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| 初登場作品 = [[Fate/strange Fake]]
 
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| 声優 = 諸星すみれ
 
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
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; 略歴
 
; 略歴
: ティーネの部族は1千年前から霊脈の地と共生し、ヨーロッパ大陸からの侵略者すらも退けて一族と土地を守り抜いてきた。しかし、この土地を偽りの聖杯戦争の舞台として利用せんと企む魔術師の一派がアメリカ政府と組んで襲来、70年のうちに一族の地は蹂躙され、「[[スノーフィールド]]」という街へと作り変えられてしまう。
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: ティーネの部族は1千年前から霊脈の地と共生し、ヨーロッパ大陸からの侵略者すらも退けて一族と土地を守り抜いてきた。しかし、この土地を偽りの聖杯戦争の舞台として利用せんと企む魔術師の一派が[[アメリカ合衆国]]政府と組んで襲来、70年のうちに一族の地は蹂躙され、「[[スノーフィールド]]」という街へと作り変えられてしまう。
 
: 父の跡を継ぎ部族の総代となったティーネは、聖杯戦争の参加者として英雄王ギルガメッシュの召喚を果たした魔術師を襲って令呪を奪い、恭順を誓うことで偉大なる王の光輝に縋り、この地を奪還するという悲願を語る。英雄王の気まぐれにより此度の戦におけるマスターと任じられた少女は、王の傍らで、この偽りでしかない聖杯戦争を己という偽らざる真実に塗り替えるため、全てを賭ける。
 
: 父の跡を継ぎ部族の総代となったティーネは、聖杯戦争の参加者として英雄王ギルガメッシュの召喚を果たした魔術師を襲って令呪を奪い、恭順を誓うことで偉大なる王の光輝に縋り、この地を奪還するという悲願を語る。英雄王の気まぐれにより此度の戦におけるマスターと任じられた少女は、王の傍らで、この偽りでしかない聖杯戦争を己という偽らざる真実に塗り替えるため、全てを賭ける。
 
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; 能力
 
; 能力
: ティーネを含む一族は、今はスノーフィールドと呼ばれている土地と共生関係にあり、その領域内にある限りは無音にまで圧縮された高密度詠唱により、非常に高度な魔術を瞬時のうちに、魔術師相手にすら気取られず行使することが可能。反面、土地を一歩でも離れれば力を失い、一般人程度の存在となってしまう。
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: ティーネを含む一族は、今はスノーフィールドと呼ばれている土地と共生関係にあり、その領域内にある限りは無音にまで圧縮された高密度詠唱により、非常に高度な魔術を瞬時のうちに、魔術師相手にすら気取られず行使することが可能。反面、土地を一歩でも離れれば力を失い、一般人程度の存在となってしまう……どころか、地脈と魔術回路が繋がっている為にそのまま死んでしまう上、土地に留まっていてもいつか魔術回路を土地に吸収され、土地と一体化して死んでしまう。
 
: 父祖の地の奪還を期して、一族はスノーフィールドの街中にネットワークを張り巡らせてこの聖杯戦争に臨んでおり、総代であるティーネは彼らを統括する立場にある。
 
: 父祖の地の奪還を期して、一族はスノーフィールドの街中にネットワークを張り巡らせてこの聖杯戦争に臨んでおり、総代であるティーネは彼らを統括する立場にある。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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=== Fateシリーズ ===
 
; [[Fate/strange Fake]]
 
; [[Fate/strange Fake]]
 
: アーチャーのマスター。
 
: アーチャーのマスター。
 
: スノーフィールドの地の奪還と一族の再興を願うが、あくまでも王に臣従する姿勢を崩さず、心からの敬意を払う。
 
: スノーフィールドの地の奪還と一族の再興を願うが、あくまでも王に臣従する姿勢を崩さず、心からの敬意を払う。
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=== その他 ===
 
; [[ちびちゅき!]]
 
; [[ちびちゅき!]]
 
: 小学部所属。相変わらず子供らしく遊ぶことに慣れていない様子。
 
: 小学部所属。相変わらず子供らしく遊ぶことに慣れていない様子。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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=== Fate/strange Fake ===
 
; [[ギルガメッシュ|アーチャー]]
 
; [[ギルガメッシュ|アーチャー]]
 
: 故郷を取り戻すための助力を乞うて、彼と契約する。
 
: 故郷を取り戻すための助力を乞うて、彼と契約する。
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: 自身に期待をかける彼に応えられない事を恥じながらも、最大限の敬意を払って接している。
 
; 組織の者たち
 
; 組織の者たち
 
: 黒服を纏った数百人近い男女。多くはティーネと同じく褐色の肌の、いわゆるネイティブアメリカンの様相を持つが、中には白人や黒人の姿も交じる。リーダーであるティーネの意向に従い、英雄王ギルガメッシュにも臣従を示す。
 
: 黒服を纏った数百人近い男女。多くはティーネと同じく褐色の肌の、いわゆるネイティブアメリカンの様相を持つが、中には白人や黒人の姿も交じる。リーダーであるティーネの意向に従い、英雄王ギルガメッシュにも臣従を示す。
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: なお、アーチャーの見立てでは彼らの中に裏切者も数名混じっているようであるが、その内訳はティーネの一族と別の一族が聖杯戦争後に土地を貰う段取りでスノーフィールドの成立以前から[[ファルデウス・ディオランド]]やアメリカ合衆国に協力していたのが8名、知らないうちに[[バズディロット・コーデリオン]]の支配魔術で無意識のスパイに仕立て上げられていたのが2名であった。
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; [[エルキドゥ|ランサー]]
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: アーチャーが生前に特大の因縁を持った相手であり、聖杯戦争で戦うサーヴァント。
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: アーチャーが死亡した際には薄情にも思える彼の態度に怒りを向けるが、彼に他意がない事や結局は自分の無力さへの苛立ちだったことを理解して矛を収めた。
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; [[ギルガメッシュ〔アルターエゴ〕|アルターエゴ]]
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: 上記のアーチャーが敗退後、ティーネが保全していた肉体から「再起動」した存在。
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: 完全にアーチャーとは違う存在となり、泳がせていた裏切者を暴き立てて粛清した様子には戸惑いを隠せず、自分を置いていった後には嗚咽を漏らしていた。
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=== ちびちゅき! ===
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; [[シドゥリ]]
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: 生前のギルガメッシュを長い間支え続けた祭祀長。
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: 英雄王の横に並ぶ者として超えたいとライバル意識を抱いているが、それはそれとしてもらったバターケーキはおいしかったようである。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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== メモ ==
 
== メモ ==
 
* 英雄王ギルガメッシュに対して臣下の礼を取り、あくまでも下座に立って聖杯戦争を進めるという戦法は『[[Fate/Zero]]』の[[遠坂時臣]]と同様。しかし彼女にとって聖杯は目標ではなく、従って最終的にサーヴァントを自決させるなどの下心も無さそうなこと、加えて幼く純粋な少女であること、ついでに親友エルキドゥの参戦を知って英雄王が非常にご機嫌&慢心OFFなことなど、幾つかの要素が決定的に異なるせいで、この先に待つ結末はそれほど悪いものでもなさそうである。
 
* 英雄王ギルガメッシュに対して臣下の礼を取り、あくまでも下座に立って聖杯戦争を進めるという戦法は『[[Fate/Zero]]』の[[遠坂時臣]]と同様。しかし彼女にとって聖杯は目標ではなく、従って最終的にサーヴァントを自決させるなどの下心も無さそうなこと、加えて幼く純粋な少女であること、ついでに親友エルキドゥの参戦を知って英雄王が非常にご機嫌&慢心OFFなことなど、幾つかの要素が決定的に異なるせいで、この先に待つ結末はそれほど悪いものでもなさそうである。
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**ただ、彼女の立ち位置があくまでも「偉大な王に憧れる少女」というものであり「共に立って戦うマスター」ではなかったため、英雄王の窮地に狼狽えて的確なサポートをできず、結果として彼の敗退を許してしまうという致命的なミスを犯す事になってしまった。
 
* マスターにはサーヴァントのステータス透視能力があり、人によって見え方が違うという設定があるが、ティーネには「一つの山から流れる六本の川」として、ステータスが高いほど川の流れが速く見えている。
 
* マスターにはサーヴァントのステータス透視能力があり、人によって見え方が違うという設定があるが、ティーネには「一つの山から流れる六本の川」として、ステータスが高いほど川の流れが速く見えている。
  
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