差分

編集の要約なし
4行目: 4行目:  
| 別名 =  
 
| 別名 =  
 
| 初登場作品 = [[Fate/strange fake]]
 
| 初登場作品 = [[Fate/strange fake]]
| 声優 =  
+
| 声優 = 榎木淳弥
 
| 演者 =  
 
| 演者 =  
 
| 種族 =
 
| 種族 =
41行目: 41行目:  
| デザイン =  
 
| デザイン =  
 
}}
 
}}
 +
 
==概要 ==
 
==概要 ==
[[ランガル]]の弟子として[[魔術協会]]に潜り込んでいたアメリカ合衆国の[[魔術|魔術師]]。<br>全ての準備が整ったと見るや、師であるランガルを裏切り殺害、その諜報手段を利用して魔術師たちへの警告と宣伝を送りつける。<br>正体を明かして以降は、おそらくアメリカ軍と見られる特殊部隊を率い、この聖杯戦争の監督役的な存在として立ち回る。
+
[[ランガル]]の弟子として[[魔術協会]]に潜り込んでいた[[アメリカ合衆国]]の[[魔術|魔術師]]。<br>全ての準備が整ったと見るや、師であるランガルを裏切り殺害、その諜報手段を利用して魔術師たちへの警告と宣伝を送りつける。<br>正体を明かして以降は、おそらくアメリカ軍と見られる特殊部隊を率い、この聖杯戦争の監督役的な存在として立ち回る。
    
;略歴
 
;略歴
48行目: 49行目:  
:だが、彼こそがこの地における聖杯戦争を仕組み、実現させたサイドの人間であり、聖杯の顕現が確実となったと見るや「魔術師の弟子」の仮面を脱ぎ捨てランガルを殺害。その肉体が諜報用の人形であることも見越した上で、偽りの聖杯戦争の開始と、魔術協会及び[[聖堂教会]]への警告を告げる宣伝媒体として利用した。
 
:だが、彼こそがこの地における聖杯戦争を仕組み、実現させたサイドの人間であり、聖杯の顕現が確実となったと見るや「魔術師の弟子」の仮面を脱ぎ捨てランガルを殺害。その肉体が諜報用の人形であることも見越した上で、偽りの聖杯戦争の開始と、魔術協会及び[[聖堂教会]]への警告を告げる宣伝媒体として利用した。
 
:聖杯戦争の開始後はスノーフィールド郊外に位置する私立刑務所「コールズマン特殊矯正センター」地下に構えた工房で、魔術と科学を併用した監視網を駆使してスノーフィールド内に存在するマスターとサーヴァント、それ以外の魔術師らを見張り、計画の妨げになる者の排除なども行っている。
 
:聖杯戦争の開始後はスノーフィールド郊外に位置する私立刑務所「コールズマン特殊矯正センター」地下に構えた工房で、魔術と科学を併用した監視網を駆使してスノーフィールド内に存在するマスターとサーヴァント、それ以外の魔術師らを見張り、計画の妨げになる者の排除なども行っている。
:そして「呼び水」となる「偽り」の六柱のサーヴァント、そして始点となる[[リチャードⅠ世|セイバー]]の召喚を確認すると、「本当の聖杯戦争」を開始するべく自身もサーヴァントを召喚。[[真アサシン (Fake)|真アサシン]]と契約を交わした。
+
:そして「呼び水」となる「偽り」の六柱のサーヴァント、そして始点となる[[リチャードⅠ世|セイバー]]の召喚を確認すると、「本当の聖杯戦争」を開始するべく自身もサーヴァントを召喚。[[ハサン・サッバーハ〔幽弋のハサン〕|真アサシン]]と契約を交わした。
 
;人物
 
;人物
 
:一見すると丁寧な物腰の青年。年齢は二十代半ば。
 
:一見すると丁寧な物腰の青年。年齢は二十代半ば。
57行目: 58行目:  
:魔術師としての腕はそれほどのものではない、とランガルには認識されている。但し、諜報に長けた彼を欺くほどの技量を考慮すれば、その認識が完全に正しいとも言い切れない。
 
:魔術師としての腕はそれほどのものではない、とランガルには認識されている。但し、諜報に長けた彼を欺くほどの技量を考慮すれば、その認識が完全に正しいとも言い切れない。
 
:一方、銃などの近代兵器を忌避せず、常に率いている数十人単位の兵士で構成された『部隊』を運用し、的確に聖杯戦争の障害となる者を排除していく。自らもサバイバルナイフを用い、一瞬の内に標的の喉笛を掻き切る手腕を見せる。
 
:一方、銃などの近代兵器を忌避せず、常に率いている数十人単位の兵士で構成された『部隊』を運用し、的確に聖杯戦争の障害となる者を排除していく。自らもサバイバルナイフを用い、一瞬の内に標的の喉笛を掻き切る手腕を見せる。
 +
:魔術師としての実力はやはり隠していたようであり、聖杯を収めてあるスノーフィールドの地下には彼の「切り札」である巨大な異形の人形が隠されている。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
64行目: 66行目:     
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
;[[真アサシン (Fake)|真アサシン]]
+
;[[ハサン・サッバーハ〔幽弋のハサン〕|真アサシン]]
 
:サーヴァント。
 
:サーヴァント。
 +
:距離感を図りながら誠心誠意ビジネスパートナーとして振舞っていたが、最後に「使い潰す」決断をした際には自分の過小評価を認めるくらいには信頼していた。
    
;[[ランガル]]
 
;[[ランガル]]
95行目: 98行目:  
:事態を引っ掻き回す中心に立っている彼のことを危険視し、『部隊』を動かして狙撃で暗殺しようとする。
 
:事態を引っ掻き回す中心に立っている彼のことを危険視し、『部隊』を動かして狙撃で暗殺しようとする。
 
:だが、その結果上記のスクラディオの一件以上に[[ティア・エスカルドス|シャレにならない事態]]を引き起こしてしまった。
 
:だが、その結果上記のスクラディオの一件以上に[[ティア・エスカルドス|シャレにならない事態]]を引き起こしてしまった。
 +
 +
;[[シグマ]]
 +
:フランチェスカが連れてきたマスター候補の一人。
 +
:人間性についてはある程度把握しており、彼が召喚したサーヴァントについて'''「ランサーのチャーリー・チャップリン」'''と報告されて激しく困惑していた。
 +
:以降も時折連絡を受けていたが、街自体を放棄する決断をして聖杯を暴走させようとしたところで決定的に意見を違え、対峙することとなった。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
104行目: 112行目:     
;「魔術師は、魔法使いではありません。そんな御伽噺や神話のようなものを想像する必要はなく……<br> そうですねえ、せいぜい、日本産のアニメーションやハリウッド映画を想像していただければ結構です」<br>「殺されれば死にますし、物理攻撃も大抵は効きます。<br> 中には[[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト|蠢く水銀の礼装で数千発の散弾を防ぐ実力者]]や、[[間桐臓硯|体に住まう蟲に意識を移して生きながらえる魔人]]もいますが――<br> まあ、前者は対戦車ライフルは防げませんし、後者もミサイルが直撃すれば、ほぼ確実に死にます」
 
;「魔術師は、魔法使いではありません。そんな御伽噺や神話のようなものを想像する必要はなく……<br> そうですねえ、せいぜい、日本産のアニメーションやハリウッド映画を想像していただければ結構です」<br>「殺されれば死にますし、物理攻撃も大抵は効きます。<br> 中には[[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト|蠢く水銀の礼装で数千発の散弾を防ぐ実力者]]や、[[間桐臓硯|体に住まう蟲に意識を移して生きながらえる魔人]]もいますが――<br> まあ、前者は対戦車ライフルは防げませんし、後者もミサイルが直撃すれば、ほぼ確実に死にます」
:大抵の魔術師の力が及ぶ限界や、有力な魔術師の礼装や特性を熟知していることがよくわかる台詞。<br>こうやって「魔術」の枠の外からの視点で考えると、現行兵器を活用する[[衛宮切嗣|魔術師殺し]]の脅威もなるほど納得がいく。
+
:大抵の魔術師の力が及ぶ限界や、有力な魔術師の礼装や特性を熟知していることがよくわかる台詞。<br>こうやって「魔術」の枠の外からの視点で考えると、現行兵器を活用する[[衛宮切嗣|魔術師殺し]]の脅威もなるほど納得がいく。<del>なお、比較対象にした日本のアニメ界では、魔法使いや魔術師の強さのインフレが凄まじい事になっているのだが......</del>
    
;「いやあ、大した技術ですが、違和感は完全に拭えてませんでしたね。<br> 不自然な点を隠すためには老人の外観は都合がいいのでしょう。<br> そうそう、[[蒼崎橙子|彼よりも腕のいい魔術師の女性]]が作る人形は、本体と何一つ変わらず……DNA鑑定すら通ってのけるらしいですよ?」
 
;「いやあ、大した技術ですが、違和感は完全に拭えてませんでしたね。<br> 不自然な点を隠すためには老人の外観は都合がいいのでしょう。<br> そうそう、[[蒼崎橙子|彼よりも腕のいい魔術師の女性]]が作る人形は、本体と何一つ変わらず……DNA鑑定すら通ってのけるらしいですよ?」
18,151

回編集