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| | 地域 = イギリス、ヨーロッパ全域 | | | 地域 = イギリス、ヨーロッパ全域 |
| | 属性 = 混沌・悪 | | | 属性 = 混沌・悪 |
− | | 隠し属性 = 人 | + | | 副属性 = 人 |
| | 性別 = 男性 | | | 性別 = 男性 |
| | スリーサイズ = | | | スリーサイズ = |
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| | | |
| ;略歴 | | ;略歴 |
− | : 『[[Fate/Grand Order]]』亜種特異点Ⅰ『悪性隔絶魔境 新宿』では西暦1999年の新宿において召喚され、己の目的を果たすために[[バアル|魔神バアル]]と同盟を結んだ。 | + | : 『[[Fate/Grand Order]]』亜種特異点Ⅰ『[[悪性隔絶魔境 新宿]]』では西暦1999年の新宿において召喚され、己の目的を果たすために[[バアル|魔神バアル]]と同盟を結んだ。 |
| : 彼の志す目的。それは宿敵[[シャーロック・ホームズ]]を超え、地球を砕く事。 | | : 彼の志す目的。それは宿敵[[シャーロック・ホームズ]]を超え、地球を砕く事。 |
| : たった一度でも宿敵を越えたいと願い、しかし己が悪役である限りどう足掻いても勝てない事を悟った彼が唯一可能性を見出したのは、宿敵の味方につく事……すなわち、「これまで通り悪役として戦う」のではなく「正義の味方になる」ことだった。 | | : たった一度でも宿敵を越えたいと願い、しかし己が悪役である限りどう足掻いても勝てない事を悟った彼が唯一可能性を見出したのは、宿敵の味方につく事……すなわち、「これまで通り悪役として戦う」のではなく「正義の味方になる」ことだった。 |
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| : 胡散臭い喋りでジョークをよく飛ばすなど愉快な印象を与える人物。一方で途轍もない頭脳を有しており、冷静な観察眼と計算を以て行動をしている。 | | : 胡散臭い喋りでジョークをよく飛ばすなど愉快な印象を与える人物。一方で途轍もない頭脳を有しており、冷静な観察眼と計算を以て行動をしている。 |
| : 魔弾の射手の幻霊「マックス」を取り込んだことによりアーチャーになっているが本来のクラスは[[キャスター]]らしく、自身の霊基がそう訴えているのを感じていた。 | | : 魔弾の射手の幻霊「マックス」を取り込んだことによりアーチャーになっているが本来のクラスは[[キャスター]]らしく、自身の霊基がそう訴えているのを感じていた。 |
− | : 「黒い聖剣を使用する剣士の少女」という程度の情報から[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|アルトリア・オルタ]]の真名を推測するほどの高い推理力を持つ<ref group = "注">とはいえその推理の過程には明らかに無理があるものも多く「知らない筈の事をうっかり口を滑らせてしまったため、咄嗟にそれっぽい推理を後付けしてごまかした」という解釈も成り立つ。(そもそもエクスカリバーは英霊間の知名度が極めて高いうえセイバーオルタは風王結界による隠蔽も行わないため、英国圏の英霊であるモリアーティなら知っていて当然レベルとも言える。)いずれにせよ真名推理を前提として動けるほどの智謀を持つ事は変わらない。</ref>。 | + | : 「黒い聖剣を使用する剣士の少女」という程度の情報から[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|アルトリア・オルタ]]の真名を推測するほどの高い推理力を持つ<ref group = "注">とはいえその推理の過程には明らかに無理があるものも多く「知らない筈の事をうっかり口を滑らせてしまったため、咄嗟にそれっぽい推理を後付けしてごまかした」という解釈も成り立つ(そもそもエクスカリバーは英霊間の知名度が極めて高いうえセイバーオルタは風王結界による隠蔽も行わないため、英国圏の英霊であるモリアーティなら知っていて当然レベルとも言える)。いずれにせよ真名推理を前提として動けるほどの智謀を持つ事は変わらない。</ref>。 |
| : また、戦闘においても時間稼ぎを目的とした戦闘をきっちり予想通りの秒数で終わらせるほど理知的で、時折数式やギャンブル用語に例えている。 | | : また、戦闘においても時間稼ぎを目的とした戦闘をきっちり予想通りの秒数で終わらせるほど理知的で、時折数式やギャンブル用語に例えている。 |
| : 本来は悪役であり、宿敵であるホームズはおろか彼自身も「モリアーティという存在」に善心が存在したことに驚きを感じていた(最も、この善心は前述の通り「元々持っていた」訳でもないようだが)。 | | : 本来は悪役であり、宿敵であるホームズはおろか彼自身も「モリアーティという存在」に善心が存在したことに驚きを感じていた(最も、この善心は前述の通り「元々持っていた」訳でもないようだが)。 |
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| : 武器の扱い方も全てが合理的であり戦場を的確に把握し、部下を使って敵を追い込む。しかし真に恐ろしいのは、不確定要素を排除するどころかその不確定要素すら予測して計画に組み込んでしまう天才的な頭脳にある。 | | : 武器の扱い方も全てが合理的であり戦場を的確に把握し、部下を使って敵を追い込む。しかし真に恐ろしいのは、不確定要素を排除するどころかその不確定要素すら予測して計画に組み込んでしまう天才的な頭脳にある。 |
| : ただし「犯罪者は探偵に敗れる」事、および彼自身が「一度も誰かに犯人だと特定されたことがない犯罪者」という基盤で英霊として成り立つ特性が原因で、探偵系のサーヴァントやその力を借りた存在に「(起こした事件の)犯人だと特定される」ことで力が抜けていき、極端に弱体化してしまう事が唯一の弱点となっている。 | | : ただし「犯罪者は探偵に敗れる」事、および彼自身が「一度も誰かに犯人だと特定されたことがない犯罪者」という基盤で英霊として成り立つ特性が原因で、探偵系のサーヴァントやその力を借りた存在に「(起こした事件の)犯人だと特定される」ことで力が抜けていき、極端に弱体化してしまう事が唯一の弱点となっている。 |
| + | |
| + | == 別クラス / バリエーション == |
| + | === ルーラー === |
| + | 『死想顕現界域 トラオム』で登場したルーラークラスのモリアーティ。50代の姿であるアーチャーとは異なり、10代から20代の若々しい姿をしている。 |
| + | |
| + | 詳細は「[[ジェームズ・モリアーティ〔ルーラー〕]]」を参照。 |
| | | |
| == ステータス == | | == ステータス == |
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| : 真名判明前でも疑似宝具として問題なく使用が可能で、記憶を失った状態で真名が分からないままに使用していた。 | | : 真名判明前でも疑似宝具として問題なく使用が可能で、記憶を失った状態で真名が分からないままに使用していた。 |
| :『悪性隔絶魔境 新宿』においてはこの宝具を最大活用する事で、地球の破壊まであと一歩と迫った。 | | :『悪性隔絶魔境 新宿』においてはこの宝具を最大活用する事で、地球の破壊まであと一歩と迫った。 |
− | :『Grand Order』では「敵単体の防御力をダウン<ref group = "注">3ターン、オーバーチャージで効果UP</ref>&敵単体に超強力な攻撃」という効果のBuster属性の宝具。 | + | :『Grand Order』では「敵単体の防御力をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&超強力な攻撃[Lv]」という効果のBuster宝具。 |
| ; 終局的犯罪(カタストロフ・クライム) | | ; 終局的犯罪(カタストロフ・クライム) |
| : 亜種特異点Ⅰにて敵として登場した際に使用する宝具。 | | : 亜種特異点Ⅰにて敵として登場した際に使用する宝具。 |
| + | : 効果は『終局的犯罪』と同一。 |
| | | |
| ==真名:ジェームズ・モリアーティ== | | ==真名:ジェームズ・モリアーティ== |
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| :亜種特異点Ⅰで「幻影魔人同盟」を組んだ相手。 | | :亜種特異点Ⅰで「幻影魔人同盟」を組んだ相手。 |
| :互いに目標を達成する為のビジネスライクな関係であったが、一種の共感もあった模様。 | | :互いに目標を達成する為のビジネスライクな関係であったが、一種の共感もあった模様。 |
| + | ;[[燕青]] |
| + | :亜種特異点Ⅰでは主人公達と敵対する上での同志。 |
| + | :「諜報も戦闘もいける複合サーヴァント」として下記の呼延灼とどちらも最終選考に残っていたが、安定性のあるこちらを採用したとのこと。 |
| ;[[ヘシアン・ロボ]] | | ;[[ヘシアン・ロボ]] |
| :亜種特異点Ⅰでは主人公達と敵対する上での同志。基本的に言う事は聞かないので好きなようにやらせている。 | | :亜種特異点Ⅰでは主人公達と敵対する上での同志。基本的に言う事は聞かないので好きなようにやらせている。 |
| :実際の所「バアルと協力したのはいいものの彼の望むままに幻霊改造を施し続けた結果、割ととんでもない計算不能のキメラ」になり手に負えない所まで行ってしまったため、密かに距離を置いている。 | | :実際の所「バアルと協力したのはいいものの彼の望むままに幻霊改造を施し続けた結果、割ととんでもない計算不能のキメラ」になり手に負えない所まで行ってしまったため、密かに距離を置いている。 |
| :'''「ヤバい、めっちゃ怖い」''' | | :'''「ヤバい、めっちゃ怖い」''' |
| + | ;[[呼延灼]] |
| + | :亜種特異点Ⅰで作成した複合サーヴァントの一人。 |
| + | :親和性の高い幻霊エンプーサの複合サーヴァントとして、戦闘能力を残しつつ絡め手も使えるようにする算段だったようだがメンタルの弱さまで引き継いでしまったため最終選考からは外した模様。 |
| ;[[チャールズ・バベッジ]] | | ;[[チャールズ・バベッジ]] |
| :イベント『デッドヒート・サマーレース!』にてチームを組んだ相手。『ネロ祭再び ~2017 Autumn~』でもチームを組んで参戦。 | | :イベント『デッドヒート・サマーレース!』にてチームを組んだ相手。『ネロ祭再び ~2017 Autumn~』でもチームを組んで参戦。 |
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| :期間限定イベント『水着剣豪七色勝負』にて、アロハ三騎士となった彼を打ち崩す為に策を練り、'''[[ガレス]]を殺した時の事を本人の前で嫌味たっぷりに詰る'''というエグすぎる真似を働いた。 | | :期間限定イベント『水着剣豪七色勝負』にて、アロハ三騎士となった彼を打ち崩す為に策を練り、'''[[ガレス]]を殺した時の事を本人の前で嫌味たっぷりに詰る'''というエグすぎる真似を働いた。 |
| :流石にヤバいので主人公がストップをかけたが、本人曰く「これでもお子様向けの超甘口だヨ?」との弁。それでこの煽りっぷりである。 | | :流石にヤバいので主人公がストップをかけたが、本人曰く「これでもお子様向けの超甘口だヨ?」との弁。それでこの煽りっぷりである。 |
| + | :『Fate/Grand Carnival』では口車に乗せて'''マシュのデンジャラスビースト衣装を着せてマシュと対面させる'''暴挙を行った。 |
| ;[[ナーサリー・ライム]] | | ;[[ナーサリー・ライム]] |
| :期間限定イベント『惑う鳴鳳荘の考察』にて、うっかり彼女が大切にしていたペパーミントグリーンの本を破壊してしまった。後に出来事がイベントに大きな影響を与えることになった。 | | :期間限定イベント『惑う鳴鳳荘の考察』にて、うっかり彼女が大切にしていたペパーミントグリーンの本を破壊してしまった。後に出来事がイベントに大きな影響を与えることになった。 |
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| :『[[Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない]]』にて、悪についていろいろ吹き込もうと画策していた。 | | :『[[Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない]]』にて、悪についていろいろ吹き込もうと画策していた。 |
| :ただしその方法は講義形式の上に引っ掛け問題の連続だったため、キレて腰に宝具をぶち込まれて医務室送りにされてしまった。 | | :ただしその方法は講義形式の上に引っ掛け問題の連続だったため、キレて腰に宝具をぶち込まれて医務室送りにされてしまった。 |
| + | ;[[ヤマトタケル]] |
| + | :アニメ『[[Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない]]』の「大忘年会おたのしみ会2023」にて、2024年の正月に彼が実装することをマスターにネタバレしようとした。 |
| + | :ちなみにどうやって彼が実装することを知ったのかというと、'''直接FGOの開発会社であるLASENGLEへ行って、第2部開発ディレクターのカノウヨシキ氏から力づくで聞き出した'''という、とてつもなくメタい方法であった。<ref group="注">あくまでもアニメ内の話なので、現実のカノウヨシキ氏は襲われていない。</ref> |
| | | |
| === 生前 === | | === 生前 === |
| ;[[シャーロック・ホームズ]] | | ;[[シャーロック・ホームズ]] |
| :宿敵。 | | :宿敵。 |
− | :『Fate/Grand Order』では嫌いなものに挙げている上、「自分がアラフィフであいつだけ超絶イケメンなのが許せない」と不満の様子。 | + | :『Fate/Grand Order』では嫌いなものに挙げている上、「自分がアラフィフであいつだけ超絶イケメンなのが許せない」と不満たらたらの様子。 |
| :とはいえ善悪の違いはあれど方向性は同じようで、亜種特異点Ⅰで協力した際には実力を認めて仲良くプランニングをしていた。 | | :とはいえ善悪の違いはあれど方向性は同じようで、亜種特異点Ⅰで協力した際には実力を認めて仲良くプランニングをしていた。 |
| :以後、カルデアに共々召喚されてからも互いに嫌がらせしあったり、片方のボケにもう片方がすごい勢いでツッコんだりと漫才コンビの様なやり取りを見せる。 | | :以後、カルデアに共々召喚されてからも互いに嫌がらせしあったり、片方のボケにもう片方がすごい勢いでツッコんだりと漫才コンビの様なやり取りを見せる。 |
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| :『惑う鳴鳳荘の考察』にて。 | | :『惑う鳴鳳荘の考察』にて。 |
| :[[紫式部]]の映画に出演する条件として、破損してしまった[[ナーサリー・ライム|ナーサリー]]の本を直してくれるように持ちかけて。 | | :[[紫式部]]の映画に出演する条件として、破損してしまった[[ナーサリー・ライム|ナーサリー]]の本を直してくれるように持ちかけて。 |
− | :子供が相手である上に意図的な「犯罪」ではなく完全な「アクシデント」なので、彼にしては珍しいくらい周章狼狽している。 | + | :子供が相手である上に意図的な「犯罪」ではなく完全な「アクシデント」なので、彼にしては珍しいくらい終始狼狽している。 |
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| ;「貴殿は貴殿、円卓の騎士サー・ランスロットだろう。<br> バーサーカーの霊基ならまだしも、貴殿は理性を有したセイバーの霊基で現界している。<br> ならば―――ガレス卿を目にして、感じるところのひとつもあるんじゃないかネ?<br> なにせ、彼女は生きている。当然英霊であるからには死した本人の影ではあるが、<br> 生前の彼女とうり二つ。連続性はなくとも、完全に同じ記憶と人格の持ち主だ。<br> さてどうする?<br> ―――剣を向けるのかね。騎士殿。<br> かつては斬り殺したのだったかな? それとも叩き殺したのだったかな?<br> いやはや、騎士道は何処に!<br> かつて! 円卓の騎士たるランスロット卿は不義を働き! その現場をアグラヴェイン卿をはじめとする、他の円卓の騎士に見咎められたが……<br> おお、無窮の武練を有したランスロット卿は強し! 徒手空拳にて、完全武装の騎士たちを次々と屠ってみせた!<br> 貴殿を陥れようとしたアグラヴェイン卿のみならず、貴殿に強く憧れていたガレス卿まで……。<br> ……なんとも、惨い。<br> 実際のところどうなのです、サー・ランスロット。貴殿は、誰かも分からずガレス卿を叩き殺したのかな?<br> それとも、その美しき手の騎士が、仔犬のように自らに懐くガレス卿だと分かった上で―――」 | | ;「貴殿は貴殿、円卓の騎士サー・ランスロットだろう。<br> バーサーカーの霊基ならまだしも、貴殿は理性を有したセイバーの霊基で現界している。<br> ならば―――ガレス卿を目にして、感じるところのひとつもあるんじゃないかネ?<br> なにせ、彼女は生きている。当然英霊であるからには死した本人の影ではあるが、<br> 生前の彼女とうり二つ。連続性はなくとも、完全に同じ記憶と人格の持ち主だ。<br> さてどうする?<br> ―――剣を向けるのかね。騎士殿。<br> かつては斬り殺したのだったかな? それとも叩き殺したのだったかな?<br> いやはや、騎士道は何処に!<br> かつて! 円卓の騎士たるランスロット卿は不義を働き! その現場をアグラヴェイン卿をはじめとする、他の円卓の騎士に見咎められたが……<br> おお、無窮の武練を有したランスロット卿は強し! 徒手空拳にて、完全武装の騎士たちを次々と屠ってみせた!<br> 貴殿を陥れようとしたアグラヴェイン卿のみならず、貴殿に強く憧れていたガレス卿まで……。<br> ……なんとも、惨い。<br> 実際のところどうなのです、サー・ランスロット。貴殿は、誰かも分からずガレス卿を叩き殺したのかな?<br> それとも、その美しき手の騎士が、仔犬のように自らに懐くガレス卿だと分かった上で―――」 |
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| :最終的には、「小惑星の力学とは「火星と木星の間にある小惑星群は一つの小惑星(アン・アステロイド)を起源とすると仮定し、その小惑星内部にどのような力が働けば現在の小惑星群が生まれるか」について記載した論文である」という結論となった。また、'''「地球でも同じ事をすることを目論んでいると看破した科学界が脅威に思い、論文自体を握りつぶした」'''という点も論文が残っていない説明として挙げられている。 | | :最終的には、「小惑星の力学とは「火星と木星の間にある小惑星群は一つの小惑星(アン・アステロイド)を起源とすると仮定し、その小惑星内部にどのような力が働けば現在の小惑星群が生まれるか」について記載した論文である」という結論となった。また、'''「地球でも同じ事をすることを目論んでいると看破した科学界が脅威に思い、論文自体を握りつぶした」'''という点も論文が残っていない説明として挙げられている。 |
| :このモリアーティの悪意の具現、社会に害を与えるという行為の最高峰、人類社会そのものを惑星ごと根本から木っ端微塵に粉砕するという究極の犯罪として「終局的犯罪」の名が冠されている。 | | :このモリアーティの悪意の具現、社会に害を与えるという行為の最高峰、人類社会そのものを惑星ごと根本から木っ端微塵に粉砕するという究極の犯罪として「終局的犯罪」の名が冠されている。 |
− | : また元ネタを同じとされると思われるアメリカのテレビ映画「アステロイド/最終衝撃」も存在する。 | + | : また元ネタを同じと思われるアメリカのテレビ映画「アステロイド/最終衝撃」も存在する。 |
| + | |
| + | ;モリアーティとは『何』であるか |
| + | :ホームズの宿敵として知られるモリアーティだが、前述の真名解説にある通り登場した作品はわずか三作にすぎす、しかもその登場シーンはほぼ、ホームズによって語られるのみ。 |
| + | :これはそもそも彼が、「ホームズを殺すための存在」として、後付でドイルに設定されたため。そもそもドイルは歴史小説を好んでおり、当時、ホームズシリーズばかり求める世間に辟易していた<ref group = "注">「とにかくホームズを書いて欲しい」と言う雑誌社に辟易して破格の報酬をふっかけた所、その条件をあっさり呑まれて後に引けなくなってしまった、と言うエピソードもある。</ref>。そのため、「ホームズを殺してこのシリーズを終わらせたい」と言う欲求を抱き、ホームズを殺すに相応しい悪役としてモリアーティを生み出したのである。 |
| + | :そうした事情もあって、原作におけるモリアーティの設定は非常に曖昧。だがその曖昧さが逆にミステリアスさを生み、多くのシャーロキアンを惹きつけた。そんな彼の曖昧な正体に関する考察は諸説ある。 |
| + | :FGOでは「悪のカリスマが世界に与える影響を恐れて簡易な描写に留めてもらった」と言う設定だが、他にも様々な説があり、中には「ホームズがコカイン中毒で見た妄想」「姿を晦ますための狂言」「ホームズと同一人物」といった、'''実は存在しない人間'''説も有る。 |
| + | |
| + | :また、「ジェームズ・モリアーティ」と言う本名に関しても、実は諸説ある。と言うのも、彼には軍人をしている兄と田舎の駅長をしている弟がいるのだが、その兄の名前も、彼と同じ「ジェームズ・モリアーティ」なのである。 |
| + | :そのため、「実はジェームズ・モリアーティとは複合姓なのではないか」(つまり、兄弟揃って「○○・ジェームズ・モリアーティ」がフルネームなのではないか)と言う説があるのだ。 |
| + | :前述した漫画『憂国のモリアーティ』でも、この説を採ってウィリアム・ジェームズ・モリアーティと言うフルネームが設定されている。 |
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