差分

323 バイト追加 、 2018年3月11日 (日) 08:45
編集の要約なし
95行目: 95行目:  
;誰かの為の物語(ナーサリー・ライム)
 
;誰かの為の物語(ナーサリー・ライム)
 
:ランク:EX(EXTRA) / C++(Grand Order)<br>種別:対人宝具<br>レンジ:0<br>最大捕捉:1人
 
:ランク:EX(EXTRA) / C++(Grand Order)<br>種別:対人宝具<br>レンジ:0<br>最大捕捉:1人
:[[固有結界]]。サーヴァントの持つ能力が固有結界なのではなく、固有結界そのものがサーヴァントと化したもの。<br />マスターの心を鏡のように映して、マスターが夢見た形の疑似サーヴァントとなって顕現する。本来は特定の名などなく「ナーサリー・ライム」という絵本のジャンル。結界の内容はマスターの心を映したものとなるため、[[ありす]]が生前愛読していたルイス・キャロルの小説『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』の影響が非常に強く、能力面においても怪物「ジャバウォック」や「トランプ兵」の召喚や記憶と自我を皮切りに、存在そのものを薄れさせる「名無しの森」など多数のモチーフを採用している。<br>『Fate/Grand Order』では敵全体にダメージを与えた後、3ターンの間防御力をダウンさせ、一定確率で宝具チャージをダウンさせるという効果は多いがシンプルな攻撃になっている。演出も、童話を構成する無数の要素が溢れ出して敵に飛んで行くという[[ウィリアム・シェイクスピア]]の宝具演出に近いもの。
+
:[[固有結界]]。サーヴァントの持つ能力が固有結界なのではなく、固有結界そのものがサーヴァントと化したもの。<br />マスターの心を鏡のように映して、マスターが夢見た形の疑似サーヴァントとなって顕現する。本来は特定の名などなく「ナーサリー・ライム」という絵本のジャンル。結界の内容はマスターの心を映したものとなるため、[[ありす]]が生前愛読していたルイス・キャロルの絵本『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』の影響が非常に強く、能力面においても怪物「ジャバウォック」や「トランプ兵」の召喚や記憶と自我を皮切りに、存在そのものを薄れさせる「名無しの森」など多数のモチーフを採用している。<br>『Fate/Grand Order』では敵全体にダメージを与えた後、3ターンの間防御力をダウンさせ、一定確率で宝具チャージをダウンさせるという効果は多いがシンプルな攻撃になっている。演出も、童話を構成する無数の要素が溢れ出して敵に飛んで行くという[[ウィリアム・シェイクスピア|シェイクスピア]]の宝具演出に近いもの。
    
;トランプ兵
 
;トランプ兵
116行目: 116行目:     
== 真名:ナーサリー・ライム ==
 
== 真名:ナーサリー・ライム ==
:ナーサリー・ライム。ワタシはアナタ、アナタはワタシ。名前も忘れたアナタの為に、アナタの姿をそっくり映す。<br />ワタシの名前はわらべ歌。トミー・サムの可愛い絵本。マザー・グースの最初のカタチ。夢見るアナタとワタシのために。夜が明けるまで浪漫飛行。<br />ああ、でも昇降機が降りていく。夢の終わりがやってくる。ありすの終わりがやってくる。物語である以上、終わりが来るのは当たり前。<br><br>'''寂しいアナタに悲しいワタシ。最後の望みを叶えましょう'''――<br><br>
+
:ナーサリー・ライム。ワタシはアナタ、アナタはワタシ。名前も忘れたアナタの為に、アナタの姿をそっくり映す。<br />ワタシの名前はわらべ歌。トミー・サムの可愛い絵本。マザー・グースの最初のカタチ。夢見るアナタとワタシのために。夜が明けるまで浪漫飛行。<br />ああ、でも昇降機が降りていく。夢の終わりがやってくる。ありすの終わりがやってくる。物語である以上、終わりが来るのは当たり前。<br><br>'''寂しいアナタに悲しいワタシ。最期の望みを叶えましょう'''――<br><br>
   −
:英語の「わらべうた」。実在の人物を英霊としたものではなく、実在する絵本の総称。<br />子供達に深く愛され、多くの子供達の夢を受け止めていった絵本のジャンルは、一つの概念として成立、「子供たちの英雄」としてサーヴァントとなった。<br>サーヴァントが固有結界を作るのではなく、固有結界そのものがサーヴァント。<br />「物語」であるため本来決まった形は無く、マスターの心を映し、マスターが夢見た形の疑似サーヴァントを作り上げる。<br />今回はマスターのありすが「自分が物語の主人公だったら」という夢を見ているが故に、ありすと同じ姿になっている。<br />また、ありすの夢を映す今回のナーサリー・ライムは彼女が愛読したであろう『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』の影響が強いようだ。<br/>鏡に映った黒の砂糖菓子の人形は、ただ望みを叶えるだけ。
+
:英語の「わらべうた」。実在の人物を英霊としたものではなく、実在する絵本の総称。<br />子供達に深く愛され、多くの子供達の夢を受け止めていった絵本のジャンルは、一つの概念として成立、「子供たちの英雄」としてサーヴァントとなった。<br>サーヴァントが固有結界を作るのではなく、固有結界そのものがサーヴァント。<br />「物語」であるため本来決まった形は無く、マスターの心を映し、マスターが夢見た形の疑似サーヴァントを作り上げる。<br />今回はマスターのありすが「自分が物語の主人公だったら」という夢を見ているが故に、ありすと同じ姿になっている。<br />また、ありすの夢を映す今回のナーサリー・ライムは彼女が愛読したであろう『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』の影響が強いようだ。<br/>鏡に映った黒の砂糖菓子の人形は、ただ望みを叶えるだけ。<br><br>
   −
:'''『物語は永遠に続く。か細い指を一項目に戻すように、あるいは二巻目を手に取るように。悲しい読み手が、現実を拒み続ける限り』。'''
+
:'''『物語は永遠に続く。か細い指を一項目に戻すように、あるいは二巻目を手に取るように。悲しい読み手が、現実を拒み続ける限り』。'''<br><br>
 +
 
 +
:このサーヴァントは一人の悲惨な少女を救ったが、同時に「'''常に何者でもない鏡'''」であるこのサーヴァントも自身も救われていた。<br />……たとえそれが砂糖菓子のように脆く、意味のない事だとしても。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
匿名利用者