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なお、登場人物の発言や用語辞典などで、サーヴァント自身を指して「ランクA以上の大英雄」などといった表現が稀にされる場合があるが、筋力などの個別の能力ではない、全ての能力を包括したサーヴァントの個体能力にランクがつけられているという話は、公式の設定として正式に示されたことはない。開示されていないだけで正式にそういうランクがあるのか、単に発言者の印象から出た言葉であるのか、詳細は不明。
 
なお、登場人物の発言や用語辞典などで、サーヴァント自身を指して「ランクA以上の大英雄」などといった表現が稀にされる場合があるが、筋力などの個別の能力ではない、全ての能力を包括したサーヴァントの個体能力にランクがつけられているという話は、公式の設定として正式に示されたことはない。開示されていないだけで正式にそういうランクがあるのか、単に発言者の印象から出た言葉であるのか、詳細は不明。
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パラメータが戦闘力の物差しとして考えられがちだが、基本的にパラメータはそのサーヴァントの本調子の状態に過ぎず、契約したマスターに応じてパラメータには補正がかかる。絶対不動の存在である宝具の威力でさえ、持ち主の魔力供給の程度で切れ味が変動するなど、マスターがコンスタントに魔力供給を行えるか否かが戦闘の情勢に大きく影響を及ぼす。<br>
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現に、マスターを失った[[エミヤ]]は魔力を消費する行動を多々行ったとはいえ、単独行動のクラススキルを持つにもかかわらず、半日で本来の1割程度の力しか発揮できなくなった。<br>
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クー・フーリンとディルムッドはパラメータの表記ではそこまで差がなく、技量自体もクーフーリンの方が上。しかし、マスターからの魔力供給量クー・フーリンより優れているため、単純な火力勝負ならディルムッドに軍配が上がるとのこと。
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パラメータ(能力値)は、奈須氏が昔遊んでいた自作のTRPGシステムの名残りで、A~Eの5種類を筋力、耐久、敏捷、魔力、幸運の5つにアルファベットが被らないように割り振っているとのこと<ref group = "出" name = "「Fate/Grand Order」がもたらす新しいスマホゲームの形――奈須きのこ×塩川洋介が語るFGOの軌跡と未来とは" />。中にはパラメータが被っているサーヴァントもいるが、それは特例として、Aがない代わりにBが2つや、Aが2つあるがCも3つなど、バランスが崩れない限りアリということになっている。宝具のランクはまた別で自由に設定していいことになっている。
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セイバー(士郎がマスター)はAランクがない代わりにCとBでバランスよく構成され、ランサーは敏捷を中心に身体能力が高く魔術の心得もあるため魔力も並にはあるが幸運で割を食っている、ライダー(桜がマスター)は筋力、敏捷、魔力が高ランクな分耐久と幸運が低い、メディアは身体能力系が全て低めだがその分魔力と幸運が高い、小次郎はAが2つあるがEも2つある。<br>
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ただ、Fateシリーズの場合はこうした能力値とは別のところで、Fateの世界観における総合的なサーヴァントの強さを奈須氏がランク付けしているため、能力値だけで強さが決まるわけではない<ref group = "出" name = "「Fate/Grand Order」がもたらす新しいスマホゲームの形――奈須きのこ×塩川洋介が語るFGOの軌跡と未来とは" />。例えば[[エルキドゥ]]はAランクであると言われている<ref group="出" name="小説版『Fate/strange Fake』第2巻 あとがき">小説版『Fate/strange Fake』第2巻 あとがき</ref>。
    
== 知名度と真名と強さ ==
 
== 知名度と真名と強さ ==
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