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:「宝具殺しの宝具」と呼ばれる槍だが、この破魔の効果単独で宝具の初期化はできない。あくまで「刃の触れている間だけ」効果を打ち消す。作中、セイバーと切り結んでも「風王結界」はその瞬間だけ僅かにほどけるのみであるし、[[ジル・ド・レェ|キャスター]]の「螺湮城教本」を傷つけて海魔の大群を消し去った時も、表紙を切り裂かれた宝具は時間を置かず再生している。
 
:「宝具殺しの宝具」と呼ばれる槍だが、この破魔の効果単独で宝具の初期化はできない。あくまで「刃の触れている間だけ」効果を打ち消す。作中、セイバーと切り結んでも「風王結界」はその瞬間だけ僅かにほどけるのみであるし、[[ジル・ド・レェ|キャスター]]の「螺湮城教本」を傷つけて海魔の大群を消し去った時も、表紙を切り裂かれた宝具は時間を置かず再生している。
 
:魔術を使わないものにはただの槍だが、サーヴァント同士の戦いに魔術的なものを使わないことはまずなく、派手さはないが実に有用な宝具。
 
:魔術を使わないものにはただの槍だが、サーヴァント同士の戦いに魔術的なものを使わないことはまずなく、派手さはないが実に有用な宝具。
:『Grand Order』では「敵単体に超強力な攻撃&敵単体の強化状態を解除&敵単体に呪い状態を付与<ref group = "注">5ターン、オーバーチャージで効果UP</ref>」という効果のQuick属性の宝具。
   
;必滅の黄薔薇(ゲイ・ボウ)
 
;必滅の黄薔薇(ゲイ・ボウ)
 
:ランク:B<br>種別:対人宝具<br>レンジ:2~3<br>最大捕捉:1人
 
:ランク:B<br>種別:対人宝具<br>レンジ:2~3<br>最大捕捉:1人
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:短期決戦であるとただの槍だが、同一の相手と長期に渡って複数回戦うことを前提に考えると、じわじわと、しかし確実に効いてくるボディブローのようなもので、対象がサーヴァントでなければ、時間経過による出血死などのより致命的な効果が期待できる。
 
:短期決戦であるとただの槍だが、同一の相手と長期に渡って複数回戦うことを前提に考えると、じわじわと、しかし確実に効いてくるボディブローのようなもので、対象がサーヴァントでなければ、時間経過による出血死などのより致命的な効果が期待できる。
 
:「破魔の紅薔薇」同様、派手さには欠けるが、非常に使い勝手のいい宝具。なお、使い手である彼はこの槍で傷つくことはない。
 
:「破魔の紅薔薇」同様、派手さには欠けるが、非常に使い勝手のいい宝具。なお、使い手である彼はこの槍で傷つくことはない。
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;:破魔の紅薔薇、必滅の黄薔薇(ゲイ・ジャルグ&ゲイ・ボウ)
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::『Grand Order』では上記の2つがセットで宝具として扱われている。
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::「敵単体に超強力な攻撃&敵単体の強化状態を解除&敵単体に呪い状態を付与<ref group = "注">5ターン、オーバーチャージで効果UP</ref>」という効果のQuick属性の宝具。
    
==真名:ディルムッド・オディナ==
 
==真名:ディルムッド・オディナ==
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;[[Fate/Zero]]
 
;[[Fate/Zero]]
 
:主には忠誠を、敵には戦士の礼をもって応える騎士の鑑。その在り方からセイバーとはお互い好敵手と認め合う間柄。
 
:主には忠誠を、敵には戦士の礼をもって応える騎士の鑑。その在り方からセイバーとはお互い好敵手と認め合う間柄。
;[[Fate/ゼロカフェ~Fate/Zero Cafeに集う英霊達~‎‎]]
  −
:「ゼロカフェ」の厨房を一手に引き受けるシェフ。女性客にモテすぎて困るため、滅多に客席の方には姿を見せない。
  −
:あまり女っぽさのない[[アルトリア・ペンドラゴン|店長]]や男性スタッフに囲まれている時だけが、彼の心から安らげるひとときである。
   
;[[Fate/Grand Order]]
 
;[[Fate/Grand Order]]
 
: 『スカサハ体験クエスト』の開催に伴い実装。
 
: 『スカサハ体験クエスト』の開催に伴い実装。
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===Fate関連作品===
 
===Fate関連作品===
 +
;[[Fate/Zero#お願い!アインツベルン相談室|お願い!アインツベルン相談室]]
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:『Fate/Zero』本編で負ったトラウマを無かった事にして現実逃避を図ろうとしたため、アイリによって事実を突きつけられ、本編第16話Bパートの出来事を思い出し血涙を流した。
 
;[[トラぶる花札道中記|とびたて! 超時空トラぶる花札大作戦]]
 
;[[トラぶる花札道中記|とびたて! 超時空トラぶる花札大作戦]]
 
:ケイネスとソラウの間で気苦労が絶えない。しかし後半思わぬ展開で彼にとっては一番幸運なルートになった。
 
:ケイネスとソラウの間で気苦労が絶えない。しかし後半思わぬ展開で彼にとっては一番幸運なルートになった。
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;[[カプセルさーばんと]]
 
;[[カプセルさーばんと]]
 
:さーばんとの一匹。
 
:さーばんとの一匹。
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;[[Fate/ゼロカフェ~Fate/Zero Cafeに集う英霊達~]]
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:「ゼロカフェ」の厨房を一手に引き受けるシェフ。女性客にモテすぎて困るため、滅多に客席の方には姿を見せない。
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:あまり女っぽさのない[[アルトリア・ペンドラゴン|店長]]や男性スタッフに囲まれている時だけが、彼の心から安らげるひとときである。
    
===その他===
 
===その他===
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:生前の主君であり、フィオナ騎士団の首領。ディルムッドとの遺恨を忘れることができず、最後は結果的に彼を見殺しにしてしまう。
 
:生前の主君であり、フィオナ騎士団の首領。ディルムッドとの遺恨を忘れることができず、最後は結果的に彼を見殺しにしてしまう。
 
:謀殺されたも同然の破局を遂げたが、フィンの怒りを理解していたためディルムッドは死後も恨んでおらず、フィンと交わした杯はかけがえのない記憶として残っている。
 
:謀殺されたも同然の破局を遂げたが、フィンの怒りを理解していたためディルムッドは死後も恨んでおらず、フィンと交わした杯はかけがえのない記憶として残っている。
:第五章では念願の共闘が叶ったものの、微妙に笑えないジョークで弄ってくる主君に対して距離感を計りかねている。
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:第五特異点では念願の共闘が叶ったものの、微妙に笑えないジョークで弄ってくる主君に対して距離感を計りかねている。
 
;[[ナイチンゲール]]
 
;[[ナイチンゲール]]
:第五章で敵対した相手。満面の笑みで「病原菌は消毒です」と躊躇無く拳銃をぶっ放してくる彼女にドン引きした。
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:第五特異点で敵対した相手。満面の笑みで「病原菌は消毒です」と躊躇無く拳銃をぶっ放してくる彼女にドン引きした。
 
:「話の通じない女性」ということで生前のグラニアを思い出したのであろうか。
 
:「話の通じない女性」ということで生前のグラニアを思い出したのであろうか。
 
;[[ファントム・オブ・ジ・オペラ]]、[[エドワード・ティーチ]]、[[ジル・ド・レェ]]
 
;[[ファントム・オブ・ジ・オペラ]]、[[エドワード・ティーチ]]、[[ジル・ド・レェ]]
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; 「悪いことは申しませぬ。大人の女にだけはお成りになられるな……」
 
; 「悪いことは申しませぬ。大人の女にだけはお成りになられるな……」
 
: どんなにイケメンでも、どんなに真摯な気持ちでも、これにはさすがに魔法少女もドン引きである。
 
: どんなにイケメンでも、どんなに真摯な気持ちでも、これにはさすがに魔法少女もドン引きである。
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;「嘆くな少女よ。これが男の浪漫というものだ。君も英霊の端くれならば、理解できずとも付き合ってやりたまえ」
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:期間限定イベント『Fate/Accel Zero Order』にて。
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:汚染された大聖杯をほったらかしての不条理な戦いに盛り上がる男たちに困惑するマシュにかけた言葉。『Grand Order』での彼にしては珍しく普通に格好いい。
    
===とびたて!超時空トラぶる花札大作戦===
 
===とびたて!超時空トラぶる花札大作戦===
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**後に『Grand Order』の第五特異点実装の際のCMにてモラルタ、ベガルタと思しき二剣を携えた彼の姿が確認された。しかし本編に登場した際はランサーであり、長らくセイバーとしてのディルムッドは実装されていなかった。
 
**後に『Grand Order』の第五特異点実装の際のCMにてモラルタ、ベガルタと思しき二剣を携えた彼の姿が確認された。しかし本編に登場した際はランサーであり、長らくセイバーとしてのディルムッドは実装されていなかった。
 
***TYPE-MOONエースVOL.11によると、今後"セイバー・ディルムッド"の実装は予定しているとのこと。そしてCMでの登場からざっと'''895日'''で『復刻版:Fate/Accel Zero Order -LAP 2-』にて満を持して実装された。
 
***TYPE-MOONエースVOL.11によると、今後"セイバー・ディルムッド"の実装は予定しているとのこと。そしてCMでの登場からざっと'''895日'''で『復刻版:Fate/Accel Zero Order -LAP 2-』にて満を持して実装された。
*『unlimited codes』でクー・フーリンと対決すると、ディルムッドがクー・フーリンに畏敬を示す台詞が聞ける。<br>クー・フーリンも後輩となるディルムッドの腕を評価するような発言をする。この対戦カードでクー・フーリンが彼に勝利した場合、「これほどの傑物を私怨で取りこぼすとは魔が差したものだ」とフィン・マックールに苦言を呈している。ちなみに『hollow ataraxia』でクー・フーリンが述懐しているように、赤枝の騎士団も王による女性絡みの遺恨で騎士の死や離反を招いている。
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*『unlimited codes』でクー・フーリンと対決すると、ディルムッドがクー・フーリンに畏敬を示す台詞が聞ける。<br>クー・フーリンも後輩となるディルムッドの腕を評価するような発言をする。この対戦カードでクー・フーリンが彼に勝利した場合、「これほどの傑物を私怨で取りこぼすとは魔が差したものだ」とフィン・マックールに苦言を呈している。ちなみに『hollow ataraxia』でクー・フーリンが述懐しているように、赤枝の騎士団も王による女性絡みの遺恨で騎士の死や離反を招いている。<br>余談だが、伝承によればディルムッドはクー・フーリンより約300年ほど後の人物だとされている。
 
**また、石化の[[魔眼]]に悩まされているライダーは、魔貌によって不自由な生を送ったディルムッドに、思うところがあるような言葉をかける。ちなみにキャスター曰く「これだから顔がいい男は! 油断! ならないのよ!」とのこと。
 
**また、石化の[[魔眼]]に悩まされているライダーは、魔貌によって不自由な生を送ったディルムッドに、思うところがあるような言葉をかける。ちなみにキャスター曰く「これだから顔がいい男は! 油断! ならないのよ!」とのこと。
 
*仮にクー・フーリンと戦った場合、虚淵氏は「クー・フーリンの戦闘能力には一歩譲る」とコメント。<br>奈須氏は「同じランサーであるクー・フーリンとディルムッドがガチンコで戦ったら、どっちが勝ちますか? 初登場時のクー・フーリンはセイバーに押しまくられましたが、ディルムッドは逆に押してましたよね? ということはディルムッドのほうが強い……?」という質問に対して<br>「ディルムッドはマスターからのバックアップ(魔力供給量)が優れているので、単純な火力勝負ならディルムッドに軍配が上がるかと。日本ではどちらも地形効果はゼロですが、舞台がアイルランドならクー・フーリンに一本かと」と回答しており、互いに見解に違いが出ている為にファンの間ではどちらが勝つのか物議を醸している。そもそも初登場時のクー・フーリンは綺礼の令呪によって全力で戦えない状態だったので、それを引き合いに出しての比較は無意味なのだが。
 
*仮にクー・フーリンと戦った場合、虚淵氏は「クー・フーリンの戦闘能力には一歩譲る」とコメント。<br>奈須氏は「同じランサーであるクー・フーリンとディルムッドがガチンコで戦ったら、どっちが勝ちますか? 初登場時のクー・フーリンはセイバーに押しまくられましたが、ディルムッドは逆に押してましたよね? ということはディルムッドのほうが強い……?」という質問に対して<br>「ディルムッドはマスターからのバックアップ(魔力供給量)が優れているので、単純な火力勝負ならディルムッドに軍配が上がるかと。日本ではどちらも地形効果はゼロですが、舞台がアイルランドならクー・フーリンに一本かと」と回答しており、互いに見解に違いが出ている為にファンの間ではどちらが勝つのか物議を醸している。そもそも初登場時のクー・フーリンは綺礼の令呪によって全力で戦えない状態だったので、それを引き合いに出しての比較は無意味なのだが。
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**また「騎士の誇り」への執着に関しては、「Fate/Accel Zero Order」において主人公たちの活躍によりセイバーとランサーの戦闘が回避された結果本編のようなこだわりを見せなくなり、ケイネスが帰国するまでの短い期間で特に彼との間でトラブルが起きなかった。
 
**また「騎士の誇り」への執着に関しては、「Fate/Accel Zero Order」において主人公たちの活躍によりセイバーとランサーの戦闘が回避された結果本編のようなこだわりを見せなくなり、ケイネスが帰国するまでの短い期間で特に彼との間でトラブルが起きなかった。
 
*[[ランスロット|バーサーカー]]を相手にした場合の相性が抜群に良い。バーサーカーが戦闘でメインに使う宝具「騎士は徒手にて死せず」で宝具化される諸々の武器は、それが最初から宝具でない限り、「破魔の紅薔薇」の前には無力化されるためである。
 
*[[ランスロット|バーサーカー]]を相手にした場合の相性が抜群に良い。バーサーカーが戦闘でメインに使う宝具「騎士は徒手にて死せず」で宝具化される諸々の武器は、それが最初から宝具でない限り、「破魔の紅薔薇」の前には無力化されるためである。
**「アインツベルン相談室」のゼッちゃんの寝言によると、バーサーカーには強いがライダーには弱いとの事。対人宝具しか持たない彼にとって多大な物量を誇る[[イスカンダル|ライダー]]には単純に押し負けるという事と推測される。
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**『お願い!アインツベルン相談室』のゼッちゃんの寝言によると、バーサーカーには強いがライダーには弱いとの事。対人宝具しか持たない彼にとって多大な物量を誇る[[イスカンダル|ライダー]]には単純に押し負けるという事と推測される。
 
**同時に高火力、広範囲の攻撃手段を持つセイバーはライダーとの相性が良いと語られている事がこの説の裏付けになっている。
 
**同時に高火力、広範囲の攻撃手段を持つセイバーはライダーとの相性が良いと語られている事がこの説の裏付けになっている。
 
**[[ジル・ド・レェ|青髭の旦那]]に対してもランスロットとは違う意味で宝具の性質上、優勢になれる。
 
**[[ジル・ド・レェ|青髭の旦那]]に対してもランスロットとは違う意味で宝具の性質上、優勢になれる。
*「アインツベルン相談室」では本編で負ったトラウマを無かった事にして現実逃避を図ろうとしたのでアイリによって事実を突きつけられる。そして第16話Bパートの出来事を思い出し血涙を流した。
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**思い出すために用意された本編映像の編集は切嗣。花札のバーサーカー陣営シナリオでの発言といい、ディルムッドもまた切嗣に追い詰められる運命なのかもしれない…
   
*召喚シーンの描写が原作に無いランサー陣営。当然ディルムッドがアニメ本編中で「問おう、貴方が俺のマスターか」という台詞を発することは無い。
 
*召喚シーンの描写が原作に無いランサー陣営。当然ディルムッドがアニメ本編中で「問おう、貴方が俺のマスターか」という台詞を発することは無い。
 
**ディルムッド役の緑川光氏とケイネス役の山崎たくみ氏が「召喚シーンをやりたい」と希望するものの実現せず、ディルムッドが上記の台詞を発する機会は永遠に来ないかと思われた……………が、とあるイベントで「『問おう、貴方が俺のマスターか』と言って欲しい」というファンのリクエストに緑川氏が応え、アニメ放送開始から二年以上の時を経て幻のシーンが(完全な形ではないが)実現。会場の『Zero』ファンを歓喜の渦に巻き込んだ。
 
**ディルムッド役の緑川光氏とケイネス役の山崎たくみ氏が「召喚シーンをやりたい」と希望するものの実現せず、ディルムッドが上記の台詞を発する機会は永遠に来ないかと思われた……………が、とあるイベントで「『問おう、貴方が俺のマスターか』と言って欲しい」というファンのリクエストに緑川氏が応え、アニメ放送開始から二年以上の時を経て幻のシーンが(完全な形ではないが)実現。会場の『Zero』ファンを歓喜の渦に巻き込んだ。
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