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2,096 バイト追加 、 2024年3月19日 (火)
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| 地域 = 欧州
 
| 地域 = 欧州
 
| 属性 = 混沌・善
 
| 属性 = 混沌・善
| 隠し属性 = 星
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| 副属性 = 星
 
| 性別 = 男性
 
| 性別 = 男性
 
| スリーサイズ =  
 
| スリーサイズ =  
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: 自らの意志に反してロンドンを壊滅させかけた自分を止めたことを主人公らへの借りとして考えており、その借りを返すために西暦1783年のアメリカで密かに[[マーリン]]の手引きに応じて再度現界、第五特異点『[[北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム]]』最終盤で絶体絶命の窮地に追い込まれたアメリカ軍の前に救援として駆けつけ、不本意ながらも犬猿の仲のエジソンと協力して魔神柱の猛攻を食い止めて見せた。
 
: 自らの意志に反してロンドンを壊滅させかけた自分を止めたことを主人公らへの借りとして考えており、その借りを返すために西暦1783年のアメリカで密かに[[マーリン]]の手引きに応じて再度現界、第五特異点『[[北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム]]』最終盤で絶体絶命の窮地に追い込まれたアメリカ軍の前に救援として駆けつけ、不本意ながらも犬猿の仲のエジソンと協力して魔神柱の猛攻を食い止めて見せた。
 
: 終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』では冠位時間神殿に召喚され、[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕 (ランサー)]]と共にⅣの座を統括する[[魔神柱|管制塔バルバトス]]に挑む。
 
: 終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』では冠位時間神殿に召喚され、[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕 (ランサー)]]と共にⅣの座を統括する[[魔神柱|管制塔バルバトス]]に挑む。
 
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: Lostbelt No.5『[[星間都市山脈 オリュンポス]]』では破神同盟のサーヴァントとして登場。[[エレナ・ブラヴァツキー]]や[[トーマス・エジソン]]と共に[[デメテル]]と交戦し全滅していたことが回想で判明している。
 
;人物
 
;人物
 
: 雷電を操る叡智にして絶世の美男子。
 
: 雷電を操る叡智にして絶世の美男子。
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! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考   
 
! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考   
 
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| [[アーチャー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || D || C || C || B || D || EX || 対魔力:C<br/>単独行動:B || ガルバニズム:A<br />天賦の叡智:A→EX<br/>星の開拓者:EX<br/>テスラコイル:A+→A++ || style="text-align:left"|強化クエストクリアで「天賦の叡智」がAからEXにランクアップ。<br/>幕間の物語クリアで「ガルバニズム」が「テスラコイル」に変化、<br />その後の強化クエストクリアでA+からA++にランクアップ。
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| [[アーチャー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || D || C || C || B || D || EX || 対魔力:C<br/>単独行動:B || ガルバニズム:A<br />天賦の叡智:A→EX<br/>星の開拓者:EX<br/>テスラコイル:A+→A++ || style="text-align:left"|強化クエストクリアで「天賦の叡智」がAからEXにランクアップ。<br/>幕間の物語クリアで「ガルバニズム」が「テスラコイル」に変化。<br />強化クエスト2クリアで「テスラコイル」がA++にランクアップ。
 
|}
 
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:真名解放を行えば「限定的・擬似的な時空断層の発生」によって周囲一帯を破壊する。
 
:真名解放を行えば「限定的・擬似的な時空断層の発生」によって周囲一帯を破壊する。
 
:攻防一体の宝具だが燃費の悪さが欠点であり、真名解放による魔力消費はあまりに膨大。使用すればあっという間にガス欠になるため、魔力残量には注意が必要。
 
:攻防一体の宝具だが燃費の悪さが欠点であり、真名解放による魔力消費はあまりに膨大。使用すればあっという間にガス欠になるため、魔力残量には注意が必要。
:『Grand Order』では「敵全体に強力な〔天または地の力を持つサーヴァント〕特攻攻撃<ref group = "注" name="オーバーチャージで効果UP">オーバーチャージで効果UP</ref>&敵全体に低確率でスタン状態を付与&自身のHPを500減らす【デメリット】」という効果のBuster宝具。
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:『Grand Order』では「敵全体に強力な〔天または地の力を持つサーヴァント〕特攻攻撃[Lv]<オーバーチャージで特攻威力アップ>&低確率でスタン状態を付与(1ターン)+自身のHPを500減らす【デメリット】」という効果のBuster宝具。
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:幕間の物語クリアで強化され、ランクはそのままに宝具威力倍率とスタン付与確率が上昇する。
    
== 真名:ニコラ・テスラ ==
 
== 真名:ニコラ・テスラ ==
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:8ヵ国以上の言語を事も無げに操り、世界が驚嘆するような発見をいとも容易く創造し、それを実用するための装置の設計図すら空想の中で組み立てきってしまうテスラは紛れもなく人類史上最高峰の知性を持った魔人だった。
 
:8ヵ国以上の言語を事も無げに操り、世界が驚嘆するような発見をいとも容易く創造し、それを実用するための装置の設計図すら空想の中で組み立てきってしまうテスラは紛れもなく人類史上最高峰の知性を持った魔人だった。
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:1882年に回転磁界の原理を発見した彼はそこから技術を発展させ2相交流システムを開発。<br>出資者を得たテスラは交流配電の輪を広げようとして直流電流を推すエジソンと激しく対立する。<br>「電流戦争」と呼ばれるこのエジソンとの戦いをナイアガラ瀑布発電所に交流陣営側のシステムを採用させることで制し、これより世界中に交流電流の配電網が張り巡らされていくことになる。
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:1882年に回転磁界の原理を発見した彼はそこから技術を発展させ2相交流システムを開発。<br>出資者を得たテスラは交流配電の輪を広げようとして直流電流を推すエジソンと激しく対立する。<br>「電流戦争」と呼ばれるこのエジソンとの戦いをナイアガラ瀑布発電所に交流陣営側のシステムを採用させることで制し、これより世界中に交流電流の配電網が張り巡らされていくことになる。
::正確には、回転磁界の開発には当時の多くの科学者が関与しており(アラゴ、ベイリ、フェラリス、ドブロフスキーなど)、テスラが一人で開発を行ったものではない。回転磁界はアラゴの円盤が持つ機械的な構造の問題を開発するために考えられた。これを解決するための回転磁界を利用した装置をベイリが「ベイリの回転円盤」として1979年に開発している。これを発展させ多相交流システム仕組みを確立し2相交流モータを作成したのがテスラとフェラリスである。ドブロフスキーはこの二人のモータを研究し、現代に主に用いられている3相交流の回転磁界モータを作成した人物である。
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::正確には、回転磁界の開発には当時の多くの科学者が関与しており(アラゴ、ベイリ、フェラリス、ドブロフスキーなど)、テスラが1人で開発を行ったものではない。回転磁界はアラゴの円盤が持つ機械的な構造の問題を開発するために考えられた。これを解決するための回転磁界を利用した装置をベイリが「ベイリの回転円盤」として1979年に開発している。これを発展させ多相交流システム仕組みを確立し1相交流モータを作成したのがテスラとフェラリスである。ドブロフスキーはこの2人のモータを研究し、現代に主に用いられている3相交流の回転磁界モータを作成した人物である。
 
::これらの人物以外にもテスラより早くに2相交流モータの特許を申請したブラドレイなどが存在しており、回転磁界をモータに用いるという発想は天才のひらめきから生じたのではなく、科学者たちの研究の積み重ねの帰結として生まれたものであると考えられる。
 
::これらの人物以外にもテスラより早くに2相交流モータの特許を申請したブラドレイなどが存在しており、回転磁界をモータに用いるという発想は天才のひらめきから生じたのではなく、科学者たちの研究の積み重ねの帰結として生まれたものであると考えられる。
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:コミック版『Fate/Grand Order -turas réalta-』の第五特異点で、ゲーム版より早めに召喚されていたために共に行動していたメンバー。
 
:コミック版『Fate/Grand Order -turas réalta-』の第五特異点で、ゲーム版より早めに召喚されていたために共に行動していたメンバー。
 
:このため、『Fate/Grand Order -turas réalta-』ではゲーム版より早めの暗殺作戦失敗後に主人公らに合流することになる。
 
:このため、『Fate/Grand Order -turas réalta-』ではゲーム版より早めの暗殺作戦失敗後に主人公らに合流することになる。
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;[[アルジュナ]]
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:コミック版『Fate/Grand Order -turas réalta-』の第五特異点で敵対していた相手。
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:ゲーム版同様にカルナ戦以降にケルト陣営を離れた彼を味方に引き込んでいたが、コミック版では「人理に敵対する側に立った」という共通点から彼を説得していた。
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:なお、彼の権能については「古代の遺物」と若干辛辣である。
    
;[[チャールズ・バベッジ]]
 
;[[チャールズ・バベッジ]]
 
:イベント「セイバーウォーズ」にて上記の金時と連れ立って登場。偉大な科学者同士として敬意を持って接しており「貴方ともあろう方」と呼ぶ場面がある。
 
:イベント「セイバーウォーズ」にて上記の金時と連れ立って登場。偉大な科学者同士として敬意を持って接しており「貴方ともあろう方」と呼ぶ場面がある。
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:マイルームボイスでも彼と研究を進めようとしている。
    
;[[トーマス・エジソン]]
 
;[[トーマス・エジソン]]
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:エジソンと喧嘩になっては彼女に仲裁&お説教されることが生前から多かった為か、頭が上がらない。
 
:エジソンと喧嘩になっては彼女に仲裁&お説教されることが生前から多かった為か、頭が上がらない。
 
:彼女も天才だと認識しており、宝具の円盤から電気の気配がするらしい。
 
:彼女も天才だと認識しており、宝具の円盤から電気の気配がするらしい。
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:2部6.5章で彼女の知己である[[シャーロック・ホームズ]]が消滅した後は、彼女のことを心配し声をかけていた。
    
;[[フランケンシュタイン]]
 
;[[フランケンシュタイン]]
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;[[フランシス・ドレイク]]
 
;[[フランシス・ドレイク]]
 
:方向性は違うが、同じ「不可能を打破した」という点から敬意を抱いている。
 
:方向性は違うが、同じ「不可能を打破した」という点から敬意を抱いている。
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;[[オデュッセウス]]
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:彼の宝具「終焉の大木馬」をアトランティスの古代文明に連なるものとしてその解析をしたいと思っているが、彼のマイルームボイスではそれを却下されている。
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;[[エウロペ]]
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:彼女の宝具「青銅巨人の超鉄鎚」と「愛らしき白き牡牛」も解析しようとしたものの、彼女から「帯電している感じが[[ゼウス]]に似ていて懐かしい」と言われて照れくさそうにしていた。
 +
 +
;[[ネモ〔サンタ〕]]
 +
:エンジンとは怪我をしたカモメの手当てをしているところに声をかけられ、技術面で話が合うことから茶飲み友達になっている。
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:『雪原のメリークリスマス』ではキャプテンからフィラデルフィア実験などに伴う物質転送装置について水を向けられ、トンデモと否定して夢を壊すわけにもいかないと苦悩することになってしまった。
    
=== サーヴァントユニヴァース ===
 
=== サーヴァントユニヴァース ===
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====戦闘====
 
====戦闘====
 
;「神の雷霆は此処にある……さぁ、御覧に入れよう!『<ruby><rb>人類神話・雷電降臨</rb><rt>システム・ケラウノス</RT></RUBY>』!」
 
;「神の雷霆は此処にある……さぁ、御覧に入れよう!『<ruby><rb>人類神話・雷電降臨</rb><rt>システム・ケラウノス</RT></RUBY>』!」
: 宝具発動。円環を成す雷電が巡り、新たなる人類の神話がゼウスの雷霆の如く時空間を引き裂く。
+
: 宝具発動。円環を成す雷電が巡り、新たなる人類の神話が[[ゼウス]]の雷霆の如く時空間を引き裂く。
 
;「古の神々よ、眠れ! 今や、我々こそが神話を紡ぐ! 『<ruby><rb>人類神話・雷電降臨</rb><rt>システム・ケラウノス</RT></RUBY>』!」 
 
;「古の神々よ、眠れ! 今や、我々こそが神話を紡ぐ! 『<ruby><rb>人類神話・雷電降臨</rb><rt>システム・ケラウノス</RT></RUBY>』!」 
 
:モーション改修後の宝具発動時の台詞。雷電で塔を構築し、その上から電撃を叩き込むというかなり派手な演出になっている。
 
:モーション改修後の宝具発動時の台詞。雷電で塔を構築し、その上から電撃を叩き込むというかなり派手な演出になっている。
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:テスラは交流を支持し、エジソンは直流を支持していた。
 
:テスラは交流を支持し、エジソンは直流を支持していた。
 
:エジソンとしては当時すでに主流であった直流のほうが白熱電球(エジソンの発明品で特許料の源泉)に向いていたために交流の存在を認可するわけにはいかず、悪質な嫌がらせを続けたとされる。
 
:エジソンとしては当時すでに主流であった直流のほうが白熱電球(エジソンの発明品で特許料の源泉)に向いていたために交流の存在を認可するわけにはいかず、悪質な嫌がらせを続けたとされる。
:一例として、電気椅子の動力に交流の使用を提案し、それを論拠に「交流は危険である」というネガティブキャンペーンを行った(勿論、直流交流どちらでも人間は感電するのだが、当時は専門の人以外分からなかったのだろう)。この際、ウェスチングハウスの名を「交流電気で処刑する」という動詞として普及させようとしていたが、流石に定着しなかった。<ref group = "注">『Fate/Grand Carnival』では再生回数を伸ばそうとした[[エレキシュガル]]によって'''エジソン共々電気椅子に掛けられる'''、という絵面的にもブラックすぎるネタがあった。</ref>同じようなことをしたのならば、「悪鬼」と呼びたくもなるであろう。
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:一例として、電気椅子の動力に交流の使用を提案し、それを論拠に「交流は危険である」というネガティブキャンペーンを行った(勿論、直流交流どちらでも人間は感電するのだが、当時は専門の人以外分からなかったのだろう)。この際、ウェスチングハウスの名を「交流電気で処刑する」という動詞として普及させようとしていたが、流石に定着しなかった。<ref group = "注">『Fate/Grand Carnival』では再生回数を伸ばそうとした[[エレシュキガル]]によって'''エジソン共々電気椅子に掛けられる'''、という絵面的にもブラックすぎるネタがあった。</ref>同じようなことをしたのならば、「悪鬼」と呼びたくもなるであろう。
 
:1893年、ナイアガラ瀑布の発電設備にニコラの2相交流システムの採用が決定。これを切っ掛けにアメリカ合衆国、延いては世界の送電システムは交流が主流になった。
 
:1893年、ナイアガラ瀑布の発電設備にニコラの2相交流システムの採用が決定。これを切っ掛けにアメリカ合衆国、延いては世界の送電システムは交流が主流になった。
 
:これら一連の流れはFGOで両者が登場する以前から『ジョジョの奇妙な冒険』等で知られる荒木飛呂彦氏の実在するマイナーな偉人や奇人を取り扱った漫画『変人偏屈列伝』でも取り上げられておりサブカルチャー方面ではそこそこ知られていた。そこでは荒木氏の作風によりFGOさながらに殴り合いまでして争っているエジソンとテスラがおり、「ほざくかッ!テスラーッ」「殴られたってやめないぞエジソン!」という同作のやり取りをFGOのテスラとエジソンにやらせる二次創作も定番というレベルで普及している。
 
:これら一連の流れはFGOで両者が登場する以前から『ジョジョの奇妙な冒険』等で知られる荒木飛呂彦氏の実在するマイナーな偉人や奇人を取り扱った漫画『変人偏屈列伝』でも取り上げられておりサブカルチャー方面ではそこそこ知られていた。そこでは荒木氏の作風によりFGOさながらに殴り合いまでして争っているエジソンとテスラがおり、「ほざくかッ!テスラーッ」「殴られたってやめないぞエジソン!」という同作のやり取りをFGOのテスラとエジソンにやらせる二次創作も定番というレベルで普及している。
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[[Category:アーチャー]]
 
[[Category:アーチャー]]
 
[[Category:Fate/Grand Order]]
 
[[Category:Fate/Grand Order]]
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[[Category:Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない]]
 
[[Category:ちびちゅき!]]
 
[[Category:ちびちゅき!]]
 
[[Category:TYPE-MOON エイプリルフール企画]]
 
[[Category:TYPE-MOON エイプリルフール企画]]
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