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| 地域 = ブリテン
 
| 地域 = ブリテン
 
| 属性 = 秩序・善
 
| 属性 = 秩序・善
| 隠し属性 = 地
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| 副属性 = 地
 
| 性別 = 男性
 
| 性別 = 男性
 
| スリーサイズ =  
 
| スリーサイズ =  
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: その後は獅子王の命令の下で山の翁や難民たちを虐殺して回っており、最終決戦でも3人掛かりで同胞たちの復讐に現れたハサン達を相手に終始圧倒し続けて返り討ちにしたが、最後の最後で[[ハサン・サッバーハ〔呪腕のハサン〕|呪腕のハサン]]が取った捨て身の罠に引っ掛かり、彼の腕に封じられていた魔神(シャイタン)に霊基を食い尽くされて絶命した。
 
: その後は獅子王の命令の下で山の翁や難民たちを虐殺して回っており、最終決戦でも3人掛かりで同胞たちの復讐に現れたハサン達を相手に終始圧倒し続けて返り討ちにしたが、最後の最後で[[ハサン・サッバーハ〔呪腕のハサン〕|呪腕のハサン]]が取った捨て身の罠に引っ掛かり、彼の腕に封じられていた魔神(シャイタン)に霊基を食い尽くされて絶命した。
 
: 終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』では冠位時間神殿に召喚され、円卓の騎士の一人としてと共にⅥの座を統括する[[魔神柱|覗覚星アモン]]と交戦する。
 
: 終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』では冠位時間神殿に召喚され、円卓の騎士の一人としてと共にⅥの座を統括する[[魔神柱|覗覚星アモン]]と交戦する。
: ブリテン異聞帯『[[妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ]]』前編では主人公達の到着とほぼ同時に召喚されており、中盤で大きな立ち回りを見せる。
+
: 亜種特異点EX『[[深海電脳楽土 SE.RA.PH]]』では地球のSE.RA.PHと化した[[海洋油田基地セラフィックス]]に召喚されたはぐれサーヴァントとして登場。カルデア一行に協力する。
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: Lostbelt No.6『[[妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ]]』前編では主人公達の到着とほぼ同時に召喚されており、中盤で大きな立ち回りを見せる。
    
; 人物
 
; 人物
: 悲哀に満ち、憂いを帯びた吟遊詩人のような赤い長髪の美青年。
+
: 悲哀に満ち、憂いを帯びた吟遊詩人のような赤い長髪の騎士。
 
: 慈悲深く、忠義よりも友愛を選ぶ人情家。期間イベント「超極大かぼちゃ村」ではエリザベート二人の命を奪わずにチェイテ城から追い払うなど、優しげで穏やかだが、皮肉屋としての一面もある。
 
: 慈悲深く、忠義よりも友愛を選ぶ人情家。期間イベント「超極大かぼちゃ村」ではエリザベート二人の命を奪わずにチェイテ城から追い払うなど、優しげで穏やかだが、皮肉屋としての一面もある。
: また、[[ランスロット|同胞]]に禁断の恋を語らおうとしたり、主の前で立ったまま居眠りするなど若干空気が読めない。
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: また、[[ランスロット|同胞]]に禁断の恋を語らおうとしたり、主だろうと誰であろうと目前で立ったまま堂々と居眠りするなど、若干空気が読めない。
 
: 一方で生前では深い後悔と自責の念を抱いていることもあり、マスターに対しては慮りつつも、自身を信用しないようにと告げている。
 
: 一方で生前では深い後悔と自責の念を抱いていることもあり、マスターに対しては慮りつつも、自身を信用しないようにと告げている。
 
: ただし、メインシナリオ第六章に限っては「反転」のギフトを授かったことで性格や特性が反転し、無辜の民や失態を犯した兵士を平気で惨殺するような冷酷で非道、残虐な性格となっている。
 
: ただし、メインシナリオ第六章に限っては「反転」のギフトを授かったことで性格や特性が反転し、無辜の民や失態を犯した兵士を平気で惨殺するような冷酷で非道、残虐な性格となっている。
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: 本来クラスはセイバーだが、弓の高名さからアーチャーとして召喚され、その腕前はアーラシュの弓矢を撃ち落として見せる程に高い。
 
: 本来クラスはセイバーだが、弓の高名さからアーチャーとして召喚され、その腕前はアーラシュの弓矢を撃ち落として見せる程に高い。
 
: だがその弓である妖弦フェイルノートは竪琴のように音階をつま弾くことで音の矢を放つするという規格外の宝具で、『アレを『弓』と呼んだら、世界中の弓の名手から「'''弓というものを根本的に勘違いしている'''」と抗議される』ほど隔絶したものとなっている。
 
: だがその弓である妖弦フェイルノートは竪琴のように音階をつま弾くことで音の矢を放つするという規格外の宝具で、『アレを『弓』と呼んだら、世界中の弓の名手から「'''弓というものを根本的に勘違いしている'''」と抗議される』ほど隔絶したものとなっている。
: 一応、音楽の演奏もできるが腕前はもはや意味不明のレベルで、弦楽器では明らかに出せない管楽器の音すらも出して見せる。
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: 一応、音楽の演奏もできるが腕前はもはや意味不明のレベルで、弦楽器では明らかに出せない管楽器の音すらも出して見せる。さらには卓越した聴覚によって、眠ったままでも周りの状況や会話内容を詳細に至るまで把握する事<ref group="注">ベディヴィエール曰く、とある凱旋パレードでは馬に騎乗したまま寝ていたにも関わらず手綱を難なく捌いていたと言う。アニメ版『Fate/Apocrypha』6話におけるモードレッドの回想場面がそれではないかと推察されている。</ref>が出来、そこから相手の僅かな心音や呼吸、語尾の変化によって感情の揺らぎや嘘をついているかどうかを見抜く事も可能。
 
: 音の衝撃を使って滑空することも出来るが、さすがに上昇を含めた自由自在の飛行は無理とのこと。エコーロケーション探知なども出来る模様。
 
: 音の衝撃を使って滑空することも出来るが、さすがに上昇を含めた自由自在の飛行は無理とのこと。エコーロケーション探知なども出来る模様。
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; 痛哭の幻奏(フェイルノート)
 
; 痛哭の幻奏(フェイルノート)
 
: ランク:A<br />種別:対軍宝具<br />レンジ:5~100<br />最大捕捉:10人
 
: ランク:A<br />種別:対軍宝具<br />レンジ:5~100<br />最大捕捉:10人
: 「無駄なしの弓」「必中の弓」ともいわれるトリスタンの弓ではあるが、その宝具としての形は単なる『糸』。妖精・翅の氏族の妖糸によって編まれた、愛用する竪琴の弦である。
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: 「無駄なしの弓」「必中の弓」ともいわれるトリスタンの弓ではあるが、その宝具としての形は単なる『糸』。ブリテンの[[妖精]]・翅の氏族の妖糸によって編まれた、愛用する竪琴の弦である。
 
: つま弾くことで敵を切断する真空の刃を飛ばせる。その特性から片腕、ひいては指さえ動けば発射でき、一歩も動かず、弓を構える動作を必要としないという利点を持つ。加えて角度調整、弾速、装填速度が尋常ではないため全弾回避はほぼ不可能。レンジ外まで転移するか次元を跳躍するなどでしか対抗できない。
 
: つま弾くことで敵を切断する真空の刃を飛ばせる。その特性から片腕、ひいては指さえ動けば発射でき、一歩も動かず、弓を構える動作を必要としないという利点を持つ。加えて角度調整、弾速、装填速度が尋常ではないため全弾回避はほぼ不可能。レンジ外まで転移するか次元を跳躍するなどでしか対抗できない。
: だが斬撃が細かすぎるが故に、完全流体である[[メルトリリス]]には肉体を切断できても直ぐに修復されるため、実質彼女が天敵となっている<ref group = "注">トリスタンからは「私の弦は水面を断つことはできても、湖そのものは崩せない」と述べている。</ref>。
   
:異なる手段としては糸を使って、相手を縛る、斬り裂くなどの戦術を取る。更に、森林などの障害物がある場所であれば「足絡み(スネア)」などのトラップとして仕込む事もできる。足を一歩踏み込んだ瞬間、そこに滞留していた謎の真空トラップが敵を切り刻んだり宙に浮かすのだ。怖い。
 
:異なる手段としては糸を使って、相手を縛る、斬り裂くなどの戦術を取る。更に、森林などの障害物がある場所であれば「足絡み(スネア)」などのトラップとして仕込む事もできる。足を一歩踏み込んだ瞬間、そこに滞留していた謎の真空トラップが敵を切り刻んだり宙に浮かすのだ。怖い。
 
: また、音の衝撃で空を飛べる上、何故か普通の弦楽器では出せない音も出せる、器用に操って魚が釣れる、など訳の分からないシロモノ。
 
: また、音の衝撃で空を飛べる上、何故か普通の弦楽器では出せない音も出せる、器用に操って魚が釣れる、など訳の分からないシロモノ。
:『Grand Order』では「自身に必中状態を付与<ref group = "注" name="1ターン">1ターン</ref>&敵単体に超強力な攻撃&敵単体の弱体耐性をダウン<ref group = "注" name="3ターン">3ターン</ref><ref group = "注" name="オーバーチャージで効果UP">オーバーチャージで効果UP</ref>」という効果のQuick宝具。
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:『Grand Order』では「自身に必中状態を付与(1ターン)+敵単体に超強力な攻撃[Lv]&弱体耐性をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のQuick宝具。
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:幕間の物語クリアでA+ランクに上昇し、宝具威力倍率の上昇に加え宝具攻撃が防御力無視攻撃となる。
    
==真名:トリスタン==
 
==真名:トリスタン==
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: 第六特異点で戦う際は、獅子王のギフト『反転』により「本来はアーチャーに対し不利となるセイバークラスが弱点になる」「シールダーを除く全てのクラスの弱点を突ける」という所謂初見殺しな特殊バーサーカー仕様となっていた(ついでに生前の死因を克服すべくあらゆる「毒が効かない」)。というか、初見でなくとも十分酷いギミックである。
 
: 第六特異点で戦う際は、獅子王のギフト『反転』により「本来はアーチャーに対し不利となるセイバークラスが弱点になる」「シールダーを除く全てのクラスの弱点を突ける」という所謂初見殺しな特殊バーサーカー仕様となっていた(ついでに生前の死因を克服すべくあらゆる「毒が効かない」)。というか、初見でなくとも十分酷いギミックである。
 
: 第2部6章『妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ』前編にも登場し、終盤で重要な役割を果たす。
 
: 第2部6章『妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ』前編にも登場し、終盤で重要な役割を果たす。
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: 2023年サマーイベント『サーヴァント・サマーフェスティバル2023!』では2018年夏イベントの服装を基にした水着霊衣「ルルハワの鶏」が実装されている。
    
===その他===
 
===その他===
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=== Fate/Grand Order ===
 
=== Fate/Grand Order ===
 
; [[女神ロンゴミニアド|獅子王]]
 
; [[女神ロンゴミニアド|獅子王]]
: 第六章での主君。長い思案の末、自分の選択の果てに巻き起こるであろう悲惨な全ての出来事と苦悩から背けるため自らの両眼を潰し、同胞を手にかける形で忠誠を示し『反転』のギフトを授かった。
+
: 第六特異点での主君。長い思案の末、自分の選択の果てに巻き起こるであろう悲惨な全ての出来事と苦悩から背けるため自らの両眼を潰し、同胞を手にかける形で忠誠を示し『反転』のギフトを授かった。
 
; [[ハサン・サッバーハ〔煙酔のハサン〕|煙酔のハサン]]
 
; [[ハサン・サッバーハ〔煙酔のハサン〕|煙酔のハサン]]
 
: 敵対する相手。命を賭して難民たちを逃がそうとする姿勢には感嘆したが、提示した条件では難民たちを守れないことを告げる前に彼が自刃したため、その約束を守ったまま難民たちを皆殺しにした。
 
: 敵対する相手。命を賭して難民たちを逃がそうとする姿勢には感嘆したが、提示した条件では難民たちを守れないことを告げる前に彼が自刃したため、その約束を守ったまま難民たちを皆殺しにした。
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: 敵対する相手。決戦時に呪腕のハサンと共に仕掛けてきたが返り討ちにした。
 
: 敵対する相手。決戦時に呪腕のハサンと共に仕掛けてきたが返り討ちにした。
 
; [[クレオパトラ]]
 
; [[クレオパトラ]]
: 期間限定イベント『ハロウィン・カムバック』で仕えた女王。
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: 期間限定イベント『ハロウィン・カムバック』で仕えた女王。彼女の目の前で盛大に居眠りをしたためしばかれた。
 
; [[エリザベート・バートリー]]
 
; [[エリザベート・バートリー]]
 
: 期間限定イベント『ハロウィン・カムバック』にて共演。
 
: 期間限定イベント『ハロウィン・カムバック』にて共演。
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: 期間限定イベント『ハロウィン・カムバック』にて共演。
 
: 期間限定イベント『ハロウィン・カムバック』にて共演。
 
: エリザベート同様、10年後であれば女性として一席設けたいと口説きにかかるが、直前に彼女が機嫌良く食べようとしていたチョコケーキを台無しにされて怒り心頭だった彼女から強烈な反撃を喰らい、チェイテ城まで物理的に叩き返された。
 
: エリザベート同様、10年後であれば女性として一席設けたいと口説きにかかるが、直前に彼女が機嫌良く食べようとしていたチョコケーキを台無しにされて怒り心頭だった彼女から強烈な反撃を喰らい、チェイテ城まで物理的に叩き返された。
; [[メルトリリス]]
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; [[メルトリリス (Grand Order)]]
 
: 『Fate/EXTRA CCC』とのコラボイベント『深海電脳楽土SE.RA.PH』にて共演。
 
: 『Fate/EXTRA CCC』とのコラボイベント『深海電脳楽土SE.RA.PH』にて共演。
: 当初はアルターエゴということで毛嫌いしていたものの、次第に彼女のことを気にかけ、裏事情を推測した言動を見せるようになる。
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: フェイルノートによる音の刃が通用しにくい(斬撃が細かすぎるが故に、完全流体であるメルトリリスには肉体を切断できても直ぐに修復される)ため、実質的な天敵<ref group = "注">トリスタン曰く「私の弦は水面を断つことはできても、湖そのものは崩せない」。</ref>。
: 更に最後は自身の消滅を覚悟の上で、消滅寸前の彼女をキアラから引き離して救った。
+
: 当初はアルターエゴということで毛嫌いしていたものの、次第に彼女のことを気にかけ、裏事情を推測した言動を見せるようになる。更に最後は自身の消滅を覚悟の上で、消滅寸前の彼女をキアラから引き離して救った。
 
: BBの推測(妄想)では「イゾルデに似ていたから」とのこと。姿身の話でなければ共感する要素はおそらく「嘘」と「隠し事」。
 
: BBの推測(妄想)では「イゾルデに似ていたから」とのこと。姿身の話でなければ共感する要素はおそらく「嘘」と「隠し事」。
 
; [[言峰綺礼 (EXTRA)]]
 
; [[言峰綺礼 (EXTRA)]]
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: 作中で両者が顔を合わせることはなかったが、妖精國ブリテンにおける彼女の有り様は第六特異点で「反転」したトリスタンと酷似している。
 
: 作中で両者が顔を合わせることはなかったが、妖精國ブリテンにおける彼女の有り様は第六特異点で「反転」したトリスタンと酷似している。
 
:その後は『バトル in ニューヨーク2022』で遂に対峙する事になるが、何故か彼は冷や汗をかきながら逃げてしまったらしい。
 
:その後は『バトル in ニューヨーク2022』で遂に対峙する事になるが、何故か彼は冷や汗をかきながら逃げてしまったらしい。
 +
:[[ケット・クー・ミコケル|水着の方の彼女]]とは『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』で邂逅した際には、匿ってもらう一方で騎士物語について語り聞かせていたようで、彼女が「トリスタン」について理解を深めるきっかけとなった。
    
===生前===
 
===生前===
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: 同じ円卓の騎士の一員。互いに円卓の天然枠だと思っている。
 
: 同じ円卓の騎士の一員。互いに円卓の天然枠だと思っている。
 
: とはいえ実力の程は信頼しており、共に戦うなら恐れるものは「割と少ししかない」とのこと。
 
: とはいえ実力の程は信頼しており、共に戦うなら恐れるものは「割と少ししかない」とのこと。
; [[ベディヴィエール]]
+
; [[ベディヴィエール (Grand Order)|ベディヴィエール]]
 
: 同じ円卓の騎士の一員。騎士達の中ではもっとも付き合いが長く、親友と言っていい程仲が良かった。
 
: 同じ円卓の騎士の一員。騎士達の中ではもっとも付き合いが長く、親友と言っていい程仲が良かった。
 
: そのせいか、カルデアではほとんどボケとツッコミのような関係になっている。
 
: そのせいか、カルデアではほとんどボケとツッコミのような関係になっている。
171行目: 174行目:  
: 同じ円卓の騎士の一員。彼の生真面目さと辣腕振りを絶賛しており、ブリテン異聞帯で円卓軍の当事者としてその名前を聞いた際は感無量になっていた。
 
: 同じ円卓の騎士の一員。彼の生真面目さと辣腕振りを絶賛しており、ブリテン異聞帯で円卓軍の当事者としてその名前を聞いた際は感無量になっていた。
 
:とはいえど、カルデアで再会早々に直球で浮気を指摘された時は、大きなお世話だと言わんばかりに「この野郎」と罵倒した。
 
:とはいえど、カルデアで再会早々に直球で浮気を指摘された時は、大きなお世話だと言わんばかりに「この野郎」と罵倒した。
; マルク王
+
; マルク
: コーンウォール領主。トリスタンが円卓に入る以前に仕えていた主君であり、血縁上の母方の伯父。生を受けてすぐ両親を喪った彼を引き取り育てていた。
+
: コーンウォール王。トリスタンが円卓に入る以前に仕えていた主君であり、血縁上の母方の伯父。生を受けてすぐ両親を喪った彼を引き取り育てていた。
 +
: 『Fate/Grand Order material』によると、イゾルデを巡る一件で彼の元を離れるまでは、亡き妹の忘れ形見で面影を持つ自分を、家族としてこよなく愛してくれていたという。
 +
 
 
; イゾルデ
 
; イゾルデ
 
: 生前に恋した女性。相思相愛となるもマルク王の妃となってしまったため、後ろ髪を引かれながらも別れて宮廷を去った。
 
: 生前に恋した女性。相思相愛となるもマルク王の妃となってしまったため、後ろ髪を引かれながらも別れて宮廷を去った。
: その後トリスタンが毒によって重態を負った事を知り治療のため急いで駆けつけるも間に合わず、マテリアルによると毒に濡れた彼の唇に口付けて後追いのように死亡したという。
+
: その後トリスタンが毒によって重傷を負った事を知り、治療のため急いで駆けつけるも間に合わず、『Fate/Grand Order material』によると、毒に濡れた彼の唇に口付けて後追いのように死亡したという。
 
; 白い手のイゾルデ
 
; 白い手のイゾルデ
 
: 上記のイゾルデの後に出会った同名の女性。便宜上「白い手の」と付けて呼ばれる事が多い。彼女と結婚するが結局愛する事ができず、悲劇的な最期を迎えることになった。
 
: 上記のイゾルデの後に出会った同名の女性。便宜上「白い手の」と付けて呼ばれる事が多い。彼女と結婚するが結局愛する事ができず、悲劇的な最期を迎えることになった。
228行目: 233行目:     
;「はい?私の竪琴にあわせて歌いたい。と?なるほど。それは構いませんが、曲は何を?──『恋はドラクル』……ええ、弾きましょう。ただ。その前に──耳栓を用意してもいいでしょうか?」
 
;「はい?私の竪琴にあわせて歌いたい。と?なるほど。それは構いませんが、曲は何を?──『恋はドラクル』……ええ、弾きましょう。ただ。その前に──耳栓を用意してもいいでしょうか?」
   
:[[エリザベート=バートリー]]所持時。伴奏を頼まれて承諾するも、あの歌声は流石のトリスタンにも居た堪れないらしい…
 
:[[エリザベート=バートリー]]所持時。伴奏を頼まれて承諾するも、あの歌声は流石のトリスタンにも居た堪れないらしい…
   305行目: 309行目:  
:『サーヴァント・サマー・フェスティバル』「影と影と、影」にて、黒髭と一緒に家族連れにコスプレを勧誘。
 
:『サーヴァント・サマー・フェスティバル』「影と影と、影」にて、黒髭と一緒に家族連れにコスプレを勧誘。
 
:これにはマシュも反省が必要、円卓の一員という自覚を持ってほしいと呆れた。
 
:これにはマシュも反省が必要、円卓の一員という自覚を持ってほしいと呆れた。
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;「私の<ruby><rb>儀式</rb><rt>ライブ</rt></ruby>に来てくれてありがとう。さあ、遠慮なくお布施をください。」
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:『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』にて、動物たちを相手に儀式を行っており、泉の中から精霊のごとく姿を現した「世界の破壊者」の姿。
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:上記の「ルルハワの鶏」の姿の時点で大概であったが、それと同じポーズで何故か日本の海女の姿に多くのプレイヤーが絶句することとなった。
 +
:このツッコミどころ満載の有様にランスロットは「トリスタンのやる事に常識を求めてはいけない」と諦観し、マシュも嫌味としか思えないような賞賛の言葉をかけていた。
 +
:なお対になる「[[オベロン|闇の精霊王]]と」異なり、どこが「世界の破壊者」なのかは最後まで明かされなかった。
    
====その他====
 
====その他====
313行目: 323行目:  
==メモ==
 
==メモ==
 
*初期段階のイラストで解るが、胸元に大きな傷跡のようなものがある。「背中から一突きにされた」という生前の死因の表現であろうか。或いは、「哀しみで胸が張り裂ける」という比喩表現の通りのことが余りにも哀しんだ末に肉体に起きたのか。
 
*初期段階のイラストで解るが、胸元に大きな傷跡のようなものがある。「背中から一突きにされた」という生前の死因の表現であろうか。或いは、「哀しみで胸が張り裂ける」という比喩表現の通りのことが余りにも哀しんだ末に肉体に起きたのか。
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**なお、マテリアルではこれについて'''「過去に受けた毒の傷、もしくは張り付いた海藻という話があるとかないとか…」'''と記述されている。
 
*彼の父親は[[ピクト人]]の末裔という説や「トリスタン」という名前がピクト語の「Drustan」(悲しみの人)に由来しているという説があり、ピクト人との関連性が疑われている。
 
*彼の父親は[[ピクト人]]の末裔という説や「トリスタン」という名前がピクト語の「Drustan」(悲しみの人)に由来しているという説があり、ピクト人との関連性が疑われている。
 
**この為、フリーダム過ぎる彼の言動を指して「宇宙人のセンス」などと言われることも。
 
**この為、フリーダム過ぎる彼の言動を指して「宇宙人のセンス」などと言われることも。
**ちなみにトリスタンの髪は赤毛の美女だったという母親譲り。この髪はゲームの立ち絵とSDでは肩ほどの長さなのだが、CCCコラボ漫画では何故か'''ロングヘア並に伸びている'''。
+
**ちなみにトリスタンの髪は、赤毛の美女だったという母親譲り。この髪はゲームの立ち絵とSDでは肩ほどの長さなのだが、漫画版『深海電脳楽土SE.RA.PH』では何故か'''ロングヘア並に伸びている'''。
 
*『[[Fate/Grand Order]]』において初めて姿を見せたトリスタンであるが、[[Fate/EXTRA CCC]]×Fate/Grand Order GW・EXスペシャルイベント『深海電脳楽土SE.RA.PH』の特攻対象に入るサーヴァントが殆ど『EXTRA』『EXTRA CCC』に関連するキャラで占められている中、どういうわけか'''トリスタンが入っている'''ことでユーザーから話題を呼んだ。
 
*『[[Fate/Grand Order]]』において初めて姿を見せたトリスタンであるが、[[Fate/EXTRA CCC]]×Fate/Grand Order GW・EXスペシャルイベント『深海電脳楽土SE.RA.PH』の特攻対象に入るサーヴァントが殆ど『EXTRA』『EXTRA CCC』に関連するキャラで占められている中、どういうわけか'''トリスタンが入っている'''ことでユーザーから話題を呼んだ。
 
**イベントストーリーでは終始出番に恵まれており、サーヴァントとして実装された円卓の騎士の中では味方・協力者として活躍する機会が(第1部の終局特異点しか)なかったトリスタンにも、ストーリー上の味方としての活躍が与えられる機会になった(これは同イベントストーリーにおいて同じく味方側として活躍したガウェインにも言える)。つまり件の謎特攻の正体は「元ネタに関連したキャラだから」ではなく「ストーリーに関連するキャラだから」というのが真相だったというわけである。
 
**イベントストーリーでは終始出番に恵まれており、サーヴァントとして実装された円卓の騎士の中では味方・協力者として活躍する機会が(第1部の終局特異点しか)なかったトリスタンにも、ストーリー上の味方としての活躍が与えられる機会になった(これは同イベントストーリーにおいて同じく味方側として活躍したガウェインにも言える)。つまり件の謎特攻の正体は「元ネタに関連したキャラだから」ではなく「ストーリーに関連するキャラだから」というのが真相だったというわけである。
338行目: 349行目:  
:「Cthulfu Unbound Vol.2」収録の小説「Surely You Joust」にて、[[クトゥルフ神話]]に登場する神「ハスター」の眷属にあたるバイアクヘー(ビヤーキーとも呼ばれる)に騎乗していた記述がある。
 
:「Cthulfu Unbound Vol.2」収録の小説「Surely You Joust」にて、[[クトゥルフ神話]]に登場する神「ハスター」の眷属にあたるバイアクヘー(ビヤーキーとも呼ばれる)に騎乗していた記述がある。
 
:アシュヴァッターマンの幕間の物語で'''「吸血馬」'''なるものが台詞に出てきているが、このバイアクヘーのことではないかと一部では囁かれている。
 
:アシュヴァッターマンの幕間の物語で'''「吸血馬」'''なるものが台詞に出てきているが、このバイアクヘーのことではないかと一部では囁かれている。
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; トリスタンの剣
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: アーチャークラス故に「フェイルノート」が有名なトリスタンだが、もう一つ「カーテナ」という剣も伝わっている。<br>剣先が折れている事から『慈悲の剣』とも呼ばれるこの剣は、[[シャルルマーニュ]]伝説においてかの十二勇士、オジェ・ル・ダノワも所有していたとされており、現在は'''イギリス王室が宝具(レガリア)として収蔵している'''。<br>2023年5月7日のチャールズ国王戴冠式においては、先代エリザベス女王以来約70年振りに日の目を見る事から大変話題になった。
    
==脚注==
 
==脚注==
358行目: 371行目:  
[[category:Fate/Grand Order]]
 
[[category:Fate/Grand Order]]
 
[[Category:Fate/Grand Order 英霊食聞録]]
 
[[Category:Fate/Grand Order 英霊食聞録]]
 +
[[Category:Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない]]
 
[[Category:ちびちゅき!]]
 
[[Category:ちびちゅき!]]
 
[[Category:コハエース]]
 
[[Category:コハエース]]
 
[[Category:TYPE-MOON エイプリルフール企画]]
 
[[Category:TYPE-MOON エイプリルフール企画]]
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