差分

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| 地域 = 中南米
 
| 地域 = 中南米
 
| 属性 = 秩序・善
 
| 属性 = 秩序・善
| 隠し属性 = 天
+
| 副属性 = 天
 
| 性別 = 女性
 
| 性別 = 女性
 
| スリーサイズ =  
 
| スリーサイズ =  
 
| 一人称 = ワタシ/私
 
| 一人称 = ワタシ/私
| 二人称 = アナタ/貴女/ニーニャ、ニーニョ/○○(呼び捨て)/マスター、○○君、○○ちゃん
+
| 二人称 = アナタ/貴女/ニーニャ、ニーニョ/〇〇(呼び捨て)/マスター、〇〇君、〇〇ちゃん
| 三人称 = 彼/彼女/○○(呼び捨て)
+
| 三人称 = 彼/彼女/〇〇(呼び捨て)
 
| イメージカラー =  
 
| イメージカラー =  
 
| サーヴァント階位 =  
 
| サーヴァント階位 =  
 
| 特技 =  
 
| 特技 =  
| 好きな物 =  
+
| 好きな物 = 人間
| 苦手な物 =  
+
| 苦手な物 = 蜘蛛、[[ジャガーマン|ジャガー]]
| 天敵 =  
+
| 天敵 = [[テスカトリポカ]]
 
| デザイン = 広江礼威
 
| デザイン = 広江礼威
 
| 設定作成 = 奈須きのこ<br>桜井光
 
| 設定作成 = 奈須きのこ<br>桜井光
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! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
|-
 
|-
| [[ライダー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || B || B || B+ || EX || A+ || EX ||対魔力:A<br>騎乗:EX<br>女神の神核:EX || カリスマ:A+<br>善神の智慧:A+<br>自由なる闘争:EX|| style="text-align:left"|
+
| [[ライダー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || B || B || B+ || EX || A+ || EX ||対魔力:A<br>騎乗:EX<br>女神の神核:EX || カリスマ:A+<br>太陽のカリスマ:EX<br>善神の智慧:A+<br>自由なる闘争:EX|| style="text-align:left"|強化クエストクリアで「カリスマ」→「太陽のカリスマ」に変化。
 
|}
 
|}
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:基本的には相手を空中に舞上げてからの脳天落としだが、状況によっては高度1000メートルから相手にめがけてキックをかます、という流星の如き打撃技にもするとか。
 
:基本的には相手を空中に舞上げてからの脳天落としだが、状況によっては高度1000メートルから相手にめがけてキックをかます、という流星の如き打撃技にもするとか。
 
:本人はコレをウルティモ・トペ・パターダと名付けている。
 
:本人はコレをウルティモ・トペ・パターダと名付けている。
:『Grand Order』では「敵単体に超強力な攻撃&敵単体に宝具封印状態を付与<ref group = "注" name="1ターン">1ターン</ref>&敵単体にやけど状態を付与<ref group = "注" name="5ターン">5ターン</ref><ref group = "注" name="オーバーチャージで効果UP">オーバーチャージで効果UP</ref>」という効果のBuster宝具。
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:『Grand Order』では「敵単体に超強力な攻撃[Lv]&宝具封印状態を付与(1ターン)&やけど状態を付与(5ターン)<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のBuster宝具。
 
; 翼ある蛇(ケツァル・コアトル)
 
; 翼ある蛇(ケツァル・コアトル)
 
: ランク:A<br />種別:対人・対軍宝具<br />レンジ:2~80<br />最大捕捉:1~200人
 
: ランク:A<br />種別:対人・対軍宝具<br />レンジ:2~80<br />最大捕捉:1~200人
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:実際に白亜紀に棲息したケツアルコアトルスよりも遥かに強化された、幻獣~神獣クラスの[[幻想種]]である。
 
:実際に白亜紀に棲息したケツアルコアトルスよりも遥かに強化された、幻獣~神獣クラスの[[幻想種]]である。
 
:真名解放時には、これに騎乗したケツァル・コアトルが風雨と雷の大規模操作を行うが、この効果は本作に於いて基本的に使用されず、EXアタックで召喚して突撃を行っている。
 
:真名解放時には、これに騎乗したケツァル・コアトルが風雨と雷の大規模操作を行うが、この効果は本作に於いて基本的に使用されず、EXアタックで召喚して突撃を行っている。
;太陽歴石(ピエドラ・デル・ソル)
+
; 太陽歴石(ピエドラ・デル・ソル)
 
: ランク:EX<br />種別:対軍・対城宝具<br />レンジ:10~99<br />最大捕捉:900人
 
: ランク:EX<br />種別:対軍・対城宝具<br />レンジ:10~99<br />最大捕捉:900人
 
: ケツァル・コアトルの奥の手。古代アステカの巨石。
 
: ケツァル・コアトルの奥の手。古代アステカの巨石。
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:過去にはテノチティトランの神殿に、現代ではメキシコ・シティにて保管されている、太陽(世界)が五つ刻まれた"太陽の石"。
 
:過去にはテノチティトランの神殿に、現代ではメキシコ・シティにて保管されている、太陽(世界)が五つ刻まれた"太陽の石"。
 
:[[イシュタル]]によると、ウルクに落とされていたら一瞬で灰燼になっていたという。
 
:[[イシュタル]]によると、ウルクに落とされていたら一瞬で灰燼になっていたという。
 +
; 翡翠剣マカナ
 +
:詳細不明。
 +
:[[ロマニ・アーキマン]]によると太陽暦石と同じく神殿のシンボルとして設置できるものらしい。
    
==真名:ケツァル・コアトル==
 
==真名:ケツァル・コアトル==
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:本来は男性神であるが、サーヴァントとして現界するにあたっては、分霊のひとつにサーヴァントとしての形を与えて女性神として存在を得ている。<br />長らく同一視されてきた金星の存在が影響し、金星=美神ヴィーナス(アフロディーテ)のイメージに引っ張られてしまったのではないか、と本人は語る。
 
:本来は男性神であるが、サーヴァントとして現界するにあたっては、分霊のひとつにサーヴァントとしての形を与えて女性神として存在を得ている。<br />長らく同一視されてきた金星の存在が影響し、金星=美神ヴィーナス(アフロディーテ)のイメージに引っ張られてしまったのではないか、と本人は語る。
   −
:南米の神は他の神話体系とは大きく異なり、この星で生まれたものではなく、空から降ってきたモノ。<br>小惑星が地表に衝突した際についていた微生物が植物に寄生して生き延び、あの土地で文明が生まれた。
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:南米の神は他の神話体系とは大きく異なり、この星で生まれたものではなく、空から降ってきたモノ。<br>小惑星が地表に衝突した際についていた[[マィヤ|微生物]]が植物に寄生して生き延び、あの土地で文明が生まれた。
 
:南米の神は『人間に乗り移って』活動したとされる。
 
:南米の神は『人間に乗り移って』活動したとされる。
 
:ケツァル・コアトル神も地域によって複数確認されているように、いつかの時代では女性体がケツァル・コアトルになっていたのかもしれない。
 
:ケツァル・コアトル神も地域によって複数確認されているように、いつかの時代では女性体がケツァル・コアトルになっていたのかもしれない。
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===関連===
 
===関連===
 
;ケツアルコアトルス
 
;ケツアルコアトルス
:白亜紀に生息していた翼竜。史上最大の飛翔動物として知られている。
+
:白亜紀に生息していた翼竜。史上最大級の飛翔動物として知られている。
 
:また、ケツァル・コアトルに由来する名前を与えられた古代生物であり、ケツァル・コアトルがライダーのクラス適性を有する理由となっている。
 
:また、ケツァル・コアトルに由来する名前を与えられた古代生物であり、ケツァル・コアトルがライダーのクラス適性を有する理由となっている。
 
;アステカ神話の世界観
 
;アステカ神話の世界観
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;[[マーリン (Grand Order)|マーリン]]
 
;[[マーリン (Grand Order)|マーリン]]
:気に食わない軟弱魔術師。
+
:第七特異点で共演。マーリンの立てた作戦に従うなど一目置いた所もあるが、口車に乗せられた面もあり、気に食わない軟弱魔術師。
:第七特異点でゴルゴーン討伐を狙った電撃作戦では、ケツァル・コアトルがマルドゥークの手斧を鮮血神殿に投げつけ破壊するという作戦が立案されたが、これは不可侵を謳う三女神同盟の誓いに反し、罰による自身の消滅というリスクを抱えるもの。
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:ゴルゴーン討伐を狙った電撃作戦では、ケツァル・コアトルがマルドゥークの手斧を鮮血神殿に投げつけ破壊するという作戦が立案されたが、これは不可侵を謳う三女神同盟の誓いに反し、罰による自身の消滅というリスクを抱えるもの。
:そこでマーリンはケツァル・コアトルに[[キングゥ]]を足止めさせつつ、「合図にあわせて斧を神殿近くの森に向かって投げただけ」という体裁にすることで誓いの抜け道になると提案。最終的にマーリンが「うっかり手を滑らせた」ことで、ビーコン代わりの杖が鮮血神殿に投げられ、それに同調したマルドゥークの手斧が見事に神殿を破壊した…のだが、結局「女神の誓いを破った天罰」は発動し、消滅はしないまでも神性が半分以下に落ちる事になり、マーリンの口車に一杯食わされた形となった。
+
:そこでマーリンはケツァル・コアトルに[[キングゥ]]を足止めさせつつ、「合図にあわせて斧を神殿近くの森に向かって投げただけ」という体裁にすることで誓いの抜け道になると提案。最終的にマーリンが「うっかり手を滑らせた」ことで、ビーコン代わりの杖が鮮血神殿に投げられ、それに同調したマルドゥークの手斧が見事に神殿を破壊した…のだが、結局「女神の誓いを破った天罰」は発動し、消滅はしないまでも神性が半分以下に落ちる事になり、マーリンに一杯食わされた形となった。
 
:[[ティアマト]]との戦いが終わった時には、思いっきりコブラツイストをぶちかまして鬱憤を晴らしている。
 
:[[ティアマト]]との戦いが終わった時には、思いっきりコブラツイストをぶちかまして鬱憤を晴らしている。
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:蹴り技には一目置いているが、組み技になるとどうにも地味で惹かれないとのこと。
 
:蹴り技には一目置いているが、組み技になるとどうにも地味で惹かれないとのこと。
 
:なお、立ち会う事になったら筋力が低いので組み技をあっさり外してやろうと算段している。
 
:なお、立ち会う事になったら筋力が低いので組み技をあっさり外してやろうと算段している。
 +
 +
;[[超人オリオン]]
 +
:何が気に入らなかったのか、声をかけられただけでフロントチョークから首を圧し折ろうとしていたようである。
 +
 +
;[[ククルカン]]
 +
:同一存在とされるマヤ神話の神。
 +
:向こうからは口調や服装などリスペクトされており、「お姉様」と呼ばれ慕われている。
 +
:その髪色については気になっているが、自分も妹が出来たことに喜んでいる。
    
===生前===
 
===生前===
;テスカトリポカ
+
;[[テスカトリポカ]]
:敵対した神。最終的には敗れて追放されてしまった。
+
:兄弟かつ敵対した神。最終的には敗れて追放されてしまった。
 
:『FGO material』でも「最低最悪の神霊」「クソ蜘蛛野郎」「例のごとく最低な姿で召喚された」「叩き潰したい程に汚らわしい」と嫌悪感を顕にしている。
 
:『FGO material』でも「最低最悪の神霊」「クソ蜘蛛野郎」「例のごとく最低な姿で召喚された」「叩き潰したい程に汚らわしい」と嫌悪感を顕にしている。
 
:その一方でケツァル・コアトル同様、彼もまた近代文化に染まっていることを匂わせている他、金星の神となったのは彼に追放されたのが大きな要因となっている。
 
:その一方でケツァル・コアトル同様、彼もまた近代文化に染まっていることを匂わせている他、金星の神となったのは彼に追放されたのが大きな要因となっている。
 +
:実際に召喚された後は「悪い神ではない」としているがマスターが悪影響を受けないか心配している。また、自分のラテンスタイルはパクリだと思われたくないため見せないでほしいとか。
 +
;[[トラロック|ウィツィロポチトリ]]
 +
:兄弟かつ敵対した神。あちらがプリテンダークラスのためか、現時点で絡みはない。
 
;ケツァルペトラトル
 
;ケツァルペトラトル
 
:妹。伝承では、テスカトリポカから呪いが掛けられたプルケ<ref group = "注">リュウゼツランから作られるお酒。なお、同じリュウゼツランから作られるテキーラとは別物である。</ref>を勧められるまま飲まされた際に、前後不覚に陥った状態で'''肉体関係を結んでしまい、'''それによってアステカを追放される事になった。
 
:妹。伝承では、テスカトリポカから呪いが掛けられたプルケ<ref group = "注">リュウゼツランから作られるお酒。なお、同じリュウゼツランから作られるテキーラとは別物である。</ref>を勧められるまま飲まされた際に、前後不覚に陥った状態で'''肉体関係を結んでしまい、'''それによってアステカを追放される事になった。
205行目: 219行目:     
;「……メソポタミアの武器では傷一つ付けられない……そういったのは私でしたね。」<br>「だが! 我が身はこの<ruby><rb>大地</rb><rt>せかい</RT></RUBY>の武器にあらず、遠い魔境の神性なれば!」<br>「メソポタミアの神、何するものぞ!」<br>「我ら南米の<ruby><rb>地下冥界</rb><rt>シバルバー</RT></RUBY>、多くの生命を絶滅させた大衝突の力を見せてくれる!」<br>「我が身を燃える石と成し、彗星となって大地を殺す!」<br>「いくわよ───ウルティモ・トペ・パターダ! 燃えろ闘魂、<ruby><rb>炎、神をも灼き尽くせ</rb><rt>シウ・コアトル</RT></RUBY>────!」
 
;「……メソポタミアの武器では傷一つ付けられない……そういったのは私でしたね。」<br>「だが! 我が身はこの<ruby><rb>大地</rb><rt>せかい</RT></RUBY>の武器にあらず、遠い魔境の神性なれば!」<br>「メソポタミアの神、何するものぞ!」<br>「我ら南米の<ruby><rb>地下冥界</rb><rt>シバルバー</RT></RUBY>、多くの生命を絶滅させた大衝突の力を見せてくれる!」<br>「我が身を燃える石と成し、彗星となって大地を殺す!」<br>「いくわよ───ウルティモ・トペ・パターダ! 燃えろ闘魂、<ruby><rb>炎、神をも灼き尽くせ</rb><rt>シウ・コアトル</RT></RUBY>────!」
:第七特異点で[[ティアマト]]が翼を展開して飛ぼうとしたことで『太陽の石』による時間稼ぎが失敗し、時間稼ぎのために放った宝具。
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:第七特異点で[[ティアマト]]が翼を展開して飛ぼうとしたことで『太陽の石』による時間稼ぎが失敗し、更なる時間稼ぎのために捨て身の覚悟で放った宝具。
    
====イベント====
 
====イベント====
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*神として非常に多くの側面を持つのは、最初は自分しかいなかったから全部自分でやる必要があった、とのこと。従属神が育ってきてからはそちらに役割を振るようになる。
 
*神として非常に多くの側面を持つのは、最初は自分しかいなかったから全部自分でやる必要があった、とのこと。従属神が育ってきてからはそちらに役割を振るようになる。
 
*表情差分の中に悪役じみた、所謂「ゲス顔」を見せることがあり、第七特異点のCMでも一瞬確認できる。
 
*表情差分の中に悪役じみた、所謂「ゲス顔」を見せることがあり、第七特異点のCMでも一瞬確認できる。
**ちなみに「ゲス顔」自体は発注に含まれていたものだが、当初は原作者である奈須きのこから「なんとかならんのか」とリテイクを要求するほど'''もっと酷かった'''らしく、何度も修正して現在の形になったそうな。とはいえ'''担当絵師が元々、マフィアの裏社会や抗争を描いた漫画『BLACK LAGOON』<ref group = "注">大半の登場人物が犯罪者、しかもゲスキャラだらけ。</ref>を代表作に持っているような人物'''である為、「そりゃそうなるだろ」という声もなくもない。
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**ちなみに「ゲス顔」自体は発注に含まれていたものだが、当初は原作者である奈須きのこ氏から「なんとかならんのか」とリテイクを要求するほど'''もっと酷かった'''らしく、何度も修正して現在の形になったそうな。とはいえ'''担当絵師が元々、マフィアの裏社会や抗争を描いた漫画『BLACK LAGOON』<ref group = "注">大半の登場人物が犯罪者、しかもゲスキャラだらけ。</ref>を代表作に持っているような人物'''である為、「そりゃそうなるだろ」という声もなくもない。
 
**イラスト担当の広江礼威氏はククルカン(=ケツァル・コアトル)の化身の少女をヒロインとした漫画『翡翠峡奇譚』で商業デビューしているという、ケツァル・コアトルとの古い縁がある。奈須氏と広江氏の上記のやり取りを記したTwitter発言では『Fate/Grand Order』のケツァル・コアトルと『翡翠峡奇譚』のククルカンのコラボイラストが掲載されている<ref group = "出">[https://twitter.com/hiroerei/status/808927102401703945 広江礼威Twitter2016年12月14日15:50]</ref>。
 
**イラスト担当の広江礼威氏はククルカン(=ケツァル・コアトル)の化身の少女をヒロインとした漫画『翡翠峡奇譚』で商業デビューしているという、ケツァル・コアトルとの古い縁がある。奈須氏と広江氏の上記のやり取りを記したTwitter発言では『Fate/Grand Order』のケツァル・コアトルと『翡翠峡奇譚』のククルカンのコラボイラストが掲載されている<ref group = "出">[https://twitter.com/hiroerei/status/808927102401703945 広江礼威Twitter2016年12月14日15:50]</ref>。
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***後に南米異聞帯の存在としてではあるが、同じく広江礼威氏のデザインによる[[ククルカン]]がサーヴァントとして実装された。
 
**後に2017年の[[TYPE-MOON エイプリルフール企画|エイプリルフール企画]]でリヨ氏によって描かれたデフォルメイラストでも元以上のゲス顔を披露しており、上記の広江氏もTwitterで「凄く怖い」とドン引きした<ref group = "出">[https://twitter.com/hiroerei/status/847848771928997892 広江礼威Twitter2017年4月1日1:31]</ref>。
 
**後に2017年の[[TYPE-MOON エイプリルフール企画|エイプリルフール企画]]でリヨ氏によって描かれたデフォルメイラストでも元以上のゲス顔を披露しており、上記の広江氏もTwitterで「凄く怖い」とドン引きした<ref group = "出">[https://twitter.com/hiroerei/status/847848771928997892 広江礼威Twitter2017年4月1日1:31]</ref>。
 
**[[ゴルゴーン]]曰く「[[アヴェンジャー]]の素質がある」とのことなので、心の内には暗黒面がきっちりあるのかもしれない。
 
**[[ゴルゴーン]]曰く「[[アヴェンジャー]]の素質がある」とのことなので、心の内には暗黒面がきっちりあるのかもしれない。
 
***自らを信望する者たちとその文化を丸ごとスペイン征服者に滅ぼされているため、復讐者の素質はあってもまったくおかしくないが、復讐者クラスでなかったのはそれ以上に人類に対する愛が強かったと思われる(というか、主神クラスの復讐者など考えただけで恐ろしい)。一方でアステカには、「追放されたケツァル・コアトルが復讐の為に戻ってくる」という伝承も存在している。
 
***自らを信望する者たちとその文化を丸ごとスペイン征服者に滅ぼされているため、復讐者の素質はあってもまったくおかしくないが、復讐者クラスでなかったのはそれ以上に人類に対する愛が強かったと思われる(というか、主神クラスの復讐者など考えただけで恐ろしい)。一方でアステカには、「追放されたケツァル・コアトルが復讐の為に戻ってくる」という伝承も存在している。
 
*かなりの高身長であり、その数値は'''181cm'''と女性陣のサーヴァントの中ではトップクラスの部類に入る。[[アルターエゴ]]の[[ヴァイオレット]]より1cm低いが、それでも男性と比較しても遜色しなかったりする。余談だがゲーム実装当初は'''168cm'''と表記されており、ゲーム中の印象とは合わないと感じるプレイヤーも多かったのだが、その後修正され現在の値となった。
 
*かなりの高身長であり、その数値は'''181cm'''と女性陣のサーヴァントの中ではトップクラスの部類に入る。[[アルターエゴ]]の[[ヴァイオレット]]より1cm低いが、それでも男性と比較しても遜色しなかったりする。余談だがゲーム実装当初は'''168cm'''と表記されており、ゲーム中の印象とは合わないと感じるプレイヤーも多かったのだが、その後修正され現在の値となった。
**むしろ大柄でグラマラスな体躯に見惚れたプレイヤーも少なくなかった様子。普段のあーぱー……もとい底抜けに陽気な人柄もあってか、プレイヤー達から'''「ケツ姉(さん)」'''の愛称で呼ばれることも
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**むしろ大柄でグラマラスな体躯に見惚れたプレイヤーも少なくなかった様子。普段のあーぱー……もとい底抜けに陽気な人柄もあってか、プレイヤー達から'''「ケツ姉(さん)」'''の愛称で呼ばれることも。
 
*手に持っているオールのような武器「マカナ」は南米では一般的な武器。棍棒に黒曜石の刃を埋め込んだもので、一言で言うと石オノである。このような武器を用いたのは、中南米の文明では鉄器を持たなかったためである。
 
*手に持っているオールのような武器「マカナ」は南米では一般的な武器。棍棒に黒曜石の刃を埋め込んだもので、一言で言うと石オノである。このような武器を用いたのは、中南米の文明では鉄器を持たなかったためである。
 
**とはいえ、黒曜石は非常に薄く剥がれやすい代わりに、剥がし方によっては断面が単分子の厚さになることすらある。さらに多少欠けても断面が新たな刃になるという特性もあり、鉄器がなかったことを差し引いても南米ではよく使われていた。……威力を疑うなら、カミソリの刃を一面に埋め込んだバットをフルスイングすることを想像してみるとよい。
 
**とはいえ、黒曜石は非常に薄く剥がれやすい代わりに、剥がし方によっては断面が単分子の厚さになることすらある。さらに多少欠けても断面が新たな刃になるという特性もあり、鉄器がなかったことを差し引いても南米ではよく使われていた。……威力を疑うなら、カミソリの刃を一面に埋め込んだバットをフルスイングすることを想像してみるとよい。
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*彼女の“善なるものでは敵わない”という特性は『Grand Order』におけるゲームシステム上、善属性のサーヴァントによる攻撃の無効化という形で表現されている。中庸、悪属性のサーヴァントの攻撃も半減するが、[[ヘラクレス]]と[[ランスロット]]の狂属性や[[ネロ・クラウディウス〔ブライド〕]]の花嫁、[[玉藻の前〔ランサー〕]]の夏属性のみ素通りする。
 
*彼女の“善なるものでは敵わない”という特性は『Grand Order』におけるゲームシステム上、善属性のサーヴァントによる攻撃の無効化という形で表現されている。中庸、悪属性のサーヴァントの攻撃も半減するが、[[ヘラクレス]]と[[ランスロット]]の狂属性や[[ネロ・クラウディウス〔ブライド〕]]の花嫁、[[玉藻の前〔ランサー〕]]の夏属性のみ素通りする。
 
*地域こそアステカ(メキシコ)であるが、広い範囲に渡り中南米が絡んでいることもある為に、一応は南太平洋側初(?)のサーヴァントとも言えないこともない。
 
*地域こそアステカ(メキシコ)であるが、広い範囲に渡り中南米が絡んでいることもある為に、一応は南太平洋側初(?)のサーヴァントとも言えないこともない。
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**アステカは中米なので、本来'''ケツァルコアトルは南米の神ではない'''。南米にあるのはインカであり、中米のアステカとは地理的にも文化的にも全く異なる文明である。当然、マヤ神話で言うククルカンのような、ケツァルコアトルに相当する神もいない。ただ、日本語で言う「中南米」はラテンアメリカを指す言葉として使われる。ラテンアメリカの定義ならメキシコと南米を含めるので、中南米の神と呼ぶなら間違いではない。Fateでは南米の神ということになっていると捉えるべきか。
 
*中・軽量の選手が多い事もあり華麗な空中戦の印象が強いルチャ・リブレだが、実際は「ジャベ」と称される関節技のバリエーションも豊富。もしも疑似サーヴァントの形で召喚されていたならば、[[ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト|依代次第では]]そちらの側面が強調された闘い方になっていたのかも知れない。
 
*中・軽量の選手が多い事もあり華麗な空中戦の印象が強いルチャ・リブレだが、実際は「ジャベ」と称される関節技のバリエーションも豊富。もしも疑似サーヴァントの形で召喚されていたならば、[[ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト|依代次第では]]そちらの側面が強調された闘い方になっていたのかも知れない。
 
**後に公開された彼女の幕間の物語では関節技も使用しているが「普段は魅せる戦いをするためにあえて封印している」とのこと。
 
**後に公開された彼女の幕間の物語では関節技も使用しているが「普段は魅せる戦いをするためにあえて封印している」とのこと。
 
*その性格と口調から一部ファンからはブラウザゲーム『艦隊これくしょん~艦これ~』の二次創作キャラ「[http://dic.nicovideo.jp/id/5157649 ジャマイカからやってきた金剛型1番艦]」にちなんで「メキシコからやってきた金剛型1番艦」と呼ばれている。<del>おまけに中の人はビスマルク型一番艦である。</del>
 
*その性格と口調から一部ファンからはブラウザゲーム『艦隊これくしょん~艦これ~』の二次創作キャラ「[http://dic.nicovideo.jp/id/5157649 ジャマイカからやってきた金剛型1番艦]」にちなんで「メキシコからやってきた金剛型1番艦」と呼ばれている。<del>おまけに中の人はビスマルク型一番艦である。</del>
*舞台版で彼女の演者となった赤井沙希であるが、現役の女子プロレスラーであり、空中技にも定評があるので期待されている。また、身長も174cmと彼女程ではないが高身長である。
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*舞台版で彼女の演者となった赤井沙希氏であるが、現役の女子プロレスラーであり、空中技にも定評があるので期待されている。また、身長も174cmと彼女程ではないが高身長である。
 
**その舞台版で披露した技をプロレス用に改良した新技として2019年2月12日に発表し、名前を「ケツァル・コアトル」としたとのこと。<del>まさかの、リアル宝具</del>
 
**その舞台版で披露した技をプロレス用に改良した新技として2019年2月12日に発表し、名前を「ケツァル・コアトル」としたとのこと。<del>まさかの、リアル宝具</del>
**名前も適当につけたものではなく、コブラツイストの体制から一回転して体ごと投げてそのままフォールに入るという豪快なもので「翼ある蛇(ケツァル・コアトル)」の名前通りになっている。
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**名前も適当につけたものではなく、正式名称「ユカタン式縦回転変型ラ・マヒストラル」コブラツイストの体制から一回転して体ごと投げてそのままフォールに入るという豪快なもので「翼ある蛇(ケツァル・コアトル)」の名前通りになっている。
 
***さらに発表時にこの技でチャンピオンの座を奪取すると宣言しており、2月17日の試合では宣言通りこの技で勝利し、チャンピオンとなった。
 
***さらに発表時にこの技でチャンピオンの座を奪取すると宣言しており、2月17日の試合では宣言通りこの技で勝利し、チャンピオンとなった。
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***後にコミック版『Fate/Grand Order -turas réalta-』では逆輸入される形で彼女がマーリンに豪快にこの技をブチかました<ref group="注">なお、作者は描写に全力投球した後に「[[ティアマト|この時点でマーリンを気絶させられない]]」事に気づいてしまい、どう見てもヤバい入り方したが気絶しなかった事にしたとのこと。</ref>。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
3,022

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