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道中に遭遇した北欧異聞帯での死闘をくぐり抜けたシャドウ・ボーダーは彷徨海に到着。カルデア一行を迎え入れた後、エントランスは更なる改装を経て「''彷徨海カルデアベース''」、またの名を「'''ノウム・カルデア'''」として運用されることになる。<br>
 
道中に遭遇した北欧異聞帯での死闘をくぐり抜けたシャドウ・ボーダーは彷徨海に到着。カルデア一行を迎え入れた後、エントランスは更なる改装を経て「''彷徨海カルデアベース''」、またの名を「'''ノウム・カルデア'''」として運用されることになる。<br>
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本来の彷徨海の人員は人理漂白に対しても全くの無関心で、「神代以降の汎人類史がどうなろうと知った事ではない」「クリプター達のスタンスには共感するが協力する気もない」と、巨大な石扉の奥の工房へと引きこもり<ref group="注">なお、その際には「勝手に入ってこないこと。石扉に触れた場合は'''運命'''の保障はない」という非常に物騒な言伝をシオンに残している。</ref>、立場としては消極的中立を貫いていた。<br>
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本来の彷徨海の人員は人理漂白に対しても全くの無関心で、「神代以降の汎人類史がどうなろうと知った事ではない」「[[クリプター]]達のスタンスには共感するが協力する気もない」と、巨大な石扉の奥の工房へと引きこもり<ref group="注">なお、その際には「勝手に入ってこないこと。石扉に触れた場合は'''運命'''の保障はない」という非常に物騒な言伝をシオンに残している。</ref>、立場としては消極的中立を貫いていた。<br>
 
[[ゴルドルフ・ムジーク]]は「かび臭い魔術のみに執着した老人どもの集まり」と評していたが、到着後は工房から漂う濃厚な神代の気配に晒され「扉の奥から学園長(時計塔の院長<ref group="注">設立以来、二千年間その座にいる規格外の存在。</ref>)と同じ気配がいくつもいくつも」「あの扉一枚でロードが何人も砕け散りそう」と恐怖を隠せないでいた。<br>
 
[[ゴルドルフ・ムジーク]]は「かび臭い魔術のみに執着した老人どもの集まり」と評していたが、到着後は工房から漂う濃厚な神代の気配に晒され「扉の奥から学園長(時計塔の院長<ref group="注">設立以来、二千年間その座にいる規格外の存在。</ref>)と同じ気配がいくつもいくつも」「あの扉一枚でロードが何人も砕け散りそう」と恐怖を隠せないでいた。<br>
 
そんな状況で彷徨海がカルデア残党に協力してくれたのはひとえにシオンの能力に一目置いていたことと、彼女が発行した「八枚目のアトラスの契約書」を提供されたからであった。
 
そんな状況で彷徨海がカルデア残党に協力してくれたのはひとえにシオンの能力に一目置いていたことと、彼女が発行した「八枚目のアトラスの契約書」を提供されたからであった。
    
ただし彷徨海が認めてくれた滞在期間は2017年12月31日までであり、そのタイミングで地球上に姿を現すため異星の神に発見されることが確約されていたためにシオンとしては元より一時の滞在先とする算段だったようで、期間内にできるだけ多くの異聞帯の解決と、何よりも2018年以降の移動拠点となりうるストーム・ボーダーの建立を最大目標にしていた。<br/>
 
ただし彷徨海が認めてくれた滞在期間は2017年12月31日までであり、そのタイミングで地球上に姿を現すため異星の神に発見されることが確約されていたためにシオンとしては元より一時の滞在先とする算段だったようで、期間内にできるだけ多くの異聞帯の解決と、何よりも2018年以降の移動拠点となりうるストーム・ボーダーの建立を最大目標にしていた。<br/>
そして来る12月31日、異星の神に発見されたために彷徨海エントランスを放棄して主要機器と人員をまとめてストーム・ボーダーで脱出し、拠点としてのノウム・カルデアはブラックホールに飲み込まれて消滅した。
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そして『ツングースカ・サンクチュアリ』のエピローグでは滞在期間満了日の2017年12月31日を迎えて[[U-オルガマリー|異星の神]]に発見されたために彷徨海エントランスを放棄し、主要機器と人員をまとめて[[次元境界穿孔艦ストーム・ボーダー]]で脱出。
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彷徨海カルデアベースはブラックホールに飲み込まれて消滅したため、以降のノウム・カルデアは拠点をストーム・ボーダーに移し、白紙化した地球の空を飛びながら異聞帯の解決にあたっている。
    
==区画==
 
==区画==
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;所長室
 
;所長室
:所長であるゴルドルフの居室……なのだが、彼の注文が多かった事と他に優先すべき事項があったのとで、最終的に2017年12月31日にノウム・カルデアが崩壊するまで建立されていなかった模様。
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:所長であるゴルドルフの居室……なのだが、彼の注文が多かった事と他に優先すべき事項があったのとで、最終的に2017年12月31日に彷徨海の基地が破棄されるまで建立されていなかった模様。
    
==関連用語==
 
==関連用語==
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;[[ジングル・アベル・ムニエル]]
 
;[[ジングル・アベル・ムニエル]]
 
:カルデア基地からの脱出に成功した八人のメンバーのうちの一人。ドライバー兼モニター担当。
 
:カルデア基地からの脱出に成功した八人のメンバーのうちの一人。ドライバー兼モニター担当。
;カワタ、オクタヴィア、トマリン、チン、カヤン、エルロン、マーカス
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:眼鏡をかけた小太りの男性。
:カルデア基地からの脱出に成功した八人のメンバーの残り七人。
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;トマリン
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:カルデア基地からの脱出に成功した八人のメンバーのうちの一人。オペレーター担当。
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:バレンタインイベントからすると、おそらく女性。
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;カワタ
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:カルデア基地からの脱出に成功した八人のメンバーのうちの一人。オペレーター担当。
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;オクタヴィア
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:カルデア基地からの脱出に成功した八人のメンバーのうちの一人。技術顧問補佐担当。
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:バレンタインイベントからすると、おそらく女性。
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;チン
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:カルデア基地からの脱出に成功した八人のメンバーのうちの一人。車両整備担当。
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;カヤン
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:カルデア基地からの脱出に成功した八人のメンバーのうちの一人。兵器整備・設計担当。
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;[[セレシェイラ・エルロン]]
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:カルデア基地からの脱出に成功した八人のメンバーのうちの一人。記録書記担当。
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:ウェーブがかかった片目までかかった紫髪の女性。
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;マーカス
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:カルデア基地からの脱出に成功した八人のメンバーのうちの一人。霊子工学整備担当。
 
;[[シオン・エルトナム・ソカリス (Grand Order)|シオン・エルトナム・ソカリス]]
 
;[[シオン・エルトナム・ソカリス (Grand Order)|シオン・エルトナム・ソカリス]]
 
:[[アトラス院]]出身の錬金術師。2018年の人理漂白を予見し、カルデア残党を迎え入れるべく彷徨海で準備を進めていた。
 
:[[アトラス院]]出身の錬金術師。2018年の人理漂白を予見し、カルデア残党を迎え入れるべく彷徨海で準備を進めていた。
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:元カルデアのAチーム所属であり、元クリプターの一員。
 
:元カルデアのAチーム所属であり、元クリプターの一員。
 
:ギリシャ異聞帯以降昏睡状態であったが後に目覚め、6.5章以降は条件付きでメンバーに加わっている。
 
:ギリシャ異聞帯以降昏睡状態であったが後に目覚め、6.5章以降は条件付きでメンバーに加わっている。
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;[[シルビア]]
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:元カルデアの女性スタッフ。『[[Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない]]』ではメンバーの中に含まれている。
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:上記の八人のメンバーの誰かと重複している可能性もあるが、詳細は不明。
    
==関連組織==
 
==関連組織==
 
;[[彷徨海]]
 
;[[彷徨海]]
:ノウム・カルデアが本拠地を置く場所。基本的に彷徨海のほうは場所を提供しているだけで、交流はほとんどない。
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:ノウム・カルデアが本拠地を置く場所。基本的に彷徨海のほうは場所を提供していただけで、交流はほとんどない。
 
;[[アトラス院]]
 
;[[アトラス院]]
 
:シオン・エルトナム・ソカリスの出身組織。人理漂白で消えてしまっているため、組織的な交流はいっさいない。
 
:シオン・エルトナム・ソカリスの出身組織。人理漂白で消えてしまっているため、組織的な交流はいっさいない。
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:ノウム・カルデアの前身にあたる組織。スタッフの大部分はこちらからのメンバーである。
 
:ノウム・カルデアの前身にあたる組織。スタッフの大部分はこちらからのメンバーである。
 
;[[アニムスフィア家]]
 
;[[アニムスフィア家]]
:カルデアを創設した元組織であるが、所長だったオルガマリーが死亡し、組織自体もムジーク家に買い取られたため、ノウム・カルデアとしては一切関係がない。
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:カルデアを創設した元組織であるが、所長だったオルガマリーが死亡し、組織自体もムジーク家に買い取られた。
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:しかしノウム・カルデアの行動指針については、現状もマリスビリー・アニムスフィアが遺した企みが影を落としている。
 
;[[ムジーク家]]
 
;[[ムジーク家]]
 
:形式上ではカルデアを買い取ったムジーク家がノウム・カルデアの上部組織になっているが、人理漂白が行われたため完全に有名無実化している。
 
:形式上ではカルデアを買い取ったムジーク家がノウム・カルデアの上部組織になっているが、人理漂白が行われたため完全に有名無実化している。
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;[[クリプター]]
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:旧カルデアのAチームのメンバーであり、[[異星の神]]の配下となったグループ。
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:旧カルデアを壊滅させたグループであるため基本的に敵対関係となっており、異星の神ともども彼らに対処するのがノウム・カルデアの基本方針となっている。
    
==言及作品==
 
==言及作品==
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**この問題はずっと続いていたが、二部三章の序章以降のイベントは、明白に時系列が設定されているものを除いてオリジナルのカルデアでもノウム・カルデアでも矛盾がないようになっており、シナリオの進行度に合わせて登場人物や台詞の一部が差し変わるようになった。
 
**この問題はずっと続いていたが、二部三章の序章以降のイベントは、明白に時系列が設定されているものを除いてオリジナルのカルデアでもノウム・カルデアでも矛盾がないようになっており、シナリオの進行度に合わせて登場人物や台詞の一部が差し変わるようになった。
 
*旧カルデアと比べると食糧事情があまりよくないのか、牛乳は合成品のようである。また、魚についてはシオンが彷徨海のどこからか調達してくるらしいが経緯は不明とのこと。
 
*旧カルデアと比べると食糧事情があまりよくないのか、牛乳は合成品のようである。また、魚についてはシオンが彷徨海のどこからか調達してくるらしいが経緯は不明とのこと。
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*「ノウム・カルデア」は「新しいカルデア」の意味。[[デイビット・ゼム・ヴォイド]]は元のカルデアにかなり思うところがあったためか、主人公たち一行を指すこれを「良い名前だ」と称賛している。
    
==話題まとめ==
 
==話題まとめ==
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[[category:Fate/Grand Order]]
 
[[category:Fate/Grand Order]]
 
[[category:マンガで分かる!Fate/Grand Order]]
 
[[category:マンガで分かる!Fate/Grand Order]]
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[[Category:Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない]]
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