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使い魔としては最高ランクで、[[魔術]]よりも上にある。一般に使い魔という単語から連想される存在とは別格で、一線を画している存在。本来ならば、位が高すぎて人間が使役するには不可能な存在である。魔法使いであってもそれは同様のこと。[[聖杯]]の力という補助を得て、初めてマスターとなることが出来る。ただし、英霊を完全な形で召喚するのは聖杯の補助があっても容易ではなく、「役割に即した英霊の一面」というものに限定することでその負荷を抑えている。
 
使い魔としては最高ランクで、[[魔術]]よりも上にある。一般に使い魔という単語から連想される存在とは別格で、一線を画している存在。本来ならば、位が高すぎて人間が使役するには不可能な存在である。魔法使いであってもそれは同様のこと。[[聖杯]]の力という補助を得て、初めてマスターとなることが出来る。ただし、英霊を完全な形で召喚するのは聖杯の補助があっても容易ではなく、「役割に即した英霊の一面」というものに限定することでその負荷を抑えている。
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その正体は[[抑止力|英霊]]、神話や伝説の中で為した功績が信仰を生み、その信仰をもって人間霊である彼らを精霊の領域にまで押し上げた人間サイドの守護者。ただし、霊格が高い程ガイア寄りの存在になっていくため、霊長の守護者とは同じカテゴリーながら異なる立ち位置の存在でもある。時間軸の外にいる純粋な『魂』であり、無色の力。この世の道理から外れながら、尚この世に干渉できる外界の力こそが英霊の本質とされ、その力を利用して外界にでようとしたのが聖杯戦争。英霊は第三魔法がなくても、依り代さえあれば実体化が可能。
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その正体はあらゆる時代の[[抑止力|英霊]]。神話や伝説の中で為した功績が信仰を生み、その信仰をもって人間霊である彼らを精霊の領域にまで押し上げた人間サイドの守護者。ただし、霊格が高い程ガイア寄りの存在になっていくため、霊長の守護者とは同じカテゴリーながら異なる立ち位置の存在でもある。時間軸の外にいる純粋な『魂』であり、無色の力。この世の道理から外れながら、尚この世に干渉できる外界の力こそが英霊の本質とされ、その力を利用して外界にでようとしたのが聖杯戦争。英霊は第三魔法がなくても、依り代さえあれば実体化が可能。
    
魔術概念における正式名称は「境界記録帯(ゴーストライナー)」。<br>
 
魔術概念における正式名称は「境界記録帯(ゴーストライナー)」。<br>
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*サーヴァントは召喚された時、生前の記憶の他に聖杯からその時代・地域の基本的知識や言語能力などを与えられている。また、英霊の座においてはあらゆる時代の他の英雄の逸話をある程度学ぶことができる。
 
*サーヴァントは召喚された時、生前の記憶の他に聖杯からその時代・地域の基本的知識や言語能力などを与えられている。また、英霊の座においてはあらゆる時代の他の英雄の逸話をある程度学ぶことができる。
 
**逆に召喚された年齢によっては生前の記憶にも一部制限がかかり、召喚された時代に適合しない知識は逆におぼろげになってしまう。実際、異聞帯で召喚されたサーヴァントには、その異聞帯には存在し得ない家族の記憶や、犬や猫のような「異聞帯には存在しなくなった動物」についての知識が不確かになってしまった例も存在している。
 
**逆に召喚された年齢によっては生前の記憶にも一部制限がかかり、召喚された時代に適合しない知識は逆におぼろげになってしまう。実際、異聞帯で召喚されたサーヴァントには、その異聞帯には存在し得ない家族の記憶や、犬や猫のような「異聞帯には存在しなくなった動物」についての知識が不確かになってしまった例も存在している。
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*知名度補正はその英霊本人の物のみならず、その英霊がモデルになった何かを通して受ける事も可能。一例として[[ケイローン]]の補正には彼がモデルになった星座(射手座)による物が含まれている事が示唆されている。<br>一方「吸血鬼ドラキュラ」に浸食されてしまっている[[ヴラド三世 (Apocrypha)|ヴラド]][[ヴラド三世 (EXTRA)|三世]]の様に、それが英霊の実像とかけ離れていた場合は「無辜の怪物」等の形で思わぬ影響が出てしまう可能性もあり、必ずしもメリットばかりとは言えない。
 
*実体化している時と霊体化している時とでは、当然実体化している時の方が消費が大きくなるが、『hollow』でのライダーの発言から推察すると、「ずっと実体化している」よりも「実体化と霊体化をスイッチする」方が更に消費量が大きくなる模様。
 
*実体化している時と霊体化している時とでは、当然実体化している時の方が消費が大きくなるが、『hollow』でのライダーの発言から推察すると、「ずっと実体化している」よりも「実体化と霊体化をスイッチする」方が更に消費量が大きくなる模様。
 
*血液ではなく魔力を主動力としているため、サーヴァントは出血多量で弱る事はあれど死ぬことはまずない。人間の戦闘であれば敵の手と足の付け根を切り落とすという戦術もあるが、サーヴァントは魔力さえあれば大動脈を欠損しても再生することからこの戦術の効果は薄い。四肢の切断となると話は変わるが易々と手足を刈り取られるサーヴァントはまずおらず、逆に相手の手を1本獲ったら自分の首を獲られていたということが起こり得る。
 
*血液ではなく魔力を主動力としているため、サーヴァントは出血多量で弱る事はあれど死ぬことはまずない。人間の戦闘であれば敵の手と足の付け根を切り落とすという戦術もあるが、サーヴァントは魔力さえあれば大動脈を欠損しても再生することからこの戦術の効果は薄い。四肢の切断となると話は変わるが易々と手足を刈り取られるサーヴァントはまずおらず、逆に相手の手を1本獲ったら自分の首を獲られていたということが起こり得る。
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