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| 地域 = イギリス、ヨーロッパ全域
 
| 地域 = イギリス、ヨーロッパ全域
 
| 属性 = 混沌・悪
 
| 属性 = 混沌・悪
| 隠し属性 = 人
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| 副属性 = 人
 
| 性別 = 男性
 
| 性別 = 男性
 
| スリーサイズ =  
 
| スリーサイズ =  
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: 胡散臭い喋りでジョークをよく飛ばすなど愉快な印象を与える人物。一方で途轍もない頭脳を有しており、冷静な観察眼と計算を以て行動をしている。
 
: 胡散臭い喋りでジョークをよく飛ばすなど愉快な印象を与える人物。一方で途轍もない頭脳を有しており、冷静な観察眼と計算を以て行動をしている。
 
: 魔弾の射手の幻霊「マックス」を取り込んだことによりアーチャーになっているが本来のクラスは[[キャスター]]らしく、自身の霊基がそう訴えているのを感じていた。
 
: 魔弾の射手の幻霊「マックス」を取り込んだことによりアーチャーになっているが本来のクラスは[[キャスター]]らしく、自身の霊基がそう訴えているのを感じていた。
: 「黒い聖剣を使用する剣士の少女」という程度の情報から[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|アルトリア・オルタ]]の真名を推測するほどの高い推理力を持つ<ref group = "注">とはいえその推理の過程には明らかに無理があるものも多く「知らない筈の事をうっかり口を滑らせてしまったため、咄嗟にそれっぽい推理を後付けしてごまかした」という解釈も成り立つ。(そもそもエクスカリバーは英霊間の知名度が極めて高いうえセイバーオルタは風王結界による隠蔽も行わないため、英国圏の英霊であるモリアーティなら知っていて当然レベルとも言える。)いずれにせよ真名推理を前提として動けるほどの智謀を持つ事は変わらない。</ref>。
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: 「黒い聖剣を使用する剣士の少女」という程度の情報から[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|アルトリア・オルタ]]の真名を推測するほどの高い推理力を持つ<ref group = "注">とはいえその推理の過程には明らかに無理があるものも多く「知らない筈の事をうっかり口を滑らせてしまったため、咄嗟にそれっぽい推理を後付けしてごまかした」という解釈も成り立つ(そもそもエクスカリバーは英霊間の知名度が極めて高いうえセイバーオルタは風王結界による隠蔽も行わないため、英国圏の英霊であるモリアーティなら知っていて当然レベルとも言える)。いずれにせよ真名推理を前提として動けるほどの智謀を持つ事は変わらない。</ref>。
 
: また、戦闘においても時間稼ぎを目的とした戦闘をきっちり予想通りの秒数で終わらせるほど理知的で、時折数式やギャンブル用語に例えている。
 
: また、戦闘においても時間稼ぎを目的とした戦闘をきっちり予想通りの秒数で終わらせるほど理知的で、時折数式やギャンブル用語に例えている。
 
: 本来は悪役であり、宿敵であるホームズはおろか彼自身も「モリアーティという存在」に善心が存在したことに驚きを感じていた(最も、この善心は前述の通り「元々持っていた」訳でもないようだが)。
 
: 本来は悪役であり、宿敵であるホームズはおろか彼自身も「モリアーティという存在」に善心が存在したことに驚きを感じていた(最も、この善心は前述の通り「元々持っていた」訳でもないようだが)。
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: 真名判明前でも疑似宝具として問題なく使用が可能で、記憶を失った状態で真名が分からないままに使用していた。
 
: 真名判明前でも疑似宝具として問題なく使用が可能で、記憶を失った状態で真名が分からないままに使用していた。
 
:『悪性隔絶魔境 新宿』においてはこの宝具を最大活用する事で、地球の破壊まであと一歩と迫った。
 
:『悪性隔絶魔境 新宿』においてはこの宝具を最大活用する事で、地球の破壊まであと一歩と迫った。
:『Grand Order』では「敵単体の防御力をダウン<ref group = "注">3ターン、オーバーチャージで効果UP</ref>&敵単体に超強力な攻撃」という効果のBuster属性の宝具。
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:『Grand Order』では「敵単体の防御力をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&超強力な攻撃[Lv]」という効果のBuster宝具。
 
; 終局的犯罪(カタストロフ・クライム)
 
; 終局的犯罪(カタストロフ・クライム)
 
: 亜種特異点Ⅰにて敵として登場した際に使用する宝具。
 
: 亜種特異点Ⅰにて敵として登場した際に使用する宝具。
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: 効果は『終局的犯罪』と同一。
    
==真名:ジェームズ・モリアーティ==
 
==真名:ジェームズ・モリアーティ==
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:期間限定イベント『水着剣豪七色勝負』にて、アロハ三騎士となった彼を打ち崩す為に策を練り、'''[[ガレス]]を殺した時の事を本人の前で嫌味たっぷりに詰る'''というエグすぎる真似を働いた。
 
:期間限定イベント『水着剣豪七色勝負』にて、アロハ三騎士となった彼を打ち崩す為に策を練り、'''[[ガレス]]を殺した時の事を本人の前で嫌味たっぷりに詰る'''というエグすぎる真似を働いた。
 
:流石にヤバいので主人公がストップをかけたが、本人曰く「これでもお子様向けの超甘口だヨ?」との弁。それでこの煽りっぷりである。
 
:流石にヤバいので主人公がストップをかけたが、本人曰く「これでもお子様向けの超甘口だヨ?」との弁。それでこの煽りっぷりである。
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:『Fate/Grand Carnival』では口車に乗せて'''マシュのデンジャラスビースト衣装を着せてマシュと対面させる'''暴挙を行った。
 
;[[ナーサリー・ライム]]
 
;[[ナーサリー・ライム]]
 
:期間限定イベント『惑う鳴鳳荘の考察』にて、うっかり彼女が大切にしていたペパーミントグリーンの本を破壊してしまった。後に出来事がイベントに大きな影響を与えることになった。
 
:期間限定イベント『惑う鳴鳳荘の考察』にて、うっかり彼女が大切にしていたペパーミントグリーンの本を破壊してしまった。後に出来事がイベントに大きな影響を与えることになった。
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:『[[Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない]]』にて、悪についていろいろ吹き込もうと画策していた。
 
:『[[Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない]]』にて、悪についていろいろ吹き込もうと画策していた。
 
:ただしその方法は講義形式の上に引っ掛け問題の連続だったため、キレて腰に宝具をぶち込まれて医務室送りにされてしまった。
 
:ただしその方法は講義形式の上に引っ掛け問題の連続だったため、キレて腰に宝具をぶち込まれて医務室送りにされてしまった。
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;[[ヤマトタケル]]
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:アニメ『[[Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない]]』の「大忘年会おたのしみ会2023」にて、2024年の正月に彼が実装することをマスターにネタバレしようとした。
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:ちなみにどうやって彼が実装することを知ったのかというと、'''直接FGOの開発会社であるLASENGLEへ行って、第2部開発ディレクターのカノウヨシキ氏から力づくで聞き出した'''という、とてつもなくメタい方法であった。<ref group="注">あくまでもアニメ内の話なので、現実のカノウヨシキ氏は襲われていない。</ref>
    
=== 生前 ===
 
=== 生前 ===
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:最終的には、「小惑星の力学とは「火星と木星の間にある小惑星群は一つの小惑星(アン・アステロイド)を起源とすると仮定し、その小惑星内部にどのような力が働けば現在の小惑星群が生まれるか」について記載した論文である」という結論となった。また、'''「地球でも同じ事をすることを目論んでいると看破した科学界が脅威に思い、論文自体を握りつぶした」'''という点も論文が残っていない説明として挙げられている。
 
:最終的には、「小惑星の力学とは「火星と木星の間にある小惑星群は一つの小惑星(アン・アステロイド)を起源とすると仮定し、その小惑星内部にどのような力が働けば現在の小惑星群が生まれるか」について記載した論文である」という結論となった。また、'''「地球でも同じ事をすることを目論んでいると看破した科学界が脅威に思い、論文自体を握りつぶした」'''という点も論文が残っていない説明として挙げられている。
 
:このモリアーティの悪意の具現、社会に害を与えるという行為の最高峰、人類社会そのものを惑星ごと根本から木っ端微塵に粉砕するという究極の犯罪として「終局的犯罪」の名が冠されている。
 
:このモリアーティの悪意の具現、社会に害を与えるという行為の最高峰、人類社会そのものを惑星ごと根本から木っ端微塵に粉砕するという究極の犯罪として「終局的犯罪」の名が冠されている。
: また元ネタを同じとされると思われるアメリカのテレビ映画「アステロイド/最終衝撃」も存在する。
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: また元ネタを同じと思われるアメリカのテレビ映画「アステロイド/最終衝撃」も存在する。
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;モリアーティとは『何』であるか
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:ホームズの宿敵として知られるモリアーティだが、前述の真名解説にある通り登場した作品はわずか三作にすぎす、しかもその登場シーンはほぼ、ホームズによって語られるのみ。
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:これはそもそも彼が、「ホームズを殺すための存在」として、後付でドイルに設定されたため。そもそもドイルは歴史小説を好んでおり、当時、ホームズシリーズばかり求める世間に辟易していた<ref group = "注">「とにかくホームズを書いて欲しい」と言う雑誌社に辟易して破格の報酬をふっかけた所、その条件をあっさり呑まれて後に引けなくなってしまった、と言うエピソードもある。</ref>。そのため、「ホームズを殺してこのシリーズを終わらせたい」と言う欲求を抱き、ホームズを殺すに相応しい悪役としてモリアーティを生み出したのである。
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:そうした事情もあって、原作におけるモリアーティの設定は非常に曖昧。だがその曖昧さが逆にミステリアスさを生み、多くのシャーロキアンを惹きつけた。そんな彼の曖昧な正体に関する考察は諸説ある。
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:FGOでは「悪のカリスマが世界に与える影響を恐れて簡易な描写に留めてもらった」と言う設定だが、他にも様々な説があり、中には「ホームズがコカイン中毒で見た妄想」「姿を晦ますための狂言」「ホームズと同一人物」といった、'''実は存在しない人間'''説も有る。
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:また、「ジェームズ・モリアーティ」と言う本名に関しても、実は諸説ある。と言うのも、彼には軍人をしている兄と田舎の駅長をしている弟がいるのだが、その兄の名前も、彼と同じ「ジェームズ・モリアーティ」なのである。
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:そのため、「実はジェームズ・モリアーティとは複合姓なのではないか」(つまり、兄弟揃って「○○・ジェームズ・モリアーティ」がフルネームなのではないか)と言う説があるのだ。
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:前述した漫画『憂国のモリアーティ』でも、この説を採ってウィリアム・ジェームズ・モリアーティと言うフルネームが設定されている。
    
== 関連商品 ==
 
== 関連商品 ==
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[[category:マンガで分かる!Fate/Grand Order]]
 
[[category:マンガで分かる!Fate/Grand Order]]
 
[[Category:氷室行進曲 冬木Game Over]]
 
[[Category:氷室行進曲 冬木Game Over]]
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[[Category:Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない]]
 
[[Category:ちびちゅき!]]
 
[[Category:ちびちゅき!]]
 
[[Category:コハエース]]
 
[[Category:コハエース]]
 
[[Category:TYPE-MOON エイプリルフール企画]]
 
[[Category:TYPE-MOON エイプリルフール企画]]
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