差分

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| 地域 = フランス
 
| 地域 = フランス
 
| 属性 = 混沌・悪
 
| 属性 = 混沌・悪
| 隠し属性 = 人
+
| 副属性 = 人
 
| 性別 = 男性
 
| 性別 = 男性
 
| 一人称 = 私
 
| 一人称 = 私
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| イメージカラー = 濁った黒
 
| イメージカラー = 濁った黒
 
| 特技 = イベント立案・プロデュース
 
| 特技 = イベント立案・プロデュース
| 好きな物 = ボーイッシュな少女、フェミニンな少年
+
| 好きな物 = ボーイッシュな少女、フェミニンな少年(Zero)<br/>輝くもの、聖なるものを想う時、さらにそれらが汚される瞬間(FGO)
| 苦手な物 = 政治・財政管理
+
| 苦手な物 = 政治・財政管理(Zero)<br/>浅ましい欲徳の亡者(FGO)
| 天敵 = ディルムッド、ランスロット
+
| 天敵 = [[ディルムッド・オディナ|ディルムッド]]、[[ランスロット]]
 
| デザイン = 武内崇<br />Azusa(FGO)
 
| デザイン = 武内崇<br />Azusa(FGO)
 
| 設定作成 = 東出祐一郎<br />虚淵玄
 
| 設定作成 = 東出祐一郎<br />虚淵玄
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: 『[[Fate/Zero]]』ではマスターである雨生龍之介が戯れに行った儀式殺人が契機となり、[[聖杯戦争|第四次聖杯戦争]]にキャスターとして参戦することになる。
 
: 『[[Fate/Zero]]』ではマスターである雨生龍之介が戯れに行った儀式殺人が契機となり、[[聖杯戦争|第四次聖杯戦争]]にキャスターとして参戦することになる。
 
: 触媒のない召喚であったため、マスターと同じく殺人に耽溺する汚染された精神の持ち主として召喚された。
 
: 触媒のない召喚であったため、マスターと同じく殺人に耽溺する汚染された精神の持ち主として召喚された。
: 『[[Fate/Grand Order]]』第一特異点『邪竜百年戦争 オルレアン』では[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|ジャンヌ・オルタ]]によって「狂化」を付与されたバーサーク・サーヴァントとして、西暦1431年のフランスに召喚される。
+
: 『[[Fate/Grand Order]]』第一特異点『[[邪竜百年戦争 オルレアン]]』では[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|ジャンヌ・オルタ]]によって「狂化」を付与されたバーサーク・サーヴァントとして、西暦1431年のフランスに召喚される。
 
: だが、実際は召喚されたのではなく、彼が聖杯を所有しており、聖杯の力でジャンヌ・オルタを作り出していた。彼は敬愛するジャンヌ・ダルクを裏切ったフランスに、世界に復讐するため、憤怒のままに「邪竜百年戦争」を引き起こす。
 
: だが、実際は召喚されたのではなく、彼が聖杯を所有しており、聖杯の力でジャンヌ・オルタを作り出していた。彼は敬愛するジャンヌ・ダルクを裏切ったフランスに、世界に復讐するため、憤怒のままに「邪竜百年戦争」を引き起こす。
 
; 人物
 
; 人物
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===セイバー===
 
===セイバー===
 
『[[Fate/Grand Order]]』では「[[セイバー|剣士]]」の[[サーヴァント]]として参戦。<br>詳細は「[[ジル・ド・レェ〔セイバー〕]]」を参照。
 
『[[Fate/Grand Order]]』では「[[セイバー|剣士]]」の[[サーヴァント]]として参戦。<br>詳細は「[[ジル・ド・レェ〔セイバー〕]]」を参照。
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===青髭===
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『[[Fate/Grand Order]]』の奏章Ⅰで登場したサーヴァント。<br/>
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ジルとうり二つで、セイバーとキャスターの中間のような外見をしている。詳細は[[青髭]]を参照。
    
== ステータス ==
 
== ステータス ==
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| rowspan="3"| [[キャスター]] || [[雨生龍之介]] || D || E || D || C || E || A+ || 陣地作成:B<br />道具作成:- || 精神汚染:A<br />芸術審美:E- || style="text-align:left"|
 
| rowspan="3"| [[キャスター]] || [[雨生龍之介]] || D || E || D || C || E || A+ || 陣地作成:B<br />道具作成:- || 精神汚染:A<br />芸術審美:E- || style="text-align:left"|
 
|-
 
|-
| [[主人公 (Grand Order)]] || D || E || D || C || E || A+ || 陣地作成:B || 精神汚染:A<br />芸術審美:E-<br />深淵の邪視:C || style="text-align:left"|
+
| [[主人公 (Grand Order)]] || D || E || D || C || E || A+ || 陣地作成:B || 精神汚染:A<br />芸術審美:E-<br />深淵の邪視:C<br />冒涜審美:C+++ || style="text-align:left"| 強化クエストクリアで「深淵の邪視:C」獲得<br />「芸術審美」→「冒涜審美」に変化。
 
|-
 
|-
| [[主人公 (EXTRA)]] || D || E || D || C || E || A+ || 陣地作成:B || 精神汚染:A<br />芸術審美:E-<br />深淵の邪視:- || style="text-align:left"|
+
| [[主人公 (EXTRA)]] || D || E || D || C || E || A+ || 陣地作成:B || 精神汚染:A<br />芸術審美:E-<br />深淵の邪視:- ||style="text-align:left"|  
 
|}
 
|}
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: クラスがセイバーであっても所持しているが、使用した場合は自動的にキャスターにクラスチェンジし、「神聖たる旗に集いて吼えよ」が封印される。
 
: クラスがセイバーであっても所持しているが、使用した場合は自動的にキャスターにクラスチェンジし、「神聖たる旗に集いて吼えよ」が封印される。
 
:『Fate/Grand Order』コミカライズ版『-turas rèalta-』では召喚した大海魔を聖杯の力で制御している。制御後、形状が竜を模した姿へと変化している。翼の様になった触手の攻撃は[[マシュ・キリエライト|マシュ]]の『仮想宝具 疑似展開/人理の礎』で防がれ、[[エリザベート=バートリー|エリザベート]]と[[ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト|アマデウス]]の『鮮血魔嬢』と『死神のための葬送曲』による魔曲と魔音の二重奏で巨体が宙に浮かんだところを清姫の『転身火生三昧』で吐いた炎で焼かれ、[[ゲオルギウス]]の『汝は竜なり』で一時的に竜種へと変えられた状態で[[ジークフリート]]の『幻想大剣・天魔失墜』で再生が間に合わないほどに吹き飛ばされ、本体が剥き出しになったところで[[ジャンヌ・ダルク]]の『紅蓮の聖女』で燃やし尽くされた。
 
:『Fate/Grand Order』コミカライズ版『-turas rèalta-』では召喚した大海魔を聖杯の力で制御している。制御後、形状が竜を模した姿へと変化している。翼の様になった触手の攻撃は[[マシュ・キリエライト|マシュ]]の『仮想宝具 疑似展開/人理の礎』で防がれ、[[エリザベート=バートリー|エリザベート]]と[[ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト|アマデウス]]の『鮮血魔嬢』と『死神のための葬送曲』による魔曲と魔音の二重奏で巨体が宙に浮かんだところを清姫の『転身火生三昧』で吐いた炎で焼かれ、[[ゲオルギウス]]の『汝は竜なり』で一時的に竜種へと変えられた状態で[[ジークフリート]]の『幻想大剣・天魔失墜』で再生が間に合わないほどに吹き飛ばされ、本体が剥き出しになったところで[[ジャンヌ・ダルク]]の『紅蓮の聖女』で燃やし尽くされた。
:『Grand Order』では「敵全体に強力な攻撃&敵全体の攻撃力をダウン<ref group = "注" name="3ターン">3ターン</ref><ref group = "注" name="オーバーチャージで効果UP">オーバーチャージで効果UP</ref>」という効果のBuster宝具。
+
:『Grand Order』では「敵全体に強力な攻撃[Lv]&攻撃力をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のBuster宝具。
 +
:強化クエスト3クリアでEXランクに変化し、宝具威力倍率の上昇に加え「敵全体の防御力をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>+味方全体の〔[[フォーリナー]]〕のNPを増やす」という効果が追加される。
    
== 使用技 ==
 
== 使用技 ==
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==真名:ジル・ド・レェ==
 
==真名:ジル・ド・レェ==
:ジル・ド・レェ。十五世紀の人物で、フランスのブルターニュ地方ナントに生まれた貴族にして軍人。<br>かの童話『青髭』のモデルとなった人物。誰よりも神を求めた「聖なる怪物」。
+
:ジル・ド・レェ。十五世紀の人物で、フランスのブルターニュ地方ナントに生まれた貴族にして軍人。<br>かの童話『[[青髭]]』のモデルとなった人物。誰よりも神を求めた「聖なる怪物」。
    
:百年戦争において聖女ジャンヌ・ダルクと共にオルレアンを奪回、「英雄」として讃えられる。深い信仰心の持ち主であり、芸術を愛した男。<br/>彼は軍人として最高の栄誉である元帥の称号を与えられたが、戦後では自らの領地にて近隣の少年を次々と拉致しては凌辱・惨殺するという所行を繰り返し、殺人鬼として処刑されてしまう。
 
:百年戦争において聖女ジャンヌ・ダルクと共にオルレアンを奪回、「英雄」として讃えられる。深い信仰心の持ち主であり、芸術を愛した男。<br/>彼は軍人として最高の栄誉である元帥の称号を与えられたが、戦後では自らの領地にて近隣の少年を次々と拉致しては凌辱・惨殺するという所行を繰り返し、殺人鬼として処刑されてしまう。
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; [[アビゲイル・ウィリアムズ]]
 
; [[アビゲイル・ウィリアムズ]]
 
: 「深淵の匂いがする」と興味を持っている相手。何かと親切にしているらしい。
 
: 「深淵の匂いがする」と興味を持っている相手。何かと親切にしているらしい。
: マテリアルⅠの頃から「アビゲイル」名義で言及されており、1.5部の舞台に「異端なるセイレム」があったことから、魔女裁判の発端となった「アビゲイル・ウィリアムズ」ではないかと早期から目されていたが、2017年12月についに判明した。彼女の幕間にも登場。
+
: 『FGO materialⅠ』の頃から「アビゲイル」名義で言及されており、1.5部の舞台に「異端なるセイレム」があったことから、魔女裁判の発端となった「アビゲイル・ウィリアムズ」ではないかと早期から目されていたが、2017年12月についに判明した。彼女の幕間にも登場。
 
; [[葛飾北斎]]
 
; [[葛飾北斎]]
 
: 神絵師ならぬ邪神絵師であるためテンションが上がりまくり、供物を持って行こうとして丁重に断られた。
 
: 神絵師ならぬ邪神絵師であるためテンションが上がりまくり、供物を持って行こうとして丁重に断られた。
178行目: 183行目:  
; [[ラクシュミー・バーイー]]
 
; [[ラクシュミー・バーイー]]
 
: 彼女の事を追いかけ回しているとか。……やはり[[ジャンヌ・ダルク|顔]]なのだろうか。
 
: 彼女の事を追いかけ回しているとか。……やはり[[ジャンヌ・ダルク|顔]]なのだろうか。
 +
: 彼女の幕間の物語ではやっぱりジャンヌ扱いしていたことが判明。良かれと思って余計なお節介をすることに。
    
=== ちびちゅき! ===
 
=== ちびちゅき! ===
190行目: 196行目:  
: だが一目で、彼女がジャンヌではないと看破。地獄のアーティストとしては、それなりに尊敬している。
 
: だが一目で、彼女がジャンヌではないと看破。地獄のアーティストとしては、それなりに尊敬している。
 
; [[モードレッド]]
 
; [[モードレッド]]
: コハエースで出会った、セイバーのそっくりさん。
+
: コハエースで出会ったセイバーのそっくりさん…というか息子(娘)。
: もうキャスターにとっては論外らしく、彼女に対する評価は「'''ハッ'''」という嘲笑と憐憫が混じった一言に集約されている。
+
: 顔が似ていてもキャスターにとっては論外らしく、彼女に対する評価は「'''ハッ'''」という嘲笑と憐憫が混じった一言に集約されている。
 +
:『Grand Order』では上記のネロ共々'''「清楚さ、可憐さ、慎ましさ、清らかさが足りない」'''と貶しまくっている。
 
: 彼女達以外にもキャスターはジャンヌのそっくりさんを知っているらしいのだが……
 
: 彼女達以外にもキャスターはジャンヌのそっくりさんを知っているらしいのだが……
 
; [[ウィリアム・シェイクスピア]]
 
; [[ウィリアム・シェイクスピア]]
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== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
===Fate/Zero===
 
===Fate/Zero===
;「――怖がらなくていいんだよ。坊や。」<br>「立てるかい?」<br>「さぁ坊や、あそこの扉から部屋の外に出られる。<br> 周りを見ないで、前だけを見て、自分の足で歩くんだ。――ひとりで、行けるね?」<br> ――(子供を殺害する)――<br>「恐怖というものには鮮度があります。」<br>「怯えれば怯えるほどに、感情とは死んでいくものなのです。<br> 真の意味での恐怖とは、静的な状態ではなく変化の動態――希望が絶望へと切り替わる、その瞬間のことを言う。<br> 如何でしたか? 瑞々しく新鮮な恐怖と死の味は……」
+
;「――怖がらなくていいんだよ。坊や」<br>「立てるかい?」<br>「さぁ坊や、あそこの扉から部屋の外に出られる。<br> 周りを見ないで、前だけを見て、自分の足で歩くんだ。――ひとりで、行けるね?」<br> ――(子供を殺害する)――<br>「恐怖というものには鮮度があります」<br>「怯えれば怯えるほどに、感情とは死んでいくものなのです。<br> 真の意味での恐怖とは、静的な状態ではなく変化の動態――希望が絶望へと切り替わる、その瞬間のことを言う。<br> 如何でしたか? 瑞々しく新鮮な恐怖と死の味は……」
 
:初登場時。この台詞に龍之介は心を奪われ、キャスターの事を心の底から慕うようになる。
 
:初登場時。この台詞に龍之介は心を奪われ、キャスターの事を心の底から慕うようになる。
:なお、子供を殺害したこの手口は'''実際の行為を再現したもの'''である。
+
:なお、子供を殺害したこの手口は'''生前に行った実際の行為を再現したもの'''である。
    
;「許さぬ……思い上がるなよ匹夫めがァ!!」
 
;「許さぬ……思い上がるなよ匹夫めがァ!!」
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:余りの屈辱に、言われたキャス狐は怒るのを通り越して泣きそうになっていた。
 
:余りの屈辱に、言われたキャス狐は怒るのを通り越して泣きそうになっていた。
   −
;「……………違うのですよねぇ。金髪ショートで男装をしているからジャンヌ、というワケではないのです。<br> そこの貴女、チェンジです。<br> 私生活を改めてから出直してきてください。」
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;「……………違うのですよねぇ。金髪ショートで男装をしているからジャンヌ、というワケではないのです。<br> そこの貴女、チェンジです。<br> 私生活を改めてから出直してきてください」
 
:同上。[[ネロ・クラウディウス|赤セイバー]]をジッと見つめて、ジャンヌと勘違いしているのかと思いきや、すぐに別人と看破してこう言い放つ。
 
:同上。[[ネロ・クラウディウス|赤セイバー]]をジッと見つめて、ジャンヌと勘違いしているのかと思いきや、すぐに別人と看破してこう言い放つ。
 
:彼なりの基準があるようだが、それにしてもあまりにも扱いがぞんざいである。
 
:彼なりの基準があるようだが、それにしてもあまりにも扱いがぞんざいである。
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:赤セイバーの生前の評価に関しては間違いだらけなのだが、実は漫画版で彼女が[[セネカ]]に披露した彫刻は、クトゥルフ系の怪物に見える……。
 
:赤セイバーの生前の評価に関しては間違いだらけなのだが、実は漫画版で彼女が[[セネカ]]に披露した彫刻は、クトゥルフ系の怪物に見える……。
   −
;「イヤですね、こういう生臭い人間関係は。」
+
;「イヤですね、こういう生臭い人間関係は」
 
:キャスター陣営ルート。ランサー陣営と出会い3人の関係性を垣間見ての感想。血生臭い陣営が人間関係が生臭い陣営に呆れていた。
 
:キャスター陣営ルート。ランサー陣営と出会い3人の関係性を垣間見ての感想。血生臭い陣営が人間関係が生臭い陣営に呆れていた。
   253行目: 260行目:  
:同上。最終決戦でセイバーと出会って嬉しさのあまり発狂。声優さんの演技が凄い。
 
:同上。最終決戦でセイバーと出会って嬉しさのあまり発狂。声優さんの演技が凄い。
   −
;「ふむ。彼女の娘ならば、どこの美術館に展示されてもおかしくない芸術品として賞賛されるでしょうね。」
+
;「ふむ。彼女の娘ならば、どこの美術館に展示されてもおかしくない芸術品として賞賛されるでしょうね」
 
:同上。アイリに娘がいると知り目をキラキラさせ食い付いた龍之介に賛同する。しかしどんな美術館なんだ。
 
:同上。アイリに娘がいると知り目をキラキラさせ食い付いた龍之介に賛同する。しかしどんな美術館なんだ。
    
;「『人の嫌がることをやってはいけない』など、幼子でも分かる理屈であろうに……!」
 
;「『人の嫌がることをやってはいけない』など、幼子でも分かる理屈であろうに……!」
 
:正論だが、誰もが思うだろう'''お前が言うな '''と。
 
:正論だが、誰もが思うだろう'''お前が言うな '''と。
 +
:ついでに言うとこの発言、風呂の中でフィギュアを弄り回した挙句ボロボロになったのを神のせいにして罵倒しているものなので、'''完全に自業自得かつ逆恨み'''である。
    
===コハエース===
 
===コハエース===
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===お願い!アインツベルン相談室===
 
===お願い!アインツベルン相談室===
;「これは失敬。蠕動する生肉の感触に当てられ、つい、シラノ・ド・ベルジュラックの真似事などしてしまいました。<br> いやはや、やはりこの手の話術はリュウノスケがいないとうまくいきませんねぇ。」
+
;「これは失敬。蠕動する生肉の感触に当てられ、つい、シラノ・ド・ベルジュラックの真似事などしてしまいました。<br> いやはや、やはりこの手の話術はリュウノスケがいないとうまくいきませんねぇ」
 
:いきなり弟子ゼロ号に「拷問や生贄に興味はおありかな?」と声をかけて。彼の中では口説き文句に属するらしい。
 
:いきなり弟子ゼロ号に「拷問や生贄に興味はおありかな?」と声をかけて。彼の中では口説き文句に属するらしい。
 
:あと、シラノ・ド・ベルジュラックと違って大きいのは鼻ではなくて目だろうというのも禁句である。
 
:あと、シラノ・ド・ベルジュラックと違って大きいのは鼻ではなくて目だろうというのも禁句である。
;「こたびの聖杯戦争は最初から最後まで私の望むもので満ちていた。悩みなどありえようか。」<br>「最期には見失った光すら取り戻した。私はパーフェクトに幸福なのです。」
+
;「こたびの聖杯戦争は最初から最後まで私の望むもので満ちていた。悩みなどありえようか」<br>「最期には見失った光すら取り戻した。私はパーフェクトに幸福なのです」
 
:[[雨生龍之介|龍之介]]共々好き勝手した結果ハッピーエンドを迎えた、まさに勝ち組の台詞。
 
:[[雨生龍之介|龍之介]]共々好き勝手した結果ハッピーエンドを迎えた、まさに勝ち組の台詞。
 
:他の陣営がそれぞれの事情で悪戦苦闘して尚悲惨な末路を迎えてばかりの本作で、ある意味一番幸せな終わり方をしたといえる。
 
:他の陣営がそれぞれの事情で悪戦苦闘して尚悲惨な末路を迎えてばかりの本作で、ある意味一番幸せな終わり方をしたといえる。
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===Fate/Apocrypha===
 
===Fate/Apocrypha===
 +
;「少年に自由など無かった!少年に選択肢など無かった!彼の力を必要としたあなたがここに呼び寄せたのだ。ところでどうして彼を止めなかったのです?もし愛していたなら足を切り落としてでも止めるべきだったのに」
 +
:ジャンヌの愛を問いて、ジークの生首を持ちジャンヌの精神を追い詰めるジル。追い詰める内に青髭へとなりつつある演技になっており、視聴者は「COOL」と叫んだとか。
 
;「だが!それでは私が堕ち、穢した魂が浮かばれない!<br> 承知の通り、私は殺した! 消費して、消費して、消費した!<br> 人類を救済しなければ、私は罪を償えない!」
 
;「だが!それでは私が堕ち、穢した魂が浮かばれない!<br> 承知の通り、私は殺した! 消費して、消費して、消費した!<br> 人類を救済しなければ、私は罪を償えない!」
 
:傲慢な救済を諫めるジャンヌに、血を吐くように悔恨を叫ぶ。しかし――。
 
:傲慢な救済を諫めるジャンヌに、血を吐くように悔恨を叫ぶ。しかし――。
;「―――私は、許されないのですか。」
+
;「―――私は、許されないのですか」
 
:上記の悔恨を「償いを他者の救済に押し付けるな」とジャンヌに叱責され、涙を零し、膝を突いて、彼女の手をしっかと握りしめ、乞い願う。
 
:上記の悔恨を「償いを他者の救済に押し付けるな」とジャンヌに叱責され、涙を零し、膝を突いて、彼女の手をしっかと握りしめ、乞い願う。
;「畏まりました、ジャンヌ。……わずかではありますが、またあなたと語らえたことを、幸福に思います。」
+
;「畏まりました、ジャンヌ。……わずかではありますが、またあなたと語らえたことを、幸福に思います」
 
:敵に召喚されたサーヴァントであろうとも、変わらぬ聖処女からの絶対的な信頼。非道が許されることはなく。贖罪が達成できる日が訪れることもなく。それを他ならぬ彼女から申告されたにも拘わらず、元帥の声は穏やかだった。
 
:敵に召喚されたサーヴァントであろうとも、変わらぬ聖処女からの絶対的な信頼。非道が許されることはなく。贖罪が達成できる日が訪れることもなく。それを他ならぬ彼女から申告されたにも拘わらず、元帥の声は穏やかだった。
 
;「させん! 彼女の祈りが終わるまで、我が命絶えると思うな!」
 
;「させん! 彼女の祈りが終わるまで、我が命絶えると思うな!」
294行目: 304行目:  
:前者は宝具使用時、後者は被ダメージ時の台詞。いずれも『Fate/Zero』の台詞を彷彿させるものとなっている。
 
:前者は宝具使用時、後者は被ダメージ時の台詞。いずれも『Fate/Zero』の台詞を彷彿させるものとなっている。
 
====マイルーム====
 
====マイルーム====
;「またまたお目にかかれましたなぁ、転生せし第二のジャンヌ。再会の記念です。このタコのごとき海魔を食べるのです。」
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;「またまたお目にかかれましたなぁ、転生せし第二のジャンヌ。再会の記念です。このタコのごとき海魔を食べるのです」
 
:マイルーム会話「[[アルトリア・ペンドラゴン]]」。…それは食えるのか?というか、食っていいものなのか?
 
:マイルーム会話「[[アルトリア・ペンドラゴン]]」。…それは食えるのか?というか、食っていいものなのか?
 
;「ん~、何か違うのですよねぇ……金髪で女騎士ならよいというワケではなくて……貴方には清楚さ、可憐さ、慎ましさ、清らかさが足りないというか……無いというか……」
 
;「ん~、何か違うのですよねぇ……金髪で女騎士ならよいというワケではなくて……貴方には清楚さ、可憐さ、慎ましさ、清らかさが足りないというか……無いというか……」
:マイルーム会話「[[ネロ・クラウディウス]]」。それにしてもひどい言われようである。
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:マイルーム会話「[[ネロ・クラウディウス]]、[[モードレッド]]」。それにしてもひどい言われようである。
 
;「我が主よ! 貴方は神か! 貴方こそ神か! よくぞ……よくぞ私の前に彼女を招き寄せて下さいましたァ!」
 
;「我が主よ! 貴方は神か! 貴方こそ神か! よくぞ……よくぞ私の前に彼女を招き寄せて下さいましたァ!」
 
:マイルーム会話「[[ジャンヌ・ダルク]]」。旦那が嬉しそうで何よりです。
 
:マイルーム会話「[[ジャンヌ・ダルク]]」。旦那が嬉しそうで何よりです。
 +
 
====本編====
 
====本編====
 
;「……お優しい。あまりにお優しいその言葉。しかし、ジャンヌ。<br/> その優しさ故に、貴女は一つ忘れておりますぞ。たとえ、貴女が祖国を憎まずとも――<br/> 私は、この国を、憎んだのだ……! 全てを裏切ったこの国を滅ぼそうと誓ったのだ!」<br/>「貴女は赦すだろう。しかし、私は赦さない! 神とて、王とて、国家とて……!!<br/> 滅ぼしてみせる。殺してみせる。それが聖杯に託した我が願望……!<br/> 我が道を阻むな、ジャンヌ・ダルクゥゥゥッ!!」
 
;「……お優しい。あまりにお優しいその言葉。しかし、ジャンヌ。<br/> その優しさ故に、貴女は一つ忘れておりますぞ。たとえ、貴女が祖国を憎まずとも――<br/> 私は、この国を、憎んだのだ……! 全てを裏切ったこの国を滅ぼそうと誓ったのだ!」<br/>「貴女は赦すだろう。しかし、私は赦さない! 神とて、王とて、国家とて……!!<br/> 滅ぼしてみせる。殺してみせる。それが聖杯に託した我が願望……!<br/> 我が道を阻むな、ジャンヌ・ダルクゥゥゥッ!!」
307行目: 318行目:  
:『Fate/Grand Order -turas réalta-』における第一特異点ラスト。大海魔を止める為に「紅蓮の聖女」を発動したジャンヌを聖杯の力で助けての最期の言葉。
 
:『Fate/Grand Order -turas réalta-』における第一特異点ラスト。大海魔を止める為に「紅蓮の聖女」を発動したジャンヌを聖杯の力で助けての最期の言葉。
 
:かくして「炎に焼かれるジャンヌを助けたかった」という本当の願いを叶え、とても穏やかな笑みを浮かべたまま魔元帥は消滅した。
 
:かくして「炎に焼かれるジャンヌを助けたかった」という本当の願いを叶え、とても穏やかな笑みを浮かべたまま魔元帥は消滅した。
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====幕間の物語====
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====イベント====
    
====その他====
 
====その他====
342行目: 357行目:  
*一見仲良く見える龍之介とのコンビだが、奈須氏曰く実は全然噛み合っていないとの事。<br>事実、互いに殺人を好む二人だがその考え方はかなり異なっており、大量虐殺も元はキャスターだけの案である。<br>本編では短期間の付き合いの上にその噛み合わなさが一回りして上手くいったが、召喚直後に龍之介を殺す事も充分有り得たとようで二人の間柄はかなりギリギリの間で動いていたという。これでよく、大してモメずに済んだものである。
 
*一見仲良く見える龍之介とのコンビだが、奈須氏曰く実は全然噛み合っていないとの事。<br>事実、互いに殺人を好む二人だがその考え方はかなり異なっており、大量虐殺も元はキャスターだけの案である。<br>本編では短期間の付き合いの上にその噛み合わなさが一回りして上手くいったが、召喚直後に龍之介を殺す事も充分有り得たとようで二人の間柄はかなりギリギリの間で動いていたという。これでよく、大してモメずに済んだものである。
 
*龍之介に名乗った「青髭」はシャルル・ペロー作の童話のタイトルで、ジルが主人公のモデルとされているが、一方でイギリス国王のヘンリー八世がモデルだとも言われている。<br>また、J・R・Rトールキンはジルが登場した歴史小説に感銘を受けており、彼を「指輪物語」に登場する冥王サウロンのモデルにしたと語っている。
 
*龍之介に名乗った「青髭」はシャルル・ペロー作の童話のタイトルで、ジルが主人公のモデルとされているが、一方でイギリス国王のヘンリー八世がモデルだとも言われている。<br>また、J・R・Rトールキンはジルが登場した歴史小説に感銘を受けており、彼を「指輪物語」に登場する冥王サウロンのモデルにしたと語っている。
*アニメ版『Fate/Zero』の第一期EDで生前を描いた一枚絵、モチーフはおそらく『犯罪人ブルターニュのジル閣下・レ男爵・フランス国元帥の処刑執行 1440年10月26日』(フランス国立図書館所蔵)。背景や登場人物を踏襲しながらも、宗教的に配慮している。
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*アニメ版『Fate/Zero』の第一期EDで生前を描いた一枚絵、モチーフはおそらく『犯罪人ブルターニュのジル閣下・レ男爵・フランス国元帥の処刑執行 1440年10月26日』(フランス国立図書館所蔵)。背景や登場人物を踏襲しながらも、宗教的に配慮されている。
    
== 話題まとめ ==
 
== 話題まとめ ==
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: ジル・ド・レェ役の鶴岡聡氏がラジオにゲストで出演した際に語ったところによると、ジルの演技は歌舞伎を参考にしているとのこと(正確には歌舞伎と内村光良のコント「ミル姉さん」を意識しているそうだが、ミル姉さん自体が女優の桃井かおりの喋り方のモノマネであるためややこしい事になっている) 。
 
: ジル・ド・レェ役の鶴岡聡氏がラジオにゲストで出演した際に語ったところによると、ジルの演技は歌舞伎を参考にしているとのこと(正確には歌舞伎と内村光良のコント「ミル姉さん」を意識しているそうだが、ミル姉さん自体が女優の桃井かおりの喋り方のモノマネであるためややこしい事になっている) 。
 
: なお、アニメではあっという間だったが、ドラマCDではジルの末期のシーンに長めの尺があてられており、そこでのみ普段とは違う落ち着いた口調になっている。
 
: なお、アニメではあっという間だったが、ドラマCDではジルの末期のシーンに長めの尺があてられており、そこでのみ普段とは違う落ち着いた口調になっている。
*アニメ『Fate/Apocrypha』の第2話冒頭で火刑台へ向かう[[ジャンヌ・ダルク|ジャンヌ]]に「この魔女め!」と野次を飛ばしていたモブはジル・ド・レェ役でもある鶴岡聡氏が演じていた。<ref group="注">[[スパルタクス]]の兼役だったためキャストクレジットには載っていなかった</ref><ref group="出">2017年11/7放送 [[Fate/Grand Order カルデア・ラジオ局]] 第44回。</ref>
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*アニメ『Fate/Apocrypha』の第2話冒頭で火刑台へ向かう[[ジャンヌ・ダルク|ジャンヌ]]に「この魔女め!」と野次を飛ばしていたモブはジル・ド・レェ役でもある鶴岡聡氏が演じていた。<ref group="注">[[スパルタクス]]との兼役だったためキャストクレジットには載っていなかった。</ref><ref group="出">2017年11/7放送 [[Fate/Grand Order カルデア・ラジオ局]] 第44回。</ref>
    
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[[Category:Fate/Grand Order Duel YA特異点 密室遊戯魔境 渋谷 渋谷決闘事件]]
 
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