従来作通りの「しゅそう」ではなく「しゅやり」となっている。
 +
 
 +
;「は? 何? 今の全力?」
 +
: 勝利時。彼の台詞には挑発的なものが多いが、その中でも極め付け。
    
====マイルーム====
 
====マイルーム====
482行目: 549行目:     
== メモ ==
 
== メモ ==
*どんな死地からでも「生き残る」事に特化したサーヴァントと言われており、自給自足サバイバーとしての活躍が多い。<br>本人や凛によるとセイバーとアーチャーを同時に相手をしても守りに徹すれば充分に持ちこたえる事が可能であり、<br>またギルガメッシュを相手に半日以上戦い抜き、それなりに消耗させたと語られている。
+
*どんな死地からでも「生き残る」事に特化したサーヴァントと言われており、サバイバーとしての活躍が多い。<br>本人や凛によるとセイバーとアーチャーを同時に相手をしても守りに徹すれば充分に持ちこたえる事が可能であり、<br>またギルガメッシュを相手に半日以上戦い抜き、それなりに消耗させたと語られている。<br>士郎曰く派手さはないが堅実に勝利出来るサーヴァント。
**原典においてもその生命力・タフネスは突出している。最期の時は半身が麻痺した状態でゲイ・ボルクで心臓を貫かれながらも、溢れた自らの内臓を水で清めてから腹の中に戻し、石柱に自らを括り付けて立ったまま息絶えたとされる。<br>「戦闘続行:A」のスキルはここに由来すると思われる。
+
**原典においてもその生命力は突出している。最期の時は半身が麻痺した状態でゲイ・ボルクで心臓を貫かれながらも、溢れた自らの内臓を水で清めてから腹の中に戻し、石柱に自らを括り付けて立ったまま息絶えたとされる。<br>「戦闘続行:A」のスキルはここに由来すると思われる。
**そのしぶとさ、情報収集力の高さから諜報役としては天才的とも称されている。本人に取っては不満もいいとこだが、言峰の戦略を行うにはうってつけのサーヴァントだった。
+
**そのしぶとさ、情報収集力の高さから諜報役としては天才的とも称されている。本人は不満だが、言峰の戦略を行うにはうってつけのサーヴァントだった。
**この異常に高いしぶとさは『Grand Order』においても遺憾なく発揮されており、「他キャラが全滅するような状況に陥ってもランサーが一人で生き残って粘り勝つ」という流れがFGOの風物詩のひとつと化している。特に単独生存力において、最大レアリティである☆5を凌駕しうる程の活躍ぶりから「レア度詐欺」の渾名を拝命したりも……。
+
***このしぶとさは『Grand Order』においても遺憾なく発揮されており、「他キャラが全滅するような状況に陥ってもランサーが一人で生き残って粘り勝つ」という流れがFGOの風物詩のひとつと化している。特に単独生存力において、最大レアリティである☆5を凌駕しうる程の活躍ぶりから「レア度詐欺」と渾名される。
***最大の要因となる「矢避けの加護」はキャスター時・バーサーカーオルタ時ですら健在なので、これらもランサー時程ではないがかなりしぶとく生き残る。特にキャスター版は確定入手でき、かつ低レアキャスターには少ない攻撃宝具持ちだったことも相まって、FGOサービス開始当初は数多くのマスターが彼に頼ったとか。<del>入手直後のストーリー第一章では活躍の場が全くないのはご愛嬌</del>
+
***最大の要因となる「矢避けの加護」はキャスター時とバーサーカーオルタ時でも健在なので、これらもランサー時ほどではないが生き残りやすい。特にキャスター版は確定入手でき、かつ低レアキャスターには少ない攻撃宝具持ちだったことも相まって、FGOサービス開始当初は数多くのマスターが彼に頼った。
*伝承では恋多き男として伝えられているかなりの女好きであり、実際『hollow』ではナンパの常習犯となっている。<br>『Grand Order』では四人の女がいたと打ち明けており、その面々は「[[スカサハ|槍の師匠]]と姫さんと死の女神と敵国の女王」となっている。
+
*伝承では恋多き男として伝えられているかなりの女好きであり、『hollow』ではナンパの常習犯となっている。<br>『Grand Order』では四人の女がいたと打ち明けており、その面々は「[[スカサハ|槍の師匠]]と姫さんと死の女神と敵国の女王」となっている。
 
**『stay night』では「昔からいい女とは縁がなかった」と語っているが、これは「いい女と出会えなかった」ではなく「いい女とほど早く死に別れる」という意味。
 
**『stay night』では「昔からいい女とは縁がなかった」と語っているが、これは「いい女と出会えなかった」ではなく「いい女とほど早く死に別れる」という意味。
**その一方で『Fate』関連で[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]や[[メディア|キャスター]]、バゼットやスカサハをおちょくってる場面があり、その度に怒りを買って痛い目に遭う事が多い。
+
**その一方で[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]や[[メディア|キャスター]]、バゼットやスカサハをおちょくってる場面があり、その度に怒りを買って痛い目に遭う事が多い。
 +
*第5次のバーサーカーを低確率ではあるが12回倒せると公式から言われており、勝率3割と劣勢であるとはいえギリシャの大英雄に勝機がある稀有な存在。『ランサーはルーン魔術と宝具の組み合わせで一時的にAランクに届くので、かなり不利な戦いになりますが「いくらか勝ち目のある」戦いを展開できます。』(コンプティーク2006年3月号の一問一答より)
 
*伝承で竜や魔物と戦った逸話が豊富にあるからか、ライダーなどの魔物としての属性を持つサーヴァントには有利に闘えると説明されている。
 
*伝承で竜や魔物と戦った逸話が豊富にあるからか、ライダーなどの魔物としての属性を持つサーヴァントには有利に闘えると説明されている。
 
*『hollow』では女性陣を差し置いて着替え最多。アロハ、ギャルソン、Tシャツ、花屋のエプロンと実に多彩。
 
*『hollow』では女性陣を差し置いて着替え最多。アロハ、ギャルソン、Tシャツ、花屋のエプロンと実に多彩。
 
*『hollow』や『衛宮さんちの今日のごはん』などの日常シーンでは喫煙をしている場面が見られる。現代の紙巻きタバコに興味を持ったのだろうか。
 
*『hollow』や『衛宮さんちの今日のごはん』などの日常シーンでは喫煙をしている場面が見られる。現代の紙巻きタバコに興味を持ったのだろうか。
 
*禁戒(ゲッシュ)の中に「犬を食べない」というものがあり、ホットドックを食べたあとにその名前を聞いたときには「なんてもん食べさせるんだ!」と叫びながらどっかに走って行ってしまった。<br>ただし当然ながらホットドックに犬の肉は使われていないのでこれはただ単にホットドックという食べ物を知らないランサーが「ホットドック」という名前をそのままの意味と勘違いして動揺しているだけだと思われる。<br>ちなみに、伝承ではゲッシュである「犬を食べない」と「目下の者から勧められた食事を断らない」の二つの矛盾により受けた呪いが死につながっている。
 
*禁戒(ゲッシュ)の中に「犬を食べない」というものがあり、ホットドックを食べたあとにその名前を聞いたときには「なんてもん食べさせるんだ!」と叫びながらどっかに走って行ってしまった。<br>ただし当然ながらホットドックに犬の肉は使われていないのでこれはただ単にホットドックという食べ物を知らないランサーが「ホットドック」という名前をそのままの意味と勘違いして動揺しているだけだと思われる。<br>ちなみに、伝承ではゲッシュである「犬を食べない」と「目下の者から勧められた食事を断らない」の二つの矛盾により受けた呪いが死につながっている。
**後輩である[[ディルムッド・オディナ|ディルムッド]]も含めて、ゲッシュによる誓約は死の原因にもなった明確な弱点と言える。サーヴァントとしての彼にどこまで適用されるかは不明だが、冬木の聖杯戦争における早々の真名バレはかなり致命的となるだろう。完全にマスターの綺礼のせいだが。
+
**後輩である[[ディルムッド・オディナ|ディルムッド]]も含めて、ゲッシュによる誓約は死の原因にもなった明確な弱点と言える。サーヴァントとしての彼にどこまで適用されるかは不明だが、冬木の聖杯戦争で早々に真名がバレるとかなり致命的となるだろう。
 
**3DS版『プリズマイリヤ』では黒化英雄として獣人形態に変身するようになり、'''本当に犬になってしまった'''。
 
**3DS版『プリズマイリヤ』では黒化英雄として獣人形態に変身するようになり、'''本当に犬になってしまった'''。
 
**ゲッシュには、『カラドボルグに対し、その使い手がアルスターゆかりの者であった場合、一度は破れなければならない』というものもある。<br>これゆえか、TVアニメ版(2006年)でギルガメッシュがランサーに止めを刺す際、カラドボルグを用いる演出がされている。
 
**ゲッシュには、『カラドボルグに対し、その使い手がアルスターゆかりの者であった場合、一度は破れなければならない』というものもある。<br>これゆえか、TVアニメ版(2006年)でギルガメッシュがランサーに止めを刺す際、カラドボルグを用いる演出がされている。
*槍兵の他に魔術師、狂戦士のクラスでの召喚もありえる他、[[イスカンダル]]によれば騎兵としての適性もあるらしい。とはいえ、「やはり彼にはランサーが似合っていよう」とは用語辞典での奈須きのこの言。
+
*魔術師、狂戦士のクラスでの召喚もありえ、[[イスカンダル]]によれば騎兵としての適性もあるらしい。とはいえ、奈須きのこは用語辞典で「やはり彼にはランサーが似合っていよう」と発言している。
 
**イスカンダルによればライダーとしての騎乗物は「鏖殺戦馬セングレン」である模様。
 
**イスカンダルによればライダーとしての騎乗物は「鏖殺戦馬セングレン」である模様。
**また設定上は触れられていないが逸話上は剣士、弓兵等に適する逸話も持ち合わせている。ただ、生前の剣の師だったフェルグス・マック・ロイ曰く、「剣の才能はあまりなかったからすぐに槍に鞍替えした」らしい。彼が要求する水準が高すぎるのか、まともな剣とは言い難いカラドボルグを使う彼のセンスがおかしいのか、本当に剣の才能がほかほどなかったのかは不明である。
+
**また、設定上は触れられていないが剣士、弓兵などに適する逸話も持ち合わせている。ただ、生前の剣の師だったフェルグス・マック・ロイ曰く、「剣の才能はあまりなかったからすぐに槍に鞍替えした」らしい。彼が要求する水準が高すぎるのか、まともな剣とは言い難いカラドボルグを使う彼のセンスがおかしいのか、本当に剣の才能がなかったのかは不明。
***キャスター時ではランサーへの未練について愚痴っている一方で、「セイバークラスでの召喚ってのも、いつか試してみてほしい」と語っていることから、クラス適正自体には問題無いらしい。またGOマテリアルのクーフーリン[キャスター]の項目にはルーンで筋力をAランクまで強化しながら剣で殴りかかるという記述が存在するため、剣が全く使えないという事は少なくとも無いようである。これが遠い日への伏線になるのかは定かではない。
+
***キャスター時ではランサーへの未練について愚痴っている一方で、「セイバークラスでの召喚ってのも、いつか試してみてほしい」と語っていることから、クラス適性には問題無いらしい。また、GOマテリアルでクーフーリン[キャスター]の項目にはルーンで筋力をAランクまで強化しながら剣で殴りかかるという記述が存在するため、剣が全く使えないという事は無いようである。これが伏線になるのかはわからない。
****一応、伝承の中でクー・フーリンは「クルージーン・カサド・ヒャン」と言う剣を使っている。鉄の館に柄まで深く突き刺さる上に隣接する二軒の木板の館まで貫通すると言う名剣である上に、クー・フーリン自身も槍(ゲイ・ボルクとは別)を投げてカルブレ・ニア・フェルの心臓を貫通させたのちに、その屍が地に落ちる前に首を刈り取れるほどの技量があるため、本当にセイバークラスの適性があると言われても不思議ではない。
+
****伝承の中でクー・フーリンは「クルージーン・カサド・ヒャン」と言う剣を使っている。鉄の館に柄まで深く突き刺さる上に隣接する二軒の木板の館まで貫通すると言う名剣であり、クー・フーリンも槍(ゲイ・ボルクとは別)を投げてカルブレ・ニア・フェルの心臓を貫通させたのちに、その屍が地に落ちる前に首を刈り取れるほどの技量があるため、セイバークラスの適性があると言われても不思議ではない。
*聖杯戦争の開催地が知名度が低い日本だった為に能力が劣化してしまったが、もし知名度が高い欧州が舞台だったのならヘラクレスやアーサー王に並ぶ存在になったとの事。
+
*聖杯戦争の開催地が知名度が低い日本だったため能力が劣化してしまったが、もし知名度が高い欧州が舞台だったのならヘラクレスやアーサー王に並ぶ存在になったとの事。
**更に彼の母国アイルランドならパラメーターの上昇と、城、戦車(チャリオット)の宝具に、スキル(不眠の加護)が追加されるという。<br>舞台がアイルランドならセイバーを凌ぐ力を発揮しただろうが、逆に彼女の母国イングランドで闘えば彼女に譲ると説明されている。
+
*彼の母国であるアイルランドならパラメーターの上昇と城、戦車(チャリオット)の宝具に、スキル(不眠の加護)が追加されるという。これはカプセルサーヴァントでのランサーの発言や、アイルランドでのみライダークラスになれるとは説明されてないことから、宝具を多く所持しているサーヴァントと同様『ランサークラスでありながら城と戦車の宝具を持ってこれる』という意味だと思われる。
 +
**舞台がアイルランドならセイバーを凌ぐ力を発揮しただろうが、逆に彼女の母国イングランドで闘えば彼女に譲ると説明されている。
 
*どうしようもないほどに低い幸運Eがネタにされるランサーの初代。『EXTRA』では幸運Dとなっている。(「Fate/EXTRA material」では幸運Eと記載されていが、ゲーム内の情報とビジュアルファンブックに記載されているデータとは違うので、間違いなく誤植と思われる)
 
*どうしようもないほどに低い幸運Eがネタにされるランサーの初代。『EXTRA』では幸運Dとなっている。(「Fate/EXTRA material」では幸運Eと記載されていが、ゲーム内の情報とビジュアルファンブックに記載されているデータとは違うので、間違いなく誤植と思われる)
 
**だがバクチやゲームは結構好き。特にバックギャモンには一家言あるとのこと。
 
**だがバクチやゲームは結構好き。特にバックギャモンには一家言あるとのこと。
 
**[[カーニバル・ファンタズム]]では大半の回に登場し、その全てにおいてそれぞれ異なる演出で死亡する。その回数は15回に上る。<br>その際、アメリカのコメディアニメ「サウスパーク」のケニー・マコーミックをオマージュしたと思われる「ランサーが死んだ!」「この人でなし!」というやりとりが半ばお約束となっている。
 
**[[カーニバル・ファンタズム]]では大半の回に登場し、その全てにおいてそれぞれ異なる演出で死亡する。その回数は15回に上る。<br>その際、アメリカのコメディアニメ「サウスパーク」のケニー・マコーミックをオマージュしたと思われる「ランサーが死んだ!」「この人でなし!」というやりとりが半ばお約束となっている。
<!--***『アニメディア』2015年6月では神奈延年氏はインタビューにてこのことを言及し、''「でも、全編を通して15回もランサーを殺すのは、さすがにやりすぎじゃないかと(笑)」''と締めくくった。-->
+
***『アニメディア』2015年6月では神奈延年氏はインタビューにてこのことを言及し、''「でも、全編を通して15回もランサーを殺すのは、さすがにやりすぎじゃないかと(笑)」''と締めくくった。
 
*『unlimited codes』のエンディングでは、聖杯を手に入れるも使うことなく消えていく。同作では元々戦うこと自体が目的である事に加え、「バゼットが召喚したサーヴァントが一番であることを証明する」という動機が付け加えられている。
 
*『unlimited codes』のエンディングでは、聖杯を手に入れるも使うことなく消えていく。同作では元々戦うこと自体が目的である事に加え、「バゼットが召喚したサーヴァントが一番であることを証明する」という動機が付け加えられている。
 
**同作の「刺し穿つ死棘の槍」は、原作設定と異なり他の超必殺技の2倍分の魔力を消費するが、特にガード不能というわけではない。なお、ランサー自体のキャラ性能は最強クラスといわれている。
 
**同作の「刺し穿つ死棘の槍」は、原作設定と異なり他の超必殺技の2倍分の魔力を消費するが、特にガード不能というわけではない。なお、ランサー自体のキャラ性能は最強クラスといわれている。
*ルーンそのものはケルト圏ではなく北欧圏の文字である(ケルトの場合はオガム文字)。何故ケルトの英雄が北欧のルーンを持っているのかについては、『Grand Order』で登場した彼の師匠スカサハによるもの。<br />理由は単純明快、「刻んですぐに効果が出るルーンの方が戦うのに都合が良かったから」らしい(曰く「オガム文字は効きが悪い」だそうだ)。しかしケルト圏では長らく文字というものがなかったらしく、そういう意味では「文字が肝となる魔術」を使うというのはかなり異質に映る。
+
*ルーンそのものはケルト圏ではなく北欧圏の文字である(ケルトの場合はオガム文字)。なぜケルトの英雄が北欧のルーンを持っているのかについては、『Grand Order』で登場した彼の師匠スカサハによると「刻んですぐに効果が出るルーンの方が戦うのに都合が良かったから」らしい(曰く「オガム文字は効きが悪い」)。しかし、ケルト圏では長らく文字というものがなかったらしく、そういう意味では「文字が肝となる魔術」を使うというのはかなり異質に映る。
**[[蒼崎橙子]]や彼が何かを燃やす時に使用するアンサズはその中でも(ルーン魔術師それぞれで意味の特定が異なるものの)多く「発火」に使われるルーンという設定だが、最大の効用は「知らしめる」もの。他に火系になるとサガズ、エワズがポピュラー……だと三輪先生が言っていた、らしい。ただしTVアニメ版『UBW』ではそれらのルーンではなくカノを発火に使用している。
+
**彼や[[蒼崎橙子]]が何かを燃やす時に使用するアンサズはその中でも「発火」に使われるルーンという設定だが(ルーン魔術師はそれぞれで意味の特定が異なる)、最大の効用は「知らしめる」もの。他に火系になるとサガズ、エワズがポピュラーらしい。ただし、TVアニメ版『UBW』ではそれらのルーンではなくカノを発火に使用している。
 
*衛宮士郎が強化したポスターで戦った時、明らかに手を抜いていたが、これは「あ、なにあの小僧、ハラぁ決まってるじゃねえか。よし、なら一度は反撃のチャンスをやらねえとな」という感じで、あくまで相手への情けではなく、単に自分が楽しみたいから行った行為<ref group = "出">[https://twitter.com/Fate_SN_Anime/status/520976603388452865 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:37]</ref>。だがせっかく与えたチャンスを「反撃」ではなく「逃走」に使ったため、ランサーは興醒めしたという<ref group = "出">[https://twitter.com/Fate_SN_Anime/status/520976766223921152 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:38]</ref>。最後に放った一刺しはひょいと仕留める為のものだが、ポスターを広げて盾にした事で防がれ、驚いたという<ref group = "出">[https://twitter.com/Fate_SN_Anime/status/520976916413575168 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:39]</ref>。
 
*衛宮士郎が強化したポスターで戦った時、明らかに手を抜いていたが、これは「あ、なにあの小僧、ハラぁ決まってるじゃねえか。よし、なら一度は反撃のチャンスをやらねえとな」という感じで、あくまで相手への情けではなく、単に自分が楽しみたいから行った行為<ref group = "出">[https://twitter.com/Fate_SN_Anime/status/520976603388452865 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:37]</ref>。だがせっかく与えたチャンスを「反撃」ではなく「逃走」に使ったため、ランサーは興醒めしたという<ref group = "出">[https://twitter.com/Fate_SN_Anime/status/520976766223921152 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:38]</ref>。最後に放った一刺しはひょいと仕留める為のものだが、ポスターを広げて盾にした事で防がれ、驚いたという<ref group = "出">[https://twitter.com/Fate_SN_Anime/status/520976916413575168 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:39]</ref>。
 
*『刺し穿つ死棘の槍』をアルトリアに防がれた時に激怒しているのは、自分の存在証明ともいえる一撃を防がれ、相手への敵意と自分への怒りで腸が煮えくり返っているため<ref group = "出">[https://twitter.com/Fate_SN_Anime/status/520977981036978177 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:43]</ref>。だがすぐに「あ、やべえ、熱くなってるなんて超情けねえ」と平常心に戻っている<ref group = "出">[https://twitter.com/Fate_SN_Anime/status/520978046547791872 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:43]</ref>。
 
*『刺し穿つ死棘の槍』をアルトリアに防がれた時に激怒しているのは、自分の存在証明ともいえる一撃を防がれ、相手への敵意と自分への怒りで腸が煮えくり返っているため<ref group = "出">[https://twitter.com/Fate_SN_Anime/status/520977981036978177 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:43]</ref>。だがすぐに「あ、やべえ、熱くなってるなんて超情けねえ」と平常心に戻っている<ref group = "出">[https://twitter.com/Fate_SN_Anime/status/520978046547791872 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:43]</ref>。
 
*原典では「Gáe Bolg」と表記されており、日本人の発音的には「ゲイ・ボルグ」と表される。しかしfateシリーズではゲイ・ボルクとなっている。
 
*原典では「Gáe Bolg」と表記されており、日本人の発音的には「ゲイ・ボルグ」と表される。しかしfateシリーズではゲイ・ボルクとなっている。
 +
*劇場版Heaven's Feelの第一章ではゲーム版とは違い、埠頭から柳洞寺まで[[ハサン・サッバーハ〔呪腕のハサン〕|真アサシン]]との激しいチェイスバトルが繰り広げられている。戦闘中に高速道路で爆発などが起きているが、途中から余所の市へ入っているので監督役の言峰は特に事後処理はせずに知らないフリをしていたとのこと<ref group = "出">劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」I. presage flower ANIMATION MATERIAL きのことたかしの一問一答 p27</ref>。
 +
**この戦闘でクー・フーリンがまるでスポーツ選手のようないいフォームで全力疾走していたため、視聴者からはランサーではなく'''ランナーのサーヴァント'''と言われるようになった。ufotableのスタッフたちは意図していなかったが所謂シリアスな笑いとしても好評だったようで、その後も台座付きアクリルスタンドや走っているシルエットに「追跡中 衝突注意」と書かれた注意書きステッカーといったグッズが展開され、アニメ版の[[衛宮さんちの今日のごはん]]第2話ではアルバイトをしている魚屋で同じフォームでダッシュをしていた。
 +
***ちなみに空想科学研究所によると、脚でブレーキをかけながら高速道路のトレーラーを追い抜いている時のクー・フーリンは推定で時速194kmの速度計算になるらしい。<ref group = "出">[http://abematv.co.jp/posts/5962286 「AbemaTV」アニメチャンネルは 世界最速無料アニメ配信数No.1! 空想科学研究所 柳田理科雄先生監修 “オレ/ワタシが最速!”人気アニメキャラクターが走る テレビCMを放送開始]</ref>
 +
*原典では「魔槍ゲイボルク」の他に「光り輝く剣クルージーン」、「恐槍ドゥヴシェフ」、「空幻魔杖 デル・フリス」、「Duban という名の盾」等多くの武具を所有している英雄とされる。
    
== 話題まとめ ==
 
== 話題まとめ ==
; 刺し穿てない死棘の槍
+
; 刺し穿つ死棘の槍の命中率
: 「確実に心臓を貫く」という殺すことに長けた宝具持ちなのに、実は『Fate』で宝具を使って絶命に追い込めた相手は全くいない……というか、幾度も放った中でまともに心臓に命中したのが確認できるのは『stay night』の士郎、『hollow』のバゼットと『EXTRA』のラニ=Ⅷの三名のみ。<br/>士郎は死ぬ前に凛によって心臓を再生され、ラニは心臓をぶち抜かれても致命傷にならず、バゼットは殺しはしたが結局は復活と、すべて完全な致死には至らなかった。
+
: 「確実に心臓を貫く」という宝具なのに全く当たらないとよくネタにされる。しかし、そもそも「刺し穿つ死棘の槍」を使用した回数が少なく、『SN』では全ルートを通して初戦のセイバーにしか使っていない。『hollow』では相打ちになったもののバゼットの心臓に当てており、心臓を外したセイバーにも体には命中している。
: 『CCC』で自サーヴァントが「刺し穿つ死棘の槍」に耐えると、言峰に「毎度毎度、お前の槍はなぜ外れるのか」とまで言われる始末……。<br>一応『EXTRA』では爆発寸前の[[ラニ=Ⅷ]]の心臓を摘出し、その場にいた面々を生還させるという快挙を成し遂げているのだが。
+
: また、『CCC』で自分のサーヴァントが「刺し穿つ死棘の槍」に耐えると、言峰に「毎度毎度、お前の槍はなぜ外れるのか」とまで言われる。一応『EXTRA』では爆発寸前の[[ラニ=Ⅷ]]の心臓を摘出し、その場にいた面々を生還させるという快挙を成し遂げている。
: ちなみに、『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』で[[美遊・エーデルフェルト|美遊]]や[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン (プリズマ☆イリヤ)|イリヤ]]が「刺し穿つ死棘の槍」を使用した時には、ライダーの[[クラスカード]]の化身をきちんと一撃で仕留めている。それどころか、番外編やドラマCDまで含めても、発動した場合の致死率は100%である。一回は壁抜きに使っただけだが。
+
: ちなみに、『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』で[[美遊・エーデルフェルト|美遊]]や[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン (プリズマ☆イリヤ)|イリヤ]]が「刺し穿つ死棘の槍」を使用した時には、ライダーの[[クラスカード]]の化身を一撃で仕留めている。それどころか、番外編やドラマCDまで含めても確実に心臓を貫いている。
: メタ的な視点から考えると、7組とそれほど多いわけでもないバトルロイヤル物で敵側の登場人物に「一撃必殺の攻撃」が存在してしまうと物語を展開する上で障害になる、という事情から制限されているとも言える。事実、上記のように一対一が基本で味方が使用する『プリズマ☆イリヤ』や、敵味方共に登場人数が多かった『Fate/Grand Order』での[[クー・フーリン〔オルタ〕]]などはその驚異的な性能を十全に発揮してくれている。
+
: メタ的な視点から考えると、7組とそれほど多いわけでもないバトルロイヤル物で敵側の登場人物に「一撃必殺の攻撃」が存在してしまうと物語を展開する上で障害になる、という事情から制限されているとも言える。事実、上記のように一対一が基本で味方が使用する『プリズマ☆イリヤ』や、敵味方共に登場人数が多かった『Fate/Grand Order』での[[クー・フーリン〔オルタ〕]]などはその性能を十全に発揮している。
    
; 突き穿つ死翔の槍の威力
 
; 突き穿つ死翔の槍の威力
: [[エミヤ|アーチャー]]によれば「突き穿つ死翔の槍」は「大神宣言」を超える威力であるらしい。
+
: [[エミヤ|アーチャー]]によれば「突き穿つ死翔の槍」は「大神宣言(グングニル)」を超える威力であるらしい。
: そう評したアーチャーは英霊になった後には記憶はないものの知識は蓄積出来るが、北欧の主神と巡り合う可能性は低いと考えれば、生前にギルガメッシュが保有するゲイ・ボルクの原典を見て比較している可能性が高い。あるいはバゼットの「斬り抉る戦神の剣」のようにオーディン以外の人間がグングニルを使用している場面を見た可能性もある。
+
: そう評したアーチャーが北欧の主神と巡り合う可能性が低いと考えれば、生前にギルガメッシュが保有するゲイ・ボルクの原典を見て比較している可能性がある。あるいは、バゼットの「斬り抉る戦神の剣」のようにオーディン以外の人間がグングニルを使用している場面を見た可能性もある。
: またアーチャーが言及したのは「威力」についてであるため、オーディンの槍は伝承において敵に向けただけで勝利が確定する等の神が持つに相応しい能力を数々取り揃えており、そちらが肝という可能性もある。だが、その場合はわざわざ「威力」を比較する意味が無いのだが(例えば、[[メディア|キャスター]]の「破戒すべき全ての符」の切れ味のみを比較して、武器としての優劣を語るようなもの)。
+
: また、アーチャーが言及したのは「威力」についてであるため、オーディンの槍は伝承において敵に向けただけで勝利が確定するなどの神が持つに相応しい能力を数々取り揃えており、そちらが重要という可能性もある。だが、その場合はわざわざ「威力」を比較する意味が無い(例えば、[[メディア|キャスター]]の「破戒すべき全ての符」の切れ味のみを比較して、武器としての優劣を語るようなもの)。
: 初期からの設定変更や矛盾のシーンが多く改変されているアニメ版『UBW』においても、アーチャーのこの台詞は変化していない。現在においても(少なくともアーチャーの視点から見て)これは変わらない事実であるようだ。
+
: 初期からの設定変更や矛盾したシーンが多く改変されているアニメ版『UBW』においても、アーチャーのこの台詞は変化していない。現在においても(少なくともアーチャーの視点から見て)これは変わらない事実のようである。
    
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
744

回編集