差分

696 バイト追加 、 2024年1月9日 (火)
2607:740:22:1:ECC5:24B:278A:D9F5 (トーク) による編集を による直前の版へ差し戻しました
13行目: 13行目:     
だが、実態はさらにそこから少しだけ離れており、エインズワース家にいる[[エリカ・エインズワース]]が'''6000年間生き続けているパンドラ本人'''であった。<br/>
 
だが、実態はさらにそこから少しだけ離れており、エインズワース家にいる[[エリカ・エインズワース]]が'''6000年間生き続けているパンドラ本人'''であった。<br/>
元々パンドラの箱とは6000年前にゼウスを始めとするギリシャ神話の神々によって作成された「キョウセイブンシサイセイソウチ<ref group="注">どのような字を書くのかは不明。</ref>」であり、セットで泥から生み出されたパンドラに対しては「人類が滅びた後に開けるように」と言づけられていた、また、それまでにパンドラが死んでしまわないように、「パンドラ自身の死」もパンドラから切り離されて箱の中に封入されていた。<br/>
+
元々パンドラの箱とは6000年前にゼウスを始めとするギリシャ神話の神々によって作成された「キョウセイブンシサイセイソウチ<ref group="注">どのような字を書くのかは不明。</ref>」であり、「歴史を模倣して冗長化<ref group="注">わかりやすく言うと、万が一本体が壊れた時のためにスペアを作って並行運用すること。</ref>を行うために創造した、星の安全機構」。セットで泥から生み出されたパンドラに対しては「人類が滅びた後に開けるように」と言づけられていた、また、それまでにパンドラが死んでしまわないように、「パンドラ自身の死」もパンドラから切り離されて箱の中に封入されていた。<br/>
 
人類はその後も滅びることなく繁栄を続け、パンドラは死ぬことができずに摩耗し、精神が変質して箱を開けることができなくなってしまった。<br/>
 
人類はその後も滅びることなく繁栄を続け、パンドラは死ぬことができずに摩耗し、精神が変質して箱を開けることができなくなってしまった。<br/>
 
それをどうにか開こうと画策しているのが、エインズワース家と彼らが開催する聖杯戦争の正体であった。
 
それをどうにか開こうと画策しているのが、エインズワース家と彼らが開催する聖杯戦争の正体であった。
27行目: 27行目:  
さらに、美遊の世界そのものも地球のシステムダウンに伴って滅びに向かっており、結果として「箱の中の世界」と「箱の外の世界」の比重が逆転。箱を開放した場合には「箱の外の世界」が「箱の中の世界」の歴史に塗りつぶされ、消滅してしまうようになってしまった。<br/>
 
さらに、美遊の世界そのものも地球のシステムダウンに伴って滅びに向かっており、結果として「箱の中の世界」と「箱の外の世界」の比重が逆転。箱を開放した場合には「箱の外の世界」が「箱の中の世界」の歴史に塗りつぶされ、消滅してしまうようになってしまった。<br/>
 
外部に漏れだしている黒い泥は飽和した可能性の欠片に過ぎず、上記の設定が示す通り、その泥の総和はこの世界そのもの以上、すなわち地球全土を覆いつくすほどに存在している。
 
外部に漏れだしている黒い泥は飽和した可能性の欠片に過ぎず、上記の設定が示す通り、その泥の総和はこの世界そのもの以上、すなわち地球全土を覆いつくすほどに存在している。
 +
 +
孔の中で生まれた可能性世界は既存の人類のそれとはかけ離れているようで、孔が開き切った状態では「頭部のない巨人」としか言いようのない存在<ref group="注">『ツヴァイ!』終盤でギルガメッシュのカードが受肉した際に現れた巨人の姿とよく似ている。</ref>が無数に生まれてきており、これが向こうにおける「人類」の可能性すらある。
    
== メモ ==
 
== メモ ==